JPH05153812A - 移植機の苗茎繰り出し装置 - Google Patents
移植機の苗茎繰り出し装置Info
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- JPH05153812A JPH05153812A JP31916791A JP31916791A JPH05153812A JP H05153812 A JPH05153812 A JP H05153812A JP 31916791 A JP31916791 A JP 31916791A JP 31916791 A JP31916791 A JP 31916791A JP H05153812 A JPH05153812 A JP H05153812A
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- Japan
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- pair
- seedlings
- feeding
- shaped
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 帯状苗の姿勢を90°変換しながら搬送する一
対の搬送ベルトの苗搬送終端部に設けられた2個の苗茎
繰り出し回転体を2個の苗搬送ベルトともども同期さ
せ、帯状苗の姿勢が乱れない移植機の苗繰り出し装置を
提供する。 【構成】 帯状苗の倒伏状態から立姿勢に変更して搬出
する一対の苗搬送ベルト33,34 の搬送終端部のプーリ3
5,36 の軸41a,41bに設けられた一対のスターホイー
ル状の苗茎繰り出し回転体37a,37bを同期させる連動
機構(歯車42)を設けた移植機の苗茎繰り出し装置。
対の搬送ベルトの苗搬送終端部に設けられた2個の苗茎
繰り出し回転体を2個の苗搬送ベルトともども同期さ
せ、帯状苗の姿勢が乱れない移植機の苗繰り出し装置を
提供する。 【構成】 帯状苗の倒伏状態から立姿勢に変更して搬出
する一対の苗搬送ベルト33,34 の搬送終端部のプーリ3
5,36 の軸41a,41bに設けられた一対のスターホイー
ル状の苗茎繰り出し回転体37a,37bを同期させる連動
機構(歯車42)を設けた移植機の苗茎繰り出し装置。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、走行機体の後部に装着
され、主としてイ草等の帯状苗を搬送機構により搬送し
て、順次植付杆の植付爪により圃場面に植付ける移植機
の苗茎繰り出し装置に関するものである。
され、主としてイ草等の帯状苗を搬送機構により搬送し
て、順次植付杆の植付爪により圃場面に植付ける移植機
の苗茎繰り出し装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】イ草等の植物苗根部に両面の両面を接着
テープで接着すると共に、糸をらせん状に巻回した連続
した帯状苗を各条ごとに搬送し、その搬送終端部で所定
植付本数ごとに切断した後、回動する植付爪で狭持して
圃場面に植付けるようにした移植機を本発明者は提案し
ている(特願平3−69034 号、特願平3−180340号、実
願平3−56680 号)。
テープで接着すると共に、糸をらせん状に巻回した連続
した帯状苗を各条ごとに搬送し、その搬送終端部で所定
植付本数ごとに切断した後、回動する植付爪で狭持して
圃場面に植付けるようにした移植機を本発明者は提案し
ている(特願平3−69034 号、特願平3−180340号、実
願平3−56680 号)。
【0003】この移植機の上部には、苗箱が苗箱支持フ
レームに支持されており、苗箱内に収容されている帯状
苗を倒伏状態に保持して植付けのため下方に搬送する第
1搬送機構と、下方に搬送された帯状苗を立姿状態に変
姿して苗繰り出し装置側に移送する第2搬送機構とが移
植機の背面に設けられ、さらに苗繰り出し装置の繰り出
し終端部には植付ガイドが設けられて、植付杆の植付爪
を前記植付ガイド内を案内して苗を圃場面に植付けるよ
うになっており、一般にこれらの搬送、植付け機構は複
数条設けられている。
レームに支持されており、苗箱内に収容されている帯状
苗を倒伏状態に保持して植付けのため下方に搬送する第
1搬送機構と、下方に搬送された帯状苗を立姿状態に変
姿して苗繰り出し装置側に移送する第2搬送機構とが移
植機の背面に設けられ、さらに苗繰り出し装置の繰り出
し終端部には植付ガイドが設けられて、植付杆の植付爪
を前記植付ガイド内を案内して苗を圃場面に植付けるよ
うになっており、一般にこれらの搬送、植付け機構は複
数条設けられている。
【0004】上記の第1搬送機構には、複数条立設した
仕切板の間の下部に苗搬送ベルトを設け、そのベルト上
の搬送面に搬送される帯状苗の厚みに相当する所定の隙
間を保持して苗押え搬送ベルトが設けられており、この
苗押え搬送ベルトはその苗搬送終端側の駆動軸を支点と
して上下に起伏自在となっている。次に、第2搬送機構
では、その苗搬送始端側で所定の隙間を保持して上下に
平行な各プーリに対しエンドレスに張設された2個の苗
搬送ベルトの苗搬送終端側の各プーリを、所定の隙間を
保持して左右に平行に立設することにより、帯状苗は倒
伏状態から立姿状態に変姿されるようになっている。
仕切板の間の下部に苗搬送ベルトを設け、そのベルト上
の搬送面に搬送される帯状苗の厚みに相当する所定の隙
間を保持して苗押え搬送ベルトが設けられており、この
苗押え搬送ベルトはその苗搬送終端側の駆動軸を支点と
して上下に起伏自在となっている。次に、第2搬送機構
では、その苗搬送始端側で所定の隙間を保持して上下に
平行な各プーリに対しエンドレスに張設された2個の苗
搬送ベルトの苗搬送終端側の各プーリを、所定の隙間を
保持して左右に平行に立設することにより、帯状苗は倒
伏状態から立姿状態に変姿されるようになっている。
【0005】さらに、この苗の姿勢を90゜変換する第2
搬送機構の苗搬送終端側には、苗茎繰り出し回転体、苗
支持ガイド、帯状苗を1株づつ分割する切断部などで構
成される苗繰り出し切断装置が設けられている。
搬送機構の苗搬送終端側には、苗茎繰り出し回転体、苗
支持ガイド、帯状苗を1株づつ分割する切断部などで構
成される苗繰り出し切断装置が設けられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記2
個のエンドレス状の苗搬送ベルトは、その苗搬送始端側
でのみ上下一対のプーリが夫々駆動軸と直結した駆動ベ
ルトになっており、これら2個のエンドレス状の苗搬送
ベルトの苗搬送終端側の各プーリ軸に1対のスターホイ
ール状の苗茎繰り出し回転体が設けられているが、これ
らの同期がとられてはいない。
個のエンドレス状の苗搬送ベルトは、その苗搬送始端側
でのみ上下一対のプーリが夫々駆動軸と直結した駆動ベ
ルトになっており、これら2個のエンドレス状の苗搬送
ベルトの苗搬送終端側の各プーリ軸に1対のスターホイ
ール状の苗茎繰り出し回転体が設けられているが、これ
らの同期がとられてはいない。
【0007】従って、2個の苗搬送ベルトと、それぞれ
に一緒に回転する苗茎繰り出し回転体とは、ベルトのス
リップ等が生じた場合に回転のタイミングがずれること
があり、テープに接着された帯状苗は、その搬送中およ
び苗茎繰り出し時に苗茎がよじれたり、ばらけたりし
て、苗姿勢が乱れることがあり、更に苗搬送ベルトより
外れる位置において苗繰り出し切断装置の箇所において
姿勢が斜めになり、円滑に苗を切断して搬出することが
できず、その結果、植付爪への供給が不正確になり、植
付けに失敗が生ずるという問題があった。
に一緒に回転する苗茎繰り出し回転体とは、ベルトのス
リップ等が生じた場合に回転のタイミングがずれること
があり、テープに接着された帯状苗は、その搬送中およ
び苗茎繰り出し時に苗茎がよじれたり、ばらけたりし
て、苗姿勢が乱れることがあり、更に苗搬送ベルトより
外れる位置において苗繰り出し切断装置の箇所において
姿勢が斜めになり、円滑に苗を切断して搬出することが
できず、その結果、植付爪への供給が不正確になり、植
付けに失敗が生ずるという問題があった。
【0008】本発明は、前記従来の問題点を解決するた
めになされたものであり、帯状苗の姿勢を90゜変換しな
がら搬送する2個の苗搬送ベルトの苗搬送終端部に設け
られた2個のスターホイール状の苗茎繰り出し回転体を
2個の苗搬送ベルトともども同期させることにより、帯
状苗の姿勢が乱れることのない移植機の苗茎繰り出し装
置を提供することを解決課題としたものである。
めになされたものであり、帯状苗の姿勢を90゜変換しな
がら搬送する2個の苗搬送ベルトの苗搬送終端部に設け
られた2個のスターホイール状の苗茎繰り出し回転体を
2個の苗搬送ベルトともども同期させることにより、帯
状苗の姿勢が乱れることのない移植機の苗茎繰り出し装
置を提供することを解決課題としたものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る移植機の苗茎繰り出し装置は、帯状苗を
倒伏状態から立姿状態に変姿して搬出する対向する一対
の苗搬送ベルトの搬送終端部のプーリ軸に、一対のスタ
ーホイール状の苗茎繰り出し回転体を設け、更に前記一
対のプーリ軸を同期させる連動機構を、この苗茎繰り出
し回転体近傍であって、苗茎部を避けた位置に設けて構
成されている。
の本発明に係る移植機の苗茎繰り出し装置は、帯状苗を
倒伏状態から立姿状態に変姿して搬出する対向する一対
の苗搬送ベルトの搬送終端部のプーリ軸に、一対のスタ
ーホイール状の苗茎繰り出し回転体を設け、更に前記一
対のプーリ軸を同期させる連動機構を、この苗茎繰り出
し回転体近傍であって、苗茎部を避けた位置に設けて構
成されている。
【0010】
【作 用】一対の苗茎繰り出し回転体同志を同期させる
ことで2個の対向する一対の苗搬送ベルトの同期がとれ
ることになり、搬送ベルト同志の速度のずれもなくな
る。また、連動機構を苗茎繰り出し回転体の上方部に設
けることにより長い帯状苗でも連動機構に喰み込むこと
がなく、円滑に搬送されることになる。
ことで2個の対向する一対の苗搬送ベルトの同期がとれ
ることになり、搬送ベルト同志の速度のずれもなくな
る。また、連動機構を苗茎繰り出し回転体の上方部に設
けることにより長い帯状苗でも連動機構に喰み込むこと
がなく、円滑に搬送されることになる。
【0011】
【実 施 例】以下図面を参照して本発明の実施例を説
明するが、図1は本発明の装置を適用した移植機を走行
機体の後部に装置した一実施例における全体側面図、図
2は図1の移植機の拡大側面図、図3は図2の帯状苗の
搬送機構を背面から見た斜視図であり、図4は図3の苗
茎繰り出し装置の要部斜視図である。
明するが、図1は本発明の装置を適用した移植機を走行
機体の後部に装置した一実施例における全体側面図、図
2は図1の移植機の拡大側面図、図3は図2の帯状苗の
搬送機構を背面から見た斜視図であり、図4は図3の苗
茎繰り出し装置の要部斜視図である。
【0012】なお、本発明は、特願平3−69034 号、特
願平3−180340号及び実願平3−56680 号の明細書中に
記載されている移植機を局部的に改良したものであり、
説明のない部分はこれらの出願に記載された内容及び図
面を引用して理解するものとする。1は走行機体であ
り、その後部には多数条植えの移植機2が複数のリンク
機構1aによって昇降自在に装着され、移植機2の苗箱支
持フレーム9に支持された苗箱4には、例えばイ草等の
植物苗根部の両面を接着テープで接着し、更にこの接着
テープを糸でらせん状に縫って纏めた帯状苗が倒伏状態
に保持されている。
願平3−180340号及び実願平3−56680 号の明細書中に
記載されている移植機を局部的に改良したものであり、
説明のない部分はこれらの出願に記載された内容及び図
面を引用して理解するものとする。1は走行機体であ
り、その後部には多数条植えの移植機2が複数のリンク
機構1aによって昇降自在に装着され、移植機2の苗箱支
持フレーム9に支持された苗箱4には、例えばイ草等の
植物苗根部の両面を接着テープで接着し、更にこの接着
テープを糸でらせん状に縫って纏めた帯状苗が倒伏状態
に保持されている。
【0013】次に、上記の苗箱4内の帯状苗は、図2お
よび図3に示す第1搬送機構10にて倒伏状態で搬送さ
れ、そこから搬出された帯状苗は、第2搬送機構30によ
り倒伏状態から立姿状態に変姿して苗繰り出し切断装置
11に繰出されるようになっており、これら各第1搬送機
構10、第2搬送機構30、及び苗繰り出し切断装置11はそ
れぞれ複数条立設した仕切板12間の各条ごとに設けられ
ている。
よび図3に示す第1搬送機構10にて倒伏状態で搬送さ
れ、そこから搬出された帯状苗は、第2搬送機構30によ
り倒伏状態から立姿状態に変姿して苗繰り出し切断装置
11に繰出されるようになっており、これら各第1搬送機
構10、第2搬送機構30、及び苗繰り出し切断装置11はそ
れぞれ複数条立設した仕切板12間の各条ごとに設けられ
ている。
【0014】また、上記苗繰り出し切断装置11の繰り出
し終端部には、植付ガイド13が設けられており、ドライ
ブケース14に回転自在に枢支された植付杆15の植付爪16
により苗を植付ガイド13に沿って案内させて圃場面に植
え付けるようになっている。一方、第1搬送機構10に
は、各仕切板12の間の下部にエンドレスの苗搬送ベルト
17が、そして、その上部には苗搬送ベルト17から、帯状
苗の厚みに相当する所定隙間を保持して苗押え搬送ベル
ト18が背面をバネ材に押圧されて設けられているが、こ
の苗押え搬送ベルト18は駆動軸19を支点として図2の矢
印Xのごとく、苗搬送ベルト17に対して上下に起伏自在
に設けられている。
し終端部には、植付ガイド13が設けられており、ドライ
ブケース14に回転自在に枢支された植付杆15の植付爪16
により苗を植付ガイド13に沿って案内させて圃場面に植
え付けるようになっている。一方、第1搬送機構10に
は、各仕切板12の間の下部にエンドレスの苗搬送ベルト
17が、そして、その上部には苗搬送ベルト17から、帯状
苗の厚みに相当する所定隙間を保持して苗押え搬送ベル
ト18が背面をバネ材に押圧されて設けられているが、こ
の苗押え搬送ベルト18は駆動軸19を支点として図2の矢
印Xのごとく、苗搬送ベルト17に対して上下に起伏自在
に設けられている。
【0015】次に、第2搬送機構30では、苗搬送始端側
に所定の隙間を保持して上下に平行な各プーリ31, 32を
設け、そしてこれらのプーリ31,32 にエンドレスベルト
を張設した2個の苗搬送ベルト33,34の苗搬送終端側の
プーリ35, 36を、図4,図6に示すごとく、帯状苗の厚
みに相当する所定隙間を保持して左右に平行に立設して
おり、この第2搬送機構30で帯状苗が搬送される間に倒
伏状態から立姿状態に順次、姿勢が変更されることにな
る。なお、この搬送ベルト31,32 の送出端においては植
付ガイド13側に苗根部が位置して苗は機体の前後方向に
支持されることになる。さらに、上記第2搬送機構30の
苗搬送終端側に設けられた苗繰り出し切断装置11には苗
茎繰り出し回転体37a,37bと苗支持ガイド38、根部ガ
イド39、そして帯状苗を1株づつ分割する切断装置40な
どが設けられている。
に所定の隙間を保持して上下に平行な各プーリ31, 32を
設け、そしてこれらのプーリ31,32 にエンドレスベルト
を張設した2個の苗搬送ベルト33,34の苗搬送終端側の
プーリ35, 36を、図4,図6に示すごとく、帯状苗の厚
みに相当する所定隙間を保持して左右に平行に立設して
おり、この第2搬送機構30で帯状苗が搬送される間に倒
伏状態から立姿状態に順次、姿勢が変更されることにな
る。なお、この搬送ベルト31,32 の送出端においては植
付ガイド13側に苗根部が位置して苗は機体の前後方向に
支持されることになる。さらに、上記第2搬送機構30の
苗搬送終端側に設けられた苗繰り出し切断装置11には苗
茎繰り出し回転体37a,37bと苗支持ガイド38、根部ガ
イド39、そして帯状苗を1株づつ分割する切断装置40な
どが設けられている。
【0016】そこで、上記苗茎繰り出し回転体37a,37
bは2個のスターホイール状に形成させており、これら
の苗茎繰り出し回転体37a,37bは上記苗搬送ベルト3
3, 34の搬送終端部側のプーリ35, 36を固定した各軸41
a,41bに設けられている。また、これらの軸41a,41
bの端部には歯車42が設けられて一体的に駆動されるよ
うに構成されている。
bは2個のスターホイール状に形成させており、これら
の苗茎繰り出し回転体37a,37bは上記苗搬送ベルト3
3, 34の搬送終端部側のプーリ35, 36を固定した各軸41
a,41bに設けられている。また、これらの軸41a,41
bの端部には歯車42が設けられて一体的に駆動されるよ
うに構成されている。
【0017】これらの回転体37a,37bの内の回転体37
bのスター形状は鋭角状に形成されているが、他方の回
転体37aはスター形状の角部に丸みをもたている。従っ
て、回転体37bを苗搬送ベルト33,34 で直立状態で根部
を苗根ガイド39内に入れて姿勢を保ちながら搬送されて
くる苗茎部に突入させ、他方の回転体37aで苗茎部を受
けて帯状苗が苗搬送ベルト33,34 に直交した状態で挟持
され、搬送遅れ等がない状態で円滑に繰出されるように
構成している。
bのスター形状は鋭角状に形成されているが、他方の回
転体37aはスター形状の角部に丸みをもたている。従っ
て、回転体37bを苗搬送ベルト33,34 で直立状態で根部
を苗根ガイド39内に入れて姿勢を保ちながら搬送されて
くる苗茎部に突入させ、他方の回転体37aで苗茎部を受
けて帯状苗が苗搬送ベルト33,34 に直交した状態で挟持
され、搬送遅れ等がない状態で円滑に繰出されるように
構成している。
【0018】次で、これら苗繰り出し回転体37a,37b
を設けた各プーリ35, 36の各軸41a,41bを帯状苗の厚
みに相当する所定間隔で平行に保持するするために連結
プレート43の2つの穴に貫入して支持する。そしてこれ
らの軸41a,41bの上部に相互に噛合する一対の歯車42
を取り付けてプーリ35,36 及び回転体37a,37bが正確
な位置を保持しながら同期して回転するように構成して
いる。
を設けた各プーリ35, 36の各軸41a,41bを帯状苗の厚
みに相当する所定間隔で平行に保持するするために連結
プレート43の2つの穴に貫入して支持する。そしてこれ
らの軸41a,41bの上部に相互に噛合する一対の歯車42
を取り付けてプーリ35,36 及び回転体37a,37bが正確
な位置を保持しながら同期して回転するように構成して
いる。
【0019】その結果、2つの苗搬送ベルト33,34は、
それぞれの苗茎繰り出し回転体37aと37bと共に、軸端
に設けた歯車40の連動機構を介してそれぞれ速度と回転
が同期しており、従来の装置のように相互のタイミング
がずれることがなくなり、帯状苗の搬送がスムーズに行
なわれる。また、上記2個の苗茎繰り出し回転体37a,
37b同志を、その上部で連結プレート41を介して連結す
ることにより、各回転体芯間距離が適切に保持できると
いう利点があると共に、帯状苗の茎先が連結プレート43
の下方をくぐり抜けるので歯車42の連動機構に巻き込ま
れるのをこの連結プレート43で防止できる。
それぞれの苗茎繰り出し回転体37aと37bと共に、軸端
に設けた歯車40の連動機構を介してそれぞれ速度と回転
が同期しており、従来の装置のように相互のタイミング
がずれることがなくなり、帯状苗の搬送がスムーズに行
なわれる。また、上記2個の苗茎繰り出し回転体37a,
37b同志を、その上部で連結プレート41を介して連結す
ることにより、各回転体芯間距離が適切に保持できると
いう利点があると共に、帯状苗の茎先が連結プレート43
の下方をくぐり抜けるので歯車42の連動機構に巻き込ま
れるのをこの連結プレート43で防止できる。
【0020】なお、図4及び図6の如く一対のスターホ
イール状の回転体37a,37bの先端の形状を異ならせて
おくことによって苗茎の巻き込み搬送ミスを防止するこ
とができる。更に、上記の実施例においては、苗茎繰り
出し回転体37a,37bを同期させる連動機構として、一
対の歯車42を使用しているが、その連動機構の手段は上
記実施例に拘束されるものではなく、スプロケットとチ
エン、歯車とタイミングベルト等を使用することができ
る。
イール状の回転体37a,37bの先端の形状を異ならせて
おくことによって苗茎の巻き込み搬送ミスを防止するこ
とができる。更に、上記の実施例においては、苗茎繰り
出し回転体37a,37bを同期させる連動機構として、一
対の歯車42を使用しているが、その連動機構の手段は上
記実施例に拘束されるものではなく、スプロケットとチ
エン、歯車とタイミングベルト等を使用することができ
る。
【0021】
【発明の効果】本発明に係る移植機の苗茎繰り出し装置
は、帯状苗を倒伏状態から立姿状態に変姿して搬出する
対向する一対の苗搬送ベルトの搬送終端部のプーリ軸
に、一対のスターホイール状の苗茎繰り出し回転体を設
け、更に前記一対のプーリ軸を同期させる連動機構を、
この苗茎繰り出し回転体近傍であって、苗茎部を避けた
位置に設けて構成されている。
は、帯状苗を倒伏状態から立姿状態に変姿して搬出する
対向する一対の苗搬送ベルトの搬送終端部のプーリ軸
に、一対のスターホイール状の苗茎繰り出し回転体を設
け、更に前記一対のプーリ軸を同期させる連動機構を、
この苗茎繰り出し回転体近傍であって、苗茎部を避けた
位置に設けて構成されている。
【0022】従って、一対の苗搬送ベルトの搬送速度に
スターホイール状の苗茎繰り出し回転体が同期すること
になるので、一対の苗搬送ベルトの間でのずれがなくな
り、搬送中の帯状苗は互いに平行して保持されてよじれ
が発生しなく、整然とした苗姿勢のまま苗繰り出し切断
装置に送られるという効果がある。従って、円滑な苗の
切断および植付けが行なわれ、良好な苗の移植作業が行
なわれることになる。
スターホイール状の苗茎繰り出し回転体が同期すること
になるので、一対の苗搬送ベルトの間でのずれがなくな
り、搬送中の帯状苗は互いに平行して保持されてよじれ
が発生しなく、整然とした苗姿勢のまま苗繰り出し切断
装置に送られるという効果がある。従って、円滑な苗の
切断および植付けが行なわれ、良好な苗の移植作業が行
なわれることになる。
【図1】本発明の装置を適用した移植機を走行機体に装
着した一実施例における全体側面図である。
着した一実施例における全体側面図である。
【図2】図1の移植機の拡大側面図である。
【図3】図2の帯状苗の搬送機構を背面から見た斜視図
である。
である。
【図4】帯状苗の搬送機構の要部を示す斜視図である。
【図5】苗茎繰り出し切断機構と植付装置の要部を示す
側断面図である。
側断面図である。
【図6】苗茎繰り出し装置の要部を示す斜視図である。
10 第1搬送機構 11 苗繰り出し切断機構 17苗
搬送ベルト 18 苗押え搬送ベルト 30 第2搬送機構 31,32
プーリ 33, 34 苗搬送ベルト 35, 36 プーリ 37a, 37
b 苗茎繰り出し回転体 42 歯車 43 連結プレ
ート。
搬送ベルト 18 苗押え搬送ベルト 30 第2搬送機構 31,32
プーリ 33, 34 苗搬送ベルト 35, 36 プーリ 37a, 37
b 苗茎繰り出し回転体 42 歯車 43 連結プレ
ート。
Claims (1)
- 【請求項1】 帯状苗を倒伏状態から立姿状態に変姿し
て搬出する対向する一対の苗搬送ベルトの搬送終端部の
プーリ軸に、一対のスターホイール状の苗茎繰り出し回
転体を設け、更に前記一対のプーリ軸を同期させる連動
機構を、この苗茎繰り出し回転体近傍であって、苗茎部
を避けた位置に設けた移植機の苗茎繰り出し装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31916791A JPH05153812A (ja) | 1991-12-03 | 1991-12-03 | 移植機の苗茎繰り出し装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31916791A JPH05153812A (ja) | 1991-12-03 | 1991-12-03 | 移植機の苗茎繰り出し装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05153812A true JPH05153812A (ja) | 1993-06-22 |
Family
ID=18107182
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31916791A Pending JPH05153812A (ja) | 1991-12-03 | 1991-12-03 | 移植機の苗茎繰り出し装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05153812A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100750912B1 (ko) * | 2006-06-30 | 2007-08-22 | 경북대학교 산학협력단 | 줄모이앙기 |
-
1991
- 1991-12-03 JP JP31916791A patent/JPH05153812A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100750912B1 (ko) * | 2006-06-30 | 2007-08-22 | 경북대학교 산학협력단 | 줄모이앙기 |
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