JP3799910B2 - カラー映像表示装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、カラー液晶、カラープラズマディスプレイパネル(Colour Plasma Display Panel、以下カラーPDPと記す)、カラーLED(Light Emitting Diode)などのカラー表示可能な映像表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
映像表示装置は、入力される映像信号に応じて微細な多数のピクセルの集合で、1枚の映像を表現する。
【0003】
カラー映像表示装置において、幾つかの方式が知られているが、ここでは1般的な液晶を例に説明する。液晶は、1般に透過又は反射する光の量を、各ドット毎に表示しようとする映像信号に応じて調節することで映像を表現している。
【0004】
カラー表示を行う際は、図5に示す様に、1ドット毎に走査方向から赤(以下、Rと記す)、緑(以下、Gと記す)、青(以下、Bと記す)の順番に並んだドットでピクセルを構成し、RGBの各ドットの光の通過(もしくは反射)量を調節し、3色の混合具合で、カラー表現を行っている。
【0005】
しかし、図6に示すような、輝度変化が大きい映像信号を表示する場合、輝低い輝度から高い輝度へ変化した場合、輝度が変化したピクセルの左端(走査方向へ向かって進める最初。図中のドットRi)において、赤の色ズレが発生し、また高い輝度から低い輝度への変化の場合、輝度変化する直前のピクセルの右端(走査方向へ向かって進めて最後。図中のドットBj)において、Bの色ズレが発生する。
【0006】
これは、輝度変化が大きいドットの高輝度側のドットにおいて、ピクセルを構成するR,G,Bの各ドットの配置に原因があり、ドットGについてはピクセルの中心に位置しているが、ドットRとドットBは、1ピクセルの横幅をWとするとW/3だけそれぞれ中心よりずれて配置されているため、ピクセルの間隔や各ドットそのものの大きさにより、3色の光の視覚的な積分効果が得られにくい為である。この結果として両端のRやBのドットが強調されるために色ズレの様に見えてしまう。
【0007】
この様に、この問題は強調されるRとBについてのレベル変化がある場合に生じる。より解りやすく説明すると、ピクセルの左端に位置しているドットRの場合は、Rのレベル変化が、立ち上がる(振幅小→大)の時にRの色ズレを生じ、ピクセルの右端に位置しているドットBの場合は、Bのレベル変化が、立ち下がる(振幅大→小)の時にBの色ズレを生じる。
【0008】
従来、CRTの場合などは、1ピクセルの大きさを小さくすることでこの問題を解消できるが、カラー液晶の場合、かかる冗長設計を出来ないことが多い。また、昨今の大画面化により、この問題が生じやすいカラー液晶やカラーPDPなどがテレビジョン受像器としても用途が広がりつつあり、この場合ドットピッチが大きくなる為、よりこの問題が顕著に現れやすくなって来ている。
【0009】
また、この色ズレは、図7に示すように、色ズレを生じる色の映像信号の変動量により、視覚的なズレ量が異なる。
【0010】
また、この色ズレは、図8に示すように、変化する前(ピクセル配列が図5で赤の場合、赤。青の場合は、変化した後の映像信号に相当)のドットの輝度状態により色ズレ量が、実質的に変化するという特徴がある。
【0011】
また、この色ズレは、図9に示すように、変化した後(ピクセル配列が図5で赤の場合、赤。青の場合は、変化する前の映像信号に相当)のドットの輝度状態により色ズレ量が、実質的に変化するという特徴がある。
【0012】
この様な問題に対策する従来のカラー映像表示装置として、特開平10−105108号公報に記載されたものが知られている。
【0013】
図10に従来のカラー映像表示装置の構造を示しており、外部から送られてくる表示データDと垂直同期信号VS、水平同期信号HS及びドットクロック信号CKを入力して、各種同期信号を発生するタイミングコントローラ22と、タイミングコントローラ22からの同期信号に基づいて、LCD21の走査線と同じ数の種類の行電極走査信号を生成し、LCD21の行電極にそれぞれ出力する行電極駆動回路25と、表示階調の各段階に応じた異なるアナログ階調電圧V0〜V7を色ズレ補正回路27に出力する階調電圧発生回路24と、シリアル信号として供給されるデジタル表示データDを、水平ピクセル数分づつパラレル信号に変換し、このデータのそれぞれの値に応じて、入力されたV0〜V7を選択し、LCD21の行電極に出力する行電極駆動回路23と隣接するピクセルの輝度が予め定めた所定の値以上の輝度差を持つことを検出する輝度比較検出回路16と、輝度比較検出回路16からの検出結果により補正が必要とされたピクセルのドットRまたはドットBの表示データに、色ズレを補正した階調電圧を選択出力する色ズレ補正回路27と行及び列電極の値で光の透過量を調整して表示するLCD21で構成されている。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
このカラー映像表示装置においては、隣接したピクセルの輝度変化がある1定以上の変化があった場合、もしくは隣接したピクセルの輝度変化がある1定上変化して且つ、輝度変化後の状態がn回続いた場合にのみ特定の輝度補正を特定のピクセルに対して行うものであり、図7の様に輝度変動量によって変わる最適な補正量を、どの様な輝度変動量に対しても補正することが出来るわけではない。また、従来の例では、図8や図9の様に、周囲の輝度状態によって色ズレの度合いが異なることに対しても、完全な補正が出来ないという課題を有している。
【0015】
また、輝度の変化で色ズレ補正しているが、ピクセルの配列が走査方向からRGBであった場合、課題となる赤の色ズレについては、赤のレベル変化が小→大と変化する際に、また青の色ズレは、Bのレベル変化が大→小の場合に生じている事に対し、これ以外の輝度変化でも色ズレ補正を施す可能性があり、この場合は逆に画質劣化の要因となる。
【0016】
本発明はこれらの課題を鑑みて、どの様な輝度変化があった場合でも常に最適な色ズレ補正を行うことが可能なカラー映像表示装置を提供する事を目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】
この課題を解決するために、第1のカラー映像表示装置では、カラーを表現するために各ドット毎に構成するピクセル内で左端に位置する色について、その色の映像信号の変動を監視し、前記色の変動直後の輝度の高いピクセルのレベルを、その変動量に応じて減ずることを特徴とし、更にカラーを表現するために各ドット毎に構成するピクセル内で右端に位置する色について、その色の映像信号の変動を監視し、変動直前の輝度の高いピクセルのレベルを、その変動量に応じてレベルを減ずるように構成したものである。
【0018】
これにより、どの様な輝度変動量に対しても補正することが出来、またその変化量によって異なる最適な色ズレ補正を得られる。
【0019】
第2のカラー映像表示装置では、前述第1のカラー映像表示装置において、カラーを表現するために各ドット毎に構成するピクセル内で左端に位置する色については、変動量と変動直前からnピクセル前までの輝度状態に応じて減ずることを特徴とし、更にカラーを表現するために各ドット毎に構成するピクセル内で右端に位置する色については、変動量と変動直後からnピクセル後までの輝度状態に応じてレベルを減ずるように構成したものである。
【0020】
これにより、映像信号の輝度の変化前nピクセル間の輝度状態によって異なる色ズレの度合に対して、最適な色ズレ補正が得られる。
【0021】
第3のカラー映像表示装置では、前述第1のカラー映像表示装置において、カラーを表現するために各ドット毎に構成するピクセル内で左端に位置する色については、変動量と変動直後からnピクセル後までの輝度状態に応じて減じ、更に、カラーを表現するために各ドット毎に構成するピクセル内で右端に位置する色については、変動量と変動直前からnピクセル前までの輝度状態に応じてレベルを減ずるように構成したものである。
【0022】
これにより、映像信号の輝度の変化後nピクセル間の輝度状態によって異なる色ズレの度合に対して、最適な色ズレ補正が得られる。
【0023】
第4のカラー映像表示装置では、第1のカラー映像受像装置において、変動がある場合に減ずる減衰量を、映像信号の変動量、及び前後nピクセルの輝度状態によって決定するように構成した物である。
【0024】
これにより、どの様な輝度変動量に対しても色ズレ補正することが出来、またその変化量によって異なる最適な色ズレ補正を得られ、映像信号の輝度の変化の前後nピクセル間の輝度状態によって異なる色ズレの度合に対して、最適な色ズレ補正が得られる。
【0025】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1に記載の発明は、走査方向に並んだ複数のドットで構成されるピクセル内で端に位置する色の映像信号に対して変動量を検出する変動量検出手段と、前記変動量検出手段からの出力より色ズレ補正量を算出出力する補正量算出手段と、前記映像信号に対し前記補正量算出手段の出力に応じた補正を行う補正回路とを備えるカラー映像表示装置であり、どの様な輝度変動量に対しても補正することが出来、またその変化量によって異なる最適な色ズレ補正を得られる。
【0026】
本発明の請求項2に記載の発明は、カラーを表現するために各ドット毎に構成するピクセル内で左端に位置する色の映像信号に対して変動量を検出する第1の変動量検出手段と、前記第1の変動量検出手段からの出力より色ズレ補正量を算出出力する第1の補正量算出手段と、ピクセル内で左端に位置する色の映像信号に対し変動直後のタイミングで前記第1の補正量算出手段の出力に応じた補正を行う第1の補正回路と、カラーを表現するために各ドット毎に構成するピクセル内で右端に位置する色の映像信号に対して変動量を検出する第2の変動量検出手段と、前記第2の変動量検出手段からの出力より色ズレ補正量を算出出力する第2の補正量算出手段と、ピクセル内で右端に位置する色の映像信号に対し変動直前のタイミングで前記第2の補正量算出手段の出力に応じた補正を行う第2の補正回路とを設けたものであり、カラーを表現するために各ドット毎に構成するピクセル内で左端に位置する色については、前記色の映像信号の変動を監視し、前記色の変動直後の輝度の高いピクセルのレベルを、その変動量に応じて減ずることを特徴とし、且つ、カラーを表現するために各ドット毎に構成するピクセル内で右端に位置する色については、前記色の映像信号の変動を監視し、変動直前の輝度の高いピクセルのレベルを、その変動量に応じてレベルを減ずるという作用を有する。
【0028】
本発明の請求項3に記載の発明は、カラーを表現するために各ドット毎に構成するピクセル内で左端に位置する色の映像信号に対して変動量を検出する第1の変動量検出手段と、変動直前よりnピクセル前まで輝度状態を検出する第1の輝度検出回路と、前記第1の変動量検出手段からの出力及び第1の輝度検出回路の出力より色ズレ補正量を算出出力する第1の補正量算出手段と、ピクセル内で左端に位置する色の映像信号に対し変動直後のタイミングで前記第1の補正量算出手段の出力に応じた補正を行う第1の補正回路と、カラーを表現するために各ドット毎に構成するピクセル内で右端に位置する色の映像信号に対して変動量を検出する第2の変動量検出手段と、変動直後からnピクセル後までの輝度状態を検出する第2の輝度検出回路と、前記第2の変動量検出手段からの出力及び第2の輝度検出回路の出力より色ズレ補正量を算出出力する第2の補正量算出手段と、ピクセル内で右端に位置する色の映像信号に対し変動直前のタイミングで前記第2の補正量算出手段の出力に応じた補正を行う第2の補正回路とを設けたものであり、カラーを表現するために各ドット毎に構成するピクセル内で左端に位置する色については、変動量と変動直前からnピクセル前までの輝度状態に応じて減ずることを特徴とし、且つ、カラーを表現するために各ドット毎に構成するピクセル内で右端に位置する色については、変動量と変動直後からnピクセル後までの輝度状態に応じてレベルを減ずるという作用を有する。
【0030】
本発明の請求項4に記載の発明は、カラーを表現するために各ドット毎に構成するピクセル内で左端に位置する色の映像信号に対して変動量を検出する第1の変動量検出手段と、変動直後よりnピクセル後までの輝度状態を検出する第1の輝度検出回路と、前記第1の変動量検出手段からの出力及び第1の輝度検出回路の出力より色ズレ補正量を算出出力する第1の補正量算出手段と、ピクセル内で左端に位置する色の映像信号に対し変動直後のタイミングで前記第1の補正量算出手段の出力に応じた補正を行う第1の補正回路と、カラーを表現するために各ドット毎に構成するピクセル内で右端に位置する色の映像信号に対して変動量を検出する第2の変動量検出手段と、変動直前からnピクセル前までの輝度状態を検出する第2の輝度検出回路と、前記第2の変動量検出手段からの出力及び第2の輝度検出回路の出力より色ズレ補正量を算出出力する第2の補正量算出手段と、ピクセル内で右端に位置する色の映像信号に対し変動直前のタイミングで前記第2の補正量算出手段の出力に応じた補正を行う第2の補正回路とを設けたものであり、カラーを表現するために各ドット毎に構成するピクセル内で左端に位置する色については、変動量と変動直後からnピクセル後までの輝度状態に応じて減ずることを特徴とし、且つ、カラーを表現するために各ドット毎に構成するピクセル内で右端に位置する色については、変動量と変動直前からnピクセル前までの輝度状態に応じてレベルを減ずるという作用を有する。
【0032】
本発明の請求項5に記載の発明は、カラーを表現するために各ドット毎に構成するピクセル内で左端に位置する色の映像信号に対して変動量を検出する第1の変動量検出手段と、変動の前後nピクセル間の輝度状態を検出する第1の輝度検出回路と、前記第1の変動量検出手段からの出力及び第1の輝度検出回路の出力より色ズレ補正量を算出出力する第1の補正量算出手段と、ピクセル内で左端に位置する色の映像信号に対し変動直後のタイミングで前記第1の補正量算出手段の出力に応じた補正を行う第1の補正回路と、カラーを表現するために各ドット毎に構成するピクセル内で右端に位置する色の映像信号に対して変動量を検出する第2の変動量検出手段と、変動の前後nピクセル間の輝度状態を検出する第2の輝度検出回路と、前記第2の変動量検出手段からの出力及び第2の輝度検出回路の出力より色ズレ補正量を算出出力する第2の補正量算出手段と、ピクセル内で右端に位置する色の映像信号に対し変動直前のタイミングで前記第2の補正量算出手段の出力に応じた補正を行う第2の補正回路とを設けたものであり、ピクセルの左端に位置する色の映像信号では変動後のピクセルに、またピクセルの左端に位置する色の映像信号では変動後のピクセルに対して、変動量と変動前後nピクセル間の輝度状態に応じてそれぞれ減ずるという作用を有する。
【0033】
以下、本発明の実施の形態について、図1から図3を用いて説明する。
【0034】
(実施の形態1)
図1は本発明の第1の実施の形態によるカラー映像表示装置のブロック図を示し、図5のようなピクセル配列の場合におけるものである。図1において1R、1Bは、1ピクセル分の遅延を行う遅延回路である。2R、2Bは、1R、1Bの前後の映像信号の差分を出力する減算器である。4R,4Bは、図7に示すような補正量を減算器2R,2Bの出力に基づいて出力するROMである。3R,3Bは遅延回路1R、1Bの出力の映像信号について、それぞれ1定の遅延を施す遅延調節回路である。5R、5Bは、遅延調節回路3R,3Bで遅延されらた映像信号出力に、ROM4R,4B出力の補正量分減算する減算器である。遅延調節回路3Gは、他の2色の回路で映像信号が遅延するためこの遅延量と同等の遅延を映像信号Gに施す遅延回路である。
【0035】
以上のように構成されたカラー映像表示装置の動作について説明する。
【0036】
まず、遅延回路1R,1B及び、減算器2R,2Bによって、隣り合ったピクセルのレベルの差分が得られる様に映像信号RとBの変動量検出手段を構成しており変動量をそれぞれ検出出力している。この検出手段によって変動量が入力されるROM4R,4Bは、変動量によって図7の様に異なる最適な色ズレ補正量を算出出力する。この結果、遅延調節回路3R,3B出力の映像信号に対し補正量分減じられる。この時、遅延調節回路3Rは、映像信号Rの変動部分の変動直後のピクセルに対して、ROM4R出力の補正が加わるように予め遅延量がを調節されている。また、遅延調節回路3Bは、映像信号Bの変動部分の変動直前のピクセルに対して、ROM4B出力の補正が加わるように予め遅延量がを調節されている。これらの事から、ピクセル配列の左端もしくは右端に配置されている色の映像信号の変動部分で発生する色ズレについて、図7の様な特性を持つ最適な色ズレ補正が映像信号に施される。
【0037】
(実施の形態2) 図2は本発明の第1の実施の形態によるカラー映像表示装置のブロック図を示し、図5のようなピクセル配列の場合におけるものである。(実施の形態1)との相違点のみを説明する。
【0038】
図2において11、12、…1nは、それぞれ1ピクセル分の遅延を映像信号Rについて行う縦列接続されたn個の遅延回路である。図2において91、92、…9nは、それぞれ1ピクセル分の遅延を映像信号Bについて行う縦列接続されたn個の遅延回路である。61,62、…6nは、遅延回路1nの出力とn個の遅延回路11,12,…1nの各入力との差分をそれぞれ算出するn個の比較器である。81,82、…8nは、遅延回路1Bの出力とn個の遅延回路91,92,…9nの各出力との差分をそれぞれ算出するn個の比較器である。7Rは、比較器61,62、…6nの出力より、変動を検出するピクセルからn個後のピクセルまでの輝度状態を検出するデコード回路である。7Bは、比較器81,82、…8nの出力より、変動を検出するピクセルからn個前のピクセルまでの輝度状態を検出するデコード回路である。4R,4Bは、減算器2R,2Bの出力に基づいて図7に示すような補正量をまず算出し、これにデコード回路7R,7Bの出力よって図9の様な補正度合いの重み付けをして補正量を出力するROMである。
【0039】
以上のように構成されたカラー映像表示装置の動作について説明する。
【0040】
まず、映像信号Rについて動作を説明する。遅延回路1R及び、減算器2Rによって、隣り合ったピクセルのレベルの差分が得られる様に映像信号Rの変動量検出手段を構成しており変動量をそれぞれ検出出力している。
【0041】
また、遅延回路11,12,…1nは、前記検出手段の前段にn個直列に配置されており、各遅延回路の入力と検出手段の入力とを比較器61,62,…6nでそれぞれ比較することによって、変動量検出手段で対象とするピクセルよりn個後までのピクセルにおける相対輝度が得られ、これをデコード回路7Rによって変動量検出手段で対象とするピクセルからmピクセル後に輝度変動があるかを検出出力する。
【0042】
これら2つの検出結果が入力されるROM4Rは、変動量によって図7の様に異なる最適な色ズレ補正量を算出し、減算器2Rの出力に基づいて図7に示すような補正量をまず算出し、これにデコード回路7Rの出力よって図9の様な補正度合いの重み付けをして補正量を出力する。
【0043】
この結果、デコード回路7Rの出力によって、補正を行うピクセルよりnピクセル後までの輝度状態によって補正量が変化、重み付けされており、図9のように変化後の輝度状態によって変わる最適な補正量を実現することが可能となる。
【0044】
また、映像信号Bの場合は、同様に変動量、及び輝度状態を検出するが、検出する輝度状態は、変動量を検出するピクセルよりnピクセル前までの相対輝度状態を検出し、図9の様な最適な補正量が得られる。
【0045】
(実施の形態3) 図3は本発明の第3の実施の形態によるカラー映像表示装置のブロック図を示し、図5のようなピクセル配列の場合におけるものである。(実施の形態1)との相違点のみを説明する。
【0046】
図3において11、12、…1nは、それぞれ1ピクセル分の遅延を映像信号Rについて行う縦列接続されたn個の遅延回路である。図3において91、92、…9nは、それぞれ1ピクセル分の遅延を映像信号Bについて行う縦列接続されたn個の遅延回路である。61,62、…6nは、遅延回路1Rの出力とn個の遅延回路11,12,…1nの各出力との差分をそれぞれ算出するn個の比較器である。81,82、…8nは、遅延回路9nの出力とn個の遅延回路91,92,…9nの各入力との差分をそれぞれ算出するn個の比較器である。7Rは、比較器61,62、…6nの出力より、変動を検出するピクセルからn個前のピクセルまでの輝度状態を検出するデコード回路である。7Bは、比較器81,82、…8nの出力より、変動を検出するピクセルからn個後のピクセルまでの輝度状態を検出するデコード回路である。4R,4Bは、減算器2R,2Bの出力に基づいて図7に示すような補正量をまず算出し、これにデコード回路7R,7Bの出力によって図8の様な補正度合いの重み付けをして補正量を出力するROMである。
【0047】
以上のように構成されたカラー映像表示装置の動作について説明する。
【0048】
まず、映像信号Rについて動作を説明する。遅延回路1R及び、減算器2Rによって、隣り合ったピクセルのレベルの差分が得られる様に変動量検出手段を構成しており、映像信号Rの変動量を検出出力している。
【0049】
また、遅延回路11,12,…1nは、前記検出手段の後段にn個直列に配置されており、各遅延回路の入力と検出手段の入力とを比較器61,62,…6nでそれぞれ比較することによって、変動量検出手段で対象とするピクセルよりn個前までのピクセルにおける相対輝度が得られ、これをデコード回路7Rによって変動量検出手段で対象とするピクセルからmピクセル前に輝度変動があるかを検出出力する。
【0050】
これら2つの検出結果が入力されるROM4Rは、変動量によって図7の様に異なる最適な色ズレ補正量を算出し、減算器2Rの出力に基づいて図7に示すような補正量をまず算出し、これにデコード回路7Rの出力よって図8の様な補正度合いの重み付けをして補正量を出力する。
【0051】
この結果、デコード回路7Rの出力によって、補正を行うピクセルよりnピクセル後までの輝度状態によって補正量が変化、重み付けされており、図8のように変動前の輝度状態によって異なる最適な補正量を実現することが可能となる。
【0052】
また、映像信号Bの場合は、同様に変動量、及び輝度状態を検出するが、遅延回路91、92,…9nが変動量検出手段の前段に配置されており、検出する輝度状態は、変動量を検出するピクセルよりnピクセル後までの相対輝度状態を検出し、図8の様な最適な補正量が得られる。
【0053】
(実施の形態4) 図4は本発明の第4の実施の形態によるカラー映像表示装置のブロック図を示し、図5のようなピクセル配列の場合におけるものである。(実施の形態1)との相違点のみを説明する。
【0054】
図4において11、…1m、1m+1、…1nは、それぞれ1ピクセル分の遅延を映像信号Rについて行う直列接続されたn個の遅延回路である。図3において91、…9m、9m+1、…9nは、それぞれ1ピクセル分の遅延を映像信号Bについて行う直列接続されたn個の遅延回路である。61,…6m、6m+1、…6nは、直列接続された遅延回路11,…1m,1m+1、…1nの中点であるm番目の遅延回路1mの出力と他の遅延回路延回路11,…1nの各入力もしくは出力との差分をそれぞれ算出するn個の比較器である。81,…8m、8m+1、…8nは、直列接続された遅延回路91,…9m,9m+1,…9nの中点であるm番目の遅延回路9mの出力と他の遅延回路延回路91,…9nの各入力もしくは出力との差分をそれぞれ算出するn個の比較器である。7Rは、比較器61,…6m、6m+1…6nの出力より、変動を検出するピクセルの前後m個のピクセルまでの輝度状態を検出するデコード回路である。7Bは、比較器81,…8m、8m+1、…8nの出力より、変動を検出するピクセルの前後m個のピクセルまでの輝度状態を検出するデコード回路である。4R,4Bは、減算器2R,2Bの出力に基づいて図7に示すような補正量をまず算出し、これにデコード回路7R,7Bの出力によって図8及び図9の様な補正度合いの重み付けをしてそれぞれ補正量を出力するROMである。
【0055】
以上のように構成されたカラー映像表示装置の動作について説明する。
【0056】
まず、映像信号Rについて動作を説明する。遅延回路1m+1及び、減算器2Rによって、隣り合ったピクセルのレベルの差分が得られる様に変動量検出手段を構成しており、映像信号Rの変動量を検出出力している。
【0057】
また、遅延回路11,…1nは、前記検出手段の前後にそれぞれm個直列に配置されており、各遅延回路の入力もしくは出力と中点である遅延回路1mの出力とを比較器61,…6nでそれぞれ比較することによって、変動量検出手段で対象とするピクセルの前後m個のピクセルにおける相対輝度がそれぞれ得られ、これをデコード回路7Rによって変動量検出手段で対象とするピクセルからmピクセル前後に輝度変動があるかを前後それぞれ検出出力する。
【0058】
これらの検出結果が入力されるROM4Rは、変動量によって図7の様に異なる最適な色ズレ補正量を、減算器2Rの出力に基づいて図7に示すような最適な補正量をまず算出し、これにデコード回路7Rの出力よって図8、図9の様な補正度合いの重み付けをして補正量を出力する。
【0059】
この結果、デコード回路7Rの出力によって、補正を行うピクセルの前後nピクセルの輝度状態によって補正量が変化、重み付けされており、図8及び図9のように変動前後の輝度状態によって異なっている最適な補正量を実現することが可能となる。
【0060】
また、映像信号Bの場合も、同様に変動量、及び輝度状態を検出、補正が施されるが、補正量の重み付けをする際、映像信号Rの場合で使用した図8が図9に、図9が図8に置き換わる。
【0061】
また、図8,図9を比較して分かるように、補正量の重み付けに差があるために、補正対象となる前後のピクセルとの相対輝度を求める際、前後のピクセル数を同じとする必要は無い。
【0062】
なお、以上の説明では、補正量算出手段としてROM4R、4Bを使用した例で説明したが、折れ線で近似するなど領域により係数が変化する乗算回路などで構成しても同様に実施可能である。
【0063】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、どの様な輝度変動量に対しても色ズレ補正することが出来、またその変化量によって異なる最適な色ズレ補正を得られる。また、映像信号の輝度の変化の前後nピクセル間の輝度状態によって異なる色ズレの度合に対して、最適な色ズレ補正が得られる。これらの事から、常に最適な色ズレ補正を行うことが可能であるという有利な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態によるカラー映像表示装置をブロック図
【図2】本発明の第2の実施の形態によるカラー映像表示装置をブロック図
【図3】本発明の第3の実施の形態によるカラー映像表示装置をブロック図
【図4】本発明の第4の実施の形態によるカラー映像表示装置をブロック図
【図5】1ピクセルのピクセル構造を示す構造図
【図6】カラー映像表示装置における色ズレの原理を示す関係図
【図7】映像信号の変動量によって変化する最適色ズレ補正量を示す特性図
【図8】変化以前の映像信号の状態によって変化する最適色ズレ補正量を示す特性図
【図9】変化以後の映像信号の状態によって変化する最適色ズレ補正量を示す特性図
【図10】従来のカラー映像表示装置を示すブロック図
【符号の説明】
1R,1B 遅延回路
2R,2B、5R,5B 減算器
3R,3G,3B 遅延調整回路
4R,4B ROM
61,62,6m、6m+1,6n,81,82,8m、8m+1,8n 比較器
7R,7B デコード回路
11,12,1m、1m+1,1n,91,92,9m、9m+1,9n 遅延回路
21 LCD
22 タイミングコントローラ
23 列電極駆動回路
24 階調電圧発生回路
25 行電極駆動回路
26 輝度比較検出回路
27 色ズレ補正回路
Claims (5)
- 走査方向に並んだ複数のドットで構成されるピクセル内で端に位置する色の映像信号に対して変動量を検出する変動量検出手段と、前記変動量検出手段からの出力より色ズレ補正量を算出出力する補正量算出手段と、前記映像信号に対し前記補正量算出手段の出力に応じた補正を行う補正回路とを備えるカラー映像表示装置。
- カラーを表現するために各ドット毎に構成するピクセル内で左端に位置する色の映像信号に対して変動量を検出する第1の変動量検出手段と、前記第1の変動量検出手段からの出力より色ズレ補正量を算出出力する第1の補正量算出手段と、ピクセル内で左端に位置する色の映像信号に対し変動直後のタイミングで前記第1の補正量算出手段の出力に応じた補正を行う第1の補正回路と、カラーを表現するために各ドット毎に構成するピクセル内で右端に位置する色の映像信号に対して変動量を検出する第2の変動量検出手段と、前記第2の変動量検出手段からの出力より色ズレ補正量を算出出力する第2の補正量算出手段と、ピクセル内で右端に位置する色の映像信号に対し変動直前のタイミングで前記第2の補正量算出手段の出力に応じた補正を行う第2の補正回路とを備えるカラー映像表示装置。
- カラーを表現するために各ドット毎に構成するピクセル内で左端に位置する色の映像信号に対して変動量を検出する第1の変動量検出手段と、変動直前よりnピクセル前までの輝度状態を検出する第1の輝度検出回路と、前記第1の変動量検出手段からの出力及び第1の輝度検出回路の出力より色ズレ補正量を算出出力する第1の補正量算出手段と、ピクセル内で左端に位置する色の映像信号に対し変動直後のタイミングで前記第1の補正量算出手段の出力に応じた補正を行う第1の補正回路と、カラーを表現するために各ドット毎に構成するピクセル内で右端に位置する色の映像信号に対して変動量を検出する第2の変動量検出手段と、変動直後からnピクセル後までの輝度状態を検出する第2の輝度検出回路と、前記第2の変動量検出手段からの出力及び第2の輝度検出回路の出力より色ズレ補正量を算出出力する第2の補正量算出手段と、ピクセル内で右端に位置する色の映像信号に対し変動直前のタイミングで前記第2の補正量算出手段の出力に応じた補正を行う第2の補正回路とを備えるカラー映像表示装置。
- カラーを表現するために各ドット毎に構成するピクセル内で左端に位置する色の映像信号に対して変動量を検出する第1の変動量検出手段と、変動直後よりnピクセル後までの輝度状態を検出する第1の輝度検出回路と、前記第1の変動量検出手段からの出力及び第1の輝度検出回路の出力より色ズレ補正量を算出出力する第1の補正量算出手段と、ピクセル内で左端に位置する色の映像信号に対し変動直後のタイミングで前記第1の補正量算出手段の出力に応じた補正を行う第1の補正回路と、カラーを表現するために各ドット毎に構成するピクセル内で右端に位置する色の映像信号に対して変動量を検出する第2の変動量検出手段と、変動直前からnピクセル前までの輝度状態を検出する第2の輝度検出回路と、前記第2の変動量検出手段からの出力及び第2の輝度検出回路の出力より色ズレ補正量を算出出力する第2の補正量算出手段と、ピクセル内で右端に位置する色の映像信号に対し変動直前のタイミングで前記第2の補正量算出手段の出力に応じた補正を行う第2の補正回路とを備えるカラー映像表示装置。
- カラーを表現するために各ドット毎に構成するピクセル内で左端に位置する色の映像信号に対して変動量を検出する第1の変動量検出手段と、変動の前後nピクセル間の輝度状態を検出する第1の輝度検出回路と、前記第1の変動量検出手段からの出力及び第1の輝度検出回路の出力より色ズレ補正量を算出出力する第1の補正量算出手段と、ピクセル内で左端に位置する色の映像信号に対し変動直後のタイミングで前記第1の補正量算出手段の出力に応じた補正を行う第1の補正回路と、カラーを表現するために各ドット毎に構成するピクセル内で右端に位置する色の映像信号に対して変動量を検出する第2の変動量検出手段と、変動の前後nピクセル間の輝度状態を検出する第2の輝度検出回路と、前記第2の変動量検出手段からの出力及び第2の輝度検出回路の出力より色ズレ補正量を算出出力する第2の補正量算出手段と、ピクセル内で右端に位置する色の映像信号に対し変動直前のタイミングで前記第2の補正量算出手段の出力に応じた補正を行う第2の補正回路とを備えるカラー映像表示装置。
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