JP2009046912A - 削岩機搭載台車における穿孔位置決め制御方法及びトンネル施工機械におけるブーム移動制御方法 - Google Patents

削岩機搭載台車における穿孔位置決め制御方法及びトンネル施工機械におけるブーム移動制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】サーボ機構を有しない既存の削岩機搭載台車に対し、大掛かりな改造を必要とすることなく極簡単に穿孔位置決め制御機構を持たせるようにする。
【解決手段】穿孔前に、前記削岩機搭載台車の座標及び姿勢状態を計測することにより、前記カメラ9A、9Bの設置座標及び向きを既知とし、切羽面を撮影しているカメラ映像を前記モニタ2に表示し、前記コンピュータ3からの信号により前記モニタ2上に、切羽削孔点P、P…をマーク表示するとともに、削孔姿勢に応じたガイドシェル12の後端部位置K、K…をマーク表示し、前記削岩機13の削孔ビット13aを前記切羽削孔点Pのマーク表示点に合わせるとともに、前記ガイドシェル12の後端部を前記ガイドシェル後端部位置Kのマーク表示点に合わせるようにガイドシェル12を移動制御する。
【選択図】図5

Description

本発明は、ガイドシェル、ブームを作動させるサーボ機構を有しない既存の削岩機搭載台車に対し、穿孔位置決め制御機構を持たせるための穿孔位置決め制御方法、及びブームを作動させるサーボ機構を有しない、既存の多関節ブームを備えるトンネル施工機械に対し、ブーム移動制御機構を持たせるようにしたブーム移動制御方法に関する。
例えば、ドリルジャンボを用いた穿孔作業に係り、従来は、切羽断面上の穿孔位置に対してレーザー光を照射し、手作業によるマーキングを行っていたが、近年はトンネル掘削作業の自動化、作業の省力化等の要請に従って、削岩機を支持するガイドシェル、ブームの各関節に各種のセンサー(回転角センサ、変位センサ、近接センサ等)を取付け、ドリルジャンボの基準点の位置を基に各関節の移動量、角度のデータをコンピュータにて演算処理を行い、削岩機の位置決め座標を算出するとともに、ガイドシェル、ブームを作動させるサーボ機構により、前記位置決め座標まで削岩機を自動的に移動させる穿孔位置決め制御方法(従来法1)が採用されるようになってきた。
また、近年は、穿孔位置決め制御システムに関しても種々の改良が試みられ、精度向上が図られている。例えば、下記特許文献1では、ドリルジャンボを用いたトンネル掘削による穿孔作業において、省力化と高精度のトンネル掘削を実現するために、台車後方とさく岩機にレーザーターゲットを設け、トンネル抗口側に設置した測量器を用いてドリルジャンボの位置座標を計測し、次に削岩機に設置した視準ターゲットを連続的に視準してその位置を検出し、前記視準ターゲットの位置情報に基づく制御信号により削岩機のサーボ機構を介して削岩機を自動的に動作させ、予め計算された切羽面上の穿孔位置に削岩のビットを誘導して位置決めする穿孔位置決め制御方法(従来法2)が開示されている。
また、下記特許文献2では、削岩機の後方に設置されたレーザービーム照射機構を内蔵する自動追尾式測量機と、ガイドシェルの自動位置決め又は位置表示を行う制御装置と前記測量機との間で交信する通信機と、前記制御装置で設定された削岩機のビット位置の位置データを前記通信機を介して測量機へ送信し、前記位置データに基づいてレーザービームを前記測量機から照射させ、前記レーザービームの照射位置と削岩機のビット位置とのずれが生じているとき、前記レーザービームの照射位置と削岩機のビット位置とを一致させるために要する移動量に基づいて、穿孔位置決めの修正を行う修正手段とを備えたさく岩機の穿孔位置決めの修正装置(従来法3)が提案されている。この場合、前記修正移動量は、測量器が照射した穿孔位置座標に対して、ビットの座標がずれているとき、制御装置を手動モードに切り換えてオペレーターが、測量器から照射したレーザー光位置に削岩機のビットが一致するまで移動させ、この移動量を計測することにより設定される。
更に、下記特許文献3では、走行可能な台車に対し、多関節ブームを介して、削岩機を搭載したガイドシェルを支持した削岩機搭載台車における穿孔位置決め制御方法であって、前記ガイドシェルの少なくとも2箇所以上にマーカーを設けるとともに、前記削岩機搭載台車上の少なくとも2箇所以上に撮像装置を夫々設け、穿孔前に、前記削岩機搭載台車の座標及び姿勢、前記撮像装置の各設置座標を既知とした状態で、前記各撮像装置の画像に写るマーカーの座標を3次元画像処理によって求めることにより、前記ガイドシェルの位置及び方向を計測し、前記削岩機を所定の穿孔位置まで移動させるようにした削岩機搭載台車における穿孔位置決め制御方法(従来法4)が開示されている。
特開平5−156885号公報 特開2003−314181号公報 特開2006−57238号公報
しかしながら、前記従来法1の場合、既存のドリルジャンボに後付けによってセンサを取り付けるには装置の大幅な改造を必要とするため、現実的にはコスト的にかなりの負担を伴うことになる。また、ドリルジャンボは悪環境下での使用となるためサーボ機構の各センサーが故障し易く、その修理に多くの時間が掛かり、穿孔作業を一時的に停止せざるを得なくなることがある。さらに、センサによる計測値は各ブーム、センサーの固有の誤差、たわみ、及び稼働期間に応じて漸次増大していくピン、ブッシュの摩耗によるガタを含んだものであるとともに、ブーム先端へいくほどセンサ誤差が累積されるため、設定された位置決め座標どおりに削岩機を位置決めしても、実際には精度良く削岩機を位置決めできないことがあるなどの問題があった。
前記特許文献1(従来法2)の場合も、ドリルジャンボは、ガイドシェル、ブームを作動させるサーボ機構を有することが必須となるため、既存のドリルジャンボに後付けによってセンサを取り付けるには装置の大幅な改造を必要とし、現実的にはコスト的に大きな負担を伴うことになる。また、測量器はトンネル抗口側に設置されるため、削岩機に設けたレーザーターゲットを視準する際に障害物が存在することが多いとともに、レーザーの自動追尾機能を利用しているため、削岩機の移動速度をレーザー光の移動速度以下とする必要があり、作業性が悪いなどの問題があった。さらに複数のブームを有するドリルジャンボに適用する場合、測量器を複数導入する必要があるため、コストが嵩むなどの問題があった。
前記特許文献2(従来法3)の場合は、修正移動量は、測量器が照射した穿孔位置座標に対して、削岩機ビットの座標がずれているとき、制御装置を手動モードに切り換えてオペレーターが、測量器の照射したレーザー光にビットが一致するまで移動させるものであり、この手動操作による削岩機移動に多くの時間と手間が掛かるとともに、穿孔作業工程と同時には行えず、別工程となるため作業効率が悪くトンネル掘進工程が遅延する原因となる。また、レーザー光照射位置に削岩機ビットを移動するに当たり、人間の勘に頼る部分が大きく、かつ測量器からのレーザー光と削岩機のビットが一致しているか否かをトンネル現場内の切羽で確認する事は非常に困難であるとともに、一致させたとしても数cm〜数十cmの誤差が残ることが多く、精度が向上しない等の問題があった。
前記特許文献3(従来法4)の場合は、既存の多関節ブームを備える建設機械に対し、極簡単にブーム位置決め制御機能を持たせることが可能である等の利点を有するものの、ガイドシェルに取り付けたマーカーが人、機械等の障害物によって隠れてしまい、撮像装置(CCDカメラ)によって視認できない場合は、一時的に制御不能になるなどの問題があった。
また、従来法1〜4のいずれの方法も、ガイドシェルの位置計測(座標計測及び向き計測)によって座標を特定し、所定の座標位置まで移動制御するものであるが、ガイドシェルの位置計測誤差がそのまま位置決め精度に反映されることになるなどの問題があった。
そこで、本発明の第1課題は、ガイドシェル、ブームを作動させるサーボ機構を有しない既存の削岩機搭載台車に対し、大掛かりな改造を必要とすることなく極簡単に穿孔位置決め制御機構を持たせることが可能であるとともに、削岩機及び/又はガイドシェルの一部が障害物によって隠れ、操作できない状態を回避し、安定的にガイドシェルを所定の削孔位置に高い精度で位置決めできるようにすることにある。
また、第2課題は、ブームを作動させるサーボ機構を有しない、既存の多関節ブームを備えるトンネル施工機械に対し、大掛かりな改造を必要とすることなく極簡単にブーム移動制御機構を持たせることが可能であるとともに、ブームの一部が障害物によって隠れ、操作できない状態を回避し、安定的にブームを高い精度で移動制御可能とすることにある。
前記課題を解決するために請求項1に係る本発明として、走行可能な台車に対して、多関節ブームを介して、削岩機を搭載したガイドシェルを支持した削岩機搭載台車における穿孔位置決め制御方法であって、
前記削岩機搭載台車の後部に視準ターゲットを設置するとともに、前記削岩機搭載台車の後方側に前記視準ターゲットの座標を測定可能な測量機器を設置し、かつ前記削岩機搭載台車上に少なくとも1台以上のカメラを設けるとともに、該カメラによって撮影された画像を表示するモニターと、該モニタと信号伝送可能に接続されたコンピュータとを備え、
穿孔前に、前記削岩機搭載台車の座標及び姿勢状態を計測することにより、前記カメラの設置座標及び向きを既知とし、切羽面を撮影しているカメラ映像を前記モニタに表示し、前記コンピュータからの信号により前記モニタ上に、切羽削孔点をマーク表示するとともに、削孔姿勢に応じたガイドシェルの後端部位置をマーク表示し、
前記削岩機の削孔ビットを前記切羽削孔点のマーク表示点に合わせるとともに、前記ガイドシェルの後端部を前記ガイドシェル後端部位置のマーク表示点に合わせるようにガイドシェルを移動制御することを特徴とする削岩機搭載台車における穿孔位置決め制御方法が提供される。
上記請求項1記載の発明においては、削岩機搭載台車上に少なくとも1台以上のカメラを設けるとともに、該カメラによって撮影された画像を表示するモニターと、該モニタと信号伝送可能に接続されたコンピュータとを備え、穿孔前に、前記削岩機搭載台車の座標及び姿勢状態を計測することにより、前記カメラの設置座標及び向きを既知とする。次いで、切羽面を撮影しているカメラ映像を前記モニタに表示し、前記コンピュータからの信号により前記モニタ上に、切羽削孔点をマーク表示するとともに、削孔姿勢に応じたガイドシェルの後端部位置をマーク表示する。オペレーターは、前記削岩機の削孔ビットを前記切羽削孔点のマーク表示点に合わせるとともに、前記ガイドシェルの後端部を前記ガイドシェル後端部位置にマーク表示点に合わせるようにガイドシェルを移動する。
従って、削岩機の誘導機能を有しない既存の削岩機搭載台車に対し、大掛かりな改造を必要とすることなく、極簡単に穿孔位置決め機能を持たせることが可能となる。また、前記カメラはガイドシェルが他の障害物があっても隠れない場所に設置することにより、操作できない状態を回避し、安定的にガイドシェルを所定の削孔位置に位置決めできるようになる。
また、本発明では、ガイドシェルの位置計測(座標計測や向き計測)を行うことなく、単にモニタ上に表示されたマーク点にガイドシェルを位置合わせするだけの制御であるため、計測誤差が累積することもなく、オペレーターは熟練を要することなく、ガイドシェルを所定の削孔位置に高い精度で位置決めできるようになる。
請求項2に係る本発明として、多関節ブームを備えるトンネル施工機械における前記多関節ブームの移動制御方法であって、
前記トンネル施工機械の後部に視準ターゲットを設置するとともに、前記トンネル施工機械の後方側に前記視準ターゲットの座標を測定可能な測量機器を設置し、かつ前記トンネル施工機械上に少なくとも1台以上のカメラを設けるとともに、該カメラによって撮影された画像を表示するモニターと、該モニタと信号伝送可能に接続されたコンピュータとを備え、
作業前に、前記トンネル施工機械の座標及び姿勢を計測することにより、前記カメラの設置座標及び向きを既知とし、作業箇所を撮影しているカメラ映像を前記モニタに表示し、前記コンピュータからの信号により前記モニタ上に、多関節ブームの移動ガイド線を表示し、
前記多関節ブームを前記移動ガイド線に沿って移動制御することを特徴とするトンネル施工機械におけるブーム移動制御方法が提供される。
上記請求項2記載の発明は、上記請求項1記載の発明の基本原理を、多関節ブームを備えるトンネル施工機械におけるブーム移動制御に応用したものである。
以上詳説のとおり、請求項1記載の本発明によれば、ガイドシェル、ブームを作動させるサーボ機構を有しない既存の削岩機搭載台車に対し、大掛かりな改造を必要とすることなく極簡単に穿孔位置決め制御機構を持たせることが可能であるとともに、削岩機及び/又はガイドシェルの一部が障害物によって隠れ、操作できない状態を回避し、安定的にガイドシェルを所定の削孔位置に高い精度で位置決めできるようになる。
また、請求項2記載の本発明によれば、ブームを作動させるサーボ機構を有しない、既存の多関節ブームを備えるトンネル施工機械に対し、大掛かりな改造を必要とすることなく極簡単にブーム移動制御機構を持たせることが可能であるとともに、ブームの一部が障害物によって隠れ、操作できない状態を回避し、安定的にブームを高い精度で移動制御可能となる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳述する。
〔第1形態例〕
〔削岩機搭載台車1の構造〕
ドリルジャンボ1は、図1に示されるように、多関節ブーム11を介して、削岩機13を搭載したガイドシェル12を、走行可能な台車14により支持した構造を成す穿孔装置である。
前記多関節ブーム11、ガイドシェル12及び削岩機13からなる穿孔装置本体10は、具体的には図2に示されるように、台車14の基台15上にブーム台16を旋回軸17によって枢着し、このブーム台16に伸縮ブーム18の基端を俯仰軸19によって枢着している。伸縮ブーム18は基端ブーム18Aと先端ブーム18Bとからなり、先端ブーム18Bが基端ブーム18Aに対して伸縮自在にスライドするようになっている。前記基台15とブーム台16との間には旋回用油圧シリンダ20、伸縮ブーム18の基端ブーム18Aとブーム台16との間には俯仰用油圧シリンダ21が設けられており、これによって伸縮ブーム18は、旋回、俯仰可能となっている。
先端ブーム18Bの先端部には、チルトボデイ22がチルト軸23によって枢着され、先端ブーム18Bとの間にチルト用油圧シリンダ24を設けチルト可能になっている。チルトボデイ22には、スイングボデイ25がスイング軸26によって枢着され、チルトボデイ22との間にスイング用油圧シリンダ(図示略)を設けてスイング可能になっている。スイングボデイ25にはガイドロータリ27が設けられており、ロータリ軸28を中心としてローテーション可能になっている。ガイドロータリ27には、マウント軸30でガイドマウンチング29が支持され、このガイドマウンチング29でガイドシェル12を前後スライド可能に支承している。ガイドシェル12には、先端にビット13aを取付けたロッド13bが挿着されている削岩機13が搭載されており、削岩機13は前後方向への送りが与えられて切羽Sの岩盤に穿孔する。
〔ガイドシェル12の位置決め制御のための機器〕
図1に示すように、前記ドリルジャンボ1上に少なくとも1台以上の、図示例では2台のCCDカメラ9A、9Bを夫々設ける。前記CCDカメラ9A、9Bの設置位置は、ガイドシェル12及び削岩機13を見渡せる高い位置に設置することが望ましい。このドリルジャンボ1には、前記CCDカメラ9A、9Bによって撮影された画像を表示するモニタ2と、該モニタ2と信号伝送可能に接続されたコンピュータ3と、無線通信機4とが搭載されている。前記CCDカメラ9A、9Bはそれぞれ、ドリルジャンボ1上に搭載されたコンピュータ3と信号線によって接続され、前記コンピュータ3には、予め計画された穿孔パターンに従った、各削孔点の座標データが入力されている。
ドリルジャンボ1の後方面に設けた後述の視準ターゲット7A〜7Cの座標計測によって、ドリルジャンボ1の座標及び姿勢が判れば、演算により前記CCDカメラ9A、9Bの座標と向きが求まるようになっている。
〔ドリルジャンボ1の座標及び姿勢計測のための機器〕
前記ドリルジャンボ1の後方側には、図1に示されるように、その孔部2箇所に視準ターゲット7A〜7Cを設置するとともに、前記ドリルジャンボ1の後方側に前記視準ターゲット7A〜7Cの座標を測定可能な測量機器8(例えばトータルステーション)を設置する。また、前記測量機器8には無線通信機5が接続され、前記ドリルジャンボ1のコンピュータ3に接続された無線通信機4と通信可能になっているとともに、前記無線通信機5にはコンピューター6が接続され、該コンピューター6の情報も前記コンピュータ3と無線通信機4,5を介して送受信可能となっている。なお、前記コンピュータ3と測量機器8,コンピューター6との通信は有線によって行ってもよい。
ドリルジャンボ1の座標および姿勢を把握するには、前記ドリルジャンボ1の後部に設置した3つの視準ターゲット7A〜7Cを、ドリルジャンボ1の後方側に設置した前記測量機器8により視準し、前記視準ターゲット7A〜7Cの座標を求めることにより行う。この場合、前記ドリルジャンボ1の後部に設置した3つの視準ターゲット7A〜7Cは、水平方向に離間するとともに、上下方向に高さを異ならせて設置することにより、ドリルジャンボ1の設置座標とともに、ドリルジャンボ1の姿勢状態(ロール角、ピッチ角、ヨー角)を知ることが可能となる。なお、前記視準ターゲット7A〜7Cは、少なくとも2以上とし、好ましくは本形態例のように3つ配置するのが良い。また、前記ドリルジャンボ1の位置及び姿勢は、後部に1つの視準ターゲットを設置するとともに、3軸角度センサーを機体に取り付け、前記視準ターゲットにより座標を取得し、かつ前記3軸角度センサーにより姿勢状態を把握するようにしてもよい。
或いは、図6に示されるように、前記ドリルジャンボ1の座標及び姿勢は、前記ドリルジャンボ1上に測距・測角が可能な測量機器8を設けるとともに、該ドリルジャンボ1上に前記測量機器8との相対座標が既知とされる少なくとも1点以上の視準ターゲット33を設け、かつ少なくとも2点以上の視準ターゲット32A、32Bを前記ドリルジャンボ1の測量機器8から視準できる位置であってかつ設置点が既知とされる固定位置に夫々設け、前記測量機器8により前記視準ターゲット32A、32B、33を夫々視準することにより求めるようにしてもよい。
〔削岩機の穿孔位置決め制御〕
以下、前記削岩機13の穿孔位置決め制御方法について詳述する。
先ず最初に、図1に示されるように、ドリルジャンボ1を切羽Sへの穿孔のために切羽手前に定位させる。ドリルジャンボ1を定位させたならば、測量機器8により、ドリルジャンボ1の後方面に設けた視準ターゲット7A〜7Cを視準することにより、ドリルジャンボ1の位置座標及び姿勢(ピッチング、ヨーイング、ローリング)を算出するとともに、ドリルジャンボ1上に設けたCCDカメラ9A、9Bの設置座標及び向きを演算により求め確定する。また、前記測量機器8により切羽Sの位置(掘進距離:T.D)を計測することにより、CCDカメラ9A、9Bと切羽Sとの相対的位置関係も求まる。
上記準備測量が完了したならば、CCDカメラ9A、9Bにより切羽面を撮影し、モニタ2に表示する。なお、切羽Sに向かって左側に位置するCCDカメラ9Bは、同じく左側に位置する穿孔装置本体10による削孔部領域を撮影し、切羽Sに向かって右側に位置するCCDカメラ9Aは、同じく右側に位置する穿孔装置本体10による削孔部領域を撮影するようになっている。
そして、前記コンピュータ3からの信号により前記モニタ2上に、図5に示されるように、切羽削孔点P、P…をマーク表示するとともに、削孔姿勢に応じたガイドシェル13の後端部位置K、K…をマーク表示する。
前記切羽削孔点P、P…のマーク表示及びガイドシェル13の後端部位置K、K…のマーク表示は、図4の概念図に示されるように、前記コンピュータ3による以下の演算処理、具体的には絶対座標系における座標点の算出→カメラ座標系への変換→透視変換→画像歪み補正の手順によって行うことができる。
先ず、前記CCDカメラ9A、9Bと切羽Sとの相対的位置関係から、切羽Sにおける穿孔パターンにより各切羽穿孔点P、P…の座標(絶対座標系OW)と、これに対応したガイドシェル13の各後端部位置K、K…の座標(絶対座標系OW)が算出される。なお、切羽SのT.Dが掘進管理のデータ等から既知である場合には、測量機器8により切羽Sの位置計測を行うことなく、各切羽穿孔点P、P…の座標(絶対座標系OW)、これに対応したガイドシェル13の各後端部位置K、K…の座標(絶対座標系OW)が確定する。
次いで、絶対座標系における切羽穿孔点P、P…の座標(絶対座標系OW)と、ガイドシェル13の各後端部位置K、K…の座標(絶対座標系OW)とを前記CCDカメラ9A、9Bを原点とするカメラ座標系OCに変換する。
絶対座標系OW上での位置をSOW、カメラ座標系OCでの位置をSOCとすると、各座標は下式(1)、下式(2)で表される。また、カメラ座標系OCの絶対座標系OWでの位置をTとする。Tは下式(3)で表される。
Figure 2009046912
Figure 2009046912
Figure 2009046912
そして、Rを絶対座標からカメラ座標系への回転行列(姿勢変換行列)とし、上式(1)〜(3)を基に座標変換により、絶対座標上での対象物の位置をカメラ座標系に変換すると、カメラ座標系OCでの対象物の位置は下式(4)で表される。
Figure 2009046912
そして、カメラ座標系OCにおける対象物の位置を下式(5)のように、透視変換(透視投影)することにより、焦点距離fの位置にできる画像面座標に変換することで画像面座標ζが算出される。なお、画像面座標ζの単位(m)と、モニタ上上での単位(pixel)とは単位変換により変換する。
Figure 2009046912
以上により、モニタ2上での切羽穿孔点P、P…の座標とガイドシェル13の各後端部位置K、K…の座標が確定するため、当該位置にマークを表示する。また、モニタ2上の位置は、カメラレンズの焦点距離に応じて幾何歪みが生じているため、画像の歪み補正を掛けるようにする。
以上の要領により、モニタ2に切羽削孔点P、P…がマーク表示されるとともに、削孔姿勢に応じたガイドシェル13の後端部位置K、K…がマーク表示されたならば、オペレータは、図5に示されるように、前記削岩機12の削孔ビット13aを前記切羽削孔点P、P…のマーク表示点に合わせるとともに、前記ガイドシェル13の後端部を前記ガイドシェル後端部位置K、K…のマーク表示点に合わせるようにガイドシェル13を移動制御する。
〔第2形態例〕
上記形態例では、ドリルジャンボ1に本発明を適用した例について述べたが、本発明は多関節ブームを備えるトンネル施工機械のブーム移動制御に対しても同様に適用が可能である。例えば、図7に示される自由断面掘削機40のブーム移動制御に応用する場合は、トンネル施工機械40の後部に視準ターゲット7A〜7Cを設置するとともに、前記トンネル施工機械40の後方側に前記視準ターゲットの座標を測定可能な測量機器8を設置し、かつ前記トンネル施工機械上に少なくとも1台以上のカメラ9A、9Bを設けるとともに、該カメラ9A、9Bによって撮影された画像を表示するモニター2と、該モニタ2と信号伝送可能に接続されたコンピュータ3とを備え、作業前に、前記トンネル施工機械40の座標及び姿勢を計測することにより、前記カメラ9A、9Bの設置座標及び向きを既知とし、作業箇所を撮影しているカメラ映像を前記モニタ2に表示し、前記コンピュータ3からの信号により前記モニタ2上に、図8に示されるように、多関節ブーム40Aの移動ガイド線41を表示し、前記多関節ブーム40Aを前記移動ガイド線41に沿って移動制御するようにする。
〔他の形態例〕
(1)上記形態例では、穿孔装置本体10に1:1で対応するように、2台設置したが、オペレータが1人である場合には、CCDカメラは1台のみ設置するようにしても良い。また、撮像する範囲に応じてカメラ台数を増加させることができる。また、モニタに対するカメラの割付けは、1操作で簡単に切り換えできるようにするのが望ましい。
(2)実際の穿孔作業に当たっては、削孔位置、差し角を後で検証できるように、削孔中の任意時に画像を保存できる画像記憶装置を併設しておくのが望ましい。
(3)上記形態例では、サーボ機構を有しないドリルジャンボ1に対して本発明を適用することにより、極簡単に穿孔位置決め制御機能を持たせることを可能としたが、サーボ機構を有するドリルジャンボに対して適用してもよい。この場合は、サーボ機構による穿孔位置決め制御と、本発明による穿孔位置決め制御とから任意に選択できるため、一方の制御機構が故障または損傷した場合でも、他方に切り換えることにより安定的に作業を継続できるようになる。
(4)上記形態例では、トンネル施工機械の例として、自由断面掘削機を示したが、他にヘッダ掘削機、吹付け機などに対しても同様に適用することが可能である。
第1形態例に係るドリルジャンボ1の穿孔位置決め方法の装置構成図を示す、(A)は側面図、(B)は平面図である。 穿孔装置本体10の要部拡大図である。 ドリルジャンボ1の穿孔位置決め要領を示す図である。 座標変換概念図である。 穿孔位置決めガイド要領を示すモニタ画面図である。 ドリルジャンボ1の位置及び姿勢計測方法の他例を示す図である。 第2形態例においてトンネル施工機械例を示す自由断面掘削機の側面図である。 ブーム移動ガイド要領を示すモニタ画面図である。
符号の説明
1…ドリルジャンボ、2…モニタ、3…コンピュータ、4・5…無線通信機、6…コンピュータ、7A〜7C・33・32A・32B…視準ターゲット、8…測量機器、9A・9B…CCDカメラ、10…穿孔装置本体、12…ガイドシェル、13…削岩機、S…切羽

Claims (2)

  1. 走行可能な台車に対して、多関節ブームを介して、削岩機を搭載したガイドシェルを支持した削岩機搭載台車における穿孔位置決め制御方法であって、
    前記削岩機搭載台車の後部に視準ターゲットを設置するとともに、前記削岩機搭載台車の後方側に前記視準ターゲットの座標を測定可能な測量機器を設置し、かつ前記削岩機搭載台車上に少なくとも1台以上のカメラを設けるとともに、該カメラによって撮影された画像を表示するモニターと、該モニタと信号伝送可能に接続されたコンピュータとを備え、
    穿孔前に、前記削岩機搭載台車の座標及び姿勢状態を計測することにより、前記カメラの設置座標及び向きを既知とし、切羽面を撮影しているカメラ映像を前記モニタに表示し、前記コンピュータからの信号により前記モニタ上に、切羽削孔点をマーク表示するとともに、削孔姿勢に応じたガイドシェルの後端部位置をマーク表示し、
    前記削岩機の削孔ビットを前記切羽削孔点のマーク表示点に合わせるとともに、前記ガイドシェルの後端部を前記ガイドシェル後端部位置のマーク表示点に合わせるようにガイドシェルを移動制御することを特徴とする削岩機搭載台車における穿孔位置決め制御方法。
  2. 多関節ブームを備えるトンネル施工機械における前記多関節ブームの移動制御方法であって、
    前記トンネル施工機械の後部に視準ターゲットを設置するとともに、前記トンネル施工機械の後方側に前記視準ターゲットの座標を測定可能な測量機器を設置し、かつ前記トンネル施工機械上に少なくとも1台以上のカメラを設けるとともに、該カメラによって撮影された画像を表示するモニターと、該モニタと信号伝送可能に接続されたコンピュータとを備え、
    作業前に、前記トンネル施工機械の座標及び姿勢を計測することにより、前記カメラの設置座標及び向きを既知とし、作業箇所を撮影しているカメラ映像を前記モニタに表示し、前記コンピュータからの信号により前記モニタ上に、多関節ブームの移動ガイド線を表示し、
    前記多関節ブームを前記移動ガイド線に沿って移動制御することを特徴とするトンネル施工機械におけるブーム移動制御方法。
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