JPH061611Y2 - 誘導用ブロック - Google Patents

誘導用ブロック

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JPH061611Y2
JPH061611Y2 JP1989133561U JP13356189U JPH061611Y2 JP H061611 Y2 JPH061611 Y2 JP H061611Y2 JP 1989133561 U JP1989133561 U JP 1989133561U JP 13356189 U JP13356189 U JP 13356189U JP H061611 Y2 JPH061611 Y2 JP H061611Y2
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隆史 三宅
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隆史 三宅
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、視覚障害者の歩行を誘導案内するため路面
に埋設される誘導用ブロックに関するものである。
〔従来の技術〕
視覚障害者のための誘導用ブロックは、一般的にコンク
リートブロックで形成され、表面に点状凸部(警告型)
や線状凸部(誘導型)が設けられる。
通常誘導用ブロックは、健常者に注意を促すため黄色等
で着色されることが多い。
〔考案が解決しようとする課題〕
誘導用ブロックは、視覚障害者が足や杖等で触れること
により凸部の意味するところを触覚を通じ認識せしめる
機能をもったものである。このため、夜間においては積
極的に照明されることがなく、これに照明を当てたり着
色を施すことは、もっぱら健常者に注意を促し、障害者
の歩行に支障を来さないようにするために行われる。
一方、都市道路の照明は、街燈によることが普通であ
り、また地下通路の照明も天井や側壁に取付けた電燈に
よるのが一般的である。
しかし、従来のように、道路を街燈等の照明によって間
接的に明るくするのではなく、路面自体が光を発するよ
うに路面に直接照明設備を設けることにすれば、従来と
は異なった夜の景観を醸し出せることができると考えら
れる。
この場合の照明設備として、本出願の考案者は前述の誘
導用ブロックを活用することを着想したものである。即
ち、従来の誘導用ブロックは視覚障害者の触覚により認
識されるものであることから、視覚的に積極的に認識さ
れるようそれ自体を発光させることは全く意図されてい
ないが、これを健常者が夜間の道路の照明設備として視
覚的に認識できるようにすることを技術的課題とするも
のである。
〔課題を解決するための手段〕
上記の課題を解決するために、この考案は点状、線状等
の誘導用凸部を表面に設けた透光板と、基板及び面発光
体とから成り、透光板と基板との間に面発光体を介在せ
しめて透光板と基板とを一体化した構成としたものであ
る。
〔作用〕
上記の誘導用ブロックは、面発光体の電源用リード線を
ブロック外部に引出した状態で、視覚障害者のための誘
導用ブロックとして、透光板を露出させた状態で道路に
複数個連続的に埋設される。リード線に通電すると面発
光体が発光し、その光が透光板を通して外部に発散され
る。
〔実施例〕
第1図及び第2図に示す実施例の誘導用ブロックは、点
状、線状等の誘導用凸部1を表面に有する四角形の透光
板2、アルミニウム等の金属製基板3及びEL(エレク
トロルミネッセンス)でなる面発光体4とにより構成さ
れる。
透光板2は、硬質ガラス板、硬質アクリル板等を用い、
傷付いたり、割れたりしないものを用いる。乳白色等の
半透光性のものでもよい。透光板2の四辺には下方へ屈
曲した側壁5が形成される。
基板3の四辺には上方へ屈曲した側壁6が形成され、そ
の側壁6の内面に段7が形成される。透光板2の側壁5
はその内側に嵌合され、段7で受けられる。基板3と透
光板2は全体として扁平な箱形に結合一体化され、両者
の嵌合部分には適当なシールが施される。
面発光体4は基板3の底面上に取付けられ、その電源用
リード線9が外部へ引き出される。リード線9は、路面
8とブロックとの間に充填される目地10の内部に挿通
される。
第3図の場合は、基板3の側壁6の外側面に透光板2の
側壁5を嵌合したものである。その他の構成は第1図の
ものと変わらない。
第4図の場合は、基板3と透光板2との間の間隙を無く
したものであり、面発光体4を両者の間で挟んだ基礎と
なっている。
以上の実施例の誘導用ブロックは、第1図に示すように
透光板2の上面を路面8上に露出させた状態で埋設さ
れ、通常は視覚障害者用の誘導用ブロックとして機能す
る。
夜間はリード線9を通じて面発光体4に通電し、これを
発光させると、その光が透光板2を通して発散され、誘
導ブロックを埋設した路面8を光らせる。
面発光体4の発光色又は透光板2の着色を適宜選定する
ことにより、種々の色のついた光を発散させることがで
きる。
〔考案の効果〕
以上のように、この考案は従来もっぱら視覚障害者の誘
導案内にのみ用いられていた誘導用ブロック自体に発光
機能を具備せしめたことにより、夜間において路面を光
らせることができ、従来の都市照明とは異なった夜間の
景観を作り出すことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例の使用状態における一部を断面で示す斜
視図、第2図は同上の縦断面図、第3図及び第4図はそ
れぞれ他の実施例の縦断面図である。 1……凸部、2……透光板、 3……基板、4……面発光体、 5,6……側壁、7……段、 8……路面、9……リード線 10…目地。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】点状、線状等の誘導用凸部を表面に設けた
    透光板と、基板及び面発光体とから成り、透光板と基板
    との間に面発光体を介在せしめて透光板と基板とを一体
    化してなる誘導用ブロック。
JP1989133561U 1989-11-14 1989-11-14 誘導用ブロック Expired - Lifetime JPH061611Y2 (ja)

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JPH0372920U JPH0372920U (ja) 1991-07-23
JPH061611Y2 true JPH061611Y2 (ja) 1994-01-12

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JP5166739B2 (ja) * 2007-01-31 2013-03-21 株式会社キクテック 路面埋設ブロック及びブロックシステム

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JPH0372920U (ja) 1991-07-23

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