JPH05149572A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

Info

Publication number
JPH05149572A
JPH05149572A JP3312590A JP31259091A JPH05149572A JP H05149572 A JPH05149572 A JP H05149572A JP 3312590 A JP3312590 A JP 3312590A JP 31259091 A JP31259091 A JP 31259091A JP H05149572 A JPH05149572 A JP H05149572A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat exchanger
electrode
air conditioner
filter
negative electrode
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3312590A
Other languages
English (en)
Inventor
Junichi Matsuoka
順一 松岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP3312590A priority Critical patent/JPH05149572A/ja
Publication of JPH05149572A publication Critical patent/JPH05149572A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 安価であり、しかも通風抵抗の小さい空気調
和機を提供する。 【構成】 静電フィルター9を、フィルターエレメント
12と、この風上側の電極40とで構成し、この電極4
0を直流電源42の正極43に、且つ、熱交換器5を負
極44にそれぞれ接続したので、熱交換器5を負電極と
して使用できるから、通風抵抗となる別部品の負電極を
必要とせず、空気調和機1を安価にすることができ、し
かも通風抵抗を小さくすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、熱交換器と静電フィ
ルターとを備えた空気調和機に関する。
【0002】
【従来の技術】熱交換器と静電フィルターを備えた空気
調和機の従来技術としては、特開平3−5635号公報
に記載されたものがある。
【0003】この空気調和機の静電フィルター50を図
4に示す。
【0004】図において、51は静電フィルター52と
脱臭フィルター53とで構成したフィルターエレメン
ト、54はステンレス鋼を用いた正電極、55はエキス
パンドメタルやアルミの網を用いた負電極である。
【0005】56は正電極54の接触部57に当てられ
る電極端子で、補助枠58に取付けられている。
【0006】59は負電極55に当てられる電極端子
で、主枠60に取付けられている。
【0007】61は正電極54の接触部57と静電フィ
ルターエレメント52とを絶縁する絶縁部62を備えた
絶縁カバーである。
【0008】また、正電極54には、接触部57以外の
部分には絶縁塗装が施されている。
【0009】そして、正電極56が直流電源63の正極
64に、負電極59が負極65に接続されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】前述した静電フィルタ
ー50では負電極55にエキスパンドメタルやアルミの
網を用いていたので価格が高いという欠点があった。
【0011】また、前記負電極55は目の細かい網のた
め通風抵抗が大きいという欠点があった。
【0012】通風抵抗を小さくするために目の荒い網に
形成すると、強度が不充分となるため、負電極55の網
のひとつひとつを太くしなければならず、厚さが増して
静電フィルター50が大型となってしまう。
【0013】この発明は、安価であり、しかも通風抵抗
の小さい空気調和機を提供するものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】この発明は、熱交換器
と、この熱交換器の風上側に配置された静電フィルター
とを備えた空気調和機において、前記静電フィルター
を、フィルターエレメントと、このフィルターエレメン
トの風上側に配置された電極とで構成し、この電極を直
流電源の正極に、且つ、前記熱交換器を直流電源の負極
にそれぞれ接続したものである。
【0015】
【作用】この空気調和機では、フィルターエレメントの
風上側に配置された電極が直流電源の正極に、且つ、前
記熱交換器が直流電源の負極にそれぞれ接続されている
ので、前記電極が正電極となり、且つ、前記熱交換器が
負電極となり、この両極間のフィルターエレメントに電
圧が印加されるため、熱交換器を負電極として使用でき
る。
【0016】
【実施例】図1において、1は分離型の空気調和機で、
本体2と、この本体の前面に取付けられた前カバー3
と、このカバーの前面に取付けられた吸込パネル4とか
ら筺体が形成されている。
【0017】5は熱交換器、6は送風機、7は風向変更
板、8は吸込パネル4の裏面に取付けられたプレフィル
ター、9は熱交換器5の前面に設けられた静電フィルタ
ーである。
【0018】そしてこの送風機6の回転によって室内空
気は実線矢印のように流れる。
【0019】すなわち、吸込パネル4の吸込口10から
吸込まれた空気中の比較的大きな繊維状のほこり[わた
ぼこり等]をプレフィルター8で、小さなほこりを静電
フィルター9で夫々除去する。
【0020】このようにしてほこりが除去された空気は
熱交換器5で加熱もしくは冷却され、吐出口11から吹
き出される。
【0021】前記吸込パネル4はヒンジ機構[図示せ
ず]によって一点鎖線矢印のように前方へ移動し、静電
フィルター9に取付けられたフィルターエレメント12
やプレフィルター8が本体2から取り外せるようにな
る。
【0022】ここで静電フィルター9は図2、図3に示
すような構造となっている。
【0023】13は支持枠で、中央片[一方の片]14
と、左右両片15,16と、これらの片をつなぐ横片1
7とから構成されている。
【0024】22は左右両片15,16に設けられたフ
ランジ片で、熱交換器5の端板[図示せず]に固定され
る。
【0025】23は中央片14に設けた取付脚で、先端
のU字状の切り欠き24が熱交換器5のパイプ25に挿
入される。
【0026】26は中央片14の前面部に橋渡し状態に
固定された正電極用の接点で、中央片14の両側に延び
ている。
【0027】前記接点26は弾性力を有する板材で成形
されている。
【0028】静電フィルター9はこの支持枠13の中央
片14の左右両側にガイド片32に沿って挿入される。
この両静電フィルター9は同一構造となっている。
【0029】図3は静電フィルター9の分解斜視図で、
33は主枠で下部に把手34が形成されている。
【0030】37はこの主枠33内に収納される脱臭フ
ィルターで、網状ウレタンフォームに粒状活性炭を固着
させたものである。
【0031】38は脱臭フィルター37の上に載置され
る帯電フィルターである。
【0032】前記脱臭フィルター37と帯電フィルター
38とでフィルターエレメント12を構成している。
【0033】39は補助枠、40はこの補助枠39に取
付けられた金網状の正の電極、41a,41bはこの電
極40の電極端子で、補助枠39の左右両方に取付けら
れている。
【0034】そしてこの補助枠39を主枠33に組み合
すことにより、両枠33,39で脱臭フィルター37と
帯電フィルター38とがサンドイッチ状に挾まれる。
【0035】そしてリード線28で電極端子41a,4
1bと直流電源42の正極43とを接続し、且つ、リー
ド線29で熱交換器5の管板と負極44とを接続してい
る。
【0036】そして、直流電源42により電極40と熱
交換器5との間に数KVの電圧が印加される。
【0037】このように構成された空気調和機1におい
て、フィルターエレメント12の風上側に配置された電
極40が直流電源42の正極43に、且つ、熱交換器5
が直流電源42の負極44にそれぞれ接続されているの
で、電極40が正電極となり、且つ、熱交換器5が負極
となり、この両極間のフィルターエレメント12に電圧
が印加されるため、熱交換器5を負電極として使用でき
る。
【0038】このため、別部品の負電極を必要とせず、
部品価格や組立価格を低減させることができ、空気調和
機1を安価にすることができる。
【0039】しかも、通風抵抗となる別部品の負極を必
要としないので、通風抵抗を小さくでき、空気の通風量
を増大させることができると共に騒音を低減させること
ができる。
【0040】
【発明の効果】この発明では、熱交換器と静電フィルタ
ーとを備えた空気調和機において、前記静電フィルター
を、フィルターエレメントと、このフィルターエレメン
トの風上側に配置された電極とで構成し、この電極を直
流電源の正極に、且つ、前記熱交換器を直流電源の負極
にそれぞれ接続したので、前記電極が正電極となり、且
つ、前記熱交換器が負電極となるため、熱交換器を負電
極として使用できる。
【0041】熱交換器を負電極として使用できるため、
通風抵抗となる別部品の負電極を必要とせず、空気調和
機を安価にすることができ、しかも通風抵抗を小さくす
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す空気調和機の断面図
である。
【図2】同空気調和機の静電フィルターと支持枠とを示
す分解斜視図である。
【図3】同空気調和機の静電フィルターを示す斜視図で
ある。
【図4】従来の空気調和機の静電フィルターを示す分解
斜視図である。
【符号の説明】
1 空気調和機 5 熱交換器 9 静電フィルター 12 フィルターエレメント 40 電極 42 直流電源 43 正極 44 負極

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱交換器と、この熱交換器の風上側に配
    置された静電フィルターとを備えた空気調和機におい
    て、前記静電フィルターを、フィルターエレメントと、
    このフィルターエレメントの風上側に配置された電極と
    で構成し、この電極を直流電源の正極に、且つ、前記熱
    交換器を直流電源の負極にそれぞれ接続したことを特徴
    とする空気調和機。
JP3312590A 1991-11-27 1991-11-27 空気調和機 Pending JPH05149572A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3312590A JPH05149572A (ja) 1991-11-27 1991-11-27 空気調和機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3312590A JPH05149572A (ja) 1991-11-27 1991-11-27 空気調和機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05149572A true JPH05149572A (ja) 1993-06-15

Family

ID=18031034

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3312590A Pending JPH05149572A (ja) 1991-11-27 1991-11-27 空気調和機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05149572A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005177562A (ja) * 2003-12-17 2005-07-07 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電気集塵ユニット
KR100749054B1 (ko) * 2005-10-25 2007-08-13 삼성전자주식회사 공기조화기
CN112833464A (zh) * 2019-11-25 2021-05-25 夏普株式会社 过滤器检测装置和空气调节机

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005177562A (ja) * 2003-12-17 2005-07-07 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電気集塵ユニット
KR100749054B1 (ko) * 2005-10-25 2007-08-13 삼성전자주식회사 공기조화기
CN112833464A (zh) * 2019-11-25 2021-05-25 夏普株式会社 过滤器检测装置和空气调节机

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3277869B2 (ja) 電子式集塵器付き空気調和機
JPH05149572A (ja) 空気調和機
EP1652587A2 (en) Air conditioner with electrostatic dust collector
JP3143144B2 (ja) エアーフィルター装置
JP2950943B2 (ja) 空気清浄器
JP3036802B2 (ja) 空気清浄器
JP2752157B2 (ja) 空気清浄器
JP2000061232A (ja) 空気調和機のフィルタ装置
JP2810445B2 (ja) 空気調和機
JP2006162237A (ja) 空気調和機の室内機
JP3421592B2 (ja) 空気清浄機用放電電極
CN2204735Y (zh) 空气滤清器
KR20030055048A (ko) 분리형 공기 조화기의 실내기
CN212431111U (zh) 出风净化装置及具有其的中央空调
JP2865326B2 (ja) 空気調和機
KR0118102Y1 (ko) 공기조화기의 전기집진장치
JP2002061862A (ja) 空気調和機のエアフィルタ装置
JP3835040B2 (ja) 空気清浄器
JP2692950B2 (ja) 空気調和機
JPH09327636A (ja) 空気調和機
JP3346244B2 (ja) 空気清浄機のイオン化部
JP3267239B2 (ja) 電子式集塵器付き空気調和機
KR0136182Y1 (ko) 공기조화기용 전기집진기의 접점장치
JPS6125881Y2 (ja)
JP2549676Y2 (ja) 空気清浄機