JPH05147462A - 自動車用シートの高さ調整機構 - Google Patents

自動車用シートの高さ調整機構

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JPH05147462A
JPH05147462A JP33800891A JP33800891A JPH05147462A JP H05147462 A JPH05147462 A JP H05147462A JP 33800891 A JP33800891 A JP 33800891A JP 33800891 A JP33800891 A JP 33800891A JP H05147462 A JPH05147462 A JP H05147462A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seat
adjusting mechanism
height adjusting
cushion frame
gear
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP33800891A
Other languages
English (en)
Inventor
Takayoshi Kashiwamura
村 孝 義 柏
Keishiro Ito
藤 啓 志 郎 伊
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NHK Spring Co Ltd
Original Assignee
NHK Spring Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 低車高化傾向においてもシート本来の乗り心
地を損なうことなく、しかも部品点数の削減や小型,軽
量化を図る。 【構成】 着座姿勢調整機構付自動車用シートにおい
て、高さ調整機構の駆動機構がシートクッションフレー
ム側に取り付けられていることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車用シートの着座
姿勢調整機構の中の高さ調整機構の改良に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来の自動車用シートの高さ調整機構を
開示したものとしては、実開昭64−36233号公報
や実開平1−62139号公報等がある。これらの従来
技術においては、アッパレールとシートクッションフレ
ームとを介して自動車用シートの高さ調整機構が取り付
けられている。
【0003】ところで、近年売り出されてくる車,そし
て今後売り出されてくる車は、低車高化によりシートの
位置、着座位置が低くなってきている。また、車のボデ
ィ剛性アップのためロアレールが取り付けられるセカン
ドクロスメンバーが大型化されてきている。このためボ
ディフロアとシートクッションとの間のスペースが狭く
なってきている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このボディフロアとシ
ートクッションとの間のスペースに着座姿勢を調整する
ための着座姿勢調整機構を組み付けなければならない
が、前述したようにこのスペースが狭くなっていく傾向
にあるため、従来技術のような着座姿勢調整機構レイア
ウトのままだと、シートクッション下面に干渉したりし
てシート本来の乗り心地を損なう恐れがあるという問題
がある。
【0005】また、従来技術の着座姿勢調整機構におい
ては、その中でも高さ調整機構に関してはその駆動機構
がアッパレールとシートクッションフレームとを介して
取り付けられているため、構造が複雑となり、部品点数
が多くなると共に重量も重くなるという問題があった。
【0006】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、シート本来の乗り心地を損なうことなく、しか
も部品点数の削減や小型,軽量化が図れる自動車用シー
トの高さ調整機構を提供することを目的とするものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、着座姿勢調整機構付自動車用シートにお
いて、高さ調整機構の駆動機構がシートクッションフレ
ーム側に取り付けられていることを特徴としている。
【0008】
【作用】上記構成とすることにより、ギヤボックス等の
高さ調整機構の駆動機構がシートクッション側に取り付
けられているので、部品点数の削減や小型,軽量化が図
れると共に、低車高化傾向においてもボディフロアとシ
ートクッションとの間に着座姿勢調整機構が無理なく配
設できてシート本来の乗り心地を損なうこともない。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図に基づいて説明
する。図1は本発明に係る一実施例の斜視図である。図
1において、ボディフロアにブラケットを介して取り付
けられたスライドレールのアッパレール1上に、ブラケ
ット2,3を介して高さ調整機構(リフト機構または前
・後チルト機構)が取り付けられている。
【0010】ここで、高さ調整機構は、ブラケット2,
3に回転可能に取り付けられた前チルト用セクタギヤ
4,後チルト用セクタギヤ5と、シートクッションフレ
ーム6に取り付けられた前チルト歯車機構7,後チルト
歯車機構8及び出力軸9,10等から構成されている。
【0011】この高さ調整機構のうち、前チルト歯車機
構7,後チルト歯車機構8及び出力軸9,10等から駆
動機構が構成されており、この高さ調整機構の一部であ
る駆動機構がシートクッションフレーム6に取り付けら
れているわけである。
【0012】そして、前・後チルト歯車機構(ギヤボッ
クス)7,8の駆動により、出力軸9,10を介して前
・後チルト用セクタギヤ4,5を動かすのであるが、パ
ワーシートの場合、前・後チルト歯車機構7,8をモー
タで動かし、マニュアルシートの場合、手動で前・後チ
ルト歯車機構7,8を動かしシートの高さを変える。
【0013】即ち、パワーシートの場合はモータの回転
力が、また、マニュアルシートの場合は手動でダイヤル
を回す力が前・後チルト歯車機構7,8に伝えられる。
そして、出力軸9,10が回り、前・後チルト用セクタ
ギヤ4,5を動かす。そうすると、前・後チルト用セク
タギヤ4,5の歯形を形成している部分と反対側の部分
がスライドレールに作用し、その反力でシートクッショ
ンフレームが上下動するようになっている。
【0014】このような本実施例においては、前・後チ
ルト歯車機構(ギヤボックス)7,8がシートクッショ
ンフレームに取り付けられているため、部品点数の削減
や小型,軽量化が図れると共に、低車高化傾向において
もシート本来の乗り心地を損なわずに本機構を組み込む
ことができる。
【0015】また、パワーシートの場合のモータやマニ
ュアルシートの場合の手動操作レバーを取り付ける部材
またはブラケットがシートクッションフレームと一体ま
たはシートクッションフレームに取り付けられるため、
この点からも部品点数の削減や小型,軽量化が図れると
共に、低車高化傾向においてもシート本来の乗り心地を
損なわずに本機構を組み込むことができる。
【0016】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明によれば、ギヤ
ボックス等の高さ調整機構の駆動機構がシートクッショ
ン側に取り付けられているので、部品点数の削減や小
型,軽量化が図れると共に、低車高化傾向においてもボ
ディフロアとシートクッションとの間に着座姿勢調整機
構が無理なく配設できてシート本来の乗り心地を損なう
こともないという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施例の斜視図である。
【符号の説明】
1 アッパレール 4 前チルト用セクタギヤ 5 後チルト用セクタギヤ 6 シートクッションフレーム 7 前チルト歯車機構 8 後チルト歯車機構 9 出力軸 10 出力軸

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 着座姿勢調整機構付自動車用シートにお
    いて、高さ調整機構の駆動機構がシートクッションフレ
    ーム側に取り付けられていることを特徴とする自動車用
    シートの高さ調整機構。
JP33800891A 1991-11-28 1991-11-28 自動車用シートの高さ調整機構 Pending JPH05147462A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33800891A JPH05147462A (ja) 1991-11-28 1991-11-28 自動車用シートの高さ調整機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33800891A JPH05147462A (ja) 1991-11-28 1991-11-28 自動車用シートの高さ調整機構

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05147462A true JPH05147462A (ja) 1993-06-15

Family

ID=18314086

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33800891A Pending JPH05147462A (ja) 1991-11-28 1991-11-28 自動車用シートの高さ調整機構

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JP (1) JPH05147462A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2301281A (en) * 1995-05-24 1996-12-04 Aisin Seiki Adjustable vehicle seat

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2301281A (en) * 1995-05-24 1996-12-04 Aisin Seiki Adjustable vehicle seat
GB2301281B (en) * 1995-05-24 1997-04-23 Aisin Seiki Seat apparatus

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