JPH05145956A - ホワイト・バランス調整方法 - Google Patents
ホワイト・バランス調整方法Info
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- JPH05145956A JPH05145956A JP3301915A JP30191591A JPH05145956A JP H05145956 A JPH05145956 A JP H05145956A JP 3301915 A JP3301915 A JP 3301915A JP 30191591 A JP30191591 A JP 30191591A JP H05145956 A JPH05145956 A JP H05145956A
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- 239000003086 colorant Substances 0.000 abstract description 5
- 238000009434 installation Methods 0.000 abstract description 5
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- NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N novaluron Chemical compound C1=C(Cl)C(OC(F)(F)C(OC(F)(F)F)F)=CC=C1NC(=O)NC(=O)C1=C(F)C=CC=C1F NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000008569 process Effects 0.000 description 1
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N9/00—Details of colour television systems
- H04N9/12—Picture reproducers
- H04N9/31—Projection devices for colour picture display, e.g. using electronic spatial light modulators [ESLM]
- H04N9/3179—Video signal processing therefor
- H04N9/3182—Colour adjustment, e.g. white balance, shading or gamut
-
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- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
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- H04N9/31—Projection devices for colour picture display, e.g. using electronic spatial light modulators [ESLM]
- H04N9/3191—Testing thereof
- H04N9/3194—Testing thereof including sensor feedback
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N9/00—Details of colour television systems
- H04N9/64—Circuits for processing colour signals
- H04N9/73—Colour balance circuits, e.g. white balance circuits or colour temperature control
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Processing Of Color Television Signals (AREA)
- Testing, Inspecting, Measuring Of Stereoscopic Televisions And Televisions (AREA)
- Video Image Reproduction Devices For Color Tv Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 プロジェクタ等のディスプレイのホワイト・
バランス調整を容易にする。 【構成】 プロジェクタ１により全白の色成分をスクリ
ーン２に表示し、これをＣＣＤカメラ３で撮像して各色
の輝度値をメインユニット４に取り込み、この輝度値を
予めメモリ４３に記憶した輝度比で求めた値となるよう
にフィードバックしながらホワイト・バランスを調整す
ることにより、特別なセンサや色彩色差計の設置，使用
を不要とし、またスキルを不要にして、その調整を容易
にする。また、基準のプロジェクタ１に全白表示を行
い、ＣＣＤカメラ３でその輝度情報をメイニュニット４
に取り込み、これを基準として、他のプロジェクタ１の
全白表示の輝度値をＣＣＤカメラ３で取り込んで、その
輝度値を前記の基準に合わせることにより、複数台のホ
ワイト・バランスを容易に合わせられるようにする。
バランス調整を容易にする。 【構成】 プロジェクタ１により全白の色成分をスクリ
ーン２に表示し、これをＣＣＤカメラ３で撮像して各色
の輝度値をメインユニット４に取り込み、この輝度値を
予めメモリ４３に記憶した輝度比で求めた値となるよう
にフィードバックしながらホワイト・バランスを調整す
ることにより、特別なセンサや色彩色差計の設置，使用
を不要とし、またスキルを不要にして、その調整を容易
にする。また、基準のプロジェクタ１に全白表示を行
い、ＣＣＤカメラ３でその輝度情報をメイニュニット４
に取り込み、これを基準として、他のプロジェクタ１の
全白表示の輝度値をＣＣＤカメラ３で取り込んで、その
輝度値を前記の基準に合わせることにより、複数台のホ
ワイト・バランスを容易に合わせられるようにする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ディスプレイ装置のホ
ワイト・バランス調整を容易にするホワイト・バランス
調整方法に関するものである。
ワイト・バランス調整を容易にするホワイト・バランス
調整方法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】カラーテレビジョン受像機やカラープロ
ジェクタ（投射形ディスプレイ）においては、白黒画像
信号が白黒で表示され、カラー画像信号の白の部分が白
に表示されるようにするために、製造過程や設置時にホ
ワイト・バランス調整が必要である。特にプロジェクタ
の場合では、管面で調整したものをスクリーンに投映す
るため、実際のスクリーン上では周囲の環境やスクリー
ンの違いによりホワイト・バランスの差が生ずるので、
設置時のホワイト・バランス調整が不可欠であり、使用
中においても必要となる場合がある。
ジェクタ（投射形ディスプレイ）においては、白黒画像
信号が白黒で表示され、カラー画像信号の白の部分が白
に表示されるようにするために、製造過程や設置時にホ
ワイト・バランス調整が必要である。特にプロジェクタ
の場合では、管面で調整したものをスクリーンに投映す
るため、実際のスクリーン上では周囲の環境やスクリー
ンの違いによりホワイト・バランスの差が生ずるので、
設置時のホワイト・バランス調整が不可欠であり、使用
中においても必要となる場合がある。
【０００３】従来のホワイト・バランス調整は、工場で
は、ディスプレイの管面に特殊なセンサを取り付け、外
部信号として５ＩＲＥ，１００ＩＲＥの全白信号を入力
して調整したり、ユーザサイドでの設置時等では色彩色
差計等を用いて人間の視覚によりボリュームで調整した
りしていた。
は、ディスプレイの管面に特殊なセンサを取り付け、外
部信号として５ＩＲＥ，１００ＩＲＥの全白信号を入力
して調整したり、ユーザサイドでの設置時等では色彩色
差計等を用いて人間の視覚によりボリュームで調整した
りしていた。
【０００４】なお、本発明に関連する技術としては、本
出願人による特願平２−３３３８２号が挙げられる。
出願人による特願平２−３３３８２号が挙げられる。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来のホワイト・バランス調整方法では、調整が困難
であるという問題点があった。すなわち、特殊なセンサ
を管面に取り付けたり、色彩色差計等を用いて人間の眼
とボリュームで調整するためスキルを必要としたりする
ことなどが、ホワイト・バランス調整を困難にしてい
た。特に、複数台の例えば２台，４台，９台，１６台と
いうようにディスプレイを並べて使用するような場合、
複数台のホワイト・バランスを合わせることは非常に困
難になる。このようなスタッキングでのホワイト・バラ
ンスのずれがあると見苦しいため、工場段階ばかりでな
く設置現場においても簡単にホワイト・バランスを調整
できる技術が望まれていた。
た従来のホワイト・バランス調整方法では、調整が困難
であるという問題点があった。すなわち、特殊なセンサ
を管面に取り付けたり、色彩色差計等を用いて人間の眼
とボリュームで調整するためスキルを必要としたりする
ことなどが、ホワイト・バランス調整を困難にしてい
た。特に、複数台の例えば２台，４台，９台，１６台と
いうようにディスプレイを並べて使用するような場合、
複数台のホワイト・バランスを合わせることは非常に困
難になる。このようなスタッキングでのホワイト・バラ
ンスのずれがあると見苦しいため、工場段階ばかりでな
く設置現場においても簡単にホワイト・バランスを調整
できる技術が望まれていた。
【０００６】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたものであり、その第１の目的は、プロジェクタ等
のディスプレイのホワイト・バランス調整を容易にした
ホワイト・バランス調整方法を提供することであり、第
２の目的はさらに複数台のホワイト・バランスを容易に
合わせることを可能としたホワイト・バランス調整方法
を提供することにある。
されたものであり、その第１の目的は、プロジェクタ等
のディスプレイのホワイト・バランス調整を容易にした
ホワイト・バランス調整方法を提供することであり、第
２の目的はさらに複数台のホワイト・バランスを容易に
合わせることを可能としたホワイト・バランス調整方法
を提供することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記の第１の目的を達成
するため、本発明のホワイト・バランス調整方法におい
ては、まず、ディスプレイに全白信号もしくはその単色
成分を表示し、次に、前記表示を撮像手段で取り込んで
各色の輝度情報を得、次に、予め記憶してある各色間の
輝度比に基づいて前記一つの色の輝度情報から他の色成
分の輝度値を求め、次に、前記残りの色の輝度情報が前
記輝度値の許容範囲に入るように調整を行う構成として
いる。
するため、本発明のホワイト・バランス調整方法におい
ては、まず、ディスプレイに全白信号もしくはその単色
成分を表示し、次に、前記表示を撮像手段で取り込んで
各色の輝度情報を得、次に、予め記憶してある各色間の
輝度比に基づいて前記一つの色の輝度情報から他の色成
分の輝度値を求め、次に、前記残りの色の輝度情報が前
記輝度値の許容範囲に入るように調整を行う構成として
いる。
【０００８】また、上記第１および第２の目的を達成す
るために、本発明のホワイト・バランス調整方法におい
ては、まず、調整済みのディスプレイに全白信号もしく
はその単色成分を表示し、次に、前記表示を撮像手段で
取り込んで各色の基準の輝度情報として記憶し、次に、
他のディスプレイに全白信号もしくはその単色成分を表
示し、次に、前記他のディスプレイの表示を撮像手段で
取り込んで各色の輝度値を得、次に、前記各色の輝度値
が前記記憶した基準の輝度情報の値となるように調整を
行う構成としている。
るために、本発明のホワイト・バランス調整方法におい
ては、まず、調整済みのディスプレイに全白信号もしく
はその単色成分を表示し、次に、前記表示を撮像手段で
取り込んで各色の基準の輝度情報として記憶し、次に、
他のディスプレイに全白信号もしくはその単色成分を表
示し、次に、前記他のディスプレイの表示を撮像手段で
取り込んで各色の輝度値を得、次に、前記各色の輝度値
が前記記憶した基準の輝度情報の値となるように調整を
行う構成としている。
【０００９】
【作用】本発明のホワイト・バランス調整方法では、全
白の色成分各色の輝度値を検出し、この輝度値が予め記
憶してある輝度比から求めた所定の値となるようにフィ
ードバックしながらホワイト・バランスの調整をするこ
とにより、特別なセンサや測定装置の設置，使用を不要
とし、またスキルをたよりとする調整をなくして、その
調整を容易にする。また、１つのディスプレイの全白表
示の輝度情報を基準として、他のディスプレイの輝度値
をそれに合わせることにより、複数台のホワイト・バラ
ンスを容易に合わせられるようにしている。
白の色成分各色の輝度値を検出し、この輝度値が予め記
憶してある輝度比から求めた所定の値となるようにフィ
ードバックしながらホワイト・バランスの調整をするこ
とにより、特別なセンサや測定装置の設置，使用を不要
とし、またスキルをたよりとする調整をなくして、その
調整を容易にする。また、１つのディスプレイの全白表
示の輝度情報を基準として、他のディスプレイの輝度値
をそれに合わせることにより、複数台のホワイト・バラ
ンスを容易に合わせられるようにしている。
【００１０】
【実施例】以下、本発明の実施例を、図面を参照して詳
細に説明する。
細に説明する。
【００１１】図１は本発明の実施例を実現するブロック
図である。本実施例は投射形のディスプレイであるプロ
ジェクタに適用した例を示している。図において、１は
プロジェクタ、２はスクリーン、３はＣＣＤカメラ、４
はプロジェクタ オート セットアップ メインユニッ
ト（以下、単にメインユニットと記す）、５はコマンダ
を示す。メインユニット４は、さらにＡ／Ｄ（アナログ
／ディジタル）変換部４１，ＣＰＵ（コンピュータ）４
２，メモリ４３，Ｉ（入力）／Ｏ（出力）部４４などで
構成される。
図である。本実施例は投射形のディスプレイであるプロ
ジェクタに適用した例を示している。図において、１は
プロジェクタ、２はスクリーン、３はＣＣＤカメラ、４
はプロジェクタ オート セットアップ メインユニッ
ト（以下、単にメインユニットと記す）、５はコマンダ
を示す。メインユニット４は、さらにＡ／Ｄ（アナログ
／ディジタル）変換部４１，ＣＰＵ（コンピュータ）４
２，メモリ４３，Ｉ（入力）／Ｏ（出力）部４４などで
構成される。
【００１２】上記構成において、プロジェクタ１は、高
輝度のＣＲＴを有し、管面から発せられる表示画面の光
をスクリーン２に投映する。ホワイト・バランス調整に
おいては、ハイライト（Ｈ／Ｌ）側の全白信号およびカ
ットオフ（Ｃ／Ｏ）側の全白信号の単色成分がスクリー
ン２に投映される。本実施例では、全白信号の発生機能
をプロジェクタ１側に有するものとし、ＣＰＵ４２から
Ｉ／Ｏ部４４を通してＨ／ＬまたはＣ／Ｏのどちらの全
白のどの単色成分を表示するかを指令する。もちろん、
全白信号を、外部信号としてメインユニット４からプロ
ジェクタ１に与えても良い。
輝度のＣＲＴを有し、管面から発せられる表示画面の光
をスクリーン２に投映する。ホワイト・バランス調整に
おいては、ハイライト（Ｈ／Ｌ）側の全白信号およびカ
ットオフ（Ｃ／Ｏ）側の全白信号の単色成分がスクリー
ン２に投映される。本実施例では、全白信号の発生機能
をプロジェクタ１側に有するものとし、ＣＰＵ４２から
Ｉ／Ｏ部４４を通してＨ／ＬまたはＣ／Ｏのどちらの全
白のどの単色成分を表示するかを指令する。もちろん、
全白信号を、外部信号としてメインユニット４からプロ
ジェクタ１に与えても良い。
【００１３】ＣＣＤカメラ３は、白黒用のものを用い、
スクリーン２全体が撮れるような位置に設置される。Ｃ
ＣＤカメラ３は、ＣＰＵ４２からの指令によりスクリー
ン２の画像を取り込み、その画像信号はＡ／Ｄ変換部４
１を通してディジタル信号に変換され、輝度情報として
ＣＰＵ４２に取り込まれる。コマンダ５は、ワイヤレス
またはワイヤードでＩ／Ｏ部４４に接続され、ＣＰＵ４
２に対しテンキー等からメニュー等の設定を行ったり、
指令を与えたり、また液晶画面を有し、プロジェクタ１
の出力をモニタしたりする。
スクリーン２全体が撮れるような位置に設置される。Ｃ
ＣＤカメラ３は、ＣＰＵ４２からの指令によりスクリー
ン２の画像を取り込み、その画像信号はＡ／Ｄ変換部４
１を通してディジタル信号に変換され、輝度情報として
ＣＰＵ４２に取り込まれる。コマンダ５は、ワイヤレス
またはワイヤードでＩ／Ｏ部４４に接続され、ＣＰＵ４
２に対しテンキー等からメニュー等の設定を行ったり、
指令を与えたり、また液晶画面を有し、プロジェクタ１
の出力をモニタしたりする。
【００１４】ＣＰＵ４２は、後記する手順を実行し、ホ
ワイト・バランス調整を行う。メモリ４３は、上記手順
を実行するためのプログラムおよび実行の処理に必要な
データ等を記憶しておくためのものである。
ワイト・バランス調整を行う。メモリ４３は、上記手順
を実行するためのプログラムおよび実行の処理に必要な
データ等を記憶しておくためのものである。
【００１５】以上のうちでＣＣＤカメラ３，メインユニ
ット４，コマンダ５は、プロジェクタ オート セット
アップ システムを構成している。このシステムは、ホ
ワイト・バランス調整のほかレジストレーション調整も
行うように考慮されている。
ット４，コマンダ５は、プロジェクタ オート セット
アップ システムを構成している。このシステムは、ホ
ワイト・バランス調整のほかレジストレーション調整も
行うように考慮されている。
【００１６】まず、本発明のホワイト・バランス調整方
法の第１の実施例を説明する。図２はその手順を示すフ
ローチャートである。本実施例は、ＣＣＤカメラ３から
取り込んだ画像情報をメインユニット４で画像処理し、
通信回線を通してプロジェクタ（ＰＪ）１にフィードバ
ックする。
法の第１の実施例を説明する。図２はその手順を示すフ
ローチャートである。本実施例は、ＣＣＤカメラ３から
取り込んだ画像情報をメインユニット４で画像処理し、
通信回線を通してプロジェクタ（ＰＪ）１にフィードバ
ックする。
【００１７】ホワイト・バランス調整の手順は次のよう
なものである。プロジェクタ オート セットアップ
システムのメインユニット４は、ある色温度（例えば６
５００゜Ｋ）のスクリーン２におけるＲ，Ｇ，Ｂの輝度
比を情報としてメモリ４３にもつ。ＣＣＤカメラ３は積
分取り込みの機能をもち、暗い画像を取り込むことがで
きる。この積分回路は明るい影像と暗い影像とは当然変
える必要がある。そこでまず、ＣＰＵ４２はハイライト
側（以下Ｈ／Ｌ側）とカットオフ側（以下Ｃ／Ｏ側）そ
れぞれの画像の明るさからカメラの積分取り込み回数を
設定し、ＣＣＤカメラ３に指示する。ＣＰＵ４２は、設
定した取り込み回数においてスクリーンのペデスタル情
報、すなわち、スクリーン２に何も表示しないときの基
準の画像情報を取り込んでおく。
なものである。プロジェクタ オート セットアップ
システムのメインユニット４は、ある色温度（例えば６
５００゜Ｋ）のスクリーン２におけるＲ，Ｇ，Ｂの輝度
比を情報としてメモリ４３にもつ。ＣＣＤカメラ３は積
分取り込みの機能をもち、暗い画像を取り込むことがで
きる。この積分回路は明るい影像と暗い影像とは当然変
える必要がある。そこでまず、ＣＰＵ４２はハイライト
側（以下Ｈ／Ｌ側）とカットオフ側（以下Ｃ／Ｏ側）そ
れぞれの画像の明るさからカメラの積分取り込み回数を
設定し、ＣＣＤカメラ３に指示する。ＣＰＵ４２は、設
定した取り込み回数においてスクリーンのペデスタル情
報、すなわち、スクリーン２に何も表示しないときの基
準の画像情報を取り込んでおく。
【００１８】次に、基準となる色（色温度６５００°Ｋ
においてはＧ）の輝度をＨ／Ｌ側、Ｃ／Ｏ側とも取り込
み、あらかじめ持ったＢ／Ｇ、Ｒ／Ｇの比から他の２色
Ｂ，Ｒの輝度を求める。ＣＣＤカメラ３のノイズ分等を
考慮に入れたマージン内にその２色Ｂ，Ｒの輝度が入る
ようにゲイン値、バイアス値を調整し、Ｃ／Ｏ側，Ｈ／
Ｌ側のトラッキングをとる。すなわち、片側の調整によ
る他方の側の調整点の変化を、交互に繰り返し調整して
なくして行く。このようなフローなので、基準の色とそ
の比を変えることによって他の色温度（例では９３００
゜Ｋ（Ｂ），３２００°Ｋ（Ｒ））も調整することがで
きる。
においてはＧ）の輝度をＨ／Ｌ側、Ｃ／Ｏ側とも取り込
み、あらかじめ持ったＢ／Ｇ、Ｒ／Ｇの比から他の２色
Ｂ，Ｒの輝度を求める。ＣＣＤカメラ３のノイズ分等を
考慮に入れたマージン内にその２色Ｂ，Ｒの輝度が入る
ようにゲイン値、バイアス値を調整し、Ｃ／Ｏ側，Ｈ／
Ｌ側のトラッキングをとる。すなわち、片側の調整によ
る他方の側の調整点の変化を、交互に繰り返し調整して
なくして行く。このようなフローなので、基準の色とそ
の比を変えることによって他の色温度（例では９３００
゜Ｋ（Ｂ），３２００°Ｋ（Ｒ））も調整することがで
きる。
【００１９】本実施例によれば、従来、特別なセンサを
必要としたホワイト・バランス調整が、ＣＣＤカメラを
用いて容易にできるようになる。また、人間の視覚を用
いて行う場合のようにスキルが要求されることもない。
さらに、プロジェクタの場合、管面で調整したものをス
クリーンに投影するので、実際のスクリーン上では周囲
の環境やスクリーンの違いによるホワイト・バランスの
差があるが、この発明による実施例では実際のスクリー
ンの情報からフィードバックをかけるので、この点をあ
る程度吸収できる。従って、プロジェクタの設置が容易
になる。
必要としたホワイト・バランス調整が、ＣＣＤカメラを
用いて容易にできるようになる。また、人間の視覚を用
いて行う場合のようにスキルが要求されることもない。
さらに、プロジェクタの場合、管面で調整したものをス
クリーンに投影するので、実際のスクリーン上では周囲
の環境やスクリーンの違いによるホワイト・バランスの
差があるが、この発明による実施例では実際のスクリー
ンの情報からフィードバックをかけるので、この点をあ
る程度吸収できる。従って、プロジェクタの設置が容易
になる。
【００２０】次に、本発明のホワイト・バランス調整方
法の第２の実施例を説明する。図３はその手順を示すフ
ローチャートである。本実施例も図１のブロック構成で
実現できる。ただし、必要とするメモリ４３のプログラ
ムやデータが異なっている。本実施例も、ＣＣＤカメラ
３で取り込んだスクリーン２の情報をプロジェクタ１へ
フィードバックし、ホワイト・バランスの調整を行なう
ものである。
法の第２の実施例を説明する。図３はその手順を示すフ
ローチャートである。本実施例も図１のブロック構成で
実現できる。ただし、必要とするメモリ４３のプログラ
ムやデータが異なっている。本実施例も、ＣＣＤカメラ
３で取り込んだスクリーン２の情報をプロジェクタ１へ
フィードバックし、ホワイト・バランスの調整を行なう
ものである。
【００２１】本実施例の手順は、次のようになってい
る。まず、基準となるプロジェクタ１のＲ，Ｇ，Ｂそれ
ぞれの輝度を順次ＣＣＤカメラ３で取り込む。これは単
色の全白信号をスクリーン２に投映して、中央付近の輝
度をメインユニット４にディジタル値として取り込むこ
とである。この作用を明部側（Ｈ／Ｌ側）、暗部側（Ｃ
／Ｏ側）の両方について行なう。こうして得られた輝度
値を、それぞれＲH1，ＧH1，ＢH1，ＲC1，ＧC1，ＢC1と
する。
る。まず、基準となるプロジェクタ１のＲ，Ｇ，Ｂそれ
ぞれの輝度を順次ＣＣＤカメラ３で取り込む。これは単
色の全白信号をスクリーン２に投映して、中央付近の輝
度をメインユニット４にディジタル値として取り込むこ
とである。この作用を明部側（Ｈ／Ｌ側）、暗部側（Ｃ
／Ｏ側）の両方について行なう。こうして得られた輝度
値を、それぞれＲH1，ＧH1，ＢH1，ＲC1，ＧC1，ＢC1と
する。
【００２２】次に他のプロジェクタ１について、このプ
ロジェクタの単色全白の輝度がそれぞれＲH1，ＧH1，
…，ＢC1と同じになるように、他のプロジェクタ１のゲ
イン値、バイアス値を調整する。このときＨ／Ｌ側とＣ
／Ｏ側をトラッキングをとりながら、交互に行なう。こ
うして、他のプロジェクタ１を、基準として取り込んだ
プロジェクタの色温度に簡単に調整することができる。
ロジェクタの単色全白の輝度がそれぞれＲH1，ＧH1，
…，ＢC1と同じになるように、他のプロジェクタ１のゲ
イン値、バイアス値を調整する。このときＨ／Ｌ側とＣ
／Ｏ側をトラッキングをとりながら、交互に行なう。こ
うして、他のプロジェクタ１を、基準として取り込んだ
プロジェクタの色温度に簡単に調整することができる。
【００２３】このような第２の実施例によれば、従来、
色彩色差計で測定したＸ，Ｙの色差値から合わせたり、
人間の眼で合わせたりしていたものを、Ｒ，Ｇ，Ｂによ
る輝度値で合せるので色彩色差計等の特殊な機械を必要
とせず、一般的な白黒のＣＣＤカメラ等で簡単に調整可
能となる。また、ある１台のプロジェクタのホワイト・
バランスをリファレンスとして、他のプロジェクタのホ
ワイト・バランスを合わせることができるので、スタッ
キングでのホワイト・バランスのずれによる見苦しさを
解消できる。すなわち、輝度の絶対値で調整するので、
色温度が合っているのに輝度（明るさ）が違うため、２
台の色あいが異なって見えることがなくなる。
色彩色差計で測定したＸ，Ｙの色差値から合わせたり、
人間の眼で合わせたりしていたものを、Ｒ，Ｇ，Ｂによ
る輝度値で合せるので色彩色差計等の特殊な機械を必要
とせず、一般的な白黒のＣＣＤカメラ等で簡単に調整可
能となる。また、ある１台のプロジェクタのホワイト・
バランスをリファレンスとして、他のプロジェクタのホ
ワイト・バランスを合わせることができるので、スタッ
キングでのホワイト・バランスのずれによる見苦しさを
解消できる。すなわち、輝度の絶対値で調整するので、
色温度が合っているのに輝度（明るさ）が違うため、２
台の色あいが異なって見えることがなくなる。
【００２４】なお、このシステムでは、白黒ＣＣＤカメ
ラを用いて画面に表示された単色の輝度をディスプレイ
機器にフィードバックして調整することができるので、
例えばモニターなどの他の種類のディスプレイ機器にも
応用することが可能である。また、ＣＣＤカメラとして
は、カラー用のものを用いることもできる。この場合に
は、全白信号の表示は成分色の単色とせずそのまま全白
を表示し、カメラ側で各色成分の輝度情報を取り出して
メインユニットに入力すれば良い。このように本発明
は、その主旨に沿って種々に応用され、種々の実施態様
を取り得るものである。
ラを用いて画面に表示された単色の輝度をディスプレイ
機器にフィードバックして調整することができるので、
例えばモニターなどの他の種類のディスプレイ機器にも
応用することが可能である。また、ＣＣＤカメラとして
は、カラー用のものを用いることもできる。この場合に
は、全白信号の表示は成分色の単色とせずそのまま全白
を表示し、カメラ側で各色成分の輝度情報を取り出して
メインユニットに入力すれば良い。このように本発明
は、その主旨に沿って種々に応用され、種々の実施態様
を取り得るものである。
【００２５】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明の
ホワイト・バランス調整方法によれば、特別なセンサを
必要としたホワイト・バランス調整がＣＣＤカメラ等の
一般的な撮像手段を用いて容易にできるようになる。す
なわち、従来、Ｘ，Ｙの色差値などから合わせていたも
のを、Ｒ，Ｇ，Ｂによる輝度値で合わせるので、色彩色
差計等の特殊な機械を必要とせず、ＣＣＤカメラ等の撮
像手段を用いて簡単に調整可能となる。また、人間の視
覚を用いて行う場合のようにスキルも要求されない。さ
らに、ディスプレイがプロジェクタである場合、管面で
調整したものをスクリーンに投映するので、実際のスク
リーン上では周囲の環境やスクリーンの違いによるホワ
イト・バランスの差があるが、この発明では実際のスク
リーンの情報からフィードバックをかけるので、この点
をある程度吸収できる。従って、プロジェクタの設置が
容易となる。
ホワイト・バランス調整方法によれば、特別なセンサを
必要としたホワイト・バランス調整がＣＣＤカメラ等の
一般的な撮像手段を用いて容易にできるようになる。す
なわち、従来、Ｘ，Ｙの色差値などから合わせていたも
のを、Ｒ，Ｇ，Ｂによる輝度値で合わせるので、色彩色
差計等の特殊な機械を必要とせず、ＣＣＤカメラ等の撮
像手段を用いて簡単に調整可能となる。また、人間の視
覚を用いて行う場合のようにスキルも要求されない。さ
らに、ディスプレイがプロジェクタである場合、管面で
調整したものをスクリーンに投映するので、実際のスク
リーン上では周囲の環境やスクリーンの違いによるホワ
イト・バランスの差があるが、この発明では実際のスク
リーンの情報からフィードバックをかけるので、この点
をある程度吸収できる。従って、プロジェクタの設置が
容易となる。
【００２６】また、請求項２の発明によれば、特に、あ
る１台のディスプレイのホワイト・バランスをリファレ
ンスとして、他のディスプレイのホワイト・バランスを
容易に合わせることができる。これによってスタッキン
グでのホワイト・バランスのずれによる見苦しさを解消
できる。
る１台のディスプレイのホワイト・バランスをリファレ
ンスとして、他のディスプレイのホワイト・バランスを
容易に合わせることができる。これによってスタッキン
グでのホワイト・バランスのずれによる見苦しさを解消
できる。
【図１】本発明の実施例を実現するための構成を示すブ
ロック図
ロック図
【図２】本発明の第１の実施例のフローチャート
【図３】本発明の第２の実施例のフローチャート
１…プロジェクタ、２…スクリーン、３…ＣＣＤカメ
ラ、４…プロジェクタオート セットアップ メインユ
ニット、５…コマンダ、４１…Ａ／Ｄ変換部、４２…Ｃ
ＰＵ、４３…メモリ、４４…Ｉ／Ｏ部。
ラ、４…プロジェクタオート セットアップ メインユ
ニット、５…コマンダ、４１…Ａ／Ｄ変換部、４２…Ｃ
ＰＵ、４３…メモリ、４４…Ｉ／Ｏ部。
Claims (2)
- 【請求項１】 まず、ディスプレイに全白信号もしくは
その単色成分を表示し、 次に、前記表示を撮像手段で取り込んで各色の輝度情報
を得、 次に、予め記憶してある各色間の輝度比に基づいて前記
一つの色の輝度情報から他の色成分の輝度値を求め、 次に、前記残りの色の輝度情報が前記輝度値の許容範囲
に入るように調整を行うことを特徴とするホワイト・バ
ランス調整方法。 - 【請求項２】 まず、基準とするディスプレイに全白信
号もしくはその単色成分を表示し、 次に、前記表示を撮像手段で取り込んで各色の基準の輝
度情報として記憶し、 次に、他のディスプレイに全白信号もしくはその単色成
分を表示し、 次に、前記他のディスプレイの表示を撮像手段で取り込
んで各色の輝度値を得、 次に、前記各色の輝度値が前記記憶した基準の輝度情報
の値となるように調整を行うことを特徴とするホワイト
・バランス調整方法。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03301915A JP3116472B2 (ja) | 1991-11-18 | 1991-11-18 | ホワイト・バランス調整方法 |
| EP92119620A EP0543332B1 (en) | 1991-11-18 | 1992-11-17 | System and method for adjusting white balance of projector type color display device |
| DE69224153T DE69224153T2 (de) | 1991-11-18 | 1992-11-17 | Verfahren und Vorrichtung zur Einstellung des Weissabgleichs einer Projektions-Farbanzeigevorrichtung |
| US07/978,367 US5287173A (en) | 1991-11-18 | 1992-11-18 | System and method for adjusting white balance of projector type color display device |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03301915A JP3116472B2 (ja) | 1991-11-18 | 1991-11-18 | ホワイト・バランス調整方法 |
Publications (2)
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|---|---|
| JPH05145956A true JPH05145956A (ja) | 1993-06-11 |
| JP3116472B2 JP3116472B2 (ja) | 2000-12-11 |
Family
ID=17902647
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP03301915A Expired - Lifetime JP3116472B2 (ja) | 1991-11-18 | 1991-11-18 | ホワイト・バランス調整方法 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5287173A (ja) |
| EP (1) | EP0543332B1 (ja) |
| JP (1) | JP3116472B2 (ja) |
| DE (1) | DE69224153T2 (ja) |
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- 1991-11-18 JP JP03301915A patent/JP3116472B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1992
- 1992-11-17 EP EP92119620A patent/EP0543332B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1992-11-17 DE DE69224153T patent/DE69224153T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1992-11-18 US US07/978,367 patent/US5287173A/en not_active Expired - Lifetime
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|---|---|
| EP0543332B1 (en) | 1998-01-21 |
| DE69224153T2 (de) | 1998-08-20 |
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