JPH05156886A - 削岩機の穿孔位置決め制御方法及びその装置 - Google Patents

削岩機の穿孔位置決め制御方法及びその装置

Info

Publication number
JPH05156886A
JPH05156886A JP34886691A JP34886691A JPH05156886A JP H05156886 A JPH05156886 A JP H05156886A JP 34886691 A JP34886691 A JP 34886691A JP 34886691 A JP34886691 A JP 34886691A JP H05156886 A JPH05156886 A JP H05156886A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rock drill
drill
drilling
face
rock
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP34886691A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0823260B2 (ja
Inventor
Setsu Wada
節 和田
Akira Ohashi
昭 大橋
Takashi Matsuo
隆司 松生
Toshio Yamamoto
俊夫 山本
Koji Yunoki
孝治 柚木
Yoshiyuki Sawa
芳幸 澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konoike Construction Co Ltd
Original Assignee
Konoike Construction Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konoike Construction Co Ltd filed Critical Konoike Construction Co Ltd
Priority to JP3348866A priority Critical patent/JPH0823260B2/ja
Publication of JPH05156886A publication Critical patent/JPH05156886A/ja
Publication of JPH0823260B2 publication Critical patent/JPH0823260B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Drilling And Exploitation, And Mining Machines And Methods (AREA)
  • Earth Drilling (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 削岩機に生ずるたわみや遊び等、あるいはド
リルジャンボの据付け位置の作業中のずれに影響される
ことなく、予め計算された穿孔位置に削岩機のビットを
正確かつ迅速に位置決めすることができる削岩機の穿孔
位置決め制御方法及び該方法を実施するための装置を提
供する。 【構成】 削岩機の先端に有色の検知体を、削岩機の後
方にカラー撮像器をそれぞれ設け、カラー撮像信号によ
り検知体の位置を解析検出し、その位置情報により削岩
機の動作を自動制御させ、削岩機の穿孔位置を決める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】A.発明の目的 (1) 産業上の利用分野 この発明は、トンネル工事における発破孔等の穿孔作業
に使用される削岩機の穿孔位置決め制御方法及びその装
置に関し、更に詳しくは、トンネルの切羽面において発
破孔等を穿孔する際、削岩機を自動制御して予め計算さ
れた穿孔位置にビットを位置決めする制御方法及び装置
に関する。
【0002】(2) 従来の技術 トンネル工事において、該トンネルの掘進作業を自動化
し、作業の省力化・効率化・安全化並びに作業環境の改
善を図ることは、トンネル工事の合理化を推進するうえ
で最優先の課題にあげられている。特に、トンネルの発
破孔等の穿孔作業に使用する削岩機の自動化は急務とさ
れており、ここ数年来、削岩機を搭載するドリルジャン
ボの自動化が注目され、自動ドリルジャンボの開発が試
みられている。自動ドリルジャンボには、「機体の位置
決め機能」、「穿孔位置計算機能」、「穿孔位置決め制
御機能」、及び「穿孔制御機能」等の各種の自動化機能
が要求されるが、中でも、「穿孔位置決め制御機能」は
自動化を達成するための中心的な機能を構成する。
【0003】通常のマニュアル(手動)運転のドリルジ
ャンボを使用する際には、切羽面に対する発破孔等の多
数の作業点のマーキング作業が不可欠であり、高度の苦
渋・危険作業を伴う。また、マーキングされた穿孔位置
に削岩機を位置決めする作業には甚だ熟練を必要とし、
作業時間も長く、その精度も低い。このため、自動ドリ
ルジャンボの実現に当っては、高精度・高速度の「穿孔
位置決め制御機能」の開発が特に重要視されている。す
なわち、「穿孔位置決め制御機能」を用いて削岩機を自
動制御し、予め計算された穿孔位置にビットを正確に位
置決めすることができれば、苦渋・危険作業を伴うマー
キング作業が不要となり、作業の省力化・効率化・安全
化が図りうる。更に、トンネル工事の施工品質及びコス
トに大きな影響を与える余掘り・余巻き・アタリを大幅
に減少させることができるので、施工性並びに経済性が
著しく向上する。
【0004】従来の穿孔位置決め制御方法は、図7・図
8に示すように、ドリルジャンボの機体100に削岩機
102が搭載され、該削岩機102にはそのブーム10
2a及びガイドセル102bの動作量を検出するため
に、自由度毎に各種のセンサ(回転角センサ104,変
位センサ106,近接センサ108)が配置されてお
り、これらセンサの動作量を幾何学的に集合することか
ら、削岩機102のドリルロッド102cの先端のビッ
ト102dの位置を求めるシステムが採用されている。
これらのセンサはいわゆる内界センサと呼ばれるもので
あって、センサ自体の検出誤差の他に、ブーム102a
及びガイドセル102b等に関する「部材のたわみ・ね
じれ」、「可動部の遊び・ガタ」、「製作誤差」及び
「変形・磨耗」等の集積による位置誤差が常に生ずる。
特に、削岩機のように稼働範囲が大きく動作時の重心移
動が著しい大型の多関節ブームでは、この位置誤差が原
因で正確な穿孔位置決め制御を行うことが困難になる。
また、この位置誤差は、穿孔位置がドリルジャンボの機
体中心より離れるほど大きくなる。
【0005】一方、余掘り・余巻き・アタリを少なくす
るためには切羽面の外周孔を高精度に位置決めする必要
があるため、前記の位置誤差がドリルジャンボの自動化
に際しての障害となっている。すなわち、ドリルジャン
ボを自動化するためには穿孔位置決め精度を±20mm
程度に収める必要があるが、従来の内界センサ方式を用
いた制御方法では、現状のところ、±100mm前後の
位置決め誤差は避けられない。また、ドリルジャンボの
据付け位置が作業中にずれるトラブルもしばしば発生す
るが、内界センサ方式による制御方法ではこのトラブル
に対処することは困難である。更に、従来技術では削岩
機の制御方法として、穿孔位置を事前に教示するティー
チング・プレイバック方式や、穿孔位置を事前に数値入
力する数値制御方式が用いられており、準備作業が煩雑
で実用性に乏しく、種々の問題が存する。
【0006】(3) 発明が解決しようとする課題 本発明は上記実情に鑑みなされたものであり、上記従来
技術の問題点を解決し、削岩機に生ずるたわみや遊び
等、あるいはドリルジャンボの据付け位置の作業中のず
れに影響されることなく、予め計算された穿孔位置に削
岩機のビットを正確かつ迅速に位置決めすることができ
る削岩機の穿孔位置決め制御方法及び装置を提供するこ
とを目的とする。本発明はこのため、位置検出手段とし
て視覚等の外界センサを利用した方法、いわゆるハンド
アイ(手腕・視覚)システムを用いて制御対象の位置を
直接検出し、その位置の座標情報を削岩機にフィードバ
ックして制御する方法が最も有効であるとの知見に基づ
いてなされたものである。本発明では、削岩機のブーム
及びガイドセル、削岩機に内蔵されたサーボ機構、削岩
機先端の検知体、該検知体を撮像するカラー撮像器、カ
ラー画像解析器、演算器及びコンピュータを用いてハン
ドアイシステムたる位置決めの制御システムを構成し、
削岩機の動作を自動制御することを基本的技術思想とす
る。
【0007】B.発明の構成 (1) 問題点を解決するための手段 本発明の削岩機の穿孔位置決め制御方法は上記目的を達
成するため、次の構成を採る。すなわち、トンネル内の
切羽に向かって据え付けられたドリルジャンボについ
て、該ドリルジャンボに装備された削岩機の先端部の既
知の位置に有色の検知体を装着し、前記検知体をドリル
ジャンボの機体後部あるいは機体後方に設置されたカラ
ー撮像器で撮像し、その撮像信号により前記検知体をそ
の有色性をもって識別検知するとともにその位置の座標
を連続的に解析して検出し、前記検知体の位置の座標情
報に基づく制御信号により前記削岩機内のサーボ機構を
介して前記削岩機を自動的に動作させ、トンネルの計画
線形及び設計断面形状に基づいて予め計算された切羽面
上の穿孔位置に削岩機のビットを誘導して位置決めする
ことを特徴とする。
【0008】本発明の削岩機の穿孔位置決め制御装置は
前記方法を実施するためのものであって、次の構成を採
る。すなわち、トンネル内の切羽に向かって据付けられ
たドリルジャンボについて、ドリルジャンボに装備され
た削岩機の穿孔位置決めを制御する方法に使用される装
置であって、削岩機の先端部付近の既知の位置に装着さ
れる有色の検知体と;ドリルジャンボの機体後部あるい
は機体後方に設置され、前記有色の検知体を撮像するカ
ラー撮像手段と;前記カラー撮像手段による撮像信号に
基づき前記検知体を抽出して該検知体の位置の座標を連
続的に解析するカラー画像解析手段と;トンネルの計画
線形及び設計断面形状に基づいて切羽面上の穿孔位置を
計算する穿孔位置計算手段と;前記カラー画像解析手段
の座標解析値に基づき削岩機の動作を自動制御して前記
計算された穿孔位置に削岩機のビットを誘導し位置決め
する制御手段と;を少なくとも備えてなることを特徴と
する。
【0009】(2) 作用 削岩機の先端部付近に装着された検知体をカラー撮像器
で撮像し、撮像した画像情報から検知体をカラー画像解
析器により図形として抽出し、この図形情報に基づき検
知体の重心(図心)位置の座標を演算器により連続的に
演算検出する。そして、コンピュータを用いて、検知体
の位置より求まるビットの現在位置と予め計算された穿
孔位置との座標を互いに比較してその偏差を求め、この
偏差による制御信号を削岩機に装備されたサーボ機構に
入力し、削岩機の動作を自動制御して削岩機の穿孔位置
を決める。
【0010】(3) 実施例 本発明の削岩機の穿孔位置決め制御方法及びその装置の
実施例を図面に基づいて説明する。実施例装置 図1〜図4は本発明の一実施例装置を示す。すなわち、
図1はその実施例装置の全体構成を示し、図2〜図4は
各部の構造を示す。
【0011】図1において、Tはトンネルを示し、半円
状の断面をなす。その他、Fは切羽面、Jはドリルジャ
ンボ、Pは測量基準点、Qは切羽面Fにおけるトンネル
中心点をそれぞれ示す。また、Bは後記するレーザース
ポット間の実距離を示す。更に、Xはトンネル断面の水
平方向の座標軸、Yはトンネル断面の鉛直方向の座標
軸、Zはトンネルの掘進方向の座標軸を表す。
【0012】本実施例では、2基の削岩機を有するドリ
ルジャンボJに1台のカラー撮像器を設置した場合を示
す。ドリルジャンボJは、ホイール1aの足廻り及び固
定装置のアウトリガー1bを備えた機体1を主体とし、
該機体1の前部に2基の削岩機2が、また、機体1の後
部上方にカラー撮像器3がそれぞれ配されてなり、切羽
面Fに向かいトンネルTの中央付近に掘進方向と平行に
据え付けられる。このとき、ドリルジャンボJの機体1
は、削岩機2が切羽面Fの外周に十分届く位置に適宜設
置され、また、機体1はアウトリガー1bにより水平に
保持される。
【0013】削岩機2はブーム2a、ガイドセル2b、
ドリルロッド2c及びビット2dより構成される。該削
岩機2は、公知の機構により、ブーム2aの動作状態の
如何に拘らず、ガイドセル2bが機体1とほぼ平行にな
る調節機能が備わっている。従って、ガイドセル2bに
差し角等を特に与えない限り、機体1を掘進方向と平行
に据え付けることによって、ガイドセル2bに搭載され
たドリルロッド2c及びビット2dの穿孔方向は掘進方
向とほぼ一致する。該ドリルジャンボJの機体1には、
更に、後記するカラー画像解析部を含むカラー画像解析
装置4が設置されている。
【0014】更に図1に示されるように、切羽面Fに
は、ドリルジャンボJの後方に設置されたレーザー投光
装置(図示せず)からトンネルTの掘進方向と平行に発
射されたレーザービーム5により、複数のレーザースポ
ット6が照射される。これらはトンネル断面の中心点及
び各種の基準線を求めるために使用される。
【0015】削岩機2のガイドセル2bの先端部付近に
は、有色の検知体8及び超音波センサ9が既知の位置に
装着される。図2はこれらの配置構成を示すもので、そ
の(a)図はX方向より見た配置図、その(b)図及び
(c)図はZ方向より見た配置図である。カラー撮像器
3並びに検知体8の設置位置に関しては、削岩機2の稼
働範囲において、カラー撮像器3で検知体8を十分視準
することが可能な位置に各々設置すればよい。 (b) 図はガイドセル2bのトンネル中心側の片側に一個
の検知体8を装着した配置例を示し、(c) 図はガイドセ
ル2bの両側に2個の検知体8を装着した配置例を示
す。ここで、穿孔作業においてガイドセル2bを反転し
て使用する場合を想定すれば、(c) 図のように1台のガ
イドセル2bに複数の検知体8を装着する方が望まし
く、この場合は、検知体8のうちから照準が容易なもの
を選択してその位置を検出することになる。
【0016】検知体8には白・黒を含む有彩色の小さな
球体が用いられるが、事情によっては発光性の球体を用
いる場合もある。削岩機2の動作に伴い移動する検知体
8は、レーザースポット6とともにカラー撮像器3によ
り撮像され、後記するカラー画像解析手段でその座標が
連続的に検出される。また、切羽面Fと削岩機2との相
対距離については、超音波センサ9によって常時検出さ
れる。
【0017】図3は、本実施例における1台のカラー撮
像器3を用いた場合に撮像される画面例を示している。
この画面中には、切羽面Fを背景にレーザースポット6
(例えば赤色のスポット)及び検知体8が同時に映像さ
れ、この画像信号はカラー画像解析手段を含む制御部に
送られる。更に、この画面にはコンピュータを用いて予
め計算された切羽面Fにおける水平基準線11・トンネ
ル中心線12・トンネル外周線13と、作業点となる穿
孔位置14(図中の十字点で示す)が表示される。更に
図において、Mは画像中のレーザースポット6,6を結
ぶ線15とトンネル中心線12との交点、ΔHは同じく
画像中の該レーザースポット6,6間の線15と水平基
準線11との距離、bは同じくレーザースポット6,6
間の距離である。図示のように、削岩機のビット2dが
矢印イ方向に誘導され計算された穿孔位置14に位置決
めされる。
【0018】図4は本実施例における位置決め制御シス
テムの全体構成を示す。図示されるように、本位置決め
制御システムは、カラー撮像器3からの信号を処理する
カラー画像解析部17と、超音波センサ9からの信号を
処理する発振検出器18と、これらのカラー画像解析部
17及び発振検出器18からの信号を処理する制御部1
9と、からなる。なお、このカラー画像解析部17は、
本実施例ではカラー画像解析装置4として組み立てら
れ、機体1の後部に装着されてなるが、その組立て態様
及び取付け位置は限定されない。
【0019】先ず、カラー画像解析部17は、カラー画
像解析器20、演算器21及びモニターテレビ22を含
む。すなわち、カラー画像解析器20は、カラー撮像器
3により撮影されたモニターテレビ22に映される画像
内より、任意に設定した複数の色の物体像、すなわちレ
ーザースポット6及び検知体8のみを図形として抽出
し、これら図形の重心(図心)位置の座標を検出する。
演算器21は、これらの重心位置の座標データに基づい
て、切羽面Fのトンネル中心点Q及び各種の基準線1
1,12,13を演算して設定するとともに、検知体8
の位置座標より切羽面Fに対するビット2dのX−Y座
標を演算する。
【0020】発振検出器18においては、超音波センサ
9からの信号を処理して切羽面Fと削岩機2との相対距
離を実時間で検出し、これを制御部へ送る。
【0021】制御部19は、コンピュータ23、サーボ
機構24、入力装置25、CRT表示器26、記録装置
27を含み、サーボ機構24以外はドリルジャンボJ外
に設置され、前述したカラー画像解析部17並びに発振
検出器18からの信号を受け、終極的には、削岩機2に
内蔵されたサーボ機構24を制御して該削岩機2のビッ
ト2dの穿孔位置制御をなす。
【0022】もっと詳しくは、コンピュータ23は、そ
の機能として、 事前に登録されたトンネルの計画線形及び設計断面
形状に基づき、切羽面Fでの穿孔作業に必要な全ての座
標情報、すなわち、切羽面Fにおけるトンネル中心点Q
・トンネル中心線12・水平基準線11・トンネル外周
線13並びに全穿孔位置14に関する座標情報を計算す
る穿孔位置計算機能(いわゆる穿孔位置計算手段)、 カラー画像解析部17より出力される座標情報と前
記の穿孔位置計算機能で計算された座標情報とを互いに
比較してその偏差を求め、この偏差による制御信号を削
岩機2に内蔵されたサーボ機構24に入力し、削岩機2
の動作を高精度・高速度に自動制御せしめ、ビット2d
のX−Y座標を所定の穿孔位置の座標に誘導して位置決
めする制御機能、 切羽面Fと削岩機2の相対距離情報に基づき前記制
御信号を補正して、削岩機2のビット2dのZ座標を所
定の位置に制御する制御機能、等を有する。 上記の制御機能を含めて挟義の制御手段を構成す
る。
【0023】サーボ機構24は、削岩機2内に内蔵され
ており、コンピュータ23からの制御信号に基づき削岩
機2の3次元的動作を自在に制御する。入力装置25は
コンピュータ23に各種のデータを入力するほか、穿孔
位置決めに関わる作業命令を順次入力するためのもので
ある。CRT表示器26ないし記録装置27は、コンピ
ュータ23の計算結果及び削岩機2の動作制御状態を表
示あるいは記録するものである。
【0024】上記のシステム構成において、演算器21
は、その機能をコンピュータ23に受け持たせることが
できるならば省略することができ、また、モニターテレ
ビ22についてもその機能をCRT表示器26に転換で
きるならば省略することができる。また、カラー画像解
析部17及び発振検出器18から制御部19のコンピュ
ータ23に信号を送る手段あるいはコンピュータ23か
らサーボ機構24に信号を送る手段には光ファイバー等
の通信手段が採用されるが、電波による通信手段も適宜
採用される。
【0025】実施例方法 次に、上記構成よりなる削岩機の穿孔位置決め制御装置
を用いて実施される方法すなわち削岩機の穿孔位置決め
制御方法を説明するとともに、併せて本制御装置の作用
について述べる。以下、作業手順に従って説明する。
【0026】(1) 先ず、発破孔の穿孔作業に当っては、
測量基準点Pを基準にして光波測距測角儀等を用いて切
羽面Fを測量し、切羽面Fの平均的なZ座標を確定す
る。
【0027】(2) 次いで、図1に示すように、ドリルジ
ャンボJの機体1を切羽面Fに向かいトンネルの掘進方
向と平行かつ水平に据え付ける。また、これとともに、
図示されていないが、ドリルジャンボJの機体1の後方
のトンネルTの両側壁近傍にレーザー投光装置が据え付
けられ、レーザー光5が切羽面Fに向ってトンネルの掘
進方向と平行に照射される。
【0028】(3) 切羽面Fに2点のレーザースポット6
が照射され、ドリルジャンボJに搭載されているカラー
撮像器3によりレーザースポット6及び検知体8を撮像
する。この撮像による画像情報に基づき、カラー画像解
析部17において次のように画像解析がなされる。すな
わち、本実施例では2点のレーザースポット6を用いた
位置出し方法として、トンネル中心線12は、図3の画
面例で示すように、左右2点のレーザースポット6を結
び、その線の等分割点Mを通る鉛直線として求められ
る。また、スプリングラインと称される水平基準線11
は、2点のレーザースポット6を結ぶ線に平行で、かつ
距離ΔH分だけ下方にシフトさせた線として求められ
る。ただし、距離ΔHは測量によって予め既知とされ
る。更に、トンネル中心点Qは、水平基準線11とトン
ネル中心線12の交点として求められる。
【0029】ドリルジャンボJの機体1の後部に設置さ
れたカラー撮像器3による画像には、図3に示すよう
に、トンネルの切羽面を背景にレーザースポット6(例
えば赤色のスポット)及び検知体8が映像される。そし
て、この画像信号はカラー画像解析部17内で高速にサ
ンプリングされ処理される。すなわち、レーザースポッ
ト6については、前記の位置出し方法に従って演算処理
することにより、切羽面Fにおけるトンネル中心点Q及
び各種の基準線11,12,13に関する画面上のX−
Y座標が設定される。ここに、これらのX−Y座標は所
定の時間間隔で常に更新される。更に、削岩機2の動作
に伴って移動する検知体8の位置が画像上のX−Y座標
として連続的に検出される。ここでは、切羽面上の実座
標系と画面上の座標系を対応づけるために、図1に示し
たレーザースポット6間の既知の実距離Bと、図3にお
ける画面上のレーザースポット6間の距離bとが対置さ
れ、画面上の座標系が更正される。
【0030】以上のように、レーザースポット6と有色
の検知体8とを撮像することから、水平基準線11及び
トンネル中心線12を基準軸とするX−Y座標系とその
座標系における検知体8の位置座標が連続的に検出され
る。ここに、検知体8とビット2dは既知の距離関係に
あるので、ビット2dの位置(X−Y座標)は直ちに求
まる。ビット2dのZ座標については、超音波センサ9
によって検知される切羽面Fまでの距離と相対距離とか
ら容易に決定される。
【0031】(4) 一方、コンピュータ23においては、
トンネルの計画線及び設計断面形状に基づいて、Z座標
にある切羽面Fの座標情報、すなわち、トンネル中心点
QのX−Y座標、水平基準線11のY座標、トンネル中
心線12のX座標、トンネル外周線13のX−Y座標、
全穿孔位置14のX−Y座標が予め計算される。ただ
し、トンネルTの曲線施工区間では、座標情報として前
記の各種基準線に対しZ座標も必要になる。次いで、作
業点となる穿孔位置14の座標と検知体8により検出さ
れたビット2dの位置の座標とを比較して両者の偏差
(ΔX,ΔY)を求め、コンピュータ23から前記偏差
に基づく制御信号を削岩機2に内蔵されたサーボ機構2
4に入力し、削岩機2の動作を制御してビット2dを所
定の穿孔位置14に誘導する。なお、この段階では、ブ
ーム2a及びガイドセル2bを制御して、ビット2dと
切羽面Fとの距離が一定値(例えば、100mm前後)を
保つが、超音波センサ9等の測距センサを装着しない場
合には、切羽面Fの少し手前に仮想の断面を設定し、削
岩機2のブーム2aに内蔵された内界センサを用いてビ
ット2dのZ座標を検出しながら、この仮想断面上をビ
ット2dが移動するように制御する必要がある。ただ
し、この場合は切羽面Fと機体1と相対距離が予め計測
されなければならない。
【0032】(5) そして、偏差ΔX,ΔYが零となった
時点でガイドセル2bを前進させ、ビット2dの位置を
更に微調整しながらビット2dを切羽面Fに着岩させて
穿孔位置決め作業を終了し、穿孔作業へと移行する。
【0033】(6) 穿孔順序は2台の削岩機2によりトン
ネル中心線12を挟んで左右に分担され、予め順序化さ
れた作業点を順次穿孔してゆく。
【0034】このように本実施例の画像解析方法では、
輝度差を利用する通常の画像解析手段とは異なり、計測
対象物を色差で識別し抽出する方法であるため、対象物
の背景や外乱光に殆ど影響されることがなく、計測対象
物の輪郭及び重心を高速度・高精度に検出することがで
きる。また、計測対象物の色を指定することにより、複
数の計測対象物が複雑に交錯する運動現象であっても、
それぞれの対象物の運動軌跡を正確に追尾検出すること
が可能である。更に、障害物等によって対象物の映像が
一時消えても、映像が新たに現れた時点から検出を再開
することができる。
【0035】ちなみに、本実施例に適用するカラー画像
解析手段の性能については、画像のサンプリング速度は
最大60Hz、同時に計測可能な対象物は4〜12個であ
る。また、計測対象物の座標解析精度としては撮影範囲
の約1/2000の分解能を有するので、例えば、図3
の撮影範囲を10mとすれば、約5mmの検出精度が得ら
れる。なお、本実施例では複数の検知体8を同時に検出
できるので、手動運転の場合と同様に、複数の削岩機2
をそれぞれ独立に制御することを基本とするが、削岩機
2の動作が互いに干渉し合う穿孔作業にあっては、これ
らの動作を協調させながら制御する必要がある。
【0036】本実施例では、切羽面Fにおけるトンネル
中心点Q及び各種の基準線を求めるために2点のレーザ
ースポット6を利用したが、当然のことながら、2点以
上のレーザースポットを使用しても本発明の機能に変わ
りはない。また、レーザースポット6を利用せず、切羽
面Fの既知の位置に複数の円形の有色マークを張り付
け、これらを識別し抽出しても同じ機能を発揮すること
ができる。切羽面Fの凹凸が激しくZ方向の変化が大き
い場合、切羽面Fに照射されたレーザースポット6の実
座標には殆ど誤差はないものの、画面上に撮像されたレ
ーザースポット6の座標にはカメラポジションによる視
準誤差が若干生じる。この程度の誤差は施工精度からみ
て実用上問題はないが、前記の有色マークを切羽の平均
的な断面位置に張り付けることで、この誤差を実質的に
解消することは可能である。
【0037】叙上の実施例は1台のカラー撮像器をドリ
ルジャンボの機体後部に設置した例であるが、2台のカ
ラー撮像器をドリルジャンボの機体後部あるいは機体後
方に設置しても本発明の目的は十分に達成される。図5
はドリルジャンボJの機体後方に2台のカラー撮像器3
を設置した場合の実施例を示し、図6はその撮像画面の
一例を示す。図において、先の実施例と同等の部材・装
置については同一の符号が付されている。この実施例で
は、削岩機2の稼働範囲において、レーザースポット6
及び検知体8が十分見通せる高い位置にカラー撮像器3
が設置される。この場合、撮像画面は1台目のカラー撮
像器3による画面Lと2台目のカラー撮像器3による画
面Rとから構成される。撮像画面は画面Lと画面Rとに
分割されるため、1台のカラー撮像器を用いた場合より
は測定精度が向上し、大断面のトンネル工事に適したシ
ステムを構成することができる。
【0038】2台のカラー撮像器3を用いる本実施例に
おいては、画面L,Rのそれぞれに切羽面上の基準点や
基準線を求めるために、レーザースポット6を増加する
必要がある。更に、2台のカラー撮像器3を設置すれば
検知体8を立体視することも可能で、超音波センサ9を
用いることなくビット2dの3次元座標(X−Y−Z)
を検出することができる。ただし、この3次元座標を直
接検出する方法では、画面上の座標系を較正するために
煩雑な計測作業を必要とし、かつ、その測定精度も高く
はない。従って、超音波センサ9は測定精度に応じて適
宜使用される。
【0039】以上のように、これらの実施例の削岩機の
穿孔位置決め制御方法及びその装置を用いれば、自動ド
リルジャンボの開発に不可欠な「穿孔位置決め制御機
能」を容易に実現することができ、所定の穿孔位置に削
岩機のビットを高精度・高速度に位置決めすることが可
能になる。すなわち、削岩機2の先端部付近に装着され
た検知体4をカラー撮像器3により撮像した画像から図
形として抽出し、これらの検知体4の位置の座標を連続
的に解析して検出し、その位置座標に基づく制御信号を
削岩機2に内蔵されたサーボ機構24に入力して削岩機
2の動作を自動制御せしめるので、トンネルの計画線形
及び設計断面形状に基づいて予め計算された切羽面Fの
穿孔位置14に削岩機2のビット2dを正確かつ迅速に
誘導して位置決めすることができる。これにより、削岩
機2に生ずるたわみや遊び等に影響されることなく、従
来技術の内界センサ方式を用いた制御方法と比べて、削
岩機2の位置決め精度を大幅に改善することができる。
また、切羽面Fにおけるトンネル中心点Qや各種の基準
線11,12,13を常に更新し設定するので、ドリル
ジャンボJの据付け位置が作業中に多少ずれても作業を
継続することが可能である。更に、準備作業として穿孔
位置の教示あるいは穿孔位置の数値入力を行う必要があ
る従来技術に比べて、作業時間を大幅に短縮することが
できる。従って、本発明による制御方法を用いれば、ト
ンネルの掘進作業の省力化・効率化・安全化を図ること
ができ、また、施工の品質及びコストに悪影響を与える
余掘り・余巻き・アタリを大幅に減少させることが可能
である。
【0040】本発明は上記実施例に限定されたものでは
なく、本発明の基本的技術思想の範囲内で種々変更が可
能である。すなわち、以下の様態は本発明の技術的範囲
内に包含されるものである。 上記実施例では、2基の削岩機2を装備したホイール
形式のドリルジャンボJを示したが、1基ないし3基以
上の削岩機を装備した場合、あるいはガントリー形式の
ドリルジャンボの場合であっても、本発明の効果は十分
に発揮される。 レーザーを用いて切羽面に穿孔位置を照射する、いわ
ゆるレーザーマーキング方法と、本発明による制御方法
とを併用しても、本発明の効果は十分に発揮される。す
なわち、本発明のカラー撮像手段とカラー画像解析手段
を用いて穿孔位置に照射されたレーザースポットの位置
座標を検出し、この位置座標に削岩機2のビット2dを
直接誘導して位置決めすることも可能である。この場
合、コンピュータ23には、穿孔位置に関する座標情報
を計算する計算機能を必要としない。 上記実施例では、穿孔位置決め制御機能を完全に自動
化しているが、コンピュータ23とサーボ機構24とか
らなる自動制御機能を使用せず、CRT表示器26に表
示される穿孔位置15とビット2dの位置との双方を監
視しながらマニュアル運転で削岩機2を操作しても、本
発明の効果は損なわれない。 叙上の実施例ではいずれもレーザースポット6あるい
は切羽面Fに直接張り付ける有色マークを示したが、他
の基準点を削岩機2に付置してもよく、あるいはまた、
特別に基準点を設けず、カラー撮像器3に撮像された画
像から解析する手段を採ることもできる。 更に、本発明による制御方法は、建設機械に装備され
る大型の多関節ブームの制御システム全般に応用するこ
とが可能である。
【0041】C.発明の効果 本発明によれば、削岩機の先端部付近に装着された検知
体をカラー撮像器により撮像した画像から図形として抽
出し、これらの検知体の位置の座標を連続的に解析して
検出し、その位置座標に基づく制御信号を削岩機に内蔵
されたサーボ機構に入力して削岩機の動作を自動制御せ
しめるので、トンネルの計画線形及び設計断面形状に基
づいて予め計算された切羽面の穿孔位置に削岩機のビッ
トを正確かつ迅速に誘導して位置決めすることができ
る。更に本発明では、計測対象物を色差で識別し抽出す
る方法であるため、対象物の背景や外乱光に殆ど影響さ
れることがなく、計測対象物の輪郭及び重心を高速度・
高精度に検出することができる。また、計測対象物の色
を指定することにより、複数の計測対象物が複雑に交錯
する運動現象であっても、それぞれの対象物の運動軌跡
を正確に追尾検出することが可能である。
【0042】これにより、削岩機に生ずるたわみや遊び
等に影響されることなく、従来技術の内界センサ方式に
よる制御方法と比べて、削岩機の位置決め精度を大幅に
改善することができる。また、切羽面におけるトンネル
中心点や各種の基準線を常に更新し設定するので、ドリ
ルジャンボの据付け位置が作業中に多少ずれても作業を
継続することが可能である。更に、準備作業として穿孔
位置の教示あるいは穿孔位置の数値入力を行う必要があ
る従来技術に比べて、作業時間を大幅に短縮することが
できる。従って、本発明による制御方法を用いれば、ト
ンネルの掘進作業の省力化・効率化・安全化を図ること
ができ、また、施工の品質及びコストに悪影響を与える
余掘り・余巻き・アタリを大幅に減少させることが可能
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の削岩機の穿孔位置決め制御方法を実施
する一実施例装置の全体構成を示す立体図。
【図2】(a) 削岩機の先端付近の検知体・センサーの側
面配置図。(b) (a) 図における検知体・センサーの正面
配置図。(c) (b)図における検知体・センサーの別な態
様の正面配置図。
【図3】切羽面における各種の基準線及び穿孔位置と削
岩機の制御状態を表す画面例示図。
【図4】本実施例の位置決め制御システムの全体構成
図。
【図5】本発明の別の実施例装置の全体構成を示す立体
図。
【図6】この実施例の別な画面例示図。
【図7】各種センサを装備した従来技術による削岩機の
正面図。
【図8】図7の平面図。
【符号の説明】
T…トンネル、F…切羽、J…ドリルジャンボ、1…機
体、2…削岩機、2d…ビット、3…カラー撮像器(カ
ラー画像撮像手段)、8…検知体、17…カラー画像解
析器(カラー画像解析手段)、19…制御部、23…コ
ンピュータ(穿孔位置計算手段、制御手段)、24…サ
ーボ機構
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年3月3日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
フロントページの続き (72)発明者 山本 俊夫 大阪市此花区伝法4丁目3番55号 株式会 社鴻池組内 (72)発明者 柚木 孝治 大阪市此花区伝法4丁目3番55号 株式会 社鴻池組内 (72)発明者 澤 芳幸 大阪市此花区伝法4丁目3番55号 株式会 社鴻池組内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】トンネル内の切羽に向かって据え付けられ
    たドリルジャンボについて、 該ドリルジャンボに装備された削岩機の先端部の既知の
    位置に有色の検知体を装着し、 前記検知体をドリルジャンボの機体後部あるいは機体後
    方に設置されたカラー撮像器で撮像し、その撮像信号に
    より前記検知体をその有色性をもって識別検知するとと
    もにその位置の座標を連続的に解析して検出し、 前記検知体の位置の座標情報に基づく制御信号により前
    記削岩機内のサーボ機構を介して前記削岩機を自動的に
    動作させ、 トンネルの計画線形及び設計断面形状に基づいて予め計
    算された切羽面上の穿孔位置に削岩機のビットを誘導し
    て位置決めする、ことを特徴とする削岩機の穿孔位置決
    め制御方法。
  2. 【請求項2】トンネル内の切羽に向かって据付けられた
    ドリルジャンボについて、ドリルジャンボに装備された
    削岩機の穿孔位置決めを制御する方法に使用される装置
    であって、 削岩機の先端部付近の既知の位置に装着される有色の検
    知体と;ドリルジャンボの機体後部あるいは機体後方に
    設置され、前記有色の検知体を撮像するカラー撮像手段
    と;前記カラー撮像手段による撮像信号に基づき前記検
    知体を抽出して該検知体の位置の座標を連続的に解析す
    るカラー画像解析手段と;トンネルの計画線形及び設計
    断面形状に基づいて切羽面上の穿孔位置を計算する穿孔
    位置計算手段と;前記カラー画像解析手段の座標解析値
    に基づき削岩機の動作を自動制御して前記計算された穿
    孔位置に削岩機のビットを誘導し位置決めする制御手段
    と;を少なくとも備えてなる、ことを特徴とする削岩機
    の穿孔位置決め制御装置。
JP3348866A 1991-12-05 1991-12-05 削岩機の穿孔位置決め制御方法及びその装置 Expired - Lifetime JPH0823260B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3348866A JPH0823260B2 (ja) 1991-12-05 1991-12-05 削岩機の穿孔位置決め制御方法及びその装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3348866A JPH0823260B2 (ja) 1991-12-05 1991-12-05 削岩機の穿孔位置決め制御方法及びその装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05156886A true JPH05156886A (ja) 1993-06-22
JPH0823260B2 JPH0823260B2 (ja) 1996-03-06

Family

ID=18399918

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3348866A Expired - Lifetime JPH0823260B2 (ja) 1991-12-05 1991-12-05 削岩機の穿孔位置決め制御方法及びその装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0823260B2 (ja)

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000257364A (ja) * 1999-03-10 2000-09-19 Nishimatsu Constr Co Ltd 穿孔位置特定方法及び岩盤探査方法
JP2006057439A (ja) * 2005-03-28 2006-03-02 Enzan Kobo:Kk 建設機械におけるブーム位置決め制御方法
JP2007247265A (ja) * 2006-03-16 2007-09-27 Nishimatsu Constr Co Ltd 岩盤削孔用ガイドロッド
JP2009046912A (ja) * 2007-08-21 2009-03-05 Enzan Kobo:Kk 削岩機搭載台車における穿孔位置決め制御方法及びトンネル施工機械におけるブーム移動制御方法
JP2009108676A (ja) * 2001-10-19 2009-05-21 Sandvik Mining & Construction Oy 砕岩装置
JP2010525193A (ja) * 2007-04-20 2010-07-22 サンドビク マイニング アンド コンストラクション オサケ ユキチュア 曲線トンネルにおける穿孔パターン配向方法、岩盤掘削装置およびソフトウェア製品
JP2010270518A (ja) * 2009-05-22 2010-12-02 Enzan Kobo:Kk 削岩機搭載台車における穿孔位置決め制御方法及びトンネル施工機械におけるブーム移動制御方法
CN111425183A (zh) * 2020-02-24 2020-07-17 中铁第四勘察设计院集团有限公司 一种地质勘探孔位定位方法及定位机器人
CN112878981A (zh) * 2021-01-28 2021-06-01 中国矿业大学 一种凿岩台车的控制系统及控制方法
CN112974907A (zh) * 2021-03-12 2021-06-18 广东骏宏环保回收有限公司 报废汽车油液回收系统
JP2022134212A (ja) * 2021-03-03 2022-09-15 ドリルマシン株式会社 自発光マーカを使用した掘削システム
JP2022175245A (ja) * 2021-05-13 2022-11-25 ドリルマシン株式会社 自発光マーカを使用したロックボルト孔削孔システム
JP2023101082A (ja) * 2022-01-07 2023-07-20 ドリルマシン株式会社 先受け鋼管打設位置誘導システム

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61250292A (ja) * 1985-04-29 1986-11-07 マツダ株式会社 さく岩機のブ−ム位置決め装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61250292A (ja) * 1985-04-29 1986-11-07 マツダ株式会社 さく岩機のブ−ム位置決め装置

Cited By (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000257364A (ja) * 1999-03-10 2000-09-19 Nishimatsu Constr Co Ltd 穿孔位置特定方法及び岩盤探査方法
JP2009108676A (ja) * 2001-10-19 2009-05-21 Sandvik Mining & Construction Oy 砕岩装置
JP2006057439A (ja) * 2005-03-28 2006-03-02 Enzan Kobo:Kk 建設機械におけるブーム位置決め制御方法
JP2007247265A (ja) * 2006-03-16 2007-09-27 Nishimatsu Constr Co Ltd 岩盤削孔用ガイドロッド
JP2010525193A (ja) * 2007-04-20 2010-07-22 サンドビク マイニング アンド コンストラクション オサケ ユキチュア 曲線トンネルにおける穿孔パターン配向方法、岩盤掘削装置およびソフトウェア製品
JP2009046912A (ja) * 2007-08-21 2009-03-05 Enzan Kobo:Kk 削岩機搭載台車における穿孔位置決め制御方法及びトンネル施工機械におけるブーム移動制御方法
JP2010270518A (ja) * 2009-05-22 2010-12-02 Enzan Kobo:Kk 削岩機搭載台車における穿孔位置決め制御方法及びトンネル施工機械におけるブーム移動制御方法
CN111425183B (zh) * 2020-02-24 2023-12-08 中铁第四勘察设计院集团有限公司 一种地质勘探孔位定位方法及定位机器人
CN111425183A (zh) * 2020-02-24 2020-07-17 中铁第四勘察设计院集团有限公司 一种地质勘探孔位定位方法及定位机器人
CN112878981A (zh) * 2021-01-28 2021-06-01 中国矿业大学 一种凿岩台车的控制系统及控制方法
CN112878981B (zh) * 2021-01-28 2023-02-17 中国矿业大学 一种凿岩台车的控制系统及控制方法
JP2022134212A (ja) * 2021-03-03 2022-09-15 ドリルマシン株式会社 自発光マーカを使用した掘削システム
CN112974907A (zh) * 2021-03-12 2021-06-18 广东骏宏环保回收有限公司 报废汽车油液回收系统
CN112974907B (zh) * 2021-03-12 2024-04-12 广东骏宏环保回收有限公司 报废汽车油液回收系统
JP2022175245A (ja) * 2021-05-13 2022-11-25 ドリルマシン株式会社 自発光マーカを使用したロックボルト孔削孔システム
JP2023101082A (ja) * 2022-01-07 2023-07-20 ドリルマシン株式会社 先受け鋼管打設位置誘導システム

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0823260B2 (ja) 1996-03-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4671654A (en) Automatic surveying apparatus using a laser beam
JPH05156886A (ja) 削岩機の穿孔位置決め制御方法及びその装置
US5983166A (en) Structure measurement system
US4392744A (en) Method of and apparatus for determining angular and transversal displacements of shield machine and succeeding pipe
JP4998924B2 (ja) 削岩機搭載台車における穿孔位置決め制御方法及びトンネル施工機械におけるブーム移動制御方法
JPS62293115A (ja) 移動物体の位置姿勢自動測量装置
WO2021230635A1 (ko) 굴삭기의 운전자 보조시스템 및 이를 이용한 굴삭기 제어 방법
US5757504A (en) Positional measurement projecting device and mounting structure therefor
JP2006057439A (ja) 建設機械におけるブーム位置決め制御方法
JPH0747918B2 (ja) 削岩機の穿孔位置決め制御方法及びその装置
JP3413580B2 (ja) トンネル切羽面への削孔位置表示方法
JP3682461B1 (ja) 削岩機搭載台車における穿孔位置決め制御方法
GB2095720A (en) Method of and apparatus for determining angular and transverse displacements of tunnelling machine
JPS6156755B2 (ja)
JP2006334731A (ja) 製品搬送台車、ロボット位置計測システム及びその計測方法
JP2519444B2 (ja) 工作線追従装置
JP2529153B2 (ja) 孔曲自動監視システム
JPH0626298A (ja) トンネル掘削位置の指示方法
JP2010270518A (ja) 削岩機搭載台車における穿孔位置決め制御方法及びトンネル施工機械におけるブーム移動制御方法
JP2620996B2 (ja) 位置計測作図装置のターゲット合照準装置
JPH0742093Y2 (ja) 移動体の位置検出装置
JPS59214704A (ja) レ−ザ−を用いた自動測量装置
JPS62282220A (ja) 中小口径推進工法における先導管の変位測量装置
CN113804152A (zh) 基于导向光束的盾构姿态测量方法和装置
JP2003056282A (ja) 小口径管推進機