JP2000092483A - 監視画像表示装置および監視画像表示方法と監視画像表示装置を動作させるための記録媒体 - Google Patents
監視画像表示装置および監視画像表示方法と監視画像表示装置を動作させるための記録媒体Info
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- JP2000092483A JP2000092483A JP10263523A JP26352398A JP2000092483A JP 2000092483 A JP2000092483 A JP 2000092483A JP 10263523 A JP10263523 A JP 10263523A JP 26352398 A JP26352398 A JP 26352398A JP 2000092483 A JP2000092483 A JP 2000092483A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】構成を簡単化しつつ確実に複数同時に表示され
た監視画像の中から任意の一画像を指定して拡大するこ
とを可能にする監視画像表示装置。 【解決手段】マルチビューワ３は、カメラ４群が撮像す
る複数の監視画像を入力し、パーソナルコンピュータ本
体２からの指示に基づき、その複数の監視画像を同時に
参照可能な一つの画像を合成して出力する機能といずれ
か一つを選択して出力する機能とを有している。一方、
パーソナルコンピュータ本体２は、このマルチビューワ
３から出力される画像と画面上の任意の位置を指定する
ためのポインタ５とをＣＲＴディスプレイ装置１上に表
示する。そして、このパーソナルコンピュータ本体２
は、合成画像を表示中に位置指定操作がなされると、ポ
インタ５が表示される位置を表示領域に含む監視画像を
選定し、マルチビューワ３に対して、合成画像の出力に
代えてその選定した監視画像の出力を指示する。
た監視画像の中から任意の一画像を指定して拡大するこ
とを可能にする監視画像表示装置。 【解決手段】マルチビューワ３は、カメラ４群が撮像す
る複数の監視画像を入力し、パーソナルコンピュータ本
体２からの指示に基づき、その複数の監視画像を同時に
参照可能な一つの画像を合成して出力する機能といずれ
か一つを選択して出力する機能とを有している。一方、
パーソナルコンピュータ本体２は、このマルチビューワ
３から出力される画像と画面上の任意の位置を指定する
ためのポインタ５とをＣＲＴディスプレイ装置１上に表
示する。そして、このパーソナルコンピュータ本体２
は、合成画像を表示中に位置指定操作がなされると、ポ
インタ５が表示される位置を表示領域に含む監視画像を
選定し、マルチビューワ３に対して、合成画像の出力に
代えてその選定した監視画像の出力を指示する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、たとえばＩＴＶ
（Industrial television ）監視装置などの監視画像表
示装置および同装置に適用される監視画像表示方法と監
視画像表示装置を動作させるための記録媒体に関する。
（Industrial television ）監視装置などの監視画像表
示装置および同装置に適用される監視画像表示方法と監
視画像表示装置を動作させるための記録媒体に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のプラントなどにおけるＩＴＶ監視
装置では、一台の画像表示機器に複数の監視画像を同時
に表示するといったことが行なわれており、また、その
中の任意の監視画像を必要に応じて拡大表示するといっ
たことが行なわれている。そして、この種のＩＴＶ監視
装置では、たとえば図５に示すように、画像表示機器９
１上に表示する複数の監視画像（画像１〜画像９）と操
作機器９２上に設けられる複数のボタンとを予め一対に
割り当てておくことにより、ボタンを押下するのみで所
望の監視画像を拡大表示させることを可能としている。
図５の例では、操作機器９２上の「５」のボタンを押下
することにより（図５の（ａ））、画像５を拡大表示さ
せている（図５の（ｂ））。
装置では、一台の画像表示機器に複数の監視画像を同時
に表示するといったことが行なわれており、また、その
中の任意の監視画像を必要に応じて拡大表示するといっ
たことが行なわれている。そして、この種のＩＴＶ監視
装置では、たとえば図５に示すように、画像表示機器９
１上に表示する複数の監視画像（画像１〜画像９）と操
作機器９２上に設けられる複数のボタンとを予め一対に
割り当てておくことにより、ボタンを押下するのみで所
望の監視画像を拡大表示させることを可能としている。
図５の例では、操作機器９２上の「５」のボタンを押下
することにより（図５の（ａ））、画像５を拡大表示さ
せている（図５の（ｂ））。
【０００３】ところで、この種のＩＴＶ監視装置では、
拡大表示させる監視画像を指定するための専用の操作機
器が別途必要になるため、その構成が複雑になり、ま
た、この別途必要となる、拡大表示させる監視画像を指
定するための専用の操作機器と複数の監視画像との間の
対応づけを予め行なっておかなくてはならないという煩
わしさもあった。
拡大表示させる監視画像を指定するための専用の操作機
器が別途必要になるため、その構成が複雑になり、ま
た、この別途必要となる、拡大表示させる監視画像を指
定するための専用の操作機器と複数の監視画像との間の
対応づけを予め行なっておかなくてはならないという煩
わしさもあった。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来のＩ
ＴＶ監視装置では、拡大表示させる監視画像を指定する
ための専用の操作機器が別途必要になるため、その構成
が複雑になり、また、この別途必要となる、拡大表示さ
せる監視画像を指定するための専用の操作機器と複数の
監視画像との間の対応づけを予め行なっておかなくては
ならないという煩わしさがあった。
ＴＶ監視装置では、拡大表示させる監視画像を指定する
ための専用の操作機器が別途必要になるため、その構成
が複雑になり、また、この別途必要となる、拡大表示さ
せる監視画像を指定するための専用の操作機器と複数の
監視画像との間の対応づけを予め行なっておかなくては
ならないという煩わしさがあった。
【０００５】この発明はこのような実情に鑑みてなされ
たものであり、構成を簡単化しつつ確実に複数同時に表
示された監視画像の中から任意の一画像を指定して拡大
することを可能にする監視画像表示装置および監視画像
表示方法と監視画像表示装置を動作させるための記録媒
体を提供することを目的とする。
たものであり、構成を簡単化しつつ確実に複数同時に表
示された監視画像の中から任意の一画像を指定して拡大
することを可能にする監視画像表示装置および監視画像
表示方法と監視画像表示装置を動作させるための記録媒
体を提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、この発明は、たとえばマウスやタッチパネルな
どといった画面上の任意の位置を指定するポインティン
グ手段を備え、複数の監視画像を同一画面上に同時表示
中、このポインティング手段により画面上の任意の位置
が指定されたときに、その指定された位置を表示領域に
含む監視画像を表示中の複数の監視画像の中から選定
し、その選定した監視画像を画面上に全面にわたって表
示、すなわち、拡大表示するようにしたものである。
ために、この発明は、たとえばマウスやタッチパネルな
どといった画面上の任意の位置を指定するポインティン
グ手段を備え、複数の監視画像を同一画面上に同時表示
中、このポインティング手段により画面上の任意の位置
が指定されたときに、その指定された位置を表示領域に
含む監視画像を表示中の複数の監視画像の中から選定
し、その選定した監視画像を画面上に全面にわたって表
示、すなわち、拡大表示するようにしたものである。
【０００７】この発明においては、マウスやタッチパネ
ルなどの一般的なデバイスで拡大表示させる監視画像を
指定するようにしたことにより、拡大表示させる監視画
像を指定するための専用の操作機器を不要とすることが
でき、監視画像表示装置の構成を簡単化することが可能
となる。
ルなどの一般的なデバイスで拡大表示させる監視画像を
指定するようにしたことにより、拡大表示させる監視画
像を指定するための専用の操作機器を不要とすることが
でき、監視画像表示装置の構成を簡単化することが可能
となる。
【０００８】また、ポインティング手段により指定され
た位置を表示領域に含む監視画像を表示中の複数の監視
画像の中から選定するようにしたことにより、従来であ
れば必要であった、複数の監視画像と複数のボタンとを
事前に割り当てておくような煩わしい作業をも不要とす
ることが可能となる。
た位置を表示領域に含む監視画像を表示中の複数の監視
画像の中から選定するようにしたことにより、従来であ
れば必要であった、複数の監視画像と複数のボタンとを
事前に割り当てておくような煩わしい作業をも不要とす
ることが可能となる。
【０００９】また、この発明は、いずれかの監視画像を
拡大表示中、ポインティング手段により画面上の任意の
位置が指定されたときに、複数の監視画像を同一画面上
に同時表示するように切り換えるようにしたものであ
る。
拡大表示中、ポインティング手段により画面上の任意の
位置が指定されたときに、複数の監視画像を同一画面上
に同時表示するように切り換えるようにしたものであ
る。
【００１０】この発明においては、拡大表示する監視画
像を指定するのみならず、指定した監視画像の拡大表示
から複数の監視画像の同時表示に戻すときもポインティ
ング手段で行なえるため、より使い勝手を向上させるこ
とが可能となる。
像を指定するのみならず、指定した監視画像の拡大表示
から複数の監視画像の同時表示に戻すときもポインティ
ング手段で行なえるため、より使い勝手を向上させるこ
とが可能となる。
【００１１】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照してこの発明の
一実施形態を説明する。図１は、この発明の実施形態に
係る監視画像表示装置の機器構成図である。図１に示す
ように、この実施形態の監視画像表示装置は、ＣＲＴ
（Cathode-ray tube）ディスプレイ装置１、パーソナル
コンピュータ本体２、マルチビューワ３およびカメラ群
４からなる。
一実施形態を説明する。図１は、この発明の実施形態に
係る監視画像表示装置の機器構成図である。図１に示す
ように、この実施形態の監視画像表示装置は、ＣＲＴ
（Cathode-ray tube）ディスプレイ装置１、パーソナル
コンピュータ本体２、マルチビューワ３およびカメラ群
４からなる。
【００１２】この実施形態の監視画像表示装置では、９
つのカメラ４がそれぞれに監視画像を撮像しており、こ
のカメラ群４によって撮像された９つの監視画像は、す
べてマルチビューワ３に入力される。一方、マルチビュ
ーワ３は、パーソナルコンピュータ本体２からの指示に
基づき、この入力された９つの監視画像を同時に参照可
能な一つの画像を合成して出力する機能と、９つの監視
画像の中のいずれか一つを出力する機能とを有してい
る。そして、パーソナルコンピュータ本体２は、このマ
ルチビューワ３から出力される画像をＣＲＴディスプレ
イ装置１上に表示するとともに、このＣＲＴディスプレ
イ装置１の画面上の任意の位置を指定するためのポイン
タ５を表示する。図１では、マルチビューワ３によって
合成された、カメラ群４により撮像された９つの監視画
像が同時に参照可能な画像が表示されている。
つのカメラ４がそれぞれに監視画像を撮像しており、こ
のカメラ群４によって撮像された９つの監視画像は、す
べてマルチビューワ３に入力される。一方、マルチビュ
ーワ３は、パーソナルコンピュータ本体２からの指示に
基づき、この入力された９つの監視画像を同時に参照可
能な一つの画像を合成して出力する機能と、９つの監視
画像の中のいずれか一つを出力する機能とを有してい
る。そして、パーソナルコンピュータ本体２は、このマ
ルチビューワ３から出力される画像をＣＲＴディスプレ
イ装置１上に表示するとともに、このＣＲＴディスプレ
イ装置１の画面上の任意の位置を指定するためのポイン
タ５を表示する。図１では、マルチビューワ３によって
合成された、カメラ群４により撮像された９つの監視画
像が同時に参照可能な画像が表示されている。
【００１３】図２は、パーソナルコンピュータ本体２の
概略構成を示す図である。図２に示すように、このパー
ソナルコンピュータ本体２には、ＣＰＵ１１、システム
メモリ１２、磁気ディスクデバイス１３、ディスプレイ
コントローラ１４およびポインティングデバイス１５を
備えている。
概略構成を示す図である。図２に示すように、このパー
ソナルコンピュータ本体２には、ＣＰＵ１１、システム
メモリ１２、磁気ディスクデバイス１３、ディスプレイ
コントローラ１４およびポインティングデバイス１５を
備えている。
【００１４】ＣＰＵ１１は、このシステム全体の制御を
司るところであり、システムメモリ１２に格納されたオ
ペレーティングシステムやユーティリティを含むアプリ
ケーションプログラムを実行制御する。
司るところであり、システムメモリ１２に格納されたオ
ペレーティングシステムやユーティリティを含むアプリ
ケーションプログラムを実行制御する。
【００１５】システムメモリ１２は、このシステムの主
記憶となるメモリデバイスであり、ＣＰＵ１１によって
実行制御されるオペレーティングシステムやユーティリ
ティを含むアプリケーションプログラムおよび処理デー
タなどを格納する。また、この実施形態の監視画像表示
装置の主要な処理部である監視画像表示制御部１０１お
よびポインティング画像選定部１０２は、このシステム
メモリ１２に格納されてＣＰＵ１１によって実行制御さ
れるアプリケーションプログラムとして構成される。こ
の監視画像表示制御部１０１およびポインティング画像
選定部１０２については後述する。
記憶となるメモリデバイスであり、ＣＰＵ１１によって
実行制御されるオペレーティングシステムやユーティリ
ティを含むアプリケーションプログラムおよび処理デー
タなどを格納する。また、この実施形態の監視画像表示
装置の主要な処理部である監視画像表示制御部１０１お
よびポインティング画像選定部１０２は、このシステム
メモリ１２に格納されてＣＰＵ１１によって実行制御さ
れるアプリケーションプログラムとして構成される。こ
の監視画像表示制御部１０１およびポインティング画像
選定部１０２については後述する。
【００１６】磁気ディスクデバイス１３は、このシステ
ムの外部記憶となる大容量のメモリデバイスであり、各
種プログラムや処理データをシステムメモリ１２との間
で送受信する。
ムの外部記憶となる大容量のメモリデバイスであり、各
種プログラムや処理データをシステムメモリ１２との間
で送受信する。
【００１７】ディスプレイコントローラ１４は、監視画
像およびポインタ５を含む表示データをビデオメモリ１
４１に格納するとともに、このビデオメモリ１４１に格
納した表示データをＣＲＴディスプレイ装置１に表示制
御する。
像およびポインタ５を含む表示データをビデオメモリ１
４１に格納するとともに、このビデオメモリ１４１に格
納した表示データをＣＲＴディスプレイ装置１に表示制
御する。
【００１８】そして、ポインティングデバイス１５は、
ＣＲＴディスプレイ装置１の画面上の任意の位置を指定
するためのデバイスである。ここでは、ポインティング
デバイス１５として、たとえばマウスのような、ポイン
タ５の表示を伴なうタイプのデバイスを適用している。
ＣＲＴディスプレイ装置１の画面上の任意の位置を指定
するためのデバイスである。ここでは、ポインティング
デバイス１５として、たとえばマウスのような、ポイン
タ５の表示を伴なうタイプのデバイスを適用している。
【００１９】次に、監視画像表示制御部１０１およびポ
インティング画像選定部１０２の各処理部の動作原理に
ついて説明する。いま、ＣＲＴディスプレイ装置１上に
は、図３の（ａ）に示すように、マルチビューワ３によ
って合成された、カメラ群４により撮像された９つの監
視画像が同時に参照可能な画像が表示されているものと
する。また、ポインタ５は、画像９の表示領域上に表示
されているものとする。この状態で、ポインティングデ
バイス１５によって位置指定操作がなされると、監視画
像表示制御部１０１は、ポインティング画像選定部１０
２に、指定された位置、すなわち、ポインタ５が表示さ
れていた位置を表示領域に含む監視画像を選定させる。
９つの監視画像それぞれが合成画像中のどの領域に割り
当てられるかは、監視画像表示制御部１０１からマルチ
ビューワ３に対して通知される合成画像のレイアウト指
示によって決定されるものであり、ポインティング画像
選定部１０２は、予めこのレイアウト指示から９つの監
視画像それぞれの合成画像中での表示領域を求めて座標
情報として保持しておく。そして、ポインティング画像
選定部１０２は、ポインティングデバイス１５が出力す
る制御信号から指定された位置の座標を算出した後、こ
の算出した座標を表示領域に含む監視画像（この場合は
画像９）を選定する。監視画像の選定が完了すると、ポ
インティング画像選定部１０２は、その選定結果を監視
画像表示制御部１０１に返却する。
インティング画像選定部１０２の各処理部の動作原理に
ついて説明する。いま、ＣＲＴディスプレイ装置１上に
は、図３の（ａ）に示すように、マルチビューワ３によ
って合成された、カメラ群４により撮像された９つの監
視画像が同時に参照可能な画像が表示されているものと
する。また、ポインタ５は、画像９の表示領域上に表示
されているものとする。この状態で、ポインティングデ
バイス１５によって位置指定操作がなされると、監視画
像表示制御部１０１は、ポインティング画像選定部１０
２に、指定された位置、すなわち、ポインタ５が表示さ
れていた位置を表示領域に含む監視画像を選定させる。
９つの監視画像それぞれが合成画像中のどの領域に割り
当てられるかは、監視画像表示制御部１０１からマルチ
ビューワ３に対して通知される合成画像のレイアウト指
示によって決定されるものであり、ポインティング画像
選定部１０２は、予めこのレイアウト指示から９つの監
視画像それぞれの合成画像中での表示領域を求めて座標
情報として保持しておく。そして、ポインティング画像
選定部１０２は、ポインティングデバイス１５が出力す
る制御信号から指定された位置の座標を算出した後、こ
の算出した座標を表示領域に含む監視画像（この場合は
画像９）を選定する。監視画像の選定が完了すると、ポ
インティング画像選定部１０２は、その選定結果を監視
画像表示制御部１０１に返却する。
【００２０】監視画像表示制御部１０１は、この選定結
果をポインティング画像選定部１０２から受け取ると、
今度は、マルチビューワ３に対し、合成画像の出力に代
えてその選定された監視画像（この場合は画像９）のみ
の出力を指示する。
果をポインティング画像選定部１０２から受け取ると、
今度は、マルチビューワ３に対し、合成画像の出力に代
えてその選定された監視画像（この場合は画像９）のみ
の出力を指示する。
【００２１】これにより、ＣＴＲディスプレイ装置１上
には、図３の（ｂ）に示すように、ポインタ５が位置し
た画像９が全面にわたって表示されることになる。次
に、この図３の（ｂ）に示される、画像９が全面にわた
って表示された状態であって、図３の（ａ）と同じ位置
にポインタ５が表示された状態で、ポインティングデバ
イス１５によって位置指定操作がなされた場合を考え
る。
には、図３の（ｂ）に示すように、ポインタ５が位置し
た画像９が全面にわたって表示されることになる。次
に、この図３の（ｂ）に示される、画像９が全面にわた
って表示された状態であって、図３の（ａ）と同じ位置
にポインタ５が表示された状態で、ポインティングデバ
イス１５によって位置指定操作がなされた場合を考え
る。
【００２２】この場合、監視画像表示制御部１０１は、
ポインティング画像選定部１０２を呼び出すことはせ
ず、マルチビューワ３に対し、画像９のみの出力に代え
て合成画像の出力を指示する。
ポインティング画像選定部１０２を呼び出すことはせ
ず、マルチビューワ３に対し、画像９のみの出力に代え
て合成画像の出力を指示する。
【００２３】これにより、ＣＲＴディスプレイ装置１上
には、再び、図３の（ａ）に示すような、カメラ群４に
より撮像された９つの監視画像が同時に参照可能な画像
が表示されることになる。
には、再び、図３の（ａ）に示すような、カメラ群４に
より撮像された９つの監視画像が同時に参照可能な画像
が表示されることになる。
【００２４】ここで、図４を参照して、この実施形態の
監視画像表示装置の動作手順を説明する。図４は、この
実施形態の監視画像表示装置の動作手順を説明するため
のフローチャートである。
監視画像表示装置の動作手順を説明する。図４は、この
実施形態の監視画像表示装置の動作手順を説明するため
のフローチャートである。
【００２５】ポインティングデバイス１５により画面上
の任意の位置が指定されると（ステップＳ１）、監視画
像表示制御部１０１は、いま、拡大画像の表示中である
かどうか、すなわち、９つの監視画像の中のいずれか一
つを全面にわたって表示中かどうか判定し（ステップＳ
２）、拡大画像の表示中でない場合、すなわち、９つの
監視画像が参照可能な合成画像を表示中である場合（ス
テップＳ２のＮＯ）、ポインティング画像選定部１０２
に、指定された位置を表示領域に含む監視画像を選定さ
せる（ステップＳ３）。
の任意の位置が指定されると（ステップＳ１）、監視画
像表示制御部１０１は、いま、拡大画像の表示中である
かどうか、すなわち、９つの監視画像の中のいずれか一
つを全面にわたって表示中かどうか判定し（ステップＳ
２）、拡大画像の表示中でない場合、すなわち、９つの
監視画像が参照可能な合成画像を表示中である場合（ス
テップＳ２のＮＯ）、ポインティング画像選定部１０２
に、指定された位置を表示領域に含む監視画像を選定さ
せる（ステップＳ３）。
【００２６】ポインティング画像選定部１０２から選定
結果を受け取ると、監視画像表示制御部１０１は、今度
は、マルチビューワ３に対し、合成画像の出力に代えて
その選定された監視画像のみの出力を指示する（ステッ
プＳ４）。そして、監視画像表示制御部１０１は、マル
チビューワ３から出力される選定された監視画像を全画
面にわたって表示する（ステップＳ５）。
結果を受け取ると、監視画像表示制御部１０１は、今度
は、マルチビューワ３に対し、合成画像の出力に代えて
その選定された監視画像のみの出力を指示する（ステッ
プＳ４）。そして、監視画像表示制御部１０１は、マル
チビューワ３から出力される選定された監視画像を全画
面にわたって表示する（ステップＳ５）。
【００２７】一方、拡大画像の表示中であった場合、す
なわち、９つの監視画像の中のいずれか一つが全画面に
わたって表示中である場合（ステップＳ２のＹＥＳ）、
監視画像表示制御部１０１は、マルチビューワ３に対
し、そのいずれか一つの監視画像のみの出力に代えて合
成画像の出力を指示する（ステップＳ６）。そして、監
視画像表示制御部１０１は、マルチビューワ３から出力
される合成画像をＣＲＴディスプレイ装置１に表示する
（ステップＳ７）。
なわち、９つの監視画像の中のいずれか一つが全画面に
わたって表示中である場合（ステップＳ２のＹＥＳ）、
監視画像表示制御部１０１は、マルチビューワ３に対
し、そのいずれか一つの監視画像のみの出力に代えて合
成画像の出力を指示する（ステップＳ６）。そして、監
視画像表示制御部１０１は、マルチビューワ３から出力
される合成画像をＣＲＴディスプレイ装置１に表示する
（ステップＳ７）。
【００２８】このように、この実施形態の監視画像表示
装置によれば、拡大表示させる監視画像を指定するため
の専用の操作機器などを不要とし、かつ確実に拡大表示
させる監視画像を指定することが可能となる。
装置によれば、拡大表示させる監視画像を指定するため
の専用の操作機器などを不要とし、かつ確実に拡大表示
させる監視画像を指定することが可能となる。
【００２９】なお、この実施形態の監視画像表示装置で
は、ポインティングデバイス１５として、たとえばマウ
スのような、ポインタ５の表示を伴なうタイプのデバイ
スを適用しているが、たとえばタッチパネルなどのよう
な、ポインタ５の表示を伴なわないタイプのデバイスも
適用可能であり、この場合は、拡大表示させたい監視画
像に触れるといった位置指定操作が行なわれることにな
る。
は、ポインティングデバイス１５として、たとえばマウ
スのような、ポインタ５の表示を伴なうタイプのデバイ
スを適用しているが、たとえばタッチパネルなどのよう
な、ポインタ５の表示を伴なわないタイプのデバイスも
適用可能であり、この場合は、拡大表示させたい監視画
像に触れるといった位置指定操作が行なわれることにな
る。
【００３０】また、この監視画像の表示制御は、ソフト
ウェアにより実現されるため、コンピュータによって実
行させることのできるプログラムとして、フロッピィデ
ィスク、光ディスクおよび半導体メモリなどのコンピュ
ータ読み取り可能な記録媒体に格納して頒布することが
可能である。
ウェアにより実現されるため、コンピュータによって実
行させることのできるプログラムとして、フロッピィデ
ィスク、光ディスクおよび半導体メモリなどのコンピュ
ータ読み取り可能な記録媒体に格納して頒布することが
可能である。
【００３１】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれ
ば、従来のような別途必要となる拡大したい画面を指定
するための操作装置を不要として、その構成を簡単化す
ることができ、これにより、この専用の操作装置と複数
の監視画像との対応づけなどといった煩わしい管理を不
要とすることができる。
ば、従来のような別途必要となる拡大したい画面を指定
するための操作装置を不要として、その構成を簡単化す
ることができ、これにより、この専用の操作装置と複数
の監視画像との対応づけなどといった煩わしい管理を不
要とすることができる。
【図１】この発明の実施形態に係る監視画像表示装置の
機器構成図。
機器構成図。
【図２】同実施形態のパーソナルコンピュータ本体の概
略構成を示す図。
略構成を示す図。
【図３】同実施形態の監視画像表示装置の動作原理を説
明するための画面表示例を示す図。
明するための画面表示例を示す図。
【図４】同実施形態の監視画像表示装置の動作手順を説
明するためのフローチャート。
明するためのフローチャート。
【図５】従来のＩＴＶ監視装置の構成を示す図。
１…ＣＲＴディスプレイ装置 ２…パーソナルコンピュータ本体 ３…マルチビューワ ４…カメラ群 ５…ポインタ １１…ＣＰＵ １２…システムメモリ １３…磁気ディスクデバイス １４…ディスプレイコントローラ １５…ポインティングデバイス １０１…監視画像表示制御部 １０２…ポインティング画像選定部 １４１…ビデオメモリ
Claims (8)
- 【請求項１】 複数の監視画像を同一画面上に同時に表
示する第１の表示手段と、 前記複数の監視画像の中のいずれか一つを前記画面上に
全面にわたって表示する第２の表示手段と、 前記画面上の任意の位置を指定するポインティング手段
と、 前記第１の表示手段による監視画像の表示中に前記ポイ
ンティング手段により前記画面上の任意の位置が指定さ
れたときに、その指定された位置を表示領域に含む監視
画像を前記複数の監視画像の中から選定し、前記第１の
表示手段による監視画像の表示を終了させて、その選定
した監視画像を前記第２の表示手段により前記画面上に
全面にわたって表示させる表示制御手段とを具備するこ
とを特徴とする監視画像表示装置。 - 【請求項２】 前記表示制御手段は、前記第２の表示手
段による監視画像の表示中に前記ポインティング手段に
より前記画面上の任意の位置が指定されたときに、前記
第２の表示手段による監視画像の表示を終了させて、前
記複数の監視画像を前記第１の表示手段により同一画面
上に同時に表示させる手段を具備することを特徴とする
請求項１記載の監視画像表示装置。 - 【請求項３】 複数の監視画像を入力し、これらを同時
に参照可能な一つの画像を合成して出力する機能および
前記複数の監視画像の中のいずれか一つを出力する機能
を有するマルチビューワと、 前記マルチビューワが出力する画像を画面上に表示する
表示手段と、 前記画面上の任意の位置を指定するポインティング手段
と、 前記マルチビューワが合成画像を出力中に前記ポインテ
ィング手段により前記画面上の任意の位置が指定された
ときに、その指定された位置を表示領域に含む監視画像
を前記複数の監視画像の中から選定し、前記マルチビュ
ーワに合成画像の出力を終了させるとともに、その選定
した監視画像の出力を開始させる表示制御手段とを具備
することを特徴とする監視画像表示装置。 - 【請求項４】 前記表示制御手段は、前記マルチビュー
ワが前記選定した監視画像の表示中に前記ポインティン
グ手段により前記画面上の任意の位置が指定されたとき
に、前記マルチビューワに前記選定した監視画像の出力
を終了させるとともに、前記合成画像の出力を開始させ
る手段を具備することを特徴とする請求項３記載の監視
画像表示装置。 - 【請求項５】 複数の監視画像を同一画面上に同時に表
示する第１の表示手段と、前記複数の監視画像の中のい
ずれか一つを前記画面上に全面にわたって表示する第２
の表示手段と、前記画面上の任意の位置を指定するポイ
ンティング手段とを備えた監視画像表示装置に適用され
る監視画像表示方法であって、 前記第１の表示手段による監視画像の表示中に前記ポイ
ンティング手段により前記画面上の任意の位置が指定さ
れたときに、その指定された位置を表示領域に含む監視
画像を前記複数の監視画像の中から選定し、前記第１の
表示手段による監視画像の表示を終了させて、その選定
した監視画像を前記第２の表示手段により前記画面上に
全面にわたって表示させ、 前記第２の表示手段による監視画像の表示中に前記ポイ
ンティング手段により前記画面上の任意の位置が指定さ
れたときに、前記第２の表示手段による監視画像の表示
を終了させて、前記複数の監視画像を前記第１の表示手
段により同一画面上に同時に表示させることを特徴とす
る監視画像表示方法。 - 【請求項６】 複数の監視画像を入力し、これらを同時
に参照可能な一つの画像を合成して出力する機能および
前記複数の監視画像の中のいずれか一つを出力する機能
を有するマルチビューワと、前記マルチビューワが出力
する画像を画面上に表示する表示手段と、前記画面上の
任意の位置を指定するポインティング手段とを備えた監
視画像表示装置に適用される監視画像表示方法であっ
て、 前記マルチビューワが合成画像を出力中に前記ポインテ
ィング手段により前記画面上の任意の位置が指定された
ときに、その指定された位置を表示領域に含む監視画像
を前記複数の監視画像の中から選定し、前記マルチビュ
ーワに合成画像の出力を終了させるとともに、その選定
した監視画像の出力を開始させ、 前記マルチビューワが前記選定した監視画像の表示中に
前記ポインティング手段により前記画面上の任意の位置
が指定されたときに、前記マルチビューワに前記選定し
た監視画像の出力を終了させるとともに、前記合成画像
の出力を開始させることを特徴とする監視画像表示方
法。 - 【請求項７】 複数の監視画像を同一画面上に同時に表
示する第１の表示手段と、前記複数の監視画像の中のい
ずれか一つを前記画面上に全面にわたって表示する第２
の表示手段と、前記画面上の任意の位置を指定するポイ
ンティング手段とを備えた監視画像表示装置上で監視画
像を表示制御するためのプログラムであって、 前記第１の表示手段による監視画像の表示中に前記ポイ
ンティング手段により前記画面上の任意の位置が指定さ
れたときに、その指定された位置を表示領域に含む監視
画像を前記複数の監視画像の中から選定し、前記第１の
表示手段による監視画像の表示を終了させて、その選定
した監視画像を前記第２の表示手段により前記画面上に
全面にわたって表示させ、 前記第２の表示手段による監視画像の表示中に前記ポイ
ンティング手段により前記画面上の任意の位置が指定さ
れたときに、前記第２の表示手段による監視画像の表示
を終了させて、前記複数の監視画像を前記第１の表示手
段により同一画面上に同時に表示させるように前記監視
画像表示装置を動作させるプログラムを記録したコンピ
ュータ読み取り可能な記録媒体。 - 【請求項８】 複数の監視画像を入力し、これらを同時
に参照可能な一つの画像を合成して出力する機能および
前記複数の監視画像の中のいずれか一つを出力する機能
を有するマルチビューワと、前記マルチビューワが出力
する画像を画面上に表示する表示手段と、前記画面上の
任意の位置を指定するポインティング手段とを備えた監
視画像表示装置上で監視画像を表示制御するためのプロ
グラムであって、 前記マルチビューワが合成画像を出力中に前記ポインテ
ィング手段により前記画面上の任意の位置が指定された
ときに、その指定された位置を表示領域に含む監視画像
を前記複数の監視画像の中から選定し、前記マルチビュ
ーワに合成画像の出力を終了させるとともに、その選定
した監視画像の出力を開始させ、 前記マルチビューワが前記選定した監視画像の表示中に
前記ポインティング手段により前記画面上の任意の位置
が指定されたときに、前記マルチビューワに前記選定し
た監視画像の出力を終了させるとともに、前記合成画像
の出力を開始させるように前記監視画像表示装置を動作
させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能
な記録媒体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10263523A JP2000092483A (ja) | 1998-09-17 | 1998-09-17 | 監視画像表示装置および監視画像表示方法と監視画像表示装置を動作させるための記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10263523A JP2000092483A (ja) | 1998-09-17 | 1998-09-17 | 監視画像表示装置および監視画像表示方法と監視画像表示装置を動作させるための記録媒体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000092483A true JP2000092483A (ja) | 2000-03-31 |
Family
ID=17390729
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10263523A Pending JP2000092483A (ja) | 1998-09-17 | 1998-09-17 | 監視画像表示装置および監視画像表示方法と監視画像表示装置を動作させるための記録媒体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000092483A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006303989A (ja) * | 2005-04-21 | 2006-11-02 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 監視装置 |
| JP2007260390A (ja) * | 2006-03-03 | 2007-10-11 | Yuyama Manufacturing Co Ltd | 混注監査システム |
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| JP2010279738A (ja) * | 2006-03-03 | 2010-12-16 | Yuyama Manufacturing Co Ltd | 混注監査システム |
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-
1998
- 1998-09-17 JP JP10263523A patent/JP2000092483A/ja active Pending
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