JPH05149597A - 空気調和機の制御システム - Google Patents

空気調和機の制御システム

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Publication number
JPH05149597A
JPH05149597A JP3339356A JP33935691A JPH05149597A JP H05149597 A JPH05149597 A JP H05149597A JP 3339356 A JP3339356 A JP 3339356A JP 33935691 A JP33935691 A JP 33935691A JP H05149597 A JPH05149597 A JP H05149597A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
compressor
normal
predetermined value
air conditioner
wirings
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3339356A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiaki Hasegawa
敏明 長谷川
Norihiro Miyamoto
典弘 宮本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Noritz Corp
Original Assignee
Noritz Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Noritz Corp filed Critical Noritz Corp
Priority to JP3339356A priority Critical patent/JPH05149597A/ja
Publication of JPH05149597A publication Critical patent/JPH05149597A/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 通常運転モード並びに試運転モード時におけ
るコンプレッサの結線上の過誤の有無を判定する結線チ
ェックを、コンプレッサに過大な負担をかけることな
く、行うことのできる空気調和機の制御システムを提供
する。 【構成】 空気調和機において、結線チェック終了後に
コンプレッサをオフさせる通常運転モードと、結線チェ
ック終了後コンプレッサをオンし続ける試運転モードと
を選択可能にするとともに、コンプレッサ等の冷却サイ
クルを構成する機器に流れる電流を、これらの機器と電
源との間に接続した運転電流検出手段で検出し、運転電
流ICTが所定値a以上である時に結線が正常であると判
定して通常運転動作または試運転動作に移行し、所定値
a未満である時に結線が異常であると判定して異常信号
を発信するなどの安全動作に移行するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンプレッサに多大の
負担をかけることなく結線上の過誤の有無を判定するこ
とのできる空気調和機の制御システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、空気調和機においては、設置施工
後にプラグをコンセントに差し込むなどして初めて電源
に接続した時に、一定時間コンプレッサをオンし、コン
プレッサ運転中の電流値を検出して結線上の過誤の有無
を判定しており、電流値に異常が認められなかった場合
には正しく結線されているものと判断して一定時間経過
後にコンプレッサをオフし、待機状態に移行して正常状
態での通常運転の態勢になり、一方、電流値で異常が検
出された時は結線に過誤があると判断して直ちにコンプ
レッサをオフし、異常信号を発信するものであった。
【0003】上記コンプレッサは、一旦オンからオフに
切り換えられると、室温変化等のコンプレッサがオンす
べき条件が満たされても、強制的にオフ状態を所定時間
(例えば、3分間)継続させるように遅延タイマが接続
されており、頻繁なオン・オフの切り換えによるコンプ
レッサへの多大な負担を防止し、コンプレッサを保護し
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の空気調和機においては、起動チェック及びポンプダ
ウン等で直ちに空気調和機を立ち上がらせる場合、即ち
試運転を行う場合に備えて、通常運転モードからスイッ
チ操作等によって切り換えられ、室温や設定温度等と無
関係に冷房運転または暖房運転を連続運転する試運転モ
ードが設定されており、この試運転モードではコンプレ
ッサが無条件で連続してオンし続けるものであるから、
上記遅延タイマによる制御は行われておらず、試運転モ
ードにおいて結線上の過誤の有無のチェックを上述の通
常運転モードと同じシーケンスで行うと、コンプレッサ
が一定時間をおいてオンからオフに切り換えられた後、
再度オンに時間をおかずに切り換えられることになり、
短時間にオン・オフが繰り返されることで、コンプレッ
サの負担が大きくなり、コンプレッサに損傷を与える恐
れがあるという問題があった。
【0005】本発明の目的は、通常運転モード並びに試
運転モード時におけるコンプレッサの結線上の過誤の有
無を判定する結線チェックを、コンプレッサに過大な負
担をかけることなく、行うことのできる空気調和機の制
御システムを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の空気調和機の制御システムは、コンプレッサ
により気化冷媒を圧縮して得られる高圧気化冷媒を凝縮
器で凝縮液化させ、この液化冷媒を断熱膨張させた後、
蒸発器で気化させる冷却サイクルを備えた空気調和機に
おいて、結線チェック終了後にコンプレッサをオフさせ
る通常運転モードと、結線チェック終了後コンプレッサ
をオンし続ける試運転モードとを選択可能にするととも
に、コンプレッサ等の冷却サイクルを構成する機器に流
れる電流を、これらの機器と電源との間に接続した運転
電流検出手段で検出し、運転電流が所定値a以上である
時に結線が正常であると判定して通常運転動作または試
運転動作に移行し、所定値a未満である時に結線が異常
であると判定して異常信号を発信するなどの安全動作に
移行するものであり、通常運転モード並びに試運転モー
ド時におけるコンプレッサの結線上の過誤の有無を判定
する結線チェックを、コンプレッサに過大な負担をかけ
ることなく、行うことができる。
【0007】
【実施例】本発明の実施例を図に基づいて説明する。図
1において、暖房運転及び冷房運転を行う空気調和機の
概略制御回路は、交流電源1と交流電源1に接続された
運転電流検出手段であるカレントトランス2との間に、
直列に接続されたリレースイッチ3とコンプレッサ6、
直列に接続されたリレースイッチ4と暖房運転時と冷房
運転時とで冷媒の流れを逆転させる四方弁(またはその
駆動コイル)7、及び直列に接続されたリレースイッチ
5と室外機用ファン8が互いに並列に接続されており、
また交流電源1にはトランス9の一次側が接続され、ト
ランス9の二次側に定電圧回路10を介してコントローラ
としてのマイクロコンピュータ11が接続されており、カ
レントトランス2からの運転電流検出伝送路がマイクロ
コンピュータ11に接続されている。
【0008】なお、カレントトランス2と、リレースイ
ッチ3,4,5と、トランス9と、定電圧回路10と、マ
イクロコンピュータ11とが室内機A内に配設され、コン
プレッサ6と、四方弁7と、室外機用ファン8とが室外
機B内に配設されている。
【0009】次に図2及び図3のフローチャートを参照
して制御動作を説明する。設置施工後に初めて電源に接
続する時に、スライドスイッチ等の切換スイッチの操作
で通常運転モードまたは試運転モードを選択するもので
あり、通常運転モードを選択した場合には、図2に示す
ように、コンプレッサ6を一定時間Toだけオンさせ、
カレントトランスにより電流を検出してコンプレッサ6
の結線の過誤の有無をチェックし、カレントトランス2
で検出する電流値ICTが所定値a以上(ICT≧a)とな
った時に正常と判断してコンプレッサ6をオフし、通常
の運転指令を待つ待機状態に移行し、コンプレッサ6を
保護するための遅延タイマが作動してコンプレッサ6の
オン・オフ切換時に所定の猶予時間を確保する。
【0010】また、カレントトランス2での検出電流値
CTが所定値a未満(ICT<a)の状態が予め設定され
た所定時間Ts 以上継続した時には、コンプレッサ6が
正しく結線されていない異常状態と判断してコンプレッ
サ6をオフし、異常信号を発信する等の安全動作に移行
する。
【0011】一方、試運転モードを選択した場合は、コ
ンプレッサ6を一定時間To だけオンさせ、カレントト
ランス2で電流を検出してコンプレッサ6の結線の過誤
の有無をチェックし、カレントトランス2で検出する電
流値ICTが所定値a以上(ICT≧a)である時に正常と
判断してコンプレッサ6を連続運転させ、室温や設定温
度等と無関係に冷房運転または暖房運転を連続運転する
試運転動作に移行することにより、短時間内のコンプレ
ッサ6のオン・オフの繰り返し動作を回避し、コンプレ
ッサ6に過大な負担をかけることなく、コンプレッサ6
の結線上の過誤の有無のチェックを行うことができる。
なお、試運転終了後には通常運転モードに、自動または
手動で切り換えて停止させ、通常の運転指令を待つ待機
状態に移行させる。
【0012】また、カレントトランス2での検出電流値
CTが所定値a未満(ICT<a)の状態が予め設定され
た所定時間Ts 以上継続した時には、コンプレッサ6が
正しく結線されていない異常状態と判断してコンプレッ
サ6をオフし、異常信号を発信する等の安全動作に移行
する。
【0013】
【発明の効果】本発明は、上述のとおり構成されている
から、試運転モードにおいても、通常運転モードと同じ
コンプレッサの結線チェックを行うことができ、コンプ
レッサの短時間内のオン・オフの繰り返し動作を行うこ
とがなく、コンプレッサに過大な負担をかけることがな
いから、コンプレッサに悪影響を与えることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した空気調和器の概略制御回路図
である。
【図2】本発明に係る通常運転モードの制御動作のフロ
ーチャートである。
【図3】本発明に係る試運転モードの制御動作のフロー
チャートである。
【符号の説明】
1 交流電源 2 カレントトランス 3,4,5 リレースイッチ 6 コンプレッサ 7 四方弁 8 室外機用ファン 9 トランス 10 定電圧回路 11 マイクロコンピュータ(コントローラ)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンプレッサを有する冷却サイクルを備
    えた空気調和機において、結線チェック終了後にコンプ
    レッサをオフさせる通常運転モードと、結線チェック終
    了後コンプレッサをオンし続ける試運転モードとを選択
    可能にするとともに、コンプレッサ等の冷却サイクルを
    構成する機器に流れる電流を運転電流検出手段で検出
    し、運転電流が所定値以上である時に結線が正常である
    と判定して通常運転動作または試運転動作に移行し、所
    定値未満である時に結線が異常であると判定して異常信
    号を発信するなどの安全動作に移行することを特徴とす
    る空気調和機の制御システム。
JP3339356A 1991-11-29 1991-11-29 空気調和機の制御システム Pending JPH05149597A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3339356A JPH05149597A (ja) 1991-11-29 1991-11-29 空気調和機の制御システム

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JP3339356A JPH05149597A (ja) 1991-11-29 1991-11-29 空気調和機の制御システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05149597A true JPH05149597A (ja) 1993-06-15

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ID=18326691

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3339356A Pending JPH05149597A (ja) 1991-11-29 1991-11-29 空気調和機の制御システム

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007147252A (ja) * 2005-10-31 2007-06-14 Daikin Ind Ltd 冷凍装置の圧縮機運転方法、および冷凍装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04313633A (ja) * 1991-04-11 1992-11-05 Mitsubishi Electric Corp 空気調和機
JPH04350439A (ja) * 1991-03-01 1992-12-04 Chiyoufu Seisakusho:Kk ヒートポンプ式エアコンにおける誤配線検出の制御方法

Patent Citations (2)

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JPH04313633A (ja) * 1991-04-11 1992-11-05 Mitsubishi Electric Corp 空気調和機

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JP2007147252A (ja) * 2005-10-31 2007-06-14 Daikin Ind Ltd 冷凍装置の圧縮機運転方法、および冷凍装置

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