JP2598168Y2 - 階 段 - Google Patents

階 段

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JP2598168Y2
JP2598168Y2 JP1993052350U JP5235093U JP2598168Y2 JP 2598168 Y2 JP2598168 Y2 JP 2598168Y2 JP 1993052350 U JP1993052350 U JP 1993052350U JP 5235093 U JP5235093 U JP 5235093U JP 2598168 Y2 JP2598168 Y2 JP 2598168Y2
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JP
Japan
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tread
light
tread plate
light source
stairs
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JP1993052350U
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Inventor
勇 浅井
Original Assignee
ミサワセラミックス株式会社
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  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は階段に関する。
【0002】
【従来の技術】建物内で起こる事故としては、たとえ
ば、階段での事故が挙げられる。特に、夜間にあって
は、階段の踏板の位置だけでなくその幅や奥行きなどが
認識されにくく、足を踏み外して転落し重大な事故につ
ながるおそれもある。
【0003】そのため、階段の側壁や手すりなどを利用
してスポット灯が設けられる場合があるが、かかる灯の
位置や能力によっては影などが踏板上に映って見にくく
なったり、足元まで充分に照らすことができないという
問題がある。
【0004】このような夜間における階段踏板部分の位
置を表示する手段として、たとえば、実公平5−149
76号公報や実公平5−14978号公報に示すものが
知られている。前者は、踏板の側端角部を含む前端上縁
部分を光らせるために、当該前端上縁部分を透光性合成
樹脂材料で形成して背部に光源を配置してなり、これに
よって前端上縁の位置を表示するようにしたものであ
る。この構造によれば、位置表示のため光源は低光度で
よく、消費電力も少なくてすむ。
【0005】一方、後者は、踏板先端部下面に凹部を設
けて、この凹部から踏板表面(上面)に連通する小孔を
形成するとともに、凹部内に照明器具を収納した手段か
らなり、これによって下段の踏板を照らすとともに、小
孔から踏板上面に漏れる明かりでその位置を確認できる
ようにしたものである。
【0006】しかしながら、上記したいずれの手段にあ
っても、その実用性からは未だ解決されない問題点があ
る。すなわち、前者においては、踏板の前端上縁を位置
表示するのみであり、踏板面を照らさないために踏板面
の奥行きが一目では判然としにくい。そのため、たとえ
ば、就寝途中で小用などにより起きた場合などのよう
に、完全に覚醒していない状態では踏み外す不安があ
る。
【0007】また、後者の構造では踏板面の照明はでき
るものの、踏板先端部は、小孔から高い照度で放射され
る明かりによって確認されるので、昇降時などに上記放
射光が目に入りやすく、その眩しさでかえって確認しず
らいという問題もある。さらに、前記小孔がゴミなどに
よって詰まりやすく、所期の目的を達しがたくなるとい
う不具合もある。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】この考案は、このよう
な点に鑑み提案されたものであって、踏板の端部だけで
なく踏板全体が効果的に照らされ、安全に昇降できる階
段を提供しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】すなわち、この考案は、
踏板前端部に踏板の幅方向に沿って前面が透光面、内部
の上面および後面が反射面、下面を開口もしくは透光面
で構成した中空の照明空間を形成し、前記照明空間に光
源を配置したことを特徴とする階段に係る。
【0010】
【作用】この考案の階段によれば、前記光源を点灯する
ことによって、その光が、踏板前端の透光面と下面の開
口を経て、踏板前端部および下段の踏板全体を明るく照
らす。したがって、踏板前端の位置が確認されるだけで
なく、当該踏板そのものの奥行きや幅が明らかに示され
るので、夜間でも階段を安全に昇降することができる。
また、本考案の階段によれば、照明空間内の反射面によ
って、踏板の前端部が眩しさを感じることなく明瞭に表
示され、かつ踏板全体が効果的に照らされるので、極め
て実用的な階段として提供される。
【0011】
【実施例】以下添付の図面に従ってこの考案を詳細に説
明する。図1はこの考案の階段の一例を示す斜視図、図
2はその要部を拡大した斜視図、図3はその断面図であ
る。
【0012】図1および図2に示されるように、この考
案の階段10は、木やコンクリートなどからなり、所定
段数の踏板11と蹴上げ板12とから構成されている。
符号13は前記踏板11の上面前端部分に設けられた滑
り止めのゴム板である。
【0013】踏板11の前端部下側には、当該踏板11
の横幅方向に沿って中空の照明空間14が設けられてい
る。この照明空間14は、透光面15と反射面16と開
口17とによって区画されている。
【0014】透光面15は踏板11の前端部に設けられ
て、前記照明空間14の前面を形成する。この透光面1
5は、不透明で透光性を有する着色アクリル板などより
なる。
【0015】反射面16は前記照明空間14の上面18
と後面19を形成する。前記反射面16には、表面平滑
な金属板やアルミ箔が一面に貼着されるか、あるいは適
宜の鏡面処理が施されており、後に述べる光源20から
の光を効果的に反射させるようになっている。
【0016】前記照明空間14の下面は開口17によっ
て構成されており、光を透す構造となっているとともに
光源20の交換などのための便宜が図られている。な
お、この開口17は、前記した透光面によることも可能
である。
【0017】前記照明空間14内には光源20が配置さ
れている。この例では、多数の豆電球が適宜の間隔で配
置されていて、図示しない階段近辺のスイッチなどによ
って点灯されるようになっている。なお、前記光源20
は上記した豆電球のほかに蛍光灯、あるいは蛍光塗料を
塗布した発光体などでもよい。
【0018】図3から理解されるように、この階段10
によれば、前記光源20からの光が、踏板11前端の透
光面15を経て前面を照らすとともに下面の開口17を
経て下段の踏板11aを照らす。それによって、踏板1
1の前端位置がはっきり示されるだけでなく、踏板11
全体の奥行きや幅などを容易に認識することができる。
また、前記したように、照明空間14内部の上面18お
よび後面19は反射面16よりなるので、前記光源20
からの光量が少なくても踏板前端および踏板11全体が
効果的に照らされ、かつ、昇降する人が眩しさを感じる
ことはない。
【0019】
【考案の効果】以上図示し説明したように、この考案の
階段によれば、踏板前端部の位置だけでなく踏板全体を
照らすので、極めて安全に昇降することができる。加え
て、照明空間内には反射面が設けられているので、少な
い光量でも踏板全体を効果的に照らすことができ、眩し
さを防いだ安全な階段照明設備を低コストで提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の階段の一例を示す斜視図である。
【図2】その要部を拡大した斜視図である。
【図3】その断面図である。
【符号の説明】
10 階段 11 踏板 12 蹴上げ板 14 照明空間 15 透光面 16 反射面 17 開口 20 光源
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E04F 11/00 - 11/14 F21V 33/00

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 踏板前端部に踏板の幅方向に沿って前面
    が透光面、内部の上面および後面が反射面、下面を開口
    もしくは透光面で構成した中空の照明空間を形成し、前
    記照明空間に光源を配置したことを特徴とする階段。
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