JP2002022237A - 空気調和装置の圧縮機運転制御方法及び装置並びに空気調和装置 - Google Patents

空気調和装置の圧縮機運転制御方法及び装置並びに空気調和装置

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JP2002022237A JP2000212259A JP2000212259A JP2002022237A JP 2002022237 A JP2002022237 A JP 2002022237A JP 2000212259 A JP2000212259 A JP 2000212259A JP 2000212259 A JP2000212259 A JP 2000212259A JP 2002022237 A JP2002022237 A JP 2002022237A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 圧縮機への給電回路に力率改善コンデンサが
設置された場合にも、圧縮機の保護制御を良好に実施で
きるようにすること。 【解決手段】 圧縮機16へ供給される供給電流を電流
検出回路31にて検出し、圧縮機を制御する制御ユニッ
ト13は、この電流検出回路にて検出された電流を監視
して、この供給電流が保護基準電流値以上となったとき
に、この供給電流を遮断して圧縮機を保護制御する空気
調和装置の圧縮機運転制御装置30において、上記制御
ユニットは、圧縮機への給電回路に力率改善コンデンサ
35が設置されて、圧縮機へ供給される供給電流が減少
した場合、上記保護基準電流値を少なくとも上記供給電
流の減少分だけ低下させて、圧縮機の保護制御を実行す
るよう構成されたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、圧縮機へ供給され
る供給電流を監視して、圧縮機を保護する空気調和装置
の圧縮機運転制御方法及び装置並びに空気調和装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来の空気調和装置には、図9に示すよ
うに、室外機の圧縮機100へ供給される供給電流を電
流検出センサ101にて検出し、圧縮機100を含めた
室外ユニット及び室内ユニットを制御する制御ユニット
102が、電流検出センサ101にて検出された供給電
流を監視し、この供給電流が保護基準電流値以上となっ
て圧縮機100の異常を検出したときに、この供給電流
を遮断して圧縮機を保護制御する圧縮機運転制御装置を
備えたものがある。
【0003】一方、空気調和装置には、圧縮機100へ
の電源入力部に力率改善コンデンサ103を設置して、
空気調和装置の力率を高め、消費電力を削減するように
したものがある。
【0004】このように、力率改善コンデンサ103が
設置されると、圧縮機100へ供給される供給電流の実
行値は、図10に示すように減少してしまう。つまり、
圧縮機100へ供給される電流と電圧の位相差がφaか
らφb(<φa)に変化して、力率がcosφaからc
osφbへと改善されたとき、力率改善前に圧縮機10
0へ供給される電流Iaが、力率改善後に電流Ibにな
ったとする。電流Iaの実軸に沿う成分である有効電流
Irは電流Ibにおいても同一であるが、電流Iaの虚
軸に沿う成分である無効電流Ixが、力率改善コンデン
サ103による進み電流Iyによって、電流Ibにおい
ては無効電流Iz(=Ix−Iy)に変化する。それ
故、電流Ibが電流Iaよりも減少するのである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、圧縮機運転
制御装置の制御ユニット102は、上述の圧縮機100
の保護制御に際し、力率改善コンデンサ103が設置さ
れたことによる圧縮機100への供給電流の減少を考慮
していない。このため、制御ユニット102は、圧縮機
100へ供給される供給電流が過大であっても、この供
給電流が保護基準電流値以下であるため安全であると判
断して、そのまま上記過大な供給電流を圧縮機100へ
供給させ続けてしまう恐れがある。
【0006】本発明の目的は、上述の事情を考慮してな
されたものであり、圧縮機への給電回路に力率改善コン
デンサが設置された場合にも、圧縮機の保護制御を良好
に実施できる空気調和装置の圧縮機運転制御方法及び装
置並びに空気調和装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、圧縮機へ供給される供給電流を監視し、この供給電
流が保護基準電流値以上となったときに、この供給電流
を遮断して上記圧縮機を保護制御する空気調和装置の圧
縮機運転制御方法において、上記圧縮機への給電回路に
力率改善コンデンサが設置されて、上記圧縮機へ供給さ
れる供給電流が減少した場合、上記保護基準電流値を少
なくとも上記供給電流の減少分だけ低下させて、上記圧
縮機の保護制御を実行することを特徴とするものであ
る。
【0008】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、上記力率改善コンデンサによる力率が
既知の場合には、この力率に対応して予め設定された保
護基準電流値の選択により、圧縮機の保護制御を実行す
ることを特徴とするものである。
【0009】請求項3に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、上記力率改善コンデンサによる力率が
未知の場合には、圧縮機の運転中に、当該圧縮機へ供給
される電流と電圧との位相差から力率を算出し、この力
率に対応した保護基準電流値を設定することを特徴とす
るものである。
【0010】請求項4に記載の発明は、請求項3に記載
の発明において、上記保護基準電流値を、一定範囲毎の
力率に対しそれぞれ異なった値に設定することを特徴と
するものである。
【0011】請求項5に記載の発明は、請求項3に記載
の発明において、上記保護基準電流値を、異なる力率に
対しそれぞれ異なった値に設定することを特徴とするも
のである。
【0012】請求項6に記載の発明は、圧縮機へ供給さ
れる供給電流を電流検出手段にて検出し、上記圧縮機を
制御する制御ユニットは、この電流検出手段にて検出さ
れた電流を監視して、この供給電流が保護基準電流値以
上となったときに、この供給電流を遮断して上記圧縮機
を保護制御する空気調和装置の圧縮機運転制御装置にお
いて、上記制御ユニットは、上記圧縮機への給電回路に
力率改善コンデンサが設置されて、上記圧縮機へ供給さ
れる供給電流が減少した場合、上記保護基準電流値を少
なくとも上記供給電流の減少分だけ低下させて、上記圧
縮機の保護制御を実行するよう構成されたことを特徴と
するものである。
【0013】請求項7に記載の発明は、請求項6に記載
の発明において、上記制御ユニットは、力率改善コンデ
ンサによる力率が既知の場合、この力率に対応して予め
設定された保護基準電流値の選択により、圧縮機の保護
制御を実行するよう構成されたことを特徴とするもので
ある。
【0014】請求項8に記載の発明は、請求項6に記載
の発明において、上記制御ユニットは、力率改善コンデ
ンサによる力率が未知の場合、圧縮機の運転中に、当該
圧縮機へ供給される電流と電圧との位相差から力率を算
出し、この力率に対応した保護基準電流値を設定して、
圧縮機の保護制御を実行するよう構成されたことを特徴
とするものである。
【0015】請求項9に記載の発明は、請求項8に記載
の発明において、上記制御ユニットは、保護基準電流値
を、一定範囲毎の力率に対しそれぞれ異なった値に設定
することを特徴とするものである。
【0016】請求項10に記載の発明は、請求項8に記
載の発明において、上記制御ユニットは、保護基準電流
値を、異なる力率に対しそれぞれ異なった値に設定する
ことを特徴とするものである。
【0017】請求項11に記載の発明において、圧縮機
及び室外熱交換器を備えた室外ユニットと、室内熱交換
器を備えた室内ユニットと、これらの室外ユニット及び
室内ユニットを制御する制御ユニットとを有し、上記室
外ユニットには、上記圧縮機へ供給される供給電流を検
出する電流検出手段を備え、上記制御ユニットは、上記
電流検出手段にて検出された供給電流を監視して、この
供給電流が保護基準電流値以上となったときに、この供
給電流を遮断して上記圧縮機を保護制御する空気調和装
置において、上記制御ユニットは、上記圧縮機への給電
回路に力率改善コンデンサが設置されて、上記圧縮機へ
供給される供給電流が減少した場合、上記保護基準電流
値を少なくとも上記供給電流の減少分だけ低下させて、
上記圧縮機の保護制御を実行するよう構成されたことを
特徴とするものである。
【0018】請求項12に記載の発明は、請求項11に
記載の発明において、上記制御ユニットは、力率改善コ
ンデンサによる力率が既知の場合、この力率に対応して
予め設定された保護基準電流値の選択により、圧縮機の
保護制御を実行するよう構成されたことを特徴とするも
のである。
【0019】請求項13に記載の発明は、請求項11に
記載の発明において、上記制御ユニットは、力率改善コ
ンデンサによる力率が未知の場合、圧縮機の運転中に、
当該圧縮機へ供給される電流と電圧との位相差から力率
を算出し、この力率に対応した保護基準電流値を設定し
て、圧縮機の保護制御を実行するよう構成されたことを
特徴とするものである。
【0020】請求項14に記載の発明は、請求項13に
記載の発明において、上記制御ユニットは、保護基準電
流値を、一定範囲毎の力率に対しそれぞれ異なった値に
設定することを特徴とするものである。
【0021】請求項15に記載の発明は、請求項13に
記載の発明において、上記制御ユニットは、保護基準電
流値を、異なる力率に対しそれぞれ異なった値に設定す
ることを特徴とするものである。
【0022】請求項1乃至15に記載の発明には、次の
作用がある。
【0023】圧縮機への給電回路に力率改善コンデンサ
が設置されて、圧縮機へ供給される供給電流が減少した
場合、保護基準電流値を少なくとも上記供給電流の減少
分だけ低下させることから、圧縮機への給電回路に力率
改善コンデンサが設置された場合にも、圧縮機へ過大な
電流が流れることを確実に防止でき、圧縮機の安全性を
確保できる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面に基づき説明する。
【0025】〔A〕第1の実施の形態(図1〜図3) 図1は、本発明に係る空気調和装置の第1の実施の形態
を示す冷媒回路図である。図2は、図2の空気調和装置
における圧縮機運転制御装置を示す電気回路図である。
【0026】図1に示すように、空気調和装置10は、
室外ユニット11、室内ユニット12及び制御ユニット
13を有してなり、室外ユニット11の室外冷媒配管1
4と室内ユニット12の室内冷媒配管15とが、連結配
管24、25を介して連結されている。
【0027】室外ユニット11は室外に設置され、室外
冷媒配管14に圧縮機16が配設され、この圧縮機16
の吸込側にアキュムレータ17が、吐出側に四方弁18
が室外冷媒配管14を介してそれぞれ接続され、この四
方弁18に室外熱交換器19が室外冷媒配管14を介し
て接続されて構成される。室外熱交換器19には、この
室外熱交換器19へ向かって送風する室外ファン20が
隣接して配置されている。
【0028】一方、室内ユニット12は室内に設置さ
れ、室内冷媒配管15に室内熱交換器21が配設される
と共に、室内冷媒配管15において室内熱交換器21近
傍に電動膨張弁22が配設されて構成される。上記室内
熱交換器21には、この室内熱交換器21へ送風する室
内ファン23が隣接して配置されている。
【0029】また、上記制御ユニット13は、室外ユニ
ット11及び室内ユニット12の運転を制御し、具体的
には、室外ユニット11における圧縮機16、四方弁1
8及び室外ファン20、並びに室内ユニット12におけ
る電動膨張弁22及び室内ファン23をそれぞれ制御す
る。
【0030】制御ユニット13により四方弁18が切り
換えられることにより、空気調和装置10が冷房運転又
は暖房運転に設定される。つまり、制御ユニット13が
四方弁18を冷房側に切り換えたときには、冷媒が実線
矢印の如く流れ、室外熱交換器19が凝縮器に、室内熱
交換器21が蒸発器になって冷房運転状態となり、室内
ユニット12の室内熱交換器21が室内を冷房する。ま
た、制御ユニット13が四方弁18を暖房側に切り換え
たときには、冷媒が破線矢印の如く流れ、室内熱交換器
21が凝縮器に、室外熱交換器19が蒸発器になって暖
房運転状態となり、室内ユニット12の室内熱交換器2
1が室内を暖房する。
【0031】また、制御ユニット13は、室内ユニット
12の空調負荷に応じて、室内ユニット12における電
動膨張弁22の開度を制御し、室内ユニット12におけ
る室内ファン23を制御する。
【0032】制御ユニット13による圧縮機16の運転
制御は、図2に示す圧縮機運転制御装置30により実施
される。この圧縮機運転制御装置30は、上記制御ユニ
ット13の他、電流検出手段としての電流検出回路31
を有して構成され、室外ユニット11に設置される。ま
た、制御ユニット13は、CPU32(中央処理装置)
を備えてなる。
【0033】電流検出回路31は、圧縮機16の図示し
ない三相誘導電動機へ駆動電力を供給するための3本の
電力線33R、33S、33Tのいずれかに接続され
て、圧縮機16へ供給される供給電流を検出する。この
電流検出回路31は、電流検出部34と、抵抗R1、R
2及びR3とを備え、制御ユニット13におけるCPU
32のIN1ポートへ、検出した圧縮機16への供給電
流を出力する。なお、CPU32のVrefポートには
基準電圧が入力される。
【0034】制御ユニット13のCPU32は、電流検
出回路31にて検出された圧縮機16への供給電流を監
視して、この供給電流が保護基準電流値以上となって過
大電流が圧縮機16へ流れたときに、圧縮機16に異常
が発生したと判断し、圧縮機16への供給電流を遮断
し、圧縮機16を停止させて保護する。ここに保護基準
電流値とは、圧縮機16を保護するための基準となる電
流値であり、圧縮機16へ供給することができる電流の
最大値である。
【0035】空気調和装置10では、電源入力部、即ち
圧縮機16への給電回路に力率改善コンデンサ35が設
置されて、空気調和装置10の力率を改善し(高め)、
消費電力削減の要請に応えるようにする場合がある。こ
の力率改善コンデンサ35が設置されると、圧縮機16
へ供給される供給電流の実行値が減少する。
【0036】但し、力率改善コンデンサ35の静電容量
は、圧縮機16の機種や馬力によって予め求めることが
できるので、この力率改善コンデンサ35の設置による
空気調和装置10の力率(圧縮機16へ供給される電流
(相電流)と圧縮機16へ印加される電圧(線間電圧)
との位相差の余弦値)も既知となる。このため、この力
率の改善によって減少する圧縮機16への供給電流の減
少量も予測できる。
【0037】制御ユニット13の制御基板には、例えば
ディップスイッチ36が設置されている。このディップ
スイッチ36のON操作時には、力率改善コンデンサ3
5の設置によって圧縮機16へ供給される供給電流の減
少分だけ少なくとも低下させた保護基準電流値を制御ユ
ニット13のCPU32が採用するよう、当該CPU3
2へ指令信号を出力する。また、ディップスイッチ36
のOFF操作時には、力率改善コンデンサ35が設置さ
れていないときに設定される保護基準電流値を制御ユニ
ット13のCPU32が採用するよう、当該CPU32
へ指令信号を出力する。これら2種類の保護基準電流値
は、力率に対応づけて、CPU32のメモリまたは制御
ユニット13のメモリに記憶される。
【0038】従って、制御ユニット13のCPU32
は、圧縮機16の給電回路に力率改善コンデンサ35が
設置された場合には、ディップスイッチ36がON操作
されることにより、圧縮機16へ供給される供給電流の
減少分だけ少なくとも低下して設定された保護基準電流
値が選択されることになるので、この保護基準電流値に
基づき、圧縮機16を保護制御する。
【0039】この制御ユニット13のCPU32による
圧縮機16の保護制御を、図3を用いて説明する。
【0040】制御ユニット13のCPU32は、まず、
圧縮機16が運転中であるか否かを判断する(ステップ
S1)。圧縮機16の運転中に、制御ユニット13のC
PU32は次に、コンデンサ対応スイッチ、つまりディ
ップスイッチ36がON操作されているか否かを判断す
る(ステップS2)。
【0041】力率改善コンデンサ35がOFF操作され
ている場合には、制御ユニット13のCPU32は、空
気調和装置10に力率改善コンデンサ35が設置されて
いないときに設定された保護基準電流値を採用する(ス
テップS3)。
【0042】そして、制御ユニット13のCPU32
は、電流検出回路31にて検出された圧縮機16への供
給電流が上記ステップS3にて設定された保護基準電流
値以上となったときに、この供給電流を遮断して、圧縮
機16を保護する圧縮機16の保護制御を実行する(ス
テップS4)。
【0043】また、ステップS2において、ディップス
イッチ36がON操作されている場合には、制御ユニッ
ト13のCPU32は、空気調和装置10に力率改善コ
ンデンサ35が設置されることにより圧縮機16への供
給電流が減少したとき、少なくともその減少分だけ低下
して設定された保護基準電流値を採用する(ステップS
5)。
【0044】そして、制御ユニット13のCPU32
は、電流検出回路31にて検出された圧縮機16への供
給電流が上記ステップS5にて設定された保護基準電流
値以上となったときに、この供給電流を遮断して、圧縮
機16を保護する圧縮機16の保護制御を実行する(ス
テップS4)。
【0045】従って、上記実施の形態によれば、次の効
果を奏する。
【0046】圧縮機16への給電回路に力率改善コン
デンサ35が設置されて、圧縮機16へ供給される供給
電流が減少した場合、保護基準電流値を少なくとも上記
供給電流の減少分だけ低下させることから、圧縮機16
への給電回路に力率改善コンデンサが設置された場合に
も、圧縮機16へ過大な電流が流れることを確実に防止
でき、圧縮機16の安全性を確保できる。
【0047】〔B〕第2の実施の形態(図4〜図7) 図4は、本発明に係る空気調和装置の第2の実施の形態
における圧縮機運転制御装置の制御ユニットを示す電気
回路図である。この第2の実施の形態において、前記第
1の実施の形態と同様な部分は、同一の符号を付すこと
により説明を省略する。
【0048】この空気調和装置における圧縮機運転制御
装置40は、電流検出回路31、電圧検出回路41及び
制御ユニット42を有し、室外ユニット11に設置され
る。制御ユニット42もCPU43を備え、室外ユニッ
ト11及び室内ユニット12の運転を制御する。
【0049】電圧検出回路41は、圧縮機16へ駆動電
力を供給するための3本の電力線33R、33S、33
Tのうち、任意の2本間に印加された電圧(線間電圧)
を検出するものであり、電圧波形入力トランス44と、
抵抗Ra、Rb及びRcとを有して構成される。
【0050】電圧波形入力トランス44は、入力した2
00Vの電圧を5Vに変換する。この電圧検出回路41
は、制御ユニット42のCPU43におけるIN2ポー
トへ、検出した圧縮機16への印加電圧を出力する。こ
のCPU43のIN1ポートには、電流検出回路31が
検出した圧縮機16への供給電流が入力されている。こ
のCPU43に取り込まれた上記印加電圧と供給電流
が、図5の実線Aと破線Bにてそれぞれ示される。
【0051】図4に示す制御ユニット42のCPU43
も、圧縮機運転制御装置30の制御ユニット13と同様
に、電流検出回路31にて検出された圧縮機16への供
給電流を監視して、この供給電流が保護基準電流値以上
となって過大電流が圧縮機16へ流れたときに、圧縮機
16に異常が発生したと判断して、圧縮機16への供給
電流を遮断し、圧縮機16を停止させて保護する。
【0052】更に、この制御ユニット42のCPU43
は、圧縮機運転制御装置40に力率改善コンデンサ35
が設置され、しかも、この力率改善コンデンサ35によ
る圧縮機運転制御装置40の力率が未知である場合に、
圧縮機16の運転時(特に冷媒負荷の小さな起動時)
に、CPU43に取り込まれた圧縮機16への印加電圧
圧縮機16への供給電流との位相差φ(図5)から圧縮
機運転制御装置40の力率を算出する。そして、制御ユ
ニット42のCPU43は、この算出した力率に対応し
た保護基準電流値を決定して設定し、この保護基準電流
値に基づき、圧縮機16の保護制御を実行する。
【0053】ここで、力率から保護基準電流値を設定す
る手順は、次のようにしてなされる。
【0054】即ち、制御ユニット42のCPU43に
は、図6に示すように、力率100%、90%、80
%、…に対応した保護基準電流値が、それぞれI1、I
2、I3、…(I1<I2<I3<…)と設定されて記
憶されている。これらのI1、I2、I3、…は、空気
調和装置10に力率改善コンデンサ35が設置されて力
率が100%、90%、80%、…となったときに、圧
縮機16へ供給される供給電流の減少分を考慮し、力率
改善コンデンサ35が設置されていない場合の保護基準
電流値よりも少なくとも上記供給電流の減少分だけ低い
値に設定されたものである。制御ユニット42のCPU
43は、算出された力率が80〜90%の範囲内である
場合(例えば85%)に、安全側の電流値である、力率
90%に対応するI2を保護基準電流値として採用し、
また、算出された力率が90〜100%の範囲である場
合(例えば95%)に、安全側の電流値である、力率1
00%に対応するI1を保護基準電流値として採用す
る。他の範囲の力率に対しても、同様に、安全側の電流
値を保護基準電流値として採用する。
【0055】この制御ユニット42のCPU43による
圧縮機16の保護制御を、図7を用いて説明する。
【0056】制御ユニット42のCPU43は、まず、
圧縮機16が運転中(例えば起動時)であるか否かを判
断する(ステップS11)。制御ユニット42のCPU
43は、圧縮機16の運転中に、電流検出回路31、電
圧検出回路41にてそれぞれ検出されてCPU43に取
り込まれた圧縮機16への印加電圧、圧縮機16への供
給電流から、これらの電圧と電流の位相差を算出し、こ
の位相差から空気調和装置10の力率を算出する(ステ
ップS12)。
【0057】次に、制御ユニット42のCPU43は、
ステップS12にて算出した力率が所定範囲にある場合
(例えば力率100〜90%、力率90〜98%等)、
その所定範囲毎に設定された保護基準電流値を採用する
(ステップS13)。例えば、力率が95%の時には、
力率100%時の保護基準電流値I1を採用する。
【0058】その後、制御ユニット42のCPU43
は、ステップS13にて採用されて設定された保護基準
電流値に基づき、圧縮機16を保護制御する(ステップ
S14)。
【0059】従って、この第2の実施の形態において
も、前記第1の実施の形態の効果と同様な効果を奏す
る。
【0060】〔C〕第3の実施の形態(図8) 図8は、本発明に係る空気調和装置の第3の実施の形態
における圧縮機運転制御装置の制御ユニットが実行する
圧縮機保護制御を示すフローチャートである。
【0061】この第3の実施の空気調和装置における圧
縮機運転制御装置50(図4)が前記第2の実施の形態
の圧縮機運転制御装置40と異なる点は、制御ユニット
52のCPU53が、算出した力率から保護基準電流値
を設定する手順である。
【0062】つまり、制御ユニット52のCPU53
は、力率100%のときの保護基準電流値V0を予め設
定し、力率をcosφとしたとき、保護基準電流値Vを
算出する次式(1)をメモリに格納しておく。
【0063】V=V0/cosφ …(1) この式(1)は、図6の直線Cで示されるものである。
制御ユニット52のCPU53は、第2の実施の形態の
場合と同様に、算出した力率を式(1)に代入すること
によって、異なる力率に対し異なる値の保護基準電流値
を算出し設定する。
【0064】次に、この制御ユニット52のCPU53
による圧縮機16の保護制御を、図8を用いて説明す
る。
【0065】ステップS21、S22は、それぞれステ
ップS11、S12(図7)と同じである。
【0066】制御ユニット52のCPU53は、ステッ
プS22にて算出した力率から式(1)を用いて、その
力率に対し一義的に定まる保護基準電流値を設定する
(ステップS23)。この保護基準電流値は、空気調和
装置10に力率改善コンデンサ35が設置されて力率が
改善されたときに、圧縮機16へ供給される供給電流の
減少分を考慮し、力率改善コンデンサ35が設置されて
いない場合の保護基準電流値よりも少なくとも上記供給
電流の減少分だけ低い値に設定されたものである。
【0067】その後、制御ユニット52のCPU53
は、ステップS23にて設定された保護基準電流値に基
づき、圧縮機16を保護制御する(ステップS24)。
【0068】従って、この第3の実施の形態において
も、前記第1の実施の形態の効果と同様な効果を奏す
る。
【0069】以上、本発明を上記実施の形態に基づいて
説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。
【0070】
【発明の効果】請求項1に記載の発明に係る空気調和装
置の圧縮機運転制御方法によれば、圧縮機へ供給される
供給電流を監視し、この供給電流が保護基準電流値以上
となったときに、この供給電流を遮断して上記圧縮機を
保護制御する空気調和装置の圧縮機運転制御方法におい
て、上記圧縮機への給電回路に力率改善コンデンサが設
置されて、上記圧縮機へ供給される供給電流が減少した
場合、上記保護基準電流値を少なくとも上記供給電流の
減少分だけ低下させて、上記圧縮機の保護制御を実行す
ることから、圧縮機への給電回路に力率改善コンデンサ
が設置された場合にも、圧縮機の保護制御を良好に実施
できる。
【0071】また、請求項6に記載の発明に係る空気調
和装置の圧縮機運転制御装置によれば、圧縮機へ供給さ
れる供給電流を電流検出手段にて検出し、上記圧縮機を
制御する制御ユニットは、この電流検出手段にて検出さ
れた電流を監視して、この供給電流が保護基準電流値以
上となったときに、この供給電流を遮断して上記圧縮機
を保護制御する空気調和装置の圧縮機運転制御装置にお
いて、上記制御ユニットは、上記圧縮機への給電回路に
力率改善コンデンサが設置されて、上記圧縮機へ供給さ
れる供給電流が減少した場合、上記保護基準電流値を少
なくとも上記供給電流の減少分だけ低下させて、上記圧
縮機の保護制御を実行するよう構成されたことから、圧
縮機への給電回路に力率改善コンデンサが設置された場
合にも、圧縮機の保護制御を良好に実施できる。
【0072】更に、請求項11に記載の発明に係る空気
調和装置によれば、圧縮機及び室外熱交換器を備えた室
外ユニットと、室内熱交換器を備えた室内ユニットと、
これらの室外ユニット及び室内ユニットを制御する制御
ユニットとを有し、上記室外ユニットには、上記圧縮機
へ供給される供給電流を検出する電流検出手段を備え、
上記制御ユニットは、上記電流検出手段にて検出された
供給電流を監視して、この供給電流が保護基準電流値以
上となったときに、この供給電流を遮断して上記圧縮機
を保護制御する空気調和装置において、上記制御ユニッ
トは、上記圧縮機への給電回路に力率改善コンデンサが
設置されて、上記圧縮機へ供給される供給電流が減少し
た場合、上記保護基準電流値を少なくとも上記供給電流
の減少分だけ低下させて、上記圧縮機の保護制御を実行
するよう構成されたことから、圧縮機への給電回路に力
率改善コンデンサが設置された場合にも、圧縮機の保護
制御を良好に実施できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る空気調和装置の第1の実施の形態
を示す冷媒回路図である。
【図2】図1の空気調和装置における圧縮機運転制御装
置を示す電気回路図である。
【図3】図2の制御ユニットが実行する圧縮機保護制御
を示すフローチャートである。
【図4】本発明に係る空気調和装置の第2の実施の形態
における圧縮機運転制御装置の制御ユニットを示す電気
回路図である。
【図5】図4の制御ユニットが取り込む、圧縮機へ供給
される電流と圧縮機へ印加される電圧とを示すグラフで
ある。
【図6】空気調和装置の力率と保護基準電流値との関係
を示すグラフである。
【図7】図4の制御ユニットが実行する圧縮機保護制御
を示すフローチャートである。
【図8】本発明に係る空気調和装置の第3の実施の形態
における圧縮機運転制御装置の制御ユニットが実行する
圧縮機保護制御を示すフローチャートである。
【図9】従来の空気調和装置における圧縮機運転制御装
置を示す電気回路図である。
【図10】力率改善の前後に圧縮機へそれぞれ供給され
る電流をベクトル表示した図である。
【符号の説明】
10 空気調和装置 11 室外ユニット 12 室内ユニット 13 制御ユニット 16 圧縮機 30 圧縮機運転制御装置 31 電流検出回路(電流検出手段) 35 力率改善コンデンサ 36 ディップスイッチ 40 圧縮機運転制御装置 41 電圧検出回路 42 制御ユニット 50 圧縮機運転制御装置 52 制御ユニット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ▲土▼橋 光浩 栃木県足利市大月町1番地 三洋電機空調 株式会社内 Fターム(参考) 3L060 AA01 CC10 DD01 EE02

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮機へ供給される供給電流を監視し、
    この供給電流が保護基準電流値以上となったときに、こ
    の供給電流を遮断して上記圧縮機を保護制御する空気調
    和装置の圧縮機運転制御方法において、 上記圧縮機への給電回路に力率改善コンデンサが設置さ
    れて、上記圧縮機へ供給される供給電流が減少した場
    合、上記保護基準電流値を少なくとも上記供給電流の減
    少分だけ低下させて、上記圧縮機の保護制御を実行する
    ことを特徴とする空気調和装置の圧縮機運転制御方法。
  2. 【請求項2】 上記力率改善コンデンサによる力率が既
    知の場合には、この力率に対応して予め設定された保護
    基準電流値の選択により、圧縮機の保護制御を実行する
    ことを特徴とする請求項1に記載の空気調和装置の圧縮
    機運転制御方法。
  3. 【請求項3】 上記力率改善コンデンサによる力率が未
    知の場合には、圧縮機の運転中に、当該圧縮機へ供給さ
    れる電流と電圧との位相差から力率を算出し、この力率
    に対応した保護基準電流値を設定することを特徴とする
    請求項1に記載の空気調和装置の圧縮機運転制御方法。
  4. 【請求項4】 上記保護基準電流値を、一定範囲毎の力
    率に対しそれぞれ異なった値に設定することを特徴とす
    る請求項3に記載の空気調和装置の圧縮機運転制御方
    法。
  5. 【請求項5】 上記保護基準電流値を、異なる力率に対
    しそれぞれ異なった値に設定することを特徴とする請求
    項3に記載の空気調和装置の圧縮機運転制御方法。
  6. 【請求項6】 圧縮機へ供給される供給電流を電流検出
    手段にて検出し、上記圧縮機を制御する制御ユニット
    は、この電流検出手段にて検出された電流を監視して、
    この供給電流が保護基準電流値以上となったときに、こ
    の供給電流を遮断して上記圧縮機を保護制御する空気調
    和装置の圧縮機運転制御装置において、 上記制御ユニットは、上記圧縮機への給電回路に力率改
    善コンデンサが設置されて、上記圧縮機へ供給される供
    給電流が減少した場合、上記保護基準電流値を少なくと
    も上記供給電流の減少分だけ低下させて、上記圧縮機の
    保護制御を実行するよう構成されたことを特徴とする空
    気調和装置の圧縮機運転制御装置。
  7. 【請求項7】 上記制御ユニットは、力率改善コンデン
    サによる力率が既知の場合、この力率に対応して予め設
    定された保護基準電流値の選択により、圧縮機の保護制
    御を実行するよう構成されたことを特徴とする請求項6
    に記載の空気調和装置の圧縮機運転制御装置。
  8. 【請求項8】 上記制御ユニットは、力率改善コンデン
    サによる力率が未知の場合、圧縮機の運転中に、当該圧
    縮機へ供給される電流と電圧との位相差から力率を算出
    し、この力率に対応した保護基準電流値を設定して、圧
    縮機の保護制御を実行するよう構成されたことを特徴と
    する請求項6に記載の空気調和装置の圧縮機運転制御装
    置。
  9. 【請求項9】 上記制御ユニットは、保護基準電流値
    を、一定範囲毎の力率に対しそれぞれ異なった値に設定
    することを特徴とする請求項8に記載の空気調和装置の
    圧縮機運転制御装置。
  10. 【請求項10】 上記制御ユニットは、保護基準電流値
    を、異なる力率に対しそれぞれ異なった値に設定するこ
    とを特徴とする請求項8に記載の空気調和装置の圧縮機
    運転制御装置。
  11. 【請求項11】 圧縮機及び室外熱交換器を備えた室外
    ユニットと、室内熱交換器を備えた室内ユニットと、こ
    れらの室外ユニット及び室内ユニットを制御する制御ユ
    ニットとを有し、 上記室外ユニットには、上記圧縮機へ供給される供給電
    流を検出する電流検出手段を備え、 上記制御ユニットは、上記電流検出手段にて検出された
    供給電流を監視して、この供給電流が保護基準電流値以
    上となったときに、この供給電流を遮断して上記圧縮機
    を保護制御する空気調和装置において、 上記制御ユニットは、上記圧縮機への給電回路に力率改
    善コンデンサが設置されて、上記圧縮機へ供給される供
    給電流が減少した場合、上記保護基準電流値を少なくと
    も上記供給電流の減少分だけ低下させて、上記圧縮機の
    保護制御を実行するよう構成されたことを特徴とする空
    気調和装置。
  12. 【請求項12】 上記制御ユニットは、力率改善コンデ
    ンサによる力率が既知の場合、この力率に対応して予め
    設定された保護基準電流値の選択により、圧縮機の保護
    制御を実行するよう構成されたことを特徴とする請求項
    11に記載の空気調和装置。
  13. 【請求項13】 上記制御ユニットは、力率改善コンデ
    ンサによる力率が未知の場合、圧縮機の運転中に、当該
    圧縮機へ供給される電流と電圧との位相差から力率を算
    出し、この力率に対応した保護基準電流値を設定して、
    圧縮機の保護制御を実行するよう構成されたことを特徴
    とする請求項11に記載の空気調和装置。
  14. 【請求項14】 上記制御ユニットは、保護基準電流値
    を、一定範囲毎の力率に対しそれぞれ異なった値に設定
    することを特徴とする請求項13に記載の空気調和装
    置。
  15. 【請求項15】 上記制御ユニットは、保護基準電流値
    を、異なる力率に対しそれぞれ異なった値に設定するこ
    とを特徴とする請求項13に記載の空気調和装置。
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