JPH02737Y2 - - Google Patents

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JPH02737Y2
JPH02737Y2 JP1981161440U JP16144081U JPH02737Y2 JP H02737 Y2 JPH02737 Y2 JP H02737Y2 JP 1981161440 U JP1981161440 U JP 1981161440U JP 16144081 U JP16144081 U JP 16144081U JP H02737 Y2 JPH02737 Y2 JP H02737Y2
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processing
cartridge
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tank
processing liquid
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JP1981161440U
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  • Photographic Processing Devices Using Wet Methods (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は露光済みの感材、例えばフイルムを
現像する際に補充タイプまたはカートリツジタイ
プのいずれの処理液をも使用できる自動現像機に
関するものである。
従来自動現像機の現像および定着における処理
液を補充又は交換する方法として、処理液の疲労
に応じ補充液を補充する補充方式と、カートリツ
ジを設け、処理タンクとカートリツジ内の処理液
を共に循環させ、一定の処理時間または決められ
た処理サイズ毎にカートリツジ液を交換するカー
トリツジ方式とがある。
補充方式の例として第1図または第2図に示す
ものが挙げられる。第1図において、フイルム搬
送用ラツク1、ヒーター2を備える処理タンク本
体3内に処理液を満たした後、フイルム処理時間
中処理タンク底面に設けた処理液循環孔17,1
7を結ぶ流路間の循環ポンプ7が作動しポンプ内
の処理液を循環させる。
図示しないフイルム処理量または現像済みフイ
ルムの黒化濃度、又は面積を測定する測定装置に
より、処理液の疲労度を測定し、測定結果に応じ
コツク9を開き定量ポンプ8を作動させて補充液
槽10の補充液11をU字管5を通して処理タン
ク3内に補充する。補充によつて増量した処理液
は処理液面19が上昇するので、処理タンク3の
底面に設けた処理液排出孔18に取りつけた、処
理液のレベルを一定に保つ作用をするオーバーフ
ロー管4より過剰分がオーバーフローしドレイン
6に排出される。
第2図に示す母液補充方式では、循環ポンプ7
を含む循環流路中に設けたベンチユリー弁12
を、定量ポンプ8の代用とし、第1図に示す装置
と同じく処理液の疲労度の測定結果に応じて、流
量計13により定められる流量の補充液11をベ
ンチユリー弁12のベンチユリー効果により処理
タンク3内に送り込む。
カートリツジ方式の例としては第3図に示すも
のが挙げられる。第3図において処理液はカート
リツジ14より循環ポンプ7によつて処理タンク
3の底面一端部に設けた処理液送出孔に送り込ま
れ、底面他端部に設けた処理液排出孔18に取り
つけたオーバーフロー管4により一定に保たれる
処理液面19を越えた処理液はオーバーフローし
てカートリツジ14に回収される。
循環ポンプ7は処理時間中作動し、処理タンク
3およびカートリツジ14内の処理液を常に循環
させる。処理終了後循環ポンプ7が停止すると処
理液は循環ポンプ7を通り、カートリツジ14に
回収される。
カートリツジ14の容量は一般に約20のもの
が多用され、したがつて処理タンク3の容量はこ
れよりも小さくなつている。カートリツジ14の
処理液は一定の処理時間あるいは決められた処理
サイズ毎に交換される。
一般に上記した補充方式はフイルムの現像処理
において処理品質が高く、カートリツジ方式は操
作等が簡単であるという利点をそれぞれ有すが、
各々の方式における処理液の種類は処理フイルム
によつて定まつていて互換性がないので処理され
るフイルムにより装置方式が決められてしまつて
融通性がなく、それぞれのフイルム用の現像機を
もたねばならない。
そこでこの考案は上記した欠点を解消すべくな
されたものであり、一つの装置で写真品質・処理
フイルム等の必要に応じた処理液を補充方式また
はカートリツジ方式のいずれによつても処理タン
クに送出できるようにするとともに、カートリツ
ジへ回収またはドレインに排出できるようにした
自動現像機を提供することを目的とするものであ
る。すなわち、補充タイプの処理液、カートリツ
ジタイプの処理液いずれをも簡単な切換え操作に
より、送出、循環、回収、排出が可能な流路を備
えてなる自動現像機に関するものである。
以下図面に基づいてこの考案にかかる自動現像
機の実施例について説明する。
第4図はこの考案にかかる自動現像機の実施例
を示す流路系統図である。図中、第1図、第2
図、第3図と同じ番号のものは同一の物を示す。
フイルム搬送用ラツク1およびヒーター2を備え
た処理タンク3の上部にはU字管5が設置されて
いる。U字管5の一端は処理タンク3内に配置さ
れ、他端は定量ポンプ8に接続する流路管に接続
されている。定量ポンプ8のもう一方端に接続す
る流路管は三方切換弁15を介して補充液槽10
とカートリツジ14とに接続されて、前記のU字
管5、定量ポンプ8間を合わせて流路Aを形成し
ている。三方切換弁15と補充液槽10間の流路
にはコツク9が介在されている。処理タンク3底
面には処理液循環孔17が2つ設けられており、
両孔を結ぶ循環用流路Bには循環ポンプ7が設置
されている。さらに処理タンク3底面には処理液
排出孔18が設けられており、この孔にはオーバ
ーフロー管4が取りつけられている。オーバーフ
ロー管4に接続する流路管は三方切換弁16を介
してカートリツジ14とドレイン6とに接続され
流路Cを形成している。また、このオーバーフロ
ー管4と三方切換弁16とを接続する流路Cには
前記循環流路Bがコツク9′を介して接続されて
いるが、このコツク9′は普段は閉じておく。
この考案にかかる自動現像機は上記のように構
成されているので、補充方式により使用する場合
は、三方切換弁15を補充液槽10の方に導通さ
せて、補充液槽10からの流路管と定量ポンプ8
への流路管とを連結し、さらに三方切換弁16を
もドレイン6の方に導通させて、オーバーフロー
管4からの流路管とドレイン6への流路管を接続
する。第4図はこの実施例の装置を補充方式によ
り使用した場合を示す。このように三方切換弁1
5,16をそれぞれ設定した後は、第1図に示す
補充方式の従来例と同じ流路系統となる。したが
つて処理時間中、循環ポンプ7が作動して処理タ
ンク3内の処理液は流路Bをへて循環されるとと
もに、定量ポンプ8がフイルム処理量測定、黒化
濃度測定などにより測定された処理液の疲労度に
応じて作動し、補充液槽10より補充液11を流
路AをへてU字管5を通して処理タンク3内に送
り込む。補充により過剰となつた処理液はオーバ
ーフロー管4により一定レベルに保たれる処理液
面19をオーバーフローして三方切換弁16によ
り形成した流路Cを通つてドレイン6に排出され
ることになる。この場合、定量ポンプ8は補充ポ
ンプとして機能する。
この考案にかかる自動現像機をカートリツジ方
式により使用する場合は、三方弁15,16をそ
れぞれ切換えて、カートリツジ14よりの流路管
を定量ポンプ8への流路管と連結し、オーバーフ
ロー管4よりの流路管をカートリツジ14への流
路管と連結すればよい。そして定量ポンプ8を作
動し、カートリツジ14より流路Aをへて処理タ
ンク3に処理液を送り込む。処理タンク3内の処
理液が一定量に達し、オーバーフロー管4で定ま
る液面19を越えれば、処理液はオーバーフロー
して三方切換弁16を切換えて形成した流路Cを
通つてカートリツジ14へ回収されることにな
る。定量ポンプ8を作動させてからオーバーフロ
ーを始めるまでの時間をあらかじめ測定してお
き、タイマー等を設けて測定した時間だけ遅延し
て循環ポンプ7を作動させて処理タンク3内の処
理液を効率よく循環させてもよい。処理時間中
は、循環ポンプ7および定量ポンプ8を常時作動
させることにより、処理タンク3およびカートリ
ツジ14内の処理液は循環されることになる。こ
の場合定量ポンプ8は循環ポンプとして機能す
る。処理が終了し循環ポンプ7と定量ポンプ8が
停止した後、コツク9′を開けば処理タンク3底
面の処理液循環孔17を通り流路B,Cをへて、
処理液がカートリツジ14へ回収されることにな
る。
第5図はこの考案にかかる他の実施例であり基
本的には第2図と第3図を合せ備えたものであ
り、これに三方切換弁16,21とコツク20と
が付加されている。
カートリツジ方式の処理液を使用する場合には
コツク20を閉じるとともに三方切換え弁21は
カートリツジ14に導通する側を開く。又このと
き三方切換弁16はカートリツジ14側を開いて
おく。したがつて処理液はカートリツジ14から
の流路A′を通り、循環ポンプ7、ベンチユリー
弁12、処理液循環孔17′の流路B′を通り処理
タンク3、オーバーフロー管4、三方切換弁16
の流路Dの順を通り再びカートリツジ14にもど
る循環が行われる。
一方補充方式においては、コツク20を開くと
ともに三方切換弁21は処理液循環孔17側を開
にしておく。したがつて処理液は処理タンク3か
ら処理液循環孔17、三方切換弁21の流路
A′を通り、循環ポンプ7、ベンチユリー弁12、
処理液循環孔17の流路B′順を通じて処理タン
ク3内にもどる循環が行われる。なおこのとき必
要に応じて補充液槽10内の補充液11がコツク
9を開にすることにより流路C′を通りベンチユリ
ー弁12を介して補充される。
上記の如く、この考案にかかる自動現像機によ
れば、形成された流路を簡単な操作で選択的に切
換えることにより、処理液の送出を補充方式また
はカートリツジ方式のいずれでも可能とすること
ができる。したがつて1台の装置で、要求される
フイルムの種類に応じて補充タイプの処理液とカ
ートリツジタイプの処理液とを選択的に使用する
ことができるものである。
この考案にかかる自動現像機の実施例は上記に
限定されるものでなく、特にドレインおよびカー
トリツジへの流路Cの切換えは三方切換弁を使用
しなくともホースを手で切換えるようにしてもよ
い。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は補充方式を採用する従来の自
動現像機の流路系統を示す図であり、第3図はカ
ートリツジ方式を採用する従来の自動現像機の流
路系統を示す図であり、第4図はこの考案にかか
る実施例の流路系統を示す図であり、第5図はこ
の考案にかかる他の実施例の流路系統を示す図で
ある。 3……処理タンク、4……オーバーフロー管、
5……U字管、6……ドレイン、7……循環ポン
プ、8……定量ポンプ、9,9′,20……コツ
ク、10……補充液槽、14……カートリツジ、
15,16,21……三方切換弁、17……処理
液循環孔、18……処理液排出孔、A,A′,B,
B′,C,C′,D……流路。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 感材の現像処理が行なわれる処理タンクと、
    補充液が貯溜された補充液槽と、前記補充液と
    は異なる処理液が貯溜されたカートリツジと、
    ドレインと、これらをポンプを介して適宜接続
    するための配管とを備えて成るとともに、使用
    する感材に応じて前記補充液槽から前記処理タ
    ンクへの補充液の送出と前記カートリツジから
    前記処理タンクへの処理液の送出とを択一的に
    行なわせる切換え手段と、この切換え手段によ
    る流路切換えに対応して前記処理タンクから前
    記ドレインへの処理液の排出と前記処理タンク
    から前記カートリツジへの処理液の回収とを択
    一的に行なわせる切換え手段とを付設した自動
    現像機。 2 補充液槽10およびカートリツジ14を切換
    え可能に接続し、処理液を定量ポンプ8により
    処理タンク3へ送り込むように形成した流路A
    と、処理タンク3に設けた複数の処理液循環孔
    17を結び循環ポンプ7により処理タンク3内
    の処理液を循環するように形成した流路Bと、
    処理タンク3に設けたオーバーフロー管4とカ
    ートリツジ14又はドレイン6とを切換え可能
    に接続するように形成した流路Cとを備えた実
    用新案登録請求の範囲第1項記載の自動現像
    機。 3 循環流路Bがドレイン6もしくはカートリツ
    ジ14に接続されるようにした実用新案登録請
    求の範囲第2項記載の自動現像機。 4 処理タンク3とカートリツジ14とを切換え
    可能に接続した流路A′と、ポンプ7と、補充
    液槽10が流量計13を介して接続された流路
    C′を備えたベンチユリー管12と、該ベンチユ
    リー管12を処理液循環孔17に接続する流路
    B′と、処理タンク3のオーバーフロー管4を
    カートリツジ14又はドレイン6に切換え可能
    に接続する流路Dとを備えた実用新案登録請求
    の範囲第1項記載の自動現像機。 5 切換え手段が三方切換弁である実用新案登録
    請求の範囲第1項乃至第4項のいずれかに記載
    の自動現像機。 6 切換え手段がホースの差換えである実用新案
    登録請求の範囲第1項乃至第4項のいずれかに
    記載の自動現像機。
JP16144081U 1981-10-28 1981-10-28 自動現像機 Granted JPS5867330U (ja)

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JP16144081U JPS5867330U (ja) 1981-10-28 1981-10-28 自動現像機

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JP16144081U JPS5867330U (ja) 1981-10-28 1981-10-28 自動現像機

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JPS5867330U JPS5867330U (ja) 1983-05-07
JPH02737Y2 true JPH02737Y2 (ja) 1990-01-10

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5513343A (en) * 1978-07-14 1980-01-30 Kiyoshi Arakawa Winding machine for shade

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5513343A (en) * 1978-07-14 1980-01-30 Kiyoshi Arakawa Winding machine for shade

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JPS5867330U (ja) 1983-05-07

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