JPH05147338A - 印字装置のリボンチエンジ機構 - Google Patents
印字装置のリボンチエンジ機構Info
- Publication number
- JPH05147338A JPH05147338A JP3339888A JP33988891A JPH05147338A JP H05147338 A JPH05147338 A JP H05147338A JP 3339888 A JP3339888 A JP 3339888A JP 33988891 A JP33988891 A JP 33988891A JP H05147338 A JPH05147338 A JP H05147338A
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- Japan
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- ink ribbon
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 混色などの印字不良を防止する。
【構成】 キャリア１が左端に停止してリボンチェンジ
を行う状態になると、オシレータフレーム３が矢印Ｆの
方向に回動され、インクリボン８を収納するリボンガイ
ド４とクランプアーム５とが矢印Ｆの方向に移動する。
リボンガイド４およびクランプアーム５の移動と同時
に、リボンフィードモータ９はインクリボン８を巻き取
る。
を行う状態になると、オシレータフレーム３が矢印Ｆの
方向に回動され、インクリボン８を収納するリボンガイ
ド４とクランプアーム５とが矢印Ｆの方向に移動する。
リボンガイド４およびクランプアーム５の移動と同時
に、リボンフィードモータ９はインクリボン８を巻き取
る。
Description
【０００１】
【技術分野】本発明は印字装置のリボンチェンジ機構に
関し、特に同一面上に複数の色が各々平行に配列された
インクリボンを用いて多色印字を行う印字装置のリボン
チェンジ機構に関する。
関し、特に同一面上に複数の色が各々平行に配列された
インクリボンを用いて多色印字を行う印字装置のリボン
チェンジ機構に関する。
【０００２】
【従来技術】従来、この種のリボンチェンジ機構におい
ては、図８および図９に示すように、黒トラック８ａお
よび赤トラック８ｂからなるインクリボン８がリボンガ
イド４とクランプアーム５との間に収納されている。こ
の場合、キャリア１がプラテン７側に閉じられているの
で、インクリボン８はプリントヘッド２とカードホルダ
６とに挟まれた状態となり、プラテン７を下敷きにして
図示せぬ印字媒体への印字が行われる。この印字媒体へ
の印字にともなって、インクリボン８はリボンフィード
モータ９によって巻き取られていく。
ては、図８および図９に示すように、黒トラック８ａお
よび赤トラック８ｂからなるインクリボン８がリボンガ
イド４とクランプアーム５との間に収納されている。こ
の場合、キャリア１がプラテン７側に閉じられているの
で、インクリボン８はプリントヘッド２とカードホルダ
６とに挟まれた状態となり、プラテン７を下敷きにして
図示せぬ印字媒体への印字が行われる。この印字媒体へ
の印字にともなって、インクリボン８はリボンフィード
モータ９によって巻き取られていく。
【０００３】一方、インクリボン８において黒トラック
８ａから赤トラック８ｂに切換える場合には、リボンフ
ィードモータ９によるインクリボン８の巻き取りを停止
し、オシレータフレーム３を矢印Ｆの方向に回動して、
インクリボン８が収納されているリボンガイド４とクラ
ンプアーム５とを矢印Ｆの方向へ移動させている。これ
によって、赤トラック８ｂがプリントヘッド２とカード
ホルダ６とに挟まれた状態となり、赤トラック８ｂを用
いての印字が可能となる。
８ａから赤トラック８ｂに切換える場合には、リボンフ
ィードモータ９によるインクリボン８の巻き取りを停止
し、オシレータフレーム３を矢印Ｆの方向に回動して、
インクリボン８が収納されているリボンガイド４とクラ
ンプアーム５とを矢印Ｆの方向へ移動させている。これ
によって、赤トラック８ｂがプリントヘッド２とカード
ホルダ６とに挟まれた状態となり、赤トラック８ｂを用
いての印字が可能となる。
【０００４】このような従来のリボンチェンジ機構で
は、リボンフィードモータ９によるインクリボン８の巻
き取りを停止し、オシレータフレーム３を矢印Ｆの方向
に回動してリボンガイド４とクランプアーム５とを矢印
Ｆの方向へ移動させてリボンチェンジを行っているの
で、インクリボン８がカードホルダ６およびプラテン７
に押さえられてオシレータフレーム３の回動に追従する
ことができず、混色が発生するという問題がある。
は、リボンフィードモータ９によるインクリボン８の巻
き取りを停止し、オシレータフレーム３を矢印Ｆの方向
に回動してリボンガイド４とクランプアーム５とを矢印
Ｆの方向へ移動させてリボンチェンジを行っているの
で、インクリボン８がカードホルダ６およびプラテン７
に押さえられてオシレータフレーム３の回動に追従する
ことができず、混色が発生するという問題がある。
【０００５】特に、通帳などのコシのある印字媒体では
その印字媒体によってカードホルダ６が押し広げられて
しまうため、リボンガイド４およびクランプアーム５の
矢印Ｆの方向への移動が妨げられてしまう。したがっ
て、図９に示すように、インクリボン８がＶ字型とな
り、本来赤トラック８ｂを用いて印字しなければならな
いものが、黒トラック８ａまたは黒トラック８ａと赤ト
ラック８ｂとの間を印字することとなって、黒色と赤色
との混色などの印字不良が発生する。
その印字媒体によってカードホルダ６が押し広げられて
しまうため、リボンガイド４およびクランプアーム５の
矢印Ｆの方向への移動が妨げられてしまう。したがっ
て、図９に示すように、インクリボン８がＶ字型とな
り、本来赤トラック８ｂを用いて印字しなければならな
いものが、黒トラック８ａまたは黒トラック８ａと赤ト
ラック８ｂとの間を印字することとなって、黒色と赤色
との混色などの印字不良が発生する。
【０００６】
【発明の目的】本発明は上記のような従来のものの問題
点を除去すべくなされたもので、混色などの印字不良を
防止することができる印字装置のリボンチェンジ機構の
提供を目的とする。
点を除去すべくなされたもので、混色などの印字不良を
防止することができる印字装置のリボンチェンジ機構の
提供を目的とする。
【０００７】
【発明の構成】本発明による印字装置のリボンチェンジ
機構は、同一面上に複数の色が各々平行に配列されたイ
ンクリボンを用いて多色印字を行う印字装置のリボンチ
ェンジ機構であって、前記インクリボンの印字色の切換
え動作に連動して前記インクリボンのリボン送りを行う
よう制御する制御手段を設けたことを特徴とする。
機構は、同一面上に複数の色が各々平行に配列されたイ
ンクリボンを用いて多色印字を行う印字装置のリボンチ
ェンジ機構であって、前記インクリボンの印字色の切換
え動作に連動して前記インクリボンのリボン送りを行う
よう制御する制御手段を設けたことを特徴とする。
【０００８】
【実施例】次に、本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。
して説明する。
【０００９】図１は本発明の一実施例を示す構成図であ
り、図２は本発明の一実施例の側面図であり、図３は本
発明の一実施例の正面図である。これらの図において、
黒トラック８ａおよび赤トラック８ｂからなるインクリ
ボン８が矢印Ａの方向に挿入されてリボンガイド４とク
ランプアーム５との間に収納されてから、キャリア１を
プラテン７側（矢印Ｂの方向）に閉じることでインクリ
ボン８が適正位置に設置される（図１参照）。この状態
で、インクリボン８はプリントヘッド２とカードホルダ
６とに挟まれ、プラテン７を下敷きにして図示せぬ印字
媒体への印字が行われる。
り、図２は本発明の一実施例の側面図であり、図３は本
発明の一実施例の正面図である。これらの図において、
黒トラック８ａおよび赤トラック８ｂからなるインクリ
ボン８が矢印Ａの方向に挿入されてリボンガイド４とク
ランプアーム５との間に収納されてから、キャリア１を
プラテン７側（矢印Ｂの方向）に閉じることでインクリ
ボン８が適正位置に設置される（図１参照）。この状態
で、インクリボン８はプリントヘッド２とカードホルダ
６とに挟まれ、プラテン７を下敷きにして図示せぬ印字
媒体への印字が行われる。
【００１０】すなわち、キャリア１が左右の方向（矢印
Ｃの方向）に移動しながら、インクリボン８をプリント
ヘッド２がインパクトすることで、プラテン７を下敷き
にして印字媒体への印字が行われる。このとき同時に、
インクリボン８はリボンフィードモータ９によって矢印
Ｄの方向に巻き取られていく（図２，３参照）。
Ｃの方向）に移動しながら、インクリボン８をプリント
ヘッド２がインパクトすることで、プラテン７を下敷き
にして印字媒体への印字が行われる。このとき同時に、
インクリボン８はリボンフィードモータ９によって矢印
Ｄの方向に巻き取られていく（図２，３参照）。
【００１１】インクリボン８において黒トラック８ａか
ら赤トラック８ｂに切換える場合にはオシレータフレー
ム３が上方に回動され、インクリボン８を収納するリボ
ンガイド４とクランプアーム５とが上方に移動する。こ
の移動にともなって、リボンフィードモータ９によるイ
ンクリボン８の巻き取りが行われるので、赤トラック８
ｂがプリントヘッド２とカードホルダ６とに挟まれた状
態となり、赤トラック８ｂを用いての印字が可能とな
る。
ら赤トラック８ｂに切換える場合にはオシレータフレー
ム３が上方に回動され、インクリボン８を収納するリボ
ンガイド４とクランプアーム５とが上方に移動する。こ
の移動にともなって、リボンフィードモータ９によるイ
ンクリボン８の巻き取りが行われるので、赤トラック８
ｂがプリントヘッド２とカードホルダ６とに挟まれた状
態となり、赤トラック８ｂを用いての印字が可能とな
る。
【００１２】尚、キャリア１の移動動作、プリントヘッ
ド２のインパクト動作、オシレータフレーム３の移動動
作、リボンフィードモータ９によるインクリボンの巻き
取り動作は夫々図示せぬ制御部によって制御されてい
る。
ド２のインパクト動作、オシレータフレーム３の移動動
作、リボンフィードモータ９によるインクリボンの巻き
取り動作は夫々図示せぬ制御部によって制御されてい
る。
【００１３】図４〜図７は本発明の一実施例の動作を示
す図である。図４および図５はインクリボン８の黒トラ
ック８ａを用いて印字を行うときの動作を示しており、
図４は側面図であり、図５は正面図である。この場合、
キャリア１が左方向（矢印Ｅの方向）に移動しながら、
インクリボン８の黒トラック８ａを印字している状態
で、インクリボン８はリボンフィードモータ９によって
矢印Ｄの方向に巻き取られている。
す図である。図４および図５はインクリボン８の黒トラ
ック８ａを用いて印字を行うときの動作を示しており、
図４は側面図であり、図５は正面図である。この場合、
キャリア１が左方向（矢印Ｅの方向）に移動しながら、
インクリボン８の黒トラック８ａを印字している状態
で、インクリボン８はリボンフィードモータ９によって
矢印Ｄの方向に巻き取られている。
【００１４】一方、図６および図７はリボンチェンジを
行うときの動作を示しており、図６は側面図であり、図
７は正面図である。この場合、キャリア１が左端に停止
してリボンチェンジを行う状態になると、オシレータフ
レーム３が矢印Ｆの方向に回動され、インクリボン８を
収納するリボンガイド４とクランプアーム５とが矢印Ｆ
の方向に移動する。この移動が行われるとき同時に、リ
ボンフィードモータ９がインクリボン８の巻き取りを行
うので、インクリボン８にテンションがかけられるとと
もに真っ直ぐに保たれる。よって、黒トラック８ａから
赤トラック８ｂへの切換えがスムーズに行われることと
なる。
行うときの動作を示しており、図６は側面図であり、図
７は正面図である。この場合、キャリア１が左端に停止
してリボンチェンジを行う状態になると、オシレータフ
レーム３が矢印Ｆの方向に回動され、インクリボン８を
収納するリボンガイド４とクランプアーム５とが矢印Ｆ
の方向に移動する。この移動が行われるとき同時に、リ
ボンフィードモータ９がインクリボン８の巻き取りを行
うので、インクリボン８にテンションがかけられるとと
もに真っ直ぐに保たれる。よって、黒トラック８ａから
赤トラック８ｂへの切換えがスムーズに行われることと
なる。
【００１５】このように、インクリボン８の黒トラック
８ａから赤トラック８ｂへのリボンチェンジを行うと
き、オシレータフレーム３によるリボンガイド４および
クランプアーム５の移動と同時に、リボンフィードモー
タ９によってインクリボン８を巻き取るようにすること
によって、従来例のようにインクリボン８がＶ字型とな
ることはなく、インクリボン８を真っ直ぐに保つことが
できる。よって、本来赤トラック８ｂを用いて印字しな
ければならないものが、黒トラック８ａまたは黒トラッ
ク８ａと赤トラック８ｂとの間の印字による黒色と赤色
との混色などの印字不良の発生を防止することができ
る。
８ａから赤トラック８ｂへのリボンチェンジを行うと
き、オシレータフレーム３によるリボンガイド４および
クランプアーム５の移動と同時に、リボンフィードモー
タ９によってインクリボン８を巻き取るようにすること
によって、従来例のようにインクリボン８がＶ字型とな
ることはなく、インクリボン８を真っ直ぐに保つことが
できる。よって、本来赤トラック８ｂを用いて印字しな
ければならないものが、黒トラック８ａまたは黒トラッ
ク８ａと赤トラック８ｂとの間の印字による黒色と赤色
との混色などの印字不良の発生を防止することができ
る。
【００１６】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、イ
ンクリボンの印字色の切換え動作に連動してインクリボ
ンのリボン送りを行うようにすることによって、混色な
どの印字不良を防止することができるという効果があ
る。
ンクリボンの印字色の切換え動作に連動してインクリボ
ンのリボン送りを行うようにすることによって、混色な
どの印字不良を防止することができるという効果があ
る。
【図１】本発明の一実施例を示す構成図である。
【図２】本発明の一実施例の側面図である。
【図３】本発明の一実施例の正面図である。
【図４】本発明の一実施例の動作を示す図である。
【図５】本発明の一実施例の動作を示す図である。
【図６】本発明の一実施例の動作を示す図である。
【図７】本発明の一実施例の動作を示す図である。
【図８】従来例の動作を示す図である。
【図９】従来例の動作を示す図である。
１ キャリア ２ プリントヘッド ３ オシレータフレーム ４ リボンガイド ５ クランプアーム ８ インクリボン ８ａ 黒トラック ８ｂ 赤トラック ９ リボンフィードモータ
Claims (1)
- 【請求項１】 同一面上に複数の色が各々平行に配列さ
れたインクリボンを用いて多色印字を行う印字装置のリ
ボンチェンジ機構であって、前記インクリボンの印字色
の切換え動作に連動して前記インクリボンのリボン送り
を行うよう制御する制御手段を設けたことを特徴とする
リボンチェンジ機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3339888A JPH05147338A (ja) | 1991-11-28 | 1991-11-28 | 印字装置のリボンチエンジ機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3339888A JPH05147338A (ja) | 1991-11-28 | 1991-11-28 | 印字装置のリボンチエンジ機構 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05147338A true JPH05147338A (ja) | 1993-06-15 |
Family
ID=18331761
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3339888A Pending JPH05147338A (ja) | 1991-11-28 | 1991-11-28 | 印字装置のリボンチエンジ機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05147338A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6431774B1 (en) | 1999-02-19 | 2002-08-13 | Seiko Epson Corporation | Printer, control method for the same, and data storage medium for recording the control method |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6251473A (ja) * | 1985-08-30 | 1987-03-06 | Toshiba Corp | プリンタのリボン駆動制御方式 |
-
1991
- 1991-11-28 JP JP3339888A patent/JPH05147338A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6251473A (ja) * | 1985-08-30 | 1987-03-06 | Toshiba Corp | プリンタのリボン駆動制御方式 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6431774B1 (en) | 1999-02-19 | 2002-08-13 | Seiko Epson Corporation | Printer, control method for the same, and data storage medium for recording the control method |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 9 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071218 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081218 Year of fee payment: 10 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081218 Year of fee payment: 10 |