JP2736445B2 - 変倍光学系固定装置 - Google Patents

変倍光学系固定装置

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JP2736445B2
JP2736445B2 JP18000489A JP18000489A JP2736445B2 JP 2736445 B2 JP2736445 B2 JP 2736445B2 JP 18000489 A JP18000489 A JP 18000489A JP 18000489 A JP18000489 A JP 18000489A JP 2736445 B2 JP2736445 B2 JP 2736445B2
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直樹 大友
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は原稿画面を投影レンズ及びミラーによって投
影して各倍率の画像を結像する光学変倍装置における該
装置の出荷移送に際して前記投影レンズ架台と前記第4
ミラー支持枠の固定方法に関する。
〔従来の技術〕
第5図に示す原稿画面の投影画像を結像する変倍光学
系の側面図によって説明する。
原稿画面(以下画面と呼ぶ)21は矢印に示す光路に従
って第1ミラー11,第2ミラー12,第3ミラー13,投影レ
ンズ1及び第4ミラー14を経て感光体25面上に投影画像
を結像する。前記投影レンズ1は変倍カム4を一体に取
付けたレンズ支持台3に固定されユニットとして構成さ
れ又前記第4ミラー14は変角レバー9を備えたミラー支
持枠8に固定されユニットとして構成されている。
変倍に当たってCPUの制御するステッピングモータ18
が回転駆動して前記投影レンズユニットが本体に配設し
たガイド17に沿って光軸方向に移動しこれに連動した前
記第4ミラーユニットが光軸方向に移動する。そして同
時に本体に配設された変角カム10面上を摺動することに
よって変角し所要の変倍された投影画像が前記感光体25
面上に得られる。従来前記光学変倍装置の出荷移送に際
しては粘着テープを使用し前記投影レンズユニットと前
記第4ミラーユニットを本体上に数個所に亘って貼付固
定したのち原稿台16を装着して該装置を出荷している。
〔発明が解決しようとする課題〕
前述したように光学変倍装置は各ミラー及び投影レン
ズそれぞれの光学系アライメントを厳密に調整し且つ前
記本体ガイド17に沿って円滑に移動するようにしてある
ため該装置の出荷移送に当たってはこれが十分保たれる
ようにしなければならない。そこで特に構造上重要な機
構である前記投影レンズユニットと前記第4ミラーユニ
ットは出荷準備に当たって各ユニットが移送時の振動、
衝撃にも耐えるように粘着テープを使用し数個所に亘っ
て本体に貼付固定し原稿台を取り付けて出荷移送してい
る。しかし前記装置が移送を終了して開梱設置の時は再
び前記原稿台16を外し粘着テープを剥がしこの個所やミ
ラー画等の汚れた部分の清掃を行い取り外した前記原稿
台16を清掃して再び取付けるなど設置準備に多大の工数
を必要とする欠点がある。本発明はこのような問題点を
解決して該装置の開梱設置の稼働準備に当たっていちい
ち前記原稿台16の取り外し,取付けや各部の清掃作業を
する必要のない前記投影レンズユニットの固定と前記第
4ミラーユニットの固定手段を提供することを課題目的
とする。
〔課題を解決するための手段〕
この目的は下記手段のいずれかによって達成される。
(a)原稿画面を投影レンズ及びミラーによって投影し
て各倍率の画像を結像する走査光学系の光学変倍装置に
おいて、前記投影レンズを取付けた移動可能のレンズ支
持台に変倍カムを配設して一体的に形成し該変倍カムに
前記ミラーを所定距離従動させて光路長を変化させる変
倍手段における前記変倍カムの一端に最大変倍範囲を越
えた延長部を設け前記レンズ支持台が変倍範囲を越えて
移動した時該延長部が本体又は外装部と一体的に固定さ
れることを可能にしたことを特徴とする変倍光学系固定
装置。
(b)請求項1に記載の変倍光学系固定装置において前
記投影レンズ支持台に連動して光軸方向に移動する前記
ミラーを保持した前記ミラー支持枠を前記変倍カムの移
動によって変倍範囲を越えて移動した時本体に固定して
配設した突起部によって該支持枠が押上げられて該支持
枠と一体的に設けた変角レバーが前記本体に配設した変
角カム面との接触を断たれるようにしたことを特徴とす
る変倍光学系固定装置。
〔実施例〕
本発明による1実施例を第1図の投影レンズユニット
の固定装置の上面図と第2図に示す第4ミラーユニット
の固定装置側面図及び第3図の光学変倍装置の上面図と
第4図の同側面図によって説明する。しかし本発明は本
実施例に限定されるものではない。また従来のものと同
じ機能を有する部材は同一図番を使用する。
光学変倍装置の機構を更に詳述すると前記投影レンズ
1はレンズ枠2に挿入固定し一体としてレンズ支持台3
にねじ2aによって取付けられ該支持台3は変倍カム4を
一体的に備えユニットとして形成され、前記本体20に配
設した軸受17a,17bに支持されたガイド軸17に嵌合し該
ガイド軸17に沿って光軸方向に摺動可能に取付けられて
いる。前記本体20に固定して取付けられた前記原稿台16
上の前記画面21は光源15によって該画面21に対向した前
記第1ミラー11に入光され矢印に示す光路に従って前記
第2ミラー12及び前記第3ミラー13を経て前記投影レン
ズ1に入光する。入光された前記画面21の投影画像は光
軸方向及び角度方向に摺動、変角可能な前記第4ミラー
14を経て前記感光体25面上に結像する。そして前記光源
15と前記第1ミラー11は一体として第1走行台を形成し
前記第2,第3ミラーは一体となって第2走行台を形成し
て前記原稿台16に平行な同一方向に走行して前記画面21
をスキャンしている。
所要の変倍に当たりあらかじめ記憶された前記CPUの
移動量指令に基づくパルス印加によってステッピングモ
ータ18が回転駆動し歯車列18a,19を介してプーリ19aに
伝達され該プーリ19aと光軸方向に対向して配設したプ
ーリ19bとに巻回されるエンドレスなベルト23を走行さ
せる。前記ベルト23と前記架台3は固定端子23aによっ
て結合されているので前記ベルト23の走行は前記投影レ
ンズ1の光軸方向の移動となる。一方前記変倍カム4は
カム面4aを備え等倍位置を基準として拡大倍率側Lと縮
小倍率側Sを結ぶ曲線で形成され前記投影レンズ1と同
方向に移動して前記第4ミラー14を移動させるストロー
クを与える。第4ミラー支持枠8は前記第4ミラー14を
保持するユニットの部材として形成され前記ガイド軸17
に嵌合し該ガイド軸17に沿って光軸方向前後に摺動可能
である。
前記変倍カム4のカムストロークを前記ミラー支持枠
8の移動として伝える中間レバー6は中間レバー支軸6a
によって前記本体20に回動自在に取付けられている。そ
して該中間レバー6の両端には前記変倍カム面4aに接触
する変倍用端子5と前記支持枠8と一体の運動桿8aが連
動桿ばね8bによって接触するミラー用端子7が配設され
前記ばね8bの付勢力によってこの両端子5,7を各々接点
として前記投影レンズユニットに前記第4ミラーユニッ
トが連動されている。又前記第4ミラー14は変倍のため
に光軸方向に移動することによって前記感光体25面上へ
の入射位置を一定に保つため変角される必要がある。こ
の変角作動は前記本体20に配設された変角カム10のカム
面に前記支持枠8と一体的な変角レバー9に設けた変角
用端子9aが変角レバーばね9cによって前記変角カム10面
に圧接し前記支持枠8の移動に伴って該端子9aが前記カ
ム10面上の傾斜面に沿って移動しこのカムストロークに
よってミラー支軸9bを中心に前記第4ミラー14が回動し
て所定のミラー変角が与えられる。なお前記変角カム10
は前記変倍カム面4aの形状が示すように等倍位置は前記
カム10の最下面にあって拡大側、縮小側への移動はこの
カム傾斜面を登る方向に共通して使われる。
このような構成にあって本発明は前記装置の出荷移送
に当たり従来の装置内部での固定方法と異なり前記変倍
カム4の前記第4ミラー側の端部を変倍範囲を越えて延
長し延長部4Hを設けこの延長部4Hの端部に長孔4bを設け
る。この延長する量は前記投影レンズ支持台3が変倍範
囲を越えて前記第4ミラーユニット側一杯に移動した時
外装部外装面20aの側面に設けた貫通孔を通過してこの
延長部4Hの長孔が該外装面20aよりのぞく位置まで延長
する。そして前記延長部4Hの長孔4bに固定桿24を挿入し
て前記外装面20aとともに粘着テープなどによって固定
する。
以上は光学系基体である本体20の外側にある外装部の
外装面20aに変倍カム4の延長部4Hにあけられた長孔4b
を利用して該カム4を固定したが、これに限られること
なく、第1A図に示すように、延長部4Hの先端部に折り曲
げ部4Mを設け、そこにあけられたねじ孔に外装面20aに
あけられた孔を通してねじ20dを締めつけて固定するこ
とが可能である。
また第1B図に示すように延長部4Hの先端の折り曲げ部
4Nにあけられたねじ孔に光学系基体である本体20にあけ
られた孔を通してねじ20dを締めつけて固定することも
可能である。勿論その場合には外装面20aにはねじ締結
作業のための窓20wがあけられている。
なおこの時前記延長部と反対側のカム面4aは前記変倍
用端子5が該カム面4aより外れないように延長されるこ
とは勿論である。このようにして固定された前記投影レ
ンズユニットに連動する前記第4ミラーユニットも必然
的に同方向に移動し同じく変倍範囲を越えて移動した時
前記本体20の内面中央に配設した変角用突起22の先端部
によって前記支持枠8が押し上げられ光軸とほぼ直角近
くまで前記第4ミラーユニットが変角し前記変角レバー
9の前記変角用端子9aが前記変角カム10面より離れたま
まの位置で前記変倍カム4の固定に伴って同時に固定さ
れる。
尚、本実施例では4枚の平面ミラーを用いた変倍光学
系について記述したが本発明はこれに限定されるもので
はない。
〔発明の効果〕
本発明は上述したように構成されているので前記装置
の出荷移送時に起こる振動や衝撃があっても前記投影レ
ンズユニットは完全に固定されており、その上前記ミラ
ーユニットの変角レバーがカムと接しないようにするこ
ともできるため該レバーが比較的弱い強度の材質であっ
ても変形することなく感光体上への光照射位置が常に一
定位置に保たれ、厳密に調整された機能には全く変化な
く安全に保たれる。そして該装置の開梱、設置稼動準備
に際しては本体に取付けられた固定桿又はねじを外し図
示しないメインスイッチを入れ前記ステッピングモータ
が駆動することによって自動的に各ユニットは稼動状態
の所定の位置に復帰し従来のように原稿台ガラスを外し
て内部のテープをはがして清掃し再び前記ガラスを取り
つけるような面倒な手間をかけることなく、簡単な外装
の清掃だけで済むようになり、該装置の設置稼動準備に
要する工数の節減は多大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の1実施例による投影レンズユニットの
固定装置上面図。 第1A図および第1B図は本発明の他の実施例の部分断面
図。 第2図は本発明の1実施例による第4ミラーユニットの
側面図。 第3図は光学変倍装置の上面図。 第4図は第3図の側面図。 第5図は原稿画面の投影画像を結像する変倍光学系の側
面図。 1……投影レンズ、2……レンズ枠 3……レンズ支持台、4……変倍カム 4a……変倍カム面、4H……延長部 4M,4N……折り曲げ部、5……変倍カム用端子 6……中間レバー、6a……中間レバー支軸 7……連動桿用端子、8……第4ミラー支持枠 8a……運動桿、8b……連動桿ばね 9……変角レバー、9a……変角用端子 9b……ミラー回動支軸、9c……変角レバーばね 10……変角カム、11……第1ミラー 12……第2ミラー、13……第3ミラー 14……第4ミラー、15……光源 16……原稿台、17……ガイド軸 17a,17b……ガイド軸受 18……ステッピングモータ、18a,19……歯車 19a,19b……プーリ、20……本体 20a……外装部外装面、20d……ねじ 21……原稿画面、22……変角用突起 23……ベルト、23a……固定端子 24……固定桿、25……感光体

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿画面を投影レンズ及びミラーによって
    投影して各倍率の画像を結像する走査光学系の光学変倍
    装置において、前記投影レンズを取付けた移動可能のレ
    ンズ支持台に変倍カムを配設して一体的に形成し該変倍
    カムに前記ミラーを所定距離従動させて光路長を変化さ
    せる変倍手段における前記変倍カムの一端に最大変倍範
    囲を越えた延長部を設け前記レンズ支持台が変倍範囲を
    越えて移動した時該延長部が本体又は外装部と一体的に
    固定されることを可能にしたことを特徴とする変倍光学
    系固定装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の変倍光学系固定装置にお
    いて前記投影レンズ支持台に連動して光軸方向に移動す
    る前記ミラーを保持した前記ミラー支持枠を前記変倍カ
    ムの移動によって変倍範囲を越えて移動した時本体に固
    定して配設した突起部によって該支持枠が押上げられて
    該支持枠と一体的に設けた変角レバーが前記本体に配設
    した変角カム面との接触を断たれるようにしたことを特
    徴とする変倍光学系固定装置。
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