JPH05151616A - 光記録媒体、その製造方法及び再生装置 - Google Patents

光記録媒体、その製造方法及び再生装置

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JPH05151616A
JPH05151616A JP3310593A JP31059391A JPH05151616A JP H05151616 A JPH05151616 A JP H05151616A JP 3310593 A JP3310593 A JP 3310593A JP 31059391 A JP31059391 A JP 31059391A JP H05151616 A JPH05151616 A JP H05151616A
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JP
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optical recording
mold
substrate
signal
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JP3310593A
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English (en)
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Shinkichi Horigome
信吉 堀籠
Yoshinori Miyamura
芳徳 宮村
Keizo Kato
恵三 加藤
Tetsuya Nishida
哲也 西田
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】記録密度の高い再生専用型の光記録媒体、その
製造方法及びこのような光記録媒体を適用する再生装置
を提供すること。 【構成】別々の情報の信号ピット2、5、8を有する複
数の反射層が色素膜3、6、9により構成され、各反射
層の信号を互いに異なる波長の光11、12、13の反
射光で読み出す光記録媒体。光の入射側の色素膜は、そ
れと逆の側の他の色素膜を読み出すための光を透過させ
る色素により構成される。この光記録媒体は、信号ピッ
トを持つ基板に色素膜を形成し、他の信号ピットを持つ
金型に紫外線硬化樹脂を置き、基板の色素膜を持つ面を
押付け、樹脂を硬化させ、金型を剥離し、さらに他の色
素膜を信号ピット上に形成することを繰り返して製造す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レーザーディスク(L
D)、コンパクトディスク(CD)、再生専用コンパク
トディスク(CD−ROM、CD−I)等の再生専用型
光記録媒体、その製造方法及び再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】光ディスクには再生専用型と読み書き可
能型とがある。前者にはLDやCDがあり、現在大量に
生産されている。再生専用型光ディスクには上記以外に
マルチメデア媒体としてCD−ROM、CD−I等があ
り、これらは今後大きく発展しようとしている。特に電
子出版物としての光ディスクに対する期待は大きい。こ
れらの再生専用型光ディスクは現在よりもさらに記録密
度を上げることが強く望まれている。例えばLDやCD
ではより長時間の映画や音楽等を記録でき、あるいは同
じ記録容量ならば光ディスクの寸法を小さくすることが
できる。またCD−ROM等でも、寸法が小さくても記
録容量の極めて大きくなり使い勝手の良い光ディスクと
なる。
【0003】記録密度を向上させる手段としては使用レ
ーザー光の波長を短くすることにより光スポット寸法を
小さくする方法がある。現在光ディスクに使用されてい
る半導体レーザー光波長は約830nm、あるいは約7
80nmであるが、このような短波長化の要請のために
600nm台の波長を有する半導体レーザーの開発が活
発に進められている。またレーザー光の波長を半分にす
るSHG(第2高調波;Second Harmonic Generatio
n)技術による532nm等の光スポットの開発も盛ん
である。光スポット寸法は波長に比例して小さくなるの
で、現在の780nmから532nmに替わるとすれ
ば、スッポト寸法は約3割小さくなり、記録密度として
は約2倍大きくなる。なお、この種の技術に関連するも
のとしては、日経エレクトロニクス、536巻、第30
4頁(1991)がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術は、い
ずれもさらに記録密度を上げることについては十分配慮
されていなかった。上記の程度の密度ではまだ不十分で
あり、さらに記録密度を上げようとするればレーザー光
波長をさらに短くする必要があるが、半導体レーザー及
びSHG技術の現状から判断して、近い将来このような
短波長レーザーが実用化されるとは予想が困難である。
【0005】本発明の第1の目的は、記録密度の高い再
生専用型の光記録媒体を提供することにある。本発明の
第2の目的は、記録密度の高い再生専用型の光記録媒体
の製造方法を提供することにある。本発明の第3の目的
は、このような光記録媒体を適用する再生装置を提供す
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的は、
(1)互いに異なる波長の光ビームの反射光で読み出す
ことのできる凹凸ピットよりなる情報信号を有する複数
の反射層を基板上に有し、該光ビームの入射側に設けら
れた反射層は、それと逆の側に設けられた他の反射層を
読み出すための光ビームを実質的に透過させることを特
徴とする光記録媒体、(2)上記1記載の光記録媒体に
おいて、上記反射層の少なくとも1層は色素膜により構
成されることを特徴とする光記録媒体、(3)上記1又
は2記載の光記録媒体において、上記反射層の上記光ビ
ームの入射側から最も離れた反射層は、金属膜から構成
されることを特徴とする光記録媒体、(4)上記1から
3のいずれか一に記載の光記録媒体において、基板上に
設けられた複数の上記反射層の上に保護層を有すること
を特徴とする光記録媒体によって達成される。
【0007】上記第2の目的は、(5)信号ピットを少
なくとも一方の面に有する基板を準備する第1の工程、
該基板の信号ピットを有する面に色素膜を形成する第2
の工程及び上記と異なる信号ピットを有する金型の上に
紫外線硬化樹脂を配置し、これに基板の信号ピットを有
する側を押付け、紫外線硬化樹脂を硬化させ、金型を剥
離し、転写された信号ピット上に上記と異なる色素膜を
形成することを1回以上繰り返す第3の工程を有するこ
とを特徴とする光記録媒体の製造方法、(6)上記5記
載の光記録媒体の製造方法において、上記第1の工程
は、信号ピットを有する金型を用い、透明樹脂を射出成
形して行うことを特徴とする光記録媒体の製造方法、
(7)上記5記載の光記録媒体の製造方法において、上
記第1の工程は、信号ピットを有する金型を用い、この
上に紫外線硬化樹脂を配置し、これに透明基板を押付
け、紫外線硬化樹脂を硬化させ、金型を剥離して行うこ
とを特徴とする光記録媒体の製造方法、(8)上記5か
ら7のいずれか一に記載の光記録媒体の製造方法におい
て、上記第3の工程の後に、上記信号ピットと異なる信
号ピットを有する金型の上に紫外線硬化樹脂を配置し、
これに基板の信号ピットを有する側を押付け、紫外線硬
化樹脂を硬化させ、金型を剥離し、転写された信号ピッ
ト上に金属膜を形成する第4の工程を有することを特徴
とする光記録媒体の製造方法によって達成される。
【0008】上記第3の目的は、(9)上記1から4に
記載の光記録媒体を保持するための保持手段と、互いに
異なる複数の波長の光を照射する光ヘッド又は互いに異
なる波長の光を照射する複数の光ヘッドと、該光ヘッド
の波長を選択する制御手段と、該光記録媒体と該光ヘッ
ドの相対的な位置を移動させるための移動手段とを有す
ることを特徴とする光記録媒体の再生装置によって達成
される。
【0009】本発明の光記録媒体の特徴は、信号ピット
を有する反射層が2層以上設けられ、各々の反射層に対
応した波長の異なる2以上の光ビームを用いて再生され
ることにより、記録密度を向上させることにある。この
光記録媒体の一例の模式図を図1に示し、さらに詳しく
説明する。基板1として、例えば射出成形で作製された
信号ピット2を持つポリカーボネート基板を用いる。基
板の作製方法は、ガラス基板にポジ型ホトレジストを塗
布し、レーザー光のパワーを情報の信号に従って変化さ
せて記録する。この時に、セクターマーク、セクターや
トラックアドレス等の情報が入ったアドレスマーク等や
トラッキング用の溝も記録する。露光部分を、現像液で
現像して除去し、原盤を得る。原盤上にニッケル層をス
パッタリング法で形成し、このニッケル層を電極として
ニッケルめっきを行って金型(ニッケルスタンパ)を得
る。このニッケルスタンパを型として、ポリカーボネー
トの射出成形により、信号ピット2が転写されたポリカ
ーボネート基板を作製する。信号ピットが位相差による
穴の反射率の低下を利用して設けられるときは、穴の深
さは、再生光の波長をλとして、λ/2とすることが必
要である。
【0010】つぎにこの基板の上に反射層として塗布あ
るいは蒸着により色素膜3を形成する。この色素膜に対
しては波長λ3の光ビームを再生に用いる。この色素膜
は波長λ3の光11を反射させるが、透過はさせない。
しかも後方にある反射層を構成する色素膜6、9に対応
する波長λ6、λ9の光を透過させることが必要である。
【0011】つぎに色素膜3の上に紫外線硬化樹脂4を
用いて異なる情報を有するスタンパーから信号ピット5
を転写する。この上に色素膜6を形成する。この色素膜
6は波長λ6の光12を反射させるが、透過はさせな
い。しかも後方にある色素膜9に対応する波長λ9の光
は透過する必要がある。色素膜6の上に上記と同様の方
法で信号ピット8が転写させられた紫外線硬化樹脂7
と、その上に色素膜9を形成する。この色素膜9に必要
な条件は波長λ9の光13を反射することであるが、こ
の場合は後方に反射層がないので光13を一部透過させ
ても構わない。また、全部反射してもよい。従ってこの
反射層にはAl、Pt、Au等の金属膜を使用すること
ができる。最後の反射層を形成したあとは、その上に紫
外線硬化樹脂等を用いて、保護膜10を形成して光記録
媒体を完成する。両面タイプの場合は接着剤によりこの
ような光記録媒体を2枚貼り合わせる。
【0012】図1には反射層が3層の場合の光記録媒体
の断面を示しているが、さらに多数の反射層を形成して
も良いことは当然であり、その分記録密度が向上する。
反射層の数の上限は特にないが、製造又は使用が容易な
のは10層以下であり、より容易なのは5層以下であ
る。また複数の異なる波長の光ビームを用いるが、その
波長に応じてそれに対応する反射層の信号ピット密度を
高めることをすれば、全体として光記録媒体の記録密度
もさらに向上する。
【0013】上記の射出成形基板としてはポリカーボネ
ート以外にポリオレフイン、ポリメチルメタクリレート
等を用いることができる。また、フォトポリメリゼーシ
ョン法として、前記ニッケルスタンパ上に紫外線硬化樹
脂を置き、透明基板をこれに押付け、紫外線硬化樹脂を
紫外線により硬化させ、ニッケルスタンパを剥離して信
号ピットが転写された基板を得る方法もある。このとき
の透明基板にはガラスや押出し法、注型法で作製された
ポリカーボネート、ポリオレフイン、ポリメチルメタク
リレート、ポリ塩化ビニル、ポリエチレンテレフタレー
ト等を用いることができる。上記の紫外線硬化樹脂とし
てはアクリル基を1個から3個有するモノマーに光重合
開始剤を数パーセント添加したものを使うことができ
る。
【0014】また上記の反射層を形成する代表的な色素
としては、シアニン系、フタロシアニン系、アントラキ
ノン系、ナフトキノン系、インジゴ系、アクリジン系、
オキサジン系、チアゾール系、スチルベン系、ピラゾロ
ン系等の色素を使用することができる。
【0015】図2に各反射層に使われる色素膜の吸収ス
ペクトルを示す。色素膜3はλ3の波長で吸収があり、
λ6、λ9の波長では吸収がほとんど無い。色素膜6はλ
6の波長で吸収があり、λ9の波長ではほとんど吸収が無
い。また色素膜9はλ9の波長光を反射させる。ある波
長での色素膜の反射率は、Fresnelの関係式によ
りその波長での屈折率nと消衰係数kによって決定され
るが、光ディスク装置に望ましい反射率である10%か
ら数十%を得るためにはkがある程度大きいこと、つま
りその波長での吸収があることが必要である。大抵の色
素のnは1.5から2.5である。また基板材料のnは
1.5から1.6であるから、反射率が10%以上にな
るためにはkの値は約1.0以上が必要である。これは
色素膜が十分厚いとした場合である。一方色素膜の厚さ
としては、上記のように反射する波長の光をほとんど透
過させない程度にする必要がある。例えば、波長500
nmの光がk=1の色素膜の中を約40nmだけ進むと
その強度は1/eに減衰することになり、厚さ100n
mの膜でも十分光の透過を抑えることができる。好まし
い色素膜の厚みは、kの値にもよるが10nmから1,
000nmの範囲である。色素の種類は極めて多いから
上記の条件を満たす材料を見出すことは容易である。
【0016】
【作用】再生専用型の光記録媒体において、情報の信号
ピットを有する反射層を複数積層し、これを異なる波長
の複数の光ビームで再生することにより、光記録媒体の
記録密度を数倍高めることができる。
【0017】
【実施例】
実施例1 まず、基板の作製方法を説明する。光学研磨した厚さ1
0mmのガラス基板にポジ型ホトレジストを塗布し、波
長457.9nmのアルゴンイオンレーザー光のパワー
を情報の信号に従って変化させて記録を行う。この時
に、セクターマーク、セクターやトラックアドレス等の
情報が入ったアドレスマーク等やトラッキング用の溝も
記録する。次に、露光部分を、現像液で現像して除去
し、原盤を得る。原盤上にニッケル層をスパッタリング
法で形成する。そしてこのニッケル層を電極としてニッ
ケルめっきを行って厚さ約200μmの金型(ニッケル
スタンパ)を得る。このニッケルスタンパを型として、
射出成形により直径12cmのポリカーボネート基板を
作製した。
【0018】この射出成形法で作製されたポリカーボネ
ート基板は、片方の表面にはニッケルスタンパーから転
写された情報の信号ピットがある。一方、色素としてロ
ーダミン6Gを準備し、これをエチルアルコールに溶解
して5重量%溶液とした。つぎに上記のポリカーボネー
ト基板の信号ピット面に塗布法によりローダミン色素膜
を形成した。回転数は毎分2,000回転としたが、こ
のときの色素膜の厚さは200nmであった。このロー
ダミン色素膜の吸収ピーク波長は530nmであり、こ
の波長での反射率は約20%、透過率はほとんど0%で
あった。また、780nmの光に対しては透明である。
【0019】つぎに紫外線硬化樹脂として1,4−ブタ
ンジオールジアクリレートに光重合開始剤として1,1
−ジメトキシ−1−フエニルアセトフエノンを2重量%
添加したものを準備した。また上記ニッケルスタンパー
とは異なる情報の信号ピットを有する別のニッケルスタ
ンパーも用意した。このスタンパーの表面に紫外線硬化
樹脂を置き、その上に色素膜を下にしてポリカーボネー
ト基板を押しつける。紫外線硬化樹脂がスタンパー全面
に拡がったら、基板側から紫外線を照射し紫外線硬化樹
脂を硬化させる。紫外線の波長は約350nmであり上
記のローダミン色素膜はこれを透過させることができ
る。つぎにスタンパーと紫外線硬化樹脂との間を剥離す
ることにより、すでに信号ピットを有するローダミン色
素膜の上に別の情報の信号ピットを有する紫外線硬化樹
脂の層が形成されたことになる。その紫外線硬化樹脂層
の厚さは約20μmであった。その上に厚さ約700n
mのAlの反射膜を蒸着法により設けた。さらにその上
に上記の紫外線硬化樹脂を塗布したあと、紫外線を照射
して硬化させ保護膜とした。Alの反射膜でなく、上記
と異なる吸収ピーク波長を持つ色素の膜としてもよい。
【0020】この光記録媒体の再生装置には波長が78
0nmと532nmの2種類の光ヘッドを備えた。後者
はSHG素子を用いて作り出した。まず532nmの光
ヘッドでローダミン色素膜にある信号を再生した。この
時のC/N比は55〜60dBであり、従来法によるコ
ンパクトディスクと同等であった。つぎに780nmの
光ヘッドでAl膜にある信号を再生した。この時もC/
N比は55〜60dBと良好であった。つまり1枚のC
Dで従来の2枚分の記録容量となっている。
【0021】実施例2 直径12cm、厚さ1.15cmの化学強化ガラス基板
を用意した。実施例1で用いた信号ピットが転写された
ニッケルスタンパーの表面に、実施例1で用いた紫外線
硬化樹脂を置き、その上にガラス基板を押しつける。紫
外線硬化樹脂がスタンパー全面に拡がったら、基板側か
ら紫外線を照射し紫外線硬化樹脂を硬化させる。つぎに
スタンパーと紫外線硬化樹脂との間を剥離することによ
り、信号ピットを有する基板が得られた。以下、実施例
1と同様にして2層の反射膜を持つ光記録媒体が得られ
た。この光記録媒体を再生したときの反射膜のC/N比
はいずれも55〜60dBであった。
【0022】実施例3 本発明の光記録媒体を再生するのに適した再生装置の一
例の模式図を図3に示して説明する。光ディスク21
は、スピンドル22に保持され、モーター23により回
転される。光ヘッド24は、互いに異なる複数の波長の
光25を発する半導体レーザー26を有する。この光ヘ
ッド24に代えて、互いに異なる波長の光を発する半導
体レーザーを有する光ヘッドを複数用いてもよい。図は
3つの波長の光を発する半導体レーザーの例を挙げた
が、光記録媒体の反射層の数に応じて当然この数は変更
される。さらに光ヘッドの波長を選択するために制御手
段27が備えられる。
【0023】
【発明の効果】本発明の光記録媒体は、複数の反射層を
有し、各々の反射層にある信号を波長の異なる複数の光
ビームで読み出すことにより、その記録密度を大幅に高
めることができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一例の多層の反射層を有する再生専用
型光記録媒体の断面模式図である。
【図2】色素膜の吸収スペクトル図である。
【図3】本発明の一例の再生装置の模式図である。
【符号の説明】
1 基板 2、5、8 信号ピット 3、6、9 色素膜 4、7 紫外線硬化樹脂 10 保護膜 11、12、13 光ビーム 21 光ディスク 22 スピンドル 23 モーター 24 光ヘッド 25 光 26 半導体レーザー 27 制御手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西田 哲也 東京都国分寺市東恋ケ窪一丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】互いに異なる波長の光ビームの反射光で読
    み出すことのできる凹凸ピットよりなる情報信号を有す
    る複数の反射層を基板上に有し、該光ビームの入射側に
    設けられた反射層は、それと逆の側に設けられた他の反
    射層を読み出すための光ビームを実質的に透過させるこ
    とを特徴とする光記録媒体。
  2. 【請求項2】請求項1記載の光記録媒体において、上記
    反射層の少なくとも1層は色素膜により構成されること
    を特徴とする光記録媒体。
  3. 【請求項3】請求項1又は2記載の光記録媒体におい
    て、上記反射層の上記光ビームの入射側から最も離れた
    反射層は、金属膜から構成されることを特徴とする光記
    録媒体。
  4. 【請求項4】請求項1から3のいずれか一に記載の光記
    録媒体において、基板上に設けられた複数の上記反射層
    の上に保護層を有することを特徴とする光記録媒体。
  5. 【請求項5】信号ピットを少なくとも一方の面に有する
    基板を準備する第1の工程、該基板の信号ピットを有す
    る面に色素膜を形成する第2の工程及び上記と異なる信
    号ピットを有する金型の上に紫外線硬化樹脂を配置し、
    これに基板の信号ピットを有する側を押付け、紫外線硬
    化樹脂を硬化させ、金型を剥離し、転写された信号ピッ
    ト上に上記と異なる色素膜を形成することを1回以上繰
    り返す第3の工程を有することを特徴とする光記録媒体
    の製造方法。
  6. 【請求項6】請求項5記載の光記録媒体の製造方法にお
    いて、上記第1の工程は、信号ピットを有する金型を用
    い、透明樹脂を射出成形して行うことを特徴とする光記
    録媒体の製造方法。
  7. 【請求項7】請求項5記載の光記録媒体の製造方法にお
    いて、上記第1の工程は、信号ピットを有する金型を用
    い、この上に紫外線硬化樹脂を配置し、これに透明基板
    を押付け、紫外線硬化樹脂を硬化させ、金型を剥離して
    行うことを特徴とする光記録媒体の製造方法。
  8. 【請求項8】請求項5から7のいずれか一に記載の光記
    録媒体の製造方法において、上記第3の工程の後に、上
    記信号ピットと異なる信号ピットを有する金型の上に紫
    外線硬化樹脂を配置し、これに基板の信号ピットを有す
    る側を押付け、紫外線硬化樹脂を硬化させ、金型を剥離
    し、転写された信号ピット上に金属膜を形成する第4の
    工程を有することを特徴とする光記録媒体の製造方法。
  9. 【請求項9】請求項1から4に記載の光記録媒体を保持
    するための保持手段と、互いに異なる複数の波長の光を
    照射する光ヘッド又は互いに異なる波長の光を照射する
    複数の光ヘッドと、該光ヘッドの波長を選択する制御手
    段と、該光記録媒体と該光ヘッドの相対的な位置を移動
    させるための移動手段とを有することを特徴とする光記
    録媒体の再生装置。
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