JPH11190900A - 感光材料処理装置 - Google Patents

感光材料処理装置

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JPH11190900A
JPH11190900A JP10292394A JP29239498A JPH11190900A JP H11190900 A JPH11190900 A JP H11190900A JP 10292394 A JP10292394 A JP 10292394A JP 29239498 A JP29239498 A JP 29239498A JP H11190900 A JPH11190900 A JP H11190900A
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JP
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processing
solution
passage
photosensitive material
pump
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Withdrawn
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JP10292394A
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John H Rosenburgh
ハワード ローゼンバーグ ジョン
Robert L Horton
ルイス ホートン ロバート
David Lynn Patton
リン パットン デビッド
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Eastman Kodak Co
Original Assignee
Eastman Kodak Co
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03DAPPARATUS FOR PROCESSING EXPOSED PHOTOGRAPHIC MATERIALS; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03D3/00Liquid processing apparatus involving immersion; Washing apparatus involving immersion
    • G03D3/02Details of liquid circulation
    • G03D3/06Liquid supply; Liquid circulation outside tanks
    • G03D3/065Liquid supply; Liquid circulation outside tanks replenishment or recovery apparatus

Abstract

(57)【要約】 【課題】 感光材料の処理溶液の補充量の設定を迅速か
つ正確に行うことのできる処理装置を提供する。 【解決手段】 感光材料処理装置は、容器と容器内の処
理組立体とを有する処理モジュールと、感光材料を入口
から出口へと輸送する手段と、処理溶液を処理通路を通
って再循環する手段と、処理溶液を精密に制御された容
量で補充し均一の量の処理溶液を得るようにする手段と
を具備している。前記処理モジュール内の前記処理組立
体は処理溶液が流れ入口と出口とを有する処理通路を形
成し、前記輸送手段は、前記処理通路が処理モジュール
の利用できる処理溶液の全容量の少なくとも40%を有
し前記処理通路で処理すべき感光材料の厚さの約100
倍以下の厚さを有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は写真の分野に関し、
詳しくは感光材料処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】感光材料の処理は現像、漂白、定着、洗
浄、及び乾燥のような一連の工程を含んでいる。これら
の工程は、フイルムの連続ウエブ又はフイルムもしくは
印画紙の切断されたシートを、それぞれが各処理工程に
適する異なった処理液を収容している一連の部署又はタ
ンクを通って順次運ぶことにより、それ自体を機械化に
適するようにしている。
【0003】種々の大きさの写真フイルム処理装置、す
なわち大きな業者処理装置と小現像所が存在する。大き
な業者処理装置は約100リットルの各処理溶液を収容
するタンクを用いる。小さな業者処理装置又は小現像所
は10リットルより少ない処理溶液を収容するタンクを
用いる。
【0004】処理溶液に含まれている化学薬品は、購入
するのに金がかかり、活性が変化し、また写真処理の間
に浸出する感光材料の成分によって劣化され、そして化
学薬品が使用された後この化学薬品は環境上安全な方法
で処理されなければならない。したがって、全ての大き
さの業者処理装置においては処理溶液の量を減少させる
ことが重要である。従来の技術は、特定の化学薬品を処
理溶液に加えるか減じるかして現像された材料に写真特
性の濃度を保持する種々の型式の補充装置を提案してい
る。
【0005】感光材料処理装置は典型的には、露光され
た感光材料がそれを通って動かされ又は引出されて像を
生み出すようにする処理溶液の数個の大容量のタンクか
らなり、この感光材料が処理されるにしたがって処理溶
液の濃度が減少し最終的には枯渇するようになる。処理
溶液の連続的な稀薄化を防止するため、追加の新鮮な処
理溶液が処理溶液の使用量と実施量とに等しい量だけタ
ンク溶液に加えられる。上記の添加は処理溶液の活性と
容量とを維持する。
【0006】典型的にはこの補充は作動処理タンク容量
に比べて非常に少量である。大容量タンクにとって感光
材料の平方フィート当りの補充の典型的な割合はタンク
容量の0.00025から0.00075である。上記
の割合は小さいので、時間に関する5又は10%の脈動
分配と補充分配の周期的変動の効果は処理溶液に即時の
著しい効果をもたらすものではない。
【0007】典型的な補充は、単一の標準ベローズポン
プ(Gorman−Rupp単一ベローズ計量ポンプモ
ード番号13300−007のような)を用いることに
より、行われる。補充が必要とされた時ポンプは公知の
手段を介してオンオフの切換えがなされ、補充溶液が通
常循環装置のすぐ近くにある主処理タンクの頂部の中に
“一定量ずつ”又は“噴流”で送り出される。ベローズ
ポンプがタンクの頂部に溶液を分配するとき、ベローズ
ポンプは変動する背圧又は背水頭を何ら受けることがな
い。
【0008】大きなタンクにおいて補充が行われたとき
は補充貯蔵タンクから溶液分配位置への管路の制限と重
力とによる圧力のみが存在する。脈動分配はタンク溶液
への補充の割合が非常に小さいので可能となる。上記の
ポンプは、溶液の大容量が安定器としての作用をするの
で、大容量タンクにとって良好に作動する。
【0009】補充の較正は典型的には補充ポンプの運転
と溶液送り出し容量の計量とを含む手動操作である。こ
の用いられる計量装置はメスシリンダー(目盛り付きシ
リンダー)であることが最も多い。溶液の計量された量
は、感光材料の型式についての化学薬品製造者の仕様書
と添加するのに必要とされる補充溶液の量とに比較され
る。
【0010】補充溶液分配の連続する時間的計量は実際
の補充溶液分配量を決定するためになされる。調節が必
要とされたならば、ベローズポンプの手動調節が行われ
る。この調節に続いて、補充溶液の分配が再び計量さ
れ、さらなる調節が、補充溶液の分配が必要とされる量
に一致するまで、行われる。上記調節時間中処理装置は
感光材料を処理するのには用いることができない。した
がって、処理装置はポンプが較正されている時には感光
材料を処理していない。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術は手動操作
の時間のかかる方法を用いており、この方法は補充ポン
プの各較正と調節の前と後とに補充分配量を計量するた
め経験のある操作員を必要としていた。
【0012】典型的にはポンプの較正と調節は30分か
ら4時間を要する。さらに、この較正と調節は人間の誤
差をこうむりやすい。処理装置の正確性が維持されない
場合はこの処理装置は不変の品質を有する製品を生産し
なくなる。
【0013】タンクの容量が減少されるにしたがって、
タンク容量に対する補充分配量の割合は著しく増大す
る。この場合もしも、多すぎる補充溶液又は少なすぎる
補充溶液が小容量の処理タンクに加えられたならば、こ
れは処理溶液の作用成分に著しい影響を与えることにな
る。タンク容量が小さいため、ベローズポンプの“脈
動”又は“噴流”分配はタンク溶液の濃度により大きな
影響を有している。この脈動分配は、その容積比率が低
容量タンクにおいて大きくなるにつれて、処理装置に脈
動又は周期的活性の増加と減少を生じる。
【0014】補充溶液の分配の濃度はまたより小さな処
理容量においてはさらに重大である。
【0015】従来技術におけるもう1つの問題はポンプ
がオンとなった時にポンプの回転位置が変わることであ
る。同様に、ポンプがオフとなった時ポンプ駆動モータ
は慣性で動き未知の位置で回転が停止する。上記の事実
はポンプが作動された時一定の時間間隔にわたって補充
溶液分配に変動を生じるものとなる。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、感光材
料を処理する装置であって、容器と前記容器の中に配置
された少なくとも1つの処理組立体とからなる処理モジ
ュールを有し、前記少なくとも1つの処理組立体が処理
溶液が流れる通路を形成し、前記通路が入口と出口とを
有し、また感光材料を通路入口から前記通路を通って通
路出口へと輸送する輸送手段を有し、前記少なくとも1
つの処理組立体には前記処理溶液を前記処理通路に直接
供給する少なくとも1つのスロットノズルが設けられ、
さらに、前記処理溶液を前記少なくとも1つのスロット
ノズルを通って前記処理通路に供給する少なくとも1つ
の供給導管と、前記処理モジュールに設けられ前記処理
溶液を前記処理モジュールから放出する少なくとも1つ
の放出導管と、前記処理溶液を前記供給導管と前記放出
導管とを介し前記処理モジュールを通って循環させる手
段と、実質的に均一の量の処理溶液を供給するよう処理
溶液を精密に制御された容量で補充する手段とを有して
いることを特徴とする感光材料処理装置が提供される。
【0017】本発明においては、前記処理通路は前記処
理通路で処理される感光材料の厚さの100倍に等しい
か100倍より小さい厚さとなっている。また、前記少
なくとも1つのスロットノズルの出口の流量(リットル
/分)が、 0.59≦F/A≦24 ここでFはリットル/分で表わす処理溶液の流量を示
し、Aは平方センチメートルで表わす前記少なくとも1
つのスロットノズルの前記出口の全断面積、によって規
定されている。
【0018】本発明は、処理装置に一体化され補充溶液
量を設定するのに手動による計量又は特定の器具を必要
としないようにした補充ポンプ較正装置を提供すること
により、従来技術の欠点を解消する。これが一体化され
た操作であるので、経験のある操作員と余分の非稼動時
間とを要しないで非常に迅速かつ正確に行うことができ
る。
【0019】2つ又はそれ以上のベローズポンプを一緒
に並列して組合せまた各ベローズポンプの補充溶液分配
周期を等しくずらすことにより、“脈動”はポンプ駆動
モータの回転当り不変の溶液分配量となるよう平均化さ
れる。パルスモータが用いられベローズポンプを駆動す
る。
【0020】小さな分配変化がパルスモータ駆動周期を
簡単に変えることにより行われる。ポンプ駆動周期は分
配される補充溶液に正比例する。これはベローズポンプ
の始動及び停止回転位置が知られるようにする。上記の
ベローズポンプとパルスモータとを一定計量容器と制御
装置とに組合わせることにより自動補充較正が行われ
る。
【0021】上記の配置構造は補充処理溶液を小さな容
積の写真材料処理装置を通って正確に補充する方法を提
供する。本発明はまた補充ポンプの始動と停止を可能と
するとともに、処理装置が不変の品質を有する製品を生
産できるようにする。
【0022】本発明の他の利点は補充ポンプの較正が最
小の人間の介入ですむということである。したがって、
作動誤差が減少する。
【0023】補充装置の他の利点は写真処理装置が、補
充装置の較正、点検の間又は異なった溶液補充量が供給
されている間に作動状態を維持できることである。
【0024】
【発明の実施の形態】図面、特に図1を詳細に参照する
と、10は処理モジュールを示し、このモジュールは単
独で立つことができ又は他の処理モジュール10と容易
に組合わされもしくは接合され感光材料を処理するため
の連続した小容量ユニットを形成するようになってい
る。
【0025】処理モジュール10は、容器11と、上向
きの入口通路100(図2に記載されている)と、輸送
手段を構成する入口輸送ローラ組立体12、輸送ローラ
組立体13及び出口輸送ローラ組立体15と、上向きの
出口通路101(図2に記載されている)と、高速衝突
スロットノズル17a,17b及び17cと、駆動装置
16と、回転組立体18とを含み、組立体18は駆動装
置16を回転する任意の公知の手段、すなわちモータ、
歯車、ベルト、チェーン等とすることができる。出入孔
61が容器11に設けられる。孔61はモジュール10
の相互の連結に用いられる。組立体12,13及び15
すなわち輸送手段は容器11の壁の近くで容器11の中
に配置され、スロット−ノズル17a,17b及び17
cは容器11の壁の近くで内部に配置されている。駆動
装置16はローラ組立体12,13及び15と回転組立
体18に連結され、駆動装置16は回転組立体18の運
動を組立体12,13及び15に伝達するのに用いられ
る。
【0026】ローラ組立体12,13、及び15とスロ
ットノズル17a,17b及び17cは容器11に容易
に挿入し又は取出すことができる。ローラ組立体13
は、頂部ローラ22と、底部ローラ23と、頂部ローラ
22を底部ローラ23に対し圧縮するよう保持する引張
りスプリング29と、軸受ブラケット26と、細い小容
量の処理通路25を有する通路部分24とを含んでい
る。狹い通路開口27が部分24の内部に存在する。部
分24の入口側の開口27は部分24の出口側の開口2
7と同じ大きさと形状にすることができる。部分24の
入口側の開口27はまた解放され、テーパーがつけられ
又は部分24の出口側より大きくし種々の型式の感光材
料の堅さの変動に適合させることができる。通路開口2
7は処理通路25の一部分を形成する。ローラ22及び
23は駆動又は被動ローラとすることができまたローラ
22及び23はブラケット26に連結される。ローラ2
2及び23は相互に噛合う歯車28によって回転され
る。
【0027】感光材料21はローラ組立体12,13及
び15によって自動的に処理通路25を通り方向Aか方
向Bかのいずれかの方向に輸送される。感光材料21は
切断シートかロール型式であり又は感光材料21は同時
にロールにまた同時に切断シート型式とすることができ
る。感光材料21はその表面のどちらか一方に又はその
両方にエマルジョンを含有することができる。
【0028】カバー20が容器11の上に置かれた時光
不透過閉鎖が形成される。したがって、モジュール10
は図5に記載されている関連の循環装置60と共に、感
光材料を処理することのできる光不透過モジュール単独
のスタンド、すなわちモノバスとなる。2つ又はそれ以
上のモジュール10が組合わされた時は多段連続処理ユ
ニットが形成される。
【0029】図2は図1のモジュールの一部切欠断面図
である。組立体12,13及び15とノズル17a,1
7b及び17cと裏板9とは、処理通路25、容器1
1、循環装置60(図5)及び間隙49a,49b,4
9c及び49dの中に収容されている処理溶液の量を最
小にするように設計されている。モジュール10の入口
に、上向き通路100が処理通路25への入口を形成す
る。モジュール10の出口に、上向き通路101は処理
通路25への出口を形成する。組立体12は組立体13
と同じである。組立体12は、頂部ローラ30と、底部
ローラ31と、頂部ローラ30を底部ローラ31に保持
する引張りスプリング(図示しない)と、軸受ブラケッ
ト26と、通路部分24とを含んでいる。
【0030】ローラ30と31は駆動又は被駆動ローラ
とすることができ、そしてローラ30と31はブラケッ
ト26に連結されている。組立体15は、ローラ32及
び33と同様に作動する追加の2つのローラ130と1
31を有する点を除き、組立体13と同じである。組立
体15は、頂部ローラ32と、底部ローラ33と、引張
りスプリング(図示しない)と、頂部ローラ130と、
底部ローラ131と、軸受ブラケット26と、通路部分
24とを含んでいる。狹い処理通路25の一部分が部分
24の内部にある。通路部分24は処理通路25の一部
を形成する。ローラ32,33,130及び131は駆
動又は被駆動ローラとすることができ、ローラ32,3
3,130及び131はブラケット26に連結されてい
る。
【0031】裏板9とスロットノズル17a,17b及
び17cは容器11に取付けられる。図2に示される実
施態様は感光材料21がその表面の一方にエマルジョン
を有している時に用いられる。材料21のこのエマルジ
ョン側はスロットノズル17a,17b及び17cに対
面する。材料21はローラ30と31の間を通路25に
入りそして裏板9とノズル17aとを通って移動する。
それから材料21はローラ22と23の間を移動し裏板
9とノズル17b及び17cを通って移動する。この時
材料21はローラ32と33の間を移動し、ローラ13
0と131の間を移動しそして処理通路25に出る。
【0032】導管48aはポート44aを介して間隙4
9aを、図5の記載でさらに十分に記載されているポー
ト44(図5)を介して循環装置60に接続し、また導
管48bはポート45aを介して間隙49bをポート4
5(図5)を介して循環装置60に接続する。導管48
cはポート46aを介して間隙49cをポート46(図
5)を介して循環装置60に接続しまた導管48dはポ
ート47aを介して間隙49dをポート47(図5)を
介して循環装置60に接続している。スロットノズル1
7aは導管50aとポート44(図5)を介する入口ポ
ート41aとを介して循環装置60に接続され、スロッ
トノズル17bは導管50bと入口ポート42(図5)
を介する入口ポート42aとを介して循環装置60に接
続される。導管50cは入口ポート43aを介してノズ
ル17cをポート43(図5)を介して循環装置60に
接続する。センサ52が容器11に連結されまたセンサ
52は処理溶液の液面高さ235を導管51に対して保
持するのに用いられる。余分の処理溶液は溢流導管51
によって取出される。
【0033】織成表面200が、処理通路25に対面す
る裏板9の表面と、処理通路25に対面するスロットノ
ズル17a,17b及び17cの表面とに取付けられ
る。
【0034】図3は図2のモジュール10の他の実施態
様の一部切欠図であり、材料21が一方の表面上にエマ
ルジョンを有しまたノズル17d,17e及び17fが
容器11の頂上部分にある。組立体12,13及び15
と、ノズル17d,17e及び17fと、裏板9とは処
理通路25と間隙49e,49f,49g及び49hの
中に含まれる処理溶液の量を最小にするように設計され
ている。モジュール10の入口に、上向きの通路100
が処理通路25への入口を形成する。モジュール10の
出口に、上向きの通路101が処理通路25への出口を
形成する。組立体12は組立体13と同じである。組立
体12は、頂部ローラ30と、底部ローラ31と、頂部
ローラ30を底部ローラ31に対し圧縮して保持する引
張りスプリング(図示しない)と、軸受ブラケット26
と、通路部分24とを含んでいる。狹い通路開口が処理
通路25の一部を形成する。ローラ30と31は駆動又
は被駆動ローラとすることができ、ローラ30と31は
ブラケット26に連結される。
【0035】組立体15はローラ32及び33と同じよ
うに作動する余分の2つのローラ130と131を有し
ている点を除き、組立体13と同じである。組立体15
は、頂部ローラ32と、底部ローラ33と、引張りスプ
リング62(図示しない)と、頂部ローラ130と、底
部ローラ131と、軸受ブラケット26と、通路部分2
4とを含んでいる。狹い処理通路25の一部が部分24
の内部にある。通路部分24は処理通路25の一部を形
成する。ローラ32,33,130及び131は駆動又
は被駆動ローラとすることができ、ローラ32,33,
130及び131はブラケット26に連結されている。
したがって、実質的に連続する処理通路が設けられてい
ることがわかる。
【0036】裏板9とスロットノズル17d,17e及
び17fとが容器11に取付けられている。図3に示さ
れる実施態様は感光材料21がその表面の一方にエマル
ジョンを有している時に用いられる。材料21のエマル
ジョン側はスロットノズル17d,17e及び17fに
対面する。材料21はローラ30と31の間で通路25
に入りそして裏板9とノズル17dとを通って移動す
る。次に材料21はローラ22と23との間を移動しそ
してローラ130と131の間を移動し、処理通路25
から出る。
【0037】導管48eがポート44bを介して間隙4
9eをポート44(図5)を介して循環装置60に接続
し、導管48fはポート45bを介して間隙49fをポ
ート45(図5)を介して循環装置60に接続する。導
管48gはポート46bを介して間隙49gをポート4
6(図5)を介して循環装置60に接続し、導管48h
はポート47bを介して間隙49hをポート47(図
5)を介して循環装置60に接続する。スロットノズル
17dは導管50dとポート41(図5)を介する入口
ポート41bとを介して循環装置60に接続され、スロ
ットノズル17eは導管50eとポート42(図5)を
介する入口ポート42bとを介して循環装置60に接続
される。導管50fは入口ポート43bを介してノズル
17fをポート43(図5)を介して循環装置60に接
続する。センサ52が容器11に連結され、センサ52
は処理溶液の液面高さ235を導管51に対し保持する
ために用いられる。余分の処理溶液は溢流導管51によ
り取除かれる。
【0038】織成表面200が処理通路25に対面する
裏板9の表面と処理通路25に対面するスロットノズル
17d,17e及び17fの表面とに取付けられてい
る。
【0039】図4は図2のモジュール10の他の実施態
様の一部切欠図で、材料21が両方の表面にエマルジョ
ンを有し、スロットノズル17g,17h及び17iが
材料21の一方のエマルジョン表面に対面する容器11
の頂上部分にあり、スロットノズル17j,17k及び
17lが材料21の他方のエマルジョン表面に対面する
容器11の底部分にある。組立体12,13及び15
と、ノズル17g,17h,17i,17j,17k及
び17lは処理通路25と間隙49i,49j,49k
及び49lとに含まれている処理溶液の量を最小にする
ように設計されている。モジュール10の入口に、上向
き通路100が処理通路25への入口を形成する。モジ
ュール10の出口に、上向き通路101が処理通路25
への出口を形成する。
【0040】組立体12は、頂部ローラ30と、底部ロ
ーラ31と、頂部ローラ30を底部ローラ31に対し圧
縮するよう保持する引張りスプリング(図示しない)
と、軸受ブラケット26と、通路部分24とを含んでい
る。狹い処理通路25の一部が部分24の内部にある。
通路部分24は処理通路25の一部を形成する。ローラ
30,31,130及び131は駆動又は被駆動ローラ
とすることができ、ローラ30,31,130及び13
1はブラケット26に連結されている。組立体15は、
ローラ32及び33と同じように作動する余分の2つの
ローラ130と131を有する点を除き、組立体13と
同じである。組立体は、頂部ローラ32と、底部ローラ
33と、引張りスプリング(図示しない)と、頂部ロー
ラ130と、底部ローラ131と、軸受ブラケット26
と、通路部分24とを含んでいる。狹い処理通路25の
一部が部分24の内部にある。通路部分24は処理通路
25の一部を形成する。ローラ32,33,130及び
131は駆動又は被駆動ローラとすることができ、ロー
ラ32,33,130及び131はブラケット26に連
結されている。
【0041】スロットノズル17g,17h及び17i
が容器11の上方部分に取付けられている。スロットノ
ズル17j,17k及び17lが容器11の下方部分に
取付けられる。図4に示される実施態様は感光材料21
がその2つの表面の両方にエマルジョンを有している時
に用いられる。材料21の一方のエマルジョン側はスロ
ットノズル17g,17h及び17iに対面しまた材料
21の他方のエマルジョン側はスロットノズル17j,
17k及び17lに対面する。材料21はローラ30と
31の間で通路25に入りそしてノズル17gと17j
を通って移動する。ついで材料21はローラ22と23
の間を移動しノズル17h,17k,17i及び17l
を通って移動する。この時材料21はローラ32と33
の間を移動しローラ130と131の間を移動し処理通
路25を出る。
【0042】導管48iはポート44cを介し間隙49
iをポート44(図5)を介して循環装置60に接続し
そして導管48jはポート45cを介し間隙49kをポ
ート45(図5)を介して循環装置60に接続する。導
管48kはポート46cを介し間隙49lを循環装置6
0に接続し、導管48lはポート47cを介し間隙49
jをポート47(図5)を介して循環装置60に接続す
る。スロットノズル17gは導管50gとポート41
(図5)を介して循環装置60に接続される。スロット
ノズル17hは導管50hとポート42(図5)を介す
る入口ポート62とを介して循環装置60に接続され
る。導管50iは入口ポート63を介しノズル17iを
ポート43(図5)を介して循環装置60に接続する。
スロットノズル17jは導管50jとポート41(図
5)を介する入口ポート41cとを介して循環装置60
に接続され、スロットノズル17kは導管50jとポー
ト42(図5)を介する入口ポート42cと介して循
環装置60に接続される。スロットノズル17lは導管
50lとポート43(図5)を介する入口ポート43c
とを介して循環装置60に接続される。
【0043】センサ52が容器11に連結され、センサ
52は処理溶液の液面高さを導管51に対し保持するた
めに用いられる。余分の処理溶液は溢流導管51によっ
て取除かれる。材料21は上向き通路入口100に入
り、ついでローラ30と31の間で通路25の通路部分
24を通過しそしてノズル17gと17jを通って移動
する。それから材料21はローラ22と23の間を移動
しノズル17h,17k,17l及び17iを通って移
動する。この時材料21はローラ32と33の間を移動
しそして処理通路25を出る。
【0044】導管48iはポート44cを介し間隙49
iをポート44(図5)を介して循環装置60に接続
し、導管48jはポート45cを介し間隙49kをポー
ト45(図5)を介して循環装置60に接続する。導管
48kはポート46cを介して間隙49lをポート46
(図5)を介して循環装置60に接続し、導管48lは
ポート47cを介し間隙49jをポート47(図5)を
介して循環装置60に接続する。センサ52が容器11
に連結され、センサ52は処理溶液の液面高さ235を
導管51に対し保持するために用いられる。余分の処理
溶液は溢流導管51により取除かれる。
【0045】織成表面200が処理通路25に対面する
スロットノズル17g,17h,17i,17j,17
k及び17lの表面に取付けられる。
【0046】図5は本発明の処理溶液循環補充及び較正
装置の概略図である。モジュール10は通路25の容量
を最小にするように設計されている。モジュール10の
ポート44,45,46及び47は液溜め226に接続
されている。液溜め226は導管85を介して循環ポン
プ80に接続される。循環ポンプ80が導管63を介し
てマニホルド64に接続されマニホルド64は導管66
を介してろ過器65に接続される。ろ過器65は熱交換
器86に接続され、熱交換器86は導管4を介して通路
25に接続される。熱交換器86はまたワイヤ68を介
して制御論理回路67に接続される。制御論理回路67
はワイヤ70を介して熱交換器86に接続されセンサ5
2がワイヤ71を介して制御論理回路67に接続され
る。溶液補充容器245が導管247を介して計量ポン
プ246に接続される。計量ポンプ246は導管249
を介して計量容器248に接続される。計量容器248
は導管250を介してマニホルド64に接続される。計
量容器248は導管251、弁252及び導管253を
介して補充容器245に接続される。計量ポンプ24
6、計量容器248、弁252及びモータ駆動装置25
5はマイクロプロセッサー254に接続される。
【0047】写真溶液を含む写真処理薬品が補充容器2
45の中に置かれる。所望の補充量が任意の公知の手
段、例えば手動で又は制御論理回路67の制御盤を通る
所望の情報を走査することにより、制御論理回路67の
中に入力される。計量ポンプ246と計量容器248
が、感光材料センサ210が材料21(図1)の通路2
5に入ったのを検知した時に、化学薬品の正しい量をマ
ニホルド64の中に置くのに用いられる。センサ210
は信号をライン211を介し制御論理回路67に伝達す
る。
【0048】マイクロプロセッサー254は信号をワイ
ヤ258を介してモータ駆動装置255に伝達する。モ
ータ駆動装置255はビーアンドビーモータアンドコン
トロール会社の歯車モータ駆動装置No. CP−10PN
−4であり、モータ259はビーアンドビーモータアン
ドコントロール会社のモータモデルNo. BV6G−60
である。ビーアンドビーモータアンドコントロール会社
はApple Hill Commons, Burlington, CT 06013にある。
マイクロプロセッサー254は3065 Bowers Avenue, Sa
nta Clara, CA 95051 のインテル会社によって製造され
たインテル8051マイクロコントローラである。モー
タ駆動装置255は信号をワイヤ260を介してモータ
259に伝達する。モータ259はパルスモータ又は種
々の速度に制御されるモータとすることができる。上記
の信号は、補充溶液を補充容器245から導管247を
通ってポンプ246へとポンプで送るモータ259を励
勢する。ポンプ246は、その速度が滑らかな非脈動溶
液出力を得るよう360°の回転の間で変化することの
できる単一ベローズであり又はポンプ246は、並列に
連結された入力及び出力ラインを備え回転位相が等しい
よう相互に連結され、溶液の分配がポンプ駆動装置の回
転当り不変の溶液分配量に均一化されるようにする2つ
又はそれ以上のベローズの組合せである。ポンプ246
は溶液を導管249を通って計量容器248へと送り出
す。
【0049】それにより補充溶液が導管250を通って
マニホルド64に移動する。モジュール10の始動時又
は補充較正が開始された時、弁252が開かれ計量容器
248の内容物を導管253を通って補充容器245の
中に排出する。弁252はついで閉じられ、マイクロプ
ロセッサー254がモータ駆動装置255に信号を送り
モータ259をポンプ246を駆動する一定速度でスタ
ートさせる。補充溶液が補充容器245から導管247
を介し計量容器248の中へポンプ246により導管2
49を介して送られる。溶液が計量容器248を通って
送られるとき、溶液はセンサ268,269,270,
271及び272を通過する。センサ268〜272は
計量容器248を通る溶液の流量を検知するのに用いら
れる。計量容器248は一定容量の容器であるので補充
量はマイクロプロセッサー254により決定される。し
たがって、処理溶液が貯蔵器を使用しないで出口通路か
ら入口ポートに直接ポンプで送られることがわかる。
【0050】センサ268〜272によって測定された
量は制御論理回路67に入力されマイクロプロセッサー
254に伝達された所望の補充量と比較される。マイク
ロプロセッサー254は信号をモータ駆動装置255に
送り補充量の要求に合致するよう求められたとおりにモ
ータ259の速度を上げ又は下げるようにする。マニホ
ルド64は写真処理溶液を導管66に導入する。
【0051】写真処理溶液は導管66を介してろ過器6
5に流入する。ろ過器65は写真処理溶液に含有される
ことのある汚物とごみを除去する。写真処理溶液がろ過
された後、溶液は熱交換器86に入る。
【0052】センサ52は溶液の液面高さを検知しまた
センサ8は溶液の温度を検知し、溶液の液面高さと溶液
の温度とをそれぞれワイヤ71と7を介して制御論理回
路67に伝達する。例えば、制御論理回路67は1オメ
ガドライブ、スタンフォード、コネチカット06907
のオメガエンジニアリング会社によって製造されたシリ
ーズCN310ソリッドステート温度制御器とインテル
8051マイクロコントローラとを含んでいる。論理回
路67はセンサ8により検知された溶液温度と熱交換器
86が論理回路67にワイヤ70を介して伝達した温度
とを比較する。論理回路67は熱交換器86に情報を送
り溶液に熱を加え又は溶液から熱を取去るようにする。
したがって、論理回路67と熱交換器86は溶液の温度
を変更し溶液の温度を所望の高さに保持する。
【0053】センサ52は通路25の中の溶液の液面を
検知しそしてこの検知した溶液の液面高さを制御論理回
路67にワイヤ71を介して伝達する。論理回路67は
ワイヤ71を介しセンサ52により検知された溶液面高
さを論理回路67に設定された溶液面高さと比較する。
論理回路67はマイクロプロセッサー254にワイヤ2
61を介して情報を送り溶液面高さが低かったならば追
加の溶液を加えるようにする。溶液面高さが所望の設定
点になると、制御論理回路67がマイクロプロセッサー
254に情報を送り追加溶液を加えるのを停止する。
【0054】余分の溶液は全てモジュール10からポン
プで送り出され又は液面排出溢流口84を通り導管81
を介して容器82の中に取出される。
【0055】この時溶液はポート41,42及び43を
介してモジュール10に入る。モジュール10が余分に
溶液を含んでいる時はこの余分の溶液は溢流導管51、
排出溢流口84及び導管81によって取除かれ貯蔵器8
2に流入する。貯蔵器82の溶液面高さはセンサ212
により監視される。センサ212は制御論理回路67に
ライン213を介して接続される。センサ212が貯蔵
器82の中に溶液の存在するのを検知した時は、信号が
論理回路67にライン213を介して伝達され論理回路
67はポンプ214を作動する。それによりポンプ21
4は溶液をマニホルド64に送り込む。
【0056】センサ212が溶液の存在を検知しなかっ
た時はポンプ214がライン213と論理回路67とを
介して伝達された信号によって不作動となる。貯蔵器8
2内の溶液が溢流口215に到達した時溶液は導管21
6を通って貯蔵器217へと送られる。残りの溶液は通
路25を通って循環しポートライン44,45,46及
び47に到達する。それにより、溶液はポートライン4
4,45,46及び47から液溜め226へと流れる。
溶液は導管ライン85を介して液溜め226を出て循環
ポンプ80に入る。本発明の装置に収容されている写真
溶液は、感光材料にさらされた時、従来の装置よりもさ
らに迅速に熟成された状態に到達するが、その理由は写
真処理溶液の容量が少ないからである。
【0057】図6はポンプ246の図である。ポンプ2
46はベローズ275,276及び277と、クランク
シャフト278と連桿279,280,281とを具備
している。シャフト278は連桿281,280及び2
79によりベローズ275,276及び277にそれぞ
れ連結される。連桿279,280及び281は相互に
対し120°の回転位相で相互連結されている。
【0058】当業者ならば他のポンプ又は装置がベロー
ズポンプに代えて又はこれと組合わせて用いることがで
きる。すなわちピストンポンプ、蠕動ポンプ等を用いら
れることが理解できる。
【0059】また、単一のベローズポンプの回転速度は
各回転サイクルの間変えられ補充された溶液の脈動分配
を均一化し又は減少させるようにする。
【0060】ポンプ駆動モータ259が励勢されるとシ
ャフト278は回転しまた連桿279,280及び28
1がベローズポンプ275,276及び277を交互に
圧縮しまた膨張させる。それにより補充溶液を導管24
7を通って吸引し補充溶液を導管249を通って押し出
す。ポンプ入口282,283及び284は導管247
を介して補充容器245(図5)に接続される。出口2
85,286及び287は導管249を介して計量容器
248に連結される。
【0061】本発明により構成された処理装置は小容量
で処理溶液を確保することができる。処理溶液の容量を
制限する一部分として狹い処理通路25が設けられる。
写真紙のために用いられる処理装置にとって、処理通路
25は処理される紙の厚さの約50倍に等しいか50倍
以下の厚さt、好ましくは紙の厚さの約10倍に等しい
かそれより小さい厚さtを有していなければならない。
写真フィルムを処理するための処理装置において、処理
通路25の厚さtは感光フィルムの厚さの約100倍に
等しいか100倍より小さい、好ましくは写真フィルム
の厚さの約18倍に等しいかそれより小さくしなければ
ならない。約0.008インチ(0.2mm)の厚さを有
する紙を処理する本発明の処理装置の実施例は約0.0
80インチ(2mm)の通路の厚さを有しまた約0.00
55インチ(0.14mm)の厚さを有するフィルムを処
理する処理装置は約0.10インチ(2.54mm)の通
路の厚さを有している。
【0062】処理通路25と循環装置60の内部の処理
溶液の全量は従来の処理装置に比べて比較的少ない。特
に、特定のモジュールのための全処理装置における処理
溶液の全量は処理通路25の中の全容量がこの装置にお
ける処理溶液の全量の少なくとも40%であるような量
である。好ましくは、処理通路25の容量はこの装置に
おける処理溶液の全容量の少なくとも約50%である。
図示の特定実施態様では処理通路の容量は処理溶液の全
容量の約60%である。
【0063】典型的にはこの装置で利用できる処理溶液
の全量は処理装置の大きさ、すなわち処理装置が処理で
きる感光材料の量によって変わる。例えば、典型的な従
来の小現像処理装置、感光材料の約5平方フィート/分
(0.45m2 /分)まで処理する処理装置〔一般に約
50インチ/分(1.27m/分)より低い輸送速度を
有している〕は本発明の処理装置の約5リットルの処理
溶液に比べて約17リットルの処理溶液を有している。
【0064】典型的な従来の小現像所に関し、感光材料
の約5平方インチ/分(0.45m 2 /分)から約15
平方インチ/分(1.35m2 /分)を処理する処理装
置(一般に約1.27m/分から約3.05m/分の輸
送速度を有している)は、本発明の処理装置の約10リ
ットルの処理溶液に比べて約100リットルの処理溶液
を有している。感光材料の50平方フィート/分(4.
5m2 /分)までを処理する大きな従来の現像処理装置
〔一般に約7から60フィート/分(2.14から1
8.3m/分)の輸送速度を有する〕に関しては、典型
的には本発明により構成された大きな処理装置の約15
から100リットルの範囲の処理溶液に比べて約150
から300リットルの処理溶液を有している。毎分15
平方フィート(1.35m2 /分)の感光材料を処理す
るよう構成された本発明の小現像所の処理装置において
は、典型的な従来の処理装置の約17リットルの処理溶
液に比べて約7リットルの処理溶液を有している。
【0065】ある場合においては処理溶液の渦が生じな
いように導管48a〜48d及び/又は間隙48a〜4
8dに液溜めを設けるのが適当である。この液溜めの大
きさと形状はもちろん、処理溶液が循環される速度と循
環装置の一部を形成する連結通路の大きさとによって決
まる。連結通路を、例えば、導管48a〜48dをでき
るだけ小さい間隙49a〜49dから、しかも通路の大
きさ、例えば処理通路からポンプへの通路が小さくなる
ほど渦が大きく生じるような間隙から、導管を作ること
が望ましい。例えば、毎分約3から4ガロン(11.3
6から15.141)の循環速度を有する処理装置にお
いては、循環ポンプへのトレイの出口で約4インチ(1
0.16cm)の水頭圧力を渦の生じることなく保持する
ことのできるような液溜めを設けることが好ましい。液
溜めはトレイの出口の近くの局限された区域に設けるの
が必要であるにすぎない。したがって、処理装置の必要
とされる流量に利用できる処理溶液の容量の低い量を平
衡させるようにすることが重要である。
【0066】ノズルを通り処理通路に入る処理溶液の効
率的な流れを得るために、処理溶液を処理通路に分配す
るノズル/開口が下記の関係に従う形状を有することが
望まれる。 1≦F/A≦40 ここで、Fはノズルを通る溶液の流量の分当りのガロン
(1ガロン=3.791) Aは平方インチで表わされるノズルの断面積である。
(1平方インチ=6.45cm2 ) すなわちFをノズルを通る溶液の流量の分当りのリット
ル、Aを平方センチメートルで表わすノズルの断面積と
したとき 0.59≦F/A≦24 の関係となるノズル/開口が望まれる。
【0067】上記の関係によるノズルの設置は感光材料
に対する処理溶液の適当な放出を保証する。
【0068】上記の詳細は感光材料を処理する新規で改
良された装置を記載している。上記の記載は当業者にと
って本発明の原理がその精神から逸脱することなく利用
される付加的な方法を示していることが理解できるもの
である。したがって、本発明は特許請求の範囲の範囲に
よってのみ限定されることが意図されるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】処理モジュールの斜面図である。
【図2】材料が一方の面上にエマルジョンを有しノズル
が材料のエマルジョン面に対面する容器の底部分上にあ
るモジュールの部分切欠図である。
【図3】図2のモジュールの他の実施態様の部分切欠図
で、材料が一方の面上にエマルジョンを有しノズルが材
料のエマルジョン面に対面する容器の頂部にある構造を
示す図である。
【図4】図2のモジュールの他の実施態様の部分切欠図
で、材料が両方の面上にエマルジョンを有しノズルが材
料の一方のエマルジョン面に対面する容器の頂部にあ
り、また他のノズルが材料の他方のエマルジョン面に対
面する容器の底部にある構造を示す図である。
【図5】本発明の装置の処理溶液循環補充及び較正装置
の概略図である。
【図6】ポンプを示す図である。
【符号の説明】
4…導管 8…センサ 9…裏板 10…処理モジュール 11…容器 12,13,15…輸送ローラ組立体 16…駆動装置 17…ノズル 18…回転組立体 21…感光材料 22,23,30,31,32,33…ローラ 24…通路部分 25…処理通路 28…歯車 41,42,43,44,45,46,47…ポート 52…センサ 60…循環装置 67…制御論理回路 80…循環ポンプ 86…熱交換器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 デビッド リン パットン アメリカ合衆国,ニューヨーク 14580, ウェブスター,マジェスティック ウェイ 1218

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光材料を処理する装置であって、 容器と前記容器の中に配置された少なくとも1つの処理
    組立体とからなる処理モジュールを有し、前記少なくと
    も1つの処理組立体が処理溶液が流れる通路を形成し、
    前記通路が入口と出口とを有し、 また写真材料を通路入口から前記通路を通って通路出口
    へと輸送する輸送手段を有し、 前記少なくとも1つの処理組立体には前記処理溶液を前
    記処理通路に直接供給する少なくとも1つのスロットノ
    ズルが設けられ、 さらに、前記処理溶液を前記少なくとも1つのスロット
    ノズルを通って前記処理通路に供給する少なくとも1つ
    の供給導管と、 前記処理モジュールに設けられ前記処理溶液を前記処理
    モジュールから放出する少なくとも1つの放出導管と、 前記処理溶液を前記供給導管と前記放出導管とを介し前
    記処理モジュールを通って循環させる手段と、 実質的に均一の量の補充液を処理溶液に供給するよう補
    充液を精密に制御された容量で補充する手段とを有して
    いることを特徴とする感光材料処理装置。
  2. 【請求項2】 前記処理通路は前記処理通路で処理され
    る感光材料の厚さの100倍に等しいか100倍より小
    さい厚さとなっている請求項1に記載の感光材料処理装
    置。
  3. 【請求項3】 前記少なくとも1つのスロットノズルの
    出口の流量(リットル/分)が、 0.59≦F/A≦24 ここでFはリットル/分で表わす処理溶液の流量を示
    し、Aは平方センチメートルで表わす前記少なくとも1
    つのスロットノズルの前記出口の全断面積、 によって規定されている請求項1又は2に記載の感光材
    料処理装置。
  4. 【請求項4】 前記補充手段が、 均一の量の補充液を放出する1つ又は複数のポンプを具
    備している請求項1から3のうちの1項に記載の感光材
    料処理装置。
  5. 【請求項5】 前記補充手段が位相をずらせて連結され
    た2つ又はそれ以上のポンプを具備している請求項1か
    ら3のうちの1項に記載の感光材料処理装置。
  6. 【請求項6】 前記ポンプがベローズポンプ、ピストン
    ポンプ及び蠕動ポンプからなる群から選択される請求項
    5に記載の感光材料処理装置。
  7. 【請求項7】 前記補充手段が、 ポンプの入力サイクルを調節することにより制御される
    均一の配送出力を有するポンプを具備している請求項1
    から3のうちの1項に記載の感光材料処理装置。
  8. 【請求項8】 前記補充手段に連結され、補充された処
    理溶液の配送量を変えかつ照合する較正手段をさらに含
    んでいる請求項1から3のうちの1項に記載の感光材料
    処理装置。
  9. 【請求項9】 計量容器に連結され補充された処理溶液
    の配送量を自動的に測定するマイクロプロセッサーをさ
    らに含んでいる請求項8に記載の感光材料処理装置。
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