JPH05154807A - プレカット加工機 - Google Patents

プレカット加工機

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JPH05154807A
JPH05154807A JP28918291A JP28918291A JPH05154807A JP H05154807 A JPH05154807 A JP H05154807A JP 28918291 A JP28918291 A JP 28918291A JP 28918291 A JP28918291 A JP 28918291A JP H05154807 A JPH05154807 A JP H05154807A
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wood
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lumber
rail
clamp
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JP28918291A
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Isamu Sumioka
勇 墨岡
Isao Ito
功 伊藤
Kazutoshi Suzuki
和利 鈴木
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Heian Corp
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  • Dovetailed Work, And Nailing Machines And Stapling Machines For Wood (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数の工具を装着した多軸ターレット部を
持つ加工機で木材の木口部及びこば部を連続加工するプ
レカット加工機を提供するものである。 【構成】 加工機1は横移動レール2及び直交レール
4で移動できるように構成されるとともに旋回できるよ
うに構成され、又、直交レール4に中間コンベア12が
移動可能に装着され、さらに、中間コンベア12の両側
に第1及び第2のクランプ部13、22が装着され、第
1のクランプ部13に第1の木材搬送台17が連設さ
れ、第2のクランプ部22に第2の木材搬送台23が装
着されている。 【効果】 このように構成したプレカット加工機では、
木材16を第1、第2の搬送台17、23で搬送し、第
1、第2のクランプ部13、22で順次位置決めしてク
ランプするとともに、こば部及び木口部の加工に応じ
て、加工機1を搬送路の一方から他方に移動することに
より、木材16のこば部のa面及びb面又は木材16の
前後端の木口部c、dに多種の加工形状の加工を施すこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の工具を装着した
多軸ターレット部を持つ加工機により1つの搬送路を送
られて来る木材の木口部及びこば部を加工するプレカッ
ト加工機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のプレカット加工機とし
て、図7に示すように、木材Aのこば部Bを加工するこ
ば部加工機と、図8に示すように、木材Aの木口部Cを
加工する木口部加工機が別に構成されており、又、それ
ぞれの加工機には工具が1つだけ設けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようにこば部加工
機と木口部加工機とを持つプレカット加工機では、それ
ぞれの台の上に木材の一端を載せてクランプし、他端を
手で抱えて加工するようにしているので、作業が非常に
面倒であるという欠点があった。
【0004】このような欠点を解消するために、木材の
木口部及びこば部を1台の加工機で加工することができ
るプレカット加工機も知られているが、このプレカット
加工機も同様に工具が1軸式であり、加工内容が変わる
と、その都度工具を交換しなければならないという問題
があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、直交するレー
ルによって移動可能に装着されるとともに回動するよう
に子せされた複数の工具を多軸ターレット部に装着した
加工機と、該加工機が移動する一方のレール上を移動す
る中間コンベアと、該中間コンベアを挟む位置に配置さ
れた第1、第2のクランプ部と、該第1のクランプ部に
連設され、かつ掴み装置を装着した第1の木材搬送台
と、前記第2のクランプ部に連設された第2の木材搬送
台とからなり、前記中間コンベアと加工機とをレール上
で移動することによって前記第1の木材搬送台で搬送さ
れた木材のこば部及び木口部を順次加工するようにした
ものである。
【0006】
【作用】本発明では、木材が第1の木材搬送台に乗る
と、掴み装置によって木材の搬送方向後端を掴む。
【0007】掴み装置で掴まれた木材は掴み装置のサー
ボモータによって位置決めされながら搬送される。
【0008】木材が加工位置まで搬送されると、まず、
第1のクランプ部でクランプされ、加工機のターレット
部が90度回動し、ターレット部に多数装着されている
工具によって木材が加工機と対向しているこば部のa面
を加工する。
【0009】この木材のこば部の加工が終わると、木材
は第1の木材搬送台で搬送方向と逆方向に送られ、初期
の搬送位置に戻り、加工機と中間コンベアがレール上を
搬送路を越えて移動する。
【0010】次に、掴み装置が再び木材を位置決めしな
がら搬送し、木材が加工位置まで来ると、第1クランプ
部でクランプされ、木材のこば部の反対側の面が加工さ
れ、加工終了後、初期搬送位置へ戻る。
【0011】次に、加工機は搬送路上に移動し、加工機
の多軸ターレットが90度旋回された後、木材が第1の
木材搬送台で搬送され、第1のクランプ部でクランプさ
れ、木材の先端である木口部が加工される。
【0012】木材の木口部の加工が終了すると、加工機
及び中間コンベアが元に戻ることにより、木材は中間コ
ンベアによって搬送され、第2の木材搬送台に搬送され
る。
【0013】木材が第2の木材搬送台に渡りきると、木
材搬送台のローラが逆転し、第2のクランプ部の近傍に
設けた固定ストッパに当たり、第2のクランプ部で木材
がクランプされ、木材の後端の木口部が加工される。
【0014】木材の木口部の加工終了後、第2のクラン
プ部のクランプが解除され、第2の木材搬送台が搬送方
向に回転して木材を搬出する。
【0015】
【実施例】図1は、本発明の1実施例のプレカット加工
機の斜視図、図2は図1の平面図で、 加工機1は横移
動レール2上をサーボモータ3により木材搬送方向に移
動され、また、直交レール4上をサーボモータ5により
木材搬送方向と直交して移動される。
【0016】又、加工機1のターレット部6はサーボモ
ータ7によりその中心で旋回できるように構成され、さ
らに、ターレット部6のヘッド8に多数の工具9が装着
され、ヘッド8はサーボモータ10及びシリンダ11で
上下に移動可能に装着されるとともに回転できるように
構成されている。
【0017】又、加工機1が移動する直交レール4の上
に中間コンベア12が移動可能に装着され、この中間コ
ンベア12の木材の搬入側に第1のクランプ部13が装
着され、この第1のクランプ部13にシリンダ14によ
りクランプ部材15が木材16を固定するように装着さ
れている。
【0018】この第1のクランプ部13は第1の木材搬
送台17に装着されたシリンダ(図示せず)によって中
間コンベア12の中央近傍に移動可能に装着されてい
る。
【0019】この第1の木材搬送台17の側部レール1
8に掴み装置19が第1の木材搬送台17に沿ってサー
ボモータ20により移動可能に装着され、又、掴み装置
19に掴み部21が装着されている。
【0020】又、中間コンベア12の搬出側に第1のク
ランプ部13と同じ構成の第2のクランプ部22が装着
され、又、第2のクランプ部22は第2の木材搬送台2
3に装着されたシリンダ(図示せず)により中間コンベ
ア12の中央近傍に移動可能に装着されており、さら
に、第2のクランプ部22の近傍にストッパ24が装着
されている。
【0021】次に、本実施例の動作を図3〜図5により
説明すると、まず、木材16が第1の木材搬送台17に
乗ると、掴み装置19の掴み部21のセンサ(図示せ
ず)が木材の搬入方向の後端を検知して掴む。
【0022】掴み装置19で掴まれた木材は掴み装置1
9のサーボモータ20によって位置決めされながら搬送
される。
【0023】木材16が掴み装置19で加工位置まで搬
送されると、第1のクランプ部13のシリンダ14が動
作し、クランプ部材15で木材16をクランプする。
【0024】加工機1のターレット部6がサーボモータ
7により90度旋回し、ターレット部6のヘッド8に多
数装着されている工具9によって、図3に示すように加
工機と対向している木材16のこば部のa面を加工す
る。
【0025】この木材16のこば部のa面の加工が終わ
ると、木材16は第1の木材搬送台17で搬送方向と逆
方向に送られ、初期の搬送位置に戻ることにより、図4
に示すように加工機1と中間コンベア12がレール上を
搬送路を越えて移動する。
【0026】掴み装置19が再び木材16を位置決めし
ながら搬送し、木材16が加工位置まで来ると、第1の
クランプ部13と第2のクランプ部22が互いに近接
し、第1クランプ部13のシリンダ14が作動して、木
材16をクランプ部材15でクランプし、木材16のこ
ば部の反対側のb面が加工され、加工終了後、掴み装置
19を作動して初期搬送位置へ戻る。
【0027】次に、加工機1は中間コンベア12の位置
に移動し、加工機1のターレット部6が90度旋回され
た後、木材16が第1の木材搬送台で搬送され、第1の
クランプ部13でクランプされ、図5に示すように木材
16の先端の木口部cが加工される。
【0028】木材16の木口部cの加工が終了すると、
第1のクランプ部13及び第2のクランプ部22が元に
戻り、加工機1及び中間コンベア12が元に戻ることに
より、木材16は中間コンベア12によって搬送され、
第2のクランプ部22を越えて第2の木材搬送台23に
搬送される。
【0029】木材26が第2の木材搬送台23に渡りき
ると、第2の木材搬送台23のローラが逆転し、第2の
クランプ部22の近傍に設けた固定ストッパ24に当た
り、第2のクランプ部22で木材16がクランプされ、
図6に示すように木材16の後端の木口部dが加工され
る。
【0030】木材16の木口部16の加工終了後、第2
のクランプ部22のクランプが解除され、第2の木材搬
送台23がローラが搬送方向に回転して木材を搬出す
る。
【0031】本実施例では、このように第1の木材搬送
台18に搬入された木材16を中間コンベア12を移動
させ、さらに加工機1を移動させるとともに旋回させる
ことにより、自動的に加工を行うことができ、非常に省
力化することができる。
【発明の効果】以上説明したように本発明のプレカット
加工機は、第1の木材搬送台に搬入した木材の木口部及
びこば部を自動的に加工することができるので、非常に
省力化することができるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例のプレカット加工機の斜視図
である。
【図2】図1のプレカット加工機の平面図である。
【図3】図1のプレカット加工機で木材のこば部のa面
を加工する状態を示す図である。
【図4】図1のプレカット加工機で木材のこば部のb面
を加工する状態を示す図である。
【図5】図1のプレカット加工機で木材の先端の木口部
を加工する状態を示す図である。
【図6】図1のプレカット加工機で木材の後端の木口部
を加工する状態を示す図である。
【図7】木口部が加工された木材の斜視図である。
【図8】こば部が加工された木材の斜視図である。
【符号の説明】
1 加工機 2 横移動レール 3 サーボモータ 4 直交レール 5 サーボモータ 6 ターレット部 7 サーボモータ 8 ヘッド 9 工具 10 サーボモータ 11 シリンダ 12 中間コンベア 13 クランプ部 14 シリンダ 15 クランプ部材 16 木材 17 第1の木材搬送台 18 側部レール 19 掴み装置 20 サーボモータ 21 掴み部 22 第2のクランプ部 23 第2の木材搬送台 24 ストッパ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直交するレールによって移動可能に装着
    されるとともに回動するように子せされた複数の工具を
    多軸ターレット部に装着した加工機と、該加工機が移動
    する一方のレール上を移動する中間コンベアと、該中間
    コンベアを挟む位置に配置された第1、第2のクランプ
    部と、該第1のクランプ部に連設され、かつ掴み装置を
    装着した第1の木材搬送台と、前記第2のクランプ部に
    連設された第2の木材搬送台とからなり、前記中間コン
    ベアと加工機とをレール上で移動することによって前記
    第1の木材搬送台で搬送された木材のこば部及び木口部
    を順次加工するようにしたプレカット加工機。
  2. 【請求項2】 前記中間コンベアが搬送路以外に移動さ
    れたとき、前記クランプ部を互いに接近できるように構
    成したことを特徴とする請求項1記載のプレカット加工
    機。
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