JP2002262595A - 制御対象機器の対応電源判定方法、制御装置及び空気調和装置 - Google Patents
制御対象機器の対応電源判定方法、制御装置及び空気調和装置Info
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- JP2002262595A JP2002262595A JP2001051496A JP2001051496A JP2002262595A JP 2002262595 A JP2002262595 A JP 2002262595A JP 2001051496 A JP2001051496 A JP 2001051496A JP 2001051496 A JP2001051496 A JP 2001051496A JP 2002262595 A JP2002262595 A JP 2002262595A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 圧縮機の対応電源の種別を低コストで判定で
きること。 【解決手段】 電源部30から圧縮機16へ供給される
電源を電源検出回路36が検出し、この電源検出回路に
て検出された電源のR相電圧、S相電圧、T相電圧の位
相差パルス信号(R−S位相差パルス信号、S−T位相
差パルス信号)に基づき、上記電源部から供給される電
源の種別(三相電源、単相電源)を判断して、圧縮機の
対応電源の種別(三相電源対応圧縮機16A、単相電源
対応圧縮機16B)を判定するよう構成されたものであ
る。
きること。 【解決手段】 電源部30から圧縮機16へ供給される
電源を電源検出回路36が検出し、この電源検出回路に
て検出された電源のR相電圧、S相電圧、T相電圧の位
相差パルス信号(R−S位相差パルス信号、S−T位相
差パルス信号)に基づき、上記電源部から供給される電
源の種別(三相電源、単相電源)を判断して、圧縮機の
対応電源の種別(三相電源対応圧縮機16A、単相電源
対応圧縮機16B)を判定するよう構成されたものであ
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、制御対象機器の対
応電源の種別を判定する制御対象機器の対応電源判定方
法、制御対象機器の対応電源の種別に応じて当該制御対
象機器を制御する制御装置、及び圧縮機の対応電源の種
別に応じて当該圧縮機を制御する制御装置を備えた空気
調和装置に関する。
応電源の種別を判定する制御対象機器の対応電源判定方
法、制御対象機器の対応電源の種別に応じて当該制御対
象機器を制御する制御装置、及び圧縮機の対応電源の種
別に応じて当該圧縮機を制御する制御装置を備えた空気
調和装置に関する。
【0002】
【従来の技術】空気調和装置においては室外機に圧縮機
が設置され、この圧縮機は、電源部から電源が供給され
て運転され冷媒を圧縮する。上記圧縮機には、単相電源
部から供給される単相電源に対応したものと、三相電源
部から供給される三相電源に対応したものとがある。
が設置され、この圧縮機は、電源部から電源が供給され
て運転され冷媒を圧縮する。上記圧縮機には、単相電源
部から供給される単相電源に対応したものと、三相電源
部から供給される三相電源に対応したものとがある。
【0003】しかし、圧縮機の運転を制御する制御装置
は、単相電源に対応した圧縮機の場合も、三相電源に対
応した圧縮機の場合も共通のものが使用される。
は、単相電源に対応した圧縮機の場合も、三相電源に対
応した圧縮機の場合も共通のものが使用される。
【0004】このため、制御装置の制御基板には、圧縮
機がいずれの電源に対応したものであるかを制御装置に
認識させるための設定スイッチ(不揮発性メモリ等を含
む)が設置され、制御装置は、この設定スイッチが作業
者により切換操作されることによって、圧縮機が単相電
源と三相電源のいずれに対応したものであるかを認識し
て、この圧縮機を良好に制御するよう設定される。
機がいずれの電源に対応したものであるかを制御装置に
認識させるための設定スイッチ(不揮発性メモリ等を含
む)が設置され、制御装置は、この設定スイッチが作業
者により切換操作されることによって、圧縮機が単相電
源と三相電源のいずれに対応したものであるかを認識し
て、この圧縮機を良好に制御するよう設定される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、制御装置の
設定を上述のように切り換えるためには、作業者が設定
スイッチを操作しなければならず、煩わしい作業が必要
となる。また、設定スイッチの存在自体が室外機、ひい
ては空気調和装置の低コスト化に逆行するものとなって
いる。
設定を上述のように切り換えるためには、作業者が設定
スイッチを操作しなければならず、煩わしい作業が必要
となる。また、設定スイッチの存在自体が室外機、ひい
ては空気調和装置の低コスト化に逆行するものとなって
いる。
【0006】本発明の目的は、上述の事情を考慮してな
されたものであり、制御対象機器(圧縮機)の対応電源
の種別を低コストで判定できる制御対象機器の対応電源
判定方法、制御装置及び空気調和装置を提供することに
ある。また、本発明の他の目的は、制御対象機器(圧縮
機)への電源配線の適否を簡単に判定できる制御対象機
器の対応電源判定方法、制御装置及び空気調和装置を提
供することにある。
されたものであり、制御対象機器(圧縮機)の対応電源
の種別を低コストで判定できる制御対象機器の対応電源
判定方法、制御装置及び空気調和装置を提供することに
ある。また、本発明の他の目的は、制御対象機器(圧縮
機)への電源配線の適否を簡単に判定できる制御対象機
器の対応電源判定方法、制御装置及び空気調和装置を提
供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、電源部から制御対象機器へ供給される電源のR相、
S相、T相の位相差に基づき、この電源の種別を判断し
て、上記制御対象機器の対応電源の種別を判定すること
を特徴とするものである。
は、電源部から制御対象機器へ供給される電源のR相、
S相、T相の位相差に基づき、この電源の種別を判断し
て、上記制御対象機器の対応電源の種別を判定すること
を特徴とするものである。
【0008】請求項2に記載の発明は、電源部から制御
対象機器へ供給される電源のR相、S相、T相の位相差
に基づき、この電源を三相電源であると判断して、上記
制御対象機器の対応電源を三相電源であると判定した場
合、上記位相差が逆相であるか否かを判断して、上記制
御対象機器への電源配線の接続の適否を判定することを
特徴とするものである。
対象機器へ供給される電源のR相、S相、T相の位相差
に基づき、この電源を三相電源であると判断して、上記
制御対象機器の対応電源を三相電源であると判定した場
合、上記位相差が逆相であるか否かを判断して、上記制
御対象機器への電源配線の接続の適否を判定することを
特徴とするものである。
【0009】請求項3に記載の発明は、電源部から制御
対象機器へ供給される電源のR相、S相、T相の位相差
に基づき、この電源を単相電源であると仮判断して、上
記制御対象機器の対応電源を単相電源であると仮判定し
た場合、上記電源部から上記制御対象機器へ供給される
電流の有無を判断することにより、上記制御対象機器の
対応電源を確定するとともに、この制御対象機器への電
源配線の接続の適否を判定することを特徴とするもので
ある。
対象機器へ供給される電源のR相、S相、T相の位相差
に基づき、この電源を単相電源であると仮判断して、上
記制御対象機器の対応電源を単相電源であると仮判定し
た場合、上記電源部から上記制御対象機器へ供給される
電流の有無を判断することにより、上記制御対象機器の
対応電源を確定するとともに、この制御対象機器への電
源配線の接続の適否を判定することを特徴とするもので
ある。
【0010】請求項4に記載の発明は、電源部から制御
対象機器へ供給される電源を電源検出器が検出し、この
電源検出器にて検出された電源のR相、S相、T相の位
相差に基づき、上記電源部から供給される電源の種別を
判断して、上記制御対象機器の対応電源の種別を判定す
るよう構成されたことを特徴とするものである。
対象機器へ供給される電源を電源検出器が検出し、この
電源検出器にて検出された電源のR相、S相、T相の位
相差に基づき、上記電源部から供給される電源の種別を
判断して、上記制御対象機器の対応電源の種別を判定す
るよう構成されたことを特徴とするものである。
【0011】請求項5に記載の発明は、電源部から制御
対象機器へ供給される電源を電源検出器が検出し、この
電源検出器にて検出された電源のR相、S相、T相の位
相差に基づき、上記電源部から供給される電源を三相電
源であると判断して、上記制御対象機器の対応電源を三
相電源であると判定した場合、上記位相差が逆相である
か否かを判断して、上記制御対象機器への電源配線の接
続の適否を判定するよう構成されたことを特徴とするも
のである。
対象機器へ供給される電源を電源検出器が検出し、この
電源検出器にて検出された電源のR相、S相、T相の位
相差に基づき、上記電源部から供給される電源を三相電
源であると判断して、上記制御対象機器の対応電源を三
相電源であると判定した場合、上記位相差が逆相である
か否かを判断して、上記制御対象機器への電源配線の接
続の適否を判定するよう構成されたことを特徴とするも
のである。
【0012】請求項6に記載の発明は、電源部から制御
対象機器へ供給される電源を電源検出器が検出し、この
電源検出器にて検出された電源のR相、S相、T相の位
相差に基づき、上記電源部から供給される電源を単相電
源であると仮判断して、上記制御対象機器の対応電源を
単相電源であると仮判定した場合、上記電源部から上記
制御対象機器へ供給される電流の有無を判断することに
より、上記制御対象機器の対応電源を確定するととも
に、この制御対象機器への電源配線の接続の適否を判定
するよう構成されたことを特徴とするものである。
対象機器へ供給される電源を電源検出器が検出し、この
電源検出器にて検出された電源のR相、S相、T相の位
相差に基づき、上記電源部から供給される電源を単相電
源であると仮判断して、上記制御対象機器の対応電源を
単相電源であると仮判定した場合、上記電源部から上記
制御対象機器へ供給される電流の有無を判断することに
より、上記制御対象機器の対応電源を確定するととも
に、この制御対象機器への電源配線の接続の適否を判定
するよう構成されたことを特徴とするものである。
【0013】請求項7に記載の発明は、室外機に設置さ
れた圧縮機へ電源部から電源が供給され、上記圧縮機の
運転を制御装置が制御する空気調和装置において、上記
制御装置は、電源検出器にて検出された、電源部から上
記圧縮機へ供給される電源のR相、S相、T相の位相差
に基づき、上記電源部から供給される電源の種別を判断
して、上記圧縮機の対応電源の種別を判定するよう構成
されたことを特徴とするものである。
れた圧縮機へ電源部から電源が供給され、上記圧縮機の
運転を制御装置が制御する空気調和装置において、上記
制御装置は、電源検出器にて検出された、電源部から上
記圧縮機へ供給される電源のR相、S相、T相の位相差
に基づき、上記電源部から供給される電源の種別を判断
して、上記圧縮機の対応電源の種別を判定するよう構成
されたことを特徴とするものである。
【0014】請求項8に記載の発明は、室外機に設置さ
れた圧縮機へ電源部から電源が供給され、上記圧縮機の
運転を制御装置が制御する空気調和装置において、上記
制御装置は、電源検出器にて検出された、電源部から上
記圧縮機へ供給される電源のR相、S相、T相の位相差
に基づき、上記電源部から供給される電源を三相電源で
あると判断して、上記圧縮機の対応電源を三相電源であ
ると判定した場合、上記位相差が逆相であるか否かを判
断して、上記圧縮機への電源配線の接続の適否を判定す
るよう構成されたことを特徴とするものである。
れた圧縮機へ電源部から電源が供給され、上記圧縮機の
運転を制御装置が制御する空気調和装置において、上記
制御装置は、電源検出器にて検出された、電源部から上
記圧縮機へ供給される電源のR相、S相、T相の位相差
に基づき、上記電源部から供給される電源を三相電源で
あると判断して、上記圧縮機の対応電源を三相電源であ
ると判定した場合、上記位相差が逆相であるか否かを判
断して、上記圧縮機への電源配線の接続の適否を判定す
るよう構成されたことを特徴とするものである。
【0015】請求項9に記載の発明は、室外機に設置さ
れた圧縮機へ電源部から電源が供給され、上記圧縮機の
運転を制御装置が制御する空気調和装置において、上記
制御装置は、電源検出器にて検出された、電源部から上
記圧縮機へ供給される電源のR相、S相、T相の位相差
に基づき、上記電源部から供給される電源を単相電源で
あると仮判断して、上記圧縮機の対応電源を単相電源で
あると仮判定した場合、上記電源部から上記圧縮機へ供
給される電流の有無を判断することにより、上記圧縮機
の対応電源を確定するとともに、この圧縮機への電源配
線の接続の適否を判定するよう構成されたことを特徴と
するものである。
れた圧縮機へ電源部から電源が供給され、上記圧縮機の
運転を制御装置が制御する空気調和装置において、上記
制御装置は、電源検出器にて検出された、電源部から上
記圧縮機へ供給される電源のR相、S相、T相の位相差
に基づき、上記電源部から供給される電源を単相電源で
あると仮判断して、上記圧縮機の対応電源を単相電源で
あると仮判定した場合、上記電源部から上記圧縮機へ供
給される電流の有無を判断することにより、上記圧縮機
の対応電源を確定するとともに、この圧縮機への電源配
線の接続の適否を判定するよう構成されたことを特徴と
するものである。
【0016】請求項1、4または7に記載の発明には、
次の作用がある。
次の作用がある。
【0017】電源部から制御対象機器(圧縮機)へ供給
される電源のR相、S相、T相の位相差に基づき、この
電源の種別を判断して、制御対象機器の対応電源の種別
を判定するよう構成されたことから、制御対象機器の対
応電源の種別を制御装置自身が判定するので、制御対象
機器の対応電源の種別を認識させるための設定スイッチ
を設ける必要がなく、コストを低減できる。
される電源のR相、S相、T相の位相差に基づき、この
電源の種別を判断して、制御対象機器の対応電源の種別
を判定するよう構成されたことから、制御対象機器の対
応電源の種別を制御装置自身が判定するので、制御対象
機器の対応電源の種別を認識させるための設定スイッチ
を設ける必要がなく、コストを低減できる。
【0018】請求項2、5または8に記載の発明には、
次の作用がある。
次の作用がある。
【0019】電源部から制御対象機器(圧縮機)へ供給
される電源のR相、S相、T相の位相差に基づき、電源
部から供給される電源を三相電源であると判断して、制
御対象機器の対応電源を三相電源であると判定した場
合、上記位相差が逆相であるか否かを判断して、制御対
象機器への電源配線の接続の適否を判定するよう構成さ
れたことから、制御対象機器の対応電源が三相電源であ
ることを制御装置自身が判定するので、制御対象機器の
対応電源の種別を認識させるための設定スイッチを設け
る必要がなく、コストを低減できるとともに、制御対象
機器への電源配線の接続の適否も簡単に判定できる。
される電源のR相、S相、T相の位相差に基づき、電源
部から供給される電源を三相電源であると判断して、制
御対象機器の対応電源を三相電源であると判定した場
合、上記位相差が逆相であるか否かを判断して、制御対
象機器への電源配線の接続の適否を判定するよう構成さ
れたことから、制御対象機器の対応電源が三相電源であ
ることを制御装置自身が判定するので、制御対象機器の
対応電源の種別を認識させるための設定スイッチを設け
る必要がなく、コストを低減できるとともに、制御対象
機器への電源配線の接続の適否も簡単に判定できる。
【0020】請求項3、6または9に記載の発明には、
次の作用がある。
次の作用がある。
【0021】電源部から制御対象機器(圧縮機)へ供給
される電源のR相、S相、T相の位相差に基づき、電源
部から供給される電源を単相電源であると仮判断して、
制御対象機器の対応電源を単相電源であると仮判定した
場合、電源部から制御対象機器へ供給される電流の有無
を判断することにより、制御対象機器の対応電源を確定
するとともに、この制御対象機器への電源配線の接続の
適否を判定するよう構成されたことから、制御対象機器
の対応電源が単相電源であることを制御装置自身が判定
するので、制御対象機器の対応電源の種別を認識させる
ための設定スイッチを設ける必要がなく、コストを低減
できるとともに、制御対象機器への電源配線の接続の適
否も簡単に判定できる。
される電源のR相、S相、T相の位相差に基づき、電源
部から供給される電源を単相電源であると仮判断して、
制御対象機器の対応電源を単相電源であると仮判定した
場合、電源部から制御対象機器へ供給される電流の有無
を判断することにより、制御対象機器の対応電源を確定
するとともに、この制御対象機器への電源配線の接続の
適否を判定するよう構成されたことから、制御対象機器
の対応電源が単相電源であることを制御装置自身が判定
するので、制御対象機器の対応電源の種別を認識させる
ための設定スイッチを設ける必要がなく、コストを低減
できるとともに、制御対象機器への電源配線の接続の適
否も簡単に判定できる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面に基づき説明する。
面に基づき説明する。
【0023】図1は、本発明に係る空気調和装置の一実
施の形態を示す冷媒回路及び電源回路を示す回路図であ
る。
施の形態を示す冷媒回路及び電源回路を示す回路図であ
る。
【0024】図1に示すように、空気調和装置10は、
室外機11、室内機12及び制御装置13を有してな
り、室外機11の室外冷媒配管14と室内機12の室内
冷媒配管15とが、連結配管24、25を介して連結さ
れている。
室外機11、室内機12及び制御装置13を有してな
り、室外機11の室外冷媒配管14と室内機12の室内
冷媒配管15とが、連結配管24、25を介して連結さ
れている。
【0025】室外機11は室外に設置され、室外冷媒配
管14に圧縮機16が配設され、この圧縮機16の吸込
側にアキュムレータ17が、吐出側に四方弁18が室外
冷媒配管14を介してそれぞれ接続され、この四方弁1
8に室外熱交換器19及び電動膨張弁26が室外冷媒配
管14を介して接続されて構成される。室外熱交換器1
9には、この室外熱交換器19へ向かって送風する室外
ファン20が隣接して配置されている。
管14に圧縮機16が配設され、この圧縮機16の吸込
側にアキュムレータ17が、吐出側に四方弁18が室外
冷媒配管14を介してそれぞれ接続され、この四方弁1
8に室外熱交換器19及び電動膨張弁26が室外冷媒配
管14を介して接続されて構成される。室外熱交換器1
9には、この室外熱交換器19へ向かって送風する室外
ファン20が隣接して配置されている。
【0026】一方、室内機12は室内に設置され、室内
冷媒配管15に室内熱交換器21が配設されると共に、
室内冷媒配管15において室内熱交換器21近傍に電動
膨張弁22が配設されて構成される。上記室内熱交換器
21には、この室内熱交換器21へ送風する室内ファン
23が隣接して配置されている。
冷媒配管15に室内熱交換器21が配設されると共に、
室内冷媒配管15において室内熱交換器21近傍に電動
膨張弁22が配設されて構成される。上記室内熱交換器
21には、この室内熱交換器21へ送風する室内ファン
23が隣接して配置されている。
【0027】また、上記制御装置13は、室外機11及
び室内機12の運転を制御し、具体的には、室外機11
における圧縮機16、四方弁18、電動膨張弁26及び
室外ファン20、並びに室内機12における電動膨張弁
22及び室内ファン23をそれぞれ制御する。
び室内機12の運転を制御し、具体的には、室外機11
における圧縮機16、四方弁18、電動膨張弁26及び
室外ファン20、並びに室内機12における電動膨張弁
22及び室内ファン23をそれぞれ制御する。
【0028】制御装置13により四方弁18が切り換え
られることにより、空気調和装置10が冷房運転又は暖
房運転に設定される。つまり、制御装置13が四方弁1
8を冷房側に切り換えたときには、冷媒が実線矢印の如
く流れ、室外熱交換器19が凝縮器に、室内熱交換器2
1が蒸発器になって冷房運転状態となり、室内機12の
室内熱交換器21が室内を冷房する。また、制御装置1
3が四方弁18を暖房側に切り換えたときには、冷媒が
破線矢印の如く流れ、室内熱交換器21が凝縮器に、室
外熱交換器19が蒸発器になって暖房運転状態となり、
室内機12の室内熱交換器21が室内を暖房する。
られることにより、空気調和装置10が冷房運転又は暖
房運転に設定される。つまり、制御装置13が四方弁1
8を冷房側に切り換えたときには、冷媒が実線矢印の如
く流れ、室外熱交換器19が凝縮器に、室内熱交換器2
1が蒸発器になって冷房運転状態となり、室内機12の
室内熱交換器21が室内を冷房する。また、制御装置1
3が四方弁18を暖房側に切り換えたときには、冷媒が
破線矢印の如く流れ、室内熱交換器21が凝縮器に、室
外熱交換器19が蒸発器になって暖房運転状態となり、
室内機12の室内熱交換器21が室内を暖房する。
【0029】制御装置13は、冷房運転時には室外機1
1の電動膨張弁26を開操作し、室内機12の電動膨張
弁22を室内機12の空調負荷に応じて開度制御し、暖
房運転時には電動膨張弁26及び22を室内機12の空
調負荷に応じて制御する。
1の電動膨張弁26を開操作し、室内機12の電動膨張
弁22を室内機12の空調負荷に応じて開度制御し、暖
房運転時には電動膨張弁26及び22を室内機12の空
調負荷に応じて制御する。
【0030】ところで、上記圧縮機16には、電源部3
0(三相電源部30Aまたは単相電源部30B)から電
磁接触器31を経て電源が供給可能とされる。これらの
圧縮機16及び電磁接触器31は、室外機11に設置さ
れる。制御装置13は、電磁接触器31をONまたはO
FF操作することにより、電源部30から圧縮機16へ
電源をそれぞれ供給または遮断して、圧縮機16をそれ
ぞれ運転または停止制御する。
0(三相電源部30Aまたは単相電源部30B)から電
磁接触器31を経て電源が供給可能とされる。これらの
圧縮機16及び電磁接触器31は、室外機11に設置さ
れる。制御装置13は、電磁接触器31をONまたはO
FF操作することにより、電源部30から圧縮機16へ
電源をそれぞれ供給または遮断して、圧縮機16をそれ
ぞれ運転または停止制御する。
【0031】ここで、図2に示すように、三相電源部3
0Aから三相電源が供給される圧縮機16が、三相電源
対応機器としての三相電源対応圧縮機16Aであり、こ
の三相電源対応圧縮機16Aを備えた室外機11が三相
電源対応の室外機11Aである。また、図3に示すよう
に、単相電源部30Bから単相電源が供給される圧縮機
16が、単相電源対応機器としての単相電源対応圧縮機
16Bであり、この単相電源対応圧縮機16Bを備えた
室外機11が単相電源対応の室外機11Bである。
0Aから三相電源が供給される圧縮機16が、三相電源
対応機器としての三相電源対応圧縮機16Aであり、こ
の三相電源対応圧縮機16Aを備えた室外機11が三相
電源対応の室外機11Aである。また、図3に示すよう
に、単相電源部30Bから単相電源が供給される圧縮機
16が、単相電源対応機器としての単相電源対応圧縮機
16Bであり、この単相電源対応圧縮機16Bを備えた
室外機11が単相電源対応の室外機11Bである。
【0032】図2及び図3に示すように、室外機11に
は端子板32(室外機11Aでは端子板32A、室外機
11Bでは端子板32B)が設置される。端子板32A
のR端子40R、S端子40S、T端子40Tのそれぞ
れに、電源配線33R、33S、33Tが各々接続され
て、三相電源部30Aと端子板32Aとが接続される。
この端子板32Aと三相電源対応圧縮機16Aとが、同
様に電源配線33R、33S及び33Tにより電磁接触
器31を介して接続されて、三相電源部30Aから三相
電源対応圧縮機16Aへ三相電源が供給可能とされる。
は端子板32(室外機11Aでは端子板32A、室外機
11Bでは端子板32B)が設置される。端子板32A
のR端子40R、S端子40S、T端子40Tのそれぞ
れに、電源配線33R、33S、33Tが各々接続され
て、三相電源部30Aと端子板32Aとが接続される。
この端子板32Aと三相電源対応圧縮機16Aとが、同
様に電源配線33R、33S及び33Tにより電磁接触
器31を介して接続されて、三相電源部30Aから三相
電源対応圧縮機16Aへ三相電源が供給可能とされる。
【0033】また、端子板32Bに、電源配線33R及
び33Sが接続されて、単相電源部30Bと端子板32
Bとが接続される。この端子板32Bと単相電源対応圧
縮機16Bとが、同様に電源配線33R及び33Sによ
り電磁接触器31を介して接続されて、単相電源部30
Bから単相電源対応圧縮機16Bへ単相電源が供給可能
とされる。
び33Sが接続されて、単相電源部30Bと端子板32
Bとが接続される。この端子板32Bと単相電源対応圧
縮機16Bとが、同様に電源配線33R及び33Sによ
り電磁接触器31を介して接続されて、単相電源部30
Bから単相電源対応圧縮機16Bへ単相電源が供給可能
とされる。
【0034】一方、制御装置13は、図2及び図3に示
すように、制御基板34にマイクロコンピュータ35
(即ち中央処理装置(CPU))、電源検出器としての
電源検出回路36、及び電流検出器としての圧縮機電流
検出回路37が実装される。この制御装置13は、室外
機11Aと室外機11Bとにおいて共通仕様である。
すように、制御基板34にマイクロコンピュータ35
(即ち中央処理装置(CPU))、電源検出器としての
電源検出回路36、及び電流検出器としての圧縮機電流
検出回路37が実装される。この制御装置13は、室外
機11Aと室外機11Bとにおいて共通仕様である。
【0035】制御基板34にはコネクタ38が設置さ
れ、このコネクタ38が端子板32Aまたは32BのR
端子40R及びS端子40Sに接続される。これによ
り、三相電源部30Aから三相電源のR相電力及びS相
電力が、また単相電源部30Bから単相電源のR相電力
及びS相電力が制御基板34への実装部品(マイクロコ
ンピュータ35、電源検出回路36、圧縮機電流検出回
路37等)へ導かれる。
れ、このコネクタ38が端子板32Aまたは32BのR
端子40R及びS端子40Sに接続される。これによ
り、三相電源部30Aから三相電源のR相電力及びS相
電力が、また単相電源部30Bから単相電源のR相電力
及びS相電力が制御基板34への実装部品(マイクロコ
ンピュータ35、電源検出回路36、圧縮機電流検出回
路37等)へ導かれる。
【0036】電源検出回路36は、室外機11Aにおけ
る端子板32AのR端子40R、S端子40S及びT端
子40Tに接続されて、三相電源部30Aから三相電源
対応圧縮機16Aへ供給される三相電源のR相電圧とS
相電圧間の位相差、S相電圧とT相電圧間の位相差をそ
れぞれ検出する。また、電源検出回路36は、室外機1
1Bにおける端子板32BのR端子40R及びS端子4
0Sに接続されて、単相電源部30Bから単相電源対応
圧縮機16Bへ供給される単相電源のR相電圧とS相電
圧間の位相差を検出する。
る端子板32AのR端子40R、S端子40S及びT端
子40Tに接続されて、三相電源部30Aから三相電源
対応圧縮機16Aへ供給される三相電源のR相電圧とS
相電圧間の位相差、S相電圧とT相電圧間の位相差をそ
れぞれ検出する。また、電源検出回路36は、室外機1
1Bにおける端子板32BのR端子40R及びS端子4
0Sに接続されて、単相電源部30Bから単相電源対応
圧縮機16Bへ供給される単相電源のR相電圧とS相電
圧間の位相差を検出する。
【0037】これらの位相差は、図5に示すように、R
相電圧とS相電圧間においては、R相電圧がS相電圧よ
りも高いときに高(H)レベルとなり、低いときに低
(L)レベルとなるパルス信号としてマイクロコンピュ
ータ35へ出力され、また、S相電圧とT相電圧間にお
いては、S相電圧がT相電圧よりも高いときに高(H)
レベルとなり、低いときに低(L)レベルとなるパルス
信号としてマイクロコンピュータ35へ出力される。
相電圧とS相電圧間においては、R相電圧がS相電圧よ
りも高いときに高(H)レベルとなり、低いときに低
(L)レベルとなるパルス信号としてマイクロコンピュ
ータ35へ出力され、また、S相電圧とT相電圧間にお
いては、S相電圧がT相電圧よりも高いときに高(H)
レベルとなり、低いときに低(L)レベルとなるパルス
信号としてマイクロコンピュータ35へ出力される。
【0038】圧縮機電流検出回路37は、図2及び図3
に示すように、カレントトランス素子41(CT素子)
及び整流器42を有して構成される。カレントトランス
素子41は、室外機11Aにあっては、制御基板34の
実装部品へ電力を供給しない電源配線33Tに接続さ
れ、室外機11Bにあっては、電源配線33Sに接続さ
れる。この圧縮機電流検出回路37は、電源配線33T
または33Sを流れる電流を、カレントトランス素子4
1を用いて取り込んで整流器42にて整流し、電圧に変
換してマイクロコンピュータ35へ出力する。
に示すように、カレントトランス素子41(CT素子)
及び整流器42を有して構成される。カレントトランス
素子41は、室外機11Aにあっては、制御基板34の
実装部品へ電力を供給しない電源配線33Tに接続さ
れ、室外機11Bにあっては、電源配線33Sに接続さ
れる。この圧縮機電流検出回路37は、電源配線33T
または33Sを流れる電流を、カレントトランス素子4
1を用いて取り込んで整流器42にて整流し、電圧に変
換してマイクロコンピュータ35へ出力する。
【0039】マイクロコンピュータ35は、信号配線3
9を用いて電磁接触器31に接続されて、前述の如くこ
の電磁接触器31をON、OFF操作し、圧縮機16
(三相電源対応圧縮機16Aまたは単相電源対応圧縮機
16B)を制御する。
9を用いて電磁接触器31に接続されて、前述の如くこ
の電磁接触器31をON、OFF操作し、圧縮機16
(三相電源対応圧縮機16Aまたは単相電源対応圧縮機
16B)を制御する。
【0040】更に、このマイクロコンピュータ35は、
電源検出回路36にて検出された、三相電源部30Aか
ら三相電源対応圧縮機16Aへ供給される三相電源のR
相電圧、S相電圧、T相電圧の位相差、または単相電源
部30Bから単相電源対応圧縮機16Bへ供給される単
相電源のR相電圧、S相電圧の位相差に基づき、電源部
30の電源の種別(三相電源部30Aまたは単相電源部
30B)を判断し、三相電源部30Aと判断した場合に
は、圧縮機16が三相電源対応圧縮機16Aであると判
定し、単相電源部30Bと判断した場合には、圧縮機1
6が単相電源対応圧縮機16Bであると仮判定する。
電源検出回路36にて検出された、三相電源部30Aか
ら三相電源対応圧縮機16Aへ供給される三相電源のR
相電圧、S相電圧、T相電圧の位相差、または単相電源
部30Bから単相電源対応圧縮機16Bへ供給される単
相電源のR相電圧、S相電圧の位相差に基づき、電源部
30の電源の種別(三相電源部30Aまたは単相電源部
30B)を判断し、三相電源部30Aと判断した場合に
は、圧縮機16が三相電源対応圧縮機16Aであると判
定し、単相電源部30Bと判断した場合には、圧縮機1
6が単相電源対応圧縮機16Bであると仮判定する。
【0041】更に、マイクロコンピュータ35は、圧縮
機16を三相電源対応圧縮機16Aと判定した場合に
は、三相電源部30Aから供給された三相電源の上記位
相差が逆相であるか否かを判断して、電源配線33R、
33S、33Tの端子板32Aへの接続の適否を判定す
る。また、マイクロコンピュータ35は、圧縮機16を
単相電源対応圧縮機16Bと仮判定した場合には、圧縮
機電流検出回路37にて検出された、電源部30から圧
縮機16へ流れる電流の有無を判断して、圧縮機16を
単相電源対応圧縮機16Bまたは三相電源対応圧縮機1
6Aと確定して判定し、併せて、電源配線33R、33
S、33Tの端子板32Aへの接続の適否と、圧縮機電
流検出回路37の良否を判定する。
機16を三相電源対応圧縮機16Aと判定した場合に
は、三相電源部30Aから供給された三相電源の上記位
相差が逆相であるか否かを判断して、電源配線33R、
33S、33Tの端子板32Aへの接続の適否を判定す
る。また、マイクロコンピュータ35は、圧縮機16を
単相電源対応圧縮機16Bと仮判定した場合には、圧縮
機電流検出回路37にて検出された、電源部30から圧
縮機16へ流れる電流の有無を判断して、圧縮機16を
単相電源対応圧縮機16Bまたは三相電源対応圧縮機1
6Aと確定して判定し、併せて、電源配線33R、33
S、33Tの端子板32Aへの接続の適否と、圧縮機電
流検出回路37の良否を判定する。
【0042】なお、マイクロコンピュータ35は、圧縮
機16を三相電源対応圧縮機16Aと判定した場合に
は、この三相電源対応圧縮機16Aを制御し得る専用の
プログラムを、また、圧縮機16を単相電源対応圧縮機
16Bと判定した場合には、この単相電源対応圧縮機1
6Bを制御し得る専用のプログラムをそれぞれ選択す
る。
機16を三相電源対応圧縮機16Aと判定した場合に
は、この三相電源対応圧縮機16Aを制御し得る専用の
プログラムを、また、圧縮機16を単相電源対応圧縮機
16Bと判定した場合には、この単相電源対応圧縮機1
6Bを制御し得る専用のプログラムをそれぞれ選択す
る。
【0043】上述のマイクロコンピュータ35による圧
縮機16の種別の判定手順、及び電源配線33R、33
S、33Tの接続の適否の判定手順等を、図4のフロー
チャートを用いて説明する。
縮機16の種別の判定手順、及び電源配線33R、33
S、33Tの接続の適否の判定手順等を、図4のフロー
チャートを用いて説明する。
【0044】マイクロコンピュータ35は、電源検出回
路36から、R相電圧とS相電圧との位相差のパルス信
号(以下、R−S位相差パルス信号と称する)と、S相
電圧とT相電圧との位相差パルス信号(以下、S−T位
相差パルス信号と称する)を取り込む(S1)。
路36から、R相電圧とS相電圧との位相差のパルス信
号(以下、R−S位相差パルス信号と称する)と、S相
電圧とT相電圧との位相差パルス信号(以下、S−T位
相差パルス信号と称する)を取り込む(S1)。
【0045】マイクロコンピュータ35は次に、R−S
位相差パルス信号とS−T位相差パルス信号の両パルス
信号が、電源検出回路36から入力されたか否かを判断
して、両パルス信号が入力されたときに、電源部30を
三相電源部30Aと判断し、圧縮機16を三相電源対応
圧縮機16Aと判定する(S2)。
位相差パルス信号とS−T位相差パルス信号の両パルス
信号が、電源検出回路36から入力されたか否かを判断
して、両パルス信号が入力されたときに、電源部30を
三相電源部30Aと判断し、圧縮機16を三相電源対応
圧縮機16Aと判定する(S2)。
【0046】マイクロコンピュータ35は、電源部30
を三相電源部30Aと判断したときには、R−S位相差
パルス信号とS−T位相差パルス信号とから、S相電圧
とT相電圧の位相差(以下、SーT位相差と称する)
が、R相電圧とS相電圧との位相差(以下、RーS位相
差と称する)に対し逆相でなく、正相であるか否かを判
断する(S3)。
を三相電源部30Aと判断したときには、R−S位相差
パルス信号とS−T位相差パルス信号とから、S相電圧
とT相電圧の位相差(以下、SーT位相差と称する)
が、R相電圧とS相電圧との位相差(以下、RーS位相
差と称する)に対し逆相でなく、正相であるか否かを判
断する(S3)。
【0047】ステップS3の判断は、次のようにして実
行される。つまり、マイクロコンピュータ35は、図5
に示す電圧波形の1サイクルを時点A、B、C、D…に
おいて等分割し、これらの各時点におけるR−S位相差
パルス信号の状態(H、Lレベル)と、S−T位相差パ
ルス信号の状態(H、Lレベル)とが、図6(A)に示
す組合せ状態のときに正相であると判断し、図6(B)
に示す組合せ状態のときに逆相であると判断する。実際
には、マイクロコンピュータ35は、三相電源部30A
から室外機11Aへ電源が投入されてから例えば最大7
秒間において、電圧波形の16サイクルの各時点A、
B、C、DにおけるR−S位相差パルス信号とS−T位
相差パルス信号の組合せ状態が、図6(A)に示す組合
せと一致したときに正相であると判断し、それ以外のと
きに逆相であると判断する。
行される。つまり、マイクロコンピュータ35は、図5
に示す電圧波形の1サイクルを時点A、B、C、D…に
おいて等分割し、これらの各時点におけるR−S位相差
パルス信号の状態(H、Lレベル)と、S−T位相差パ
ルス信号の状態(H、Lレベル)とが、図6(A)に示
す組合せ状態のときに正相であると判断し、図6(B)
に示す組合せ状態のときに逆相であると判断する。実際
には、マイクロコンピュータ35は、三相電源部30A
から室外機11Aへ電源が投入されてから例えば最大7
秒間において、電圧波形の16サイクルの各時点A、
B、C、DにおけるR−S位相差パルス信号とS−T位
相差パルス信号の組合せ状態が、図6(A)に示す組合
せと一致したときに正相であると判断し、それ以外のと
きに逆相であると判断する。
【0048】マイクロコンピュータ35は、ステップS
3において、SーT位相差がRーS位相差に対し正相で
あると判断した場合に、圧縮機16が三相電源対応圧縮
機16Aであって、しかも端子板32Aへの電源配線3
3R、33S、33Tの接続が正常であると判定する
(S4)。このとき、マイクロコンピュータ35は、三
相電源対応圧縮機16Aを制御するための専用のプログ
ラムを選択する。
3において、SーT位相差がRーS位相差に対し正相で
あると判断した場合に、圧縮機16が三相電源対応圧縮
機16Aであって、しかも端子板32Aへの電源配線3
3R、33S、33Tの接続が正常であると判定する
(S4)。このとき、マイクロコンピュータ35は、三
相電源対応圧縮機16Aを制御するための専用のプログ
ラムを選択する。
【0049】また、マイクロコンピュータ35は、ステ
ップS3において、SーT位相差がRーS位相差に対し
逆相であると判断した場合には、圧縮機16が三相電源
対応圧縮機16Aであるものの、端子板32Aへの電源
配線33R、33S、33Tの接続が誤配線(逆相誤配
線)であると判断して警報を出力する(S5)。このと
きに、マイクロコンピュータ35は、三相電源対応圧縮
機16Aを制御するための専用のプログラムを選択しな
い。
ップS3において、SーT位相差がRーS位相差に対し
逆相であると判断した場合には、圧縮機16が三相電源
対応圧縮機16Aであるものの、端子板32Aへの電源
配線33R、33S、33Tの接続が誤配線(逆相誤配
線)であると判断して警報を出力する(S5)。このと
きに、マイクロコンピュータ35は、三相電源対応圧縮
機16Aを制御するための専用のプログラムを選択しな
い。
【0050】前述のステップS2において、マイクロコ
ンピュータ35は、R−S位相差パルス信号及びS−T
位相差パルス信号がともに入力されていないと判断した
ときに、電源検出回路36からマイクロコンピュータ3
5にR−S位相差パルス信号のみが入力されたと判断し
て、電源部30を単相電源部30Bと仮判断し、圧縮機
16を単相電源対応圧縮機16Bと仮判定する(S
6)。
ンピュータ35は、R−S位相差パルス信号及びS−T
位相差パルス信号がともに入力されていないと判断した
ときに、電源検出回路36からマイクロコンピュータ3
5にR−S位相差パルス信号のみが入力されたと判断し
て、電源部30を単相電源部30Bと仮判断し、圧縮機
16を単相電源対応圧縮機16Bと仮判定する(S
6)。
【0051】なお、本実施の形態では、制御装置13に
コネクタ38を経て、三相電源30Aまたは単相電源3
0BのR相電力及びS相電力が前述の如く入力され、T
相電力は入力されない。このことから、制御装置13の
マイクロコンピュータ35によって、電源部30及び圧
縮機16の種別を判定し、電源配線33R、33S、3
3Tの接続の適否を判定できるのは、このマイクロコン
ピュータ35が稼動状態にあるとき、即ち電源検出回路
36からマイクロコンピュータ35へR−S位相差パル
ス信号が入力されている場合に限られる。
コネクタ38を経て、三相電源30Aまたは単相電源3
0BのR相電力及びS相電力が前述の如く入力され、T
相電力は入力されない。このことから、制御装置13の
マイクロコンピュータ35によって、電源部30及び圧
縮機16の種別を判定し、電源配線33R、33S、3
3Tの接続の適否を判定できるのは、このマイクロコン
ピュータ35が稼動状態にあるとき、即ち電源検出回路
36からマイクロコンピュータ35へR−S位相差パル
ス信号が入力されている場合に限られる。
【0052】次に、マイクロコンピュータ35は、圧縮
機16を単相電源対応圧縮機16Bと仮判定した後に、
通常運転または試運転によって圧縮機16を稼動させる
(S7)。
機16を単相電源対応圧縮機16Bと仮判定した後に、
通常運転または試運転によって圧縮機16を稼動させる
(S7)。
【0053】その後、マイクロコンピュータ35は、圧
縮機電流検出回路37が電流を検出したか否かを判断す
る(S8)。
縮機電流検出回路37が電流を検出したか否かを判断す
る(S8)。
【0054】この圧縮機電流検出回路37のカレントト
ランス素子41が、室外機11Aでは電源配線33T
に、室外機11Bでは電源配線33Sにそれぞれ接続さ
れていることから、マイクロコンピュータ35は、ステ
ップS8において、圧縮機電流検出回路37が電流を検
出したと判断したときに、圧縮機16が単相電源対応圧
縮機16Bであると確定して判定し、更に、電源配線3
3R及び33Sへの端子板32Bへの接続が正常である
と判定する(S9)。このとき、マイクロコンピュータ
35は、単相電源対応圧縮機16Bを制御するための専
用のプログラムを選択する。
ランス素子41が、室外機11Aでは電源配線33T
に、室外機11Bでは電源配線33Sにそれぞれ接続さ
れていることから、マイクロコンピュータ35は、ステ
ップS8において、圧縮機電流検出回路37が電流を検
出したと判断したときに、圧縮機16が単相電源対応圧
縮機16Bであると確定して判定し、更に、電源配線3
3R及び33Sへの端子板32Bへの接続が正常である
と判定する(S9)。このとき、マイクロコンピュータ
35は、単相電源対応圧縮機16Bを制御するための専
用のプログラムを選択する。
【0055】ステップS8において、圧縮機電流検出回
路37が電流を検出していないと判断したときには、マ
イクロコンピュータ35は、圧縮機電流検出回路37の
回路が不良であると判定するか、または、圧縮機16が
三相電源対応圧縮機16Aであって、電源配線33R、
33S、33Tのうち電源配線33Tを端子板32Aの
T端子40Tに接続していない(即ちT相欠相)と判断
して、電源配線33R、33S、33Tの接続が誤配線
であると判定する(S10)。マイクロコンピュータ3
5は、これらの判定時に警報を出力するとともに、三相
電源対応圧縮機16Aまたは単相電源対応圧縮機16B
を制御するためのそれぞれに専用のプログラムを選択す
ることがない。
路37が電流を検出していないと判断したときには、マ
イクロコンピュータ35は、圧縮機電流検出回路37の
回路が不良であると判定するか、または、圧縮機16が
三相電源対応圧縮機16Aであって、電源配線33R、
33S、33Tのうち電源配線33Tを端子板32Aの
T端子40Tに接続していない(即ちT相欠相)と判断
して、電源配線33R、33S、33Tの接続が誤配線
であると判定する(S10)。マイクロコンピュータ3
5は、これらの判定時に警報を出力するとともに、三相
電源対応圧縮機16Aまたは単相電源対応圧縮機16B
を制御するためのそれぞれに専用のプログラムを選択す
ることがない。
【0056】従って、上記実施の形態によれば、次の効
果〜を奏する。 制御装置13のマイクロコンピュータ35は、電源部
30から圧縮機16へ供給される電源のR相電圧、S相
電圧、T相電圧の位相差パルス信号に基づき、この電源
部30の種別(三相電源部30Aまたは単相電源部30
B)を判断して、圧縮機16が三相電源対応圧縮機16
Aであるか単相電源対応圧縮機16Bであるかを判定す
るよう構成されている。このように、圧縮機16の対応
電源の種別(三相電源対応圧縮機16Aまたは単相電源
対応圧縮機16B)を制御装置13自身が判定するの
で、従来技術の如く、圧縮機16の対応電源の種別を認
識させるための設定スイッチを設ける必要がなく、コス
トを低減できる。
果〜を奏する。 制御装置13のマイクロコンピュータ35は、電源部
30から圧縮機16へ供給される電源のR相電圧、S相
電圧、T相電圧の位相差パルス信号に基づき、この電源
部30の種別(三相電源部30Aまたは単相電源部30
B)を判断して、圧縮機16が三相電源対応圧縮機16
Aであるか単相電源対応圧縮機16Bであるかを判定す
るよう構成されている。このように、圧縮機16の対応
電源の種別(三相電源対応圧縮機16Aまたは単相電源
対応圧縮機16B)を制御装置13自身が判定するの
で、従来技術の如く、圧縮機16の対応電源の種別を認
識させるための設定スイッチを設ける必要がなく、コス
トを低減できる。
【0057】制御装置13のマイクロコンピュータ3
5は、電源部30から圧縮機16へ供給される電源のR
相電圧、S相電圧、T相電圧の位相差パルス信号に基づ
き、電源部30が三相電源部30Aであると判断して、
圧縮機16を三相電源対応圧縮機16Aであると判定し
た場合、S−T位相差パルス信号がR−S位相差パルス
信号に対し正相であるか、逆相であるかを判断して、室
外機11Aにおける端子板32Aへの電源配線33R、
33S、33Tの接続の適否を判定するよう構成されて
いる。このように、圧縮機16が三相電源対応圧縮機1
6Aであることを制御装置13が判定するので、コスト
を低減できるとともに、室外機11Aの端子板32Aへ
の電源配線33R、33S、33Tの接続の適否を低コ
スト且つ簡単に判定できる。
5は、電源部30から圧縮機16へ供給される電源のR
相電圧、S相電圧、T相電圧の位相差パルス信号に基づ
き、電源部30が三相電源部30Aであると判断して、
圧縮機16を三相電源対応圧縮機16Aであると判定し
た場合、S−T位相差パルス信号がR−S位相差パルス
信号に対し正相であるか、逆相であるかを判断して、室
外機11Aにおける端子板32Aへの電源配線33R、
33S、33Tの接続の適否を判定するよう構成されて
いる。このように、圧縮機16が三相電源対応圧縮機1
6Aであることを制御装置13が判定するので、コスト
を低減できるとともに、室外機11Aの端子板32Aへ
の電源配線33R、33S、33Tの接続の適否を低コ
スト且つ簡単に判定できる。
【0058】制御装置13のマイクロコンピュータ3
5は、電源部30から圧縮機16へ供給される電源のR
相電圧、S相電圧、T相電圧の位相差パルス信号に基づ
き、電源部30が単相電源部30Bであると仮判断し
て、圧縮機16を単相電源対応圧縮機16Bであると仮
判定した場合、電源部30から圧縮機16へ供給される
電流の有無を判断し、電流有りの場合に圧縮機16を単
相電源対応圧縮機16Bと確定して判定し、無しの場合
に圧縮機16を三相電源対応圧縮機16Aと判定し、更
に、室外機11の端子板32への電源配線33R、33
S、33Tの接続の適否を判定するよう構成されてい
る。このように、圧縮機16が三相電源対応圧縮機16
Aまたは単相電源対応圧縮機16Bであることを制御装
置13自身が判定するので、コストを低減できるととも
に、室外機11の端子板32への電源配線33R、33
S、33Tの配線の適否も簡単且つ低コストに判定でき
る。
5は、電源部30から圧縮機16へ供給される電源のR
相電圧、S相電圧、T相電圧の位相差パルス信号に基づ
き、電源部30が単相電源部30Bであると仮判断し
て、圧縮機16を単相電源対応圧縮機16Bであると仮
判定した場合、電源部30から圧縮機16へ供給される
電流の有無を判断し、電流有りの場合に圧縮機16を単
相電源対応圧縮機16Bと確定して判定し、無しの場合
に圧縮機16を三相電源対応圧縮機16Aと判定し、更
に、室外機11の端子板32への電源配線33R、33
S、33Tの接続の適否を判定するよう構成されてい
る。このように、圧縮機16が三相電源対応圧縮機16
Aまたは単相電源対応圧縮機16Bであることを制御装
置13自身が判定するので、コストを低減できるととも
に、室外機11の端子板32への電源配線33R、33
S、33Tの配線の適否も簡単且つ低コストに判定でき
る。
【0059】以上、本発明を上記実施の形態に基づいて
説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。
説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。
【0060】
【発明の効果】以上のように、請求項1乃至3のいずれ
かに記載の発明に係る制御対象機器の対応電源判定方法
によれば、制御対象機器の対応電源の種別を低コストで
判定できる。
かに記載の発明に係る制御対象機器の対応電源判定方法
によれば、制御対象機器の対応電源の種別を低コストで
判定できる。
【0061】また、請求項2または3に記載の発明に係
る制御対象機器の対応電源判定方法によれば、制御対象
機器への電源配線の適否を簡単に判定できる。
る制御対象機器の対応電源判定方法によれば、制御対象
機器への電源配線の適否を簡単に判定できる。
【0062】請求項4乃至6のいずれかに記載の発明に
係る制御装置によれば、制御対象機器の対応電源の種別
を低コストで判定できる。
係る制御装置によれば、制御対象機器の対応電源の種別
を低コストで判定できる。
【0063】また、請求項5または6に記載の発明に係
る制御装置によれば、制御対象機器への電源配線の適否
を簡単に判定できる。
る制御装置によれば、制御対象機器への電源配線の適否
を簡単に判定できる。
【0064】請求項7乃至9のいずれかに記載の発明に
係る空気調和装置によれば、圧縮機の対応電源の種別を
低コストで判定できる。
係る空気調和装置によれば、圧縮機の対応電源の種別を
低コストで判定できる。
【0065】更に、請求項8または9に記載の発明に係
る空気調和装置によれば、圧縮機への電源配線の適否を
簡単に判定できる。
る空気調和装置によれば、圧縮機への電源配線の適否を
簡単に判定できる。
【図1】本発明に係る空気調和装置の一実施の形態を示
す冷媒回路図及び電源回路図を示す回路図である。
す冷媒回路図及び電源回路図を示す回路図である。
【図2】図1の制御装置等を、三相電源とともに示す電
源回路図である。
源回路図である。
【図3】図1の制御装置を、単相電源とともに示す電源
回路図である。
回路図である。
【図4】図1の制御装置の判定動作を示すフローチャー
トである。
トである。
【図5】図2または図3の電源検出回路から出力される
R−S位相差パルス信号、S−T位相差パルス信号等を
それぞれ示すタイミングチャートである。
R−S位相差パルス信号、S−T位相差パルス信号等を
それぞれ示すタイミングチャートである。
【図6】図5のタイミングチャートから判断される正相
パターン、逆相パターンをそれぞれ示す図である。
パターン、逆相パターンをそれぞれ示す図である。
10 空気調和装置 11、11A、11B 室外機 13 制御装置 16 圧縮機(制御対象機器) 16A 三相電源対応圧縮機(制御対象機器) 16B 単相電源対応圧縮機(制御対象機器) 30 電源部 30A 三相電源部 30B 単相電源部 33R、33S、33T 電源配線 35 マイクロコンピュータ 36 電源検出回路(電源検出器) 37 圧縮機電流検出回路(電流検出器)
フロントページの続き Fターム(参考) 3L060 AA04 CC10 DD08 EE02 5H575 AA06 BB07 BB08 BB10 DD01 DD03 DD05 FF01 HA06 JJ03 LL22 LL30 MM08 MM11
Claims (9)
- 【請求項1】 電源部から制御対象機器へ供給される電
源のR相、S相、T相の位相差に基づき、この電源の種
別を判断して、上記制御対象機器の対応電源の種別を判
定することを特徴とする制御対象機器の対応電源判定方
法。 - 【請求項2】 電源部から制御対象機器へ供給される電
源のR相、S相、T相の位相差に基づき、この電源を三
相電源であると判断して、上記制御対象機器の対応電源
を三相電源であると判定した場合、上記位相差が逆相で
あるか否かを判断して、上記制御対象機器への電源配線
の接続の適否を判定することを特徴とする制御対象機器
の対応電源判定方法。 - 【請求項3】 電源部から制御対象機器へ供給される電
源のR相、S相、T相の位相差に基づき、この電源を単
相電源であると仮判断して、上記制御対象機器の対応電
源を単相電源であると仮判定した場合、上記電源部から
上記制御対象機器へ供給される電流の有無を判断するこ
とにより、上記制御対象機器の対応電源を確定するとと
もに、この制御対象機器への電源配線の接続の適否を判
定することを特徴とする制御対象機器の対応電源判定方
法。 - 【請求項4】 電源部から制御対象機器へ供給される電
源を電源検出器が検出し、この電源検出器にて検出され
た電源のR相、S相、T相の位相差に基づき、上記電源
部から供給される電源の種別を判断して、上記制御対象
機器の対応電源の種別を判定するよう構成されたことを
特徴とする制御装置。 - 【請求項5】 電源部から制御対象機器へ供給される電
源を電源検出器が検出し、この電源検出器にて検出され
た電源のR相、S相、T相の位相差に基づき、上記電源
部から供給される電源を三相電源であると判断して、上
記制御対象機器の対応電源を三相電源であると判定した
場合、上記位相差が逆相であるか否かを判断して、上記
制御対象機器への電源配線の接続の適否を判定するよう
構成されたことを特徴とする制御装置。 - 【請求項6】 電源部から制御対象機器へ供給される電
源を電源検出器が検出し、この電源検出器にて検出され
た電源のR相、S相、T相の位相差に基づき、上記電源
部から供給される電源を単相電源であると仮判断して、
上記制御対象機器の対応電源を単相電源であると仮判定
した場合、上記電源部から上記制御対象機器へ供給され
る電流の有無を判断することにより、上記制御対象機器
の対応電源を確定するとともに、この制御対象機器への
電源配線の接続の適否を判定するよう構成されたことを
特徴とする制御装置。 - 【請求項7】 室外機に設置された圧縮機へ電源部から
電源が供給され、上記圧縮機の運転を制御装置が制御す
る空気調和装置において、 上記制御装置は、電源検出器にて検出された、電源部か
ら上記圧縮機へ供給される電源のR相、S相、T相の位
相差に基づき、上記電源部から供給される電源の種別を
判断して、上記圧縮機の対応電源の種別を判定するよう
構成されたことを特徴とする空気調和装置。 - 【請求項8】 室外機に設置された圧縮機へ電源部から
電源が供給され、上記圧縮機の運転を制御装置が制御す
る空気調和装置において、 上記制御装置は、電源検出器にて検出された、電源部か
ら上記圧縮機へ供給される電源のR相、S相、T相の位
相差に基づき、上記電源部から供給される電源を三相電
源であると判断して、上記圧縮機の対応電源を三相電源
であると判定した場合、上記位相差が逆相であるか否か
を判断して、上記圧縮機への電源配線の接続の適否を判
定するよう構成されたことを特徴とする空気調和装置。 - 【請求項9】 室外機に設置された圧縮機へ電源部から
電源が供給され、上記圧縮機の運転を制御装置が制御す
る空気調和装置において、 上記制御装置は、電源検出器にて検出された、電源部か
ら上記圧縮機へ供給される電源のR相、S相、T相の位
相差に基づき、上記電源部から供給される電源を単相電
源であると仮判断して、上記圧縮機の対応電源を単相電
源であると仮判定した場合、上記電源部から上記圧縮機
へ供給される電流の有無を判断することにより、上記圧
縮機の対応電源を確定するとともに、この圧縮機への電
源配線の接続の適否を判定するよう構成されたことを特
徴とする空気調和装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001051496A JP2002262595A (ja) | 2001-02-27 | 2001-02-27 | 制御対象機器の対応電源判定方法、制御装置及び空気調和装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001051496A JP2002262595A (ja) | 2001-02-27 | 2001-02-27 | 制御対象機器の対応電源判定方法、制御装置及び空気調和装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002262595A true JP2002262595A (ja) | 2002-09-13 |
Family
ID=18912270
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001051496A Pending JP2002262595A (ja) | 2001-02-27 | 2001-02-27 | 制御対象機器の対応電源判定方法、制御装置及び空気調和装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002262595A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JPWO2021100397A1 (ja) * | 2019-11-19 | 2021-05-27 |
-
2001
- 2001-02-27 JP JP2001051496A patent/JP2002262595A/ja active Pending
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