JPH0514986Y2 - - Google Patents

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JPH0514986Y2
JPH0514986Y2 JP1988112218U JP11221888U JPH0514986Y2 JP H0514986 Y2 JPH0514986 Y2 JP H0514986Y2 JP 1988112218 U JP1988112218 U JP 1988112218U JP 11221888 U JP11221888 U JP 11221888U JP H0514986 Y2 JPH0514986 Y2 JP H0514986Y2
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E04BUILDING
    • E04FFINISHING WORK ON BUILDINGS, e.g. STAIRS, FLOORS
    • E04F11/00Stairways, ramps, or like structures; Balustrades; Handrails
    • E04F11/18Balustrades; Handrails
    • E04F2011/1868Miscellaneous features of handrails not otherwise provided for
    • E04F2011/1872Miscellaneous features of handrails not otherwise provided for illuminated

Landscapes

  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、照明兼用手すり装置に関し、詳し
くは、建築物内の階段等に設置される手すり装置
であつて、階段等の照明を行うこともできる照明
兼用手すり装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、住宅等の階段付近に対する照明として
は、階段の踊り場の天井に天井灯を取り付けた
り、階段の途中の側壁に壁灯を取り付けたりする
のが一般的である。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところが、上記のような天井灯や壁灯では、階
段全体を充分に照明することができず、特に、階
段を昇り降りする人の足元が暗いという欠点があ
つた。
このように足元が暗くなるのは、例えば天井灯
の場合、階段の昇り口または降り口の天井等に1
個所、多くとも2,3個所の天井灯を設置するだ
けなので、高い位置にある少数の天井灯で、階段
の上から下までを、完全に照明するのは難しいた
めである。また、階段の場合、上方の踏板が下方
の踏板に影を作るとともに、昇り降りする人自身
の影によつても足元が暗くなり易いのである。壁
灯の場合は、天井灯に比べれば低い位置にあるの
で、ある程度は足元を照明することができるが、
階段全体を充分に照明することはできない。
そこで、この考案の課題は、上記した天井灯や
壁灯等の従来技術の有する欠点を解消し、階段全
体にわたつて、昇り降りする人の足元を充分に明
るく照明することのできる照明装置を提供するこ
とにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題を解決する、この考案のうち、請求項
1記載の考案は、手すり部材が、その複数個所に
備えた取付部材を介して壁面に取り付けられるよ
うになつている手すり装置であつて、前記手すり
部材のうちの少なくとも一部が透光性材料からな
り、この透光性材料は、手すり部材の長手方向に
連続していて少なくとも外面の一部に露出すると
ともに、前記取付部材の内部にも露出しており、
前記取付部材の内部に、前記手すり部材の透光性
材料部分を発光させる光源を備えるようにしてい
る。
請求項2記載の考案は、上記請求項1記載の考
案の実施に際し、透光性材料を発光させる光源
が、手すり部材の設置場所付近に設置され人の接
近または離隔を検知するセンサーで制御されて点
灯および消灯されるようにしている。
〔作用〕
請求項1記載の考案によれば、手すり部材は、
本来、階段等の全体にわたつて、階段を使用する
人の丁度腰の辺りに設置されるものであるから、
この手すり部材を発光させることによつて、階段
の全体にわたつて足元を良好に照明することがで
きる。
透光性材料は、手すり部材の長手方向に連続し
て設けられているので、手すり部材の長手方向に
一定間隔毎に設けられた取付部材の内部に収容さ
れた光源で、透光性材料の一部に光を照射すれ
ば、この光が透光性材料の全長に拡がり、透光性
材料を全長にわたつて均等に発光させることがで
きる。
すなわち、光源や光源への配線構造などを、全
て取付部材に設けておいても、手すり部材の全長
にわたつて透光性材料から均等な照明光を得るこ
とができるのである。
請求項2記載の考案によれば、人が階段等を使
用中であることをセンサーで検知している間だ
け、自動的に光源を点灯させて照明し、人がいな
くなつたことをセンサーで検知すれば、照明は不
要になるので、再び自動的に光源を消灯させるこ
とができる。
〔実施例〕
ついで、この考案を、実施例に示す図面を参照
しながら、以下に詳しく説明する。
第1図は全体の外観を示し、第2図は手すり部
材の取付部分の詳細構造を示している。
手すり部材1は、通常の階段用の手すり部材と
同様に、断面円形等の棒状をなし、階段Sの側壁
W、に階段Sの傾斜に沿つて斜めに設置されてい
る。手すり部材1は、全体がアクリル樹脂等の透
光性材料からなり、長手方向の複数個所を、取付
部材2の受け部20に固定し、この取付部材2の
取付部21を壁面Wに固定することによつて、手
すり部材1が壁面Wに取り付けられている。
取付部材2は、外観的には通常の手すり用の取
付金具と同様であるが、取付部材2の内部に、手
すり部材1を発光させるための光源3を備えてい
る。光源3は白熱灯、蛍光灯等、通常の各種照明
用光源が使用され、取付部材2の内部空間22に
収容されてあつて、内部空間22の上方に位置す
る手すり部材1に向かつて透光されるようになつ
ている。光源3は、通常の照明装置と同様に、壁
面Wを通して適宜電源に接続されている。
上記のような照明装置の照明作用を説明する
と、取付部材2の内部空間22で、光源3から透
光性材料からなる手すり部材1に投光された光
は、透光性材料の内部を散乱することによつて、
取付部材2の設置個所だけでなく、取付部材2か
ら離れた部分を含む手すり部材1全体を発光させ
ることになる。この手すり部材1全体の発光によ
つて、階段Sの全体、特に手すり部材1に近い足
元部分を良好に照明することができるのである。
手すり部材1を構成する透光性材料としては、
充分な強度や滑り難さ等の手すり本来の機能を有
するとともに、上記したような光の散乱作用があ
つて、ひとつの光源3で広い範囲の手すり部材1
を発光させることのできるものが好ましく、具体
的には、例えば前記アクリル樹脂等の樹脂材料や
ガラス材料が好適に使用される。これらの透光性
材料に蛍光物質を含有させたり、手すり部材1の
表面に蛍光物質を塗布したりしておけば、光源1
のみによる発光に比べて、より明るく発光させる
ことができる。
手すり部材1の形状は、図示した円形断面に限
らず、通常の手すり部材と同様の任意の形状で実
施できる。手すり部材1の表面に溝が形成されて
いたり、凹凸や模様が形成されていると、手すり
部材1が発光したときに、上記溝等の発光状態が
他部分と違つてくるので非常に目立ち、独特の照
明効果もしくは意匠効果を発揮できる。
手すり部材1は、全体が透光性材料からなるも
ののほか、第3図および第4図に示すように、木
材等からなる不透明部分11の一部に透光性材料
からなる透光部分10を埋め込んだものでも実施
できる。この場合、取付部材2の内部で、透光部
分10の一部に、光源3を設置した内部空間22
に露出する導光路12を設けておき、この導光路
12を通して、光源3の光を透光部分10まで透
光させるようにすればよい。前記不透明部分11
の材料としては、通常の手すりに用いられている
木材や金属、合成樹脂等の各種材料が自由に使用
できる。このように不透光部分11に手すりとし
て必要な強度や機能を有する材料を用いれば、こ
れと組み合わせる透光部分10の材料には、強度
や手すりとしての機能はそれほど要求されない。
手すり部材1の一部のみが透光性材料からなる
透光部分10である場合、この透光部分10を、
第3図に示すように、手すり部材1の全長にわた
つて連続して設けておけば、階段Sの全体を確実
に均等に照明することができる。また、透光部分
10のうち、手すり部材1の表面に露出する部分
のみを断続的に設けて、不透光部分11の内部
で、透光部分10全体を連続させておく構造でも
実施できる。
光源3から手すり部材1の透光性材料への透光
経路は、第2図に示すように、透光性材料の一端
に対向して光源3を設置するほか、光源3の透光
方向と透光性材料の位置がずれている場合等に
は、光フアイバーやプリズム、反射鏡等を介し
て、光源3の光を透光性材料に導くこともでき
る。
光源3の点灯・消灯は、従来の照明装置と同様
に、階段Sの昇り口や降り口に点滅スイツチを設
けておいてもよいが、第1図に示すように、階段
Sの昇り口および降り口付近に、人の接近もしく
は通過を検知するセンサー4を設置しておき、こ
のセンサー4で人の接近を検知すれば、光源3を
点灯し透光性材料を発光させて階段Sを照明する
ようにし、階段Sを昇り、または降りた人の通過
を、その位置のセンサー4で検知することによつ
て、光源3を消灯して階段Sの照明を消すように
すれば、いちいち点滅スイツチを操作する手間が
省ける。センサー4としては、赤外線センサー等
の光センサー、超音波センサー、電波センサーそ
の他、通常の人検知に用いられている各種のセン
サーを階段S付近の壁面Wに設けたり、階段Sに
隣接する床面に、人が載つたり、踏んだりしたこ
とを検知できる、圧力センサーや静電容量センサ
ー等を設けておいてもよい。
この考案にかかる照明を兼ねた手すり装置を設
置する場所は、一般住宅のほか、ビルその他の建
築物の階段が最も効果的であるが、階段以外に
も、病院の通路等、手すりを設置している場所で
あれば、従来の手すりに代えて、この考案の照明
兼用手すり装置を設置することができる。
〔考案の効果〕
以上に述べた、この考案にかかる照明兼用手す
り装置によれば、手すり部材を発光させることに
よつて、手すり部材を設置した階段等を、全体に
わたつて良好に照明することができる。特に、手
すり部材は、その本来の目的から、従来の天井灯
等に比べ、はるかに低い位置で階段等の全体にわ
たつて設置されているので、階段の足元付近が充
分に明るくなるように効果的に照明することが可
能になる。
特に、一定間隔毎に設けられる取付部材の内部
に備えた光源で、手すり部材に連続して設けられ
た透光性材料を発光させるので、手すり部材の全
長にわたつて均等な照明を得ることができるとと
もに、手すり部材には、光源や光源への配線構造
などを収容しておく必要がない。
その結果、手すり部材の外径は、通常の手すり
部材と同等で充分であり、その外観形状や意匠を
自由に設計することができる。また、使用者の手
が触れる手すり部材に、高熱になり易い光源部分
や、感電のおそれのある配線構造がないので、安
全性の点でも非常に優れたものとなる。
しかも、この考案の照明兼用手すり装置は、階
段等に設置されている通常の手すり部材およびそ
の取付部材と全く同様の外観および機能を有する
状態で使用できるとともに、このような手すり部
材を発光させて照明装置としても使用するもので
あるから、照明装置の設置のための余分なスペー
スを必要とせず、階段を広く使えるとともに、設
置工事も簡単である等、極めて実用的なものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案にかかる実施例を示す設置状
態の外観斜視図、第2図は取付部材部分の拡大断
面図、第3図は手すり部材の別の実施例を示す斜
視図、第4図は設置状態における取付部材部分の
拡大断面図である。 1……手すり部材、2……取付部材、3……光
源、4……センサー、S……階段、W……壁面。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 手すり部材が、その複数個所に備えた取付部
    材を介して壁面に取り付けられるようになつて
    いる手すり装置であつて、前記手すり部材のう
    ちの少なくとも一部が透光性材料からなり、こ
    の透光性材料は、手すり部材の長手方向に連続
    していて少なくとも外面の一部に露出するとと
    もに、前記取付部材の内部にも露出しており、
    前記取付部材の内部に、前記手すり部材の透光
    性材料部分を発光させる光源を備えていること
    を特徴とする照明兼用手すり装置。 2 透光性材料を発光させる光源が、階段付近に
    設置され人の接近または離隔を検知するセンサ
    ーで制御されて点灯および消灯するようになつ
    ている請求項1記載の照明兼用手すり装置。
JP1988112218U 1988-08-26 1988-08-26 Expired - Lifetime JPH0514986Y2 (ja)

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