JP5512103B2 - 放送表示装置、制御方法 - Google Patents

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Description

この発明は、多チャンネル放送サービスを受信することができる放送表示装置及び放送表示装置の制御方法に関する。
従来、MediaFLOが知られている。MediaFLOとは、携帯端末向け多チャンネル放送サービスであり、移動体環境に適した技術によって、映像や音楽を配信するものである。MediaFLOのエアインターフェースはFLO(Forward Link Only)と呼ばれており、FLOの物理層には直交周波数多重分割(Orthogonal Frequency Division Multiplexing:OFDM)が採用される。
図8は、FLOのインタレース構成を示す説明図である。図8に示すように、FLOは、6MHzの帯域幅を使用し、サブキャリアの本数は4096本である。この4096本のサブキャリアのうち、実際に使用するサブキャリアは、ガードサブキャリア96本を除いた4000本である。MediaFLOは、4000本のサブキャリアを、8つのインタレースと呼ばれるグループに分割する。各インタレースは、4000本のサブキャリアから8本置きに選択した500本のサブキャリアから構成される。1つのインタレースはパイロットシンボルとして使用されるため、残りの7つのインタレースがデータ送信に使用される。MediaFLOでは、1つのインタレースを最小の単位として、周波数帯域に対するサービス(映像、音声、字幕など)の割り当てが行われる。
図9は、MediaFLOのフレーム構成及びインタレースに対するサービスの割り当て例を示す説明図である。図9に示すように、縦軸のインタレースは周波数軸における分割を表し、横軸は時間軸の分割を表している。MediaFLOは1秒を周期とするスーパーフレーム(1200のOFDMシンボル)から構成され、当該スーパーフレームには4つのフレームが含まれる。MediaFLOの各サービスは、フレーム上のMLC(Multicast Logical Channel)と呼ばれる論理チャンネル上で運ばれる。
MLCは、1つ以上のインタレースと、1つ以上のOFDMシンボルとから構成される。図9の太線で囲まれた範囲は、それぞれ異なるMLCを表すものであり、各MLCには、映像、音声、および字幕などのデータが格納されている。例えば一つの映像と一つの音声とからなるサービス(即ち、番組)は、2つのMLCから構成される。
また、例えば、図9の斜線で示すMLCのみで構成されるサービスを視聴するには、当該MLCを構成するインタレース及びOFDMシンボルのみをデコードすれば良い。このように、MediaFLOでは、時間領域、周波数領域を細かく分割したサービスの割り当てが行われており、必要なMLCのみを選択的にデコードする(間欠受信する)ことによって、受信機の省電力化を図ることができる。なお、MediaFLOでは、1つのチューナで全てのインタレースを受信することができるため、さらに数多くのMLCを同時にデコードし、複数のサービスを同時に視聴することも可能である。
一方、統合ディジタル放送サービス(Integrated Services Digital Broadcasting:ISDB)の地上波向けの規格ISDB−Tでは、セグメントにより周波数領域の分割を行っているが、OFDMシンボルを単位とした時間領域での分割は行っていない。このため、MediaFLOのように、必要なサービスのみを間欠受信することはできない。また、一つのチューナで受信できるサービスは一つであり、複数のサービスを視聴するには複数のチューナが必要となる。
つまり、ISDB−Tでは、基本的に1つのチューナで受信できるサービスは1つであり、視聴していないサービスのデコードは行えない。そのため、視聴サービスを切り替えた場合、切り替えたときから当該サービスのデコードを開始するため、視聴できる状態になるまでに数秒の時間を要する。
これに対し、MediaFLOでは、前述したように、視聴していないサービスの映像や音声データもフレーム内のMLCで伝送されているため、あるサービスを視聴しながら別のサービスのデータを取り出すことも可能であるが、不必要なデータをデコードすることは、CPUリソースや消費電力の観点から無駄であることから、視聴していないサービスのデコードは行われない。そのため、ISDB−Tに比べて選局が速いとされるMediaFLOでも、選局から映像が出力されるまでに1.5秒程度の時間を要する。
そこで、ユーザが任意のサービスを視聴しながら、その裏で放送されているサービスを認識する方法として、多くのサービスを一つの画面に同時に表示することが想定される。このようなものとして、例えば、「電子番組ガイド表示制御装置および方法並びにリモートコマンダ」(特許文献1参照)がある。
特開平08-289214号公報
しかしながら、あるサービスを視聴しているその裏で放送されているサービスを認識するために、多くのサービスを一つの画面に同時に表示する方法においては、表示する画面が携帯端末等の小型の表示部の場合、見づらくて認識が困難であり、また、チューナを複数持たなければならない。更に、ユーザは、電子番組表を利用して現在放送中のサービスを調べることができるが、携帯端末等の小型の表示部に表示されるサービスのタイトル(例えば、「ニュースと天気」や「サッカー中継」等)だけでは、現在放送されているサービスの内容までは確認することができない。
この発明の目的は、視聴しているサービスの裏で放送されているサービスの内容を容易に認識することができる放送表示装置及び放送表示装置の制御方法を提供することである。
上記目的を達成するため、この発明に係る放送表示装置は、サービスに対応する映像データをデコードする映像処理部と、サービスに対応する字幕データをデコードする字幕処理部と、前記映像処理部がデコードした映像および前記字幕処理部がデコードした字幕を表示する表示部と、サービスの字幕データを前記字幕処理部によりデコードさせ、サービスの映像を表示せずに、複数のサービスの字幕を表示させるように制御する制御部と、を備えることを特徴としている。
また、この発明に係る放送表示装置の制御方法は、放送表示装置が、サービスの映像を表示せずに、複数のサービスの字幕を表示するように制御することを特徴としている。
この発明によれば、視聴しているサービスの裏で放送されているサービスの内容を容易に認識することができる。
以下、この発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。
図1は、この発明の一実施の形態に係る放送表示装置の一例である、MediaFLO受信端末の構成を示すブロック図である。図1に示すように、MediaFLO受信端末(放送表示装置)10は、チューナ11、復調部12、字幕処理部13、映像処理部14、音声処理部15、表示処理部16、ディスプレイ17、スピーカ18、CPU(Central Processing Unit)19、操作部20、ROM(Read Only Memory)21、及びRAM(Random Access Memory)22を有している。
チューナ11、復調部12、字幕処理部13、映像処理部14、音声処理部15、表示処理部16、CPU19、操作部20、ROM21、及びRAM22は、バス23を介してそれぞれ接続されている。
このMediaFLO受信端末10は、携帯端末向け多チャンネル放送サービスであり、移動体環境に適した技術によって、映像や音楽を配信するMediaFLOを受信することが可能である。
チューナ11は、アンテナ11aを介して入力した放送波を受信し、選局する。復調部12は、チューナ11が受信した放送波を復調し、放送波受信データ(字幕データ、映像データ、音声データなど)を生成する。字幕処理部13は、復調部12から入力した字幕データをデコードし、映像処理部14は、復調部12から入力した映像データをデコードし、音声処理部15は、復調部12から入力した音声データをデコードする。
表示処理部16は、字幕処理部13及び映像処理部14から入力したデコードした字幕データ及びデコードした映像データにより、ディスプレイ17に表示する表示画像データを生成する。ディスプレイ17は、表示処理部16から入力した表示画面データにより表示画面を再生する。スピーカ18は、音声処理部15から入力したデコードした音声データにより音声を再生する。
CPU19は、ROM21に格納されている制御プログラムや各種処理手順を規定したプログラム等のソフトウェアや、RAM22に保存されている各種データ等に基づき、MediaFLO受信端末10に関する各種制御を行う。操作部20は、各種の操作キー等からなり、MediaFLO受信端末10に対する各種指示の入力を行うためユーザにより操作される。
つまり、MediaFLO受信端末10は、サービスに対応する映像データをデコードする映像処理部14と、サービスに対応する字幕データをデコードする字幕処理部13と、映像処理部14がデコードした映像及び/又は字幕処理部13がデコードした字幕を表示するディスプレイ17(表示部)と、映像処理部14及び/又は字幕処理部13のデコードと、ディスプレイ17の表示モードとを制御するCPU19(制御部)とを備えている。
そして、CPU19に制御される表示モードには、ディスプレイ17に映像を表示しているサービスと共に、ディスプレイ17に映像を表示しているサービスとは異なるサービスの字幕を表示する第1のモード、及び指示したサービスの字幕のみを表示する第2の表示モードが含まれる。
また、字幕を表示するサービスの数は、喩え派、映像を表示している表示領域に基づいて決定される所定のサービス数以内とされている。また、第2の表示モードにおける字幕を表示するサービスの数は、表示部の表示領域に基づいて決定される。
そして、このCPU19は、チューナ11が、映像を表示するサービスと、字幕を表示するサービスとを受信するように制御する。また、CPU19により、字幕を表示するサービスの数が、映像を表示している表示領域に基づいて決定される所定のサービス数以内になるように制御される。
従って、このMediaFLO受信端末10により、現在放送されている複数のサービス(即ち、番組)を受信しデコードすることができる。また、MediaFLO受信端末10は、通常、一般的なテレビ(TV)受信端末として機能し、テレビ視聴時、ディスプレイ17には、例えば、選択(選局)したチャンネルの映像や、選択(選局)したチャンネル(映像)に関する字幕や、選択(選局)したチャンネル以外のチャンネルに関する字幕等を、表示画面として表示することができる。
図2は、MediaFLO受信端末のディスプレイにおける表示画面の一例を示し、(a)は表示例(その1)の説明図、(b)は表示例(その2)の説明図である。図3は、MediaFLO受信端末のディスプレイにおける表示画面の一例を示し、(a)は表示例(その3)の説明図、(b)は表示例(その4)の説明図、(c)は表示例(その5)の説明図である。
図2及び図3に示すように、MediaFLO受信端末10によるテレビ視聴時、MediaFLO受信端末10のディスプレイ17には、通常画面(図2(a)参照)や番組表画面(図2(b)参照)の他、視聴中のチャンネル08の映像aと字幕b、及びチャンネル08以外のチャンネル04の字幕cからなる表示画面(図3(a)参照)を表示することができる。
また、ディスプレイ17には、視聴中のチャンネル08の映像aと字幕b、及び視聴中のチャンネル08以外のチャンネル04,01,12の字幕cからなる表示画面、即ち、第1の表示モード画面(図3(a),(b)参照)、或いは受信可能な全チャンネル(番組表的表示)の字幕cからなる表示画面(但し、表示可能な数のチャンネル)、即ち、第2の表示モード画面(図3(c)参照)を表示することもできる。
次に、MediaFLO受信端末10による複数のサービスの受信処理(その1)について説明する。
図4は、図1のMediaFLO受信端末による表示処理の流れ(その1)を示すフローチャートである。図4に示すように、先ず、MediaFLO受信端末10のユーザが、テレビ視聴を行うためMediaFLO受信端末10をテレビ視聴状態にする(ステップS101)。
その後、MediaFLO受信端末10の機能が起動されたか否かを判定する(ステップS102)。判定の結果、MediaFLO受信端末10の機能が起動されていない(No)場合、テレビ視聴が終了したか否かを判定する(ステップS103)。ステップS103の判定の結果、テレビ視聴が終了していない(No)場合、ステップS101に戻って以後の処理を行い、一方、テレビ視聴が終了した(Yes)場合、MediaFLO受信端末10による表示処理を終了する。
一方、ステップS102の判定の結果、MediaFLO受信端末10の機能が起動された(Yes)場合、機能起動により選択された機能はサービス追加か或いはサービス削除かを判定する(ステップS104)。判定の結果、機能がサービス追加である場合、サービス追加により、サービス数が現在の表示モードにおける最大許容サービス数を越えたか(最大許容サービス数<受信中のサービス数)否かを判定する(ステップS105)。
ステップS105における判定の結果、受信中のサービス数が最大許容サービス数を越えていない(No)場合、指定されたサービスのMLC受信を開始し(ステップS106)、続けて、指定されたサービスの字幕データのデコードを開始する(ステップS107)。その後、字幕の表示方法は通常表示か或いはスクロール表示かを判定する(ステップS108)。
ステップS108における判定の結果、通常表示する場合、指定されたサービスの通常表示による字幕表示を追加し(ステップS109)、その後、テレビ視聴が終了したか否かを判定して(ステップS103)、以後の処理を行う。一方、スクロール表示する場合、指定されたサービスのスクロール表示による字幕表示を追加し(ステップS110)、その後、テレビ視聴が終了したか否かを判定して(ステップS103)、以後の処理を行う。
また、ステップS105における判定の結果、受信中のサービス数が最大許容サービス数を越えている(Yes)場合、ディスプレイ17に表示不可(エラー)のポップアップを表示し(ステップS111)、その後、テレビ視聴が終了したか否かを判定して(ステップS103)、以後の処理を行う。
また、ステップS104における判定の結果、機能がサービス削除である場合、ディスプレイ17に現在字幕表示をしているサービスの一覧を表示する(ステップS112)。その後、現在字幕表示をしているサービスの一覧の中から指定されたサービスの字幕表示を削除し(ステップS113)、続けて、指定されたサービスの字幕データのデコードを停止する(ステップS114)。デコードを停止した後、指定されたサービスのMLC受信を停止し(ステップS115)、その後、テレビ視聴が終了したか否かを判定して(ステップS103)、以後の処理を行う。
次に、上述したMediaFLO受信端末10による複数のサービスの受信処理について、表示処理の流れ(図3参照)における各処理に対応したディスプレイ17の表示画面を参照しつつ説明する。
図5は、MediaFLO受信端末のディスプレイにおける表示画面の一例を示し、(a)は表示例(その6)の説明図、(b)は表示例(その7)の説明図、(c)は表示例(その8)の説明図である。図6は、MediaFLO受信端末のディスプレイにおける表示画面の一例を示し、(a)は表示例(その9)の説明図、(b)は表示例(その10)の説明図、(c)は表示例(その11)の説明図である。
先ず、ユーザが、MediaFLO受信端末10をテレビ視聴状態にすると、一般的なテレビ受信端末として機能し、ディスプレイ17には、通常画面(図2(a)参照)や番組表画面(図2(b)参照)を表示することができる。
次に、テレビ視聴状態にあるMediaFLO受信端末10においてチャンネル08を視聴しながら、チャンネル04で放送中の野球中継の内容も把握したい場合、ユーザは、MediaFLO受信端末10の機能操作部を操作して、複数の機能項目の中から必要な機能項目である「番組(字幕)追加/削除」を選択する(図5(b)参照)。「番組(字幕)追加/削除」を選択後、続けて、チャンネル04を選択すると共に、表示情報(字幕、スクロール字幕、付加情報)の中から「字幕」を選択し(図6(a)参照)、ディスプレイ17に字幕を表示するように設定する。
次に、ディスプレイ17に現在表示しているサービス字幕数と、表示可能な最大サービス字幕数を比較し、現在表示しているサービス字幕数が最大サービス字幕数未満であれば、指定されたサービスの字幕に相当するMLCの受信及びデータのデコードを開始する。ここで、現在表示しているサービス字幕数が最大サービス字幕数以上であれば、表示不可(エラー)のポップアップを表示する(図6(b)参照)。表示可能な場合、ディスプレイ17は、視聴中のチャンネル08の映像aと字幕b、及びチャンネル08以外の選局したチャンネル04の字幕cからなる表示画面(図3(a)参照)に切り替わる。
なお、現在視聴しているチャンネル08の字幕は、字幕データに含まれる時間情報に従い、表示/非表示/更新の何れかの状態になるが、字幕を、表示画面の例えば右から左へスクロールするように表示させる(図6(a)参照)選択もできる。
また、チャンネル08を視聴しながら、チャンネル01で放送中の天気予報及びチャンネル12で放送中の経済ニュースの内容を把握したい場合、ユーザは、MediaFLO受信端末10の機能操作部を操作して、複数の機能項目の中から必要な機能項目である「番組(字幕)追加/削除」を選択する(図5(b)参照)。「番組(字幕)追加/削除」を選択後、続けて、チャンネル01とチャンネル12を選択(選局)すると共に、表示情報(字幕、スクロール字幕、付加情報)の中から「字幕」を選択し(図6(a)参照)、ディスプレイ17に字幕を表示するように設定する。
次に、ディスプレイ17に現在表示しているサービス字幕数と、表示可能な最大サービス字幕数を比較し、現在表示しているサービス字幕数が最大サービス字幕数未満であれば、指定されたサービスの字幕に相当するMLCの受信及びデータのデコードを開始する。ここで、現在表示しているサービス字幕数が最大サービス字幕数以上であれば、表示不可(エラー)のポップアップを表示する(図6(b)参照)。
表示可能な場合、ディスプレイ17は、視聴中のチャンネル08の映像aと字幕b、及びチャンネル08以外の選局したチャンネル01,04,12の字幕cからなる表示画面(図3(b)参照)に切り替わる。
なお、チャンネル01,04,12の字幕は、表示画面の例えば右から左へスクロールするように表示させる(図6(a)参照)選択もできる。
また、チャンネル08を視聴しながら、チャンネル04で放送中の野球中継における現在のスコア、チャンネル06で放送中のサッカー中継の現在のスコア、及びチャンネル12で放送中の経済ニュースのチャートを、ディスプレイ17に表示したい場合、ユーザは、MediaFLO受信端末10の機能操作部を操作して、複数の機能項目の中から必要な機能項目である「番組(字幕)追加/削除」を選択する(図5(b)参照)。「番組(字幕)追加/削除」を選択後、続けて、チャンネル04、チャンネル06及びチャンネル12を選択(選局)すると共に、表示情報(字幕、スクロール字幕、付加情報)の中(図6(a)参照)から「付加情報」を選択し、ディスプレイ17に付加情報を表示するように設定する。
その結果、ディスプレイ17は、視聴中のチャンネル08の映像aと字幕b、及びチャンネル08以外の選局したチャンネル04、チャンネル06、チャンネル12の付加情報であるチャンネル情報dからなる表示画面(図5(a)参照)に切り替わる。
また、ディスプレイ17に表示されている字幕を削除したい場合、ユーザは、MediaFLO受信端末10の機能操作部を操作して、複数の機能項目の中から必要な機能項目である「番組(字幕)追加/削除」を選択する(図5(b)参照)。「番組(字幕)追加/削除」を選択後、続けて、現在受信し字幕を表示しているサービスの一覧から、削除するサービスを選択し(図6(c)参照)、設定ボタンを押すと表示から削除されるとともに、削除する対象の字幕に相当するデータのデコード及びMLCの受信を停止する。
次に、MediaFLO受信端末10による複数のサービスの受信処理(その2)について説明する。この受信処理(その2)においては、ユーザが、ディスプレイ17に表示された電子番組表により自分の見たいサービスを検索する場合に、字幕による番組表示(番組表的表示)を選択することができる。
図7は、図1のMediaFLO受信端末による表示処理の流れ(その2)を示すフローチャートである。図7に示すように、先ず、ディスプレイ17の表示画面を通常表示とするか或いは字幕表示とするかを選択する(ステップS201)。選択の結果、通常表時の場合、現在、表示画面は字幕表示中か否かを判定し(ステップS202)、判定の結果、字幕表示中である(Yes)場合、表示範囲にある全サービスの字幕データのデコードを停止する(ステップS203)。デコードを停止した後、全サービスのMLC受信を停止し(ステップS204)、その後、通常の電子番組表を表示する(ステップS205)。
通常の電子番組表を表示した後、電子番組表の表示を終了したか否かを判定し(ステップS206)、判定の結果、電子番組表の表示を終了した(Yes)場合、サービスの受信処理を終了し、一方、電子番組表の表示を終了していない(No)場合、ステップS201へ戻り、以後の処理を行う。
また、ステップS202における判定の結果、字幕表示中でない(No)場合、通常の電子番組表を表示し(ステップS205)、以後の処理を行う。
また、ステップS201における判定の結果、表示方法が字幕表示である場合、表示範囲にある全サービスのMLC受信を開始し(ステップS207)、続けて、全サービスの字幕データのデコードを開始する(ステップS208)。デコード開始後、全サービスの字幕を表示し(ステップS209)、その後、電子番組表の表示を終了したか否かを判定し(ステップS206)、以後の処理を行う。
次に、上述したMediaFLO受信端末10による複数のサービスの受信処理(その2)について、表示処理の流れ(図7参照)における各処理に対応したディスプレイ17の表示画面を参照しつつ説明する。
先ず、ユーザが、MediaFLO受信端末10のディスプレイ17に表示された電子番組表を見て、自分の見たいサービスを検索する場合、MediaFLO受信端末10の機能操作部を操作して、複数の機能項目(図5(b)参照)の中から必要な機能項目である「番組表」を選択する。選択により、ディスプレイ17には、通常の番組表画面(図2(b)参照)が表示される。
この番組表画面に替えて、全サービスの字幕による番組表示(番組表的表示)画面を選択する場合、MediaFLO受信端末10の機能操作部を操作して、複数の機能項目の中から必要な機能項目である「表示方法切替(字幕)」を選択する(図5(c)参照)。ユーザが、字幕による表示を選択したことにより、全サービスの字幕に相当するMLCの受信及びデータのデコードが開始され、ディスプレイ17には、全サービス(チャンネル)の字幕による番組表示(番組表的表示)画面が表示される(図3(c)参照)。尚、全サービスとは、省電力の観点から考慮すると表示中の全サービスとして動作する方が良い。又、レスポンスの観点から考慮すると、受信可能な全サービスとして動作する方が良い。
なお、ユーザが、MediaFLO受信端末10の機能操作部を操作して、複数の機能項目の中から「通常表示」を選択し、字幕による番組表示から通常の番組表示に切り替えた場合、字幕に相当するデータのデコード及びMLCの受信が停止される。
通常の番組表による表示(図2(b)参照)では、各サービスが現在どのような内容で放送されているか、その詳細を認識することは困難であるが、全サービス(チャンネル)の字幕(番組表的表示)による表示(図3(c)参照)では、各サービスが現在どのような内容で放送されているか、その詳細を、ディスプレイ17の表示画面を眺めているだけで認識することができる。このとき、表示される字幕は、字幕データに含まれる時間情報に従って、表示/非表示/更新の何れかの状態に設定することができ、また、字幕を、表示画面の例えば右から左へスクロールするように表示させる(図6(a)参照)選択もできる。
上述したように、この発明に係るMediaFLO受信端末10は、放送を受信するチューナ11と共に、サービスを一覧表示する電子番組表表示を行う字幕処理部13とを備えており、選局されているサービスの表示の他に、別途選局されているサービスの字幕を表示することができる。
また、MediaFLO受信端末10は、選局されているサービスの表示の他に、字幕のみを表示するサービスを指定可能なユーザインターフェース(User Interface:UI)である機能操作部(操作部20)を備えている。
また、MediaFLO受信端末10は、電子番組表によるサービス一覧表示において、全サービスの字幕を同時に表示することができ、字幕の表示方法として右から左へスクロール表示する機能を備えている。更に、MediaFLO受信端末10は、選局されているサービスの表示の他に、別途選局されているサービスのリアルタイム性を要求される各種情報を表示することができる。
従って、この発明に係るMediaFLO受信端末10においては、同時に複数のサービスの内容を把握するために複数のサービスの映像を一つの画面に表示する方法や電子番組表を参照する方法とは異なり、各サービスの字幕のみを表示することにより、ユーザに現在放送中の各サービスの内容を容易に認識させることができる。
また、各サービスの映像をサムネイルで表示する場合、CPUリソースや消費電力の観点から無駄が大きいばかりでなく、表示が小さ過ぎてサービスの内容まで認識することは困難であるが、字幕表示にすることで、字幕程度の情報量のデコードであればその影響は小さく、サービス内容の認識も十分可能である。
更に、字幕だけでなく、各種スポーツのスコアや株価/為替情報等、リアルタイム性を要求される情報を表示させることもできる。
なお、本発明は、上述した実施の形態により説明したが、この実施の形態に限定されるものではない。従って、本発明の趣旨を逸脱することなく変更態様として実施するものも含むものである。
この発明の一実施の形態に係る放送表示装置の一例である、MediaFLO受信端末の構成を示すブロック図である。 MediaFLO受信端末のディスプレイにおける表示画面の一例を示し、(a)は表示例(その1)の説明図、(b)は表示例(その2)の説明図である。 MediaFLO受信端末のディスプレイにおける表示画面の一例を示し、(a)は表示例(その3)の説明図、(b)は表示例(その4)の説明図、(c)は表示例(その5)の説明図である。 図1のMediaFLO受信端末による表示処理の流れ(その1)を示すフローチャートである。 MediaFLO受信端末のディスプレイにおける表示画面の一例を示し、(a)は表示例(その6)の説明図、(b)は表示例(その7)の説明図、(c)は表示例(その8)の説明図である。 MediaFLO受信端末のディスプレイにおける表示画面の一例を示し、(a)は表示例(その9)の説明図、(b)は表示例(その10)の説明図、(c)は表示例(その11)の説明図である。 図1のMediaFLO受信端末による表示処理の流れ(その2)を示すフローチャートである。 FLOのインタレース構成を示す説明図である。 MediaFLOのフレーム構成及びインタレースに対するサービスの割り当て例を示す説明図である。
符号の説明
10 MediaFLO受信端末
11 チューナ
11a アンテナ
12 復調部
13 字幕処理部
14 映像処理部
15 音声処理部
16 表示処理部
17 ディスプレイ
18 スピーカ
19 CPU
20 操作部
21 ROM
22 RAM
23 バス
a 映像
b,c 字幕
d チャンネル情報

Claims (2)

  1. サービスに対応する映像データをデコードする映像処理部と、
    サービスに対応する字幕データをデコードする字幕処理部と、
    前記映像処理部がデコードした映像および前記字幕処理部がデコードした字幕を表示する表示部と、
    サービスの字幕データを前記字幕処理部によりデコードさせ、サービスの映像を表示せずに、複数のサービスの字幕を表示させるように制御する制御部と、
    を備える放送表示装置。
  2. 放送表示装置が、サービスの映像を表示せずに、複数のサービスの字幕を表示するように制御することを特徴とする放送表示装置の制御方法。
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