JP3594999B2 - 映像表示装置における画面表示システム - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は映像表示装置における画面表示システムに関する。
近年,CATV,地上波,衛星放送等の映像を多数の利用者に提供するシステムが広く普及されるようになった。このような映像システムでは殆どの場合,一方通行型であったが,近年インタラクティブ(双方向型)のテレビシステムが要求されている。ところが,従来の映像システムの送信画像では,インタラクティブな画面構成になってないため,利用者には見ずらく,操作が簡単に行えることが望まれている。
【0002】
【従来の技術】
従来のTVシステムでは,画像を提供する側が一方的に画面を作成して,各利用者は受信した同じ画面をそのまま表示しており,いわゆる一方通行型のTVシステムが普及していた。
【0003】
近年,インタラクティブ(双方向)なTVサービス,例えばビデオ・オン・デマンドのように利用者が見たいビデオ画像をセンタに要求することにより,対応するビデオ画像を送信する方式が提案され,実用化に向けて開発が進められている。
【0004】
従来のCATVでは,センタ側で作成または再生した画像(動画または静止画)または,画像とテキスト情報(文字を含む)を組み合わせた映像が送られてくると,利用者側ではその画像をそのまま受信して受像機(表示装置)に表示していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記のように従来のCATV等の映像システムでは,受信利用者に対して一方的に動画(または静止画)とテキスト(文字等)とを組み合わせ送られてくるため,受信側の表示画面に送信画像をそのまま表示してもインタラクティブな画面として利用することが困難であった。
【0006】
また,表示画面では送信された画像の表示領域と,利用者が希望する入力を行うための操作領域との区別や,番組選択の仕組みが無いためインタラクティブな内容が扱いずらかった。
【0007】
本発明は映像信号供給源からの映像を表示すると共に操作入力により選択的に映像を表示する映像表示装置における画面表示システムに関し,映像供給源からの複数の選択可能な番組の画像情報をメニュー形式で選択したり,番組内容等を分かりやすく現在の番組の画像と共に表示するインタラクティブな画面制御を行うことができる映像表示装置における画面表示システムを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
図1は本発明の第1の表示画面の構成図,図2は本発明の第2の表示画面の構成図である。
【0009】
図1において,1はTV受像機等の表示装置の表示画面,2はメイン画面領域,3は放送スケジュールに含まれる各項目のタイトル(例えば,ニュースの各タイトル)が掲示板式にメニューとして表示され,各タイトルの領域が利用者によりリモコンで選択できる操作ボタン領域となっているタイトルメニュー領域,4はそれぞれ異なるトピックスや事件等をテキスト表示しながらスクロールする複数のテロップで構成するテロップ領域で,複数のテロップは,互いに異なるスクロール速度で表示することができる。5は選択装置(図示されない)の選択操作による呼び出しに応じて発生し,表示速度,画面サイズが可変で,表示位置が移動可能な速度可変画面,6は選択装置により表示位置が移動するカーソルである。なお,選択装置は,利用者が操作して画面上のカーソルを移動したり選択指示等の制御信号を発生する装置を表し,ポインティングデバイス(マウス,ライトペン等)やリモコン装置等が含まれる。
【0010】
また,図2において,1,2,4〜6は上記図1の各符号と同じであり,7は複数の番組の縮小動画7−1〜7−10で構成される操作ボタン領域である動画メニューである。
【0011】
本発明はテレビ画面上にメイン画面の他に,複数個の画像に対応するタイトルが表示された選択可能な複数のメニュー領域,テキストがスクロールするテロップを複数個表示するテロップ領域及び要求により発生する速度可変画面領域等を明確に表示し,分かりやすく操作がし易い画面フォーマットを実現して,操作により画面表示形式の切替え,メニューの選択によるメイン画面の切替え,速度可変画面の表示等を実行するものである。
【0012】
【作用】
図1において,表示装置の表示画面1のメイン画面領域2にセンタ側からの現番組の画像が表示され,この番組内で放送予定の複数の項目のタイトルのテキストが送られてくるとその内容が掲示板形式にタイトルメニュー領域3と表示される。このタイトルメニュー領域3は,選択装置(図示されない)により操作できる操作ボタン領域であり,複数の個別のタイトル3a,3b,3c,…により構成される。利用者が選択装置によりカーソル6を移動して何れか一つのメニューの領域をボタン選択(選択装置により)すると,選択されたメニューの画像がメイン画面領域2に表示される。この時,選択された元のメニューの領域に選択されてメイン画面に表示されたことを表すマークを表示するか,映像の反転,色を異ならせる等により表示することができる。
【0013】
また,表示画面1の上側または下側の横方向(この例では下側)に複数個のテロップ領域4が設けられ,図1の例では4a〜4cで示す3つのテロップが表示されている。このテロップ領域には,例えばトピックスのテキストをスクロール式に複数個表示したり,現番組内の次に送られる項目のタイトルと,この後の放送予定等の表示や,臨時ニュース,スポーツの結果等を同時に複数個スクロール表示する。
【0014】
各テロップ4a〜4cを表示する場合,スクロール速度を各テロップにより異ならせることができ,例えばテロップ4aを高速スクロール,テロップ4bを中速スクロール,テロップ4cを低速スクロールというように設定し,高速スクロールは利用者に早く知らせる内容に使用し,低速スクロールは急がないでも確実に伝える内容を表示する場合に使用する。
【0015】
メイン画面領域2の一部の任意の位置に利用者の選択により速度可変画面5を表示することができ,この速度可変画面5は指定によりサイズ,位置及び動画の表示速度が可変である。この画面には,メイン画面領域2に関係の無い他の番組の動画を表示させるもので,その動画の表示速度(再生速度)を通常速度,中速,高速というように選択可能である。この画面は,現在の番組と同時に他の見たい(知りたい)番組や画像情報を任意の速度で表示させて見る場合に使用する。
【0016】
図2の動画メニューの表示画面は上記図1の掲示板式のタイトルメニュー表示の状態で,画面切替の操作を選択装置により指示することにより表示される。この図2の表示形式では,表示画面1にメイン画面領域2が表示され,速度可変画面5を任意の位置にサイズ及び表示速度を可変に表示できることは図1と同じであるが,選択すべきメニューとして複数の番組(チャネル)の縮小動画画面7−1〜7−10を並べた動画メニュー領域7が表示される。
【0017】
この表示画面では,図1のテキスト(タイトル)が表示されないで,複数の番組キューが動画メニューとして表示され,その中の一つを選択装置によりカーソルを制御して選択すると,選択されたメニューがメイン画面領域2に呼び出される。この時,選択されたメニューの領域にはマーク(文字や記号を表示したり,画面を反転したり,領域の色を換える等,通常と異なる表示)を付すことができる。この後,他の動画の番組キューが選択されると,マークが無くなり,選択された番組キューにマークが付される。
【0018】
【実施例】
図3は本発明が実施される映像表示装置のブロック構成図である。
図3において,20はISDNの通信回線やCATVのヘッドエンドとケーブルを介して受け取る映像信号(音声を含む,以下同じ),衛星通信によるTV信号,更にCD−ROM装置からの映像信号が入力されると共に,利用者からの要求による制御信号を各映像供給源(ISDN,CATV,衛星通信,CD−ROM装置)へ出力することができる通信制御部である。21はバッファであり,映像信号を格納すると共に各メニューを格納する。22は映像供給源から映像信号やテロップを選択装置30からの入力に応じて制御して要求された表示画面を発生する画像制御部,23はテロップ表示速度を制御するテロップ表示速度制御部,24は動画を縮小する等の処理を行う動画処理部,25は表示装置(モニタ)の画面の表示形式(レイアウト)や,各領域における表示内容を選択装置30からの制御信号に応じて切替えて配列する制御を行うモニタ画面制御部である。
【0019】
また,26は選択装置30からの制御信号によりモニタ画面制御部25に割込みをかけて制御を行う割込み制御部,27は選択制御部,28は利用者が選択装置30から表示画面に対してメニュー選択,項目選択,等の領域(ボタン)選択や,数字入力等の操作により発生する選択信号を受信する選択信号受信部である。29はメイン画面の映像信号やタイトルメニュー,縮小動画メニュー,テロップ等を表示するディスプレイ装置(モニタとも呼ばれる),30は利用者により操作され,画面上のカーソルを移動させて選択操作により対応する選択(操作)信号を発生する選択装置であり,ポインティングデバイス(マウスやライトペン)やリモコン装置等が含まれる。
【0020】
上記図1に示す表示画面1に示すタイトルメニュー領域3には,例えば,複数の提供可能な(または放送予定の)ニュースのタイトルが表示され,利用者が選択することによりメイン画面領域2にそのニュースの画像を表示させることができ,タイトルメニュー領域3に提供可能な複数の放送番組名や,映画の題名等のタイトルを表示する等,種々の応用が可能である。また,図1のテロップ領域4の使用例としては,タイトルメニュー領域3に複数のニュースのタイトルを表示した場合,高速スクロールするテロップ4aには,現在の表示中のメイン画面領域2のニュースの次のニュースのタイトル(または現在メイン画面領域2に表示しているニュースの解説または詳細)を表示し,中速スクロールのテロップ4bに,この後の放送予定の紹介,更に低速スクロールのテロップ4cにはトピック,臨時ニュースを表示するというように使用する。
【0021】
同様に,図2の表示画面の動画メニュー領域7にはタイトルで表示せずに,複数の提供可能な番組の動画が表示される点で分かり易く表示される。
上記図1に示す表示画面中で各項目をテキスト表示するタイトルメニューや,図2に示す複数のチャネルの縮小動画を表示する動画メニューの仕組みを図4により説明する。
【0022】
図4はタイトルメニューと動画メニューの構成説明図である。
図4において,40はCATVのヘッドエンドや,衛星放送,CD−ROM等の映像供給源,41はケーブルを表し,42はメニュー用バッファであり,上記図3のバッファ21に含まれている。43はディスプレイ装置の表示用メモリ,44は表示用メモリ43内のメニュー表示用領域で,n個のメニュー表示1〜nの領域で構成される。
【0023】
メニュー用バッファ42には映像供給源40からケーブル41を介して一定時間周期で送信されるnチャネル(番組1〜番組n)の画像データ(テキストまたは画像)により更新されるテーブル1〜テーブルnが備えられ,各テーブルのデータは,それぞれデータ読み出しされると,動画処理部24(図3)及びモニタ画面制御部25(図3)を介して表示用メモリ43のメニュー表示用領域44に格納され,その内容がディスプレイ装置29(図3)の画面上に表示される。こうして画面上にタイトルまたは縮小画像のメニューの最新の内容が表示される。
【0024】
図5はテロップ表示速度制御部の説明図である。なお,テロップ表示は,上記図1及び図2に示す画面の一部で符号4として示すように文字列がスクロール表示されて文字によりトピックスや予告,案内等を表示する。
【0025】
図5において,50は映像供給源,51はケーブル,52はテロップ表示速度制御部内のテロップ用バッファ,53は表示速度可変回路1,表示速度可変回路2,43は上記図4で同一符号で示したのと同じディスプレイ装置の表示用メモリであり,45は表示用メモリ43内に設けられた複数(この例では3個)のテロップ表示用領域である。
【0026】
テロップは,上記図1及び図2に示すようにメイン画面の上部または下部の横方向に設けられた複数個のテキストをスクロール(左方向)して表示する表示領域であり,映像供給源50から一定時間毎にテロップ表示用の複数チャネル(番組)のテキストがケーブル51を介して送信されてくる。テロップ用の3つのチャネル(番組)のデータはテロップ用バッファ52内のそれぞれのテーブル1〜3に書き込まれる。このテロップ用バッファ52のテーブル1のデータは受信したデータをそのまま読み出すと高速でスクロールするテロップ1としてテロップ表示用領域45の対応する位置に書き込まれる。
【0027】
テーブル2,テーブル3のデータ読み出しは表示速度可変回路1及び表示速度可変回路2に設定されたスクロール速度に変換されてテロップ表示用領域45のそれぞれ割当てられた位置に書き込まれる。表示用メモリ43の内容がディスプレイ表示装置の画面に表示されると各テロップ1〜3が異なるスクロール速度で表示される。図5の例ではテロップ1は標準のスクロール速度である高速表示,テロップ2は中速表示,テロップ3は低速表示となっている。
【0028】
次に上記図4,図5に示す構成を備えた図3に示す映像表示装置における全体の処理を図6に示し,図7〜図11に図6内の主要な処理の詳細を示す。
図6は実施例の全体の処理フローである。
【0029】
図6の処理は図3の画像制御部22において実行され,動作を開始すると,テーブル(図4のメニュー用バッファ42内)から表示用メモリ43のメニュー表示用領域(図4の44)にデータを読み込み後に画面に表示し(図6のS1),続いてテーブル(図5のテロップ用バッファ52内)からテロップ表示用領域(図5の45)にデータを読み込み後に画面に表示する(同S2)。このS1,S2の動作により,上記図1に示すタイトルメニューとテロップを表示するタイトルメニュー表示画面か,図2に示す動画メニューとテロップを表示する動画メニュー表示画面の何れかが表示される。
【0030】
この状態で,利用者が選択装置(図3の30)を操作してメニュー(タイトルメニューまたは動画メニュー)の一つにカーソルを移動して選択を指示すると,ボタン選択が実行されたかの判断(図6のS3)において,選択有りと判定される。この場合,選択されたメニューに対応する番組の画像をメイン画面(図1,図2の2)に表示する(図6のS6)。このS6において,選択されたメニューをメイン画面に表示させるのと同時に,元のメニュー表示位置に選択が行われたことを表すマーク(特定の符号,例えば「*」)を表示したり,元のメニュー領域全体の画像を反転表示,または特定の単一色で表示するよう処理するようにしてもよい。
【0031】
メニュー選択のボタン選択が行われないと,S4,S5の処理が実行され,S4,S5で実行される処理内容を図7により説明する。
図7はテーブル更新の処理フローを示し,A.はメニュー表示テーブル更新処理,B.はテロップ表示テーブル更新処理のフローである。メニュー表示テーブル更新処理は,S3でメニュー選択がない時に実行され,時間経過(前回からの)を判別して(図7のS40),予め指定した時間(15分,30分,60分等)を経過した場合はメニュー用バッファのテーブル(図4の42)から表示用メモリ(図4の43)へデータを更新し(図7のS41),指定した時間以内の場合タイマーカウントアップ(経過時間の更新)を行う(同S42)。これにより,少なくとも指定した時間(15分,30分,60分等)おきに1回はメニューの画像が更新される(但し,動画メニューの画面は1秒間に多数回更新される)。
【0032】
B.に示すテロップ表示テーブルの更新は,上記のメニュー表示テーブルの更新が終了すると実行され,最初に時間が10分経過したか判別し(図7のS50),経過した場合はテロップ用バッファ(図5の52)から表示用メモリ(図5の43)にデータを更新し(図7のS51),10分以内の場合はタイマーカウントアップを行う(同S52)。
【0033】
次に図6の処理に戻って,画面切替えのボタン選択が実行されたか判定する(図6のS7)。画面切替は,選択装置(図3の30)から画面切替用のボタン(キー)を押すと,その操作信号が受信されることにより実行される。画面切替のボタン選択が行われた場合,切替えにより何れの画面表示への切替えであるかをボタン選択の内容により識別する(同S8)。ここで,タイトルメニュー画面表示(図1参照)が選択された場合は,掲示板(タイトルメニュー)を更新して表示する(同S9)。動画メニュー画面表示(図2参照)が選択された場合は動画メニューを再表示する(同S10)。
【0034】
画面切替のボタン選択が行われない場合,または画面切替えが実行された後,次に速度可変画面(図1の5)について,選択装置30から操作信号が入力したか判別する(図6のS11)。操作信号の入力はカーソルが速度可変画面の範囲に位置している状態で操作が行われたかを識別することにより行われ,入力された場合,次にその時の選択されたボタン(選択装置30で選択したボタン)が画面消去に関する指示か,速度に関する指示であるかを判別する(図6のS12)。この判別の結果,速度指示か画面消去かに応じて動画速度可変処理(同S13)または画面消去処理(同S14)が実行される。
【0035】
図8に速度指示及び画面消去の処理フローを示す。
図8のA.は速度指示の場合に実行され,速度可変画面の再生速度として予め高速再生,通常速度(正常速度),低速再生(スロー再生)の機能があり,速度指示として現在の再生速度に対してスピードアップまたはスピードダウンの指示が入力される。最初に速度処理はスピードアップかスピードダウンかを判定し(図8の130),スピードダウンの場合,動画処理部(図3の24)へ再生速度ダウン信号を出し(図8のS131),再生速度ダウンが実行される(同S132)。スピードアップの場合は,動画処理部へ再生速度アップ信号を出し(同S133),再生速度アップが実行される(同S134)。
【0036】
また,図8のB.は画面消去に関する指示の場合に実行され,速度可変画面を消去するか,消去しないかの何れを画面選択(画面に対してカーソルで速度可変画面を選択して選択装置30により速度可変画面を消去する指示を操作)されたか判定する(同S140)。消去する場合は,速度可変画面を消去し(同S141),消去しない場合は現状のまま表示を続ける。
【0037】
次に図6に戻って,テロップ画面処理に関して表示変更の操作が入力されたか判定する(図6のS15)。表示変更の操作があった場合,テロップの行数選択の指示であるか,テロップ消去に関する指示であるかを判定し(同S16),行数選択の場合はテロップ行数変更処理(同S17)が実行され,テロップ消去の場合はテロップ消去処理が行われる(同S18)。
【0038】
図9にテロップの行数変更及びテロップ消去の各処理フローを示す。
図9のA.に示すテロップの行数変更処理は,最初に行数変更の内容がテロップの行数をダウンさせる変更かテロップ行数をアップ(増加)させる変更かを判別し(図9のS170),ダウンの場合はモニタ画面制御部(図3の25)へ行数ダウン変更信号を出し(図9のS171),続いてテロップの現在の表示行が1行か,1行より多いか判定して(同S172),大きい場合は表示行数をダウンし(同S173),1行の場合はダウンさせない。これは,行数変更に対してモニタ画面制御部は,テロップを少なくとも1行は必ず表示させるためである。
【0039】
行数アップの場合,S174でモニタ画面制御部へ行数アップの変更信号を出した後,現在の表示行が3行か,3行より少ないかを判別し(同S175),少ない場合は表示行数をアップし(同S176),3行の場合は変更しない。これは,表示行数を最大限で3行にしているためである。
【0040】
図9のB.に示すテロップ消去処理では,まず画面選択(選択装置30によりカーソルをテロップ位置に位置付けて消去を指示する操作)によりテロップ表示の消去が選択されたか否かを判別し(図9のS180),テロップ表示の消去が選択された場合,テロップ表示を消去し(同S181),選択されない場合テロップ表示をそのまま続ける。
【0041】
図6に戻って,テロップ表示の変更がないか,テロップ変更の処理が終了すると選択装置30の指示によるカーソル移動処理(図6のS19)が実行される。この処理は,選択装置によりカーソルを移動させるための移動指示ボタン(左,右,上,下の4方向のボタンが存在する)の操作信号が入力された時に,画面上のカーソルを指示された位置に移動して表示させる処理である。
【0042】
図10にカーソル移動の処理フローを示す。この処理では,S100〜103において,移動方向を表す操作は右ボタンが押されたか,左ボタンが押されたか,上ボタンが押されたか,下ボタンが押されたか順番に判断し,該当する場合は,それぞれ対応する各方向にカーソルを移動して表示する処理(図10のS104〜S107)が実行される。
【0043】
上記した図6に示す処理フローにより,利用者の操作によりタイトルメニューまたは動画メニューの中からのメニューの選択,タイトルメニュー表示画面または動画メニュー表示画面の相互の画面切替,可変速度画面の動画処理,テロップ画面処理,及びカーソル移動の各処理を実行することができる。
【0044】
次に図11は表示画面の他の構成例を示す。
図11において,1はディスプレイ表示装置の表示画面,2はメイン画面,8は表示画面の左・右の一方の側に縦方向に並べられた複数個(この例では4個)の領域8−1〜8−4からなるテロップ1〜テロップ4の各テロップに相当する動画が表示され,テロップ1相当は低速動画,テロップ2相当は中速動画,テロップ3相当は高速動画,テロップ4相当は越高速動画であり,テロップ1〜テロップ4の何れかを選択すると対応する動画をメイン画面領域2に表示することができる。
【0045】
【発明の効果】
本発明によればインタラクティブ番組を表示するインタラクティブ画像表示装置において,表示画面に対し各種の操作が画面上で全て選択的に実行することができ,多種の情報を画面に見易く表示することが可能となる。また,速度可変で別の動画表示や,テロップ表示をメイン画面と同時に表示することができる。
【0046】
これにより,利用者はインタラクティブに画像情報源に対して要求を入力することができ,必要な情報を必要な時に見ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の表示画面の構成図である。
【図2】本発明の第2の表示画面の構成図である。
【図3】本発明が実施される映像表示装置のブロック構成図である。
【図4】タイトルメニューと動画メニューの構成説明図である。
【図5】テロップ表示速度制御部の説明図である。
【図6】実施例の全体の処理フローを示す図である。
【図7】テーブル更新の処理フローを示す図である。
【図8】速度指示及び画面消去の処理フローを示す図である。
【図9】テロップの行数変更及びテロップ消去の各処理フローを示す図である。
【図10】カーソル移動の処理フローを示す図である。
【図11】表示画面の他の構成例を示す図である。
【符号の説明】
1 表示装置の表示画面
2 メイン画面領域
3 タイトルメニュー領域
4 テロップ領域
5 速度可変画面
6 カーソル

Claims (2)

  1. 映像が表示されるメイン画面領域と,該メイン画面領域とは異なる位置にスクロール速度が異なる複数のテロップが表示されるテロップ領域とを有する表示画面と,
    前記テロップ領域に表示されるテロップを外部から受け取る通信制御部と,
    前記通信制御部が受け取ったテロップを記憶するバッファと,
    前記バッファからテロップを読み出して,読み出したテロップのスクロール速度を変換し,変換したスクロール速度を持つテロップを前記テロップ領域に表示する表示速度制御部と,
    を有することを特徴とする映像表示装置における画面表示システム。
  2. 前記テロップの表示行数の変更を行うモニタ画面制御部を有することを特徴とする請求項1記載の映像表示装置における画面表示システム。
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