JPH10227506A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JPH10227506A
JPH10227506A JP8303169A JP30316996A JPH10227506A JP H10227506 A JPH10227506 A JP H10227506A JP 8303169 A JP8303169 A JP 8303169A JP 30316996 A JP30316996 A JP 30316996A JP H10227506 A JPH10227506 A JP H10227506A
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compressor
duty ratio
air conditioner
switching signal
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智英 船越
Kazunobu Hosogai
和伸 細貝
Hiroyuki Nunokawa
廣之 布川
Yoshinori Nakayama
義紀 中山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 特別な部品を用いることなく空気調和機に供
給される電力の異常電圧を検出する。 【解決手段】 コンプレッサの運転周波数に基づくコン
プレッサモータの目標回転数nに応じて設定されたデュ
ーテー比のステップと、実際のスイッチング信号の生成
に用いられているデューテー比のステップを読込んで比
較し、デューテー比に所定値以上の差があり、かつ、実
際のデューテー比のステップが高い電圧を出力するもの
であるときには、電圧異常検出用のタイマをリセット/
スタートさせる(ステップ220〜224)。この後、
所定時間経過してもデューテー比の差が所定以上に開い
ているときには、電圧異常(低電圧)と判定してコンプ
レッサモータを停止させ、電圧異常が発生を表示する
(ステップ226〜236)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷凍サイクルによ
って室内の空気調和を図る空気調和機に係り、コンプレ
ッサを回転駆動するコンプレッサモータに印加される電
圧から供給される電力の異常の有無を判定する空気調和
機に関する。
【0002】
【従来の技術】室内の空気調和を図る空気調和機(以下
「エアコン」という)は、冷凍サイクル中に設けている
コンプレッサの能力を制御することにより、効率的に室
内の冷房ないし暖房を行うと共に、省エネを図ることが
できるようになっている。
【0003】エアコンには、省電力と共に効率的な空調
運転を行うためにコンプレッサの運転周波数を制御する
所謂インバータエアコンが一般的となっている。このよ
うなエアコンのコンプレッサを運転(回転駆動)するコ
ンプレッサモータには、回転数の正確な制御、スリップ
ロスの低減及びノイズの発生を防止するために、ブラシ
レス直流モータを用いたものがある。
【0004】一方、エアコンには、運転電力として電灯
電力を用いた単相100V又は単相200Vの何れかで
運転されるものがある。エアコンでは、運転電力として
供給される100V又は200Vの交流電力をスイッチ
ング電源回路等を用いて定電圧の直流に変換して、種々
の制御回路の動作に用いる。また、コンプレッサモータ
を運転するときには、コンプレッサモータの回転位置に
対応する固定子巻線が通電されるように直流電力の通電
を制御している。
【0005】ところで、エアコンに限らず、種々の電気
用品では、例えば100Vで動作する機器に誤って20
0Vの電圧を印加してしまったときに、電気用品を保護
するためにヒューズ等の保護部品が設けられている。こ
のような保護部品によって高電圧に対する保護を行って
いる。
【0006】しかしながら、ヒューズ等の保護部品は、
所定以上の電圧が印加されたときに電気用品や内部の機
器を保護するように作動するが、低電圧に対しては動作
しない。一方、エアコンでは、スイッチング電源によっ
て直流の定電圧を生成しているために、供給される交流
電圧が低くとも、制御回路の動作が可能となる。また、
コンプレッサモータも電圧が低くても駆動可能となって
いる。このため、例えば、定格電圧が単相200Vのエ
アコンに単相100Vの交流電力を供給すると、低能力
でしか運転できないという問題がある。このような定格
電圧よりも低い電圧で運転してしまうのを防止するため
には、電圧検出のための部品を特別に設ける必要が生じ
てしまう。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事実に鑑
みてなされたものであり、電圧検出用の特別な部品を設
けることなく、誤って定格電圧より低い電圧が供給され
たときに、適切に運転を停止する空気調和機を提案する
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明は、交流電力を整流した電力で各機器の制御を
行い、運転環境条件及び設定された運転条件に基づい
て、冷凍サイクルを形成する回転型のコンプレッサの回
転数を制御して室内の空気調和を図る空気調和機であっ
て、コンプレッサの回転数に対応する電圧を予め格納し
ている記憶手段と、前記電力から前記電圧の電力を得る
ためのスイッチング信号を出力するスイッチング信号発
生手段と、前記スイッチング信号に基づく電力を発生す
る電力生成手段と、前記電力生成手段から出力される電
力によって駆動されて前記コンプレッサを回転駆動する
コンプレッサモータと、前記コンプレッサの実回転数が
目標回転数に至るように前記スイッチング信号発生手段
の動作を補正する電圧制御手段と、前記電力生成手段に
よって出力が補正された後の電圧と前記記憶手段に格納
された前記電圧とを比較し、該比較結果に基づいて異常
の有無を判定する異常判定手段と、を含むことを特徴と
する。
【0009】この発明によれば、コンプレッサの回転数
のフィードバック制御を行うときに、スイッチング信号
のデューテー比を変化させる。このとき、回転数に応じ
て予め定められたデューテー比と実際のデューテー比を
比較することにより、規定の電圧の電力が供給されてい
るか否かを判断する。
【0010】PWM理論に基づいて制御される出力電圧
は、供給される交流電力から得られる直流電圧と、スイ
ッチング信号のONデューテーによって定まる。また、
コンプレッサモータ内のコイルに誘起される逆起電力に
よって、コンプレッサモータの回転数が得られる。コン
プレッサモータの回転数は、出力電圧を変えることによ
って変えられる。したがって、回転数が目標回転数に至
るように出力電圧を変えるフィードバック制御が可能と
なる。
【0011】このため、回転数が同じでも、供給電圧が
所定の定格電圧の時と、異なる電圧の時では、スイッチ
ング信号のデューテー比が変化する。
【0012】異常判定手段は、このデューテー比を比較
することにより規定の電圧が供給されているか否かを判
定する。
【0013】このような本発明によって検出する異常電
圧は、規定の電圧より高い電圧の検出も可能であるが、
特に規定の電圧より低いときには、電圧検出手段を用い
ることなく電圧異常を検出することができる。
【0014】また、本発明では、異常判定手段の判定結
果に基づいて、コンプレッサモータの運転を停止するこ
とが好ましく、さらに好ましくは、異常電圧を検出した
ために運転を停止した旨の表示を行うことである。この
ような表示は、室内ユニットに設けたランプの点滅ない
しリモコンへの表示などが可能である。また、判定結果
をさらに記憶する記憶手段を設けることがさらに好まし
い。これによって、メンテナンス時に空気調和機が運転
を停止した原因を明確にすることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下に本発明の一実施の形態を説
明する。
【0016】図1には本実施の形態に適用した空気調和
機(以下「エアコン10」という)の冷凍サイクルを示
している。このエアコン10は、室内ユニット12と室
外ユニット14によって構成されており、図示しないリ
モコンスイッチによって室内ユニット12へ操作信号を
送出することにより、運転モード、運転条件等の設定が
行われると共に、運転/停止操作が可能となっている。
【0017】室内ユニット12と室外ユニット14の間
には、冷媒を循環させる太管の冷媒配管16Aと、細管
の冷媒配管16Bが対で設けられており、それぞれの一
端が室内ユニット12に設けられている熱交換器18に
接続されている。
【0018】冷媒配管16Aの他端は、室外ユニット1
4のバルブ20Aに接続されている。このバルブ20A
は、マフラー22Aを介して四方弁24に接続されてい
る。この四方弁24には、それぞれがコンプレッサ26
に接続されているアキュムレータ28とマフラー22B
が接続されている。さらに、室外ユニット14には、熱
交換器30が設けられている。この熱交換器30は、一
方が四方弁24に接続され、他方が冷暖房用のキャピラ
リチューブ32、ストレーナ34、電動膨張弁36、モ
ジュレータ38を介してバルブ20Bに接続されてい
る。
【0019】バルブ20Bには、冷媒配管16Bの他端
が接続されており、これによって、室内ユニット12と
室外ユニット14の間に冷凍サイクルを形成する冷媒の
密閉された循環路が構成され、コンプレッサ26の回転
により冷媒が循環され、冷凍サイクルによる運転が行わ
れる。
【0020】エアコン10では、四方弁24の切り換え
によって、運転モードが冷房モード(ドライモード)と
暖房モードとに切り換えられる。また、電動膨張弁36
の弁開度を制御することにより、減圧量が調整される。
なお、図1では、矢印で冷房モード(冷房運転)と暖房
モード(暖房運転)におけるそれぞれの冷媒の流れを示
している。
【0021】図2には、室内ユニット12の概略断面を
示している。この室内ユニット12には、図示しない室
内の壁面に取り付けられる取付ベース40の上下(図2
の紙面上下)に係止されるケーシング42によって内部
が覆われている。このケーシング42内には、中央部に
クロスフローファン44が配置されている。熱交換器1
8は、クロスフローファン44の前面側から上面側に渡
って配置されている。図4にも示されるように、ケーシ
ング42には、前面側から上面側にわたって吸込み口4
6が形成された開閉カバー42Aが設けられており、こ
の開閉カバー42Aと熱交換器18の間にフィルタ48
が配置されている。また、ケーシング42の下部には、
吹出し口50が形成されている。
【0022】これにより、室内ユニット12では、クロ
スフローファン44の回転によって、吸込み口46から
室内の空気が吸込まれ、フィルタ48及び熱交換器18
を通過した後、吹出し口50から室内へ向けて吹き出さ
れる。また、室内ユニット12では、冷凍サイクルによ
って熱交換器18が冷却または加熱されており、室内か
ら吸込んだ空気が熱交換器18を通過するときに、熱交
換器18によって所定の温度に冷却または加熱してお
り、この空気を室内へ吹出すことにより室内の空気調和
を図っている。
【0023】吹出し口50内には、左右フラップ52及
び上下フラップ54が設けられており、左右フラップ5
2及び上下フラップ54によって、吹き出される空調風
の向きが変えられるようになっている。
【0024】図3に示されるように、室内ユニット12
には、電源基板56、コントロール基板58及びパワー
リレー基板60が設けられている。エアコン10を運転
するための電力が供給される電源基板56には、モータ
電源62、制御回路電源64、シリアル電源66及び駆
動回路68が設けられている。また、コントロール基板
58には、シリアル回路70、駆動回路72及びマイコ
ン74が設けられている。
【0025】電源基板56の駆動回路68には、クロス
フローファン44を駆動するファンモータ76(例えば
DCブラシレスモータ)が接続されており、コントロー
ル基板58に設けられているマイコン74からの制御信
号に応じてモータ電源62から駆動電力を供給する。こ
のとき、マイコン74は、駆動回路68からの出力電圧
を12V〜36Vの範囲で256ステップで変化させる
ように制御する。
【0026】コントロール基板58の駆動回路72に
は、パワーリレー基板60及び上下フラップ54を操作
する上下フラップモータ78が接続されている。パワー
リレー基板60には、パワーリレー80と温度ヒューズ
等が設けられており、マイコン74からの信号によっ
て、パワーリレー80を操作し、室外ユニット14へ電
力を供給するための接点80Aを開閉する。エアコン1
0は、接点80Aが閉じられることにより、室外ユニッ
ト14へ電力が供給されて運転される。
【0027】また、上下フラップモータ78は、マイコ
ン74の制御信号に応じて制御されて、上下フラップ5
4を操作する。上下フラップ54が、上下方向へスイン
グされることにより、室内ユニット12の吹出し口50
から吹き出される空気の吹出し方向が上下方向へ変えら
れる。この上下フラップ54の操作は、吹出し風が任意
の方向へ向けられるように固定できるが、自動モードで
は、風向がランダムに変化するようにすることもでき
る。
【0028】このように、エアコン10の室内ユニット
12では、クロスフローファン44の回転と、上下フラ
ップ54の操作が制御されることにより、所望の風量及
び風向または室内を快適にするために制御された風量及
び風向で空調された空気を室内へ吹出すことができるよ
うになっている。
【0029】マイコン74及び電源回路56のシリアル
電源66に接続されているシリアル回路70は、室外ユ
ニット14へ接続されており、マイコン74は、このシ
リアル回路70を介して室外ユニット14との間でシリ
アル通信を行い、室外ユニット14の作動を制御するよ
うになっている。
【0030】また、室内ユニット12には、図示しない
リモコンスイッチからの操作信号を受信する受信回路及
び運転表示用の表示LED82B等を備えた表示基板8
2が設けられており、この表示基板82がマイコン74
に接続されている。図4に示されるように、表示基板8
2の表示部82Aは、ケーシング42の下部に露出され
ており、運転表示LED82Bが、この表示部82Aに
設けられており、この運転表示LED82Bの点灯によ
りエアコン10が運転中であることを確認できるように
なっている。また、この表示部82Aで、リモコンから
の操作信号が受信されて、マイコン74に入力される。
【0031】図3に示されるように、マイコン74に
は、室内温度を検出する室温センサ84及び熱交換器1
8のコイル温度を検出する熱交温度センサ86が接続さ
れ、さらに、コントロール基板58に設けられているサ
ービスLED87及び運転切換スイッチ88が接続され
ている。図4に示されるように、サービスLED87及
び運転切換スイッチ88は、開閉カバー42A内に設け
られ、開閉カバー42Aを開くことにより露出されるよ
うになっている。
【0032】運転切換スイッチ88は、通常運転とメン
テナンス時等に行う試験運転との切換用であると共に、
電源スイッチ88A(図3参照)の接点を開放してエア
コン10への運転電力の供給を遮断できるようになって
いる。通常、この運転切換スイッチ88は、通常運転に
設定されている。また、サービスLED87は、メンテ
ナンス時に点灯操作したときに、点灯及び点滅状態によ
ってサービスマンに自己診断結果を知らせるようになっ
ている。
【0033】図3に示されるように、室内ユニット12
には、端子板90が設けられており、この端子板90の
ターミナル90A、90B、90Cを介して室外ユニッ
ト14に接続されている。
【0034】図5に示されるように、室外ユニット14
には、端子板92が設けられ、この端子板92のターミ
ナル92A、92B、92Cがそれぞれ、室内ユニット
12の端子板90のターミナル90A、90B、90C
に接続されている。これにより、室外ユニット14に
は、室内ユニット12から運転電力が供給されると共
に、室内ユニット12との間でシリアル通信が可能とな
っている。
【0035】この室外ユニット14には、整流基板9
4、コントロール基板96が設けられている。コントロ
ール基板96には、マイコン98共に、ノイズフィルタ
100A、100B、100C、シリアル回路102及
びスイッチング電源104等が設けられている。
【0036】整流基板94には、ノイズフィルタ100
Aを介して供給される電力を整流し、ノイズフィルタ1
00B、100Cを介して平滑化してスイッチング電源
104へ出力する。スイッチング電源104は、マイコ
ン98と共にインバータ回路106に接続されている。
これにより、マイコン98から出力される制御信号に応
じて電圧が制御された電力をインバータ回路106から
コンプレッサモータ108へ出力され、コンプレッサ2
6が回転駆動される。
【0037】コントロール基板96には、四方弁26と
共に、電動膨張弁36の開度を調整するモータ120が
接続されている。また、室外ユニット14には、外気温
度を検出する外気温度センサ112、熱交換器30の温
度を検出するコイル温度センサ114及びコンプレッサ
26の温度を検出するコンプレッサ温度センサ116が
設けられており、これらがマイコン98に接続されてい
る。さらに、室外ユニット14には、熱交換器30に対
向して送風ファン112(図1参照)が設けられてお
り、コントロール基板96には、送風ファン112を回
転駆動するファンモータ110が接続されている。この
ファンモータ110は、マイコン98で設定された回転
数に応じて駆動されるようになっている。室外ユニット
14では、送風ファン112が回転駆動されることによ
り、外気が熱交換器30へ向けて送風され、熱交換器3
0を冷却するようになっている。
【0038】マイコン98は、運転モードに応じて四方
弁24を切り換えると共に、室内ユニット12からの制
御信号、外気温度センサ112、コイル温度センサ11
4及びコンプレッサ温度センサ116の検出結果に基づ
いて、コンプレッサモータ108の回転数(コンプレッ
サ26の能力)、ファンモータ110のオン・オフ等を
制御するとようになっている。
【0039】図6に示されるように、コンプレッサモー
タ108としては、三相のコイル140、142、14
4をY−結線(スター結線)したブラシレス直流モータ
を用いており、U、V、Wの三相のコイルに順次直流電
圧を印加することにより、回転して所定の駆動トルクが
得られるようになっている。マイコン98は、このコン
プレッサモータ108を駆動するために、コイルに印加
する直流電圧をPWM理論に基づいてスイッチング信号
のONデューテー比をを制御して所望の演歌電圧として
いる。
【0040】マイコン98で生成されたスイッチング信
号は、スイッチング電源104から出力される直流電力
と共にインバータ回路106へ入力される。
【0041】インバータ回路106には、6個のスイッ
チング素子Xa、Xb、Ya、Yb、Za、Zbとダイ
オード124(フライバックダイオード)、及びそれぞ
れのスイッチング素子Xa〜Zbを駆動するスイッチン
グ用アンプ122が設けられている。6個のスイッチン
グ素子Xa〜Zbとしては、パワートランジスタ、パワ
ーFET、IGBT等を用いることができる。
【0042】マイコン98は、スイッチング素子Xa〜
Zbのそれぞれに対するスイッチング信号をスイッチン
グ用アンプ122へ出力する。スイッチング用アンプ1
22は、入力されるスイッチング信号に応じてスイッチ
ング素子Xa〜Zbへ駆動電力を供給する。これによ
り、それぞれのスイッチング素子Xa〜Zbが、スイッ
チング信号に応じて駆動される。
【0043】コンプレッサモータ108の回転位置は、
二相通電とした場合、三相のコイルの端子電圧の和が、
非通電コイルに生じる誘起電圧となるので、この誘起電
圧の変化から検知することができる。なお、コンプレッ
サモータ108の回転位置に対するコイルの通電パター
ン(通電順序)は、汎用のパターンを用いることができ
るので、本実施の形態では詳細な説明を省略する。
【0044】コイルへの電圧供給は、コンプレッサモー
タ108内の図示しない回転子の回転位置と整合させる
ことが必要であり、このために回転子の検出が必要であ
るが、他の検出方法としては、InSb(インジウム・アン
チモン)等を用いたn型半導体により構成されたホール
素子を用いて回転子の位置を直接検出する方法がある。
このホール素子は熱に弱く、コンプレッサモータ108
では、コンプレッサ26によって圧縮される冷媒によっ
て高温となるために誤動作等のおそれがある。このため
に、本実施の形態に適用したエアコン10では、2つの
相間に供給される電圧によって残りの相のコイルに電磁
誘導によって誘起される電圧を検出し、この誘起された
電圧値から回転子の位置を検出するようになっている。
【0045】一方、スイッチング信号を生成するときの
ONデューテーは、コンプレッサ26で必要とされる運
転能力(運転周波数)に応じて設定される。コンプレッ
サモータ108では、コンプレッサ26の運転周波数に
応じた駆動トルクを発生させる必要があるために、この
電圧vは、コンプレッサモータ108の実回転数がコン
プレッサ26を所定の運転周波数で駆動するための目標
回転数に至るように制御される。
【0046】すなわち、コンプレッサモータ108の目
標回転数に対して検出される実回転数が高いときには、
スイッチング信号のデューテー比(ONデューテー)を
小さくするために、電圧vのステップを下げる。また、
検出した実回転数が低いときには、スイッチング信号の
デューテー比を大きくするために電圧vのステップを上
げるようになっている。
【0047】一方、マイコン98では、コンプレッサモ
ータ108の目標回転数毎に予め記憶した電圧v(デュ
ーテー比)のステップと、フィードバック制御による実
際の電圧v(デューテー比)のステップとを比較し、実
際のデューテー比が設定したデューテー比より高い状態
が継続しているときには、エアコン10に供給される電
源電圧が低いと判断する。すなわち、エアコン10の2
00Vの電圧が供給されていなければならないときに、
100Vの電圧が供給されると、周波数fに応じて設定
したデューテー比のスイッチング信号では、コンプレッ
サモータ108への供給電圧が低くなる。このようにフ
ィードバック制御を行うことにより、コンプレッサモー
タ108への供給電圧が上昇したままになる。このと
き、デューテー比(ステップ数)を比較することによ
り、エアコン10に規定の電圧が供給されているか否か
を判断することができる。
【0048】室外ユニット14のマイコン98では、供
給される電源電圧が低いと判断すると、コンプレッサ2
6の運転、すなわちコンプレッサモータ108の駆動を
停止する。
【0049】一方、室内ユニット12のマイコン74
は、コンプレッサ26の運転が停止すると、電源電圧が
異常に低いと判断して、表示基板82に設けている運転
表示用の表示LED82Bを点滅させて、供給電圧が低
いために運転を停止した旨の表示を行うと共に、自己診
断回路に記憶して、メンテナンス時の表示できるように
している。
【0050】以下に本実施の形態の作用を説明する。
【0051】エアコン10では、冷房運転、暖房運転及
びドライ運転に加えて空気清浄運転等が設定可能であ
り、設定された運転モードに基づいた運転を開始する。
このとき、自動運転が設定されると、外気温度または室
内温度と設定温度に基づいて運転モードが自動的に選択
されて空調運転を行う。
【0052】エアコン10は運転操作がなされて空調運
転を開始すると、設定温度と室内温度を測定し、この測
定結果に基づいて、コンプレッサ26の運転周波数、風
量(クロスフローファン44の回転数)等を設定し、こ
の設定結果に基づいて空調運転を行う。これにより、室
内ユニット12が設けられているいる室内は、効率的に
所望の空調状態とされ、さらにこの空調状態が維持され
る。
【0053】一方、エアコン10の室外ユニット14で
は、コンプレッサ26の運転周波数が設定されると、こ
の設定された運転周波数に基づいてコンプレッサモータ
108を駆動するためのスイッチング信号を生成する。
このために、マイコン98では、先ず、スイッチング信
号の基本となる目標回転数nに応じた電圧v(デューテ
ー比)のステップを設定する。マイコン98では、この
設定結果に基づいて、スイッチング信号を生成してコン
プレッサモータ98を駆動する。次いで、実回転数と目
標回転数nの大小に応じて電圧(ONデューテー)を補
正して、コンプレッサモータ108の実回転数が目標回
転数nに至るようにする。
【0054】ところで、マイコン98では、コンプレッ
サモータ108を駆動するためのスイッチング信号を生
成するときに、コンプレッサモータ108に誘起される
電圧の変化を検出し、この検出結果に基づいて、夫々の
コイルへの通電を切り換える。このとき、通電中の電圧
を所定のONデューテーでスイッチングして電圧vを変
化させる。エアコン10に規定の電源電圧が供給されて
いるか、すなわち、エアコン10に誤って低い電圧が供
給されていないかの判断は、このONデューテーの値を
比較して行われる。
【0055】ここで、図7及び図8のフローチャートを
参照しながら、異常電圧検出の一例を説明する。
【0056】図7には、スイッチング信号により生成さ
れる電圧v(デューテー比)の制御の一例を示しおり、
このフローチャートは、コンプレッサ26の運転周波数
が設定されると実行され、最初のステップ200では、
コンプレッサ26の運転周波数に基づいて設定されるコ
ンプレッサモータ108を駆動するためのスイッチング
信号のデューテー比を読込む(コンプレッサモータ10
8の目標回転数nを読込み)。
【0057】次のステップ202では、設定された目標
回転数nに基づいて電圧vを設定する。この電圧vは、
回転数に応じて予めデューテー比のステップが記憶部に
記憶されており、回転数に応じてデューテー比のステッ
プが設定される。
【0058】このようにして、目標回転数nに対して電
圧vに相当するデューテー比のステップが設定される
と、このステップに基づいてスイッチング信号が生成さ
れ、このスイッチング信号によってインバータ回路10
6から出力される直流電力が制御されてコンプレッサモ
ータ108が駆動される。
【0059】一方、ステップ206では、コンプレッサ
モータ108の図示しない回転子の位置検出のために、
非通電のコイルに誘起される電圧の変化を検出すると、
この検出電圧を読込む。この誘起電圧の変化に基づいて
通電するコイルの組み合わせを制御する。このとき、コ
ンプレッサモータ108の実回転数が検出される。
【0060】次のステップ208では、実回転数と記憶
している目標回転数nとを比較して、コンプレッサモー
タ108の実回転数が設定した目標回転数nよりも高い
か低いかを判断する。
【0061】ここで、検出した実回転数が高いときに
は、ステップ210へ移行し、設定しているデューテー
比のステップを1ステップ下げる。これによって、次に
1ステップ下げられたデューテー比に基づいてスイッチ
ング信号が生成される。
【0062】一方、検出した実回転数が低いときには、
ステップ208からステップ212へ移行して、逆にデ
ューテー比を高くするよう1ステップ上昇させる。これ
によって、スイッチング信号のデューテー比が大きくさ
れ、インバータ回路106から出力される電圧が上昇す
る。
【0063】このようにして、コンプレッサモータ10
8へ供給する電圧を制御することにより、コンプレッサ
モータ108に目標回転数nに応じた駆動トルクを発生
させて、コンプレッサ26を安定させて運転することが
できる。なお、検出された電圧との比較結果によってデ
ューテー比のステップを1ステップずつ上下させるよう
に説明したが、これに限らず検出した電圧との差に応じ
たステップ数で変化させるようにしても良い。
【0064】図8には、異常電圧を検出するための割込
みルーチンを示している。このフローチャートは、電圧
制御(回転数制御)と並行して実行され、最初のステッ
プ220では、目標回転数nに応じて記憶されたデュー
テー比のステップと、実際のスイッチング信号の生成に
用いられているデューテー比のステップを読込む。
【0065】次のステップ222では、目標回転数nに
応じて記憶されているデューテー比のステップと、現在
のデューテー比のステップとを比較する。
【0066】ここで、周波数に応じたデューテー比と実
際のデューテー比との差が所定値以上であり、かつ、実
際のデューテー比が大きいときには、エアコン10に供
給される電圧に異常が生じているおそれがあるとして、
このステップ222で肯定判定されてステップ224へ
移行する。ステップ224では、異常検出用のタイマを
リセット/スタートさせる。
【0067】次にステップ226、228では、前記し
たステップ220、222と同様に実際のデューテー比
のステップを読込んで目標回転数nに応じたデューテー
比のステップと比較し、実際のデューテー比のステップ
が下がってインバータ回路106から出力される電圧が
下げられているとき(否定判定)には、電圧異常が発生
していないと判断して、ステップ230へ移行し、電圧
異常検出用のタイマを停止させる。
【0068】一方、実際のデューテー比が目標回転数n
に応じたデューテー比よりも大きい状態が継続している
ときには、ステップ228で肯定判定されてステップ2
32へ移行する。このステップ232では、電圧異常検
出用のタイマがタイムアップしたか否かを判断する。な
お、この電圧異常検出用のタイマによる計測時間は、3
0秒〜数分の間に設定されており、これによって、短時
間のデューテー比の上昇を電圧異常と検出してしまうの
を防止している。
【0069】ここで、実際のデューテー比が目標回転数
nに応じたデューテー比よりも大きい状態が所定時間
(電圧異常検出用タイマの設定時間)以上継続される
と、ステップ232で肯定判定される。これによって、
マイコン98では、エアコン10に供給される電圧が異
常に低いと判断し、ステップ234で、インバータ回路
106からのコンプレッサモータ108への電力の供給
を停止して、コンプレッサ26の運転を止める。また、
ステップ236では、室内ユニット12のマイコン74
へ電圧異常が生じている旨の信号を出力する。
【0070】室内ユニット12のマイコン74では、室
外ユニット14のマイコン98から電圧異常が発生して
いる旨の信号を受信すると、表示基板82に設けている
運転表示LED82Bを点滅させて報知すると共に、異
常状態を図示しないメモリに記憶する。
【0071】エアコン10の室内ユニット12では、運
転中は点灯状態である運転表示LED82Bが点滅する
ことにより、エアコン10に異常が生じていると判断で
きる。このとき、運転表示用LED82B以外の動作を
停止させるようにしても良い。
【0072】一方、マイコン74では、異常の発生をメ
モリに記憶しているので、メンテナンス時に、サービス
LED87の点灯操作を行うことにより、サービスLE
Dの点灯ないし点滅状態から、電圧異常、すなわち、通
常の運転電圧よりも低い電圧が供給されていることを検
出して停止した旨の確認を行うことができる。
【0073】このように、本実施の形態では、エアコン
10に供給される電圧を検出するために特別に部品を追
加することなく、誤って低い電圧が供給された時にも、
この電圧異常を確実に検出して停止させることができ
る。これによって、例えば、低い電圧が供給された状態
でコンプレッサ26が運転されてしまい、エアコン10
に電力を供給する配線に過電流が流れてしまうのを確実
に防止することができる。
【0074】なお、以上の説明は、本発明の一例を示す
ものであり、本発明の構成を限定するものではない。本
発明は、冷凍サイクルによって室内の空調を行う種々の
構成の空気調和機に適用でき、電力消費量の上昇を抑え
ることができると共に、冷媒圧力を緻密に制御し、室内
が快適となるように空調運転を行うことができる。
【0075】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明によれば、供
給される電圧を検出するための特別な部品を設けること
なく、定格よりも低い異常電圧の供給を判断することが
できる。これにより、本発明では、供給される異常電圧
を確実に検出して運転を停止させることができ、定格よ
りも低い電圧が供給された状態で運転されることによる
過電流の発生を確実に防止し、空気調和機へ電力を供給
するための配線を確実に保護することができるという優
れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に適用したエアコンの冷凍サイク
ルを示す概略図である。
【図2】室内ユニットを示す概略断面図である。
【図3】室内ユニットの回路構成の概略を示すブロック
図である。
【図4】室内ユニットの要部を示す概略斜視図である。
【図5】室外ユニットの回路構成の概略を示すブロック
図である。
【図6】インバータ回路の一例を示す概略構成図であ
る。
【図7】スイッチング信号を生成するためのデューテー
比の制御の概略を示すフローチャートである。
【図8】異常電圧検出の一例を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
10 エアコン 12 室内ユニット 14 室外ユニット 18 熱交換器 26 コンプレッサ 74 マイコン 98 マイコン(スイッチング信号発生手段、電圧制
御手段、異常判定手段) 106 インバータ回路(電力生成手段) 108 コンプレッサモータ 140、142、144 コイル
フロントページの続き (72)発明者 中山 義紀 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交流電力を整流した電力で各機器の制御
    を行い、運転環境条件及び設定された運転条件に基づい
    て、冷凍サイクルを形成する回転型のコンプレッサの回
    転数を制御して室内の空気調和を図る空気調和機であっ
    て、 コンプレッサの回転数に対応する電圧を予め格納してい
    る記憶手段と、 前記電力から前記電圧の電力を得るためのスイッチング
    信号を出力するスイッチング信号発生手段と、 前記スイッチング信号に基づく電力を発生する電力生成
    手段と、 前記電力生成手段から出力される電力によって駆動され
    て前記コンプレッサを回転駆動するコンプレッサモータ
    と、 前記コンプレッサの実回転数が目標回転数に至るように
    前記スイッチング信号発生手段の動作を補正する電圧制
    御手段と、 前記電力生成手段によって出力が補正された後の電圧と
    前記記憶手段に格納された前記電圧とを比較し、該比較
    結果に基づいて異常の有無を判定する異常判定手段と、 を含むことを特徴とする空気調和機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN115930398A (zh) * 2022-11-21 2023-04-07 珠海格力电器股份有限公司 一拖多空调器的控制方法、存储介质与一拖多空调器

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