JPH0515331Y2 - - Google Patents

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JPH0515331Y2
JPH0515331Y2 JP1985146269U JP14626985U JPH0515331Y2 JP H0515331 Y2 JPH0515331 Y2 JP H0515331Y2 JP 1985146269 U JP1985146269 U JP 1985146269U JP 14626985 U JP14626985 U JP 14626985U JP H0515331 Y2 JPH0515331 Y2 JP H0515331Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はロープ緊張装置、詳しくは、主として
建設現場などの高所作業所での墜落防止用親ロー
プを緊張させるためのロープ緊張装置に関する。
(従来の技術) 従来、此種ロープ緊張装置としては、例えば実
公昭56−34755号公報に示されている通り、断面
U字形としたクランプ本体に1対のリンクを枢着
して、これらリンクの一端側を連結リンクで連結
すると共に、前記リンクの他端を延長して、その
先端に端面を歯形形状とした爪を設けて、この爪
の歯形面を前記クランプ本体の底面(ロープ締着
面)に対向させ、前記各リンクにおける前記各爪
の歯形面と前記ロープ締着面とで、これら各面間
に介装するロープを締着する如く成し、また、前
記連結リンクに、器具引止ロープを取付けると共
に、止爪をもつた操作レバーを枢着し、このレバ
ーの揺動により前記歯形面とロープ締着面との間
に介入する親ロープを引出し、前記ロープを緊張
するようにしたものが知られている。
そして、このロープ緊張装置を用いて親ロープ
を張設するには、器具引止ロープを建造物の柱等
につなぎ止めて前記クランプ本体を保持し、また
前記建造物の他の柱等に一端を係止した親ロープ
の他端を前記クランプ本体の底部と各リンクの爪
との間に通すと共に、前記レバーにおけるロープ
受体と止爪との間にも通し、そして前記レバーの
操作により親ロープを引出して緊張させ、斯く緊
張した親ロープを前記クランプ本体の底面と前記
各リンクの先端に設ける各爪の歯形面との間で挾
着して保持する如く成すことにより行なうもので
ある。
(考案が解決しようとする問題点) 所が以上の如き従来例は、各リンクに歯形形状
の端面をもつた爪を設けて、これら各爪の歯形面
によりロープをクランプ本体の底面に押しつけて
前記ロープを止着するものであるから、前記ロー
プは前記爪により局部的に押圧されると共に歯形
面をロープに押しつけるものであるから、ロープ
に前記歯形面による傷がつく問題があるし、前記
ロープとしては綿ロープを用いる場合、該ロープ
の止着力はある程度得られるけれども、ワイヤロ
ープを用いる場合、所定の止着力が得られない問
題もあつたし、また、前記クランプ本体において
締着する前記ロープは、前記連結リンクに枢着す
る操作レバーの揺動により、前記止爪と前記レバ
ーに設けるロープ受体との間に圧着するロープを
引出すようにするものであつて、充分な挺子比が
得られないものであるため、前記ロープの緊張を
充分行なえない問題もあつた。
その上、前記操作レバーは前記連結リンクに着
脱不能に枢着されていて、該操作レバーの操作部
がクランプ本体から外方に突出して出張る構造と
なつており、このため、作業中に作業員が前記操
作レバーに当つたり或は服を引掛けたりして、作
業の邪魔となる問題も有していた。
本考案の目的は、ロープに傷をつけることな
く、また、綿ロープでも、ワイヤロープでも適用
でき、それでいて、ロープの材料如何に拘わらず
所定以上のロープ緊張力が得られ、しかも、ロー
プ緊張作業が短時間で作業性よく行うことができ
ながら、更に、前記ロープを緊張させる操作レバ
ーを、ロープ緊張後には取外せるようにして、安
全性をも確保できるようにするものである。
(問題点を解決するための手段) 本考案は以上の如き従来の問題を解決するた
め、ロープRを締着するクランプ1と、ロードシ
ーブ23、該ロードシーブ23を駆動する駆動部
材26及び前記ロードシーブ23に掛設されるロ
ードチエン3をもち、前記クランプ1に連結して
前記ロープRを緊張させる捲揚機2とから成り、
前記クランプ1は、ロープ締着面10をもつたク
ランプ本体1aと、このクランプ本体1aに枢着
される1対のリンク11,12と、これらリンク
11,12の長さ方向一端側に枢着され、前記各
リンク11,12を連結する連結リンク13と、
前記リンク11,12の長さ方向他端側に枢着さ
れ、前記ロープ締着面10に対向し、前記リンク
11,12の揺動で前記ロープ締着面10に対し
平行移動する押圧面14aをもつたロープ押体1
4とから成り、前記連結リンク13に、前記捲揚
機2のロードシーブ23に掛設したロードチエン
3を連結すると共に、前記捲揚機2は、前記駆動
部材26の一方向駆動回転のみを前記ロードシー
ブ23に伝達して該ロードシーブ23を駆動し、
かつ、このロードシーブ23の逆方向回転を阻止
するメカニカルブレーキ25を備える一方、前記
駆動部材26に、操作レバー4を着脱自由に取付
けたことを特徴とするものである。
(作用) 建設現場など高所作業所において、墜落防止用
親ロープを緊張状に張設する場合、前記ロープを
クランプ本体1aのロープ締着面10に対向する
押圧面14aをもつたロープ押体14が前記ロー
プ締着面10に対し平行移動して前記押圧面14
aとの間でロープを挾着するのである。従つて、
広い面積に亘つて大きな締着力が得られ、前記ロ
ープが綿ロープであつても、また、ワイヤロープ
であつても強固にかつ、傷をつけることなく締着
できるのであり、しかも、斯く締着する前記ロー
プは、ロードシーブ23とこのロードシーブ23
を駆動する駆動部材26を備えた捲揚機2を用い
て該捲揚機2の駆動部材26を操作レバー4で駆
動することにより緊張させるようにするから、充
分な緊張力が得られることになり、また前記ロー
プRの緊張後には前記操作レバー4を駆動部材2
6から取外して作業が行なえるのである。
また、前記操作レバー4を用いたロープRの緊
張作業を行う前に、前記ロードチエン3のフリー
側を手で引つ張ることができ、この引張操作で、
簡単にロープRの緩みをなくすことができ、それ
だけ前記操作レバー4を操作する緊張作業を短時
間で行え、緊張作業を作業性よく行えるのであ
る。
更に、前記駆動部材26を逆回転させることに
よりメカニカルブレーキ25を動作させながら前
記ロードシーブ23を徐々に逆回転させることが
できるから、緊張したロープRの緊張力を一度に
解放することなくゆつくりと解放させることがで
き、前記ロープRの緊張解除作業を安全に行うこ
とができるのである。
(実施例) 本考案ロープ緊張装置の基本構造は、第1図に
示した通り、親ロープRを締着するクランプ1
と、該クランプ1に連結し、前記ロープRを緊張
させるチエン式捲揚機2とから構成し、この捲揚
機2と前記クランプ1とを、前記捲揚機2のロー
ドシーブ23の掛設するロードチエン3により連
結したものである。
前記クランプ1は、第2図乃至第4図に示した
通り、底部にロープ締着面10をもつて断面U字
形のクランプ本体1aと、このクランプ本体1a
に、ピン11a,12aを介して枢着される1対
のリンク11,12と、これらリンク11,12
の長さ方向一端側にピン11b,12bを介して
連結する連結リンク13及び前記リンク11,1
2の長さ方向他端側にピン11c,12cを介し
て枢着され、前記ロープ締着面10に対向する押
圧面14aをもつたロープ押体14とから構成す
るものであつて、前記クランプ本体1aとリンク
11,12及びロープ押体14とにより平行四連
リンク機構を構成し、前記リンク11,12の揺
動により前記ロープ押体14を前記クランプ本体
1aのロープ締着面10に対し平行移動可能にす
るのである。
また、前記リンク11,12は、第3図の如
く、1対の平板により構成すると共に、前記連結
リンク13及びロープ押体14は断面U字形と
し、前記した1対の平板から成る各リンク11,
12の各平板間に介装するのであり、また、前記
ロープ押体14の押圧面14aは、前記ロープ締
着面10に対向した円弧面としている。
尚、第2図及び第3図において15は、前記リ
ンク11と連結リンク13との間に介装するばね
で、前記ロープ押体14を常時前記クランプ本体
1aのロープ締着面10の方向に押圧させてい
る。また16は前記ピン12bを利用して揺動可
能に連結する連結具で、この連結具16に回転可
能に結合した回転体17を介して次に説明するチ
エン式捲揚機2のロードチエン3を連結してい
る。
次に前記捲揚機2を第5図及び第6図に基づい
て説明する。
第5,6図に示した捲揚機はレバー式捲揚機で
あつて、1対の側板21,22間に、ロードシー
ブ13を一体に形成した駆動軸24を回転自由に
支持すると共に、この駆動軸24を、一方の側板
22から突出して、この突出部外周にメカニカル
ブレーキ25を設けると共に、前記駆動軸24の
軸端に、後記する操作レバー4を着脱可能に取付
ける駆動部材26を螺着し、前記ロードシーブ2
3にロードチエン3を掛設したものである。
前記メカニカルブレーキ25は、前記駆動軸2
4にハブ胴27をスプライン結合して、このハブ
胴27の外周に、ラチエツトホイル29と複数の
ライニング板28とを支持すると共に、前記駆動
部材26の軸方向内側を前記ライニング板28の
うち、軸方向外側に位置するライニング板28に
対向させ、前記駆動部材2の回動に伴なう螺進に
より該駆動部材26を前記ライニング板28を介
してハブ胴27に一体化させる如く成す一方、前
記側板22に前記ラチエツトホイル29に噛合う
逆転防止爪30を設けて構成するのであつて、前
記駆動部材26を回動し、前記ライニング板28
を介して前記ハブ胴27と一体化することにより
前記駆動部材26の動力が前記ハブ胴27を介し
て駆動軸24に伝達され、前記ロードシーブ23
を正方向に駆動するのであり、また、前記ロード
シーブ23の逆転方向の回転は、前記逆転防止爪
29のラチエツトホイル27への噛合いにより阻
止される。
尚、前記ロードシーブ23に掛設されるロード
チエン3は、前記駆動部材26の回動による前記
ロードシーブ23の正方向駆動によりロード側、
つまり前記連結具16に連結しているロード側を
引込むのであるが、前記ロードシーブ23の正方
向回転は拘束されていないので、前記ロードチエ
ン3のフリー側を引張ることができるし、又、前
記逆転防止爪29を前記ラチエツトホイル27か
ら外したり、前記駆動部材26を逆回転させたり
することにより前記ロードシーブ23を遊転可能
にした場合、前記ロードチエン3のロード側を引
つ張ることもできる。
従つて、前記クランプ1により締着するロード
の緊張が緩く手動で引張ることができる場合、前
記駆動部材26を駆動してロード側を引込む必要
はなく、前記フリー側を引張ることにより迅速な
緊張が可能となるし、又、前記ロードチエン3の
ロード側が短いとき、ロード側を引つ張ることに
より長くすることも可能となる。
また、前記駆動部材26を回動させる操作レバ
ー4は、前記駆動部材26に対し着脱可能にする
のであり、好ましくは前記駆動部材26の外周を
例えば6角形で、かつ、第7図に示した市販のラ
チエツトレンチが係合可能とした太きさとし、前
記レンチを用いることができるようにするのであ
る。
このラチエツトレンチは、第7図の如くレンチ
本体41に、内面42aを多角形としたロータ4
2を支持すると共に、前記レンチ本体41に、前
記ロータ42を一方向にのみフリー回転可能にす
るワンウエイクラツチ、詳しくは、スプリング4
3で付勢したボール44と、このボール44の係
合で切換位置を保持する爪45とから成るワンウ
エイクラツチを設けている。
尚、第5図において31は、親ロープRを止め
る建造物の柱や足場の支柱などに対し他方の柱や
支柱などに前記捲揚機2をつなぎ止める例えば係
止用ロープK又はフツク(図示せず)の連結体で
ある。
次に本考案装置を用いて親ロープRを第1図の
如く張設する場合について説明する。
先ず、例えば前記係止用ロープKを用いて前記
捲揚機2を一方の構造物H1につなぎとめると共
に、他方の構造物H2との間に張設する親ロープ
Rの一端を前記構造物H2に係止した状態で、こ
の親ロープRの他端を前記クランプ1におけるク
ランプ本体1aのロープ締着面10とロープ押体
14の押圧面14aとの間に、前記リンク機構を
ばね15に抗し変形させて挿通するのである。
この状態で前記親ロープRは緩んでいるから、
前記ロードチエン3のフリー側を手で引張り、そ
の限界近くまで緊張させる。そして、その後は前
記駆動部材26に操作レバー4を嵌合し、該レバ
ー4の往復動操作により前記ロードシーブ23を
正方向に駆動させ、ロードチエン3のロード側を
引込むことにより前記親ロープRを緊張させるの
である。
尚、前記フリー側を手で引つ張つて、前記親ロ
ープRを緊張させたとき、前記ロードチエン3の
ロード側が短くなり過ぎて、前記操作レバー4の
操作によりロードチエン3のロード側を前記ロー
ドシーブ23に引き込む引き込み代、即ち、緊張
代が不足する場合には、前記前記駆動部材26を
直接手で逆回転させてからロードチエン3のロー
ド側を引つ張つて、その長さを長く調節すると共
に、前記係止用ロープKを短くしてから、前記操
作レバー4の操作により前記親ロープRを所定の
緊張力で緊張させるのである。
このとき、前記親ロープRの端部は、前記クラ
ンプ1におけるクランプ本体1aのロープ締着面
10とロープ押体14の押圧面14aとにより大
きな面積で確実に締着されるのであり、この締着
力は前記捲揚機2による緊張度の増大に伴ない増
大するのであつて、前記ロープRは強固に、また
傷つけられることなく締着させられるのである。
また、前記捲揚機2により、親ロープRを緊張
させる場合クランプ1で止着する親ロープRを、
前記クランプ1に対し移動させて緊張させるので
なく、前記捲揚機2のロードシーブ23を回動さ
せ、このロードシーブ23に掛設するロードチエ
ン3を引込んで行なうのであるから、緊張を短時
間で作業性よく行なえると共に、緊張度を高めら
れるのである。
また、前記ロープRの緊張後には前記操作レバ
ー4を駆動部材26から取外し、該操作レバー4
が作業員に当つたり、服に引掛かつたりして作業
の邪魔になることのないようにするのである。
また、以上の如く緊張した親ロープRを緩める
には、前記駆動部材26を逆回転させることによ
り、前記メカニカルブレーキ25を作動させなが
ら前記ロードシーブ23を逆転させることができ
るから、前記駆動部材26をゆつくりと逆回転さ
せることにより簡単に行なえる。
(考案の効果) 本考案は、ロープRを締着するクランプ1と、
ロードシーブ23、該ロードシーブ23を駆動す
る駆動部材26及び前記ロードシーブ23の掛設
されるロードチエン3をもち、前記クランプ1に
連結して前記ロープRを緊張させる捲揚機2とか
ら成り、前記クランプ1は、ロープ締着面10を
もつたクランプ本体1aと、このクランプ本体1
aに枢着される1対のリンク11,12と、これ
らリンク11,12の長さ方向一端側に枢着さ
れ、前記各リンク11,12を連結する連結リン
ク13と、前記リンク11,12の長さ方向他端
側に枢着され、前記ロープ締着面10に対向し、
前記リンク11,12の揺動で前記ロープ締着面
10に対し平行移動する押圧面14aをもつたロ
ープ押体14とから成り、前記連結リンク13
に、前記捲揚機2のロードシーブ23に掛設した
ロードチエン3を連結すると共に、前記捲揚機2
は、前記駆動部材26の一方向駆動回転のみを前
記ロードシーブ23に伝達して該ロードシーブ2
3を駆動し、かつ、このロードシーブ23の逆方
向回転を阻止するメカニカルブレーキ25を備え
る一方、前記駆動部材26に、操作レバー4を着
脱自由に取付けたものであるから、ロープRを緊
張させる場合、前記リンク11,12の揺動によ
り前記ロープ押体14を前記ロープ締着面10a
に対して平行移動させて、該ロープ締着面10a
と前記押圧面14aとの間でロープRを締着で
き、該ロープRに傷をつけることなく強い締着力
で保持できると共に、前記ロープRの材料如何に
拘らず確実な締着けが可能となり、かつ、何れの
ロープを用いても、強く緊張させた状態で張設す
ることが可能となるのである。
また、前記捲揚機2は、前記メカニカルブレー
キ25を設けているのであるから、何らの操作を
しなくとも前記操作レバー4を用いたロープRの
緊張作業を行う前に、前記ロードチエン3のフリ
ー側を手で引つ張ることができ、この引張操作で
簡単にロープRの緩みをなくすことができ、それ
だけ前記操作レバー4を操作する緊張作業を短時
間で行え、緊張作業を作業性よく行えるのであ
る。
しかも、前記ロードチエン3のロード側が短く
なり過ぎて、前記操作レバー4の操作によるロー
ドチエン3のロード側を前記ロードシーブ23に
引き込む、所謂緊張代が不足する場合には、操作
レバー4を着脱可能にしているから、この操作レ
バー4を離脱することにより前記駆動部材26を
直接手で迅速に逆回転させることができるのであ
り、従つて、前記駆動部材26を逆回転させて前
記ロードシーブ23を遊転させ、ロードチエン3
をロード側に迅速に引き出すことができるから、
前記ロードチエン3のロード側における緊張代が
不足している場合でも、適切に、かつ、迅速に調
節することができるのである。
更に、前記操作レバー4を着脱可能としている
から、前記ロープRの緊張後には、捲揚機2から
外方に出張る前記操作レバー4を駆動部材26か
ら取外すことにより、該操作レバー4が作業員に
当たつたり、服に引掛かつたりして作業の邪魔に
なつたり、不用意に緊張がゆるむのを防止でき、
安全性も確保できるのである。
又、前記捲揚機2にはメカニカルブレーキ25
を設け、前記レバー4の操作により、前記メカニ
カルブレーキ25を動作させながら前記ロードシ
ーブ23を徐々に逆回転させることができるか
ら、緊張したロープRの緊張力を一度に解放する
ことなくゆつくりと解放させることができ、前記
ロープRの緊張解除作業を安全に行うことができ
るのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す全体の概略図、
第2図はクランプのみの正面図、第3図は左側面
図、第4図は中央縦断正面図、第5図は捲揚機の
断面図、第6図は右側面図、第7図は操作レバー
(ラチエツトレンチ)のみの部分断面正面図であ
る。 1……クランプ、2……捲揚機、3……ロード
チエン、1a……クランプ本体、1b……可動部
材、10……ロープ締着面、23……ロードシー
ブ、26……駆動部材、R……ロープ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ロープRを締着するクランプ1と、ロードシー
    ブ23、該ロードシーブ23を駆動する駆動部材
    26及び前記ロードシーブ23に掛設されるロー
    ドチエン3をもち、前記クランプ1に連結して前
    記ロープRを緊張させる捲揚機2とから成り、前
    記クランプ1は、ロープ締着面10をもつたクラ
    ンプ本体1aと、このクランプ本体1aに枢着さ
    れる1対のリンク11,12と、これらリンク1
    1,12の長さ方向一端側に枢着され、前記各リ
    ンク11,12を連結する連結リンク13と、前
    記リンク11,12の長さ方向他端側に枢着さ
    れ、前記ロープ締着面10に対向し、前記リンク
    11,12の揺動で前記ロープ締着面10に対し
    平行移動する押圧面14aをもつたロープ押体1
    4とから成り、前記連結リンク13に、前記捲揚
    機2のロードシーブ23に掛設したロードチエン
    3を連結すると共に、前記捲揚機2は、前記駆動
    部材26の一方向駆動回転のみを前記ロードシー
    ブ23に伝達して該ロードシーブ23を駆動し、
    かつ、このロードシーブ23の逆方向回転を阻止
    するメカニカルブレーキ25を備える一方、前記
    駆動部材26に、操作レバー4を着脱自由に取付
    けたことを特徴とするロープ緊張装置。
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