JPH10336503A - 画像処理装置及び方法及び記憶媒体 - Google Patents

画像処理装置及び方法及び記憶媒体

Info

Publication number
JPH10336503A
JPH10336503A JP9146583A JP14658397A JPH10336503A JP H10336503 A JPH10336503 A JP H10336503A JP 9146583 A JP9146583 A JP 9146583A JP 14658397 A JP14658397 A JP 14658397A JP H10336503 A JPH10336503 A JP H10336503A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
receiving
video
generating
predetermined
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP9146583A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichiro Tanaka
賢一郎 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP9146583A priority Critical patent/JPH10336503A/ja
Priority to US08/995,394 priority patent/US6654060B1/en
Publication of JPH10336503A publication Critical patent/JPH10336503A/ja
Priority to US10/679,322 priority patent/US7355633B2/en
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Information Transfer Between Computers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 映像を受信して表示させる際において、表示
される映像に関する付加情報を多数の状況に適した状態
で合成表示させることのできる画像処理装置を提供す
る。 【解決手段】 所定の撮影手段で撮影された映像を受信
する受信手段と、前記受信手段により受信した映像に関
する付加画像を発生する発生手段と、前記受信手段によ
り受信した映像が所定のズーム倍率で撮影された場合に
は、前記映像と前記付加画像を合成して所定の表示手段
に表示させ、前記受信手段により受信した映像が所定の
ズーム倍率で撮影されていない場合には、前記映像と前
記付加画像を合成することなく前記所定の表示手段に表
示させる表示制御手段とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、映像を通信する映
像制御装置及び制御方法及び方法を記憶した記憶媒体に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、コンピュータに接続して制御可能
なカメラ、いわゆるコムカメラが登場している。
【0003】また、このコムカメラの遠隔地にあるクラ
イアント端末からコムカメラの動作を制御し、コムカメ
ラで撮影された静止画像、動画像をインターネット等を
介して受信することにより、クライアント端末側でモニ
タ表示できるシステムが開発されている。
【0004】これら画像は、ほぼリアルタイムに送信さ
れることができ、遠隔地の風景等を容易に見ることが可
能となっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来、
クライアント端末側でモニタ表示された映像を見ただけ
では、映像中の各オブジェクト(対象物)に関する情報
等を容易に知ることができなかった。
【0006】この問題を解決する為に、上記各オブジェ
クトに関する付加情報を表示画面上に合成する技術が考
えられつつある。
【0007】しかしながら、これらオブジェクトの注釈
を表示画面上に合成する方式には、未だ改善の余地があ
った。
【0008】本発明は、上記従来例に鑑みて成されたも
のであり、映像を受信して所定の表示手段に表示させる
際において、表示される映像に関する付加情報を多数の
状況に適した状態で合成表示させることを目的とする。
【0009】具体的には、前記映像の撮影条件に適した
方法で、前記映像中のオブジェクトに関する付加情報を
合成表示させることを目的とする。また、ユーザーの好
みに応じた方法で付加情報を合成表示させることを目的
とする。
【0010】また、上記オブジェクトに関する付加情報
を用いた使い勝手の良い映像表示を行うことを目的とす
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決する為
に本発明の請求項1に記載の画像処理装置によれば、所
定の撮影手段で撮影された映像を受信する受信手段と、
前記受信手段により受信した映像に関する付加画像を発
生する発生手段と、前記受信手段により受信した映像が
所定のズーム倍率で撮影された場合には、前記映像と前
記付加画像を合成して所定の表示手段に表示させ、前記
受信手段により受信した映像が所定のズーム倍率で撮影
されていない場合には、前記映像と前記付加画像を合成
することなく前記所定の表示手段に表示させる表示制御
手段とを有することを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明は、例えば情報ネットワー
クに接続されたコムカメラを、このカメラの遠隔地にあ
るクライアント端末から制御し、カメラで撮影されネッ
トワークを介して受信することにより、クライアント端
末側でモニタできるシステムに適用可能な技術である。
【0013】これに関する基本的な技術は、特願平8−
193729に開示されており、本発明の一部はこれを
応用するものである。
【0014】また、以下に説明する1実施の形態は遠隔
地のカメラで撮影された映像に対して、その映像を説明
する為の画像を合成するものであり、これに関する基本
的な技術は特願平9−755に開示されている。
【0015】以下の実施の形態において、特に説明しな
い場合については上記基本的な技術を適用するものとす
る。
【0016】(第1の実施の形態)以下、本発明の一例
となる実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0017】本実施の形態では、遠隔地のカメラサーバ
ー側(図1におけるコムカメラ101及びサーバー制御
装置102)が撮影して提供する映像を、ユーザー側の
クライアント端末(図1におけるクライアント制御装置
107)で参照する例について説明する。
【0018】特に、本実施の形態では、コムカメラ10
1が街の風景を撮影しており、撮影された映像の注釈
(文字列)を、この映像に合成させて表示する場合につ
いて説明する。
【0019】本発明は、カメラサーバー側と、カメラサ
ーバー側に対して少なくとも1つ以上のクライアント端
末、またそれらを接続するネットワークから構成される
システムに適用できる。以下、1つのカメラサーバーと
複数のクライアント端末を用いた場合のシステム構成を
図1を用いて詳細に説明する。
【0020】図1において、101は、カメラアングル
や撮像条件などを接続線101−aからの制御信号に基
づいて制御されることが可能なカメラ(コムカメラとす
る)である。このコムカメラ101は、撮影した映像の
データを接続線101−bを介してリアルタイムに出力
することが可能である。
【0021】102は、後述するクライアント制御装置
からネットワーク回線を介して送信された制御信号に基
づいてコムカメラを制御する為のサーバー制御装置であ
る。なお、コムカメラ101及びサーバー制御装置10
2を総称してカメラサーバーと呼ぶこともある。このサ
ーバー制御装置102はいわゆるパーソナルコンピュー
タ等が用いられる。
【0022】更にサーバー制御装置102は、コムカメ
ラ101から送信された映像を一旦受信し、ネットワー
ク回線を介して複数のクライアント制御装置に送信する
ことが可能である。
【0023】サーバー制御装置102の具体的な構成を
以下に説明する。
【0024】103は、コムカメラ101を接続線10
1−a(RS232Cインターフェース等)を介して制
御するカメラ制御手段である。カメラ制御手段103
は、後述するクライアント制御装置107から送信さ
れ、ネットワーク回線及び通信インターフェイス105
を介して入力されたカメラ制御情報を取得し、このカメ
ラ制御情報を解釈することによりコムカメラ101を制
御する。なお、本実施の形態でいうカメラ制御情報と
は、コムカメラ101を制御するために各装置間でやり
取りする必要のある情報を総称していう。
【0025】104は、コムカメラ101の撮影した映
像を接続線101−bを介して入力する、画像キャプチ
ャ装置等の映像入力手段である。
【0026】105は、ネットワーク回線を介して接続
された外部装置(クライアント制御装置107等)と画
像情報、音声情報、各種制御情報の通信を行なうことを
可能とするネットワークアダプタであり、通信インター
フェースと呼ぶ。
【0027】更に、サーバー制御装置102は、装置内
の各部の動作制御及び必要な演算を行うCPUやRO
M、RAM等の記憶装置を有しており、プログラムおよ
び各種パラメータ等を格納する。
【0028】106はワールドワイドウェッブサーバー
(以下、HTTPサーバーと呼ぶ)であり、クライアン
ト制御装置からの要求に応じて、インターネットのホー
ムページ等に必要な画像、音声情報を返答するものであ
る。
【0029】HTTPサーバー106は、コムカメラ1
01からの映像に対してこの映像に関する注釈(この映
像の説明或いはこの映像の状態等を表す文字または画
像)を合成する条件と、この注釈の画像、文字情報等を
保持している。
【0030】次に、上述したカメラサーバーからネット
ワーク回線を介して画像、音声情報を受信し、これら情
報に基づいて、インターネットのホームページを表示す
ることのできる各クライアント制御装置107につい
て、具体的に説明する。
【0031】107は、サーバー制御装置102から画
像情報、カメラ制御情報を取得し、各ユーザーからの操
作入力に応じて、適切な情報をモニタ表示できるクライ
アント制御装置である。
【0032】このクライアント制御装置107は、サー
バー制御装置102と同様、主にパーソナルコンピュー
タが用いられる。
【0033】クライアント制御装置107の主な構成を
説明する。
【0034】108は、通信インターフェイス105と
同様の機能を有するネットワークアダプタであり、通信
インターフェースとよぶ。通信インターフェイス108
は、ネットワーク回線上の外部装置と各種の情報を通信
することのできるものである。
【0035】109は、HTTPサーバーから出力され
たホームページに関する画像、音声情報を表示し、か
つ、サーバー制御装置102から送られてきたアプレッ
トプログラムを実行するウェブブラウザ(以下ブラウザ
とする)である。なお、実際は装置内のCPUと必要な
プログラム等を格納するROM或いはRAMを用いて上
記ブラウザの動作が行われる。
【0036】次に図1の各部を用いた通信動作の様子を
図2を用いて説明する。
【0037】図2において、まず、クライアント制御装
置107側のユーザーは、自分の装置のブラウザ109
を起動する。110は、ブラウザ109を起動した際に
インターネットのホームページを表示する為のディスプ
レイである。ブラウザ109を起動すると、ディスプレ
イ110には図2の様な画面が表示されるので、ユーザ
ーは110−bの位置に「http://www.foo.co.jp/」の
様な文字列(サーバー制御装置102のインターネット
アドレス)を入力することにより、サーバー制御装置1
02が発信するホームページを参照する。()
【0038】次にブラウザ109は、「www.foo.co.j
p」のアドレス、即ちサーバー制御装置102に接続
し、HTTPプロトコルを使用してテキスト情報をサー
バー制御装置102に要求する。()
【0039】サーバー制御装置102はブラウザ109
からの要求に応じて以下のテキスト情報をクライアント
に送信する。() <HTML> <HEAD> <TITLE>home page of www.foo.co.jp</TITLE> </HEAD> <BODY> Welcome to www.foo.co.jp <applet code=webview width=400 height=300> <param name=scope1 value="100,200,-100,100,600,1000"> <param name=message1 value="ESbuilding, 200,200"> </BODY> </HTML>
【0040】このテキスト情報内には、<applet>タグが
含まれている。このタグは、「この位置にアプレットを
表示せよ」ということを意味する。よって、ブラウザ1
09(クライアント制御装置107)はサーバー制御装
置102に再度接続し、「webview」という名前のアプ
レットを送信する様にサーバー制御装置102に依頼す
る。()
【0041】ここで、アプレットとは、javaコンパイラ
で作成される中間実行形式コードである。このアプレッ
トはサーバー制御装置102に蓄積されている。java対
応のブラウザ109は、このアプレットをサーバー制御
装置102からダウンロードして、ブラウザ109内で
実行することができる。()
【0042】サーバー制御装置102に蓄積してあるア
プレットはプラットフォーム非依存である。よってアプ
レットは様々なプラットホームで動作する。
【0043】このアプレットが、カメラ制御情報と合成
条件を比較した結果に基づいて、コムカメラ101から
の映像中の適切な位置にこの映像の注釈が合成され、こ
の合成画像が領域110−C内に表示される。()ま
た、ユーザーからの入力を受け付ける手段を提供する。
【0044】次に、サーバー制御装置102はアプレッ
トをクライアント制御装置107に返送する。そして、
クライアント制御装置107はこのアプレットを実行す
る。
【0045】以下、上記アプレットの動作手順、即ちC
PUの制御手順を図3を用いて説明する。
【0046】まず、ステップ301において、クライア
ント制御装置107に送信され、ブラウザが取得したテ
キスト情報の<param>タグを読み込む。
【0047】この<param>タグで記述している内容は、
カメラ情報(ズーム、パン、チルト)の範囲指定、カメ
ラ101のズーム、パン、チルトが上記の指定された範
囲内に来た場合にはクライアントのブラウザで表示する
メッセージ等がある。
【0048】なお、この項目は任意の数だけ記述するこ
とが可能である。複数の項目を記述する場合は、各タグ
に1から始まる通し番号を添字として加えることとす
る。
【0049】クライアント制御装置107のブラウザ1
09が取得したテキスト情報の例を以下に示す。
【0050】 <HTML> <HEAD> <TITLE>home page of www.foo.co.jp</TITLE> </HEAD> <BODY> Welcome to www.foo.co.jp <applet code=webview width=400 height=300> <param name=message1 value="ESBuilding"> <param name=panRange1 value="-100,100"> <param name=tiltRange1 value="0,100"> <param name=zoomRange1 value="1.0,1.2"> <param name=locate1 value="0,0"> <param name=message2 value="ABC Computer Company"> <param name=panRange2 value="-50,50"> <param name=tiltRange2 value="0,50"> <param name=zoomRange2 value="3.0,3.6"> <param name=locate2 value="5,0"> <param name=message3 value="Shoes shop"> <param name=panRange3 value="-100,0"> <param name=tiltRange3 value="0,100"> <param name=zoomRange3 value="1.0,1.2"> <param name=locate3 value="10,0"> </BODY> </HTML>
【0051】アプレットでは、以下のような命令で、<p
aram>タグの内容を取得することができる。
【0052】value = getParameter("message1");
【0053】この命令を実行すると、message1という名
前の<param>タグの値、即ち「ES Building」という
文字列が返り値として得られる。この命令を繰り返し
て、全ての<param>タグを取得する。
【0054】各タグの意味する内容の詳細を以下に述べ
る。
【0055】messageという名前のタグは、ユーザーに
提示するメッセージを表す。
【0056】panRangeという名前のタグは、カメラのパ
ンの範囲の最小値と最大値を表す。
【0057】tileRangeという名前のタグは、カメラの
チルトの範囲の最小値と最大値を表す。
【0058】zoomRangeという名前のタグは、カメラの
ズームの範囲の最小値と最大値を表す。
【0059】locateという名前のタグは、ズームが1倍
のときに、メッセージをスクリーンのどの部分にオーバ
レイして表示するかを表す。
【0060】ステップ302において、ステップ301
で取得したタグの内容を配列に初期化して格納する。
【0061】メッセージはmessageという名前の配列
に、パンの最小値はpanRangeMinという名前の配列に、
パンの最大値はpanRangeMaxという名前の配列に、チル
トの最小値はtiltRangeMinという名前の配列に、チルト
の最大値はtiltRangeMaxという名前の配列に、ズームの
最小値はzoomRangeMinという名前の配列に、ズームの最
大値はzoomRangeMaxという名前の配列に、メッセージの
x座標(ズーム1のとき)をlocateXという名前の配列
に、メッセージのy座標(ズーム1のとき)をlocateYと
いう名前の配列に格納する。
【0062】その際、message0は0番目の要素に、mes
sage1は1番目の要素として格納する。
【0063】以下、値が配列に格納された様子を示す。
【0064】 message〔0〕 = "ESBuilding" message〔1〕 = "ABC Computer Company" message〔2〕 = "Shoes shop" ..... panRangeMin〔0〕 = -100 panRangeMin〔1〕 = -50 panRangeMin〔2〕 = -100 ..... panRangeMax〔0〕 = 100 panRangeMax〔1〕 = 50 panRangeMax〔2〕 = 100
【0065】次に、ステップ303において、ユーザー
インタフェースを生成する。
【0066】ここで、図4にユーザーインタフェースの
例を示しておく。図中、401は映像表示領域であり、
サーバー制御装置102から送られてきた画像を表示す
る領域である。402は、サーバーにあるカメラのパン
を制御するスライダバーである。403は、サーバーに
あるカメラのチルトを制御するスライダバーである。4
04は、サーバーにあるカメラのズームを制御するスラ
イダバーである。また、405は、映像中の各対象物の
注釈を画像領域にオーバレイして表示するか否かを選択
するためのトグルボタンである。なお、映像中の各対象
物の注釈を画像領域にオーバレイして表示する場合をメ
ッセージ表示モードと呼ぶこととする。
【0067】次に、図3のステップ304において、ユ
ーザーからのイベントがあるか否かをチェックする。こ
こでイベントがなかった場合には、ステップ309へ進
む。イベントあった場合はステップ305へ進む。
【0068】ステップ305では、ステップ304で検
出したイベントが、トグルボタンを押下したイベントで
あったか否かをチェックする。トグルボタン押下イベン
トであった場合には、ステップ306へ進む。その他の
イベントである場合にはステップ307へ進む。
【0069】ステップ306では、トグルボタンの状態
に応じ、メッセージ表示モードに設定する。具体的には
トグルボタンが選択状態であった場合には、メッセージ
表示モードの設定をONにする。選択状態でない場合
は、メッセージ表示モードの設定をOFFにする。
【0070】ステップ307では、ステップ304で検
出したイベントが、402〜404のどのスライダバー
を操作したイベントかを検出し、操作されたスライダバ
ーの現在値を取得すると共にステップ308に進む。
【0071】ステップ308では、ステップ307で取
得されたスライダーバー402〜404が示す値を、通
信インタフェース108及び105を介して、カメラ制
御手段103へ送信する。例えば、チルトスライダバー
403をユーザーが操作した場合において、その値が1
00であれば、ステップ304、305、307、30
8を経て、「チルト=100」というカメラ制御情報が
カメラ制御手段103へ送信されることになる。
【0072】カメラ制御手段103はカメラ101が
「チルト=100」の向きになる様にコムカメラ101
の向きを変更させる。
【0073】ステップ309では、映像入力手段104
が取得した撮影画像データを、通信インターフェース1
05及び108を介して取得する。この撮影画像データ
は、コムカメラ101で撮像された映像の1コマ分に対
応する画像データである。
【0074】本実施の形態では、サーバー制御装置から
は、各クライアント制御装置107に一定時間(例えば
1秒)おきに撮影画像データを送信することとする。よ
って、各クライアント制御装置107の領域401に表
示される映像は、コマ数の少ない動画像となる。なお、
本発明はこれに限らず、一定期間毎に撮影画像データを
送信せず、必要に応じてユーザーから映像受信の指示を
行うようにすれば、通信データ量を減少できる。一方、
高速通信できるネットワーク回線を用いて撮影画像デー
タを通信できるシステムならば、数十コマ/秒で映像を
送信することにより、完全な動画を表示することもでき
る。
【0075】ステップ310では、カメラ制御手段10
3がコムカメラ101の方から取得したカメラ制御情報
を、通信インターフェース105及び108を介して取
得する。このカメラ制御情報は、現在のコムカメラ10
1の向き(パン、チルト)、ズームの設定値である。
【0076】例えば、「ズーム=1、パン=30、チル
ト=100」といった値が得られる。
【0077】これは、「現在のコムカメラ101は、ズ
ーム=1、パン=30、チルト=100という状態にあ
る」ことを意味している。
【0078】次にステップ311では、メッセージ表示
モードの設定を調べる。もしメッセージ表示モードがO
Nに設定されていれば、ステップ312へ進み、そうで
ない場合にはステップ314へ進む。
【0079】ステップ312では、ステップ310で取
得したカメラ制御情報と、ステップ302で初期化した
配列を比較して、現在のカメラ情報にマッチする項目を
検索する。
【0080】例えば、1番目の項目は、以下に示すよう
「パンの値が-100〜100まで、チルトの値が0〜200ま
で、ズームの値が1.0〜1.2まで」という条件である。
【0081】 <param name=message1 value="ESBuilding"> <param name=panRange1 value="-100,100"> <param name=tiltRange1 value="0,100"> <param name=zoomRange1 value="1.0,1.2"> <param name=locate1 value="0,0">
【0082】今、現在のカメラ位置が、「パン=10、チ
ルト=20、ズーム=1.1」であった場合、1番目の項目
に記述された条件と一致する。
【0083】また、ステップ310で取得したカメラ情
報の値によっては、項目が1つも一致しないこともあり
得る。その場合はステップ314へ進み、CPUはメッ
セージを合成することなく、受信した映像のみを図4の
映像表示領域401にそのまま表示させる。もし1つで
も一致する項目があった場合にはステップ313へ進
む。
【0084】ステップ313では、ステップ302で初
期化した配列から、メッセージ(映像の注釈)を取得す
る。CPUは、そのメッセージとステップ309で取得
した撮影画像データとを合成して、図4の映像表示領域
401に表示させる。
【0085】メッセージを表示する座標は以下の手順及
び計算により求める。 手順1:先ず、条件範囲の中心位置を求め、そこへ差分
を加える x1=(panRangeMax+pamRangeMin)/2+locateX y1=(tiltRangeMax+tiltRangeMin)/2+locateY 手順2:現在のパン、チルト値(ステップ308で取得
した値)との差分をとる x2 = x1-panValue panValue=現在のパンの値 y2 = y1-tiltValue tiltValue=現在のチルトの値 手順3:現在のズーム値(ステップ308で取得した
値)を掛け合わせる x3 = x2 * zoomValue zoomValue=現在のズームの値 y3 = y2 * zoomValue 手順4:スクリーンの中央の座標から、この手順3で求
めた値との差分を取るそして、その位置にメッセージが
来るように表示する。
【0086】例えば、先に示した「パンの値が-100〜10
0まで、チルトの値が0〜200まで、ズームの値が1.0〜1.
2まで」という条件を有する1番目の項目の場合、手順
1より、以下の値が求まる。
【0087】x1 = (100-(-100)/2+0 = 0 y1 = (100-0)/2+0 = 50
【0088】手順2より、以下の値が求まる。
【0089】x2 = x1 - 10 = -10 y2 = y1 - 20 = 30
【0090】手順3より、以下の値が求まる。
【0091】x3 = x2 * 1.1 = -11 y3 = y2 * 1.1 = 33
【0092】よって、映像を表示したスクリーンの中央
から、-11,33という座標で表される場所に「E SBuil
ding」という文字列を合成表示すれば良い。
【0093】図5(a)にその時のユーザーインタフェ
ースの様子を、更に、図5(b)に現在のカメラの向き
とズームが、「パン=10、チルト=20、ズーム=1.1」
となった場合、即ち図5(a)に示される状態からズー
ム値のみを変化させた場合の様子を示す。
【0094】図5では、パン、チルト、ズーム等の映像
の表示状態(カメラの撮影状態)に応じて、表示される
映像(各オブジェクト)の注釈を表示するか否か、或い
は表示位置を自動的に判別して合成表示することができ
るので、カメラの撮影範囲、ズーム倍率に応じた映像の
注釈を表示できる。
【0095】特に、本実施の形態はズーム倍率に応じて
所定の注釈を合成表示するか否かを決定する様にしてい
るので、例えば図5(b)に表示された注釈「ABC Comp
uterCompany」の様に、ある程度オブジェクトが大きく
表示されないと役に立たない注釈を、必要に応じて適切
に合成表示させることができる。また、逆にある程度オ
ブジェクトが小さく表示されないと役に立たない注釈
も、必要に応じて適切に合成表示させることができる。
【0096】なお、本発明は上記実施の形態の様に映像
のズーム倍率に応じて各注釈を合成するか否かを選択す
る場合に限らず、映像のズーム倍率に応じて各注釈の大
きさを変化させても良い。具体的には、注釈「ABC Comp
uter Company」は図5(a)においては表示されていな
かったが、変形例としては図5(a)の場合には図5
(b)よりもフォントサイズの小さい「ABC Computer C
ompany」の注釈を表示する様にしても良い。
【0097】また、上述の実施の形態は撮影された映像
のズーム倍率に応じて各注釈の合成を表示するものであ
ったが、本発明はこれに限らず、映像内の各オブジェク
ト(対象物)の大きさに基づいて注釈の合成を制御する
様にしても良い。例えば、コムカメラの位置が移動可能
な場合には、所定のオブジェクトを撮影した際のズーム
倍率が同じであっても、映像中のこのオブジェクトの大
きさが異なる可能性がある。よって、基準の大きさと比
較した所定のオブジェクトの大きさに応じて注釈の合成
を制御する場合も本発明に含まれる。
【0098】(第2の実施の形態)本実施の形態では、
第1の実施の形態と同様に、遠隔地のカメラサーバーか
ら取得した映像に、文字情報をオーバレイして表示する
場合を例に説明する。
【0099】ただし、ユーザーの選択に応じて、異なる
形態のメッセージ(オブジェクトの注釈)を表示できる
点が、第1の実施の形態とは異なる。本実施の形態で
は、メッセージを日本語で表示するか、英語で表示する
かを選択できる例を説明する。
【0100】上記形態を選択できる操作部を有するユー
ザーインタフェースを図6に示す。
【0101】本実施の形態を実現するためには、第1の
実施の形態に対して以下の様な変更を行なう。
【0102】先ず、サーバー制御装置102に蓄積され
るテキスト情報を以下の様に変更する。
【0103】 <applet code=webview width=400 height=300> <param name=messageJ1 value="ES ビル"> <param name=messageE1 value="ESBuilding"> <param name=panRange1 value="-100,100"> <param name=tiltRange1 value="0,100"> <param name=zoomRange1 value="1.0,1.2"> <param name=locate1 value="0,0">
【0104】第1の実施の形態の説明における、サーバ
ー制御装置102から取得するテキスト情報が変更され
たため、図3のステップ301において、<param>タグ
を取得したルーチンを変更する。具体的には、以下のよ
うに変更する。
【0105】第1の実施の形態: value = getParameter("message1"); 本実施の形態: Jvalue = getParameter("messageJ1"); // 日本語メッ
セージ Evalue = getParameter("messageE1"); // 英語メッセ
ージ
【0106】ステップ302においては、複数のメッセ
ージに対応する様に配列を用意する。
【0107】ステップ303においては、図4の表示例
に加えて「メッセージを日本語で表示するか、英語で表
示するか」選択する為のパネル406も作成する。
【0108】ステップ305においては、第1の実施の
形態と同様にメッセージの表示/非表示の切り替えのイ
ベントがあったか否かをチェックし、このイベントがあ
り、かつ非表示から表示への切り替えがあった場合につ
いては、更にパネル406で英語/日本語モードのどち
らが選択されているかのチェックも行ない、それに応じ
て、306でメッセージ表示モードを設定する。
【0109】ステップ313においては、「現在、英語
モード/日本語モードのどちらが選択されているか」を
判断し、それに応じたメッセージを合成して表示する。
【0110】以上の変更により、メッセージを日本語の
形態で表示するか、英語の形態で表示するか、ユーザー
がマニュアル選択できる。
【0111】なお、本実施の形態では、日本語と英語表
示の切替えについて述べたが、本発明はこれに限らず、
「3つ以上の言語から1つを選択」、「子供用メッセー
ジ、大人用メッセージの選択」、「初級者用、中級者
用、上級者用メッセージの選択」する場合等も本発明に
含まれる。
【0112】更には、「表示された所定のオブジェクト
の注釈を画像で表示するか文字で表示するかを選択」、
「注釈を音声で出力するか画像、文字で出力するかを選
択」する場合等も本発明に含まれる。即ち、本実施の形
態は、カメラから映像を撮影する条件或いはディスプレ
イ110への映像の表示条件に応じて、映像中の所定の
オブジェクトの注釈を報知する形態を、複数形態から選
択できる。
【0113】(第3の実施の形態)本実施の形態では、
第1の実施の形態と同様に、遠隔地のカメラサーバーか
ら取得した映像に、文字情報をオーバレイして表示する
例について図7を用いて説明する。
【0114】ただし、映像表示領域401に対してユー
ザーがクリック等の動作を行なうと、別のホームページ
(具体的には、オブジェクトの注釈が固有の名称である
場合であって、固有の名称を有する団体等が提供してい
るインターネットのホームページ)に自動的に移動する
点が、第1の実施の形態と異なる。
【0115】本実施の形態では、映像表示領域401の
注釈(例えば、「E SBuilding」)の部分をクリック
すると、「E SBuilding」が提供するインターネット
のホームページを映像表示領域401に表示する。
【0116】本実施の形態を実現するためには、第1の
実施の形態に対して以下の様な変更を行なう。
【0117】まず、サーバー制御装置102に蓄積して
あるテキスト情報を以下の様に更新する。
【0118】 <applet code=webview width=400 height=300> <param name=messageJ1 value="ES ビル"> <param name=messageE1 value="ESBuilding"> <param name=panRange1 value="-100,100"> <param name=tiltRange1 value="0,100"> <param name=zoomRange1 value="1.0,1.2"> <param name=locate1 value="0,0"> <param name=nextlink1 value="http://www.es.com/">
【0119】第1の実施の形態の説明における、サーバ
ー制御装置102から取得するテキスト情報が変更され
たため、図7においては図3のステップ301におい
て、<param>タグを取得したルーチンに、次のリンク先
を取得するルーチンを追加する。具体的には、以下のイ
ンストラクションを追加する。以下図7において図3と
同様のステップについては同じ符号を割り当てて説明
し、異なる部分を詳細に説明する。
【0120】link = getParameter("nextlink1");
【0121】ここで変数linkには、次の移動先であるホ
ームページのアドレス、即ち「http://www.es.com」が
格納される。
【0122】また、図7のステップ302では、次のリ
ンク先を格納する配列を追加する。
【0123】また、図7のステップ307において、ユ
ーザーからのイベントが「カメラ制御イベント」である
か否かチェックする。その結果、「カメラ制御イベン
ト」でない場合には、「映像表示領域上のイベント」か
否かチェックする。なお、ステップ316、317以外
の処理は第1の実施の形態と同様である。
【0124】もし、ステップ316において「映像表示
領域上をクリックするイベント」でなかった場合、ステ
ップ309へ進む。
【0125】もし、ステップ316において「映像表示
領域上をクリックするイベント」であった場合、まず、
映像表示領域401において、ポインティングデバイス
(マウス)でクリックされたX座標とY座標を取得す
る。
【0126】もし、この座標が、表示しているメッセー
ジから所定の距離内であった場合には、ステップ317
に進み、ステップ302で格納したメッセージに対応す
るアドレスのホームページを受信、表示する。なお、メ
ッセージの座標は、第1の実施の形態で述べた手順によ
り求められる。
【0127】もし、ステップ316において「映像表示
領域上をクリックするイベント」であったにもかかわら
ず、この座標が、表示されているメッセージから所定の
距離内に無い場合には、ステップ309へ進む。
【0128】以上の様に動作させることにより、映像表
示領域401にメッセージが表示されているとき、メッ
セージの近傍をマウスでクリックすると、そのメッセー
ジに関連付けられたホームページを新たに表示すること
が可能となる。よって、カメラからリアルタイムで撮影
された映像の内でユーザーが興味を持つオブジェクトに
関するホームページを、速やかに表示することができ、
使い勝手の良い撮影画像表示装置を提供することができ
る。
【0129】(変形例)なお、本発明は、複数の機器
(例えばホストコンピュータ、インタフェース機器、リ
ーダ、プリンタ等)から構成されるシステムの1部とし
て適用しても、1つの機器(たとえば複写機、ファクシ
ミリ装置)からなる装置の1部に適用してもよい。
【0130】また、本発明は上記実施の形態を実現する
ための装置及び方法のみに限定されるものではなく、上
記システム又は装置内のコンピュータ(CPUあるいはMP
U)に、上記実施の形態を実現するためのソフトウエア
のプログラムコードを供給し、このプログラムコードに
従って上記システムあるいは装置のコンピュータが上記
各種デバイスを動作させることにより上記実施の形態を
実現する場合も本発明の範疇に含まれる。
【0131】またこの場合、前記ソフトウエアのプログ
ラムコード自体が上記実施の形態の機能を実現すること
になり、そのプログラムコード自体、及びそのプログラ
ムコードをコンピュータに供給するための手段、具体的
には上記プログラムコードを格納した記憶媒体は本発明
の範疇に含まれる。
【0132】この様なプログラムコードを格納する記憶
媒体としては、例えばフロッピーディスク、ハードディ
スク、光ディスク、光磁気ディスク、CD-ROM、磁気テー
プ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることがで
きる。
【0133】また、上記コンピュータが、供給されたプ
ログラムコードのみに従って各種デバイスを制御するこ
とにより、上記実施の形態の機能が実現される場合だけ
ではなく、上記プログラムコードがコンピュータ上で稼
働しているOS(オペレーティングシステム)、あるいは他
のアプリケーションソフト等と共同して上記実施の形態
が実現される場合にもかかるプログラムコードは本発明
の範疇に含まれる。
【0134】更に、この供給されたプログラムコード
が、コンピュータの機能拡張ボードやコンピュータに接
続された機能拡張ユニットに備わるメモリに格納された
後、そのプログラムコードの指示に基づいてその機能拡
張ボードや機能格納ユニットに備わるCPU等が実際の処
理の一部または全部を行い、その処理によって上記実施
の形態が実現される場合も本発明の範疇に含まれる。
【0135】なお、以上の実施の形態でいう注釈或いは
メッセージとは、各オブジェクトの説明に限らず、各オ
ブジェクトの関係者からのメッセージや、各オブジェク
トに関するインターネット或いは電子メール等のアドレ
スや、実際にオブジェクトが存在する位置、各オブジェ
クトに関する変動する情報等を含む。
【0136】例えば、映像表示領域401内のオブジェ
クトに空があれば、天候(変動する情報)をこのオブジ
ェクトの注釈としても良い。また、オブジェクトが企業
のビル等であれば、この企業からのメッセージ、企業
名、企業の有するアドレス等を注釈とすることができ
る。また、オブジェクトが住宅地であれば、その住宅地
の住所を注釈とすることができる。
【0137】以上説明した様に本発明によれば、カメラ
サーバーから与えられる映像だけではなく、その映像に
関するメッセージを、カメラの撮影条件或いはディスプ
レイへの表示条件に応じて、適切に合成して表示するこ
とが可能となる。
【0138】また、ユーザーがメッセージを合成して表
示するか否かの選択ができるようになるので、ユーザー
の好みに応じてメッセージを合成することが可能とな
る。
【0139】また、同一オブジェクトに対して複数の形
態のメッセージを用意することで、ユーザーの多様な要
求に応じて、適切なメッセージを選択できるようにな
る。
【0140】また、表示中のオブジェクトに合成された
メッセージをクリックした場合に、そのメッセージに関
連するアドレスのホームページを表示することができる
ので、映像表示領域401内に企業の名称等のメッセー
ジがあれば、企業のホームページへのリンクを埋め込む
ことができ、使い勝手の良い撮影画像表示装置を提供す
ることができる。
【0141】
【発明の効果】以上説明した様に本発明によれば、映像
を受信して表示させる際において、映像を撮影したズー
ム倍率に応じて付加画像(本実施の形態におけるメッセ
ージ或いは注釈に相当)を合成して表示するか否かを選
択するので、表示される映像に関する付加情報を多数の
状況に適した状態で合成表示させることのできる。
【0142】具体的には、映像を撮影したズーム倍率に
応じて、前記映像中のオブジェクトに関する付加情報を
合成表示させることができる。また、合成表示される付
加情報の表示形態を選択できるのでユーザーの好みに応
じて付加情報を合成表示させることができる。
【0143】また、合成表示される付加情報を、他のネ
ットワーク端末から画像を受信する操作を開始する為の
リンク画像とするので、使い勝手の良い映像表示を行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態を説明するためのシステム構
成図
【図2】第1の実施の形態の動作の概略を説明する動作
手順図
【図3】第1の実施の形態の動作手順を説明するフロー
チャート
【図4】第1の実施の形態のアプレットのユーザーイン
タフェース
【図5】第1の実施の形態において、映像とメッセージ
を合成した様子を示す図
【図6】第2の実施の形態の動作時の様子を示す図
【図7】第3の実施の形態の動作手順を説明するフロー
チャート
【符号の説明】
101 コムカメラ 102 サーバー制御装置 107 クライアント制御装置

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の撮影手段で撮影された映像を受信
    する受信手段と、 前記受信手段により受信した映像に関する付加画像を発
    生する発生手段と、 前記受信手段により受信した映像が所定のズーム倍率で
    撮影された場合には、前記映像と前記付加画像を合成し
    て所定の表示手段に表示させ、前記受信手段により受信
    した映像が所定のズーム倍率で撮影されていない場合に
    は、前記映像と前記付加画像を合成することなく前記所
    定の表示手段に表示させる表示制御手段とを有すること
    を特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記映像に関する付加画像は、該映像内
    の各オブジェクトに対する注釈であることを特徴とする
    請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記注釈は、前記オブジェクトの位置を
    示す情報であることを特徴とする請求項2に記載の画像
    処理装置。
  4. 【請求項4】 前記注釈は、前記オブジェクトの関係者
    からのメッセージであることを特徴とする請求項2に記
    載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 前記注釈は、前記オブジェクトに関する
    変動する情報であることを特徴とする請求項2に記載の
    画像処理装置。
  6. 【請求項6】 更に前記所定の表示手段を有することを
    特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  7. 【請求項7】 前記映像は静止画像であることを特徴と
    する請求項1に記載の画像処理装置。
  8. 【請求項8】 前記映像は動画像であることを特徴とす
    る請求項1に記載の画像処理装置。
  9. 【請求項9】 前記表示制御手段は、前記ズーム倍率だ
    けでなく前記受信手段により受信した映像が所定の撮影
    角度で撮影されたか否かに基づいて、前記映像と前記付
    加画像を合成するか否かを選択することを特徴とする請
    求項1に記載の画像処理装置。
  10. 【請求項10】 所定の撮影手段で撮影された映像を受
    信する受信ステップと、 前記受信ステップで受信した映像に関する付加画像を発
    生する発生ステップと、 前記受信ステップで受信した映像が所定のズーム倍率で
    撮影された場合には、前記映像と前記付加画像を合成し
    て所定の表示手段に表示させ、前記受信ステップで受信
    した映像が所定のズーム倍率で撮影されていない場合に
    は、前記映像と前記付加画像を合成することなく前記所
    定の表示手段に表示させる表示制御ステップとを有する
    ことを特徴とする画像処理方法。
  11. 【請求項11】 所定の撮影手段で撮影された映像を受
    信する受信ステップと、 前記受信ステップで受信した映像に関する付加画像を発
    生する発生ステップと、 前記受信ステップで受信した映像が所定のズーム倍率で
    撮影された場合には、前記映像と前記付加画像を合成し
    て所定の表示手段に表示させ、前記受信ステップで受信
    した映像が所定のズーム倍率で撮影されていない場合に
    は、前記映像と前記付加画像を合成することなく前記所
    定の表示手段に表示させる表示制御ステップとを有する
    制御プログラムをコンピュータから読み出し可能な状態
    に記憶した記憶媒体。
  12. 【請求項12】 所定の撮影手段で撮影された映像を受
    信する受信手段と、 前記受信手段により受信した映像に合成して表示される
    べき付加画像を発生する発生手段と、 前記受信手段により受信した映像中の所定の対象物の大
    きさに応じて、前記発生手段による前記付加画像の発生
    を制御する制御手段を有することを特徴とする画像処理
    装置。
  13. 【請求項13】 所定の撮影手段で撮影された映像を受
    信する受信ステップと、 前記受信ステップで受信した映像に合成して表示される
    べき付加画像を発生する発生ステップと、 前記受信ステップで受信した映像中の所定の対象物の大
    きさに応じて、前記発生ステップにおける前記付加画像
    の発生を制御する制御ステップを有することを特徴とす
    る画像処理方法。
  14. 【請求項14】 所定の撮影手段で撮影された映像を受
    信する受信ステップと、 前記受信ステップで受信した映像に合成して表示される
    べき付加画像を発生する発生ステップと、 前記受信ステップで受信した映像中の所定の対象物の大
    きさに応じて、前記発生ステップにおける前記付加画像
    の発生を制御する制御ステップを有する制御プログラム
    をコンピュータから読み出し可能な状態で記憶した記憶
    媒体。
  15. 【請求項15】 所定の撮影手段で撮影された映像を受
    信する受信手段と、 前記受信手段により受信した映像に合成して表示される
    べき付加画像を発生する発生手段と、 前記受信手段により受信した映像の撮影条件に応じて、
    前記発生手段による前記付加画像の発生を制御する制御
    手段とを有し、 前記付加画像は、他のネットワーク端末から画像を受信
    する動作を開始させる為のリンク画像であることを特徴
    とする画像処理装置。
  16. 【請求項16】 前記所定の撮影条件には、撮影角度を
    含むことを特徴とする請求項15に記載の画像処理装
    置。
  17. 【請求項17】 前記所定の撮影条件には、ズーム倍率
    を含むことを特徴とする請求項15に記載の画像処理装
    置。
  18. 【請求項18】 前記付加画像は、該映像内の各オブジ
    ェクトに対する注釈であることを特徴とする請求項15
    に記載の画像処理装置。
  19. 【請求項19】 所定の撮影手段で撮影された映像を受
    信する受信ステップと、 前記受信ステップで受信した映像に合成して表示される
    べき付加画像を発生する発生ステップと、 前記受信ステップで受信した映像の撮影条件に応じて、
    前記発生ステップにおける前記付加画像の発生を制御す
    る制御ステップとを有し、 前記付加画像は、他のネットワーク端末から画像を受信
    する操作を開始する為のリンク画像であることを特徴と
    する画像処理方法。
  20. 【請求項20】 所定の撮影手段で撮影された映像を受
    信する受信ステップと、 前記受信ステップで受信した映像に合成して表示される
    べき付加画像を発生する発生ステップと、 前記受信ステップで受信した映像の撮影条件に応じて、
    前記発生ステップにおける前記付加画像の発生を制御す
    る制御ステップとを有し、 前記付加画像は、他のネットワーク端末から画像を受信
    する操作を開始する為のリンク画像であることを特徴と
    する、上記全ステップを有する制御プログラムをコンピ
    ュータから読み出し可能な状態に記憶した記憶媒体。
  21. 【請求項21】 所定の撮影手段で撮影された映像を受
    信する受信手段と、 前記受信手段により受信した映像に合成して表示される
    べき、互いに異なる複数形態の付加画像を発生する発生
    手段と、 前記受信手段により受信した映像の撮影条件に基づい
    て、前記発生手段により、前記複数形態から選択された
    1形態に対応する付加画像を発生する制御手段とを有す
    ることを特徴とする画像処理装置。
  22. 【請求項22】 前記所定の撮影条件には、撮影角度を
    含むことを特徴とする請求項21に記載の画像処理装
    置。
  23. 【請求項23】 前記所定の撮影条件には、ズーム倍率
    を含むことを特徴とする請求項21に記載の画像処理装
    置。
  24. 【請求項24】 前記付加画像は、該映像内の各オブジ
    ェクトに対する注釈であることを特徴とする請求項21
    に記載の画像処理装置。
  25. 【請求項25】 所定の撮影手段で撮影された映像を受
    信する受信ステップと、 前記受信ステップで受信した映像に合成して表示される
    べき、互いに異なる複数形態の付加画像を発生する発生
    ステップと、 前記受信ステップで受信した映像の撮影条件に基づい
    て、前記発生ステップにおいて前記複数形態から選択さ
    れた1形態に対応する付加画像を発生する制御ステップ
    とを有することを特徴とする画像処理方法。
  26. 【請求項26】 所定の撮影手段で撮影された映像を受
    信する受信ステップと、 前記受信ステップで受信した映像に合成して表示される
    べき、互いに異なる複数形態の付加画像を発生する発生
    ステップと、 前記受信ステップで受信した映像の撮影条件に基づい
    て、前記発生ステップにおいて前記複数形態から選択さ
    れた1形態に対応する付加画像を発生する制御ステップ
    とを有する制御プログラムをコンピュータから読み出し
    可能な状態に記憶した記憶媒体。
JP9146583A 1997-01-07 1997-06-04 画像処理装置及び方法及び記憶媒体 Withdrawn JPH10336503A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9146583A JPH10336503A (ja) 1997-06-04 1997-06-04 画像処理装置及び方法及び記憶媒体
US08/995,394 US6654060B1 (en) 1997-01-07 1997-12-22 Video-image control apparatus and method and storage medium
US10/679,322 US7355633B2 (en) 1997-01-07 2003-10-07 Video-image control apparatus and method with image generating mechanism, and storage medium containing the video-image control program

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9146583A JPH10336503A (ja) 1997-06-04 1997-06-04 画像処理装置及び方法及び記憶媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10336503A true JPH10336503A (ja) 1998-12-18

Family

ID=15410993

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9146583A Withdrawn JPH10336503A (ja) 1997-01-07 1997-06-04 画像処理装置及び方法及び記憶媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10336503A (ja)

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000287110A (ja) * 1999-03-31 2000-10-13 Ricoh Co Ltd デジタルカメラ装置の制御システム
JP2001128153A (ja) * 1999-10-29 2001-05-11 Ricoh Co Ltd デジタルカメラおよびデジタルカメラシステム
WO2002013019A1 (fr) * 2000-08-02 2002-02-14 Hiromune Kaneki Procede d'affichage d'informations supplementaires et support enregistre d'affichage d'informations supplementaires
JP2002290611A (ja) * 2001-03-28 2002-10-04 Minolta Co Ltd 携帯機器
EP1940171A2 (en) 2006-12-28 2008-07-02 Canon Kabushiki Kaisha Monitoring apparatus and registration method thereof
US8102457B1 (en) 1997-07-09 2012-01-24 Flashpoint Technology, Inc. Method and apparatus for correcting aspect ratio in a camera graphical user interface
US8127232B2 (en) 1998-12-31 2012-02-28 Flashpoint Technology, Inc. Method and apparatus for editing heterogeneous media objects in a digital imaging device
US9083891B2 (en) 2010-12-15 2015-07-14 Hitachi, Ltd. Video monitoring apparatus
US9224145B1 (en) 2006-08-30 2015-12-29 Qurio Holdings, Inc. Venue based digital rights using capture device with digital watermarking capability
JP2019126075A (ja) * 2019-03-06 2019-07-25 キヤノン株式会社 撮像装置、画像処理装置、撮像装置の制御方法、画像処理装置の制御方法及びプログラム
US10623663B2 (en) 2013-05-31 2020-04-14 Canon Kabushiki Kaisha Image pickup system, image pickup apparatus, and method of controlling the same

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8102457B1 (en) 1997-07-09 2012-01-24 Flashpoint Technology, Inc. Method and apparatus for correcting aspect ratio in a camera graphical user interface
US8970761B2 (en) 1997-07-09 2015-03-03 Flashpoint Technology, Inc. Method and apparatus for correcting aspect ratio in a camera graphical user interface
US8972867B1 (en) 1998-12-31 2015-03-03 Flashpoint Technology, Inc. Method and apparatus for editing heterogeneous media objects in a digital imaging device
US8127232B2 (en) 1998-12-31 2012-02-28 Flashpoint Technology, Inc. Method and apparatus for editing heterogeneous media objects in a digital imaging device
JP2000287110A (ja) * 1999-03-31 2000-10-13 Ricoh Co Ltd デジタルカメラ装置の制御システム
JP2001128153A (ja) * 1999-10-29 2001-05-11 Ricoh Co Ltd デジタルカメラおよびデジタルカメラシステム
JP2002049555A (ja) * 2000-08-02 2002-02-15 Hiromune Kaneki 付記情報の表示方法および付記情報表示用記録媒体
WO2002013019A1 (fr) * 2000-08-02 2002-02-14 Hiromune Kaneki Procede d'affichage d'informations supplementaires et support enregistre d'affichage d'informations supplementaires
JP2002290611A (ja) * 2001-03-28 2002-10-04 Minolta Co Ltd 携帯機器
US9224145B1 (en) 2006-08-30 2015-12-29 Qurio Holdings, Inc. Venue based digital rights using capture device with digital watermarking capability
EP1940171A2 (en) 2006-12-28 2008-07-02 Canon Kabushiki Kaisha Monitoring apparatus and registration method thereof
US8648909B2 (en) 2006-12-28 2014-02-11 Canon Kabushiki Kaisha Camera monitoring apparatus and registration method thereof
US9083891B2 (en) 2010-12-15 2015-07-14 Hitachi, Ltd. Video monitoring apparatus
US10623663B2 (en) 2013-05-31 2020-04-14 Canon Kabushiki Kaisha Image pickup system, image pickup apparatus, and method of controlling the same
JP2019126075A (ja) * 2019-03-06 2019-07-25 キヤノン株式会社 撮像装置、画像処理装置、撮像装置の制御方法、画像処理装置の制御方法及びプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6856346B1 (en) Camera operation apparatus
US7355633B2 (en) Video-image control apparatus and method with image generating mechanism, and storage medium containing the video-image control program
US8429703B2 (en) Video distribution apparatus, viewer apparatus, video distribution system including these apparatuses, control method for the video distribution apparatus, control method for the viewer apparatus, and computer program for the apparatuses
US6567121B1 (en) Camera control system, camera server, camera client, control method, and storage medium
US8064080B2 (en) Control of data distribution apparatus and data distribution system
US6769131B1 (en) Image processing apparatus and method, image distribution system and storage medium
US20080239102A1 (en) Camera Controller and Zoom Ratio Control Method For the Camera Controller
US6822676B1 (en) Camera control system with electronic zoom processing
JP2001094860A (ja) カメラ制御システム及びカメラ制御方法及び記憶媒体
JPH10336503A (ja) 画像処理装置及び方法及び記憶媒体
JP3950776B2 (ja) 映像配信システム、及びそれに用いる映像変換装置
JP2001136514A (ja) カメラ制御システム及びその制御方法及び記憶媒体
JPH10164563A (ja) 情報処理装置及び方法及び記憶媒体及び通信システム
JP4533315B2 (ja) 背景画像を設定する情報処理装置、情報表示方法、およびプログラム
JP2001282673A (ja) 画像配信システム及びその制御方法並びに情報処理装置
US20040207728A1 (en) Image server and an image server system
JP4674627B2 (ja) 情報処理装置、遠隔指示システム及びプログラム
JP2003009135A (ja) カメラ監視制御システム及び画像サーバ
JPH11112857A (ja) 映像制御装置及び制御方法及び記憶媒体
JP2000101992A (ja) カメラ制御システムおよびその方法およびそのプログラムを記憶した記憶媒体およびそのクライアント
JP2001157203A (ja) 画像処理装置、画像処理方法、記憶媒体
JPH10215388A (ja) 遠隔操作装置
JP4544262B2 (ja) 仮想現実空間共有システムおよび方法、並びに、情報処理装置および方法
AU750206B2 (en) Camera control user interface, camera control method and computer program product
JP2002354472A (ja) カメラ監視システム、映像選択制御装置及び映像選択制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20040907