JPH06105185A - 輝度補正方法 - Google Patents

輝度補正方法

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JPH06105185A
JPH06105185A JP27503092A JP27503092A JPH06105185A JP H06105185 A JPH06105185 A JP H06105185A JP 27503092 A JP27503092 A JP 27503092A JP 27503092 A JP27503092 A JP 27503092A JP H06105185 A JPH06105185 A JP H06105185A
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JP
Japan
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brightness
picture
reference table
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Application number
JP27503092A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideaki Iwabori
英明 岩堀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Denshi KK
Original Assignee
Hitachi Denshi KK
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Publication date
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Publication of JPH06105185A publication Critical patent/JPH06105185A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】画像表示装置に対し、任意の表示領域ごとに、
自動的に輝度調整することにより、迅速に、詳細で正確
な表示画像補正を行う。 【構成】 画像表示装置で表示する画像の輝度補正する
方法において、任意の領域に分割された画像をその領域
ごとに撮像電気信号に変換し、希望する輝度分布を記憶
した参照テーブルと比較することで補正テーブルを求
め、これと原画像の和を取り再表示するフィードバック
処理を表示画像が参照テーブルと等しくなるまで反復す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、任意の領域ごとに自動
的に画像の表示補正を行う画像表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、シミュレータ等の広視野、精細
画像表示装置において、従来は調整者が、表示画像を肉
眼で観測し、あるいは測定器等で測定し、適当な輝度分
布か否かを判断し、手作業で画像データのテーブルを書
き替えていた。また、大型の画像表示装置において、複
数の投射型映像表示機を組合せ一つの映像を表示する場
合など従来の補正機能は、複数の画像を並べた時に画像
間の境目で発生する重なりによる輝度増大の補正専用で
ある為、画面分割は横方向に対してのみ行われ、縦方向
には行われていなかった。このため、一画像内の輝度ム
ラに対しては補正を行っていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、画像表示装
置に対し、任意の表示領域ごとに、自動的に輝度調整す
ることにより、迅速に、詳細で正確な表示画像補正を行
うことを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する為、
まず、表示されている画像を取り込むカメラ等の画像入
力装置、希望する輝度分布を記憶する参照テーブル、原
画像へ足し合わせる補正値を記憶する補正テーブル、参
照テーブルと取り込まれた画像を比較する比較器を設け
る。次に、一様な白画面等の調整用画像を表示し、画像
入力装置で取り込みながら、予め任意の輝度分布をセッ
トしてある参照テーブルと比較する。両者の輝度が異な
る場合には、両者が近づくような補正値を補正テーブル
に書き込み、調整用画像は更新された補正テーブルと足
し合わせて表示する。これを、表示画像と参照テーブル
の輝度値が十分等しくなるまで行うことで前述の輝度補
正が行える。
【0005】
【作用】任意の範囲に対し、各色ごとの輝度補正が指定
でき、自動で行われる為、正確で安定した補正を迅速に
行う事が可能となる。
【0006】
【実施例】以下この発明の実施例を、図1〜図4を用い
て説明する。図1、図2、図3は、それぞれ、投射型画
像表示装置、CRT画像表示装置、分割投射型画像表示
装置に本発明を適用した場合の構成図。1はスクリー
ン、2は投射型画像表示装置、3は表示すべき画像すな
わち、原画像データを記憶するフレームメモリ、4はテ
レビカメラ、5は表示される画像に足し合わされる補正
データのテーブル、6はテレビカメラ4から入力された
画像と参照テーブル7の輝度分布を比較する比較器、7
は使用者が希望する輝度分布を記憶する参照テーブル、
8はCRT画像表示装置、9、10はそれぞれ左と右の
画像表示装置により投影された映像、11は映像9、1
0の重なり部分、12はテレビカメラ4によってフィー
ドバックされた画像と参照テーブル7を比較し、左右そ
れぞれの投射型画像表示装置用の補正テーブルデータを
出力する比較分配器を示す。投射型画像表示装置におけ
る本発明の適用例を、図1を用いて説明する。2の投射
型画像表示装置は表示すべき原画像の輝度値を画素ごと
に3のフレームメモリから読み込み、5の補正テーブル
上の対応する画素の補正値と足し合わせてスクリーン1
に表示する。表示画像は、カメラ4から取り込まれ、比
較器6が、参照テーブル7の輝度分布と比較し、補正テ
ーブル5へ両者の差が小さくなるように補正値を書き込
む。この動作を、4と7の輝度分布の差異が十分小さく
なるまで繰り返す。ここで、スクリーン1、フレームメ
モリ3、補正テーブル5、参照テーブル7中の格子パタ
ーンは画像、及びテーブルの大きさを対応させる意味で
便宜的に用いた表現であり、必ずしも使用する画像パタ
ーン、画素、補正テーブルのメモリアドレス等を表して
いるわけではない。実際には、白、黒、灰、赤、緑、青
等の色で画面全体が一様な輝度であるような画像、また
はグレイスケール、カラーバー、グリッドのような調整
用画像を目的に応じて使用する。CRTにおける本発明
の適用例を、図2を用いて説明する。CRT8に表示さ
れた画像をテレビカメラ4から取り込み、比較器6で参
照テーブル7の輝度分布との比較を行い、フレームメモ
リ3と参照テーブル7の差分を最小にするよう補正テー
ブル5のデータを作成する。フレームメモリ3の原画像
は補正データ5を足し合わされ再びCRT8に表示され
る。この処理を、フレームメモリ3と参照テーブル7の
差異(補正テーブル5のデータに反映される)が十分小
さくなるまで行う。 次に、フライトシミュレータ等
で、広視野の高精細画像が必要とされる時に、複数画像
を並べて一つの映像として使用する場合の適用例を図3
を用いて説明する。 なお、図4は、図3の場合に輝度
が補正される様子を説明するための説明図で、13、1
6は、それぞれ左右の補正テーブル中の補正値の分布、
14、15は、それぞれ左右の原画像の輝度分布、17
は、左右の投射型画像表示装置により投射された映像の
輝度分布、18は、参照テーブル中にあり、最終的な全
体映像に要求される輝度分布、19は、17と18の差
分、20、23は、比較分配機によって、19より求め
られた左右の輝度補正データ、21、22は、14、1
5と等しく原画像の輝度分布、24は、新たな補正デー
タ20、23により補正された最終全体映像を示す。使
用される映像は、広視野を得る為、複数の投射型画像表
示装置で分割して投影する。ここで、フライトシミュレ
ータ等で、広視野の高精細画像が必要とされる時に映写
された画像9、10は、投射型画像表示装置間で、輝
度、色、画面歪等の特性がバラつく事により隣接部分の
表示が不連続になるのを、目立たなくするため、画像の
重なり部11の部分で重ね合わせるが、このままでは、
この部分だけ輝度が2倍になるので、テレビカメラ4か
らの映像を比較分配器12で参照テーブル7と比較し、
それぞれの投射型画像表示装置用の補正テーブルに補正
データを出力することで、図1の場合と同様に輝度を補
正する。この時、輝度データがどのように変化するのか
を図4を用いて説明する。13〜24は画像の横方向に
対する輝度分布を表しており、縦軸に被視感度に対応し
た輝度(対数スケール)、横軸に画像上の横座標を取り
(最小単位=画素)、グラフ中の縦線は図3での縦の格
子位置に対応している。まず、左右の投射型画像表示装
置の原画像14、15は、まだデータの入っていない、
13、16の補正テーブルと足し合わされ17のように
投影されるが、重なり部分11の輝度が高くなってしま
う。そこで参照テーブル18の輝度分布との差分19を
取り、データを正負反転して補正テーブル20、23に
分配する。ここで、差分19を斜めに切断分配したの
は、映像9、10の重ね合わせを滑らかに行う為であ
る。さらに、20、23をそれぞれ原画像21、22と
加算して投影すると24のように参照テーブル18と等
しい輝度分布が得られる。なお、補正を縦方向にも行う
ことで、縦方向への画面拡張が可能となり、比較配分の
アルゴリズムを変えることで、重ね合わせ部分の補正に
加え、合成された画面全体を一つの画面とした、図1の
ような画面全体の輝度分布の調整が画素単位で可能とな
る。
【0008】
【発明の効果】任意の範囲に対し、各色ごとの輝度補正
が指定でき、自動で行われる為、正確で安定した補正を
迅速に行う事が可能。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す投射型画像表示装置の構
成ブロック図。
【図2】本発明の実施例を示すCRT画像表示装置の構
成ブロック図。
【図3】本発明の実施例を示す分割投射型画像表示装置
の構成ブロック図。
【図4】本発明の実施例の説明図。
【符号の説明】
1 スクリーンに投影された画像 2 投射型画像表示装置 3 フレームメモリ 4 テレビカメラ 5 補正テーブル 6 比較器 7 参照テーブル 8 CRT画像表示装置 9 左の投影された映像 10 右の投影された映像 11 9、10の重なり部分 12 比較分配器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 画像表示装置で表示する画像の輝度補正する方法におい
    て、任意の領域に分割された画像をその領域ごとに撮像
    電気信号に変換し、希望する輝度分布を記憶した参照テ
    ーブルと比較することで補正テーブルを求め、これと原
    画像の和を取り再表示するフィードバック処理を表示画
    像が参照テーブルと等しくなるまで反復することを特徴
    とする輝度補正方法
JP27503092A 1992-09-18 1992-09-18 輝度補正方法 Pending JPH06105185A (ja)

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JP27503092A JPH06105185A (ja) 1992-09-18 1992-09-18 輝度補正方法

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JPH06105185A true JPH06105185A (ja) 1994-04-15

Family

ID=17549900

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JP27503092A Pending JPH06105185A (ja) 1992-09-18 1992-09-18 輝度補正方法

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Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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