JPH05224863A - マルチウインドウ動画表示装置 - Google Patents
マルチウインドウ動画表示装置Info
- Publication number
- JPH05224863A JPH05224863A JP4023544A JP2354492A JPH05224863A JP H05224863 A JPH05224863 A JP H05224863A JP 4023544 A JP4023544 A JP 4023544A JP 2354492 A JP2354492 A JP 2354492A JP H05224863 A JPH05224863 A JP H05224863A
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- JP
- Japan
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- window
- moving image
- display
- switch
- displaying
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Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明の目的は動画表示時に動画の一時停止や
一時停止解除を簡単に行えるマルチウインドウ動画表示
装置を提供することにある。 【構成】ウインドウ内にカーソルが存在するときにスイ
ッチ手段が押下されたことを検出するウインドウ内スイ
ッチ押下検出手段と、このウインドウ内スイッチ押下検
出手段の検出情報にしたがって前記のウインドウ位置に
動画データを表示開始・一時停止・一時停止解除する動
画表示制御手段を備えた。 【効果】動画表示時に動画の一時停止や一時停止解除を
簡単に行えるので使用者の使い勝手が向上し、長時間の
作業でも使用者の疲労度を従来に比べて大幅に低減でき
る。
一時停止解除を簡単に行えるマルチウインドウ動画表示
装置を提供することにある。 【構成】ウインドウ内にカーソルが存在するときにスイ
ッチ手段が押下されたことを検出するウインドウ内スイ
ッチ押下検出手段と、このウインドウ内スイッチ押下検
出手段の検出情報にしたがって前記のウインドウ位置に
動画データを表示開始・一時停止・一時停止解除する動
画表示制御手段を備えた。 【効果】動画表示時に動画の一時停止や一時停止解除を
簡単に行えるので使用者の使い勝手が向上し、長時間の
作業でも使用者の疲労度を従来に比べて大幅に低減でき
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はマルチウインドウ動画表
示装置に係り、特に動画表示中に一時停止や一時停止解
除の操作を頻繁に行うのに好適なマルチウインドウ動画
表示装置に関する。
示装置に係り、特に動画表示中に一時停止や一時停止解
除の操作を頻繁に行うのに好適なマルチウインドウ動画
表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年ソフトウエア技術の進歩を背景に、
パーソナルコンピュータやワークステーションの表示
は、複数のウインドウと呼ぶ矩形の領域にそれぞれ別々
の応用プログラムを動作させる、マルチウインドウ操作
環境に移行しつつある。また半導体技術の進歩により、
中央処理装置(CPU)の処理性能向上と記憶装置(メ
モリ)の大容量化が進み、コンピュータグラフィックス
によるアニメーションや自然画像取り込みなどによる動
画を上記のウインドウに表示できるようになってきた。
パーソナルコンピュータやワークステーションの表示
は、複数のウインドウと呼ぶ矩形の領域にそれぞれ別々
の応用プログラムを動作させる、マルチウインドウ操作
環境に移行しつつある。また半導体技術の進歩により、
中央処理装置(CPU)の処理性能向上と記憶装置(メ
モリ)の大容量化が進み、コンピュータグラフィックス
によるアニメーションや自然画像取り込みなどによる動
画を上記のウインドウに表示できるようになってきた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ウインドウに動画を表
示させた場合、静止画像と異って動画の一時停止や一時
停止解除(再スタート)を頻繁に行う場合が多い。とこ
ろが従来のマルチウインドウ操作環境では、扱っていた
応用プログラムのウインドウ内表示が静止画もしくは静
止していると見なせる画面であったため、動画表示に対
する操作環境が考慮されていなかった。このような環境
下で動画表示を行うため、従来ビデオカセットレコーダ
(VCR)等の操作パネルを模した操作ボタン群を画面
上に表示し、これらの操作ボタンを選択することによ
り、動画表示を制御することが一般的に行なわれてい
る。つまり動画の一時停止や一時停止解除等を指示する
には、次の操作を指示するための操作ボタン群の中から
「一時停止」や「一時停止解除」等の機能を示すボタン
をカーソルで選択してこれを疑似的に押す必要があっ
た。一回、二回の操作であれば、操作環境として我慢で
きるが、頻繁に一時停止や一時停止解除を行う場合は、
毎回、ポインティングデバイスを用いてカーソルを所望
のボタンの位置に移動し、ポインティングデバイスのス
イッチを押下する必要があるため、使用者の使い勝手が
著しく低下するという問題があった。
示させた場合、静止画像と異って動画の一時停止や一時
停止解除(再スタート)を頻繁に行う場合が多い。とこ
ろが従来のマルチウインドウ操作環境では、扱っていた
応用プログラムのウインドウ内表示が静止画もしくは静
止していると見なせる画面であったため、動画表示に対
する操作環境が考慮されていなかった。このような環境
下で動画表示を行うため、従来ビデオカセットレコーダ
(VCR)等の操作パネルを模した操作ボタン群を画面
上に表示し、これらの操作ボタンを選択することによ
り、動画表示を制御することが一般的に行なわれてい
る。つまり動画の一時停止や一時停止解除等を指示する
には、次の操作を指示するための操作ボタン群の中から
「一時停止」や「一時停止解除」等の機能を示すボタン
をカーソルで選択してこれを疑似的に押す必要があっ
た。一回、二回の操作であれば、操作環境として我慢で
きるが、頻繁に一時停止や一時停止解除を行う場合は、
毎回、ポインティングデバイスを用いてカーソルを所望
のボタンの位置に移動し、ポインティングデバイスのス
イッチを押下する必要があるため、使用者の使い勝手が
著しく低下するという問題があった。
【0004】かかる状況に鑑み、本発明の目的は動画表
示時に動画の一時停止や一時停止解除を簡単に行えるマ
ルチウインドウ動画表示装置を提供することにある。
示時に動画の一時停止や一時停止解除を簡単に行えるマ
ルチウインドウ動画表示装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】従来のマルチウインドウ
操作環境で動画表示をする場合は、一つ以上のスイッチ
手段を持つポインティングデバイスと、ポインティング
デバイスの操作に従ってカーソルを表示するカーソル表
示手段と、表示用のビデオメモリ(VRAM)と、画面
上すなわちVRAMにウインドウを表示するウインドウ
表示手段と、画面上すなわちVRAMに複数のボタン群
を表示するボタン表示手段と、あるボタン上にカーソル
が存在するときにスイッチ手段が押下されたことをそれ
ぞれのボタン毎に検出するボタン押下検出手段と、この
ボタン押下検出手段の検出情報にしたがって前記のウイ
ンドウ位置に動画データを表示開始・一時停止・一時停
止解除する動画表示制御手段と、これにより制御される
動画表示手段を備えていた。
操作環境で動画表示をする場合は、一つ以上のスイッチ
手段を持つポインティングデバイスと、ポインティング
デバイスの操作に従ってカーソルを表示するカーソル表
示手段と、表示用のビデオメモリ(VRAM)と、画面
上すなわちVRAMにウインドウを表示するウインドウ
表示手段と、画面上すなわちVRAMに複数のボタン群
を表示するボタン表示手段と、あるボタン上にカーソル
が存在するときにスイッチ手段が押下されたことをそれ
ぞれのボタン毎に検出するボタン押下検出手段と、この
ボタン押下検出手段の検出情報にしたがって前記のウイ
ンドウ位置に動画データを表示開始・一時停止・一時停
止解除する動画表示制御手段と、これにより制御される
動画表示手段を備えていた。
【0006】これに対し本発明では、前記課題を解決す
るため、一つ以上のスイッチ手段を持つポインティング
デバイスと、ポインティングデバイスの操作に従ってカ
ーソルを表示するカーソル表示手段と、表示用のビデオ
メモリ(VRAM)と、画面上すなわちVRAMにウイ
ンドウを表示するウインドウ表示手段と、ウインドウ内
にカーソルが存在するときにスイッチ手段が押下された
ことを検出するウインドウ内スイッチ押下検出手段と、
このウインドウ内スイッチ押下検出手段の検出情報にし
たがって前記のウインドウ位置に動画データを表示開始
・一時停止・一時停止解除する動画表示制御手段と、こ
れにより制御される動画表示手段を備えた。上記のウイ
ンドウ内スイッチ押下検出手段は従来のマルチウインド
ウ操作環境の構成要素として存在する機能であるが、こ
れの検出情報にしたがって動画表示手段を制御するのが
本発明の新規な点である。
るため、一つ以上のスイッチ手段を持つポインティング
デバイスと、ポインティングデバイスの操作に従ってカ
ーソルを表示するカーソル表示手段と、表示用のビデオ
メモリ(VRAM)と、画面上すなわちVRAMにウイ
ンドウを表示するウインドウ表示手段と、ウインドウ内
にカーソルが存在するときにスイッチ手段が押下された
ことを検出するウインドウ内スイッチ押下検出手段と、
このウインドウ内スイッチ押下検出手段の検出情報にし
たがって前記のウインドウ位置に動画データを表示開始
・一時停止・一時停止解除する動画表示制御手段と、こ
れにより制御される動画表示手段を備えた。上記のウイ
ンドウ内スイッチ押下検出手段は従来のマルチウインド
ウ操作環境の構成要素として存在する機能であるが、こ
れの検出情報にしたがって動画表示手段を制御するのが
本発明の新規な点である。
【0007】
【作用】動画表示用のウインドウをウインドウ表示手段
によって表示した後、使用者はポインティングデバイス
の操作によってカーソルをこの動画表示用のウインドウ
内に移動する。次にポインティングデバイスのスイッチ
手段を押下すると、これがウインドウ内スイッチ押下検
出手段によって検出され、動画表示手段を動作させる。
ポインティングデバイスに付随するスイッチ手段の個数
により次のように動作する。
によって表示した後、使用者はポインティングデバイス
の操作によってカーソルをこの動画表示用のウインドウ
内に移動する。次にポインティングデバイスのスイッチ
手段を押下すると、これがウインドウ内スイッチ押下検
出手段によって検出され、動画表示手段を動作させる。
ポインティングデバイスに付随するスイッチ手段の個数
により次のように動作する。
【0008】(1)スイッチ手段を一つ用いる場合 ポインティングデバイスが一つ以上のスイッチ手段を備
えているときに、このうちの一つを動画表示手段の制御
用に割り当てた場合である。この場合は動画表示用のウ
インドウ内でスイッチ手段を押下する度にウインドウ内
スイッチ押下検出手段によって検出され、この検出情報
が動画表示手段を制御して一時停止・一時停止解除を交
互に繰り返すように動作する。なおマルチウインドウ操
作環境の構成要素として、事前に決められた一定時間内
にウインドウ内で二回連続してスイッチ手段が押下され
たこと(これをダブルクリックと呼ぶ)を検出するウイ
ンドウ内ダブルクリック検出手段があるが、このウイン
ドウ内ダブルクリック検出手段を併用してダブルクリッ
ク検出毎に表示開始・停止を交互に繰り返すように動作
させてもよい。(ここでいう表示開始とは動画データ記
憶装置などにあらかじめ蓄積されている蓄積動画を表示
する場合に、動画データのファイルの頭から再生表示す
ることを意味する。また一時停止解除とは、一時停止で
止っていたファイルの位置から再生を再開することを示
す。これに対し取り扱う動画データが、例えば放送など
のように実時間で一方的に送られてくる場合は、表示開
始と一時停止解除は現時刻に送られてきた実時間動画デ
ータの表示、一時停止と停止はその時刻での最終フレー
ムのデータで動画の更新を停止することを示す。) (2)スイッチ手段を二つ用いる場合 ポインティングデバイスが二つ以上のスイッチ手段を備
えているときに、このうちの二つを動画表示手段の制御
用に割り当てた場合である。ここでは説明のために一方
のスイッチ手段を第一のスイッチ手段、他方のスイッチ
手段を第二のスイッチ手段とよぶ。例えば動画表示用の
ウインドウ内で第一のスイッチ手段を押下すると第一の
ウインドウ内スイッチ押下検出手段によって検出され、
この検出情報が動画表示手段を制御して一時停止、動画
表示用のウインドウ内で第二のスイッチ手段を押下する
と第二のウインドウ内スイッチ押下検出手段によって検
出され、この検出情報が動画表示手段を制御して一時停
止解除するように動作させる。このときも前述のウイン
ドウ内ダブルクリック検出手段を併用して、第一のスイ
ッチ手段に対応する第一のウインドウ内ダブルクリック
検出手段の検出情報により表示開始もしくは停止を、第
二のスイッチ手段に対応する第二のウインドウ内ダブル
クリック検出手段の検出情報により停止もしくは表示開
始をするように制御してもよい。
えているときに、このうちの一つを動画表示手段の制御
用に割り当てた場合である。この場合は動画表示用のウ
インドウ内でスイッチ手段を押下する度にウインドウ内
スイッチ押下検出手段によって検出され、この検出情報
が動画表示手段を制御して一時停止・一時停止解除を交
互に繰り返すように動作する。なおマルチウインドウ操
作環境の構成要素として、事前に決められた一定時間内
にウインドウ内で二回連続してスイッチ手段が押下され
たこと(これをダブルクリックと呼ぶ)を検出するウイ
ンドウ内ダブルクリック検出手段があるが、このウイン
ドウ内ダブルクリック検出手段を併用してダブルクリッ
ク検出毎に表示開始・停止を交互に繰り返すように動作
させてもよい。(ここでいう表示開始とは動画データ記
憶装置などにあらかじめ蓄積されている蓄積動画を表示
する場合に、動画データのファイルの頭から再生表示す
ることを意味する。また一時停止解除とは、一時停止で
止っていたファイルの位置から再生を再開することを示
す。これに対し取り扱う動画データが、例えば放送など
のように実時間で一方的に送られてくる場合は、表示開
始と一時停止解除は現時刻に送られてきた実時間動画デ
ータの表示、一時停止と停止はその時刻での最終フレー
ムのデータで動画の更新を停止することを示す。) (2)スイッチ手段を二つ用いる場合 ポインティングデバイスが二つ以上のスイッチ手段を備
えているときに、このうちの二つを動画表示手段の制御
用に割り当てた場合である。ここでは説明のために一方
のスイッチ手段を第一のスイッチ手段、他方のスイッチ
手段を第二のスイッチ手段とよぶ。例えば動画表示用の
ウインドウ内で第一のスイッチ手段を押下すると第一の
ウインドウ内スイッチ押下検出手段によって検出され、
この検出情報が動画表示手段を制御して一時停止、動画
表示用のウインドウ内で第二のスイッチ手段を押下する
と第二のウインドウ内スイッチ押下検出手段によって検
出され、この検出情報が動画表示手段を制御して一時停
止解除するように動作させる。このときも前述のウイン
ドウ内ダブルクリック検出手段を併用して、第一のスイ
ッチ手段に対応する第一のウインドウ内ダブルクリック
検出手段の検出情報により表示開始もしくは停止を、第
二のスイッチ手段に対応する第二のウインドウ内ダブル
クリック検出手段の検出情報により停止もしくは表示開
始をするように制御してもよい。
【0009】
【実施例】従来との違いを明確にするため、実施例の説
明に先だって図2と図5を用いて従来例を説明する。図
2は従来例の一構成図である。同図において、1はマウ
スなどのポインティングデバイス、2はこれに付随する
スイッチ手段、3はカーソル表示手段、5はVRAM、
6はウインドウ表示手段、7’は動画表示制御手段、8
は動画表示手段、9は表示器、10はボタン押下検出手
段、11はボタン表示手段である。図5は図2の構成に
よる表示画面の一例である。図5において100は表示
器9の表示領域、101は動画表示手段8による動画表
示領域、102はウインドウ表示手段6によるウインド
ウ、103から106はボタン表示手段11によるボタ
ン、107はカーソル表示手段3によるカーソルであ
る。103から106のボタンは動画の表示開始、一時
停止、一時停止解除、停止などの機能に定義してあり、
使用者はポインティングデバイス1を操作してカーソル
107を所望のボタン位置まで移動するとともに、スイ
ッチ手段2を押下することによって動作を指示する。こ
れはボタン押下検出手段10によって検出され、検出情
報は動画表示制御手段7’に伝達される。動画表示制御
手段7’では何のボタンが押されたかを判断して動画表
示手段8の制御を行う。この結果、動画表示手段8は、
ウインドウ表示手段6からの動画表示領域101の座標
情報を基に、動画入力データを画面上の動画表示領域1
01に動画を表示したり一時停止などの動作を行う。以
上が従来例による動作の概要である。なお、ここではボ
タンの数を4個としたが、実際には何個であっても構わ
ない。以下の説明でも同様である。
明に先だって図2と図5を用いて従来例を説明する。図
2は従来例の一構成図である。同図において、1はマウ
スなどのポインティングデバイス、2はこれに付随する
スイッチ手段、3はカーソル表示手段、5はVRAM、
6はウインドウ表示手段、7’は動画表示制御手段、8
は動画表示手段、9は表示器、10はボタン押下検出手
段、11はボタン表示手段である。図5は図2の構成に
よる表示画面の一例である。図5において100は表示
器9の表示領域、101は動画表示手段8による動画表
示領域、102はウインドウ表示手段6によるウインド
ウ、103から106はボタン表示手段11によるボタ
ン、107はカーソル表示手段3によるカーソルであ
る。103から106のボタンは動画の表示開始、一時
停止、一時停止解除、停止などの機能に定義してあり、
使用者はポインティングデバイス1を操作してカーソル
107を所望のボタン位置まで移動するとともに、スイ
ッチ手段2を押下することによって動作を指示する。こ
れはボタン押下検出手段10によって検出され、検出情
報は動画表示制御手段7’に伝達される。動画表示制御
手段7’では何のボタンが押されたかを判断して動画表
示手段8の制御を行う。この結果、動画表示手段8は、
ウインドウ表示手段6からの動画表示領域101の座標
情報を基に、動画入力データを画面上の動画表示領域1
01に動画を表示したり一時停止などの動作を行う。以
上が従来例による動作の概要である。なお、ここではボ
タンの数を4個としたが、実際には何個であっても構わ
ない。以下の説明でも同様である。
【0010】次に、図1と図4を用いて本発明の第1の
実施例を説明する。図1は本発明の第1の実施例の一構
成図である。図1において、1はマウスなどのポインテ
ィングデバイス、2はこれに付随するスイッチ手段、3
はカーソル表示手段、4はウインドウ内スイッチ押下検
出手段、5はVRAM、6はウインドウ表示手段、7は
動画表示制御手段、8は動画表示手段、9は表示器であ
る。図4は図1の構成による表示画面の一例である。図
4において100は表示器9の表示領域、101は動画
表示手段8による動画表示領域、102はウインドウ表
示手段6によるウインドウ、107はカーソル表示手段
3によるカーソルである。図4では動画表示領域101
にカーソル107を移動し、スイッチ手段2を押下する
ことによってウインドウ内スイッチ押下検出手段4がこ
れを検出し、検出情報を動画表示制御手段7に伝達す
る。動画表示制御手段7はこの検出情報を基に動画入力
データを画面上の動画表示領域101の動画表示を一時
停止したり一時停止解除などの動作を行う。以上が本実
施例による動作の概要である。ポインティングデバイス
1とスイッチ手段2で一時停止や一時停止解除などの動
作を指示するのは従来例と同じだが、従来例では動画表
示領域101に比べてはるかに面積の小さいボタン10
3〜106を動作に応じて選択しなければならなかっ
た。このため使用者は本来の目的である動画を注視する
だけでなくボタン103〜106の位置にも注意を払
い、しかもポインティングデバイス1を動かす必要があ
った。これに対し本発明では、面積の広い動画表示領域
101内にカーソル107を無造作におき、動画を注視
したまま単にスイッチ手段2押下するだけで動画の一時
停止や一時停止解除などの動作を指示することができ
る。このように本発明は使用者に無用な負担を掛けるこ
となく本来の作業に集中できる環境を提供することがで
きるので、長時間の作業でも使用者の疲労度を大幅に低
減できる効果がある。なお、ウインドウ内スイッチ押下
検出手段4と併用して作用の項で述べたウインドウ内ダ
ブルクリック検出手段(図示せず)を設ければ一時停止
・一時停止解除のほかに表示開始・停止の動作を指示で
きるようになることはいうまでもない。このことは以下
の実施例でも同様である。
実施例を説明する。図1は本発明の第1の実施例の一構
成図である。図1において、1はマウスなどのポインテ
ィングデバイス、2はこれに付随するスイッチ手段、3
はカーソル表示手段、4はウインドウ内スイッチ押下検
出手段、5はVRAM、6はウインドウ表示手段、7は
動画表示制御手段、8は動画表示手段、9は表示器であ
る。図4は図1の構成による表示画面の一例である。図
4において100は表示器9の表示領域、101は動画
表示手段8による動画表示領域、102はウインドウ表
示手段6によるウインドウ、107はカーソル表示手段
3によるカーソルである。図4では動画表示領域101
にカーソル107を移動し、スイッチ手段2を押下する
ことによってウインドウ内スイッチ押下検出手段4がこ
れを検出し、検出情報を動画表示制御手段7に伝達す
る。動画表示制御手段7はこの検出情報を基に動画入力
データを画面上の動画表示領域101の動画表示を一時
停止したり一時停止解除などの動作を行う。以上が本実
施例による動作の概要である。ポインティングデバイス
1とスイッチ手段2で一時停止や一時停止解除などの動
作を指示するのは従来例と同じだが、従来例では動画表
示領域101に比べてはるかに面積の小さいボタン10
3〜106を動作に応じて選択しなければならなかっ
た。このため使用者は本来の目的である動画を注視する
だけでなくボタン103〜106の位置にも注意を払
い、しかもポインティングデバイス1を動かす必要があ
った。これに対し本発明では、面積の広い動画表示領域
101内にカーソル107を無造作におき、動画を注視
したまま単にスイッチ手段2押下するだけで動画の一時
停止や一時停止解除などの動作を指示することができ
る。このように本発明は使用者に無用な負担を掛けるこ
となく本来の作業に集中できる環境を提供することがで
きるので、長時間の作業でも使用者の疲労度を大幅に低
減できる効果がある。なお、ウインドウ内スイッチ押下
検出手段4と併用して作用の項で述べたウインドウ内ダ
ブルクリック検出手段(図示せず)を設ければ一時停止
・一時停止解除のほかに表示開始・停止の動作を指示で
きるようになることはいうまでもない。このことは以下
の実施例でも同様である。
【0011】さらに図3と図5を用いて本発明の第2の
実施例を説明する。図3は本発明の第2のの実施例の一
構成図である。図3において、1はマウスなどのポイン
ティングデバイス、2はこれに付随するスイッチ手段、
3はカーソル表示手段、4はウインドウ内スイッチ押下
検出手段、5はVRAM、6はウインドウ表示手段、7
は動画表示制御手段、8は動画表示手段、9は表示器、
10はボタン押下検出手段、11はボタン表示手段、1
2はOR手段である。本実施例は本発明の基本要素に従
来方式を併用したものである。したがって表示画面の一
例には図5を用いる。本実施例では、使用者はボタン1
03〜106にカーソル107を移動してスイッチ手段
2を押下しても動画表示領域101にカーソル107を
移動してスイッチ手段2を押下しても同様の動作が得ら
れる。この例ではボタン103〜106(前述のように
個数は任意)に表示開始、一時停止、一時停止解除、停
止などの機能のほか、早送りや巻き戻しなどの機能を定
義しておき、一時停止や一時停止解除など頻繁に使う機
能を動画表示領域101で指示し、早送りや巻き戻しな
どをボタン103〜106で指示するようにしてもよ
い。本実施例では初心者は分かり易いボタン103〜1
06による指示を、熟練者は作業が楽な動画表示領域1
01による指示を選択できるので、初心者から熟練者ま
での幅広使用者層に使い勝手の良い使用環境を提供でき
る。
実施例を説明する。図3は本発明の第2のの実施例の一
構成図である。図3において、1はマウスなどのポイン
ティングデバイス、2はこれに付随するスイッチ手段、
3はカーソル表示手段、4はウインドウ内スイッチ押下
検出手段、5はVRAM、6はウインドウ表示手段、7
は動画表示制御手段、8は動画表示手段、9は表示器、
10はボタン押下検出手段、11はボタン表示手段、1
2はOR手段である。本実施例は本発明の基本要素に従
来方式を併用したものである。したがって表示画面の一
例には図5を用いる。本実施例では、使用者はボタン1
03〜106にカーソル107を移動してスイッチ手段
2を押下しても動画表示領域101にカーソル107を
移動してスイッチ手段2を押下しても同様の動作が得ら
れる。この例ではボタン103〜106(前述のように
個数は任意)に表示開始、一時停止、一時停止解除、停
止などの機能のほか、早送りや巻き戻しなどの機能を定
義しておき、一時停止や一時停止解除など頻繁に使う機
能を動画表示領域101で指示し、早送りや巻き戻しな
どをボタン103〜106で指示するようにしてもよ
い。本実施例では初心者は分かり易いボタン103〜1
06による指示を、熟練者は作業が楽な動画表示領域1
01による指示を選択できるので、初心者から熟練者ま
での幅広使用者層に使い勝手の良い使用環境を提供でき
る。
【0012】
【発明の効果】本発明によれば、動画表示時に動画の一
時停止や一時停止解除を簡単に行えるので使用者の使い
勝手が向上し、長時間の作業でも使用者の疲労度を従来
に比べて大幅に低減できる。
時停止や一時停止解除を簡単に行えるので使用者の使い
勝手が向上し、長時間の作業でも使用者の疲労度を従来
に比べて大幅に低減できる。
【図1】本発明の第1の実施例の一構成図である。
【図2】従来例の一構成図である。
【図3】本発明の第2の実施例の一構成図である。
【図4】本発明の構成による表示画面の説明図である。
【図5】同じく表示画面の説明図である。
1…ポインティングデバイス、 2…スイッチ手段、 3…カーソル表示手段、 4…ウインドウ内スイッチ押下検出手段、 5…VRAM、 6…ウインドウ表示手段、 7…動画表示制御手段、 8…動画表示手段、 9…表示器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山田 剛裕 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立製作所マイクロエレクトロニクス 機器開発研究所内 (72)発明者 坂井 浩之 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立製作所マイクロエレクトロニクス 機器開発研究所内 (72)発明者 武者 正隆 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立製作所マイクロエレクトロニクス 機器開発研究所内 (72)発明者 山岸 正巳 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立製作所マイクロエレクトロニクス 機器開発研究所内 (72)発明者 木村 祐二 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立製作所マイクロエレクトロニクス 機器開発研究所内
Claims (4)
- 【請求項1】一つ以上のスイッチ手段を持つポインティ
ングデバイスと、前記ポインティングデバイスの操作に
従ってカーソルを表示するカーソル表示手段と、表示用
のビデオメモリ(VRAM)と、画面上すなわち前記V
RAMにウインドウを表示するウインドウ表示手段と、
前記ウインドウ内に前記カーソルが存在するときに前記
スイッチ手段が押下されたことを検出するウインドウ内
スイッチ押下検出手段と、動画表示手段を備えたマルチ
ウインドウ動画表示装置において、 前記ウインドウ内スイッチ押下検出手段の検出情報にし
たがって前記ウインドウの表示位置に動画データを表示
開始・一時停止・一時停止解除する動画表示制御手段を
備えたことを特徴とするマルチウインドウ動画表示装
置。 - 【請求項2】一つ以上のスイッチ手段を持つポインティ
ングデバイスと、前記ポインティングデバイスの操作に
従ってカーソルを表示するカーソル表示手段と、表示用
のビデオメモリ(VRAM)と、画面上すなわち前記V
RAMにウインドウを表示するウインドウ表示手段と、
前記ウインドウ内に前記カーソルが存在するときに前記
スイッチ手段が押下されたことを検出するウインドウ内
スイッチ押下検出手段と、事前に決められた一定時間内
に前記ウインドウ内で二回連続して前記スイッチ手段が
押下されたこと(ダブルクリック)を検出するウインド
ウ内ダブルクリック検出手段と、動画表示手段を備えた
マルチウインドウ動画表示装置において、 前記ウインドウ内スイッチ押下検出手段の検出情報と前
記ウインドウ内ダブルクリック検出手段の検出情報にし
たがって前記ウインドウの表示位置に動画データを表示
開始・一時停止・一時停止解除する動画表示制御手段を
備えたことを特徴とするマルチウインドウ動画表示装
置。 - 【請求項3】前記動画表示手段が前記ウインドウ内で前
記スイッチ手段を押下する度に一時停止・一時停止解除
を交互に繰り返すように動作することを特徴とする請求
項1又は請求項2のマルチウインドウ動画表示装置。 - 【請求項4】前記動画表示手段が前記ウインドウ内で前
記スイッチ手段をダブルクリックする度に表示開始・停
止を交互に繰り返すように動作することを特徴とする請
求項2又は請求項3のマルチウインドウ動画表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4023544A JPH05224863A (ja) | 1992-02-10 | 1992-02-10 | マルチウインドウ動画表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4023544A JPH05224863A (ja) | 1992-02-10 | 1992-02-10 | マルチウインドウ動画表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05224863A true JPH05224863A (ja) | 1993-09-03 |
Family
ID=12113418
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4023544A Pending JPH05224863A (ja) | 1992-02-10 | 1992-02-10 | マルチウインドウ動画表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05224863A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006127519A (ja) * | 2004-10-26 | 2006-05-18 | Fuji Xerox Co Ltd | ビデオストリームにおけるユーザー・アクションを検出するためのシステムおよび方法 |
JP2009043194A (ja) * | 2007-08-10 | 2009-02-26 | Sharp Corp | コンテンツ表示装置 |
JP2010068980A (ja) * | 2008-09-18 | 2010-04-02 | Toshiba Corp | 画像表示装置及び画像診断装置 |
JP2013078616A (ja) * | 2012-12-25 | 2013-05-02 | Toshiba Corp | 画像処理装置及びx線診断装置 |
-
1992
- 1992-02-10 JP JP4023544A patent/JPH05224863A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US8117544B2 (en) | 2004-10-26 | 2012-02-14 | Fuji Xerox Co., Ltd. | System and method for detecting user actions in a video stream |
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