JPH05151607A - 分離形光ヘツド - Google Patents

分離形光ヘツド

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Publication number
JPH05151607A
JPH05151607A JP3315987A JP31598791A JPH05151607A JP H05151607 A JPH05151607 A JP H05151607A JP 3315987 A JP3315987 A JP 3315987A JP 31598791 A JP31598791 A JP 31598791A JP H05151607 A JPH05151607 A JP H05151607A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
movable
objective lens
dust
optical
fixed
Prior art date
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Pending
Application number
JP3315987A
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English (en)
Inventor
Masakazu Fukui
雅千 福井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】固定部Sは、第1ビームスプリッター10によ
り固定ケース9が密閉されているため外部からの塵埃の
侵入を防止する。また可動部Mは、ミラー18により出
入口13からの塵埃の侵入を防いでおり、また、対物レ
ンズホルダー6と可動ケース17により形成されるラビ
リンス構造によりミラー18上面への塵埃進入経路を狭
く長くすることにより塵埃の侵入を防ぐ。 【効果】本発明によれば、分離形光ヘッドにおいて、可
動部内、固定部内における光路中にほこりやちり等が付
着することなく、良好な光学的性能を維持することがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ディスク装置等の光
学的記録再生装置に用いる光ヘッドに係り、特に、光源
等の固定部と、対物レンズ等の可動部を分離した形式の
ものにおいて防塵対策を施した分離形の光ヘッドに関す
る。
【0002】
【従来の技術】光学ヘッドを固定部(光源等の固定光学
系)と可動部(対物レンズ等の移動光学系)とに分離
し、可動部のみを光ディスクの半径方向に移動する分離
形光ヘッドにおいては、固定部と可動部の間は平行光に
よって光学的に接続されるため、固定部と可動部のそれ
ぞれの光学系を収納したケースには、前記平行光の出入
射口が必要となる。このようにケースに出入射口を設け
ると、出入射口から塵埃が侵入して光学部品に付着し、
光透過率が低下する等、光学的性能が劣化するおそれが
ある。
【0003】この対策として従来、例えば、特開平2−
20434号公報に記載されているように、可動部と固
定部とからなる分離形光ヘッドにおいて、可動部の光束
の出入射口および固定部の光束の出入射口のそれぞれに
光透過性のカバーを設け、塵埃が可動部、固定部のケー
ス内に侵入することを防止するような構造を持つ分離形
の光ヘッドが知られている。
【0004】また、特開昭63−52339号公報で
は、可動部全体にカバーを取付け、可動部に形成した光
ディスクに対する光束の出入口(対物レンズ上方の開口
部)と、固定部に対する光束の出入口とを該カバー(カ
バーガラス)でふさぐことで、塵埃が可動部の内部へ侵
入することを防止するように構成した分離形の光ヘッド
が知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、防
塵の為に必要となる光学透過性のカバー(カバーガラ
ス)を可動部、固定部の光束の出入口に設けることによ
り防塵対策を行っている。これは、光学系の複雑化、光
学部品数の増加となる。また、カバーガラスからの迷光
の問題も生じる。
【0006】さらに、対物レンズの上方(光ディスク
側)にカバーガラスを設置するためには、対物レンズと
光ディスク間の距離を長くせざるを得ず、光ディスク上
に十分に小さな光スポットを形成することが困難にな
る。
【0007】従って、本発明の目的は、可動部および
固定部の光束の出入口に防塵用カバーを設置する構造を
用いる以外により、塵埃の侵入を防止した分離形の光ヘ
ッドを提供することにある。
【0008】本発明の他の目的は、対物レンズ系を光
ディスクに十分に接近して光ディスク上に微小な光スポ
ットを形成することができる分離形の光ヘッドを提供す
ることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成する
ため、本発明は固定部(光源および光検出部を有する)
と可動部(対物レンズを有し、記録媒体の任意の位置に
移動可能)とからなる分離形光ヘッドにおいて、可動部
の固定部側の光束の出入り口および固定部の光束の出入
口に分離形光ヘッドを構成する光学部品の一部(例え
ば、入/4板、ビームスプリッタ、三角プリズム、ミラ
ー等)を設置するを特徴とする。
【0010】の目的を達成するため、本発明では、前
記対物レンズが、露出するように前記可動部内に設置さ
れ、前記対物レンズを支持する対物レンズホルダーと可
動部ケースにラビリンス構造を有することを特徴とす
る。
【0011】
【作用】上記構成に基づく作用を説明する。
【0012】本発明によれば、可動部の固定部側の光束
の出入口および、固定部の光束の出入口の分離ヘッドを
構成する光学部品により、可動部ケース内と固定部ケー
ス内が外部と隔離される。また前記対物レンズホルダと
可動部にラビリンス構造を持つことから、外部からの塵
埃の進入経路が狭くかつ長くなる。以上により分離形光
ヘッド内部に塵埃等が侵入されるのをほぼ完全に防止す
ることができる。また対物レンズは、外部に露出してい
るため、光ディスク等の記録媒体面に接近させて、微小
な光スポットわ得ることができる。
【0013】
【実施例】以下に、本発明の実施例を図面により説明す
る。図1は本発明の実施例の分離形光ヘッドの断面図で
あり、該分離形光ヘッドが光記録再生装置に適用されて
いる状態を示している。該分離形光ヘッドは大別して固
定光学系Sと移動光学系Mに分けることができる。
【0014】固定光学系Sの出射口1から出た光束2は
移動光学系Mの入射口3から入り、対物レンズ4を経て
光ディスク5上に微小な光スポットを結ばせる。光ディ
スク5から反射された光は、同様の系を逆にたどり、固
定光学系Sに戻る。移動光学系Mは図示しないコースア
クチュエータにより光ディスク5上の半径方向の任意の
位置に粗位置決めされ、ファイレアクチュエータ(対物
レンズ4、対物レンズホルダー6とその保持機構7から
なる)により精位置決めが行なわれる。
【0015】以下に各部の詳細を説明する。固定部Sは
光記録再生装置へフレーム8に固定された固定ケース
9、本発明の特徴であるこの固定ケース9の出射口1を
塞ぐように取り付けられた第1のビームスプリッター1
0、光源即ち半導体レーザ11コリメートレンズ12、
集光レンズ13、第2のビームスプリツタ14、一対の
光検出器15,16を含む。可動部Mは、光記録再生装
置のフレーム8に対して移動可能な可動ケース17、本
発明の特徴である可動ケース17の入射口3を塞ぐよう
に取付けられたミラー18、対物レンズ4および、本発
明の特徴である可動ケース17とラビリンズ構造を形成
する対物レンズホルダー6を含む。可動ケース17の両
側即ち図1の紙面と直角な方向にボイスコイルモータ
(図示せず)が取付けられ、このボイスコイルモータに
駆動されて、この可動ケース17は軸受19を介して光
ディスク5の半径方向に移動できるようになっており、
光ディスク5の目的のトラックに位置付けられる。
【0016】半導体レーザ11を出たレーザ光はコリメ
ートレンズ12を通過して平行光束となり、第1のビー
ムスプリッタ14を通過して固定ケース9から出射し、
可動ケース17に入射する。レーザ光は、可動ケース1
7に固定されたミラー18によって直角方向に向きを変
え、対物レンズ4により、光ディスク5上に集光させ
る。光ディスク5によって反射されたレーザ光は、対物
レンズ4を通り、ミラー18によって直角方向に反射さ
れ、第1のビームスプリッタ10により更に直角方向に
反射され、集光レンズ13および第2のビームスプリッ
ター14を経て第1および第2の光検出器15,16
で、光ディスク5の上下動に対して常にレーザ光を集光
点を追従させる為のフォーカスサーボ信号と光ディスク
5のトラックの編心に対してレーザ光の集光点を追従さ
せる為のトラッキングサーボ信号と光ディスク5上に記
録された信号すなわちデータ信号とが検出される。フォ
ーカスサーボ信号に応じて対物レンズ4をボイスコイル
モータ(図示せず)により上下動することによってフォ
ーカスサーボが行われ、またトラッキングサーボ信号に
応じて可動部M(粗制御)及び対物レンズ4(精制御)
を光ディスク5の半径方向にボイスコイルモータ(図示
せず)により動かすことでトラッキングサーボが行われ
る。
【0017】図1において、固定部Sは、第1のビーム
スプリッタ10により固定ケース9内部が密閉されてい
るため外部から塵埃が侵入することがない。また可動部
Mは、ミラー18により出入口3からの塵埃の侵入を防
いでおり、また対物レンズホルダー6と可動ケース17
により形成されるラビリンス構造によりミラー18の上
面(対物レンズ4側)への塵埃の進入経路を狭く長くす
ることにより、塵埃の侵入を防いでいる。このように固
定部Sと可動部Mには、外部の塵埃が侵入することがほ
とんどないので光学部品に塵埃が付着することなく、光
学的性能の劣化を防ぐことができる。
【0018】
【発明の効果】以上詳しく説明したように、本発明によ
れば、分離形光ヘッドにおいて、可動部内、固定部内に
おける光路中にほこりやちり等が付着することなく、良
好な性能を維持することができる。また、対物レンズ部
を露出させることにより、対物レンズを記録媒体面に接
近できるので、微小な光スポットを形成することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の断面図である。
【符号の説明】
S…固定光学系(固定部)、 M…移動光学系(可動部)、 1…出射口、 2…光束、 3…入射口、 4…対物レンズ、 5…光ディスク、 6…対物レンズホルダ、 7…保持機構、 8…フレーム、 9…固定ケース、 10…第1ビームスプリッター、 11…半導体レーザ、 12…コリメートレンズ、 13…集光レンズ、 14…第2ビームスプリッタ、 15,16…光検出器、 17…可動ケース、 18…ミラー、 19…軸受け。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光源を有する固定部と、対物レンズを有し
    記録媒体の任意の位置に移動可能な可動部とからなる分
    離形光ヘッドにおいて、可動部のケースの光束の出入口
    および固定部のケースの光束の出入口に、可動部、固定
    部に用いている光学部品を設置することを特徴とする分
    離形光ヘッド。
  2. 【請求項2】前記可動部の前記対物レンズ近傍において
    外部から前記可動部ケース内の光学部品までの塵埃進入
    経路を狭くかつ長くする構造を備えることを特徴とする
    請求項1記載の分離形光ヘッド。
JP3315987A 1991-11-29 1991-11-29 分離形光ヘツド Pending JPH05151607A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3315987A JPH05151607A (ja) 1991-11-29 1991-11-29 分離形光ヘツド

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JP3315987A JPH05151607A (ja) 1991-11-29 1991-11-29 分離形光ヘツド

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JPH05151607A true JPH05151607A (ja) 1993-06-18

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JP3315987A Pending JPH05151607A (ja) 1991-11-29 1991-11-29 分離形光ヘツド

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