JPH05142664A - 画像読取装置 - Google Patents

画像読取装置

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JPH05142664A
JPH05142664A JP32955091A JP32955091A JPH05142664A JP H05142664 A JPH05142664 A JP H05142664A JP 32955091 A JP32955091 A JP 32955091A JP 32955091 A JP32955091 A JP 32955091A JP H05142664 A JPH05142664 A JP H05142664A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
carriage
magnetic coupling
image reading
medium member
coupling members
Prior art date
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Pending
Application number
JP32955091A
Other languages
English (en)
Inventor
Eiji Hara
栄治 原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 たとえばモータの振動がキャリッジに伝わる
ことを阻止して、キャリッジが振動することによる画像
読取品質の低下を防止する。 【構成】 駆動プーリ12と従動プーリ15間に、ベル
トやワイヤのような屈撓媒介部材16を掛け渡す。そし
て、モータ14を駆動して駆動プーリ12を回転し、屈
撓媒介部材16を回転駆動する。他方、ガイドシャフト
17に沿って移動自在にキャリッジ18を設け、そのキ
ャリッジ18上に光学読取装置19を備える。そして、
キャリッジ18と前記屈撓媒介部材16とに、それぞれ
互いに離隔し対向して磁気連結部材30・31を固定す
る。また、磁気連結部材30・31間にそれらの接触を
阻止する分離部材32を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、スキャナ・ファクシ
ミリ・複写機などに備える画像読取装置に関する。詳し
くは、モータを駆動し、ワイヤやベルト等の屈撓媒介部
材を回転駆動することによりそれと連結するキャリッジ
を往復動し、そのキャリッジ上の光学読取機構で原稿上
の画像を読み取る画像読取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の画像読取装置の中には、一対の
ロ−ラ間に屈撓媒介部材を掛け渡し、その屈撓媒介部材
にキャリッジを直接固定するものがあった。
【0003】しかしながら、上記画像読取装置では、屈
撓媒介部材にキャリッジを直接固定するので、たとえば
モータ等の振動が屈撓媒介部材を介してキャリッジに伝
わり、そのキャリッジ上の光学読取機構に悪影響を与え
て画像読取品質を低下する問題があった。
【0004】そこで、この種の画像読取装置の中には、
前記キャリッジをリニアモータで往復動して、たとえば
モータ等の振動がキャリッジに伝わらない構成とするも
のがあった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この種の画
像読取装置では、リニアモータを使用するので、コスト
アップとなる問題があった。
【0006】そこで、この発明の目的は、コストアップ
となることなく、たとえばモータ等の振動がキャリッジ
に伝わることを阻止して、キャリッジが振動することに
よる画像読取品質の低下を防止することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】そのため、請求項1に記
載の発明は、たとえば以下の図示実施例に示すとおり、
屈撓媒介部材16を回転駆動することによりそれに連結
するキャリッジ18を往復動し、そのキャリッジ18上
の光学読取機構19で原稿27上の画像を読み取る画像
読取装置において、前記屈撓媒介部材16及び前記キャ
リッジ18に、それぞれ互いに離隔し対向して磁石のよ
うな磁気連結部材30・31を設け、それらの磁気連結
部材30・31で前記屈撓媒介部材16と前記キャリッ
ジ18とを磁気的に連結してなることを特徴とする。
【0008】請求項2に記載の発明は、たとえば以下の
図示実施例に示すとおり、請求項1に記載の画像読取装
置において、前記磁気連結部材30・31間にそれらの
接触を阻止する分離部材32を設けてなることを特徴と
する。
【0009】
【作用】そして、請求項1に記載の発明では、屈撓媒介
部材16を回転駆動するとき、磁気連結部材30・31
を介して屈撓媒介部材16と非接触状態で磁気的に連結
してキャリッジ18を往復動する。
【0010】請求項2に記載の発明では、そのとき、磁
気連結部材30・31の離隔状態を分離部材32で保持
する。
【0011】
【実施例】以下、図面を参照しつつ、この発明の実施例
につき説明する。図1乃至図3には、この発明の一実施
例である画像読取装置を示す。図1はその内部機構の概
略構成図、図2はその一部の拡大図、図3はその斜視図
である。
【0012】図1中符号10は、画像読取装置の装置本
体である。装置本体10上面には、原稿27を載せるコ
ンタクトガラス28を設ける。装置本体10内には、図
中右側の下部に図中手前から奥へと延びる回転軸11で
支持してそれと一体で駆動プーリ12を回転自在に設け
る。前記駆動プーリ12は、図示するごとく駆動ギア1
3を備え、その駆動ギア13を駆動モータ14のモータ
ギア14aと噛み合わせてなる。前記装置本体10の図
中左側には、従動プーリ15を配置する。そして、それ
ら駆動プーリ12及び従動プーリ15間には、ベルトや
ワイヤのような屈撓媒介部材16を掛けまわしてなる。
その屈撓媒介部材16の上方には、その掛けまわし方向
と平行にガイドシャフト17を設け、その各両端を装置
本体10内に固定してなる。それらのガイドシャフト1
7には、キャリッジ18を往復動自在に設ける。該キャ
リッジ18上には、光学読取機構19を設ける。その光
学読取機構19は、ランプ20、第1ミラー21、第2
ミラー22、第3ミラー23、レンズ24、CCDセン
サ25等で構成する。
【0013】そして、前記光学読取機構19により原稿
27上の画像を読み取る。すなわち、図1に示すごとく
前記コンタクトガラス28に原稿27を載せ、その原稿
27をランプ20で照射し、コンタクトガラス28を透
して反射し、その反射光を第1ミラー21乃至第3ミラ
ー23で反射し、レンズ24を通しCCDセンサ25に
結像して読み取る。
【0014】さて、この実施例では、図2及び図3にも
示すように前記屈撓媒介部材16及び前記キャリッジ1
8に、それぞれ互いに離隔し対向して吸引し合う磁気連
結部材(磁石)30・31を固定する。それらの磁気連
結部材30・31の間を通し、前記屈撓媒介部材16と
平行にシャフト(分離部材)32を2本設ける。該シャ
フト32は、プラスチックのような非磁性材で形成し、
装置本体10内に両端をそれぞれ固定して設ける。
【0015】しかして、図1に示すように前記シャフト
32により、屈撓媒介部材16側の磁気連結部材30が
キャリッジ18側に寄って磁気連結部材31に接触する
ことを阻止し、磁気連結部材30・31の離隔状態を保
持してなる。そして、前記駆動モータ14を駆動して前
記屈撓媒介部材16を回転駆動すると、前記磁気連結部
材30・31同志の吸引力で磁気的に連結して前記屈撓
媒介部材16を往復動し、その屈撓媒介部材16の移動
方向にそれと非接触状態で前記キャリッジ18を往復動
する。
【0016】なお、上述した図示実施例では、前記屈撓
媒介部材16及び前記キャリッジ18に、それぞれ互い
に離隔し対向して吸引し合う磁気連結部材30・31を
一個ずつ固定する構成とした。しかし、図示省略した
が、それぞれ互いに離隔し対向して吸引し合う磁気連結
部材を複数個ずつ固定する構成としてもよい。
【0017】また、上述した図示実施例では、磁石同志
で前記屈撓媒介部材16と前記キャリッジ18とを磁気
的に連結する構成とした。しかし、図示省略したが、前
記屈撓媒介部材16と前記キャリッジ18とのいずれか
一方を磁石とし、他方を金属部材とする構成としてもよ
い。
【0018】さらに、上述した図示実施例では、磁気連
結部材30・31の吸引力を利用して前記屈撓媒介部材
16と前記キャリッジ18とを磁気的に連結する構成と
した。しかしながら、図4に示す他の実施例のように磁
気連結部材35・36の反発力を利用して前記屈撓媒介
部材16と前記キャリッジ18とを磁気的に連結する構
成とすることもできる。即ち、前記キャリッジ18に
は、凸部37を下向きに突出して設けるとともに、その
キャリッジ18の移動方向に面する該凸部37の両側面
に磁石35をそれぞれ固定する。一方、前記屈撓媒介部
材16には、前記凸部37を挾んでコ字形部材38を固
定する。そして、そのコ字形部材38には、前記磁気連
結部材35と対向する面に反発し合う磁気連結部材36
をそれぞれ固定する。そうして、磁気連結部材35・3
6同志の反発力で離隔し磁気的に連結してなる。
【0019】
【発明の効果】したがって、この発明によれば、屈撓媒
介部材を回転駆動するとき、磁気連結部材を介して屈撓
媒介部材と非接触状態で磁気的に連結してキャリッジを
往復動するので、たとえばモータの振動、ギアの噛み合
いによる振動、プーリとベルトの歯の噛み合いによる振
動が屈撓媒介部材を介してキャリッジに伝わることを阻
止することができる。よって、従来のように高価なリニ
アモータを使用することなくキャリッジの振動を防止し
て、画像読取品質の低下を防止することができるし、コ
ストダウンを図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例である画像読取装置の内部
機構の全体概略構成図である。
【図2】その一部の拡大図である。
【図3】その斜視図である。
【図4】この発明の他の実施例である画像読取装置の一
部の拡大図である。
【符号の説明】
16 屈撓媒介部材 18 キャリッジ 19 光学読取機構 27 原稿 30・31 吸着し合う磁気連結部材(磁石) 35・36 反発し合う磁気連結部材(磁石)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 屈撓媒介部材を回転駆動することにより
    それと連結するキャリッジを往復動し、そのキャリッジ
    上の光学読取機構で原稿上の画像を読み取る画像読取装
    置において、前記屈撓媒介部材及び前記キャリッジに、
    それぞれ互いに離隔し対向して磁気連結部材を設け、そ
    れらの磁気連結部材で前記屈撓媒介部材と前記キャリッ
    ジとを磁気的に連結してなる、画像読取装置。
  2. 【請求項2】 前記磁気連結部材間にそれらの接触を阻
    止する分離部材を設けてなる、請求項1に記載の画像読
    取装置。
JP32955091A 1991-11-18 1991-11-18 画像読取装置 Pending JPH05142664A (ja)

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JP32955091A JPH05142664A (ja) 1991-11-18 1991-11-18 画像読取装置

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JP32955091A JPH05142664A (ja) 1991-11-18 1991-11-18 画像読取装置

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JPH05142664A true JPH05142664A (ja) 1993-06-11

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