JPH05158204A - 写真フィルム等の処理装置 - Google Patents
写真フィルム等の処理装置Info
- Publication number
- JPH05158204A JPH05158204A JP4147453A JP14745392A JPH05158204A JP H05158204 A JPH05158204 A JP H05158204A JP 4147453 A JP4147453 A JP 4147453A JP 14745392 A JP14745392 A JP 14745392A JP H05158204 A JPH05158204 A JP H05158204A
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- JP
- Japan
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- solution
- filter
- tank
- water
- processing
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-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03D—APPARATUS FOR PROCESSING EXPOSED PHOTOGRAPHIC MATERIALS; ACCESSORIES THEREFOR
- G03D3/00—Liquid processing apparatus involving immersion; Washing apparatus involving immersion
- G03D3/02—Details of liquid circulation
- G03D3/06—Liquid supply; Liquid circulation outside tanks
- G03D3/065—Liquid supply; Liquid circulation outside tanks replenishment or recovery apparatus
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- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Photographic Processing Devices Using Wet Methods (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 処理溶液を手作業にて混合する必要性をなく
し、溶液の寿命を延ばし、且つ、処理装置内で処理溶液
の必要とするスペースを縮小する補充溶液処理装置を備
える写真フィルム等の処理装置を提供する。 【構成】 写真フィルムもしくは印画紙用の処理装置
は、処理溶液12を入れるタンク10を備える。フィル
ター14が該タンク10内に配置され、溶液がフィルタ
ー14を介してタンク10から抜き取られ且つタンク1
0へ戻される。改良された処理溶液12の補充装置28
は、濃厚補充溶液32を入れる貯蔵容器30を含む。ポ
ンプ36が濃厚補充溶液をフィルター14の芯18へ送
出する。水が圧力調整器48と、制御バルブ50と、固
定オリフィス52とを介してフィルター芯18へ供給さ
れる。マイクロプロセッサー54がポンプ36と制御バ
ルブ50とを制御して所定量の補充溶液と水を同時にフ
ィルター14に供給するようにする。
し、溶液の寿命を延ばし、且つ、処理装置内で処理溶液
の必要とするスペースを縮小する補充溶液処理装置を備
える写真フィルム等の処理装置を提供する。 【構成】 写真フィルムもしくは印画紙用の処理装置
は、処理溶液12を入れるタンク10を備える。フィル
ター14が該タンク10内に配置され、溶液がフィルタ
ー14を介してタンク10から抜き取られ且つタンク1
0へ戻される。改良された処理溶液12の補充装置28
は、濃厚補充溶液32を入れる貯蔵容器30を含む。ポ
ンプ36が濃厚補充溶液をフィルター14の芯18へ送
出する。水が圧力調整器48と、制御バルブ50と、固
定オリフィス52とを介してフィルター芯18へ供給さ
れる。マイクロプロセッサー54がポンプ36と制御バ
ルブ50とを制御して所定量の補充溶液と水を同時にフ
ィルター14に供給するようにする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、写真フィルム、印画紙
等の処理装置に関し、より詳細には処理薬品を自動的に
希釈混合する装置を備えた処理装置に関する。
等の処理装置に関し、より詳細には処理薬品を自動的に
希釈混合する装置を備えた処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】J.L.スナー(J.L.Snarr)
名にて1968年12月31日に発効された米国特許第
3,418,913号で公知のように、写真材料の処理
装置は、現像溶液と定着溶液を含む処理溶液用の複数の
タンクと写真材料を水洗いするための水用のタンクとを
備える。タンク内の処理溶液は、タンク内に配置された
フィルターを介して抜き取られ、次いで熱交換機を介し
てポンプ輸送されてタンク内に戻ることで循環される。
補充溶液は、ソレノイド動作バルブに制御されて補充管
路もしくは導管を介して供給される。補充溶液は、タン
クの導出口の下流で溶液がポンプに達する以前で供給さ
れて、タンクからの溶液と混合され且つ既に使用されて
いる溶液と共にタンクへ供給される前に冷却される。
名にて1968年12月31日に発効された米国特許第
3,418,913号で公知のように、写真材料の処理
装置は、現像溶液と定着溶液を含む処理溶液用の複数の
タンクと写真材料を水洗いするための水用のタンクとを
備える。タンク内の処理溶液は、タンク内に配置された
フィルターを介して抜き取られ、次いで熱交換機を介し
てポンプ輸送されてタンク内に戻ることで循環される。
補充溶液は、ソレノイド動作バルブに制御されて補充管
路もしくは導管を介して供給される。補充溶液は、タン
クの導出口の下流で溶液がポンプに達する以前で供給さ
れて、タンクからの溶液と混合され且つ既に使用されて
いる溶液と共にタンクへ供給される前に冷却される。
【0003】写真材料を処理するのに使用される溶液
は、濃厚な形で製造業者により供給されるのが一般的で
あり、処理装置のタンクへ供給される前に水で希釈され
る。溶液の希釈は、操作をする者が手作業で行うのが一
般的である。操作者が希釈作業を行う場合時間がかか
り、処理作業のコストを上昇させることになる。また、
濃厚な処理材料と水を手作業にて混合するとエラーが生
じ易く、処理作業の質を損ねることにもなる。更に、処
理溶液の事前混合もしくは希釈は、溶液の蒸発が余儀な
くされ、その結果溶液が劣化するために溶液の寿命を短
縮することになる。希釈された溶液は、フィルム処理装
置内に入れられるのが典型的であり、処理装置ないでか
なりのスペースを占めることにもなる。
は、濃厚な形で製造業者により供給されるのが一般的で
あり、処理装置のタンクへ供給される前に水で希釈され
る。溶液の希釈は、操作をする者が手作業で行うのが一
般的である。操作者が希釈作業を行う場合時間がかか
り、処理作業のコストを上昇させることになる。また、
濃厚な処理材料と水を手作業にて混合するとエラーが生
じ易く、処理作業の質を損ねることにもなる。更に、処
理溶液の事前混合もしくは希釈は、溶液の蒸発が余儀な
くされ、その結果溶液が劣化するために溶液の寿命を短
縮することになる。希釈された溶液は、フィルム処理装
置内に入れられるのが典型的であり、処理装置ないでか
なりのスペースを占めることにもなる。
【0004】
【発明が解決しようとする問題】本発明の目的は、処理
溶液を手作業にて混合する必要性をなくし、溶液の寿命
を延ばし、且つ、処理装置内で処理溶液の必要とするス
ペースを縮小する処理溶液補充装置を備える写真フィル
ム等の処理装置を提供することである。
溶液を手作業にて混合する必要性をなくし、溶液の寿命
を延ばし、且つ、処理装置内で処理溶液の必要とするス
ペースを縮小する処理溶液補充装置を備える写真フィル
ム等の処理装置を提供することである。
【0005】
【問題を解決するための手段】本発明の目的は、写真フ
ィルムもしくは印画紙の処理装置を設けることで達成さ
れる。該処理装置は、処理溶液を収納するタンクと、少
なくとも該タンク内に部分的に配置されるフィルター
と、溶液を該フィルターを介してタンクから抜き取り且
つタンクへ戻す手段とを備える。該処理装置は、更に濃
厚補充溶液を収納する貯蔵タンクと、ある一定量の濃厚
補充溶液をフィルターへ送るポンプ等の手段と、該濃厚
補充溶液を希釈するに十分な量の水を供給する手段とを
備える。
ィルムもしくは印画紙の処理装置を設けることで達成さ
れる。該処理装置は、処理溶液を収納するタンクと、少
なくとも該タンク内に部分的に配置されるフィルター
と、溶液を該フィルターを介してタンクから抜き取り且
つタンクへ戻す手段とを備える。該処理装置は、更に濃
厚補充溶液を収納する貯蔵タンクと、ある一定量の濃厚
補充溶液をフィルターへ送るポンプ等の手段と、該濃厚
補充溶液を希釈するに十分な量の水を供給する手段とを
備える。
【0006】
【実施例】フィルム及び印画紙等の写真材料の処理装置
は、従来技術でよく知られている。従って、本発明の処
理装置を理解するのに必要な従来の処理装置の一部のみ
を説明することとする。また、処理装置は、現像溶液や
定着溶液等の処理溶液を入れるいくつかのタンクを備え
るのが典型的であるが、本発明の装置は、現像、定着等
の溶液に使用出来るので、一つのタンクのみを示し且つ
説明する。
は、従来技術でよく知られている。従って、本発明の処
理装置を理解するのに必要な従来の処理装置の一部のみ
を説明することとする。また、処理装置は、現像溶液や
定着溶液等の処理溶液を入れるいくつかのタンクを備え
るのが典型的であるが、本発明の装置は、現像、定着等
の溶液に使用出来るので、一つのタンクのみを示し且つ
説明する。
【0007】図1を詳細に参照して、写真フィルムもし
くは印画紙等の処理装置は、処理溶液12を入れるタン
ク10を備える。フィルター14が該タンク内に設けら
れてタンクの底壁16から上方へタンク内の溶液12の
頂部まで伸長する。前記フィルター14は、中空の芯1
8を有する略円筒形の形状であるのが好ましい。タンク
から液を抜き取ることが出来るように循環ポンプ20が
タンクの底部16に連結される。該ポンプは、タンクか
らフィルターついで該フィルターの芯18を介して液を
抜き取るように連結される。ポンプ20は、ヒーター等
の熱交換器を介して処理溶液を送出し加熱された溶液を
タンク10へ戻す。上記の如き現像液の濾過循環装置を
備えたタンクを有する処理装置は、公知であり、本書に
おいて更に詳細に説明する必要はない。
くは印画紙等の処理装置は、処理溶液12を入れるタン
ク10を備える。フィルター14が該タンク内に設けら
れてタンクの底壁16から上方へタンク内の溶液12の
頂部まで伸長する。前記フィルター14は、中空の芯1
8を有する略円筒形の形状であるのが好ましい。タンク
から液を抜き取ることが出来るように循環ポンプ20が
タンクの底部16に連結される。該ポンプは、タンクか
らフィルターついで該フィルターの芯18を介して液を
抜き取るように連結される。ポンプ20は、ヒーター等
の熱交換器を介して処理溶液を送出し加熱された溶液を
タンク10へ戻す。上記の如き現像液の濾過循環装置を
備えたタンクを有する処理装置は、公知であり、本書に
おいて更に詳細に説明する必要はない。
【0008】処理溶液を自動的に希釈混合する本発明の
装置の好適な実施例を概ね28で示す。該装置は、ある
一定量の濃厚な補充溶液32を入れる貯蔵容器30を備
える。該溶液32は、タンク10へ供給される前に希釈
される必要がある。貯蔵容器は、希釈溶液の代わりに濃
厚な溶液を入れるため処理装置内で比較的狭いスペース
しか取らず、従って、フィルム処理装置内に配置しても
良い。貯蔵容器30は、溶液供給源から溶液を受け入れ
るようにしても良く、また、別の容器(図示なし)内に
供給された濃厚溶液で充填される処理装置を備えた容器
であっても良い。容器30を別の容器からの溶液で充填
する場合には、液面センサー34を設け且つ処理装置の
外部から可視出来る適当な指示装置に連結して容器30
に濃厚溶液を追加する必要があることを操作者に警告出
来るようにするのが好適である。
装置の好適な実施例を概ね28で示す。該装置は、ある
一定量の濃厚な補充溶液32を入れる貯蔵容器30を備
える。該溶液32は、タンク10へ供給される前に希釈
される必要がある。貯蔵容器は、希釈溶液の代わりに濃
厚な溶液を入れるため処理装置内で比較的狭いスペース
しか取らず、従って、フィルム処理装置内に配置しても
良い。貯蔵容器30は、溶液供給源から溶液を受け入れ
るようにしても良く、また、別の容器(図示なし)内に
供給された濃厚溶液で充填される処理装置を備えた容器
であっても良い。容器30を別の容器からの溶液で充填
する場合には、液面センサー34を設け且つ処理装置の
外部から可視出来る適当な指示装置に連結して容器30
に濃厚溶液を追加する必要があることを操作者に警告出
来るようにするのが好適である。
【0009】計量型ポンプ36は、該ポンプ36が効果
的に動作して容器からの濃厚処理溶液の抜き取りが可能
になるように図1に図示する導管により容器30に連結
された導入もしくは吸入側部を備える。ポンプは、単位
時間当たり所定の量の溶液を送出する。ポンプ36がベ
ローポンプであることが好適である。
的に動作して容器からの濃厚処理溶液の抜き取りが可能
になるように図1に図示する導管により容器30に連結
された導入もしくは吸入側部を備える。ポンプは、単位
時間当たり所定の量の溶液を送出する。ポンプ36がベ
ローポンプであることが好適である。
【0010】フィルター14の頂部にキャップ38を配
置する。該キャップ38の頂部には2つの口40、42
が設けられて、該口を介して液がキャップ内へ送り込ま
れる。矢印44で示す如く、キャップまで送られて来た
液が下方に流れてフィルター外面近傍の溶液内へ入り込
むようにフィルターにはその半径方向外側に向けて孔が
設けられる。液は、フィルターを介して芯18内へ引き
込まれる。ポンプ36の導出口は、フィルターキャップ
の口40に連結される。このように、計量型ポンプ36
の動作が効果的に行われて容器30内の濃厚補充溶液が
計量された量だけ処理溶液12に送出される。
置する。該キャップ38の頂部には2つの口40、42
が設けられて、該口を介して液がキャップ内へ送り込ま
れる。矢印44で示す如く、キャップまで送られて来た
液が下方に流れてフィルター外面近傍の溶液内へ入り込
むようにフィルターにはその半径方向外側に向けて孔が
設けられる。液は、フィルターを介して芯18内へ引き
込まれる。ポンプ36の導出口は、フィルターキャップ
の口40に連結される。このように、計量型ポンプ36
の動作が効果的に行われて容器30内の濃厚補充溶液が
計量された量だけ処理溶液12に送出される。
【0011】濃厚補充溶液を希釈する水は、フィルター
キャップ38の口42に供給される。より詳細には、4
6で示す水管路が水供給源と圧力調整器48に連結され
る。該圧力調整器は、調整器下流の水の圧力を一定の水
圧に制御するのに効果的である。ソレノイド動作バルブ
50が圧力調整器の下流に配置される。ソレノイド動作
バルブ50は、水が圧力調整器から水管路の固定オリフ
ィス52へ流れることが出来るように開口した二方向ソ
レノイドバルブである。固定オリフィスは、フィルター
キャップの口42に連結される。圧力調整器48と固定
オリフィス52を介して水を供給することで導管を介し
て口42へ単位時間当たり不変且つ確定した量の水を供
給することが可能となる。
キャップ38の口42に供給される。より詳細には、4
6で示す水管路が水供給源と圧力調整器48に連結され
る。該圧力調整器は、調整器下流の水の圧力を一定の水
圧に制御するのに効果的である。ソレノイド動作バルブ
50が圧力調整器の下流に配置される。ソレノイド動作
バルブ50は、水が圧力調整器から水管路の固定オリフ
ィス52へ流れることが出来るように開口した二方向ソ
レノイドバルブである。固定オリフィスは、フィルター
キャップの口42に連結される。圧力調整器48と固定
オリフィス52を介して水を供給することで導管を介し
て口42へ単位時間当たり不変且つ確定した量の水を供
給することが可能となる。
【0012】本発明の装置の制御は、様々な方法で行う
ことが出来る。例えば、マイクロプロセッサー54を装
置に設けることも出来るし、また、従来のフィルム処理
装置の一部とすることも出来る。マイクロプロセッサー
は、図1の点線で示す如くポンプ36とソレノイド動作
バルブ50に連結される。マイクロプロセッサーは、ポ
ンプ36を選択的に動作させ且つソレノイド動作バルブ
50を開放して所望の量の濃厚処理溶液と水をそれぞれ
容器30及び管路46からフィルターキャップへ供給す
るようにプログラムされ、フィルターキャップへ供給さ
れた前記溶液と水は、溶液中へ次いでフィルターを介し
てフィルターの中空芯18内へと流れ込む。このこと
は、例えば、水用バルブの開放する時間とベローポンプ
の動作する時間とを調整することで達成出来る。マイク
ロプロセッサーは、処理フィルム量、処理印画紙数等の
様々な公知のパラメーターに基づいていつ補充が必要か
を決定することが出来る。
ことが出来る。例えば、マイクロプロセッサー54を装
置に設けることも出来るし、また、従来のフィルム処理
装置の一部とすることも出来る。マイクロプロセッサー
は、図1の点線で示す如くポンプ36とソレノイド動作
バルブ50に連結される。マイクロプロセッサーは、ポ
ンプ36を選択的に動作させ且つソレノイド動作バルブ
50を開放して所望の量の濃厚処理溶液と水をそれぞれ
容器30及び管路46からフィルターキャップへ供給す
るようにプログラムされ、フィルターキャップへ供給さ
れた前記溶液と水は、溶液中へ次いでフィルターを介し
てフィルターの中空芯18内へと流れ込む。このこと
は、例えば、水用バルブの開放する時間とベローポンプ
の動作する時間とを調整することで達成出来る。マイク
ロプロセッサーは、処理フィルム量、処理印画紙数等の
様々な公知のパラメーターに基づいていつ補充が必要か
を決定することが出来る。
【0013】次に、動作に就いて説明する。ポンプ20
が起動されて、タンク10から処理液12が矢印56で
示す如くフィルターを介して抜き取られてフィルターの
中空芯18内へ入る。この処理溶液は、ポンプ20と熱
交換器22を介して進み、タンク10へ戻る。
が起動されて、タンク10から処理液12が矢印56で
示す如くフィルターを介して抜き取られてフィルターの
中空芯18内へ入る。この処理溶液は、ポンプ20と熱
交換器22を介して進み、タンク10へ戻る。
【0014】処理溶液の補充が望まれる場合には、装置
28がマイクロプロセッサー54を介して起動される。
マイクロプロセッサーが効果的に動作すると、ポンプ3
6のスイッチが入り所定量の濃厚溶液と水がそれぞれフ
ィルターキャップの口40と42へ送出されるのに十分
な所定時間バルブ50が開放される。本発明の装置で
は、従来の装置では必要とされた液の量の測定を行わず
に圧力調整器と、ソレノイドバルブと、固定オリフィス
とを使用することで所望の量の水を得ることが出来る。
補充溶液と水は、フィルター14近傍の溶液に直接送出
されて、フィルターを介してフィルターの中空芯18へ
引き込まれる。補充溶液と水が中空芯へ入ると、互いに
混合され且つ矢印56で示す如くフィルターを透過して
来た使用済み処理溶液と混合される。この溶液の混合
は、タンク10への途中溶液がポンプ20と熱交換器2
2を通過する際にも継続される。溶液がタンク10に到
達するまでには、新旧の溶液は、完全に混合されが、新
たな溶液は、熱交換器22によりすでに適切な温度まで
過熱されてある。
28がマイクロプロセッサー54を介して起動される。
マイクロプロセッサーが効果的に動作すると、ポンプ3
6のスイッチが入り所定量の濃厚溶液と水がそれぞれフ
ィルターキャップの口40と42へ送出されるのに十分
な所定時間バルブ50が開放される。本発明の装置で
は、従来の装置では必要とされた液の量の測定を行わず
に圧力調整器と、ソレノイドバルブと、固定オリフィス
とを使用することで所望の量の水を得ることが出来る。
補充溶液と水は、フィルター14近傍の溶液に直接送出
されて、フィルターを介してフィルターの中空芯18へ
引き込まれる。補充溶液と水が中空芯へ入ると、互いに
混合され且つ矢印56で示す如くフィルターを透過して
来た使用済み処理溶液と混合される。この溶液の混合
は、タンク10への途中溶液がポンプ20と熱交換器2
2を通過する際にも継続される。溶液がタンク10に到
達するまでには、新旧の溶液は、完全に混合されが、新
たな溶液は、熱交換器22によりすでに適切な温度まで
過熱されてある。
【0015】
【発明の効果】本発明は、手作業による濃厚補充溶液と
水の混合を完全になくし、以て、操作者の作業を単純化
し、コストを低減し、且つ、希釈された補充溶液の質の
一貫性を保証する処理装置を提供する。濃厚補充溶液の
希釈は、遠隔場所や処理装置内のタンクではなく、処理
装置上でなされる。また、容器30を希釈補充溶液に必
要とされるより小さくすることが出来、以て、処理装置
のサイズを小さく出来るか、もしくは、処理装置内にそ
の他の構成要素用のスペースを追加して設けることが出
来る。補充溶液をその使用前まで濃厚な形態に保持して
おくことで、処理装置へ供給される以前に補充溶液の希
釈を必要とする補充装置に比べて補充溶液の寿命を長く
することが出来る。
水の混合を完全になくし、以て、操作者の作業を単純化
し、コストを低減し、且つ、希釈された補充溶液の質の
一貫性を保証する処理装置を提供する。濃厚補充溶液の
希釈は、遠隔場所や処理装置内のタンクではなく、処理
装置上でなされる。また、容器30を希釈補充溶液に必
要とされるより小さくすることが出来、以て、処理装置
のサイズを小さく出来るか、もしくは、処理装置内にそ
の他の構成要素用のスペースを追加して設けることが出
来る。補充溶液をその使用前まで濃厚な形態に保持して
おくことで、処理装置へ供給される以前に補充溶液の希
釈を必要とする補充装置に比べて補充溶液の寿命を長く
することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による処理溶液を補充する装置の改良品
の略図である。
の略図である。
10 タンク 12 処理溶液 14 フィルター 20 溶液抜き取り手段 30 貯蔵容器 32 濃厚補充溶液 36 ポンプ 48 圧力調整器 50 制御バルブ 52 固定オリフィス
Claims (2)
- 【請求項1】 処理溶液(12)を入れるタンク(1
0)と、該タンク(10)内に少なくとも部分的に配置
されたフィルター(14)と、該フィルター(14)を
介して前記タンク(10)から前記溶液(12)を抜き
取り且つ該溶液(12)を該タンク(10)へ戻す手段
とを備える写真フィルムや印画紙等の処理装置におい
て、濃厚補充溶液(32)を入れる貯蔵容器(30)
と、ある一定量の前記濃厚補充溶液(32)を前記フィ
ルター(14)近傍の前記溶液(12)へ送出する手段
と、及び前記濃厚補充溶液(32)を希釈するためにあ
る一定量の水を前記フィルター(14)近傍の前記溶液
(12)へ供給する手段とを備えることを特徴とする前
記処理溶液(12)を補充する装置を有する写真フィル
ム等の処理装置。 - 【請求項2】 処理溶液(12)を入れるタンク(1
0)と、該タンク(10)内に少なくとも部分的に配置
された中空芯(18)を備えるフィルター(14)と、
該フィルター(14)の中空芯(18)を介して前記タ
ンク(10)から前記溶液(12)を抜き取り且つ該溶
液(12)を該タンク(10)へ戻す手段とを備える写
真フィルムもしくは印画紙の処理装置において、所定量
の前記濃厚補充溶液(32)を前記フィルター(14)
の外面近傍の前記溶液(12)へ供給する前記容器(3
0)に連結された計量型ポンプ(36)と、前記濃厚溶
液(32)を希釈するのに十分な量の水を水供給源から
前記フィルター(14)の外面近傍の前記溶液に供給す
る手段であって、該供給手段が前記水の供給源から送出
される水の圧力を制御する圧力調整器(48)と、該圧
力調整器(48)と前記フィルター芯(18)との間に
設けられた固定オリフィス(52)と、前記圧力調整器
(48)と前記固定オリフィス(52)との間に設けら
れて前記固定オリフィス(52)と前記フィルター(1
4)への水の流れを制御する制御バルブ(50)とを備
える水供給手段と、前記補充溶液(32)と水とを同時
に前記フィルター(14)へ供給するように前記ポンプ
(36)手段と前記バルブ(50)とを制御するマイク
ロプロセッサーとを備えることを特徴とする前記処理溶
液(12)を補充する装置を有する写真フィルム等の処
理装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US07/711,837 US5184165A (en) | 1991-06-07 | 1991-06-07 | Processor with automatic chemical dilution and mixing system |
US711837 | 1991-06-07 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05158204A true JPH05158204A (ja) | 1993-06-25 |
Family
ID=24859735
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4147453A Withdrawn JPH05158204A (ja) | 1991-06-07 | 1992-06-08 | 写真フィルム等の処理装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5184165A (ja) |
EP (1) | EP0517209A3 (ja) |
JP (1) | JPH05158204A (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5576795A (en) * | 1994-02-15 | 1996-11-19 | Konica Corporation | Automatic processing apparatus for silver halide photographic light-sensitive material |
US5570154A (en) * | 1994-02-15 | 1996-10-29 | Konica Corporation | Automatic developing apparatus, using solid processing agent dissolved in water, for developing a photosensitive material |
JP3001088B2 (ja) * | 1995-10-26 | 2000-01-17 | ノーリツ鋼機株式会社 | 自動現像処理装置 |
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