JPH05152445A - 多層配線およびその形成方法 - Google Patents

多層配線およびその形成方法

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JPH05152445A
JPH05152445A JP31512991A JP31512991A JPH05152445A JP H05152445 A JPH05152445 A JP H05152445A JP 31512991 A JP31512991 A JP 31512991A JP 31512991 A JP31512991 A JP 31512991A JP H05152445 A JPH05152445 A JP H05152445A
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JP
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wiring
aluminum
aluminum alloy
barrier layer
film
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JP31512991A
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English (en)
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Shigetaka Uji
重孝 宇治
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 半導体装置の多層配線に関し,上層配線と下
層配線との間に設けられたバリア層を構成する導電性物
質と,層配線を構成するAlとの合金化反応を抑止し
て,上層配線と下層配線との接続部の信頼性を向上させ
る。 【構成】 アルミニウムまたはアルミニウム合金から
成る下層配線11上に,Ta(タンタル)膜12,およ
び高融点金属,高融点金属シリサイド,アルミニウム合
金などの導電性物質13を連続して堆積する。表面に絶
縁膜14を堆積し,この絶縁膜14にビアホール15を
開口する。高融点金属,高融点金属シリサイド,アルミ
ニウム合金などの導電性物質16,およびTa(タンタ
ル)膜17を連続して堆積する。アルミニウムまたはア
ルミニウム合金を堆積して上層配線18を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,多層配線,特に半導体
装置の多層配線およびその形成方法に関する。
【0002】近年,半導体装置の高集積化,微細化に伴
い,配線の多層化は,避けることのできないものとなっ
てきた。多層配線においては,下層配線と上層配線とを
接続するビアホール付近での信頼性が特に要求される。
本発明は,この要求に応える多層配線を提供するもので
ある。
【0003】
【従来の技術】図2は,従来例を示す図である。図中,
21はアルミニウムまたはアルミニウム合金から成る下
層配線,22は高融点金属,高融点金属シリサイド,ア
ルミニウム合金などの導電性物質から成るバリア層,2
3は絶縁膜,24はビアホール,25は高融点金属,高
融点金属シリサイド,アルミニウム合金などの導電性物
質から成るバリア層,26はアルミニウムまたはアルミ
ニウム合金から成る上層配線である。
【0004】従来,ビアホール24を介した下層配線2
1と上層配線26との接続を行う際に,濡れ性を良好に
するため,エレクトロマイグレーションやストレスマイ
グレーションなどによる断線を防止するために,下層配
線21の上面に高融点金属,高融点金属シリサイド,ア
ルミニウム合金などの導電性物質から成るバリア層22
を設け,上層配線26の下面に高融点金属,高融点金属
シリサイド,アルミニウム合金などの導電性物質から成
るバリア層25を設け,バリア層25上に,300℃以
上の高温でAlまたはAl合金を成膜して平坦化された
上層配線26を形成していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】高アスペクト比のビア
ホールを介して下層配線と上層配線とを接続する場合や
スタックビアを形成する場合には,上層配線の平坦化が
必須となる。そのために,次の方法が採られている。
【0006】 300℃以上の高温でAlまたはAl
合金を成膜する。(従来例として示した方法) 低温でAlまたはAl合金を成膜した後,高温にし
てビアホール内に流し込む。
【0007】 低温でAlまたはAl合金を成膜した
後,荷電粒子ビームやレーザ光を照射してビアホール内
に流し込む。 極めて強い磁場中で,AlまたはAl合金を成膜す
る。
【0008】以上の方法を用いて上層配線の平坦化を行
うと,上層配線を構成するAlとバリア層を構成する高
融点金属,高融点金属シリサイド,アルミニウム合金な
どの導電性物質とが反応し,その結果,体積の収縮など
による断線の発生や抵抗の上昇という問題が生じる。
【0009】また,接続部における反射率が低下する,
という問題も生じる。本発明は,これらの問題点を解決
して,上層配線と下層配線との間に設けられたバリア層
を構成する導電性物質と,層配線を構成するAlとの合
金化反応を抑止して,上層配線と下層配線との接続部の
信頼性を向上させた,多層配線構造,特に半導体装置の
多層配線構造を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに,本発明に係る多層配線は,次のように構成する。
【0011】(1)アルミニウムまたはアルミニウム合
金から成る下層配線および上層配線を,導電性物質から
成るバリア層を間に挟んで,下層配線上の絶縁膜に形成
されたビアホールを介して接続する多層配線であって,
上層配線とバリア層との間,または上層配線とバリア層
との間および下層配線とバリア層との間の双方に,Ta
(タンタル)膜が設けられているように構成する。
【0012】本発明に係る多層配線の形成方法は,次の
ように構成する。 (2)アルミニウムまたはアルミニウム合金から成る下
層配線および上層配線を,導電性物質から成るバリア層
を間に挟んで,下層配線上の絶縁膜に形成されたビアホ
ールを介して接続する多層配線の形成方法であって,ア
ルミニウムまたはアルミニウム合金から成る下層配線上
に,導電性物質を堆積してバリア層を形成する工程と,
表面に絶縁膜を堆積し,該絶縁膜にビアホールを開口す
る工程と,導電性物質,およびTa(タンタル)膜を連
続して堆積する工程と,アルミニウムまたはアルミニウ
ム合金を堆積して上層配線を形成する工程とを含むよう
に構成する。
【0013】(3)アルミニウムまたはアルミニウム合
金から成る下層配線および上層配線を,導電性物質から
成るバリア層を間に挟んで,下層配線上の絶縁膜に形成
されたビアホールを介して接続する多層配線の形成方法
であって,アルミニウムまたはアルミニウム合金から成
る下層配線上に,Ta(タンタル)膜,および導電性物
質を連続して堆積する工程と,表面に絶縁膜を堆積し,
該絶縁膜にビアホールを開口する工程と,導電性物質,
およびTa(タンタル)膜を連続して堆積する工程と,
アルミニウムまたはアルミニウム合金を堆積して上層配
線を形成する工程とを含むように構成する。
【0014】
【作用】本発明では,上層配線とバリア層との間,また
は上層配線とバリア層との間および下層配線とバリア層
との間の双方に,Ta(タンタル)膜を設けている。T
aは,Alと反応しにくいので,上層配線用のAlまた
はAl合金を高温で堆積する際に,Alと,バリア層を
構成する,導電性物質とが反応するのを防止する。
【0015】その結果,下層配線と上層配線とが接続さ
れるビアホール近傍での不都合が生じないので,多層配
線の信頼性が向上する。
【0016】
【実施例】図1は,本発明の一実施例を示す図である。
図中,11はアルミニウムまたはアルミニウム合金から
成る下層配線,12はTa(タンタル)膜,13は高融
点金属,高融点金属シリサイド,アルミニウム合金など
の導電性物質から成るバリア層,14は絶縁膜,15は
ビアホール,16は高融点金属,高融点金属シリサイ
ド,アルミニウム合金などの導電性物質から成るバリア
層,17はTa(タンタル)膜,18はアルミニウムま
たはアルミニウム合金から成る上層配線である。
【0017】以下,本実施例を工程順に説明する。 [工程1]AlまたはAl合金から成る下層配線11上
に,スパッタ法にて,厚さ500ÅのTa膜12,厚さ
300Åのバリア層13を連続して堆積する。
【0018】バリア層13を構成する材料には,Ti
W,TiN,Mo,Zr,W,ZrN等の高融点金属,
TiSi,MoSi,WSi等の高融点金属シリサイ
ド,Al−Si,Al−Cu等のアルミニウム合金など
の導電性物質を用いる。
【0019】[工程2]表面に厚さ1μmのSiO2
ら成る絶縁膜14を形成する。絶縁膜14に0.8μm
径のビアホール15を開口する。
【0020】[工程3]スパッタ法にて,厚さ300Å
のバリア層16,厚さ500ÅのTa膜17を連続して
堆積する。
【0021】バリア層16を構成する材料には,Ti
W,TiN,Mo,Zr,W,ZrN等の高融点金属,
TiSi,MoSi,WSi等の高融点金属シリサイ
ド,Al−Si,Al−Cu等のアルミニウム合金など
の導電性物質を用いる。
【0022】[工程4]基板を300℃以上の温度に保
ち,スパッタ法にてAlを堆積すると共にビアホール1
5内へ流し込んで平坦な表面を持った上層配線18を形
成する。
【0023】以上の各工程を経て,本実施例の多層配線
が完成する。本実施例では,下層配線11とバリア層1
3との間,および上層配線18とバリア層16との間の
双方に,Ta(タンタル)膜12,17を設けた例を示
したが,Ta膜は,上層配線18とバリア層16との間
に設けるだけでもよい。
【0024】
【発明の効果】本発明によれば,上層配線と下層配線と
の間に設けられたバリア層を構成する導電性物質と,配
線を構成するAlとの合金化反応を抑止できるので,上
層配線と下層配線との接続部の信頼性が良好な多層配線
を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す図である。
【図2】従来例を示す図である。
【符号の説明】
11 アルミニウムまたはアルミニウム合金から成る下
層配線 12 Ta(タンタル)膜 13 導電性物質から成るバリア層 14 絶縁膜 15 ビアホール 16 導電性物質から成るバリア層 17 Ta(タンタル)膜 18 アルミニウムまたはアルミニウム合金から成る上
層配線

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アルミニウムまたはアルミニウム合金か
    ら成る下層配線および上層配線を,導電性物質から成る
    バリア層を間に挟んで,下層配線上の絶縁膜に形成され
    たビアホールを介して接続する多層配線であって, 上層配線とバリア層との間,または上層配線とバリア層
    との間および下層配線とバリア層との間の双方に,Ta
    (タンタル)膜が設けられていることを特徴とする多層
    配線。
  2. 【請求項2】 アルミニウムまたはアルミニウム合金か
    ら成る下層配線および上層配線を,導電性物質から成る
    バリア層を間に挟んで,下層配線上の絶縁膜に形成され
    たビアホールを介して接続する多層配線の形成方法であ
    って, アルミニウムまたはアルミニウム合金から成る下層配線
    上に,導電性物質を堆積してバリア層を形成する工程
    と, 表面に絶縁膜を堆積し,該絶縁膜にビアホールを開口す
    る工程と, 導電性物質,およびTa(タンタル)膜を連続して堆積
    する工程と, アルミニウムまたはアルミニウム合金を堆積して上層配
    線を形成する工程とを含むことを特徴とする多層配線の
    形成方法。
  3. 【請求項3】 アルミニウムまたはアルミニウム合金か
    ら成る下層配線および上層配線を,導電性物質から成る
    バリア層を間に挟んで,下層配線上の絶縁膜に形成され
    たビアホールを介して接続する多層配線の形成方法であ
    って, アルミニウムまたはアルミニウム合金から成る下層配線
    上に,Ta(タンタル)膜,および導電性物質を連続し
    て堆積する工程と, 表面に絶縁膜を堆積し,該絶縁膜にビアホールを開口す
    る工程と, 導電性物質,およびTa(タンタル)膜を連続して堆積
    する工程と, アルミニウムまたはアルミニウム合金を堆積して上層配
    線を形成する工程とを含むことを特徴とする多層配線の
    形成方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100316525B1 (ko) * 1999-06-14 2001-12-12 김영환 반도체소자의 비트라인 형성방법
US6690092B2 (en) * 1998-10-06 2004-02-10 Oki Electric Industry Co., Ltd. Multilayer interconnection structure of a semiconductor device
US7541282B2 (en) 2004-05-25 2009-06-02 Samsung Electronics Co., Ltd. Methods of forming metal-nitride layers in contact holes

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Effective date: 19990204