JPH07184231A - マルチディスプレイ装置の自動調整装置 - Google Patents

マルチディスプレイ装置の自動調整装置

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JPH07184231A
JPH07184231A JP32690493A JP32690493A JPH07184231A JP H07184231 A JPH07184231 A JP H07184231A JP 32690493 A JP32690493 A JP 32690493A JP 32690493 A JP32690493 A JP 32690493A JP H07184231 A JPH07184231 A JP H07184231A
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display device
camera
display
projection
brightness
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Application number
JP32690493A
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English (en)
Inventor
Fumio Haruna
史雄 春名
Mayumi Nakade
真弓 中出
Takanori Komatsu
孝憲 幸松
Fumio Inoue
文夫 井上
Kunihiko Kondo
邦彦 近藤
Takeshi Maruyama
武 丸山
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 マルチディスプレイ装置において、各ディス
プレイの輝度をカメラで検出し、フィードバック制御に
より、全てのディスプレイのホワイトバランスを均一に
する。 【構成】 マルチディスプレイ装置の設置調整の時、デ
ィスプレイ正面に第一カメラを配置して輝度を取り込
み、それらデータの比較、演算結果を用いてフィードバ
ック制御を行い、ホワイトバランスを調整する。ここで
調整済のホワイトバランスの輝度を固定式の第二カメラ
で取り込み、記憶装置に格納しておく。次に保守点検の
時、第二カメラでマルチディスプレイ装置の輝度を取り
込み、これを記憶装置内の輝度データと比較、演算し、
その結果でフィードバック制御を行い、ホワイトバラン
スを調整する。 【効果】 保守点検の際、第一カメラをマルチディスプ
レイ装置の設置場所に持ち込まずに、第二カメラだけで
調整を行えることにより、作業を容易にできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数個の投写形ディス
プレイを組み合わせて一つの画面を構成するマルチディ
スプレイ装置に係り、マルチディスプレイ装置を据え付
けた際に、ディスプレイのホワイトバランスを自動調整
するための装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】投写形ディスプレイを複数個組み合わせ
て一つの画面を構成するマルチディスプレイ装置は、前
面投写形や背面投写形のような一体型の大画面ディスプ
レイよりも奥行きが短く、比較的輝度が高いため、イベ
ント会場やショールーム等で使われている。このマルチ
ディスプレイ装置は、大画面で輝度が高い反面、個々の
投写形ディスプレイのホワイトバランスが異なっている
と、一枚の映像としての画質が劣化するという問題があ
るため、各投写形ディスプレイのホワイトバランス等の
状態が同じになるように調整しておく必要がある。但し
マルチディスプレイ装置のホワイトバランス等の調整は
一般に熟練者が手動で行っているが、その調整時間は投
写形ディスプレイが6個ある場合、約8時間程度かかっ
てしまう。そこでマルチディスプレイ装置の調整を自動
で且つ短時間で行うことができる自動調整装置が考えら
れている。
【0003】この種のマルチディスプレイ装置の自動調
整装置の公知例としては、例えば特開昭62−9748
7号公報に記載の画像表示装置がある。この自動調整装
置はディスプレイの正面に光センサーを設けて画面上の
光量を検出し、これを適当な電圧レベルまで増幅する。
この電圧とあらかじめ決めてある基準電圧とを比較し、
ビデオ信号処理回路のカットオフ電圧、ドライブ電圧に
対する必要補正量を求め、それら必要補正量に応じてコ
ントローラにより制御しホワイトバランスの調整を行う
ものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、マ
ルチディスプレイ装置の再調整や保守メンテナンスを行
う時、マルチディスプレイ装置の正面にカメラなどの光
検出器をその都度設置する必要があるが、マルチディス
プレイ装置の正面が客席などになっていてカメラを設置
するのが困難な状況が考えられる。その場合、自動調整
を行うことができず、手動で調整しなければならない。
一方、マルチディスプレイ装置の画面周辺に設置にされ
ている安全確認等の監視カメラは上方空間を利用し且つ
常時設置されているので、この監視カメラを自動調整に
利用すれば保守メンテナンス毎に調整用カメラを持ち運
んでくる必要はなく、しかもマルチディスプレイ装置の
正面に調整用カメラを設置することが物理的に困難であ
る場合も全く問題はない。本発明の目的は、上記した従
来技術の問題点を解決し、マルチディスプレイ装置にお
いて例えばホワイトバランスの調整を自動的に行い、か
つ監視カメラを利用することで自動調整装置の準備作業
を容易にすることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の自動調整装置
は、先ずマルチディスプレイ装置の設置調整、即ち複数
の投写形ディスプレイを組み立てた直後の一回目の調整
の時、マルチディスプレイ装置の正面に移動式の第一の
カメラを配置し、これにより複数個のディスプレイの輝
度データを記憶するフレームメモリを備える。そしてこ
のフレームメモリのデータの比較、演算を行う手段を有
する。その結果を用いて各ディスプレイのドライブ、カ
ットオフ調整回路等の制御を行い、マルチディスプレイ
装置のホワイトバランスを調整する。ここで上記調整後
のホワイトバランスの輝度データを備え付けの第二カメ
ラ、例えば監視用カメラを用いてフレームメモリにいっ
たん取り込んだ後、ハードディスク等の記憶装置に格納
させておく。次に保守点検などでマルチディスプレイ装
置のホワイトバランスの調整を行うのが二回目以降の場
合、第二カメラを用いてマルチディスプレイ装置の輝度
データをフレームメモリに取り込み、これを記憶装置内
の一回目調整時の輝度データと比較、演算する。その結
果を用いて各ディスプレイのドライブ、カットオフ調整
回路等の制御を行い、マルチディスプレイ装置のホワイ
トバランスを調整する。
【0006】
【作用】本発明のマルチディスプレイ装置の自動調整装
置では、保守点検の際、移動式の第一カメラをマルチデ
ィスプレイ装置の設置場所に持ち込まずに、監視カメラ
など備え付けの第二カメラによりマルチディスプレイ装
置のホワイトバランス等の調整を合理的に行うことがで
き、調整準備が容易で、総合的な調整時間も短くなる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。図1に、本発明の第一の実施例としてのマルチディ
スプレイ装置の自動調整装置を示す。図1では、マルチ
ディスプレイ装置として、4個の投写形ディスプレイ2
a,2b,2c,2dを用いた例を示す。マルチディス
プレイ装置2には、例えばCRTを用いた背面投写形デ
ィスプレイを用いる。アナログ映像信号を入力する映像
信号入力端子10からの信号は、アナログ映像信号をデ
ジタル映像信号に変換するA/D変換回路11によりデ
ィジタル化され、信号拡大分割回路12で、入力された
映像信号を4個の投写形ディスプレイの表示位置に合わ
せてそれぞれ拡大分割処理する。映像信号処理回路15
は、例えばルックアップテーブル(以下、LUTとい
う)で構成されているガンマ補正回路13と、ガンマ補
正回路13の出力データをアナログ信号に変換するD/
A変換回路14を有する。マルチディスプレイ装置2は
CRT23、映像信号をCRT23の駆動電圧まで増幅
するドライブ回路21、CRT23が光り始めるポイン
トを決めるカットオフ回路22を有する。なお、映像信
号処理回路15は各ディスプレイごと赤、緑、青の信号
に対して各々設けている。
【0008】マルチディスプレイ装置の輝度を測定する
第一カメラ3は、持ち運びができるものである。マルチ
ディスプレイ装置の輝度を測定する第二カメラ4は、監
視カメラなどの備え付けのものである。第一カメラ3ま
たは第二カメラ4からの出力信号を記憶し、演算するた
めの制御ユニット5は、例えばパソコンを用いることが
できる。この制御ユニット5は、第一カメラ3または第
二カメラ4からの出力信号を切り換える為のスイッチ5
5、第一カメラ3または第二カメラ4の出力信号をデジ
タル信号に変換するA/D変換回路54、デジタル信号
の1フレーム分の内容を記憶するフレームメモリ51、
フレームメモリ51の内容を保存しておく記憶装置5
2、フレームメモリ51または記憶装置52の内容をと
りだして比較、演算を行い、ガンマ補正回路13、ドラ
イブ回路21、及びカットオフ回路22を制御する制御
回路53から成り立っている。また記憶装置52は、例
えばハードディスクを用いればよい。
【0009】以下、本実施例において、例えばホワイト
バランス及びガンマ特性を調整する方法について説明す
る。本実施例の特徴は、マルチディスプレイ装置2の設
置調整の時は、移動式の第1カメラ3でホワイトバラン
ス及びガンマ特性を調整し、保守点検など二回目以降の
調整は監視カメラなど備え付けの第2カメラ4でホワイ
トバランス及びガンマ特性の調整を行うことにより、二
回目以降の調整では第1カメラ3を用意する必要がなく
なり、調整が容易になる点である。最初にマルチディス
プレイ装置2の一回目の調整、即ち設置調整の説明を行
う。ホワイトバランスの調整には高輝度調整と低輝度調
整があり、高輝度調整は例えばディスプレイ内のドライ
ブ回路21で、低輝度調整はカットオフ回路22で調整
する。また調整用の表示パターンは高輝度調整の時は例
えば100%白ラスターで、低輝度調整の時はカメラの
感度や設置場所の明るさにも左右されるが、例えば20
%白ラスターで調整する。
【0010】先ず低輝度のホワイトバランスを調整する
場合、第一カメラ3をマルチディスプレイ装置2の正面
に設置し、スイッチ55を第一カメラ3側にしておく。
入力端子10には、例えば20%白ラスターを入力し、
マルチディスプレイ装置2を第一カメラ3で撮影する。
この第一カメラ3の出力信号をA/D変換回路54を介
してフレームメモリ51に格納する。制御回路53は格
納された各デジタルデータから各投写形ディスプレイの
例えば中心部の位置の輝度データを取り出す。ここで、
例えば投写形ディスプレイ2aと2bが、それぞれ図2
のaとbに示すような入力映像信号レベル−輝度特性を
もつとする。図2の曲線aとbの低輝度信号レベルでの
輝度は一致しておらず、各投写形ディスプレイに同じ2
0%白レベルの信号を入力しても、各投写形ディスプレ
イ間で輝度差及び色度差がある状態となっている。
【0011】従って、先に格納したフレームメモリ51
上の投写形ディスプレイ2aのデータと、投写形ディス
プレイ2bのデータとは異なっている。ここで制御回路
53が、例えば投写形ディスプレイ2aのデータと投写
形ディスプレイ2bのデータとの差分計算等を行い、そ
の計算結果を用いて、投写形ディスプレイ2aカットオ
フ回路22のオフセット電圧を制御することにより、図
3の入力映像信号レベル−輝度特性に示す様に、投写形
ディスプレ2aと2bとの低輝度を一致させることがで
きる。
【0012】上記と同様に、3個以上のディスプレイの
最大輝度を一致させる場合には、例えば、各ディスプレ
イに20%白ラスターを表示させ、その中で輝度が最小
であるディスプレイのデータを検索し、そのデータと各
ディスプレイのデータとの差分計算等をおこなう。その
計算結果を用いて、投写形ディスプレイの各々のカット
オフ回路22のオフセット電圧を制御することにより、
全てのディスプレイの低輝度ホワイトバランスを一致さ
せることができる。
【0013】続いて高輝度のホワイトバランスを調整す
る場合、入力端子10には、例えば映像信号のレベルが
最大である100%白ラスターを入力し、マルチディス
プレイ装置2を第一カメラ3で撮影し、これをフレーム
メモリ51に格納する。制御回路53は格納された各デ
ジタルデータから輝度データを取り出す。ここで、投写
形ディスプレイ2aと2bが、それぞれ図3のa′とb
に示すような入力映像信号レベル−輝度特性をもつとす
る。図3の曲線a′とbは前述の低輝度ホワイトバラン
ス調整により、低輝度信号レベルでは一致しているが、
高輝度信号レベルでは一致しておらず、各投写形ディス
プレイに同じ100%白レベルの信号を入力しても、各
投写形ディスプレイ間で輝度差及び色度差がある状態と
なっている。
【0014】従って、先に格納したフレームメモリ51
上の投写形ディスプレイ2aのデータと、投写形ディス
プレイ2bのデータとは異なっている。ここで制御回路
53が、例えば投写形ディスプレイ2aのデータと投写
形ディスプレイ2bのデータとの比率計算等を行い、そ
の計算結果を用いて、投写形ディスプレイ2aドライブ
回路21の増幅率を制御することにより、図4の入力映
像信号レベル−輝度特性に示す様に、投写形ディスプレ
2aと2bとの高輝度を一致させることができる。
【0015】上記と同様に、3個以上のディスプレイの
最大輝度を一致させる場合には、例えば、各ディスプレ
イに100%白ラスターを表示させ、その中で輝度が最
小であるディスプレイのデータを検索し、そのデータと
各ディスプレイのデータとの比率計算等をおこなう。そ
の計算結果を用いて、投写形ディスプレイの各々のドラ
イブ回路21の増幅率を制御することにより、全てのデ
ィスプレイの高輝度ホワイトバランスを一致させること
ができる。ところで高輝度ホワイトバランスを調整した
時、一致していた低輝度のホワイトバランスがずれるこ
とがあるが、その場合、低輝度、高輝度のホワイトバラ
ンス調整を図4のような入力映像信号レベル−輝度特性
になるまで何度か繰り返せばよい。
【0016】続いてガンマ特性を調整する場合、例え
ば、低輝度から順次、高輝度へ投写形ディスプレイへの
入力映像信号のレベルを変えていき、その都度、第一カ
メラ3で投写形ディスプレイ2a〜2dを撮影し、その
4つのデータをフレームメモリ51に取り込む。制御回
路53では、その4つのデータのうち、例えば輝度が最
小であるディスプレイのデータを検索し、その最小輝度
を示すデータと各ディスプレイのデータとの差分を算出
する。この算出したデータを用いてガンマ補正回路13
を制御する。すなわち、制御回路53が、前記差分デー
タを基に、このガンマ補正回路13の内容を各階調ごと
に書き換えることにより、図5に示すように、全ての階
調でホワイトバランスを一致させることができる。
【0017】このように、第一カメラ3で取り込んだデ
ータをもとにした計算結果により、カットオフ回路2
2、ドライブ回路21、及びガンマ補正回路13をそれ
ぞれ制御することで全ての投写形ディスプレイのホワイ
トバランス及びガンマ特性を一致させることができる。
【0018】ここで調整終了後、スイッチ55を第二カ
メラ4側にし、第二カメラ4でマルチディスプレイ装置
2を撮影する。その際、ホワイトバランス調整時の20
%及び100%白ラスター、またガンマ調整時の低輝度
から高輝度までのパターンをそれぞれ表示し、第二カメ
ラ4により、これらのパターンをフレームメモリ51を
介して記憶装置52に保存しておく。但し、投写形ディ
スプレイのスクリーン画面は、正面の上下左右方向から
ずれて見た場合、輝度或いは色度が変わるという欠点が
ある。したがって第二カメラ4で取り込んだ輝度データ
(以後、第二輝度データという)は第二カメラ4の設置
位置が第一カメラ3と異なっている為、同じ表示画面を
第一カメラ3で取り込んだ時の輝度データ(以後、第一
輝度データという)とは違ってしまう。
【0019】一方、第一及び第二輝度データは共に同じ
マルチディスプレイ装置2の画面状態を取り込んだもの
であり、どちらも同じマルチディスプレイ装置2のホワ
イトバランスの状態を示している。そこで以後、第二カ
メラ4で取り込んだ場合は、第二輝度データの時、マル
チディスプレイ装置2のホワイトバランスが一致するも
のとし、この第二輝度データを二回目以降の調整の基準
データとする。
【0020】次にマルチディスプレイ装置2の二回目以
降の調整、即ち保守点検調整時の説明を行う。先ず低輝
度のホワイトバランス調整の場合、スイッチ55を第二
カメラ4側にし、入力端子10に一回目調整時と同じ2
0%白ラスターを入力し、マルチディスプレイ装置2を
第二カメラ4で撮影する。この時の第二カメラ4の出力
信号をA/D変換回路54を介してフレームメモリ51
に格納する。制御回路53は格納された各デジタルデー
タから各投写形ディスプレイの例えば中心部の位置の輝
度データを取り出す。ここで、一回目調整時に記憶して
おいた各投写形ディスプレイの第2輝度データと上記輝
度データを比較、演算し、これが第2輝度データに一致
するように各投写形ディスプレイのカットオフ回路22
のオフセット電圧を制御する。高輝度ホワイトバランス
調整及びガンマ補正も同様に一回目の調整の時と同じパ
ターンを表示し、第二カメラ4で取り込んだ輝度データ
が第2輝度データと一致するように各投写形ディスプレ
イのドライブ回路21またはガンマ補正回路13を制御
する。
【0021】これにより二回目以降の調整では、マルチ
ディスプレイ装置2の正面に第一カメラ3を設置する必
要はなくなるので、調整の為の機材準備は特になく、調
整者は制御ユニット5の操作を行うだけでマルチディス
プレイ装置2のホワイトバランスを調整することができ
る。なお、マルチディスプレイ装置2の調整が二回目以
降の場合でも、第一カメラ3で自動調整し、その後第二
カメラ4で自動調整を行ってもなんら問題はない。
【0022】図6に、本発明の第二の実施例を示す。図
1と同様のものには同じ番号をつけてあり、その説明は
省略する。本実施例の特徴はマルチディスプレイ装置2
の輝度むら、色むらを第一の実施例と同様の方法で自動
調整することである。図6は、図1の映像信号処理回路
15にLUT16と、D/A変換回路17と、ローパス
フィルタ(以下、LPFと略す。)18からなる輝度む
ら補正回路19を設けたマルチディスプレイ装置の例で
ある。なお、本実施例では、LPF18はなくても調整
が可能である。以下、本実施例のマルチディスプレイ装
置2の輝度むら、色むら補正について説明する。
【0023】図7の(1)に一本の走査線の信号レベル
例、(2)に(1)の信号レベルがディスプレイに入力
したときのスクリーン上の輝度の例を示している。投写
形ディスプレイ2a〜2dは、画面の端と中央に同じレ
ベルの信号を入力しても、図7の(2)に示すように中
央部が明るく周辺部が暗くなる輝度むらや、CRTの配
置や投写拡大レンズ等による色むら、輝度むらが生じて
いる。そこでマルチディスプレイ装置2の設置調整の
際、先ず投写形ディスプレイ2a〜2dの色むら、輝度
むらを第一カメラ9で取り込み、A/D変換回路54を
介してフレームメモリ51に格納する。そのフレームメ
モリ51のデータを制御回路53で比較演算した結果を
用いてLUT16の内容を書き替える。
【0024】図8は、このLUT16の出力例を示す。
図7の入力信号レベルに対して、周辺の暗い部分はその
ままで、中央の明るい部分は小さなデータを出力する。
このLUT16の出力データをD/A変換回路17でア
ナログ電圧に変換し、LPF18を介してD/A変換回
路14の基準電圧とすることで投写形ディスプレイに入
力する映像信号を輝度むらにあわせて変化させることが
でき、投写形ディスプレイ内の輝度を均一にすることが
できる。また輝度むら補正回路19は赤、緑、青の3色
それぞれ持っているので投写形ディスプレイ内の色むら
も補正することができる。
【0025】なお、映像信号の全てのデータに対して上
記補正をするには、非常に容量の大きなLUTが必要に
なる。従って、投写位置による輝度むら、色むらの補正
は、例えば図9に示すように、いくつかのブロックに分
割してそのブロック毎に補正してもある程度の補正は可
能である。この場合、階段上のアナログ電圧をLPF1
8で滑らかにし、D/A変換回路14の基準電圧とする
ことで投写形ディスプレイに入力する映像信号を輝度む
らにあわせて滑らかに変化させることができ、投写形デ
ィスプレイ内の輝度を均一にすることができる。このよ
うな補正方式では、補正精度は多少悪くなるが、LUT
の容量を低減でき、システム規模を低減し、低価格化が
可能である。調整終了後の手順は第一の実施例と同じ
で、スイッチ55を第二カメラ4側にし、第二カメラ4
でマルチディスプレイ装置2を撮影し、輝度データを記
憶装置52に保存し、これをその後の基準データとす
る。再調整以降の調整手順は第一の実施例と同じである
ので省略する。
【0026】図10に、本発明の第三の実施例を示す。
図1と同様のものには同じ番号をつけてあり、その説明
は省略する。本実施例の特徴はマルチディスプレイ装置
2のコンバーゼンスを第一の実施例と同様の方法で自動
調整することである。図10は、図1の投写形ディスプ
レイ2a〜2dに画面のコンバーゼンスを調整するため
のディジタルコンバーゼンス回路(以下デジコン)24
を設けたマルチディスプレイ装置の例である。以下、本
実施例のマルチディスプレイ装置2のコンバーゼンス調
整について説明する。
【0027】マルチディスプレイ装置2の設置調整の
際、先ず各投写形ディスプレイ2a〜2dに例えば図1
1のようなクロスハッチパターンを赤、緑、青単色で表
示させ、その都度画面を第一カメラ9で取り込み、A/
D変換回路54を介してフレームメモリ51に格納す
る。そして制御回路53によりフレームメモリ51のデ
ータから赤、緑、青のクロスハッチのずれ量を計算し、
3色のコンバーゼンスが合うようにデジコン24を制御
する。調整終了後の手順は第一の実施例と同じで、スイ
ッチ55を第二カメラ4側にし、第二カメラ4でクロス
ハッチを表示したマルチディスプレイ装置2を撮影し、
これを記憶装置52に保存し、その後の基準データとす
る。再調整以降の調整手順は第一の実施例と同じである
ので省略する。
【0028】図12に、本発明の第四の実施例を示す。
図1と同様のものには同じ番号をつけてあり、その説明
は省略する。本実施例の特徴は、マルチディスプレイ装
置2の設置調整の段階から第二カメラ4のみでホワイト
バランス及びガンマ調整を行う点である。図12におい
て第一の実施例と異なるのは、第一カメラ3及びスイッ
チ55がないこと、またフレームメモリ51と制御回路
53との間に乗算器56を追加したことである。ここ
で、第二カメラ4は監視カメラなどを用いるため、マル
チディスプレイ装置2の正面に配置されることは少な
い。先にも述べたが、マルチディスプレイ装置2の正面
よりずれたところからカメラで取り込まれた輝度データ
は正確なホワイトバランスを現すことができない。そこ
であらかじめ正面からのずれ量に応じて係数kを算出
し、これを上記輝度データに掛けることにより、正面か
ら取り込んだ時のデータと同等にする。
【0029】図13にマルチディスプレイ装置2のスク
リーン面と第二カメラ4との位置関係を示す。図13の
X軸方向はスクリーン面へ向かって左右方向を示し、Y
軸方向はスクリーン面へ向かって上下方向を示し、また
Z軸方向はスクリーン面へ向かって前後方向を示してい
る。ここで第二カメラ4が例えば図のようにスクリーン
正面から左へθ1、かつスクリーン正面から上方へθ2
だけずれていた場合、係数kは次のような関数fの式1
で表わされる。
【0030】 k=f(θ1,θ2) (式1) 関数fは、例えばスクリーンの特性から計算するか、あ
るいは移動可能なカメラの設置位置を任意に変えて、そ
の都度マルチディスプレイ装置2の画面を取り込み、設
置位置と輝度データの関係を実測し、それより関数fを
近似すればよい。
【0031】以下、本実施例において、例えば、ホワイ
トバランス及びガンマ特性を調整する方法について説明
する。また係数kは例えば記憶装置52内に保存してお
き、乗算器にデータを送ればよい。最初に低輝度のホワ
イトバランスを調整する場合、入力端子10には、例え
ば20%白ラスターを入力し、マルチディスプレイ装置
2を第二カメラ4で撮影する。この第二カメラ4の出力
信号をA/D変換回路54を介してフレームメモリ51
に格納する。制御回路53は格納された各デジタルデー
タから各投写形ディスプレイの例えば中心部の位置の輝
度データを取り出し、これにあらかじめ算出しておいた
係数kを掛け合わせ、第二カメラ4で取り込んだ輝度デ
ータをマルチディスプレイ装置2の正面で取り込んだデ
ータと同等にする。それ以降の比較演算処理、及び各投
写形ディスプレイのカットオフ回路22の制御方法は第
一の実施例の設置調整の時と同じなので省略する。なお
第一の実施例では設置調整とそれ以降の保守点検調整と
で制御方法が異なったが、本実施例では保守点検以降も
上記制御方法と同じである。
【0032】高輝度ホワイトバランス調整及びガンマ補
正の場合も同様に第一の実施例と同じパターンを表示
し、第二カメラ4で取り込んだ輝度データに、係数kを
乗算し、各投写形ディスプレイのドライブ回路21また
はガンマ補正回路13を制御する。また輝度むらやコン
バーゼンス調整についても、輝度むら補正回路19やデ
ジコン24を追加するだけで同様の手順で調整できるの
で説明は省略する。
【0033】以上のように本実施例によれば、係数kを
あらかじめ算出しておくことで、マルチディスプレイ装
置2の設置調整の時から移動式カメラを持ち込む必要は
なく、第二カメラ4のみで調整することができる。なお
上記実施例において、第二カメラ4の設置位置と輝度デ
ータとの関係が単純に係数kの乗算で計算できない場合
は、輝度データを任意に変換できるように乗算器56の
代わりにデータ変換器を用いればよい。図14にデータ
変換器を用いた時の制御ユニット5の構成を示す。図中
の57はデータ変換器で例えばLUTで構成され、第二
カメラ4の設置位置にあわせて輝度データを任意に補正
できる。それ以外の構成は図12と同じである。またデ
ータ変換器57の制御は制御回路57で行えばよい。
【0034】図15に、本発明の第五の実施例を示す。
図1と同様のものには同じ番号をつけてあり、その説明
は省略する。本実施例の特徴は、第一の実施例において
マルチディスプレイ装置2の設置調整を第一カメラ3で
行った作業をそれ以外、例えば輝度計による手動調整で
ホワイトバランス等を合わせることである。図15にお
いて第一の実施例と異なるのは、第一カメラ3及びスイ
ッチ55がないこと、また輝度計9を追加していること
である。
【0035】以下、本実施例において、例えば、ホワイ
トバランス及びガンマ特性を調整する方法について説明
する。マルチディスプレイ装置2の一回目の調整、即ち
設置調整は例えば輝度計9を用いて各投写形ディスプレ
イのドライブ回路21、カットオフ回路22、及びガン
マ補正回路13を手動で調整し、マルチディスプレイ装
置2のホワイトバランス及びガンマ調整を行う。調整終
了後、第二カメラ4でマルチディスプレイ装置2を撮影
する。その後の動作は第一の実施例と同じで、各パター
ンを表示し、第二カメラ4からのデータを記憶装置52
に保存し、このデータを二回目以降の調整の基準データ
とする。
【0036】マルチディスプレイ装置2の二回目以降の
調整も同様で、各パターンを表示し、第二カメラ4で取
り込んだデータと記憶装置52に保存しておいたデータ
とを比較、演算し、これらが一致するように各投写形デ
ィスプレイのドライブ回路21、カットオフ回路22、
及びガンマ補正回路13を制御する。ここでマルチディ
スプレイ装置2の一回目の調整を輝度計9を用いた手動
調整を例にとったが、この一回目の調整はどのような調
整方法でもよく、例えばスクリーン面接触形輝度計によ
る手動調整や、熟練者の目視による手動調整であっても
よい。また輝度むらやコンバーゼンス調整についても、
輝度むら補正回路19やデジコン24を追加するだけで
同様の手順で調整できるので説明は省略する。
【0037】以上のように本実施例によれば、マルチデ
ィスプレイ装置2の設置調整の際、移動式の第一カメラ
3が用意できない場合でも、他にマルチディスプレイ装
置2のホワイトバランスを調整できる手段があれば、二
回目以降の調整を自動的に行うことができる。なお、マ
ルチディスプレイ装置2の調整が二回目以降の場合で
も、輝度計等で手動調整し、その後第二カメラ4で自動
調整を行ってもなんら問題はない。
【0038】
【発明の効果】本発明は以上のように、マルチディスプ
レイ装置の自動調整装置において、マルチディスプレイ
を調整するのに最も適した位置に設置した第1のカメラ
によりマルチディスプレイを撮影してその情報に基づい
て輝度等の調整作業を実行するとともに、調整済のマル
チディスプレイを観客等に支障を与えない位置に設置し
た第2のカメラで撮影してそのデータを記憶する。その
後の調整は第2のカメラを使用して行なうので、観客等
に支障を与えることなく、調整作業を行なうことができ
る。また、調整の頻度も自由に設定することができる。
また、第1のカメラにかえて輝度計を用いて装置の簡素
化を図ることができる。さらに、マルチディスプレイを
正面から撮影する場合の輝度等のデータが、マルチディ
スプレイに対してある角度から撮影した場合の変化率を
予め検出しておくことにより、その変化を補正すること
により、任意の位置に設置した1台の監視カメラで自動
調整を達成することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施例であるマルチディスプレ
イ装置の自動調整装置の構成図。
【図2】2個の投写形ディスプレイの入力信号レベル−
輝度特性例を示した図。
【図3】2個の投写形ディスプレイの低輝度のみを調整
した時の入力信号レベル−輝度特性例を示した図。
【図4】2個の投写形ディスプレイの高輝度を調整した
時の入力信号レベル−輝度特性例を示した図。
【図5】2個の投写形ディスプレイのガンマ特性を調整
した時の入力信号レベル−輝度特性例を示した図。
【図6】本発明の第二の実施例であるマルチディスプレ
イ装置の自動調整装置の構成図。
【図7】投写形ディスプレイの信号レベルに対する輝度
むらを示した図。
【図8】LUTの出力信号の一例を示す図。
【図9】LUTの出力信号の一例を示す図。
【図10】本発明の第三の実施例であるマルチディスプ
レイ装置の自動調整装置の構成図。
【図11】投写形ディスプレイの画面上に表示するクロ
スハッチパターンの一例を示す図。
【図12】本発明の第四の実施例であるマルチディスプ
レイ装置の自動調整装置の構成図。
【図13】マルチディスプレイ装置のスクリーン面と第
二カメラとの位置関係を示した図。
【図14】本発明の第四の実施例の中の制御ユニットの
別の構成例を示した図。
【図15】本発明の第五の実施例であるマルチディスプ
レイ装置の自動調整システムの構成図。
【符号の説明】
2 マルチディスプレイ装置 3 第一カメラ 4 第二カメラ 5 制御ユニット 9 輝度計 10 映像信号入力端子 11、54 A/D変換器 12 拡大分割回路 13 ガンマ補正回路 14、17 D/A変換器 15 映像信号処理回路 16 LUT 18 LPF 19 輝度むら補正回路 21 ドライブ回路 22 カットオフ回路 23 CRT 24 デジコン 51 フレームメモリ 52 記憶装置 53 制御回路 55 スイッチ 56 乗算器 57 データ変換器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井上 文夫 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所映像メディア研究所内 (72)発明者 近藤 邦彦 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所AV機器事業部内 (72)発明者 丸山 武 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所AV機器事業部内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力映像信号を拡大し且つ複数に分配す
    る拡大分割回路と、該拡大分割回路の出力信号を入力と
    する複数個の投写形ディスプレイとで構成され、前記複
    数個の投写形ディスプレイを組合わせて一つの大画面デ
    ィスプレイを形成するマルチディスプレイ装置におい
    て、 前記複数個の投写形ディスプレイの光量を検出する少な
    くとも2つの第1及び第2のカメラと、該第2のカメラ
    の出力信号を保存するメモリと、第1のカメラを用いて
    マルチディスプレイ装置のコア間の輝度差やコア内の輝
    度むらなどを調整した後、該マルチディスプレイ装置の
    画面上の輝度情報を第2のカメラで取り込んで記憶する
    メモリと、前記第2のカメラで前記メモリに保存した輝
    度データを基準にしてマルチディスプレイ装置の投写形
    ディスプレイ間の輝度差や投写形ディスプレイ内の輝度
    むらなどを調整する手段を備えることを特徴としたマル
    チディスプレイ装置の自動調整装置。
  2. 【請求項2】 入力映像信号を拡大し且つ複数に分配す
    る拡大分割回路と、該拡大分割回路の出力信号を入力と
    する複数個の投写形ディスプレイとで構成され、前記複
    数個の投写形ディスプレイを組合わせて一つの大画面デ
    ィスプレイを形成するマルチディスプレイ装置におい
    て、 前記複数個の投写形ディスプレイの光量を検出するカメ
    ラと、カメラの出力信号を任意に補正するデータ変換器
    と、前記カメラを用いてマルチディスプレイ装置の画面
    上の輝度情報を取り込んだ後、前記データ変換器により
    前記カメラの出力輝度データがマルチディスプレイ装置
    の正面に設置したカメラで取り込んだ時と同じになるよ
    うに変換する手段と、該変換した輝度データによりマル
    チディスプレイ装置のコア間の輝度差やコア内の輝度む
    らなどを調整する手段を備えることを特徴としたマルチ
    ディスプレイ装置の自動調整装置。
  3. 【請求項3】 入力映像信号を拡大し且つ複数に分配す
    る拡大分割回路と、該拡大分割回路の出力信号を入力と
    する複数個の投写形ディスプレイとで構成され、前記複
    数個の投写形ディスプレイを組合わせて一つの大画面デ
    ィスプレイを形成するマルチディスプレイ装置におい
    て、 前記複数個の投写形ディスプレイの光量を検出するカメ
    ラと、該カメラの出力信号を保存するメモリと、マルチ
    ディスプレイ装置の投写形ディスプレイ間の輝度差や投
    写形ディスプレイ内の輝度むらなどを調整した後、該マ
    ルチディスプレイ装置の画面上の輝度情報を前記カメラ
    で取り込んで記憶するメモリと、前記カメラで前記メモ
    リに保存した輝度データを基準にしてマルチディスプレ
    イ装置の投写形ディスプレイ間の輝度差や投写形ディス
    プレイ内の輝度むらなどを調整する手段を備えることを
    特徴としたマルチディスプレイ装置の自動調整装置。
  4. 【請求項4】 請求項1、2または3記載のマルチディ
    スプレイ装置の自動調整装置において、 該自動調整装置を用いてマルチディスプレイ装置の画面
    上のホワイトバランス、またはガンマ特性を調整する手
    段を備えることを特徴としたマルチディスプレイ装置の
    自動調整装置。
  5. 【請求項5】 請求項1、2、または3記載のマルチデ
    ィスプレイ装置の自動調整装置において、 該自動調整システムを用いてマルチディスプレイ装置の
    コンバーゼンス特性を調整する手段を備えることを特徴
    としたマルチディスプレイ装置の自動調整装置。
  6. 【請求項6】 請求項1、2、3、4または5記載のマ
    ルチディスプレイ装置の自動調整装置において、 カメラの出力信号を演算しマルチディスプレイ装置へ補
    正信号を出力する制御ユニットを備えることを特徴とし
    たマルチディスプレイ装置の自動調整装置。
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