JPH05148315A - 部分的な架橋結合により飛び越えられておりそして置換されたイミンで終結しているジエン重合体および共重合体 - Google Patents

部分的な架橋結合により飛び越えられておりそして置換されたイミンで終結しているジエン重合体および共重合体

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JPH05148315A
JPH05148315A JP4116748A JP11674892A JPH05148315A JP H05148315 A JPH05148315 A JP H05148315A JP 4116748 A JP4116748 A JP 4116748A JP 11674892 A JP11674892 A JP 11674892A JP H05148315 A JPH05148315 A JP H05148315A
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 主な重合体または共重合体の鎖中に炭素−錫
結合を含有しているジエン重合体または共重合体と式: 【化1】 を有する置換されたイミン類から誘導される末端を含有
しているジエン重合体または共重合体鎖との混合物を含
有してなる重合体又は共重合体組成物とその製法。 【目的】 ヒステリシスの減じられたジエン(共)重合
体が提供される。このような(共)重合体はタイヤトレ
ッドに殊に有用である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の背景】本発明は、減じられたヒステリシスを有
するジエン重合体または共重合体組成物、それらの製造
方法、並びに該組成物から製造されたエラストマー組成
物および減じられた回転抵抗を有するタイヤトレッドに
関するものである。特に、本発明は主重合体または共重
合体中に炭素−錫結合を含有しているジエン重合体また
は共重合体と置換されたイミン類から誘導された末端を
含有しているジエン重合体または共重合体の混合物から
なるジエン重合体または共重合体との混合物からなるジ
エン重合体または共重合体組成物に関するものである。
【0002】最近の数年間に、タイヤ工業で活気を呈し
ているそれは減じられた回転抵抗および良好な湿潤引っ
張り性質の両者を有するタイヤの開発に対するそれらの
重要性を増大させている。公知の如く、回転抵抗および
引っ張りに大きな影響を与えるタイヤ部分はトレッドま
たはトレッドゴム部分である。燃料消費の観点からは低
い回転抵抗が望ましいが、安全性の観点からは良好な湿
潤引っ張りが望ましい。しかしながら、一般原則として
それらは互いに相入れないことが見いだされている。す
なわち、回転抵抗の減少は一般的に大体直接的に比例す
る湿潤引っ張りの減少をもたらし、湿潤引っ張りの増加
は一般的に大体直接的に比例する回転抵抗の増加をもた
らす。
【0003】先行技術ではこの問題を解決するための多
くの方法が提唱されている。そのような方法は一般的に
は、タイヤトレッドを製造するために使用されるエラス
トマーまたはエラストマー組成物の諸性質を回転および
引っ張りの間のできるだけ最良の均衡を得るように改質
することを含んでいる。エラストマーの改質を含む方式
は一般的には、エラストマーの混和で使用されるエラス
トマーおよびカーボンブラックの間の相互作用を改良し
てエラストマー中へのカーボンブラックの分散を改良さ
せることを含んでいる。これはタイヤトレッド組成物の
ヒステリシスを減少させるという効果を有しており、そ
れが低い回転抵抗を生じる。
【0004】ジエン重合体または共重合体エラストマー
を改質してそれから製造されるエラストマー組成物のヒ
ステリシスを減少させるための公知の一方式は、リビン
グジエン重合体または共重合体鎖と金属ハライド類との
結合を含んでいる。すなわち、米国特許4,383,08
5および4,515,922は有機リチウム開始剤を用い
るアニオン系重合により得られるリビングジエン重合体
または共重合体鎖と金属ハライド類、例えば錫ハライド
類、ケイ素ハライド類など、との結合を記載している。
これらの特許は、結合された重合体を含有しているゴム
組成物から製造されたタイヤトレッドが減じられた回転
抵抗および改良された湿潤滑り抵抗と共に減じられたヒ
ステリシスを有していることを示している。
【0005】ジエン重合体または共重合体エラストマー
を改質してエラストマー組成物のヒステリシスを減少さ
せるための他の公知の方式は、米国特許4,835,20
9およびEPO0316255により示されている如
く、リビングジエン重合体または共重合体鎖をリビング
重合体のリチウム末端と反応性である官能基を含有して
いるある種の化合物で終結させることを含んでいる。す
なわち、米国特許4,835,209は、リビングジエン
重合体または共重合体鎖のカルボジイミド類を用いる終
結を開示している。該特許は、そのような重合体を含有
しているゴム組成物が湿潤滑り性質を損なわずに引っ張
り強度、衝撃抵抗、低い熱発生性質および摩耗抵抗に関
する優れた性能特性を有することを開示している。EP
O0316255は、(a)構造式X−A−C=N(こ
こでXはハロゲン原子であり、そしてAは炭素数が1−
20のアルキレン基である)を有するハロゲン化された
ニトリル類、(b)複素環式芳香族窒素−含有化合物、
および(c)安息香酸アルキル類からなる群から選択さ
れるキャッピング剤でのリビングジエン重合体または共
重合体の終結を開示している。この公告された出願は、
そのような重合体を含有している組成物が減じられたヒ
ステリシスを有しておりそしてそのような組成物から製
造されたタイヤトレッドは比較的低い回転抵抗および比
較的良好な引っ張り特性を有すると開示している。
【0006】さらに、下記の特許により示されている如
き種々の他の目的用にジエン重合体および共重合体をあ
る種の置換されたイミン類などの反応性窒素−含有基を
含有している化合物で終結させるかまたは別の方法でそ
れと反応させている。
【0007】米国特許3,178,398は、反応性窒素
を含有している末端基を有するジエン重合体および共重
合体を含む重合体の製造方法並びに生成した重合体のポ
リハロゲン−含有化合物を用いる硬化に関するものであ
る。該特許は、そのような末端基を含有しているジエン
重合体または共重合体はリビングジエン重合体または共
重合体を構造
【0008】
【化6】 を含有している重合不能な化合物と反応させることによ
り製造できると開示している。該参考文献中に開示され
ている上記の構造を含有している化合物には、複素環式
窒素化合物、置換されたイミン類およびカルボジイミド
類が包含される。特に開示されている置換されたイミン
類には、N−エチルエチリデンイミン、N−メチルベン
ジリデンイミン、N−ヘキシルシンナミリデンイミン、
N−デシル−2−エチル−1,2−ジフェニルブチリデ
ンイミン、N−フェニルベンジリデンイミン、N−ドデ
シルシクロヘキサンイミン、N−プロピル−2,5−シ
クロヘキサジエンイミン、N−メチル−1−ナフタレン
イミン、N,N′−ジメチルブタンジイミン、N,N′−
ジペンチル−2−ペンテン−1,5−ジイミン、N−ノ
ニル−1,4−ナフトキノンイミン、N,N′−ジフェニ
ル−1,4−キノンジイミンおよびN,N′−ジフェニル
−1,3−インダンジイミンが包含される。該特許は、
そのような重合体を混和しそして硬化させる時には生じ
た生成物が物理的性質の良好な均衡を有していることを
示している。しかしながら、生成物のヒステリシスに対
する影響には言及していない。
【0009】米国特許4,677,153は、不飽和炭素
−炭素結合(すなわち二重結合)を有するゴムを(a)
式−CH=N−により表される基を有する有機化合物お
よび(b)式−COX(ここでXはハロゲン原子であ
る)を用いてルイス酸の存在下で改質する方法に関する
ものである。開示されている式−CH=N−により表さ
れる基を有する有機化合物には、置換されたイミン類、
例えばベンジリデンメチルアミン、ベンジリデンアニリ
ン、ジメチルアミノベンジリデンブチルアニリドなどが
包含される。しかしながら、該参考文献を注意深く読む
と(a)および(b)化合物と反応する不飽和ゴムはリ
ビング重合体ゴムではなくむしろあらかじめ終結されて
いるかまたは「デッド」重合体ゴムであることが示され
ている。従って、不飽和ゴムおよびこれらの化合物の間
の反応はゴムの重合体鎖の末端におけるものでないこと
が明白に証明されている。該参考文献は、改質されたゴ
ムが改良された生強度を有しておりそして加硫時には改
良された引っ張りおよび反発レジリアンスを有している
ことを教示している。
【0010】米国特許4,816,520は、ジエン重合
体および共重合体を含む末端官能化された重合体並びに
それらの製造方法に関するものである。該参考文献は、
オレフィン系不飽和単量体のアニオン系重合により得ら
れるリビング重合体を最初に置換されたイミン類(シッ
フ塩基類)およびジアジリジン類などの種々の窒素化合
物を含むキャッピング試薬と反応させそして次にキャッ
ピングされた重合体をハロゲンまたは無水酸基を含有し
ている終結剤と反応させることにより該リビング重合体
が製造されることを開示している。開示されているキャ
ッピング試薬には特に式:
【0011】
【化7】 [式中、R1はH、アルキル、シクロアルキルまたはア
リールであり、そしてR2およびR3はそれぞれアルキ
ル、シクロアルキルまたはアリールである]の化合物が
包含される。開示されている終結剤には、ハロゲン化合
物、例えばクロロメチルスチレン類、塩化アクリロイ
ル、塩化メタクリロイル、エピクロロヒドリンなど、お
よび無水酸化合物、例えば無水アクリル酸、無水メタク
リル酸、無水マレイン酸など、が包含される。該参考文
献は、生成する末端で官能化された重合体はグラフト共
重合体の製造を可能にする重合可能な末端基を含有して
いることを開示している。
【0012】ある種の上記特許中に記載されているもの
の如き重合体結合方法および重合体終結方法の使用が一
般的には減じられたヒステリシスを有する重合体を生
じ、そして結合または終結された重合体を含有している
ゴム組成物は減じられた回転抵抗および良好な引っ張り
性質を有している。しかしながら、結合方法または終結
方法の使用だけではある種の欠点も生じる。
【0013】すなわち、例えば上記特許中に記載されて
いるものの如きケイ素ポリハライド類を使用する結合方
法は先行技術において公知であり、比較的低いヒステリ
シス性質を生じる増加された分子量の重合体を生成す
る。しかしながら、そのような重合体の分子量増加はし
ばしば該重合体をカーボンブラックおよび他の一般的な
ゴム添加物と混和することにより製造されるゴム組成物
の劣悪な加工性を生じる傾向がある。錫ポリハライド類
を使用する結合方法はそれらの公知の混和中の破壊によ
りこれらの加工難点を回避しているが、そのような結合
剤での完全置換を得ることは難しい。
【0014】一方、重合体終結方法は重合体完成操作用
に充分な原料すなわちゴム重合体のムーニー粘度を与え
るためにはしばしば比較的高分子量の基礎重合体の使用
を必要としている。しかしながら、比較的高分子量の基
礎重合体の使用は一般的には比較的高い化合物粘度をも
たらし、それは終結された重合体をゴム組成物の製造中
にカーボンブラックおよび他のゴム添加物と混和する時
に工場におけるおよびそこから製造されるタイヤトレッ
ドにおける加工の困難性を生じる。さらに本発明者は比
較的高い分子量の終結された重合体が混和または混合操
作中にしばしば依然として比較的高い粘度となり、それ
によりさらに加工の困難性が生じることも見いだした。
【0015】結合された重合体鎖およびある種の末端官
能化された重合体鎖の混合物を含有している共重合体エ
ラストマーのジエン重合体並びにそれらの製造方法も当
技術で公知である。すなわち、米国特許4,616,06
9は、アルカリ金属および/またはアルカリ土類金属末
端を有する活性ジエン重合体ゴムを(1)一般式Ra
nXb(ここでRはアルキル、アルケニル、シクロアル
キルまたは芳香族炭化水素基を示し、Xはハロゲン原子
であり、aは0−2の整数であり、そしてbは2−4の
整数である)により表される錫化合物、および(2)ア
ミノアルデヒド類、アミノケトン類、アミノチオアルデ
ヒド類、アミノチオケトン類、および分子中に
【0016】
【化8】 (ここでAは酸素または硫黄原子を示す)結合を有する
有機化合物からなる群から選択される少なくとも1種の
有機化合物と反応させることからなるジエン重合体ゴム
の製造方法を開示している。
【0017】開示されているような結合を含有している
有機化合物には、種々のアミド化合物、イミド化合物、
ラクタム化合物、尿素化合物、カルバミン酸誘導体類お
よび対応する硫黄−含有化合物が包含される。
【0018】該特許は、錫化合物(1)および有機化合
物(2)との反応順序は任意であり、すなわちそれらは
連続的に任意の順序により実施することもでき、または
それらを同時に実施することもできる。該参考文献はさ
らに、該発明のゴム物質が良く均衡のとれた回転抵抗
(反発)および湿潤滑り抵抗並びに良好な加工性および
貯蔵安定性を示すことも開示している。
【0019】上記特許中に記載されているジエン重合体
および共重合体エラストマーは例えば減じられたヒステ
リシス(すなわち比較的低い回転抵抗)および良好な引
っ張りの如き重要な性質における利点並びにある場合に
は良好な加工性を有している。しかしながら、ゴムおよ
びタイヤ業界の専門家はそのような諸性質の優れた均衡
を有する重合体およびゴム組成物を探求し続けている。
【0020】
【発明の要旨】本発明に従うと、ゴム重合体粘度、化合
物粘度および減じられたヒステリシス、比較的低い回転
抵抗および良好な引っ張りを含む諸性質の優れた均衡を
有するジエン重合体または共重合体組成物並びにエラス
トマー組成物が提供される。
【0021】ジエン重合体または共重合体組成物は、 a)約10−約70重量%の、主重合体または共重合体
鎖中に炭素−錫結合を含有しているジエン重合体または
共役ジエン単量体とビニル芳香族炭化水素単量体との共
重合体、および b)約90−約30重量%の、有機アルカリまたは有機
アルカリ土類金属末端を有するリビングジエン重合体ま
たは共重合体鎖を式:
【0022】
【化9】 [式中、R1およびR2はH、アルキル、シクロアルキ
ル、アリール、ジアルキルアミノアリール、アラルキ
ル、並びに非プロトン性O、NおよびS−含有アルキ
ル、シクロアルキル、アリールおよびアラルキル基から
なる群から選択され、R3はアルキル、シクロアルキ
ル、アリール、ジアルキルアミノアリール、アラルキ
ル、並びに非プロトン性O、NおよびS−含有アルキ
ル、シクロアルキル、アリールおよびアラルキル基から
なる群から選択され、但し条件として、R1、R2および
3基の少なくとも1個はジアルキルアミノアリール基
でなければならずそしてR1、R2およびR3基の全てが
アリール基であることはできない]を有する置換された
イミンと反応させることにより製造された末端を含有し
ているジエン重合体または共役ジエン単量体とビニル芳
香族炭化水素単量体との共重合体の混合物からなってい
る。
【0023】ジエン重合体または共重合体組成物は、
(1)共役ジエン単量体または共役ジエン単量体とビニ
ル芳香族炭化水素単量体との混合物を炭化水素溶媒中で
有機アルカリ金属または有機アルカリ土類金属開始剤を
用いてアニオン重合することにより、活性有機アルカリ
または有機アルカリ土類金属末端を含有しているリビン
グジエン重合体または共重合体を製造し、(2)リビン
グジエン重合体または共重合体鎖の有機アルカリまたは
有機アルカリ土類金属末端を1モルの該リビングジエン
重合体または共重合体鎖当たり錫ポリハライド中のハロ
ゲン原子数を基にして約0.1−約0.7当量の一般式
【0024】
【化10】RaSnXb [式中、Rはアルキル、アルケニル、シクロアルキルお
よびアリール基からなる群から選択され、Xはハロゲン
原子であり、aは0−2の整数であり、そしてbは2−
4の整数である]を有する錫ポリハライドと反応させる
ことにより、リビングジエン重合体または共重合体鎖の
約10−約70重量%を結合させ、(3)リビングジエ
ン重合体または共重合体鎖の有機アルカリまたは有機ア
ルカリ土類金属末端を1モルの該ジエン重合体または共
重合体鎖当たり約0.3−約4モルの式:
【0025】
【化11】 [式中、R1およびR2は上記で定義されている如くであ
る]を有する置換されたイミンと反応させることによ
り、残存しているリビングジエン重合体または共重合体
鎖を終結させる順番の段階からなる方法により製造され
る。
【0026】本発明のエラストマー組成物は、(A)3
0−100重量%の、炭素−錫結合を含有している重合
体または共重合体と置換されたイミン類から誘導される
末端を含有している重合体または共重合体との混合物か
らなる該ジエン重合体または共重合体組成物、並びに
(B)0−70重量%の、天然ゴム、ポリブタジエンゴ
ム、スチレン−ブタジエンゴムおよびそれらの混合物か
らなる群から選択されるゴムを含有することができる。
【0027】
【発明の詳細な記載】明細書および特許請求の範囲中で
使用されている「リビング重合体」という語は、例えば
有機リチウム化合物の如き開始剤を使用してジエン単量
体またはジエン単量体とビニル芳香族炭化水素単量体と
の混合物をアニオン系重合することにより製造された重
合体をさしている。生じた重合体は活性末端(例えばリ
チウム末端)を含有しており、それは結合および/また
は終結反応を受けることができる。
【0028】明細書中で使用されている「ヒステリシ
ス」という語は、加硫されたエラストマーまたはゴム組
成物の熱発生性質をさしている。エラストマー組成物の
ヒステリシスの当技術で認められている測定法は、加硫
された組成物の正接デルタ値である。低い正接デルタ値
は低いヒステリシスを示し、従ってそのようなエラスト
マー組成物から製造されたタイヤは比較的低い回転抵抗
を有している。
【0029】上記の如く、共役ジエン単量体または共役
ジエン単量体とビニル芳香族炭化水素単量体との混合物
のアニオン系重合により活性有機アルカリまたは有機ア
ルカリ土類金属末端を含有しているリビングジエン重合
体または共重合体を製造し、該リビングジエン重合体ま
たは共重合体鎖の活性端部を錫ポリハライド(下記で定
義されている)と反応させることによりリビングジエン
重合体または共重合体鎖を結合させ、そして該リビング
ジエン重合体または共重合体鎖の活性端部を置換された
イミン(下記で定義されている)と反応させることによ
りリビングジエン重合体または共重合体鎖の残存部分を
終結させることからなる方法により、本発明のジエン重
合体または共重合体組成物は製造される。
【0030】リビングジエン重合体は共役ジエンの重合
体であり、そしてリビングジエン共重合体は共役ジエン
とビニル芳香族炭化水素との不規則的共重合体である。
【0031】リビング重合体および共重合体の製造にお
いて使用できる共役ジエン類には、1,3−ブタジエ
ン、2−メチル−1,3−ブタジエン(イソプレン)、
2,3−ジメチル−1,3−ブタジエン、1,3−ペンタ
ジエン、1,3−ヘキサジエンなど、並びにそれらの混
合物が包含される。好適なジエンは1,3−ブタジエン
である。
【0032】リビング共重合体の製造において使用でき
るビニル芳香族炭化水素類には、スチレン、ビニルトル
エン、アルファ−メチルスチレン、ビニルナフタレン、
ビニルピリジンなどが包含される。好適なビニル芳香族
炭化水素はスチレンである。
【0033】リビング重合体は公知の方法で、単量体ま
たは単量体類を炭化水素溶媒中でアニオン系開始剤の存
在下で重合することにより、製造することができる。ジ
エン重合体または共重合体の1,2−マイクロ構造を調
節することおよび共重合体の不規則化を行うことが望ま
れる場合には、これは例えばエーテルまたは第三級アミ
ンの如き適当な極性改質剤を重合混合物中に含むことに
より容易に実施することができる。
【0034】リビング重合体および共重合体の製造にお
いて使用できるアニオン系開始剤は、ジエン重合体およ
び共重合体の製造用に有用であると当技術で知られてい
るいずれの有機アルカリ金属開始剤であってもよい。好
適な開始剤は有機リチウム開始剤、特にアルキルリチウ
ム開始剤、である。使用できる適当な有機リチウム開始
剤には、エチルリチウム、n−ブチルリチウム、テトラ
メチレンジリチウム、ヘキシルリチウム、シクロヘキシ
ルリチウム、フェニルリチウム、トリルリチウムなどが
包含される。特に好適な開始剤はn−ブチルリチウムで
ある。
【0035】リビング重合体および共重合体の製造にお
いて使用できる炭化水素溶媒には、単量体、開始剤およ
び改質剤がその中に可溶性である芳香族および脂肪族炭
化水素類が包含される。適当な炭化水素溶媒には、ヘキ
サン、ヘプタン、ペンタン、オクタン、シクロヘキサ
ン、シクロヘプタン、シクロペンタン、メチルシクロヘ
キサン、ベンゼンおよびトルエンが包含される。好適な
炭化水素溶媒はヘキサンおよびシクロヘキサンである。
【0036】リビングジエン重合体または共重合体の
1,2−マイクロ構造含有量を調節しそして共重合体の
不規則化を行うために使用できる極性改質剤はこの目的
用に有用であることがジエン重合体または共重合体技術
においてこれまでに知られているいずれのものであって
もよい。適当な極性改質剤には、エーテル類、例えばテ
トラヒドロフラン(THF)、テトラヒドロピラン、
1,4−ジオキサン、モノグリコールメチルエーテル
(モノグリメ)、ジグリコールメチルエーテル(ジグリ
メ)、トリグリコールメチルエーテル(トリグリメ)、
並びに米国特許4,429,091中に記載されているオ
リゴマー性オキソラニルアルカン化合物、例えばビス
(2−オキソラニル)メタン、2,2−ビス(2−オキ
ソラニル)プロパン、1,1−ビス(2−オキソラニ
ル)エタン、2,2−ビス(5−メチル−2−オキソラ
ニル)プロパンなど、並びに第三級アミン化合物、例え
ばトリエチルアミン、トリプロピルアミン、トリブチル
アミン、N,N,N′,N′−テトラメチルエチレンジア
ミン(TMEDA)、ジピペリジノエタンなどが包含さ
れる。好適な極性改質剤はTMEDAおよびオリゴマー
性オキソラニルプロパン類である。
【0037】本発明の共重合体を製造するために使用さ
れる共役ジエン類とビニル芳香族炭化水素類とのリビン
グ不規則的共重合体は約99−20重量%のジエン含有
量および約1−約80重量%のビニル芳香族炭化水素含
有量を有することができ、好適な共重合体は90−50
重量%のジエン含有量および10−50重量%のビニル
芳香族炭化水素含有量を有している。
【0038】本発明の重合体および共重合体を製造する
ために使用される共役ジエン類のリビング重合体および
共役ジエン類とビニル芳香族炭化水素類との不規則的共
重合体は約10−約80%の範囲の1,2−マイクロ構
造含有量を有することができ、好適な重合体または共重
合体は15−65%の1,2−マイクロ構造含有量を有
している。特定の1,2−マイクロ構造含有量を有する
ジエン重合体または共重合体の製造は、特定の開始剤、
極性改質剤の型、改質剤対開始剤の比および重合温度を
含む多数の要素に依存している。
【0039】15−90%以上の範囲の1,2−マイク
ロ構造含有量を有するジエン重合体および共重合体の製
造方法の例は、米国特許3,451,988および4,2
64,753、並びに刊行物「極性改質剤アルキルリチ
ウム重合および共重合に対する温度および濃度の影響
(Temperature and Concentration Effects on Polar-M
odifier Alkyllithium Polymerizations and Copolymer
izations)」、ジャーナル・オブ・ポリマー・サイエン
ス(Journal of Polymer Science)、A−1部、10
巻、1319−1334頁(1972)などの多数の特
許および刊行物中に記載されており、それらの開示事項
はここでは参考として記しておく。
【0040】重合技術における専門家は、ここに記載さ
れている特許および刊行物の開示事項を利用することに
より、希望する1,2−マイクロ構造含有量を有するリ
ビングジエン重合体または共重合体を得るための開始剤
の型、極性改質剤の型、必要な改質剤−開始剤の比およ
び必要な重合条件を容易に決めることができる。
【0041】前記の如く、主重合体または共重合体鎖中
に炭素−錫結合を含有しているジエン重合体または共重
合体は、リビングジエン重合体または共重合体鎖のアル
カリまたはアルカリ土類金属末端を式RaSnXb(ここ
でRはアルキル、アルケニル、シクロアルキルおよびア
リール基からなる群から選択され、Xはハロゲン原子で
あり、aは0−2の整数であり、そしてbは2−4の整
数である)を有する錫ポリハライドと反応させることに
より希望する量のリビングジエン重合体または共重合体
鎖を結合させることにより、製造される。
【0042】使用できる錫ポリハライド類の例には、メ
チルトリクロロ錫、ジメチルジクロロ錫、エチルトリク
ロロ錫、ジエチルジクロロ錫、ブチルトリクロロ錫、ジ
ブチルジクロロ錫、オクチルトリクロロ錫、ジオクチル
ジクロロ錫、メチルトリブロモ錫、ジメチルジブロモ
錫、オクチルトリブロモ錫、四塩化錫、四臭化錫、四ヨ
ウ化錫、シクロヘキシルトリクロロ錫、フェニルトリク
ロロ錫、1,2−ビス(トリクロロスタニル)エタン、
1,2−ビス(メチルジクロロスタニル)エタン、1,4
−ビス(トリクロロスタニル)ブタン、1,4−ビス
(メチルジクロロスタニル)エタンなどが包含される。
好適な錫ポリハライド類は四塩化錫およびジブチルジク
ロロ錫である。
【0043】好適にはそれらを製造するための炭化水素
溶媒中の溶液状であるリビング重合体を錫ポリハライド
結合剤と反応させることにより、結合反応は実施され
る。該反応は希望により単に結合剤自体を重合体溶液に
加えることにより実施することができる。しかしなが
ら、一般的には取り扱い上の容易さのために溶液形の結
合剤を適当な溶媒中に加えることが好適である。
【0044】リビング重合体に加えられる結合剤の量
は、リビング重合体中に存在している活性有機アルカリ
金属末端基(例えば活性リチウム末端基)の量および完
成重合体組成物中で望まれる結合された重合体の量に依
存している。リビング重合体中の活性アルカリ金属末端
基のモル数は重合を行うために使用される有機アルカリ
金属開始剤中に存在しているアルカリ金属基のモル数に
等しいと仮定されていることに注目すべきである。一般
的には、リビング重合体鎖の活性アルカリ金属末端基と
反応するために使用される錫ポリハライド結合剤の量は
1モルのリビング重合体鎖当たり該錫ポリハライド中の
ハロゲン原子数を基にして約0.1−約0.7当量の錫ポ
リハライドの範囲であることができる。しかしながら、
錫ポリハライドの好適な量は0.1−0.5当量の範囲で
あり、0.15−0.40当量が特に好適である。
【0045】リビング重合体鎖と結合剤との結合におい
て使用される温度は相当変動させることができ、そして
結合剤およびその後の終結剤との反応用のリビング重合
体の活性アルカリ金属末端基を保護するという基本的基
準で選択される。従って、反応温度は約0℃−約100
℃の範囲であることができ、好適な温度は30℃−10
0℃の範囲であり、そして特に好適な温度は50℃−8
0℃の範囲である。反応時間も幾らか変動させることが
でき、そして一般的には反応温度に依存している。従っ
て、反応時間は約0.5分−約60分の範囲であること
ができ、好適な反応時間は1−30分の範囲である。
【0046】置換されたイミン類から誘導される末端を
含有しているジエン重合体または共重合体は、好適には
溶液状である残存しているリビング重合体または共重合
体鎖を式:
【0047】
【化12】 [式中、R1およびR2はH、アルキル、シクロアルキ
ル、アリール、ジアルキルアミノアリール、アラルキ
ル、並びに非プロトン性O、NおよびS−含有アルキ
ル、シクロアルキル、アリールおよびアラルキル基から
なる群から選択され、R3はアルキル、シクロアルキ
ル、アリール、ジアルキルアミノアリール、アラルキ
ル、並びに非プロトン性O、NおよびS−含有アルキ
ル、シクロアルキル、アリールおよびアラルキル基から
なる群から選択され、但し条件として、R1、R2および
3基の少なくとも1個はジアルキルアミノアリール基
でなければならずそしてR1、R2およびR3基の全てが
アリール基であることはできない]を有する置換された
イミンまたはシッフ塩基化合物と反応させることによ
り、製造される。上記式中のアルキル基の炭素数は1−
20であることができ、炭素数が1−8のアルキル基が
好適である。
【0048】ジアルキルアミノアリール基に関してはジ
アルキルアミノ置換基のアルキル基の性質は線状、分枝
鎖状または環式のいずれであってもよい。従って、ジア
ルキルアミノ置換基は式:
【0049】
【化13】 によりまたは式:
【0050】
【化14】
【0051】により表すことができる。
【0052】ここで、R4は炭素数が1−12のアルキ
ル、シクロアルキルまたはアラルキル基であり、そして
5は3−約6個のメチレン基を含有している。
【0053】該一般式により表される好適な置換された
イミン類は下記の2種にはいる: 1)R1がHでありそしてR2およびR3がアリール基で
あり、ここでR2およびR3基の少なくとも1個がジアル
キルアミノアリール基であるもの、 2)R1がHであり、R2がアルキルまたはアラルキルで
あり、ここでイミン炭素に隣接する炭素がアルキル、ア
リールまたはアラルキルにより完全に置換されており、
そしてR3がジアルキルアミノアリール基であるもの。
【0054】第二種類のR2基の例には、式:
【0055】
【化15】
【0056】により表されるものが包含される。
【0057】使用できる置換されたイミン類の例には、
ジアルキルアミノベンジリデンアルキルアミン類、例え
ばジメチルアミノベンジリデンメチルアミン、ジメチル
アミノベンジリデンエチルアミン、ジメチルアミノベン
ジリデンブチルアミンなど、ジアルキルアミノベンジリ
デンアニリン類、例えばジメチルアミノベンジリデンア
ニリン、ジメチルアミノベンジリデンブチルアニリン、
ジメチルアミノベンジリデンドデシルアニリンなど、ジ
アルキルアミノベンジリデンアルコキシアニリン類、例
えばジメチルアミノベンジリデンメトキシアニリン、ジ
メチルアミノベンジリデンエトキシアニリンなど、ジア
ルキルアミノベンジリデンジアルキルアミノアニリン
類、例えばジメチルアミノベンジリデンジメチルアミノ
アニリン、ベンジリデンジアルキルアミノアニリン類、
例えばベンジリデンジメチルアミノアニリン、ベンジリ
デンジエチルアミノアニリンなど、並びにアルコキシベ
ンジリデンジアルキルアミノアニリン類、例えばメトキ
シベンジリデンジメチルアミノアニリン、メトキシベン
ジリデンジエチルアミノアニリンなど、およびα,α−
ジアルキルアルキリデンジアルキルアミノアニリン類が
包含される。
【0058】特に、本発明の末端官能化された重合体の
製造で使用するために好適な置換されたイミン類は、ジ
メチルアミノベンジリデンアニリン、ジメチルアミノベ
ンジリデンブチルアニリン、ベンジリデンジメチルアミ
ノアニリン、ジメチルアミノベンジリデンメトキシアニ
リン、メトキシベンジリデンジメチルアミノアニリン、
ジメチルアミノベンジリデンドデシルアニリンおよび2
−メチルペンテ−4−ニ−2−ルメチリデンp−ジメチ
ルアミノアニリンである。
【0059】溶液状のリビング重合体と置換されたイミ
ン終結剤との反応は希望により単に終結剤自体を重合体
溶液に加えることにより実施することができる。しかし
ながら、取り扱い上の容易さのためには終結剤をそれの
溶液の形で適当な溶媒中に加えることが一般的に好適で
ある。
【0060】リビング重合体に加えられる終結剤の量は
リビング重合体中に存在している活性有機アルカリ金属
末端基(例えば活性リチウム末端基)の量および完成重
合体組成物中で望まれるイミン−終結された重合体の量
に依存している。リビング重合体中の活性アルカリ金属
末端基のモル数は重合を行うために使用される有機アル
カリ金属開始剤のモル数と等しいことが注目されよう。
一般的には、リビング重合体鎖の活性アルカリ金属基と
反応するために使用される置換されたイミン終結剤の量
は1モルのリビング重合体鎖当たり約0.3−約4.0モ
ルの該終結剤の範囲であることができる。しかしなが
ら、好適な量は1モルのリビング重合体鎖当たり0.4
−1.25モルの該終結剤の範囲である。
【0061】リビング重合体を終結剤と反応させる際に
使用される温度は相当変動させることができ、そして終
結剤との反応用のリビング重合体の活性アルカリ金属末
端基を保護するという基本的基準で選択される。従っ
て、反応温度は約0℃−約100℃の範囲であることが
でき、好適な温度は30℃−100℃の範囲であり、そ
して特に好適な温度は50℃−80℃の範囲である。反
応時間も相当変動させることができ、そして一般的には
反応温度に依存している。従って、反応時間は約15分
−約24時間の範囲であることができる。
【0062】終結反応が完了した後には、残存している
かもしれない活性アルカリ金属末端基(例えばリチウム
末端基)を不活性化させるために重合体混合物を冷却す
ることが一般的には望ましい。これはリビング重合体が
存在しているかもしれない二酸化炭素または酸素と反応
するのを防止する。冷却反応は公知の方法で、例えば水
またはアルコール(例えばイソプロパノール)を重合体
溶液に加えることにより、実施することができる。
【0063】炭素−錫結合を含有している重合体と置換
されたイミン類から誘導された末端を含有している重合
体との混合物を含有している生成したジエン重合体また
は共重合体を一般的工程を使用して重合体溶液から回収
しそして乾燥する。すなわち、例えば、充分量の重合体
用の非−溶媒液体(例えばアルコール)を溶液に加える
かまたは重合体溶液を充分量の非−溶媒に加えることに
よる凝固により重合体混合物を溶液から回収することが
できる。非−溶媒中に重合体用に適している酸化防止剤
を含んでいることが凝固工程の実施においては一般的に
望ましい。回収された重合体を次に一般的な重合体乾燥
工程、例えばドラム乾燥、真空乾燥、押し出し器乾燥、
トンネル乾燥、炉乾燥など、を用いて乾燥することがで
きる。
【0064】本発明のジエン重合体または共重合体組成
物は約10−70重量%の炭素−錫結合を含有している
重合体または共重合体並びにそれに対応して約90−約
30重量%の置換されたイミン類から誘導された重合体
または共重合体を含有することができる。しかしなが
ら、好適な組成物は約15−約40重量%の炭素−錫結
合を含有している重合体または共重合体並びに約50−
約85重量%の置換されたイミン類から誘導された重合
体または共重合体を含有しているものである。
【0065】ここでは、リビングジエン重合体または共
重合体を製造するための単量体(類)の重合中に特に重
合を高温において行う場合には少割合のリビング末端を
水素で終結させられることに注目すべきである。従っ
て、重合体組成物は本発明のジエン重合体または共重合
体の他にそのような終結された重合体を含有しているか
もしれない。
【0066】前記の如く、本発明のエラストマー組成物
は、(A)30−100重量%の、炭素−錫結合を含有
しているジエン重合体または共重合体および置換された
イミン類から誘導された末端を含有しているジエン重合
体または共重合体からなるジエン重合体または共重合体
組成物、並びに(B)0−70重量%の、天然ゴム、ポ
リイソプレン、ポリブタジエンゴム、スチレン−ブタジ
エンゴムまたはそれらの混合物からなる群から選択され
たゴムを含有することができる。そのような組成物は、
該ジエン重合体または共重合体組成物を任意に他のゴム
成分とカーボンブラックおよび他の一般的ゴム添加物、
例えば可塑剤、酸化防止剤、硬化剤など、と共に標準的
ゴム混合装置および工程を使用して混和または混合する
ことにより、製造することができる。そのようなエラス
トマー組成物は一般的ゴム加硫条件を用いる加硫時には
減じられたヒステリシス性質を有しており、そして減じ
られた回転抵抗を有するタイヤ用のトレッドゴムとして
使用するのに特に適している。
【0067】下記の実施例は本発明の性質をさらに説明
するという目的用に提供されているものであり、そして
本発明の範囲に対する限定とみなすべきではない。実施
例中に示されている部数および百分率は断らない限り重
量によるものである。
【0068】
【実施例】実施例1 この実施例は、本発明のジエン共重合体組成物およびト
レッドゴム化合物の製造を説明するものである。
【0069】A)ブタジエン/スチレンのリビング不規
則的共重合体の製造 「リビング」中圧ビニルブタジエン/スチレン共重合体
を下記の工程に従い製造した。
【0070】スタラーおよび温度計が備えられておりそ
して窒素雰囲気下に保たれているステンレス鋼製の5ガ
ロン反応器に、0.68ポンド(2.96モル)のスチレ
ン、2.72ポンド(22.88モル)の1,3−ブタジ
エン、25.1ポンドのヘキサン、8.1ミリモル(以下
ではmMと略されている)のN,N,N′,N′−テトラ
メチルエチレンジアミン(TMEDA)および12.3
mMのn−ブチルリチウム開始剤を充填した。成分類の
添加が完了した後に、反応混合物の温度を約3.5時間
にわたり正の窒素圧力下で撹拌しながら43℃に高め
た。生じたリビング共重合体の試料をイソプロパノール
を用いて冷却し、そしてドラム乾燥して、実施例1の共
重合体に対する対照用(簡単にするためにC1と表示さ
れている)として与えた。比較目的のために、錫ポリハ
ライドと結合されておりそしてイソプロパノールで終結
されている共重合体の試料および置換されたイミンを使
用して終結されている共重合体の試料を製造して、別の
対照用(簡単にするためにC2およびC3と表示されてい
る)として与えた。
【0071】B)結合されそして終結された共重合体の
混合物を含有している共重合体組成物の製造 段階(A)で製造されたリビング共重合体を加圧されて
いる反応器から針により、ヘキサン中1.08規定溶液
として加えられている0.3当量(1当量のリチウム当
たり)の結合剤であるSnCl4を有する28オンスの
ガラス瓶中に試料採取し、瓶内容物を撹拌し、そして
0.5時間にわたり50℃に加熱した。次に、トルエン
中0.25モル溶液として加えられている0.6当量の終
結剤である(p−ジメチルアミノ)ベンジリデンアニリ
ン(以下ではDMABAと略されている)を瓶に充填
し、そして内容物をさらに2時間の期間にわたり加熱し
ながら撹拌した。従って、合計0.9当量の組み合わせ
試薬が使用された。生じた共重合体溶液を瓶から除去
し、イソプロパノールで冷却し、酸化防止剤で処理し、
イソプロパノール中で凝固させ、そして次にドラム乾燥
した。使用した試薬の型および量を表Iに示す。
【0072】
【表1】 表I 結合剤 終結剤 量 量実施例 (meq/mMLi) (meq/mMLi)1 − − イソプロパノール − C2 SnCl4 0.9 イソプロパノール − C3 − − DMABA 0.9 1 SnCl4 0.3 DMABA 0.6 対照用共重合体C1をGPC、HNMRおよびDSCに
より分析して、分子量(MwおよびMn)、分子量分布
(Mw/Mn)、ビニル含有量(1,2−含有量)、ス
チレン含有量およびガラス転移温度(Tg)を測定し
た。結果は下記の如くであった。
【0073】HSGPC(THF): Mn=151,
963 Mw=170,200 Mw/Mn=1.12 NMR:スチレン=23.2% ビニル含有量=64.4%(ブタジエンを基にして=1
00) Tg=−28.1℃ C)トレッドゴム化合物の製造 混和前に、上記共重合体の試料をムーニー粘度(gu
m)と称されている生またはゴム状態のムーニー粘度
(ML/4/100℃)に関して試験した。次に共重合
体の試料を標準的トレッドゴム調合物を用いてカーボン
ブラックおよび一般的なゴム添加物と共に混和した。標
準的トレッドゴム化合物は下記の組成を有していた: ゴム化合物を一般的なゴム混合装置および工程を使用し
て混合した。生じたトレッドゴム化合物の試料を以下で
はムーニー粘度(cpd)と称されているムーニー粘度
(ML/4/100℃)に関して試験した。トレッドゴ
ム化合物の試料を1.5″×4″×0.040″の板状で
35分間にわたり149℃において硬化させ、そして応
力−歪み試験用に環に切断した。化合物の別の試料を1
49℃において40分間にわたり硬化させ、そしてヒス
テリシス(Tanデルタ)に関して試験した。Tanデ
ルタ(以下ではTanδ)は1ヘルツの周波数および7
%歪みにおいて操作されているダイナスタット機械を使
用して50℃において実施された。Tanδは化合物の
損失モジュラス対貯蔵モジュラスの比の測定値であり、
そして一般的には上記の如くTanδの値が低ければ低
いほど化合物のヒステリシスは低い。試験および試験結
果を表IIに示す。
【0074】
【表2】 表II 共重合体例 1 2 3 結合剤 − SnCl4 − SnCl4 終結剤 イソプロパノール イソプロパノール DMABA DMABA ムーニー粘度 39.7 71 42 86 (ML/4/100℃)(ゴム)化合物性質 ムーニー粘度 70.4 83.5 87.9 91.8 (ML/4/100℃ cpd) Tanδ,50℃ .1583 .1294 .0844 .0948 %△,Tanδ* − -18.3 -46.7 -37.8応力−歪み、室温 300%モジュラス、psi 1972 2234 2566 2258 引っ張り強度、psi 2995 3074 3362 3302破壊時の伸び、% 480 442 421 459 * =Tanδにおける%変化:マイナス値はTanδにおける減少を示している 。
【0075】これらの結果は、官能末端基終結または結
合がない実施例C1と比較した時の実施例1の重合体中
の減じられたヒステリシスを示している大きく減じられ
た正接デルタを示している。さらに、実施例1のヒステ
リシスは錫による結合だけが特徴である実施例C2のも
のより低い。シッフ塩基での終結だけが特徴である実施
例C3の化合物ML/4は実施例1のものよりわずかに
低く、実施例C3の重合体ははるかに低い生粘度(すな
わち約42ML/4)を有しており、それが加工をさら
に幾らか困難にしている。高分子量リビング重合体をシ
ッフ塩基で終結させて、実施例C3より容易に加工可能
なエラストマーを得ることもできるが、他の実験はその
ようなエラストマーは混合中に依然として比較的高い粘
度を与え、それは加工の観点からはあまり望ましいこと
ではない。これらの実施例は、高い生粘度、中程度の化
合物粘度および低いヒステリシスという望ましい均衡を
得るにはシッフ塩基終結剤と組み合わされた部分的結合
の使用が特に有効であることを示している。
【0076】実施例2 この実施例は、本発明のジエン共重合体組成物およびト
レッドゴム化合物の製造を示しているものである。
【0077】A)ブタジエン/スチレンのリビング不規
則的共重合体の製造 「リビング」中圧ビニルブタジエン/スチレン共重合体
を下記の工程に従い製造した。
【0078】スタラーおよび温度計が備えられておりそ
して窒素雰囲気下に保たれているステンレス鋼製の5ガ
ロン反応器に、409グラム(3.93モル)のスチレ
ン、1,707グラム(31.61モル)の1,3−ブタ
ジエン、11,492グラムのヘキサン、8.0mMの
2,2−ビス(2−オキソラニル)プロパン改質剤およ
び16.7mMのn−ブチルリチウム開始剤を充填し
た。成分類の添加が完了した後に、反応混合物の温度を
5時間にわたり正の窒素圧力下で撹拌しながら30−5
0℃に調節した。生じたリビング共重合体の試料をイソ
プロパノールを用いて冷却し、そしてドラム乾燥して、
実施例2の共重合体に対する対照用(簡単にするために
4と表示されている)として与えた。さらに、リビン
グ共重合体の試料を置換されたイミンを使用して終結さ
せて、第二の対照用(簡単にするためにC5と表示され
ている)として与えた。
【0079】B)結合されそして終結された共重合体の
混合物を含有している共重合体組成物の製造 段階(A)で製造されたリビング共重合体を加圧されて
いる反応器中で、ヘキサン中1.08規定溶液として加
えられている0.3当量(1当量のリチウム当たり)の
結合剤であるSnCl4で処理し、反応器内容物を撹拌
し、そして0.5時間にわたり50℃に加熱した。次
に、トルエン中0.25モル溶液として加えられている
0.7当量の終結剤であるDMABAを反応器に充填
し、そして内容物をさらに2時間の期間にわたり加熱し
ながら撹拌した。従って、合計1当量の組み合わせ試薬
が使用された。生じた共重合体溶液を反応器から除去
し、イソプロパノールで冷却し、酸化防止剤で処理し、
イソプロパノール中で凝固させ、そして次にドラム乾燥
した。使用した試薬の型および量を表IIIに示す。
【0080】
【表3】 表III 結合剤 終結剤 量 量実施例 (meq/mMLi) (meq/mMLi)4 − − イソプロパノール − C5 − − DMABA 1.0 2 SnCl4 0.3 DMABA 0.7 対照用共重合体C4をGPC、HNMRおよびDSCに
より分析して、分子量(MwおよびMn)、分子量分布
(Mw/Mn)、ビニル含有量(1,2−含有量)、ス
チレン含有量およびガラス転移温度(Tg)を測定し
た。結果は下記の如くであった。
【0081】Mn=146,001 Mw=160,600 Mw/Mn=1.10 Tg=−38.9℃ ビニル含有量=55.5%(ブタジエンを基にして=1
00) スチレン=20.3%。
【0082】上記共重合体の試料をゴム状態のムーニー
粘度、ML/4/100℃、に関して試験した。次に共
重合体の試料を実施例1の標準的トレッドゴム調合物を
用いてカーボンブラックおよび一般的なゴム添加物と共
に混和した。該化合物を実施例1の工程に従い混合し、
硬化させ、そして応力−歪みおよびヒステリシス性質に
関して試験した。試験および試験結果を表IVに示す。
【0083】
【表4】 表IV 共重合体例 4 5 結合剤 − − SnCl4 終結剤 イソプロパノール DMABA DMABA ムーニー粘度 20.5 24.5 46.5 (ML/4/100℃)(ゴム)化合物性質 Tanδ,50℃ .1864 .0896 .0803 %△,Tanδ* − -51.9 -56.9応力−歪み、室温 300%モジュラス、psi 1649 2257 2250 引っ張り強度、psi 2714 3142 3235破壊時の伸び、% 512 429 442 * =Tanδにおける%変化:マイナス値はTanδにおける減少を示してい
る 。
【0084】上記のデータは、SnCl4と部分的に結
合されそしてDMABAで終結されている実施例2の共
重合体が望ましいゴム粘度を有していることを示してい
る。該共重合体は混合されそしてシート状にされて試験
試料を製造する時にも良好な加工性を示した。さらに、
実施例2の共重合体は混和されそして硬化された時には
対照用実施例C4およびC5の混和された共重合体より低
いTanδ結果により示されているヒステリシスを示し
た。
【0085】実施例3−4 これらの実施例では、錫ポリハライドと部分的に結合さ
れておりそして置換されたイミン類との反応により終結
されている本発明の別の共重合体が製造された。比較目
的用に、イソプロパノールで終結されている共重合体お
よび錫ポリハライドと結合されそしてイソプロパノール
で終結されている共重合体を製造して、対照用(簡単に
するためにC6およびC7と称されている)として与え
た。共重合体は実質的に実施例2の段階(A)および
(B)の工程に従い製造された。処理剤の型および量を
表Vに示す。
【0086】
【表5】 表V 結合剤 終結剤 量 量実施例 (meq/mMLi) (meq/mMLi)6 − − イソプロパノール − C7 SnCl4 1.0 イソプロパノール − 3 SnCl4 0.3 DMABBA2 0.7 4 Bu2SnCl2 1 0.3 DMABBA 0.7 )Bu2SnCl2はジブチルジクロロ錫である。
【0087】2)DMABBAはジメチルアミノベンジ
リデンブチルアニリンである。
【0088】対照用共重合体C6を上記の如くして分析
した。結果は下記の如くであった。
【0089】Mn=140,563 Mw=158,588 Mw/Mn=1.13 Tg=−35.2℃ ビニル含有量=59.6%(ブタジエンを基にして=1
00) スチレン=21.6% 次に実施例1中の如く共重合体をゴムムーニー粘度に関
して試験し、標準的トレッドゴム調合物を用いて混和
し、そして種々の性質に関して試験した。試験および試
験結果を表VIに示す。
【0090】
【表6】 表VI 共重合体例 6 7 結合剤 − SnCl4 SnCl4 Bu2SnCl2 終結剤 イソプロパノール イソプロパノール DMABBA DMABBA ムーニー粘度 30.1 101 65 73.5 (ML/4/100℃)(ゴム)化合物性質 ムーニー粘度 62 89 89 83 (ML/4/100℃) (化合物) Tanδ,50℃ 0.1774 0.0848 0.0796 0.0806%△,Tanδ* − -52 -55 -55 実施例5−6 これらの実施例では、本発明の他の共重合体を実質的に
実施例2の工程に従い製造した。比較目的用に、イソプ
ロパノールで終結されている共重合体およびSnCl4
と結合されておりそしてイソプロパノールで終結されて
いる共重合体を製造して、対照用(C8およびC9)を与
えた。処理剤の型および量を表VIIに示す。
【0091】
【表7】 表VII 結合剤 終結剤 量 量実施例 (meq/mMLi) (meq/mMLi)8 − − イソプロパノール − C9 SnCl4 1.0 イソプロパノール − 5 SnCl4 0.35 DMABBA 0.65 6 Bu2SnCl 0.35 DMABBA 0.65 対照用共重合体C8を分析して、下記の結果が得られ
た。
【0092】Mn=114,278 Mw=125,371 Mw/Mn=1.10 Tg=−40.4℃ ビニル含有量=54.1%(ブタジエンを基にして=1
00) スチレン=20.1% 次に実施例1−4中の如く共重合体をゴムムーニー粘度
に関して試験し、標準的トレッドゴム調合物を用いて混
和し、そして種々の性質に関して試験した。試験および
試験結果を表VIIIに示す。
【0093】
【表8】 表VIII 共重合体例 8 9 結合剤 − SnCl4 SnCl4 Bu2SnCl2 終結剤 イソプロパノール イソプロパノール DMABBA DMABBA ムーニー粘度 15.2 86 38 41.5 (ML/4/100℃)(ゴム)化合物性質 ムーニー粘度 41 73 65 63 (ML/4/100℃) (化合物) Tanδ,50℃ 0.2119 0.0888 0.0831 0.0891%△,Tanδ* − -58 -61 -58 本発明の主なる特徴および態様は以下のとおりである。
【0094】1.改良された加工性を有しておりそして
減じられたヒステリシス性質を有するエラストマー組成
物を製造するのに適しているジエン重合体または共重合
体の製造方法において、(a)共役ジエン単量体または
共役ジエン単量体とビニル芳香族炭化水素単量体との混
合物を炭化水素溶媒中で有機アルカリ金属または有機ア
ルカリ土類金属開始剤を用いてアニオン系重合すること
により、活性有機アルカリまたは有機アルカリ土類金属
末端を含有しているリビングジエン重合体または共重合
体を製造し、(b)リビングジエン重合体または共重合
体鎖の有機アルカリまたは有機アルカリ土類金属末端を
1モルの該リビングジエン重合体または共重合体鎖当た
り錫ポリハライド中のハロゲン原子数を基にして約0.
1−約0.7当量の一般式
【0095】
【化16】RaSnXb [式中、Rはアルキル、アルケニル、シクロアルキルお
よびアリール基からなる群から選択され、Xはハロゲン
原子であり、aは0−2の整数であり、そしてbは2−
4の整数である]を有する錫ポリハライドと反応させる
ことにより、リビングジエン重合体または共重合体鎖の
約10−約70重量%を結合させ、そして(c)リビン
グジエン重合体または共重合体鎖の有機アルカリまたは
有機アルカリ土類金属末端を1モルの該ジエン重合体ま
たは共重合体鎖当たり約0.3−約4モルの式:
【0096】
【化17】 [式中、R1およびR2はH、アルキル、シクロアルキ
ル、アリール、ジアルキルアミノアリール、アラルキ
ル、並びに非プロトン性O、NおよびS−含有アルキ
ル、シクロアルキル、アリールおよびアラルキル基から
なる群から選択され、R3はアルキル、シクロアルキ
ル、アリール、ジアルキルアミノアリール、アラルキ
ル、並びに非プロトン性O、NおよびS−含有アルキ
ル、シクロアルキル、アリールおよびアラルキル基から
なる群から選択され、但し条件として、R1、R2および
3基の少なくとも1個はジアルキルアミノアリール基
でなければならずそしてR1、R2およびR3基の全てが
アリール基であることはできない]を有する置換された
イミンと反応させることにより、残存しているリビング
ジエン重合体または共重合体鎖を終結させる順番の段階
からなる方法。
【0097】2.該リビングジエン重合体または共重合
体がブタジエンのリビング重合体またはブタジエンとス
チレンとの共重合体である、上記1の方法。
【0098】3.該錫ポリハライドがメチルトリクロロ
錫、ジメチルジクロロ錫、エチルトリクロロ錫、ジエチ
ルジクロロ錫、ブチルトリクロロ錫、ジブチルジクロロ
錫、オクチルトリクロロ錫、ジオクチルジクロロ錫、メ
チルトリブロモ錫、ジメチルジブロモ錫、オクチルトリ
ブロモ錫、四塩化錫、四臭化錫、四ヨウ化錫、シクロヘ
キシルトリクロロ錫、フェニルトリクロロ錫、1,2−
ビス(トリクロロスタニル)エタン、1,2−ビス(メ
チルジクロロスタニル)エタン、1,4−ビス(トリク
ロロスタニル)ブタンおよび1,4−ビス(メチルジク
ロロスタニル)ブタンからなる群から選択される、上記
1の方法。
【0099】4.該錫ポリハライドが四塩化錫である、
上記1の方法。
【0100】5.該錫ポリハライドがジブチルジクロロ
錫である、上記1の方法。
【0101】6.該置換されたイミンがジアルキルアミ
ノベンジリデンアルキルアミン類、ジアルキルアミノベ
ンジリデンアニリン類、ジアルキルアミノベンジリデン
アルコキシアニリン類、ジアルキルアミノベンジリデン
ジアルキルアミノアニリン類、ベンジリデンジアルキル
アミノアニリン類、アルコキシベンジリデンジアルキル
アミノアニリン類およびα,α−ジアルキルアルキリデ
ンジアルキルアミノアニリン類からなる群から選択され
る、上記1の方法。
【0102】7.該置換されたイミンがジメチルアミノ
ベンジリデンアニリンである、上記1の方法。
【0103】8.該置換されたイミンがジメチルアミノ
ベンジリデンブチルアニリンである、上記1の方法。
【0104】9.(a)約10−約70重量%の、主重
合体または共重合体鎖中に炭素−錫結合を含有している
ジエン重合体または共役ジエン単量体とビニル芳香族炭
化水素単量体との共重合体、および(b)約90−約3
0重量%の、有機アルカリまたは有機アルカリ土類金属
末端を有するリビングジエン重合体または共重合体鎖を
式:
【0105】
【化18】 [式中、R1およびR2はH、アルキル、シクロアルキ
ル、アリール、ジアルキルアミノアリール、アラルキ
ル、並びに非プロトン性O、NおよびS−含有アルキ
ル、シクロアルキル、アリールおよびアラルキル基から
なる群から選択され、R3はアルキル、シクロアルキ
ル、アリール、ジアルキルアミノアリール、アラルキ
ル、並びに非プロトン性O、NおよびS−含有アルキ
ル、シクロアルキル、アリールおよびアラルキル基から
なる群から選択され、但し条件として、R1、R2および
3基の少なくとも1個はジアルキルアミノアリール基
でなければならずそしてR1、R2およびR3基の全てが
アリール基であることはできない]を有する置換された
イミンと反応させることにより製造された末端を含有し
ているジエン重合体または共役ジエン単量体とビニル芳
香族炭化水素単量体との共重合体の混合物からなってい
る、ジエン重合体または共重合体組成物。
【0106】10.該ジエン重合体がポリブタジエンで
ある、上記9の組成物。
【0107】11.該共重合体がブタジエンとスチレン
との共重合体である、上記9の組成物。
【0108】12.リビングジエン重合体または共重合
体鎖の有機アルカリまたは有機アルカリ土類金属末端を
一般式
【0109】
【化19】RaSnXb [式中、Rはアルキル、アルケニル、シクロアルキルお
よびアリール基からなる群から選択され、Xはハロゲン
原子であり、aは0−2の整数であり、そしてbは2−
4の整数である]を有する錫ポリハライドと反応させる
ことによりリビングジエン重合体または共重合体鎖を結
合させることにより、炭素−錫結合を含有している該ジ
エン重合体または共重合体を製造する、上記9の組成
物。
【0110】13.該錫ポリハライドがメチルトリクロ
ロ錫、ジメチルジクロロ錫、エチルトリクロロ錫、ジエ
チルジクロロ錫、ブチルトリクロロ錫、ジブチルジクロ
ロ錫、オクチルトリクロロ錫、ジオクチルジクロロ錫、
メチルトリブロモ錫、ジメチルジブロモ錫、オクチルト
リブロモ錫、四塩化錫、四臭化錫、四ヨウ化錫、シクロ
ヘキシルトリクロロ錫、フェニルトリクロロ錫、1,2
−ビス(トリクロロスタニル)エタン、1,2−ビス
(メチルジクロロスタニル)エタン、1,4−ビス(ト
リクロロスタニル)ブタンおよび1,4−ビス(メチル
ジクロロスタニル)ブタンからなる群から選択される、
上記12の組成物。
【0111】14.該錫ポリハライドが四塩化錫であ
る、上記12の組成物。
【0112】15.該錫ポリハライドがジブチルジクロ
ロ錫である、上記12の組成物。
【0113】16.該置換されたイミンがジアルキルア
ミノベンジリデンアルキルアミン類、ジアルキルアミノ
ベンジリデンアニリン類、ジアルキルアミノベンジリデ
ンアルコキシアニリン類、ジアルキルアミノベンジリデ
ンジアルキルアミノアニリン類、ベンジリデンジアルキ
ルアミノアニリン類、アルコキシベンジリデンジアルキ
ルアミノアニリン類およびα,α−ジアルキルアルキリ
デンジアルキルアミノアニリン類からなる群から選択さ
れる、上記9の組成物。
【0114】17.該置換されたイミンがジメチルアミ
ノベンジリデンアニリンである、上記9の組成物。
【0115】18.該置換されたイミンがジメチルアミ
ノベンジリデンブチルアニリンである、上記9の組成
物。
【0116】19.(A)30−100重量%の、
(a)約10−約70重量%の、主重合体または共重合
体鎖中に炭素−錫結合を含有しているジエン重合体また
は共役ジエン単量体とビニル芳香族炭化水素単量体との
共重合体、および(b)約90−約30重量%の、有機
アルカリまたは有機アルカリ土類金属末端を有するリビ
ングジエン重合体または共重合体鎖を式:
【0117】
【化20】 [式中、R1およびR2はH、アルキル、シクロアルキ
ル、アリール、ジアルキルアミノアリール、アラルキ
ル、並びに非プロトン性O、NおよびS−含有アルキ
ル、シクロアルキル、アリールおよびアラルキル基から
なる群から選択され、R3はアルキル、シクロアルキ
ル、アリール、ジアルキルアミノアリール、アラルキ
ル、並びに非プロトン性O、NおよびS−含有アルキ
ル、シクロアルキル、アリールおよびアラルキル基から
なる群から選択され、但し条件として、R1、R2および
3基の少なくとも1個はジアルキルアミノアリール基
でなければならずそしてR1、R2およびR3基の全てが
アリール基であることはできない]を有する置換された
イミンと反応させることにより製造された末端を含有し
ているジエン重合体または共役ジエン単量体とビニル芳
香族炭化水素単量体との共重合体の混合物を含有してな
る、ジエン重合体または共重合体組成物、並びに(B)
0−70%の、天然ゴム、ポリブタジエンゴム、スチレ
ン−ブタジエンゴムおよびそれらの混合物からなる群か
ら選択されるゴムを含有してなっている、減じられた回
転抵抗を有するタイヤトレッドの製造における使用に適
しているエラストマー組成物。
【0118】20.成分(A)のジエン重合体がポリブ
タジエンである、上記19の組成物。
【0119】21.成分(A)のジエン共重合体がブタ
ジエンとスチレンとの共重合体である、上記19の組成
物。
【0120】22.リビングジエン重合体または共重合
体鎖の有機アルカリまたは有機アルカリ土類金属末端を
一般式
【0121】
【化21】RaSnXb [式中、Rはアルキル、アルケニル、シクロアルキルお
よびアリール基からなる群から選択され、Xはハロゲン
原子であり、aは0−2の整数であり、そしてbは2−
4の整数である]を有する錫ポリハライドと反応させる
ことによりリビングジエン重合体または共重合体鎖を結
合させることにより、炭素−錫結合を含有している該ジ
エン重合体または共重合体を製造する、上記19の組成
物。
【0122】23.該錫ポリハライドがメチルトリクロ
ロ錫、ジメチルジクロロ錫、エチルトリクロロ錫、ジエ
チルジクロロ錫、ブチルトリクロロ錫、ジブチルジクロ
ロ錫、オクチルトリクロロ錫、ジオクチルジクロロ錫、
メチルトリブロモ錫、ジメチルジブロモ錫、オクチルト
リブロモ錫、四塩化錫、四臭化錫、四ヨウ化錫、シクロ
ヘキシルトリクロロ錫、フェニルトリクロロ錫、1,2
−ビス(トリクロロスタニル)エタン、1,2−ビス
(メチルジクロロスタニル)エタン、1,4−ビス(ト
リクロロスタニル)ブタンおよび1,4−ビス(メチル
ジクロロスタニル)ブタンからなる群から選択される、
上記22の組成物。
【0123】24.該錫ポリハライドが四塩化錫であ
る、上記22の組成物。
【0124】25.該錫ポリハライドがジブチルジクロ
ロ錫である、上記22の組成物。
【0125】26.該置換されたイミンがジアルキルア
ミノベンジリデンアルキルアミン類、ジアルキルアミノ
ベンジリデンアニリン類、ジアルキルアミノベンジリデ
ンアルコキシアニリン類、ジアルキルアミノベンジリデ
ンジアルキルアミノアニリン類、ベンジリデンジアルキ
ルアミノアニリン類、アルコキシベンジリデンジアルキ
ルアミノアニリン類およびα,α−ジアルキルアルキリ
デンジアルキルアミノアニリン類からなる群から選択さ
れる、上記22の組成物。
【0126】27.該置換されたイミンがジメチルアミ
ノベンジリデンアニリンである、上記22の組成物。
【0127】28.該置換されたイミンがジメチルアミ
ノベンジリデンブチルアニリンである、上記22の組成
物。
【0128】29.トレッド部分が(A)30−100
重量%の、(a)約10−約70重量%の、主重合体ま
たは共重合体鎖中に炭素−錫結合を含有しているジエン
重合体または共役ジエン単量体とビニル芳香族炭化水素
単量体との共重合体、および(b)約90−約30重量
%の、有機アルカリまたは有機アルカリ土類金属末端を
有するリビングジエン重合体または共重合体鎖を式:
【0129】
【化22】 [式中、R1およびR2はH、アルキル、シクロアルキ
ル、アリール、ジアルキルアミノアリール、アラルキ
ル、並びに非プロトン性O、NおよびS−含有アルキ
ル、シクロアルキル、アリールおよびアラルキル基から
なる群から選択され、R3はアルキル、シクロアルキ
ル、アリール、ジアルキルアミノアリール、アラルキ
ル、並びに非プロトン性O、NおよびS−含有アルキ
ル、シクロアルキル、アリールおよびアラルキル基から
なる群から選択され、但し条件として、R1、R2および
3基の少なくとも1個はジアルキルアミノアリール基
でなければならずそしてR1、R2およびR3基の全てが
アリール基であることはできない]を有する置換された
イミンと反応させることにより製造された末端を含有し
ているジエン重合体または共役ジエン単量体とビニル芳
香族炭化水素単量体との共重合体の混合物を含有してな
る、ジエン重合体または共重合体組成物、並びに(B)
0−70%の、天然ゴム、ポリブタジエンゴム、スチレ
ン−ブタジエンゴムおよびそれらの混合物からなる群か
ら選択されるゴムを含有してなっているエラストマー組
成物から製造されている、減じられた回転抵抗を有する
タイヤ。
【0130】30.成分(A)のジエン重合体がポリブ
タジエンである、上記29のタイヤ。
【0131】31.成分(A)のジエン共重合体がブタ
ジエンとスチレンとの共重合体である、上記29のタイ
ヤ。
【0132】32.リビングジエン重合体または共重合
体鎖の有機アルカリまたは有機アルカリ土類金属末端を
一般式
【0133】
【化23】RaSnXb [式中、Rはアルキル、アルケニル、シクロアルキルお
よびアリール基からなる群から選択され、Xはハロゲン
原子であり、aは0−2の整数であり、そしてbは2−
4の整数である]を有する錫ポリハライドと反応させる
ことによりリビングジエン重合体または共重合体鎖を結
合させることにより、炭素−錫結合を含有している該ジ
エン重合体または共重合体を製造する、上記29のタイ
ヤ。
【0134】33.該錫ポリハライドがメチルトリクロ
ロ錫、ジメチルジクロロ錫、エチルトリクロロ錫、ジエ
チルジクロロ錫、ブチルトリクロロ錫、ジブチルジクロ
ロ錫、オクチルトリクロロ錫、ジオクチルジクロロ錫、
メチルトリブロモ錫、ジメチルジブロモ錫、オクチルト
リブロモ錫、四塩化錫、四臭化錫、四ヨウ化錫、シクロ
ヘキシルトリクロロ錫、フェニルトリクロロ錫、1,2
−ビス(トリクロロスタニル)エタン、1,2−ビス
(メチルジクロロスタニル)エタン、1,4−ビス(ト
リクロロスタニル)ブタンおよび1,4−ビス(メチル
ジクロロスタニル)ブタンからなる群から選択される、
上記32のタイヤ。
【0135】34.該錫ポリハライドが四塩化錫であ
る、上記32のタイヤ。
【0136】35.該錫ポリハライドがジブチルジクロ
ロ錫である、上記32のタイヤ。
【0137】36.該置換されたイミンがジアルキルア
ミノベンジリデンアルキルアミン類、ジアルキルアミノ
ベンジリデンアニリン類、ジアルキルアミノベンジリデ
ンアルコキシアニリン類、ジアルキルアミノベンジリデ
ンジアルキルアミノアニリン類、ベンジリデンジアルキ
ルアミノアニリン類、アルコキシベンジリデンジアルキ
ルアミノアニリン類およびα,α−ジアルキルアルキリ
デンジアルキルアミノアニリン類からなる群から選択さ
れる、上記32のタイヤ。
【0138】37.該置換されたイミンがジメチルアミ
ノベンジリデンアニリンである、上記29のタイヤ。
【0139】38.該置換されたイミンがジメチルアミ
ノベンジリデンブチルアニリンである、上記29のタイ
ヤ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 トーマス・エイ・アントコウイアク アメリカ合衆国オハイオ州44270リツトマ ン・メノナイトロード9916 (72)発明者 ジヨン・アール・シユレフラー アメリカ合衆国オハイオ州44216クリント ン・レツドバードテラス6344

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 改良された加工性を有しておりそして減
    じられたヒステリシス性質を有するエラストマー組成物
    を製造するのに適しているジエン重合体または共重合体
    の製造方法において、(a)共役ジエン単量体または共
    役ジエン単量体とビニル芳香族炭化水素単量体との混合
    物を炭化水素溶媒中で有機アルカリ金属または有機アル
    カリ土類金属開始剤を用いてアニオン系重合することに
    より、活性有機アルカリまたは有機アルカリ土類金属末
    端を含有しているリビングジエン重合体または共重合体
    を製造し、(b)リビングジエン重合体または共重合体
    鎖の有機アルカリまたは有機アルカリ土類金属末端を1
    モルの該リビングジエン重合体または共重合体鎖当たり
    錫ポリハライド中のハロゲン原子数を基にして約0.1
    −約0.7当量の一般式 【化1】RaSnXb [式中、Rはアルキル、アルケニル、シクロアルキルお
    よびアリール基からなる群から選択され、Xはハロゲン
    原子であり、aは0−2の整数であり、そしてbは2−
    4の整数である]を有する錫ポリハライドと反応させる
    ことにより、リビングジエン重合体または共重合体鎖の
    約10−約70重量%を連結させ、そして(c)リビン
    グジエン重合体または共重合体鎖の有機アルカリまたは
    有機アルカリ土類金属末端を1モルの該ジエン重合体ま
    たは共重合体鎖当たり約0.3−約4モルの式: 【化2】 [式中、R1およびR2はH、アルキル、シクロアルキ
    ル、アリール、ジアルキルアミノアリール、アラルキ
    ル、並びに非プロトン性O、NおよびS−含有アルキ
    ル、シクロアルキル、アリールおよびアラルキル基から
    なる群から選択され、R3はアルキル、シクロアルキ
    ル、アリール、ジアルキルアミノアリール、アラルキ
    ル、並びに非プロトン性O、NおよびS−含有アルキ
    ル、シクロアルキル、アリールおよびアラルキル基から
    なる群から選択され、但し条件として、R1、R2および
    3基の少なくとも1個はジアルキルアミノアリール基
    でなければならずそしてR1、R2およびR3基の全てが
    アリール基であることはできない]を有する置換された
    イミンと反応させることにより、残存しているリビング
    ジエン重合体または共重合体鎖を終結させる順番の段階
    からなる方法。
  2. 【請求項2】 (a)約10−約70重量%の、主な重
    合体または共重合体の鎖中に炭素−錫結合を含有してい
    るジエン重合体または共役ジエン単量体とビニル芳香族
    炭化水素単量体との共重合体、および(b)約90−約
    30重量%の、有機アルカリまたは有機アルカリ土類金
    属末端を有するリビングジエン重合体または共重合体鎖
    を式: 【化3】 [式中、R1およびR2はH、アルキル、シクロアルキ
    ル、アリール、ジアルキルアミノアリール、アラルキ
    ル、並びに非プロトン性O、NおよびS−含有アルキ
    ル、シクロアルキル、アリールおよびアラルキル基から
    なる群から選択され、R3はアルキル、シクロアルキ
    ル、アリール、ジアルキルアミノアリール、アラルキ
    ル、並びに非プロトン性O、NおよびS−含有アルキ
    ル、シクロアルキル、アリールおよびアラルキル基から
    なる群から選択され、但し条件として、R1、R2および
    3基の少なくとも1個はジアルキルアミノアリール基
    でなければならずそしてR1、R2およびR3基の全てが
    アリール基であることはできない]を有する置換された
    イミンと反応させることにより製造された末端を含有し
    ているジエン重合体または共役ジエン単量体とビニル芳
    香族炭化水素単量体との共重合体の混合物を含有してな
    る、ジエン重合体または共重合体組成物。
  3. 【請求項3】 (A)30−100重量%の、(a)約
    10−約70重量%の、主重合体または共重合体鎖中に
    炭素−錫結合を含有しているジエン重合体または共役ジ
    エン単量体とビニル芳香族炭化水素単量体との共重合
    体、および(b)約90−約30重量%の、有機アルカ
    リまたは有機アルカリ土類金属末端を有するリビングジ
    エン重合体または共重合体鎖を式: 【化4】 [式中、R1およびR2はH、アルキル、シクロアルキ
    ル、アリール、ジアルキルアミノアリール、アラルキ
    ル、並びに非プロトン性O、NおよびS−含有アルキ
    ル、シクロアルキル、アリールおよびアラルキル基から
    なる群から選択され、R3はアルキル、シクロアルキ
    ル、アリール、ジアルキルアミノアリール、アラルキ
    ル、並びに非プロトン性O、NおよびS−含有アルキ
    ル、シクロアルキル、アリールおよびアラルキル基から
    なる群から選択され、但し条件として、R1、R2および
    3基の少なくとも1個はジアルキルアミノアリール基
    でなければならずそしてR1、R2およびR3基の全てが
    アリール基であることはできない]を有する置換された
    イミンと反応させることにより製造された末端を含有し
    ているジエン重合体または共役ジエン単量体とビニル芳
    香族炭化水素単量体との共重合体の混合物を含有してな
    る、ジエン重合体または共重合体組成物、並びに (B)0−70%の、天然ゴム、ポリブタジエンゴム、
    スチレン−ブタジエンゴムおよびそれらの混合物からな
    る群から選択されるゴムを含有してなり、減じられた回
    転抵抗を有するタイヤトレッドの製造における使用に適
    しているエラストマー組成物。
  4. 【請求項4】 トレッド部分が (A)30−100重量%の、(a)約10−約70重
    量%の、主重合体または共重合体鎖中に炭素−錫結合を
    含有しているジエン重合体または共役ジエン単量体とビ
    ニル芳香族炭化水素単量体との共重合体、および(b)
    約90−約30重量%の、有機アルカリまたは有機アル
    カリ土類金属末端を有するリビングジエン重合体または
    共重合体鎖を式: 【化5】 [式中、R1およびR2はH、アルキル、シクロアルキ
    ル、アリール、ジアルキルアミノアリール、アラルキ
    ル、並びに非プロトン性O、NおよびS−含有アルキ
    ル、シクロアルキル、アリールおよびアラルキル基から
    なる群から選択され、R3はアルキル、シクロアルキ
    ル、アリール、ジアルキルアミノアリール、アラルキ
    ル、並びに非プロトン性O、NおよびS−含有アルキ
    ル、シクロアルキル、アリールおよびアラルキル基から
    なる群から選択され、但し条件として、R1、R2および
    3基の少なくとも1個はジアルキルアミノアリール基
    でなければならずそしてR1、R2およびR3基の全てが
    アリール基であることはできない]を有する置換された
    イミンと反応させることにより製造された末端を含有し
    ているジエン重合体または共役ジエン単量体とビニル芳
    香族炭化水素単量体との共重合体の混合物を含有してな
    る、ジエン重合体または共重合体組成物、並びに (B)0−70%の、天然ゴム、ポリブタジエンゴム、
    スチレン−ブタジエンゴムおよびそれらの混合物からな
    る群から選択されるゴムを含有してなっているエラスト
    マー組成物から製造されている、減じられた回転抵抗を
    有するタイヤ。
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