JPH05143238A - ポインテイングカーソル移動制御装置 - Google Patents

ポインテイングカーソル移動制御装置

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JPH05143238A
JPH05143238A JP3308112A JP30811291A JPH05143238A JP H05143238 A JPH05143238 A JP H05143238A JP 3308112 A JP3308112 A JP 3308112A JP 30811291 A JP30811291 A JP 30811291A JP H05143238 A JPH05143238 A JP H05143238A
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JP
Japan
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movement
boundary
window
cursor
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JP3308112A
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Inventor
Tomoya Ogawa
知也 小川
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、ポインティングカーソル移動制御
装置に関し、ポインティングカーソルがウィンドウの境
界を越えて安易に移動しないようにし、かつウィンドウ
の境界を越えたいときに簡単に移動できるようにするこ
とを目的とする。 【構成】 入力装置からのポインティングカーソルの移
動指示を検出する移動検出モジュール2と、ポインティ
ングカーソルの移動を制御する移動制御モジュール4と
を備え、移動制御モジュール4がマルチウィンドウ環境
のもとで現在のウィンドウ上で入力装置からの移動指示
に対応してポインティングカーソルを移動させて境界に
至ったときに一旦停止させ、移動検出モジュール2が入
力装置から連続して一定距離以上、移動指示を検出した
ことを契機に、ポインティングカーソルを当該境界を越
えて移動するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ポインティングカーソ
ルを移動制御するポインティングカーソル移動制御装置
であって、マルチウィンドウ環境におけるポインティン
グデバイスなどにより画面上のカーソルを移動するカー
ソル移動制御装置に関するものである。
【0002】近年、ワークステーションなどの発展に伴
い人間にとって使い易いユーザインタフェースが求めら
れており、このためにマルチウィンドウ環境が提供され
ていている。マルチウィンドウ環境での作業はポインテ
ィングデバイスが必須であるが、ポインティングカーソ
ルの移動に関しては人間の意図を十分反映するような制
御が行われていなく、効率の良い編集作業などを行え
ず、ポインティングカーソルの効果的な移動制御が望ま
れている。
【0003】
【従来の技術】従来のポインティングカーソルの移動制
御は、ポインティングデバイスであるマウスなどの動き
をそのまま反映するといった比較的単純な移動制御を行
っていた。そのため、ウィンドウの境界と無関係にポイ
ンティングカーソルが移動していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って、ウィンドウの
境界付近にポインティングカーソルが位置していると
き、ちょっとした振動によりポインティングカーソルが
ウィンドウの外部に移動してしまったり、あるいはポイ
ンティングカーソルをウィンドウ内で移動させるとき
に、ちょっとした手元の狂いでポインティングカーソル
がウィンドウからはみ出してしまったりする、といった
問題を生じていた。
【0005】また、マルチィンドウでは、入出力を行う
ウィンドウを選択するために、ポインティングカーソル
を選択しようとするウィンドウの内部にいれてクリック
することが多く、予期せぬときにポインティングカーソ
ルがウィンドウから外れてしまうとそのウィンドウとの
入出力ができなくなってしまう。また、オートレイズ
(複数のウィンドウが重なりあっているとき、ポインテ
ィングカーソルが置かれているウィンドウを一番上に表
示するモード)のとき、ポインティングカーソルがウィ
ンドウから外れてしまうと、ウィンドウの重なり具合が
大きく変わってしまうことがあり、元に戻すのに大変で
あるという問題を生じていた。
【0006】本発明は、ポインティングカーソルがウィ
ンドウの境界を越えて安易に移動しないようにし、かつ
ウィンドウの境界を越えたいときに簡単に移動できるよ
うにすることを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】図1を参照して課題を解
決するための手段を説明する。図1において、移動検出
モジュール2は、入力装置からのポインティングカーソ
ルの移動指示を検出するものである。
【0008】速度検出モジュール3は、入力装置からの
ポインティングカーソルの速度指示を検出するものであ
る。移動制御モジュール4は、ポインティングカーソル
の移動を制御するものである。
【0009】
【作用】本発明は、図1に示すように、移動制御モジュ
ール4がマルチウィンドウ環境のもとで現在のウィンド
ウ上で入力装置からの移動指示に対応してポインティン
グカーソルを移動させて境界に至ったときに一旦停止さ
せ、移動検出モジュール2が入力装置から連続して一定
距離以上、移動指示を検出したことを契機に、ポインテ
ィングカーソルを当該境界を越えて移動するようにして
いる。
【0010】また、移動制御モジュール4がマルチウィ
ンドウ環境のもとで現在のウィンドウ上で入力装置から
の移動指示に対応してポインティングカーソルを移動さ
せて境界に至ったときに一旦停止させ、速度検出モジュ
ール3が入力装置から一定速度以上の速度指示を検出し
たことを契機に、ポインティングカーソルを当該境界を
越えて移動するようにしている。
【0011】また、移動制御モジュール4がマルチウィ
ンドウ環境のもとで現在のウィンドウ上で入力装置から
の移動指示に対応してポインティングカーソルを移動さ
せて境界に至ったときに一旦停止させ、特定キーが押下
されたことを契機に、ポインティングカーソルを当該境
界を越えて移動するようにしている。
【0012】また、移動制御モジュール4がマルチウィ
ンドウ環境のもとで現在のウィンドウ上で入力装置から
の移動指示に対応してポインティングカーソルを移動さ
せて境界に至ったときに境界外への移動を抑止し、当該
ウィンドウの特定範囲の部分にきたときにのみ当該境界
を越えて移動するようにしている。
【0013】また、移動制御モジュール4がマルチウィ
ンドウ環境のもとで現在のウィンドウ上で入力装置から
の移動指示に対応してポインティングカーソルを移動さ
せて境界に至ったときに、特定領域を当該ポインティン
グカーソルで選択して通過状態に設定されていた場合に
当該境界を越えて移動し、一方、特定領域を当該ポイン
ティングカーソルで選択して抑止状態に設定、あるいは
通過状態に設定してから一定時間を経過していた場合に
当該境界を越えないようにしている。
【0014】従って、マルチウィンドウ環境のもとで、
ポインティングカーソルがウィンドウの境界を越えて安
易に移動しないように制御し、かつウィンドウの境界を
越えたいときに簡単な操作によって当該境界を越えて移
動できるように制御することが可能となる。
【0015】
【実施例】次に、図1から図9を用いて本発明の実施例
の構成および動作を順次詳細に説明する。
【0016】図1は、本発明の1実施例構成図を示す。
図1において、マルチウィンドウ管理モジュール1は、
マルチウィンドウを管理するものであって、ディスプレ
イ6上に複数のウィンドウを表示し、一番上のウィンド
ウ上で、ポインティングカーソルを移動したり、当該ウ
ィンドウの境界を越えて外に移動したりなどするもので
ある。
【0017】移動検出モジュール2は、入力装置である
ポインティングデバイス5やキーボード7などからのポ
インティングカーソルの移動指示を検出するものであ
る。速度検出モジュール3は、入力装置であるポインテ
ィングデバイス5やキーボード7などからのポインティ
ングカーソルの移動速度指示を検出するものである。
【0018】移動制御モジュール4は、移動検出モジュ
ール2から通知された移動指示、速度検出モジュール3
から通知された速度指示などをもとに、ポインティング
カーソルの移動をマルチウィンドウ管理モジュール1に
指示して移動制御するものである。
【0019】ポインティングデバイス5は、マウスなど
のポインティングカーソルを移動操作する入力装置であ
る。このポインティングデバイスに設けたボタン5a
は、押下してウィンドウの境界を通過するためのキーで
ある(図3、図7を用いて後述する)。
【0020】ディスプレイ6は、ウィンドウ6aを表示
するものである。このウィンドウ6a内の特定領域6b
は、ポインティングカーソルが境界に到達したときに境
界外に移動可能状態に設定あるいは境界外に移動抑止状
態に設定したりするために選択(クリック)する領域で
ある(図9を用いて後述する)。
【0021】キーボード7は、各種データを入力した
り、操作指示を入力したりするものである。このキーボ
ード7のキー7aは、押下してウィンドウの境界を通過
するためのキー(特定キー)である(図4、図7を用い
て後述する)。
【0022】図2のフローチャートに示す順序に従い、
図5を用いて図1の構成の動作を詳細に説明する。ここ
では、マルチウィンドウ環境のもとで、あるウィンドウ
上でポインティングカーソルを移動させて境界に到達し
たときに一時停止させ、一定距離以上の連続した移動指
示があったときに当該境界を越えて移動する場合につい
て説明する。
【0023】図2において、S1は、ポインティングデ
バイスが移動か判別する。これは、図1の入力装置であ
るポインティングデバイス(例えばマウス)からポイン
ティングカーソル(マウスカーソル)の移動指示があっ
たか否かを判別する。YESの場合には、S2以降の処
理を行う。NOの場合には、S1を繰り返し行う。
【0024】S2は、ウィンドウの境界を越える移動か
判別する。YESの場合には、S3に進む。NOの場合
には、図5の(1)に示すように、S6でポインティン
グデバイス(マウス)からの移動指示に対応して、ポイ
ンティングカーソル(マウスカーソル)をウィンドウ上
で移動させる。
【0025】S3は、定められた距離以上移動したか判
別する。YESの場合、即ちウィンドウの境界にポイン
ティングカーソルを移動させた時点で当該ポインティン
グカーソルの移動を一時停止し、更にポインティングデ
バイス(マウス)が定められた距離以上移動したと検出
した場合、S7で、図5の(3)に示すように、境界を
越えてポインティングカーソル(マウスカーソル)を移
動する。一方、NOの場合には、S4に進む。
【0026】S4は、ポインティングデバイス(マウ
ス)が移動か判別する。YESの場合には、S5で前回
の移動との間が定められた時間以内か判別し、YESの
ときにS3に進み、NOのときにS2に進む。
【0027】以上の動作を要約すると、 ポインティングデバイス(マウス)を動かし始める
と、図5の(1)に示すように、ウィンドウの境界まで
ポインティングデバイス(マウス)の移動に連れてポイ
ンティングカーソル(マウスカーソル)が移動する(図
2のS1のYES、S2のNO、S6の繰り返し)。
【0028】 ポインティングカーソル(マウスカー
ソル)がウィンドウの境界に達した時点で、図5の
(2)に示すように、ポインティングカーソル(マウス
カーソル)の移動は一旦停止する(図2のS3のYE
S)。引続きポインティングデバイス(マウス)を移動
させ、一定距離を越えた時点で、図5の(3)に示すよ
うに、ポインティングカーソル(マウスカーソル)は境
界を越えて移動を再開する(図2のS3のYES、S
7)。この際、ポインティングカーソル(マウスカーソ
ル)を途中で一定時間以上止めると、移動は中断したと
みなされ、再び移動を開始した時点からのポインティン
グカーソル(マウス)の移動が一定距離を越えるまで移
動されない(図2のS5のNO)。
【0029】図3のフローチャートに示す順序に従い、
図6を用いて図1の構成の動作を詳細に説明する。ここ
では、マルチウィンドウ環境のもとで、あるウィンドウ
上でポインティングカーソルを移動させて境界に到達し
たときに一時停止させ、一定速度以上の速度指示があっ
たときに当該境界を越えて移動する場合について説明す
る。
【0030】図3において、S11は、ポインティング
デバイスが移動か判別する。これは、図1の入力装置で
あるポインティングデバイス(例えばマウス)からポイ
ンティングカーソル(マウスカーソル)の移動指示があ
ったか否かを判別する。YESの場合には、S12以降
の処理を行う。NOの場合には、S11を繰り返し行
う。
【0031】S12は、ウィンドウの境界を越える移動
か判別する。YESの場合には、S13に進む。NOの
場合には、S14でポインティングデバイス(マウス)
からの移動指示に対応して、ポインティングカーソル
(マウスカーソル)をウィンドウ上で移動させる。
【0032】S13は、定められた速度以上で移動した
か判別する。YESの場合、即ちウィンドウの境界にポ
インティングカーソルを移動させた時点で当該ポインテ
ィングカーソルの移動を一時停止し、更にポインティン
グデバイス(マウス)が定められた速度以上で移動した
と検出した場合、S15で、図6の(2)に示すよう
に、境界を越えてポインティングカーソル(マウスカー
ソル)を移動する。一方、NOの場合には、S11に進
む。
【0033】以上の動作を要約すると、 ポインティングデバイス(マウス)を動かし始める
と、図6の(1)に示すように、ウィンドウの境界まで
ポインティングデバイス(マウス)の移動に連れてポイ
ンティングカーソル(マウスカーソル)が移動する(図
3のS11のYES、S12のNO、S14の繰り返
し)。
【0034】 ポインティングカーソル(マウスカー
ソル)がウィンドウの境界に達した時点で、図6の
(1)に示すように、ポインティングカーソル(マウス
カーソル)の移動は一旦停止する(図3のS12のYE
S)。引続きポインティングデバイス(マウス)を移動
させ、一定速度を越えた時点で、図6の(2)に示すよ
うに、ポインティングカーソル(マウスカーソル)は境
界を越えて移動を再開する(図3のS13のYES、S
15)。一定速度を越えないときは、ポインティングデ
バイス(マウス)をいくら移動しても境界を越えてポイ
ンティングカーソル(マウスカーソル)を移動させな
い。
【0035】図4のフローチャートに示す順序に従い、
図7を用いて図1の構成の動作を詳細に説明する。ここ
では、マルチウィンドウ環境のもとで、あるウィンドウ
上でポインティングカーソルを移動させて境界に到達し
たときに一時停止させ、特定キーが押下されたときに当
該境界を越えて移動する場合について説明する。
【0036】図4において、S21は、ポインティング
デバイスが移動か判別する。これは、図1の入力装置で
あるポインティングデバイス(例えばマウス)からポイ
ンティングカーソル(マウスカーソル)の移動指示があ
ったか否かを判別する。YESの場合には、S22以降
の処理を行う。NOの場合には、S21を繰り返し行
う。
【0037】S22は、ウィンドウの境界を越える移動
か判別する。YESの場合には、S23に進む。NOの
場合には、S24でポインティングデバイス(マウス)
からの移動指示に対応して、ポインティングカーソル
(マウスカーソル)をウィンドウ上で移動させる。
【0038】S23は、定められたキー(特定キー)が
押下されたか判別する。YESの場合、即ち特定キーと
して図1のキーボード7上のキー7aあるいはマウス上
の特定のボタン5aが押下された場合、S25で、図7
の(2)に示すように、境界を越えてポインティングカ
ーソル(マウスカーソル)を移動する。一方、NOの場
合には、S21に進む。
【0039】以上の動作を要約すると、 ポインティングデバイス(マウス)を動かし始める
と、図7の(1)に示すように、ウィンドウの境界まで
ポインティングデバイス(マウス)の移動に連れてポイ
ンティングカーソル(マウスカーソル)が移動する(図
4のS21のYES、S22のNO、S24の繰り返
し)。
【0040】 ポインティングカーソル(マウスカー
ソル)がウィンドウの境界に達した時点で、図7の
(2)に示すように、ポインティングカーソル(マウス
カーソル)の移動は一旦停止する(図4のS22のYE
S)。特定キーを押下したときに、図7の(2)に示す
ように、ポインティングカーソル(マウスカーソル)は
境界を越えて移動を再開する(図4のS23のYES、
S25)。特定キーを押下しないときは、いくら移動し
て境界を越えてポインティングカーソル(マウスカーソ
ル)を移動させない。
【0041】図5は、本発明の具体例説明図(その1)
を示す。これは、マウスカーソルがウィンドウの境界で
一時停止し、マウスを一定距離以上、連続して移動させ
たときに当該境界を越えてマウスカーソルを移動させる
場合のものである。
【0042】図5の(1)は、マウスを1方向に移動さ
せ、ウィンドウ上でマウスカーソルを図示の1の方向に
移動させる様子を示す。ウィンドウ内ではマウスを操作
して自由にマウスカーソルを移動できる。
【0043】図5の(2)は、マウスを1方向に移動さ
せ、ウィンドウ上でマウスカーソルを境界まで移動さ
せ、一時停止させた様子を示す。図5の(3)は、図5
の(2)の状態でマウスを一定距離以上、移動させたこ
とに対応して、ウィンドウの境界を越えて移動させる様
子を示す。
【0044】図6は、本発明の具体例説明図(その2)
を示す。これは、マウスカーソルがウィンドウの境界で
一時停止し、マウスを一定速度以上で移動させたときに
当該境界を越えてマウスカーソルを移動させる場合のも
のである。
【0045】図6の(1)は、マウスを矢印方向にゆっ
くり移動させ、ウィンドウの境界でマウスカーソルが停
止した様子を示す。図6の(2)は、マウスを矢印方向
に速く移動させ、ウィンドウの境界を越えてマウスカー
ソルを移動させた様子を示す。
【0046】図7は、本発明の具体例説明図(その3)
を示す。これは、マウスカーソルがウィンドウの境界で
一時停止し、特定キーを押下したときに当該境界を越え
てマウスカーソルを移動させる場合のものである。
【0047】図7の(1)は、マウスを矢印方向に移動
させ、ウィンドウの境界でマウスカーソルが停止した様
子を示す。図7の(2)は、特定キー(マウスのボタン
5a、あるいはキーボードの特定のキー7a)を押下し
たことに対応して、ウィンドウの境界を越えてマウスカ
ーソルを移動させた様子を示す。
【0048】図8は、本発明の具体例説明図(その4)
を示す。これは、マウスカーソルがウィンドウの特定範
囲の部分にきたときにのみ当該境界を越えて移動させる
場合のものである。
【0049】図8の(1)は、ウィンドウの4隅が外部
への移動可能範囲として設定されている様子を示す。こ
の状態で、マウスを操作してウィンドウの境界に達した
とき、ウィンドウ外への移動が抑止され、図中で矢印を
用いて示すように、境界に沿って4隅に設けた外部への
移動可能範囲に移動する。
【0050】図8の(2)は、マウスを移動させたマウ
スカーソルをウィンドウの境界に沿って4隅の外部への
移動可能範囲に移動させた様子を示す。マウスカーソル
がウィンドウの4隅の外部への移動可能範囲に移動した
ときに、境界を越えて外部にマウスカーソルを移動させ
ることができる。
【0051】図9は、本発明の具体例説明図(その5)
を示す。これは、ウィンドウ上に設けた脱出ボタンを選
択したときに、境界を越えて移動させる場合のものであ
る。図9の(1)は、ウィンドウの外へマウスカーソル
を出すために予めウィンドウの右下の“脱出ボタン”を
クリックしておく構成を示す。この“脱出ボタン”を予
めクリックしておいた場合、マウスカーソルはウィンド
ウの境界を越えて外部に移動できる。一方、“脱出ボタ
ン”をクリックしてなかった場合には、マウスカーソル
はウィンドウの境界で外部への移動を抑止する。
【0052】図9の(2)は、一旦、“脱出ボタン”を
クリックしたが、ウィンドウの外部への移動を取り止め
たいときに、キャンセルボタンをクリックしておく構成
を示す。この“キャンセルボタン”をクリックした場合
には、“脱出ボタン”のクリックがキャンセルされ、マ
ウスカーソルはウィンドウの境界を越えて外部に移動で
きない。
【0053】図9の(3)は、図9の(2)の代わり
に、“脱出ボタン”をクリックした後、一定時間(例え
ば3秒など)経過してもマウスカーソルをウィンドウの
外部へ移動しない場合、自動的に外部への移動可能状態
をキャンセルする構成を示す。これは、図9の(1)で
脱出ボタンをクリックしてウィンドウの外部への移動可
能状態にセットした場合に、一定時間(例えば3秒)経
過してもマウスカーソルをウィンドウの外部に移動しな
い場合、脱出ボタンをクリックしたことによる外部への
移動可能状態を取り消すものである。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
マルチウィンドウ環境のもとで、ポインティングカーソ
ルがウィンドウの境界に達したときに一時停止させ、一
定距離以上ポインティングデバイスを移動、一定速度以
上で移動、特定キーを押下、ウィンドウ上で脱出ボタン
をクリックなどしたことに対応して、ウィンドウの外部
にポインティングカーソルを移動させる構成を採用して
いるため、ポインティングカーソルがウィンドウの境界
を越えて安易に移動せず、かつウィンドウの境界を越え
て移動したい場合に簡単に移動することができる。これ
により、マルチウィンドウの操作性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例構成図である。
【図2】本発明の動作説明フローチャート(その1)で
ある。
【図3】本発明の動作説明フローチャート(その2)で
ある。
【図4】本発明の動作説明フローチャート(その3)で
ある。
【図5】本発明の具体例説明図(その1)である。
【図6】本発明の具体例説明図(その2)である。
【図7】本発明の具体例説明図(その3)である。
【図8】本発明の具体例説明図(その4)である。
【図9】本発明の具体例説明図(その5)である。
【符号の説明】
1:マルチウィンドウ管理モジュール 2:移動検出モジュール 3:速度検出モジュール 4:移動制御モジュール 5:ポインティングデバイス 5a:ボタン 6:ディスプレイ 6a:ウィンドウ 6b:特定領域 7:キーボード 7a:キー

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポインティングカーソルを移動制御する
    ポインティングカーソル移動制御装置において、 入力装置からのポインティングカーソルの移動指示を検
    出する移動検出モジュール(2)と、 ポインティングカーソルの移動を制御する移動制御モジ
    ュール(4)とを備え、 上記移動制御モジュール(4)がマルチウィンドウ環境
    のもとで現在のウィンドウ上で入力装置からの移動指示
    に対応してポインティングカーソルを移動させて境界に
    至ったときに一旦停止させ、上記移動検出モジュール
    (2)が入力装置から連続して一定距離以上、移動指示
    を検出したことを契機に、ポインティングカーソルを当
    該境界を越えて移動するように構成したことを特徴とす
    るポインティングカーソル移動制御装置。
  2. 【請求項2】 ポインティングカーソルを移動制御する
    ポインティングカーソル移動制御装置において、 入力装置からのポインティングカーソルの速度指示を検
    出する速度検出モジュール(3)と、 ポインティングカーソルの移動を制御する移動制御モジ
    ュール(4)とを備え、 上記移動制御モジュール(4)がマルチウィンドウ環境
    のもとで現在のウィンドウ上で入力装置からの移動指示
    に対応してポインティングカーソルを移動させて境界に
    至ったときに一旦停止させ、上記速度検出モジュール
    (3)が入力装置から一定速度以上の速度指示を検出し
    たことを契機に、ポインティングカーソルを当該境界を
    越えて移動するように構成したことを特徴とするポイン
    ティングカーソル移動制御装置。
  3. 【請求項3】 ポインティングカーソルを移動制御する
    ポインティングカーソル移動制御装置において、 ポインティングカーソルの移動を制御する移動制御モジ
    ュール(4)を備え、 上記移動制御モジュール(4)がマルチウィンドウ環境
    のもとで現在のウィンドウ上で入力装置からの移動指示
    に対応してポインティングカーソルを移動させて境界に
    至ったときに一旦停止させ、特定キーが押下されたこと
    を契機に、ポインティングカーソルを当該境界を越えて
    移動するように構成したことを特徴とするポインティン
    グカーソル移動制御装置。
  4. 【請求項4】 ポインティングカーソルを移動制御する
    ポインティングカーソル移動制御装置において、 ポインティングカーソルの移動を制御する移動制御モジ
    ュール(4)を備え、 上記移動制御モジュール(4)がマルチウィンドウ環境
    のもとで現在のウィンドウ上で入力装置からの移動指示
    に対応してポインティングカーソルを移動させて境界に
    至ったときに境界外への移動を抑止し、当該ウィンドウ
    の特定範囲の部分にきたときにのみ当該境界を越えて移
    動するように構成したことを特徴とするポインティング
    カーソル移動制御装置。
  5. 【請求項5】 ポインティングカーソルを移動制御する
    ポインティングカーソル移動制御装置において、 ポインティングカーソルの移動を制御する移動制御モジ
    ュール(4)を備え、 上記移動制御モジュール(4)がマルチウィンドウ環境
    のもとで現在のウィンドウ上で入力装置からの移動指示
    に対応してポインティングカーソルを移動させて境界に
    至ったときに、特定領域を当該ポインティングカーソル
    で選択して通過状態に設定されていた場合に当該境界を
    越えて移動し、一方、特定領域を当該ポインティングカ
    ーソルで選択して抑止状態、あるいは通過状態に設定し
    てから一定時間を経過していた場合に当該境界を越えな
    いように構成したことを特徴とするポインティングカー
    ソル移動制御装置。
JP3308112A 1991-11-25 1991-11-25 ポインテイングカーソル移動制御装置 Withdrawn JPH05143238A (ja)

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