JPH04285992A - マルチスクリーンディスプレイ装置 - Google Patents

マルチスクリーンディスプレイ装置

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JPH04285992A
JPH04285992A JP3050897A JP5089791A JPH04285992A JP H04285992 A JPH04285992 A JP H04285992A JP 3050897 A JP3050897 A JP 3050897A JP 5089791 A JP5089791 A JP 5089791A JP H04285992 A JPH04285992 A JP H04285992A
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JP
Japan
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projection
screen
detection signal
brightness
display device
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JP3050897A
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Inventor
Masahiko Yamazaki
昌彦 山崎
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、複数の投写型ディス
プレイ装置を有するマルチスクリーンディスプレイ装置
に関し、特に、隣接するスクリーン同士の境界近傍の白
バランスを補正するようにしたマルチスクリーンディス
プレイ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】投写型ディスプレイ装置においては、R
,G,Bの光の3原色の映像光をスクリーンに投写し、
スクリーン上で合成してカラー画像を映出している。さ
らに投写型ディスプレイ装置を複数使用し、各装置に画
面の一部(小画面)を表示させ、小画面を繋ぎ合わせて
単一の大画面(マルチスクリーン)を構成するようにし
たマルチスクリーンディスプレイ装置も開発されている
【0003】以下に従来のマルチスクリーンディスプレ
イ装置の例を、図8を参照しながら説明する。スクリー
ン109はスクリーン107および108とから構成さ
れる。
【0004】図8はマルチスクリーンディスプレイ装置
の上面図であり、投写管101、102、103および
スクリーン107による投写型ディスプレイ装置111
と、投写管104、105、106およびスクリーン1
08による投写型ディスプレイ装置112とから構成さ
れている。
【0005】投写型ディスプレイ装置111において、
投写管101、102、103は図示しない光学レンズ
を備えており、それぞれR,G,B映像光をスクリーン
107に投写する。投写管101、102、103はス
クリーン107の表面に略平行な水平面上に一列に配置
されている。投写管102はスクリーン107の中心軸
上に配置され、投写管101および103は投写管10
2の左右に配置されている。スクリーン107上で映像
光が合成されるように、各投写管の向きが設定されてい
る。
【0006】投写型ディスプレイ装置112において、
投写型ディスプレイ装置111の投写管101、102
、103に対応する位置に、それぞれ投写管106、1
05、104を配置し、投写型ディスプレイ装置111
とは反対にそれぞれB,G,R映像光をスクリーン10
8に投写する。これはスクリーン上の輝度むらおよび色
むらを目立たなくするためで、隣接する2組の投写型デ
ィスプレイ装置は、互いの境界線に関して同色の投写管
が線対称位置になるように構成されている。このため隣
接する2組の投写型ディスプレイ装置の映像の境界は、
図8のように同色で等距離にある投写管により投写され
るので、映像境界における輝度むらおよび色むらが目立
たなくなる。その他の各投写管およびスクリーンの配置
関係は投写型ディスプレイ装置111と同じである。こ
れら投写型ディスプレイ装置111,112の2組の投
写型ディスプレイ装置によりマルチスクリーンディスプ
レイ装置が構成される。
【0007】しかし、一般的に投写型ディスプレイ装置
は単体ごとに投写光量がばらつく。上記の隣接する2組
の投写型ディスプレイ装置の同色の投写光量が異なる場
合、隣接する2組の投写型ディスプレイ装置の映し出す
映像の境界線において白バランスのずれが生じてしまう
。このため従来のマルチスクリーンディスプレイ装置で
は、構成する全ての投写型ディスプレイ装置について各
投写管のドライブボリュームを調節して投写光量を変え
、映像の白バランスの調整を行い、マルチスクリーンに
映る映像全体の白バランスを目視により調節していた。
【0008】しかし、マルチスクリーン全体の完全な白
バランスの調整を行うことは難しく、また経年変化や温
度変化により投写光量が変化してしまうというという問
題があった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このように従来の装置
においては、マルチスクリーン全体の完全な白バランス
の調整を行うことは難しく、また経年変化や温度変化に
より投写光量が変化してしまうという問題があった。こ
の発明は上記のような従来技術の欠点を除去し、マルチ
スクリーン全面にわたって良好な白バランス補正を自動
的に行うことができるマルチスクリーンディスプレイ装
置を得ることを目的とするものである。 [発明の構成]
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明においては、少くとも2つのスクリーン
を並べてなるマルチスクリーンと、マルチスクリーンの
各スクリーンに対してそれぞれR,G,Bの映像光をオ
ーバースキャンして出射する投写管を有する投写型ディ
スプレイ装置と、前記各スクリーン上の投写輝度を検出
するための検出用信号を発生する検出用信号発生手段と
、オーバースキャン部分に対応するR,G,Bの映像信
号に代えて、前記検出用信号を前記投写管に与えること
が可能な検出用信号重畳手段と、
【0011】前記検出用信号部分に対応したスクリーン
での輝度レベルを検出し、隣接した第1および第2のス
クリーンの各輝度レベルを表す第1および第2の輝度検
出信号を出力する光検出手段と、基準のR,G,Bの輝
度レベルおよび前記第1の輝度検出信号に応じた輝度レ
ベルを比較し第1の比較結果を出力する第1の比較手段
と、前記第1および前記第2の輝度検出信号によって隣
接する各スクリーンでの輝度レベルを比較し第2の比較
結果を出力する第2の比較手段と、前記第1の比較結果
に基づいて第1のスクリーンのR,G,Bの輝度を補正
する第1の輝度補正手段と、
【0012】前記第2の比較結果に基づいて第2のスク
リーンのR,G,Bの輝度を補正する第2の輝度補正手
段とを具備したことを特徴とするマルチスクリーンディ
スプレイ装置を提供する。
【0013】また、前記第1の比較手段は前記検出信号
重畳手段より後段に具備し、基準のR,G,Bの輝度レ
ベルにコントラスト調整用の所定のレベルの信号を加算
した輝度レベルおよび前記第1の輝度検出信号に応じた
輝度レベルを比較し第1の比較結果を出力することを特
徴とする前記マルチスクリーンディスプレイ装置を提供
する。
【0014】
【作用】このように構成されたものにおいては、各R,
G,Bの映像信号のオーバースキャン部分に、順番に検
出信号を重畳し投写管により投影する。光検出手段によ
り各R,G,Bの輝度レベルを検出し比較手段へ出力す
る。比較手段は隣接するスクリーンの輝度レベル差に基
づく比較結果を白バランス調整手段へ出力する。また、
基準の投写装置の比較手段は隣接するスクリーンの輝度
レベルおよび記憶している初期値とを比較し、比較結果
を白バランス調整手段へ出力する。
【0015】白バランス調整手段は、比較結果が等しく
なるように投写管の投光量を調整して、各スクリーンの
境界近傍の白バランスを調整することによりスクリーン
全面にわたって良好な白バランス補正を自動的に行うこ
とができる。また、基準となる投写装置のコントラスト
を調整することによりスクリーン全面にわたって良好な
白バランス補正を自動的に行うことができる。
【0016】
【実施例】以下、この発明の実施例について、図1から
図7を参照して詳細に説明する。図1はこの発明に係る
マルチスクリーンディスプレイ装置の一実施例を示すブ
ロック図である。
【0017】マルチスクリーンディスプレイ装置は、投
写装置1,2,3とスクリーン21,22,23による
3つの投写型ディスプレイ装置を水平方向に一列に配列
して構成されている。スクリーン20は3つのスクリー
ン21,22,23を一列に繋ぎ合わせて構成されてお
り、スクリーン21,22,23は、それぞれ投写装置
1,2,3の投写管18からの映像光が投写されて、表
示面に映像を映出するようになっている。なお、投写装
置1,2,3の各投写管18からの映像光は隣接するス
クリーンにも一部が投写されるようになっている。
【0018】図1は3つの投写装置1〜3を用いた実施
例であり、各投写装置はそれぞれビデオ処理装置11、
映像信号重畳装置12、白バランス調整装置13、ビデ
オ出力装置17、および投写管18を直列に接続し、白
バランス調整装置13には補正信号発生装置16が接続
されている。
【0019】また、投写装置1および2には輝度レベル
比較装置14が設けられ、投写装置3には輝度レベル比
較装置15が設けられ、これら輝度レベル比較装置14
および15の出力が補正信号発生装置16に接続されて
いる。投写装置2および3において投写装置1と同一物
については同一符号を付して説明は省略する。
【0020】スクリーン21,22の間の下端のオーバ
ースキャン部分(後述)には光検出器4が設けられてい
る。同様に、スクリーン22,23の間の下端のオーバ
ースキャン部分には光検出器5が設けられている。各投
写管からの映像光は所定量のオーバースキャンをしてい
る。これにより光検出器4,5には隣接した投写装置の
投写管からの映像光が入射される。検出信号発生装置6
は水平同期信号および垂直同期信号が入力され、所定の
タイミングで図6に示す検出信号を検出信号重畳装置1
2へ出力する。
【0021】図1における上記投写装置1〜3の各部分
のビデオ処理装置11、映像信号重畳装置12、白バラ
ンス調整装置13、ビデオ出力装置17、投写管18は
、図2に示すように実際にはR,G,B信号を処理する
ように3つの処理系統(各部分の符号にa,b,cを記
す)を有している。図3はスクリーン20を示すもので
、(a)は上面図であり、(b)は投写管側から見たス
クリーンの図、(c)は側面図である。
【0022】各スクリーン21,22,23間の境目に
はそれぞれ遮蔽板24,25が設けられており、映像光
が重なることがないようになっている。スクリーン21
,22,23には、それぞれ投写装置1,2,3から映
像光が投写されるようになっており、遮蔽板24,25
の下のオーバースキャン部分には、それぞれ前述した光
検出器4,5が取付けられている。
【0023】このように構成された実施例においては、
遮蔽板24,25の下のオーバースキャン部分に設けら
れた光検出器4,5には隣接した投写装置の投写管から
の映像光が入射されることになる。次に、この発明の動
作の概略を説明する。
【0024】投写装置1,2,3は検出信号発生装置6
から供給された検出信号を映像信号のオーバースキャン
部分に時分割で挿入し、それぞれスクリーン21,22
,23に検出信号の挿入された映像信号に基づく映像光
を投写する。スクリーン21および22,22および2
3間のオーバースキャン部分にはそれぞれ光検出器4お
よび5が配設されている。光検出器4は時分割で供給さ
れる輝度レベルを投写装置1へ出力する。そして光検出
器5は時分割で供給される輝度レベルを投写装置2およ
び3へ出力する。
【0025】投写装置3は内部に記憶している基準輝度
レベルにより、投写装置3自身の輝度レベルを調整する
。この投写装置3の輝度レベルを基準として投写装置2
の輝度レベルが調整され、投写装置2の輝度レベルを基
準として投写装置1の輝度レベルが調整される。
【0026】また、コントラスト調整電圧が供給された
場合、共通コントラスト調整部7はコントラスト調整電
圧を投写装置3へ出力する。投写装置3は内部に記憶し
ている基準輝度レベルとコントラスト調整電圧により、
投写装置3自身の輝度レベルを調整する。この投写装置
3の輝度レベルを基準として投写装置2の輝度レベルが
調整され、投写装置2の輝度レベルを基準として投写装
置1の輝度レベルが調整される。このようにして設置調
整後にコントラスト調整を行う場合、基準の投写型ディ
スプレイ装置の調整により、マルチスクリーンディスプ
レイ装置全体の調整が行うことができる。
【0027】さらに詳しく述べれば、光検出器4は、投
写装置1および投写装置2のオーバースキャン部分にお
ける輝度を検出して投写装置1内の輝度レベル比較装置
14へ輝度レベルを出力する。同様に光検出器5は投写
装置2および投写装置3のオーバースキャン部分におけ
る輝度を検出して投写装置2内の輝度レベル比較装置1
4および投写装置3内の輝度レベル比較装置15へ輝度
レベルを出力する。
【0028】まず投写装置1について説明する。ビデオ
処理部11に供給された映像信号はコントラスト、ブラ
イト調整の信号処理を行い映像信号を検出信号重畳装置
12へ出力する。検出信号重畳装置12は映像信号のオ
ーバースキャン部分に、垂直同期信号に基づくタイミン
グで映像信号に代えてR,G,B交互に検出信号を挿入
し、白バランス調整装置13へ出力する。
【0029】輝度レベル比較装置14は、輝度レベルを
記憶する記憶部を有し、光検出器4からの投写装置1お
よび2の投写光による輝度レベルが時分割で供給され、
この2つの輝度レベルを記憶して比較し、この比較結果
を示す比較信号を補正信号発生装置16へ出力する。補
正信号発生装置16はこの比較結果から補正信号を演算
し、比較結果が等しくなるような補正信号を白バランス
調整装置13へ出力する。
【0030】白バランス調整装置13は、補正信号によ
り投写管18のドライブ電圧を補正してビデオ出力装置
17へ出力する。ビデオ出力装置17は、オーバースキ
ャン部分に検出信号が挿入された映像信号を増幅して映
像光を投写管18へ出力し、投写管18はスクリーン2
1に映像を投写する。
【0031】次に投写装置2について説明する。投写装
置2の構成は投写装置1と同じであり、輝度レベル比較
装置14には光検出器5からの投写装置2および3の投
写光による輝度レベルが供給され、投写装置1と同じ動
作を行いスクリーン22に映像を投写する。
【0032】次に投写装置3について説明する。投写装
置3はこのマルチスクリーンディスプレイ装置の輝度レ
ベルの基準となる投写装置であり、経年変化や温度変化
により投写光量が変化することがない。もし変化してし
まうとマルチスクリーンディスプレイ装置全体が変化し
てしまうからである。
【0033】輝度レベル比較装置15には基準輝度レベ
ル記憶部を有しており、設置調整(初期調整)の際にR
,G,Bの基準輝度レベルを記憶させておく。この基準
輝度レベルと光検出器5より供給される投写装置3での
輝度レベルとを比較し、この比較結果を補正信号発生装
置16へ出力する。このようにして投写装置3は、設置
調整の白バランス状態を保っている。
【0034】また共通コントラスト調整部7からコント
ラスト調整電圧が投写装置3の輝度レベル比較装置15
に供給される。輝度レベル比較装置15は基準輝度レベ
ルにコントラスト調整電圧を加算する。これにより比較
する基準輝度レベルが変わったことと同じことになり、
白バランス調整と同様の働きによりマルチスクリーンデ
ィスプレイ装置全体のコントラストを変えることが出来
る。図1の投写装置1および2を、図4により更に詳し
く説明する。
【0035】図4は投写装置1のブロック図の一例を示
し、検出信号重畳装置12はアナログスイッチ31,3
2および反転装置33により構成される。ビデオ処理装
置11には映像信号が供給され、ビデオ処理装置11の
出力がアナログスイッチ31に供給される。また、検出
信号発生装置6から供給された検出信号はアナログスイ
ッチ32に供給され、ブランキング信号はアナログスイ
ッチ31の制御端子および反転装置33に供給され、反
転装置33はブランキング信号を反転させてアナログス
イッチ32の制御端子に供給する。
【0036】アナログスイッチ31および32は、供給
された映像信号または検出信号を、供給されているブラ
ンキング信号により切換え、映像信号のオーバースキャ
ン部分に検出信号が挿入された映像信号を白バランス調
整装置13へ出力する。
【0037】オーバースキャン部分には上述したように
光検出器4が設けられており、光検出器4は検出信号に
基づく映像光によるオーバースキャン部分のR,G,B
の輝度を交互に検出し、輝度レベルをセレクタ42に供
給する。
【0038】輝度レベル比較装置14はコンパレータ3
6,サンプルホールド回路37,38およびセレクタ4
2により構成されている。セレクタ42は時分割で供給
される輝度レベルを2つのサンプルホールド回路37(
以下S/H回路37と記す)および38にそれぞれ出力
する。S/H回路37および38はそれぞれの輝度レベ
ルを保持し、この輝度レベルをそれぞれコンパレータ3
6へ出力する。コンパレータ36は2つの輝度レベルを
比較して演算した比較結果を加算器34へ出力する。
【0039】補正信号発生装置16は加算器34および
基準電圧源35により構成されている。基準電圧源35
は、負が接地され、正が加算器34に接続されており、
加算器34に一定の基準電圧を供給している。加算器3
4は基準電圧と比較結果に基づく電圧とをアナログ的に
加算した補正信号を白バランス調整装置13へ出力する
【0040】白バランス調整装置13は図示しないドラ
イブ電圧調整回路を有しており、補正信号に基づいて、
R,G,Bの各投写管のドライブ電圧の調整を行うこと
により黒レベル側の白バランスは一定で白レベル側の白
バランスを補正し、映像信号をビデオ出力装置17へ出
力する。ビデオ出力装置17はオーバースキャン部分に
検出信号を含む映像信号に基づく映像光を投写管18へ
出力し、投写管18は映像を投写する。また、投写装置
2は図4の光検出器4を光検出器5に変更したものであ
り、他の構成および働きは投写装置1と同じである次に
図1の投写装置3の一例を、図5により更に詳しく説明
する。なお、図5において図4と同一物には同一符号を
付して説明を省略し異なる輝度レベル比較装置について
のみ説明する。
【0041】セレクタ43は、光検出器5から時分割で
供給される輝度レベルをS/H37およびA/D変換器
42へ出力する。メモリ41は設置調整の際、各R,G
,B輝度レベルを予めA/D変換器42を介して記憶し
ている。
【0042】D/A変換器40は、メモリ41から供給
された各R,G,Bのディジタルの輝度レベルが供給さ
れ、アナログの輝度レベルに変換して加算器39へ出力
する。
【0043】コントラスト調整電圧が入力されていない
場合には加算器39はこのアナログの輝度レベルに応じ
た電圧をコンパレータ36へ出力する。S/H回路37
はこの輝度レベルを保持すると共にコンパレータ36へ
出力する。また、コントラスト調整電圧が入力されてい
る場合には加算器39はこのアナログの輝度レベルに応
じた電圧とコントラスト調整電圧とを加算し、コンパレ
ータ36へ出力する。S/H回路37はこの輝度レベル
を保持すると共にコンパレータ36へ出力する。
【0044】図6は検出信号発生装置6からのブランキ
ング信号および検出信号の波形を示すもので、図7は検
出信号発生装置6により出力される検出信号のタイミン
グチャートを示す。1フィールドごとに隣接するスクリ
ーンディスプレイ装置でタイミングをずらし、R,G,
B交互に重畳される。そして図7の一点鎖線で囲った部
分の信号により、隣接する2つの投写装置の各R,G,
Bの輝度が補正される。まず第1の一点鎖線部分R1の
検出信号により投写装置2,3のRが調節され、次に第
2の一点鎖線部分R2の検出信号により投写装置1,2
のRが調節される。このようにしてR,G,Bという順
に調節を繰り返すことにより、3つのスクリーンの白バ
ランスが等しくなる。
【0045】従って、人手による調整作業は不要であり
、各映像光の境界近傍における白バランスを補正するこ
とができる。しかも、各投写装置で同一の検出信号を用
いていることおよび2つの隣接したスクリーンの輝度レ
ベルを1個の光検出器より検出していることにより、検
出誤差が低減され、高精度の白バランスの調整が可能と
なる。
【0046】また、白バランス調整と兼用して基準の投
写装置のコントラスト調整により、マルチスクリーンデ
ィスプレイ装置全体のコントラスト調整を自動的に行う
ことができ、共通制御のための新たな配線が不要であり
る。また、検出信号発生装置6および共通コントラスト
調整部7は基準となる投写装置3の内部に設けていても
よい。
【0047】尚、以上の実施例では、投写装置2,3の
Rを調節した後に投写装置1,2のRを調節するような
検出信号としたが、投写装置2,3のR,G,Bを調節
した後に投写装置1,2のR,G,Bをそれぞれ調節す
るような検出信号としてもよい。また、以上の実施例で
はスクリーンディスプレイ装置を水平方向に並べたが、
垂直方向に並べたものにも本発明は適用できる。
【0048】
【発明の効果】この発明によれば、マルチスクリーンデ
ィスプレイ装置における隣接するスクリーンの境界近傍
の白バランスの調整を自動的に行うことができ、また、
基準投写装置のコントラスト調整により、マルチスクリ
ーンディスプレイ装置全体のコントラスト調整を自動的
に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係わるマルチスクリーンディスプレ
イ装置の一実施例の全体のブロック図である。
【図2】この発明に係わるマルチスクリーンディスプレ
イ装置の投写装置のブロック図である。
【図3】この発明に係わるマルチスクリーンディスプレ
イ装置の上面図、筐体内部からみたスクリーンの図およ
び側面図である。
【図4】この発明に係わるマルチスクリーンディスプレ
イ装置の投写装置のブロック図である。
【図5】この発明に係わるマルチスクリーンディスプレ
イ装置の基準投写装置のブロック図である。
【図6】検出信号発生装置に入力される垂直同期信号お
よび出力されるブランキング信号とのタイムチャート、
そして、検出信号である。
【図7】検出信号発生装置から出力される検出信号のタ
イミングチャートである。
【図8】従来のマルチスクリーンディスプレイ装置を示
す図である。
【符号の説明】
1〜3    投写装置 4,5    光検出器 6    検出信号発生装置 7    共通コントラスト調整部 20    スクリーン

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  少くとも2つのスクリーンを並べてな
    るマルチスクリーンと、マルチスクリーンの各スクリー
    ンに対してそれぞれR,G,Bの映像光をオーバースキ
    ャンして出射する投写管を有する投写型ディスプレイ装
    置と、前記各スクリーン上の投写輝度を検出するための
    検出用信号を発生する検出用信号発生手段と、オーバー
    スキャン部分に対応するR,G,Bの映像信号に代えて
    、前記検出用信号を前記投写管に与えることが可能な検
    出用信号重畳手段と、前記検出用信号部分に対応したス
    クリーンでの輝度レベルを検出し、隣接した第1および
    第2のスクリーンの各輝度レベルを表す第1および第2
    の輝度検出信号を出力する光検出手段と、基準のR,G
    ,Bの輝度レベルおよび前記第1の輝度検出信号に応じ
    た輝度レベルを比較し第1の比較結果を出力する第1の
    比較手段と、前記第1および前記第2の輝度検出信号に
    よって隣接する各スクリーンでの輝度レベルを比較し第
    2の比較結果を出力する第2の比較手段と、前記第1の
    比較結果に基づいて第1のスクリーンのR,G,Bの輝
    度を補正する第1の輝度補正手段と、前記第2の比較結
    果に基づいて第2のスクリーンのR,G,Bの輝度を補
    正する第2の輝度補正手段とを具備したことを特徴とす
    るマルチスクリーンディスプレイ装置。
  2. 【請求項2】  前記第1の比較手段は前記検出信号重
    畳手段より後段に具備し、基準のR,G,Bの輝度レベ
    ルにコントラスト調整用の所定のレベルの信号を加算す
    る加算手段と、この加算した結果の輝度レベルおよび前
    記第1の輝度検出信号に応じた輝度レベルを比較し第1
    の比較結果を出力することを特徴とする請求項1記載の
    マルチスクリーンディスプレイ装置。
JP3050897A 1991-03-15 1991-03-15 マルチスクリーンディスプレイ装置 Pending JPH04285992A (ja)

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