JPH05143601A - 文書出力装置 - Google Patents

文書出力装置

Info

Publication number
JPH05143601A
JPH05143601A JP3331217A JP33121791A JPH05143601A JP H05143601 A JPH05143601 A JP H05143601A JP 3331217 A JP3331217 A JP 3331217A JP 33121791 A JP33121791 A JP 33121791A JP H05143601 A JPH05143601 A JP H05143601A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
document
data
address
main
output
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP3331217A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3304112B2 (ja
Inventor
Keiichi Hirata
恵一 平田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP33121791A priority Critical patent/JP3304112B2/ja
Publication of JPH05143601A publication Critical patent/JPH05143601A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3304112B2 publication Critical patent/JP3304112B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Document Processing Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数頁に亙るメイン文書の任意の位置に頁単
位或いは1画面単位の挿入文書を混在させた混合文書を
容易に印字出力または表示出力でき、しかもこれらメイ
ン文書のデータと挿入文書のデータとを関連づけて管理
できるような文書出力装置を提供すること。 【構成】 データメモリ21には、開始アドレスSTA
からメイン文書データ格納開始アドレスa(TTA)に
亙って、メイン文書データと挿入文書データとを管理す
る管理情報領域が設けられ、アドレスaからアドレスc
(KTA)に亙ってメイン文書データを格納するメイン
文書領域が設けられ、アドレスcからアドレスfに亙っ
て、挿入文書データの挿入位置とその先頭アドレスとを
管理する挿入文書管理領域が設けられ、アドレスfから
アドレスhに亙って複数の挿入文書データを格納する挿
入文書領域が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、文書出力装置に関し、
特に1頁又は1画面を出力単位とする挿入文書をメイン
文書の所望の挿入位置に挿入した混合文書を印字出力又
は表示出力するようにしたものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ディスプレイや印字機構やフロッ
ピーディスクドライブ装置などを備えた日本語用や英語
用のワードプロセッサにおいては、一般に、入力された
複数頁に亙る多量の文書のデータをフロッピーディスク
ドライブ装置に装着されたフロッピーディスクに記憶で
き、このフロッピーディスクに記憶された文書を種々の
編集機能により編集するなどして、ディスプレイに1画
面分毎に表示させたり、或いは印字機構を用いて1頁分
毎に印字用紙に印字出力するように構成されている。
【0003】ところで、各種の図や表だけで構成された
或いは図や表に短い文書を部分的に加えた説明用や広告
用のカタログやパンフレット類などの図表データを、例
えばB5版やA4版の用紙で1頁に相当する頁単位で作
成し、この図表を複数頁に亙る文書の所望の位置(頁)
に添付資料として挿入した一冊の説明書類(ドキュメン
ト)を作成するような場合には、複数頁の文書のデータ
とこの図表のデータとを別々のファイルとして作成して
おく一方、これら文書と図表とを別個に印字出力し、こ
れら1頁分の図表を文書の所望の位置に手作業で挿入す
るようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、複数
頁に亙る文書の所望の位置に図表を添付資料として挿入
させて一冊のドキュメントを作成するような場合、文書
と頁単位の図表を別々に印字出力するとともに、これら
頁単位の図表を文書の所望の位置に手作業で挿入するの
で、文書中に図表を挿入させたドキュメントなどの作成
作業が非常に面倒であること、このドキュメントの作成
に際して使用した文書のデータと頁単位の図表のデータ
との関連性がなく、これらのデータ名をメモ書きするな
どしない限り、ドキュメントに関するデータ管理ができ
ないこと、などの問題がある。
【0005】ここで、前記図表のデータを文書の所望の
位置に挿入し、図表データを含む文書データを1つのフ
ァイルとし、この文書データを印字出力することも考え
られるが、図表データを文書データに組み込む編集作業
が面倒なこと、文書データの編集に伴って図表データの
挿入位置が変更されること、などの問題がある。
【0006】本発明の目的は、複数頁に亙るメイン文書
の任意の位置に頁単位或いは1画面単位の挿入文書を混
在させた混合文書を容易に印字出力または表示出力で
き、しかもこれらメイン文書のデータと挿入文書のデー
タとを関連づけて管理できるような文書出力装置を提供
することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る文書出力装
置は、図1の機能ブロック図に示すように、メインの文
書のデータを格納した文書データ記憶手段と、この文書
データ記憶手段の文書データを受けてメイン文書を印字
出力又は表示出力する出力手段とを備えた文書出力装置
において、出力手段の1頁又は1画面の出力単位で出力
される挿入文書のデータを1又は複数単位分格納した挿
入文書データ記憶手段と、各挿入文書をメイン文書に挿
入する挿入位置のデータを格納した挿入位置指定手段
と、挿入文書データ記憶手段における各挿入文書データ
の先頭アドレスを格納したアドレス記憶手段と、メイン
文書の各出力単位の出力前に、挿入位置指定手段のデー
タに基いて、その出力前に挿入出力すべき挿入文書の有
無を判別し、該当する挿入文書があるときにはアドレス
記憶手段のデータに基いて挿入文書データ記憶手段から
該当する挿入文書のデータを読出して出力手段に出力さ
せる挿入制御手段とを備えたものである。
【0008】
【作用】本発明に係る文書出力装置においては、メイン
の文書のデータは文書データ記憶手段に格納され、また
出力手段の1頁又は1画面の出力単位で出力される挿入
文書のデータは挿入文書データ記憶手段に1又は複数単
位分格納されている。更に、挿入文書データ記憶手段に
おける各挿入文書データの先頭アドレスはアドレス記憶
手段に格納され、また各挿入文書をメイン文書に挿入す
る為に指定した挿入位置のデータは挿入位置指定手段に
格納される。従って、メイン文書の各出力単位の出力前
に挿入出力すべき挿入文書の有無は、挿入制御手段によ
り挿入位置指定手段のデータに基いてその出力前に判別
される。その結果、該当する挿入文書があるときには、
その該当する挿入文書のデータは、挿入制御手段により
アドレス記憶手段のデータに基いて挿入文書データ記憶
手段から読出され且つ出力手段に出力される。
【0009】このように、挿入文書をメイン文書に挿入
する為に指定した挿入位置のデータやその挿入文書デー
タの先頭アドレスが夫々記憶される一方、メイン文書の
各出力単位の出力前に挿入出力すべき挿入文書の有無が
判別され、該当する挿入文書があるときには、その該当
する挿入文書のデータは出力手段に出力される。即ち、
メイン文書を出力しながら指定された位置に挿入文書を
挿入して出力することになり、複数頁に亙るメイン文書
の任意の位置に挿入文書を混在させてたドキュメントな
どを容易に印字出力または表示出力でき、しかもこれら
メイン文書のデータと挿入文書のデータとを関連づけて
管理することができる。
【0010】
【発明の効果】本発明に係る文書出力装置によれば、
〔作用〕の項で説明したように、挿入文書データ記憶手
段と、挿入位置指定手段と、アドレス記憶手段と、挿入
制御手段とを設け、メイン文書の各出力単位の出力前に
挿入出力すべき挿入文書の有無が判別され、該当する挿
入文書があるときには、その該当する挿入文書のデータ
が出力手段に出力されるので、複数頁に亙るメイン文書
の任意の位置に挿入文書を混在させたドキュメントなど
を容易に印字出力または表示出力でき、しかもこれらメ
イン文書のデータと挿入文書のデータとを関連づけて管
理することができる。
【0011】更に、挿入文書をメイン文書に組み込まな
いので、メイン文書を編集した場合でも、挿入文書の挿
入位置の変更を確実に防止することができ、挿入文書を
組み込む為の編集作業を省略できる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面に基いて
説明する。本実施例は、グラフィック画像を表示可能な
ディスプレイや印字機構、グラフ作成機能や図柄作成機
能などを備えた英文用ワードプロセッサに本発明を適用
した場合のものである。ワードプロセッサ1の制御系
は、図2に示すように構成されている。キーボード10
と、活字ホイール式の印字機構11と、グラフィック画
像を表示可能な液晶ディスプレイ(LCD)12に表示
データを出力する表示用RAMや文字・記号などのドッ
トパターンを格納したキャラクタジェネレータROMを
設けたディスプレイコントローラ(LCDC)13と、
フロッピーディスクドライブ装置(FDD)14の為の
フロッピーディスクコントローラ(FDC)15とは制
御装置Cの入出力インターフェース16に夫々接続され
ている。
【0013】前記キーボード10には、アルファベット
キーと数字キーと記号キーを含む文字キー、スペースキ
ー、リターンキー、カーソルを上下左右へ夫々移動させ
る為のカーソル移動キー、メイン文書(通常のテキス
ト)や挿入文書の入力・編集を実行する編集キー、メイ
ン文書のデータを入力する為のメイン文書キー、挿入文
書を入力する為の挿入文書キー、実行中の処理を終了す
る終了キー、印字を指令する印字キー、各種の機能キー
などが通常のものと同様に設けられている。前記印字機
構11は、活字ホイールやプラテンなどを設けた一般的
なものなので、その詳しい説明を省略する。
【0014】前記制御装置Cは、CPU17と、このC
PU17にデータバスなどのバス20を介して接続され
た入出力インターフェース16、ROM18及びRAM
19とから構成されている。ROM18には、キーボー
ド10から入力されるコードデータに対応させてディス
プレイコントローラを制御する表示制御プログラム、そ
のコードデータを後述のデータメモリ21(図3参照)
に格納する制御プログラム、データメモリ21に格納さ
れたメイン文書や挿入文書のデータに基いて印字機構1
1を制御する印字制御プログラム、本願特有の文書デー
タ格納制御及び印字処理制御の制御プログラムなどが格
納されている。
【0015】RAM19には、キーボード10から入力
されたメイン文書や挿入文書のデータを格納するデータ
メモリ21と、挿入文書キーが操作されたときにセット
(フラグデータが「1」)する挿入文書モードフラグI
TFのフラグデータや挿入位置を指定するときにセット
される位置指定フラグIFのフラグデータを格納するフ
ラグデータメモリと、CPU17で演算された演算結果
を一時的に格納する各種のメモリやポインタやカウンタ
などが設けられている。
【0016】ここで、図3に示すデータメモリ21に格
納されるデータのデータ構成について説明するものとす
る。このデータメモリ21には、このメモリ21の開始
アドレスSTAからテキストデータ格納開始アドレスa
に亙って、メイン文書データと挿入文書データとを管理
する管理情報領域が設けられ、アドレスaからアドレス
cに亙ってメイン文書データを格納するメイン文書領域
が設けられ、アドレスcからアドレスfに亙って挿入文
書データの挿入位置(挿入頁数)とその先頭アドレスと
を管理する挿入文書管理領域が設けられ、アドレスfか
らアドレスhに亙って複数の挿入文書データを格納する
挿入文書領域が設けられている。
【0017】前記管理情報領域には、メイン文書データ
の先頭アドレスaと、メイン文書データの末尾アドレス
TLAと、挿入文書管理領域の先頭アドレスKTAと、
挿入文書データの末尾アドレスPLAとを格納するメモ
リが設けられている。また、挿入文書管理領域には、挿
入文書数Iと、挿入位置データ(挿入頁数)及びその挿
入位置に挿入する挿入文書の先頭アドレスを対にした複
数の挿入文書関連情報とを格納するメモリが設けられて
いる。
【0018】ここで、前記挿入文書について簡単に説明
すると、各種の図や表だけ或いは図や表に加えて部分的
に短い文書を混在させた説明用や広告用のカタログやパ
ンフレット類などの図表(レイアウト)を、例えばB5
版やA4版などの用紙で1頁に相当する頁単位で作成し
たものである。但し、この実施例では、棒グラフや折れ
線グラフや円グラフなどを作成できるグラフ作成機能や
図柄(イメージ)作成機能などにより作成した1頁単位
の挿入文書とする。
【0019】次に、ワードプロセッサ1の制御装置Cで
行なわれる文書データ格納制御のルーチンについて、図
3を参照しながら図4のフローチャートに基いて説明す
る。但し、この制御を開始する前段階として、複数の挿
入文書のデータは、予めグラフ作成機能や図柄作成機能
などを用いて作成され、RAM19のワーキングメモリ
に格納されているものとする。また、前記データメモリ
21には、メイン文書データや挿入文書データが未だ格
納されていないものとする。従って、データメモリ21
には、メイン文書データ先頭アドレスTTAとしてメイ
ン文書領域の先頭アドレスであるアドレスaが格納さ
れ、メイン文書データ末尾アドレスTLAとしてアドレ
スb0が格納される。但し、このときには、アドレスb
0はアドレスaから「1」を減算したアドレスである。
また、挿入文書管理領域の先頭アドレスKTAとしてア
ドレスcが格納され、また挿入文書データの末尾アドレ
スPLAとしてアドレスe(挿入文書管理領域の最終ア
ドレス)が格納されている。尚、図中符号Si(i=3
0、31、32・・・・)は各ステップである。
【0020】メイン文書データや挿入文書データを入力
する為に編集キーを操作するとこの制御が開始され、先
ずアドレスcに格納する挿入文書数Iに初期値「0」が
格納され(S30)、挿入文書を作成する為に挿入文書
キーが操作されたときには(S31・S32:Ye
s)、挿入文書データの末尾アドレスPLAがRAM1
0に設けた管理データメモリに管理データKDとして格
納され(S33)、挿入文書モードフラグITFと位置
指定フラグIFとが夫々セットされ(S34)、S31
に戻る。
【0021】次に、挿入文書の挿入位置を指定する為に
数字キーが操作されたときに(S31:Yes、S32
・S35:No、S40:Yes)、フラグIFがセッ
トされているときには(S41:Yes)、その入力さ
れた数字データがアドレスd以降の挿入位置データとし
て格納され(S42)、フラグIFがリセットされ(S
43)、その挿入位置データに対応させた挿入文書の先
頭アドレスとして管理データKDに「1」を加算したア
ドレスが格納され(S44)、挿入文書数Iが1つイン
クリメントされ(S45)、入力された挿入文書データ
が挿入文書領域の挿入文書先頭アドレスで指示するアド
レスから順次格納される(S46)。このとき、予めグ
ラフ作成機能や図柄作成機能などを用いて作成された挿
入文書データを読込むようにしてもよい。
【0022】即ち、図3に示すように、最初に入力され
る挿入文書の挿入位置データとその先頭アドレスとはア
ドレスdから格納され、その第1番目の挿入文書データ
は管理データKDに「1」を加算したアドレスf(挿入
文書領域の先頭アドレス)から格納される。尚、管理デ
ータKDは、挿入文書のコードデータが入力される毎に
その値が「1」つずつインクリメントされる。
【0023】次に、挿入文書の入力処理の終了に伴っ
て、管理データKDが挿入文書データの末尾アドレスP
LAとして格納され(S47)、S31に戻る。例え
ば、2つの挿入文書が入力処理されたときには、図3に
示すように、挿入文書数Iとして「2」が格納され、挿
入文書管理情報としてアドレスdから2組の管理情報が
格納され、アドレスfから2つの挿入文書データが格納
され、挿入文書データの末尾アドレスPLAとしてアド
レスgが格納されている。
【0024】次に、メイン文書を作成する為にメイン文
書キーが操作されたときには(S31:Yes、S3
2:No、S35:Yes)、挿入文書モードフラグI
TFがリセットされ(S36)、メイン文書データ末尾
アドレスTLAが管理データKDとして格納され(S3
7)、入力されたメイン文書データがメイン文書データ
先頭アドレスTTAで指示されるアドレスから順次格納
される(S38)。尚、このメイン文書の各頁毎の印字
フォーマットは、別途予め設定されているものとする。
また、管理データKDは、メイン文書のコードデータが
入力される毎にその値が「1」つずつインクリメントさ
れる。
【0025】次に、メイン文書の入力処理の終了に伴っ
て、管理データKDがメイン文書データ末尾アドレスT
LAとして格納され(S39)、S31に戻る。次に、
挿入文書キーやメイン文書キーや終了キー以外のキーが
操作されたときには(S31:Yes、S32・S35
・S40・S48:No)、操作されたキーに対応する
機能処理が実行されるが、終了キーが操作されたときに
は(S31:Yes、S32・S35・S40:No、
S48:Yes)、データメモリ21に格納されたメイ
ン文書データと挿入文書データ及び管理情報のデータか
らなる混合文書データがフロッピーディスクドライブ装
置14に装着されたフロッピーディスクに格納するなど
の終了処理が実行され(S49)、この制御を終了す
る。例えば、図3に示すように、10頁に亙るメイン文
書が入力されたときには、このメイン文書データはアド
レスaからアドレスbに亙って順次格納され、メイン文
書データ末尾アドレスTLAとしてアドレスbが格納さ
れている。
【0026】次に、データメモリ21に格納された文書
を印字する印字処理制御のルーチンについて、図5のフ
ローチャートに基いて説明する。印字キーが操作される
とこの制御が開始されて、前記フロッピーディスクに格
納された混合文書データが読出されてデータメモリ21
に格納され、先ず印字中の頁数をカウントする印字頁カ
ウンタのカウント値Pとして初期値「1」が格納され且
つ挿入文書の残り数をカウントする挿入文書残りカウン
タのカウント値Jとして挿入文書数Iの値が格納され
(S60)、印字を開始するメイン文書データのアドレ
スを指示する印字開始ポインタPSPの値としてメイン
文書データ先頭アドレスTTAが格納される(S6
1)。
【0027】次に、データメモリ21のアドレスdか
ら、印字頁カウント値Pと同一の挿入位置データが存在
するか否かつまり次頁に印字する挿入文書が存在するか
否かが順次検索され(S62)、存在しないときには
(S63:No)、メイン文書データが1頁分だけ印字
処理され(S64)、次頁の先頭アドレスが印字開始ポ
インタPSPに格納される(S65)。次に、カウント
値Pが1つインクリメントされ(S66)、印字開始ポ
インタPSP−1の値がメイン文書データ末尾アドレス
TLAに等しくないときつまり次頁のメイン文書データ
が存在するときには(S67:No)、S62に戻る。
【0028】一方、次頁に印字する挿入文書が存在する
ときには(S63:Yes)、その挿入位置データに対
応する挿入文書の先頭アドレスが読込まれ(S69)、
その先頭アドレスから格納されている挿入文書データを
印字する印字処理が実行され(S70)、カウント値J
が1つデクリメントされ(S71)、S66へ移行す
る。即ち、S62以降が繰り返されて、S62〜S67
によりメイン文書データが1頁ずつ印字されるととも
に、S69〜S71により挿入文書データが指定された
位置に1頁単位ずつ印字される。そして、メイン文書デ
ータの全てが印字され(S67:Yes)、しかもカウ
ント値Jが「0」になって全ての挿入文書が印字された
とき(S68:Yes)、この制御を終了する。
【0029】例えば、4頁にわたるメイン文書の2頁目
と5頁目とに挿入文書を挿入するように指定して、メイ
ン文書と挿入文書とを混在させた合計6頁からなるドキ
ュメントを作成する場合には、図6に示すように、2頁
目と5頁目とに挿入文書が夫々挿入して印字出力される
とともに、1頁目と3頁目と4頁目と6頁目とにメイン
文書が夫々印字出力される。尚、符号Mはメイン文書で
あり、符号Iは挿入文書である。
【0030】以上説明したように、入力したメイン文書
をメイン文書領域に格納する一方、入力した挿入文書を
挿入文書領域に格納し、更にメイン文書に対する挿入文
書の挿入位置及び先頭アドレスを同時に格納するように
し、メイン文書の各頁単位の印字前に、挿入印字すべき
挿入文書の有無が判別され、該当する挿入文書が有ると
きには、その該当する挿入文書のデータは印字機構11
により印字されるので、複数の頁に亙るメイン文書の任
意の位置に挿入文書を挿入させてたドキュメントなどの
混合文書を容易に印字出力でき、しかもこれらメイン文
書のデータと挿入文書のデータとを関連づけて管理する
ことができる。
【0031】更に、挿入文書をメイン文書に組み込まな
いので、メイン文書を編集した場合でも、挿入文書の挿
入位置の変更を確実に防止することができ、挿入文書を
組み込む為の編集作業を省略できる。
【0032】尚、前記印字処理制御に代えて表示処理制
御を設け、メイン文書と挿入文書とを混在させた混合文
書をディスプレイ12に表示するように構成してもよ
い。尚、前記メイン文書や挿入文書はフロッピーディス
クから読出したものであってもよく、また通信用のイン
ターフェースを介して外部から供給されたものであって
もよい。尚、スキャナ装置(イメージリーダ)を装着し
た場合には、このスキャナ装置から読込んだ図表のデー
タを挿入文書データに用いることも可能である。尚、デ
ィスプレイや印字機構を備えた欧文ワードプロセッサや
日本語ワードプロセッサなど種々の文書出力装置に本発
明を適用し得ることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成を示す機能ブロック図である。
【図2】ワードプロセッサの制御系のブロック図であ
る。
【図3】RAMに設けられたデータメモリ内のデータ構
成を説明する説明図である。
【図4】文書データ格納制御のルーチンの概略フローチ
ャートである。
【図5】印字処理制御のルーチンの概略フローチャート
である。
【図6】メイン文書と挿入文書とを混在させた混合文書
の印字出力例を示す例示図である。
【符号の説明】
1 ワードプロセッサ 11 印字機構 12 液晶ディスプレイ 14 フロッピーディスクドライブ装置 17 CPU 18 ROM 19 RAM 21 データメモリ C 制御装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メインの文書のデータを格納した文書デ
    ータ記憶手段と、この文書データ記憶手段の文書データ
    を受けてメイン文書を印字出力又は表示出力する出力手
    段とを備えた文書出力装置において、 前記出力手段の1頁又は1画面の出力単位で出力される
    挿入文書のデータを1又は複数単位分格納した挿入文書
    データ記憶手段と、 前記各挿入文書をメイン文書に挿入する挿入位置のデー
    タを格納した挿入位置指定手段と、 前記挿入文書データ記憶手段における各挿入文書データ
    の先頭アドレスを格納したアドレス記憶手段と、 前記メイン文書の各出力単位の出力前に、挿入位置指定
    手段のデータに基いて、その出力前に挿入出力すべき挿
    入文書の有無を判別し、該当する挿入文書があるときに
    はアドレス記憶手段のデータに基いて挿入文書データ記
    憶手段から該当する挿入文書のデータを読出して出力手
    段に出力させる挿入制御手段と、 を備えたことを特徴とする文書出力装置。
JP33121791A 1991-11-19 1991-11-19 文書出力装置 Expired - Fee Related JP3304112B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33121791A JP3304112B2 (ja) 1991-11-19 1991-11-19 文書出力装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33121791A JP3304112B2 (ja) 1991-11-19 1991-11-19 文書出力装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05143601A true JPH05143601A (ja) 1993-06-11
JP3304112B2 JP3304112B2 (ja) 2002-07-22

Family

ID=18241209

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33121791A Expired - Fee Related JP3304112B2 (ja) 1991-11-19 1991-11-19 文書出力装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3304112B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP3304112B2 (ja) 2002-07-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20030056176A1 (en) Document processing method and apparatus, and print control method and apparatus
JPH0137783B2 (ja)
JP3304112B2 (ja) 文書出力装置
JPH0419584B2 (ja)
JP3659280B2 (ja) 画像処理装置
JPH0469917B2 (ja)
JPH0773167A (ja) ワードプロセッサ装置
JP3161744B2 (ja) 情報処理装置
JPH08185507A (ja) ファイリング機能付き文書処理装置
JPH0751374B2 (ja) 文書処理装置
JP2983566B2 (ja) データ処理装置
JPH0511947A (ja) 印字位置設定装置
JP2914816B2 (ja) 文書処理装置
JPS62229464A (ja) 文書処理装置
JPH10235823A (ja) 文書組版装置
JPH02136269A (ja) 文書処理装置
JPH03136164A (ja) 文書処理方法および文書処理システム
JPS59123046A (ja) 文書処理装置の表示方式
JPS6320623A (ja) 文書編集装置
JPH06325034A (ja) 情報処理装置
JPH04305761A (ja) ワードプロセッサ
JPH10207878A (ja) 文書編集印刷装置
JPH01189718A (ja) 文書作成編集装置
JPH05151215A (ja) 枠編集機能付き文書処理装置
JPS63221069A (ja) 文書作成編集装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080510

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090510

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090510

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100510

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110510

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees