JPH0514576Y2 - - Google Patents

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JPH0514576Y2
JPH0514576Y2 JP7777088U JP7777088U JPH0514576Y2 JP H0514576 Y2 JPH0514576 Y2 JP H0514576Y2 JP 7777088 U JP7777088 U JP 7777088U JP 7777088 U JP7777088 U JP 7777088U JP H0514576 Y2 JPH0514576 Y2 JP H0514576Y2
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delay
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ultrasonic
medium
delay medium
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Priority to DE3839867A priority patent/DE3839867A1/de
Priority to KR1019880015628A priority patent/KR890008906A/ko
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、超音波遅延線に係り、特に遅延媒体
の実装の仕方を工夫して薄型、軽量化をはかつた
超音波遅延線に関するものである。
[従来の技術] 第5図に従来の一般的な超音波遅延線を示す。
ガラス等の材料よりなる遅延媒体1の1端面に
は、電気超音波変換用のトランスデユーサ2とト
ランスデユーサ2に取り付けられたリード線3が
設けられており、前記遅延媒体1は下ケース8に
緩衝材10を介して載置される。緩衝材10は主
に遅延媒体1の2つの主表面が下ケース8との接
触により損傷して特性が劣化することを防ぐ目的
で使用される。下ケース8には、外部回路接触用
の端子ピン9が設けられており、その1端がリー
ド線3と半田付け等により接続される。
[考案の解決しようとする課題] このような従来の構成では、上ケースと下ケー
スとを嵌合することによつて使用するため、形状
的に厚く、かつ重くなるという欠点をもつてい
た。ケースの中へ複数個の遅延媒体を収納するこ
とにより多機能化をはかる場合には、専用のケー
スを必要とするために別途金型を製作するのに費
用と時間がかかつた。また、第5図の場合よりも
外形寸法上はさらに厚さ方向が大きくなり、かつ
重くなる。近年、カメラ一体型VTR等の普及に
より電子部品としての超音波遅延線についても設
計上、薄型化、軽量化をはかることが課題となつ
ている。
本考案は、このような問題点を解決するもの
で、遅延媒体のプリント配線された絶縁基板に対
する実装方法に関して、薄型化、軽量化を実現し
た超音波遅延線の提供を目的とするものである。
[課題を解決するための手段] 本考案は、前述の問題点を解決すべくなされた
ものであり、配線パターンがプリントしてあり遅
延媒体の外形形状とほぼ同じ形状の開口部を有す
る枠状体の絶縁基板に、少なくとも1端面にトラ
ンスデユーサを設けた遅延媒体を、トランスデユ
ーサの電極と前記配線パターンとが導電接続可能
なように嵌め込むことにより、遅延媒体を絶縁基
板に固定したものを複数個積層させることによつ
て、多機能化をはかつたことを特徴とする超音波
遅延線を提供するものである。
[実施例] 本考案の実施例について第1図〜第4図の図面
を参照しながら説明する。従来例と同一箇所には
同一符合を付す。第1図〜第3図は、本考案の超
音波遅延線の分散斜視図と断面図である。第4図
はリード線接続部分の拡大図である。ガラス等の
材料よりなる遅延媒体1の1端面には、電気超音
波変換用のトランスデユーサ2とトランスデユー
サ2に取り付けたリード線3が設けられている。
ガラスエポキシ樹脂、紙エポキシ樹脂、紙フエノ
ール樹脂等の材料よりなる絶縁基板4には、リー
ド線3と接続するためのターミナルと配線パター
ン及び外部回路接続用のリードフレーム端子7が
設けられている。絶縁基板4の形状は、遅延媒体
1の外形形状と同じかあるいはそれ以上の大きさ
の開口部を有する枠状体とし、前記開口部に遅延
媒体1を嵌め込む。第4図に示すように、リード
線3の先端部と、絶縁基板4に設けたプリント配
線5の先端部(ターミナル)とを半田付け等によ
り接続する。
リード線3の代わりにプリント配線5の先端部
(ターミナル)に金属等の導電性部材の突起部を
設けて、前記突起部がトランスデユーサの電極に
導電接続するようにしても良い。
その後、合成紙等の2枚の包装材6にて遅延媒
体1の2つの主表面を覆つて、絶縁基板4と遅延
媒体1の両側面を包装して固定する。包装材6の
周辺部には接着剤あるいは粘着テープ等が設けら
れており、絶縁基板4に接着し固定する。必要に
応じて、遅延媒体1と包装材6の間にポリエステ
ル等の材料によりなる緩衝材を介在させても良
い。
第2図は、第1図の構成よりなる超音波遅延線
を2個積層することにより多機能化を図る場合の
展開図であり、絶縁基板4に乗載した2個の遅延
媒体1を重ね合わせることにより得られる。この
場合これらの積層は、接着剤を具えた包装材6に
より容易に達成される。これにより例えば、1H
素子を2個組合わせることによつて2H素子を構
成したり、1H素子と2H素子の組合わせをつくる
こともできる。なお、積層する遅延媒体の数は適
宜選定できる。
本実施例においては、包装材6を遅延媒体1の
2つの主表面を覆うような大きさのものを使用し
ているが、絶縁基板4と遅延媒体1の全表面を覆
うようにしても良い。又、リードフレーム端子7
は2ケ所に2本ずつ設けているが、1ケ所に4本
設けるような配線パターンとし、その場合絶縁基
板4の表裏に配線パターンをプリントしても良
い。
[考案の効果] 以上のように本考案によれば、遅延媒体の外形
形状とほぼ同じ大きさの開口部を有する枠状体の
絶縁基板に前記遅延媒体を嵌め込み、絶縁基板上
のプリント配線先端部(ターミナル)とそれと近
接するトランスデユーサとをリード線を介して電
気的に接続することにより、薄型化、軽量化され
た超音波線を提供できるという効果が得られる。
具体的には、第5図に示すような従来構造の超
音波遅延線では、厚みが5〜7mm、重さが5〜
6gであつたものが、本考案によれば、厚みが1
〜3mm、重さが2〜3gまで可能となる。
遅延媒体を2枚収納した場合の従来構造の厚み
は6〜9mm、重さが6〜10gであたものが、本考
案によれば、厚みが2〜5mm、重さが4〜6gと
薄肉化、軽量化することができ、しかも積層化す
る遅延媒体の数を増すことにより、より多機能化
することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本考案の実施例を示し、第1
図は本考案による超音波遅延線の分解斜視図であ
り、第2図はその1つの超音波遅延線の分解斜視
図、第3図は超音波遅延線の断面図であり、第4
図はリード線接続部の拡大斜視図であり、第5図
は従来の超音波遅延線の斜視図である。 1……遅延媒体、2……トランスデユーサ、3
……リード線、4……絶縁基板、6……包装材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 配線パターンがプリントしてあり遅延媒体の外
    形形状とほぼ同じ形状の開口部を有する枠状体の
    絶縁基板に、少なくとも1端面にトランスデユー
    サを設けた遅延媒体を、トランスデユーサの電極
    と前記配線パターンとが導電接続可能なように嵌
    め込むことにより、遅延媒体を絶縁基板に固定し
    たものを複数個積層させることによつて、多機能
    化をはかつたことを特徴とする超音波遅延線。
JP7777088U 1987-11-26 1988-06-14 Expired - Lifetime JPH0514576Y2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7777088U JPH0514576Y2 (ja) 1988-06-14 1988-06-14
GB8827567A GB2213012B (en) 1987-11-26 1988-11-25 Ultrasonic delay line
CN88108141A CN1011457B (zh) 1987-11-26 1988-11-25 超声延迟线
DE3839867A DE3839867A1 (de) 1987-11-26 1988-11-25 Ultraschall-verzoegerungsleitung
KR1019880015628A KR890008906A (ko) 1987-11-26 1988-11-26 초음파 지연선
US07/653,751 US5130679A (en) 1987-11-26 1991-02-11 Ultrasonic delay line mounted in a frame-like body having a wiring pattern thereon

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7777088U JPH0514576Y2 (ja) 1988-06-14 1988-06-14

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02829U JPH02829U (ja) 1990-01-05
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