JP2586891Y2 - マイクロフイルム読取装置 - Google Patents

マイクロフイルム読取装置

Info

Publication number
JP2586891Y2
JP2586891Y2 JP7522891U JP7522891U JP2586891Y2 JP 2586891 Y2 JP2586891 Y2 JP 2586891Y2 JP 7522891 U JP7522891 U JP 7522891U JP 7522891 U JP7522891 U JP 7522891U JP 2586891 Y2 JP2586891 Y2 JP 2586891Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
microfilm
projection lens
reading
scanning
image
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP7522891U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0520455U (ja
Inventor
武 岩崎
Original Assignee
リコーユニテクノ株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by リコーユニテクノ株式会社 filed Critical リコーユニテクノ株式会社
Priority to JP7522891U priority Critical patent/JP2586891Y2/ja
Publication of JPH0520455U publication Critical patent/JPH0520455U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2586891Y2 publication Critical patent/JP2586891Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Projection-Type Copiers In General (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)
  • Facsimile Scanning Arrangements (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、CCDを用いたマイク
ロフィルム読取装置に関するものであり、複写機やファ
クシミリ装置にも応用できるものである。
【0002】
【従来の技術】マイクロフィルム画像読取装置として
は、特開昭61−261733号公報にあるような、
マイクロフイルム及び投影レンズ、照明手段、読取手段
を不動とし、一対のミラーを走査してマイクロフイルム
画像を読取る方式や、特開昭62−5770号公報に
あるような、マイクロフイルム及び投影レンズ、照明手
段を不動とし、読取手段を走査してマイクロフイルム画
像を読取る方式や、特開平1−296851号公報に
あるような、投影レンズ、照明手段、読取手段を不動と
し、マイクロフイルムをキャリアとともに走査してマイ
クロフイルム画像を読取る方式などが知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、上記、の
場合は、図3に示すように、投影レンズの画角一杯を使
ってマイクロフイルム画像を読取手段で読み取るため、
読取手段上に投影されるマイクロフイルム像の光量が走
査位置によって大きく変化する。このため、良好な読取
画像を得るにはこれを補正する手段が必要となる。ま
た、解像力についても、走査位置によって変化し、マイ
クロフイルム画像の周辺部の解像力が低下するので、投
影レンズの高解像設計が必要となる。
【0004】次に、の場合は、マイクロフイルムに
は、アパーチャーカード、フィッシュフイルム、ロール
フイルムなど、その大きさ、形が多様となっているた
め、これらのフイルム個々に走査機構を用意しなければ
ならない。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は、上記課題を解
決しようとするもので、その構成は下記のようになって
いる。 (1) マイクロフイルム画像を透過照明する照明手段
と、そのマイクロフイルムの透過光像を読取手段に投影
する投影レンズと、投影されたマイクロフイルム画像を
光電的に読取る一次元ライン読取手段とを有するマイク
ロフイルム読取装置において、前記読取手段を照明手段
と投影レンズの同一光軸上に配置するとともに、前記
取手段と照明手段と投影レンズの相対位置を変更するこ
となしに前記マイクロフイルムに対し、同一速度、同一
方向に走査移動させる手段を備えてなるマイクロフイル
ム読取装置。 (2) 読取手段と照明手段と投影レンズを同一保持部
材上に配置するとともに、該保持部材をマイクロフイル
ムに対し走査移動させる手段を備えてなる上記(1)記
載のマイクロフイルム読取装置。
【0006】
【作用】本考案によれば、マイクロフイルムを不動と
し、読取手段を照明手段と投影レンズの同一光軸上に保
ちながら、該読取手段と照明手段、投影レンズを、マイ
クロフイルムに対して同一速度、同一方向に走査移動さ
せ、読取手段にマイクロフイルムの画像を読取らせるよ
う構成してあるので、読取手段への投影光が、投影レン
ズ及び照明手段レンズの近軸光のみとなり、走査位置に
よる光量変化がなく、光量補正が容易となる。
【0007】また、解像力についても、レンズ光軸中心
のみを使用することにより、走査位置による変化がな
く、高解像の読取が容易に得られる。更に、フイルム不
動のため、マイクロフイルムの種類に対応する場合、そ
れに応じたフイルムキャリアを用意するだけで対応で
き、特にアパーチャーカードオートフィーダーやロール
フイルムフィーダーへの対応も容易にできる。
【0008】
【実施例】以下、図面に示すこの考案の実施例について
説明する。図1は、本考案によるマイクロフィルム読取
装置の構成をを示す斜視図、図2は、照明装置、投影レ
ンズ、読取装置とマイクロフイルムとの相互位置関係を
示す斜視図、図3はレンズ有効範囲と35mmフイルム有
効範囲との関係を示す説明図、である。
【0009】図において、符号1は読取装置であるCC
Dラインセンサー、2は投影レンズ、3はコンデンサレ
ンズ3a、ランプ3b、球面反射鏡3cよりなる照明装
置、4はマイクロフイルムで、CCDラインセンサー
1、投影レンズ2、照明装置3は、これらを一体的に配
置した保持部材となっている移動台5(例えばアルミダ
イキャスト製)に、照明装置3及び投影レンズ2の光軸
中心がCCDラインセンサー1の走査軸線1aと一致す
るよう配列され、マイクロフイルム4はこの移動台5の
移動とは無関係に機枠に固定された状態となっている。
【0010】マイクロフイルム4の画像読取操作は、C
CDラインセンサー1の軸線1aに沿った主走査と、こ
れに直角方向に移動する移動台5の副走査により行われ
る。副走査のための移動台5の移動は、機枠に固定され
たガイド軸7、8に沿って摺動案内されるようになって
いて、ガイド軸7、8に平行に移動台5に植設された送
りネジ6a、これに螺合する、送りネジ軸線方向に位置
が固定され且つ回転自在である固定ナット部材6b、こ
の固定ナット部材6bを正逆方向にベルト6cを介して
回転駆動するステッピングモータ6dより構成された駆
動装置6により行われる。
【0011】ランプ3bからの光は、球面反射鏡3cに
より反射されるとともにコンデンサレンズ3aにより集
光されてフイルム4を照明する。照明されたフイルムの
投影画像は、投影レンズ2によりCCDラインセンサー
1に拡大結像される。
【0012】移動台5には、図2に示すように、CCD
ラインセンサー1を投影レンズ2と照明装置3の同一光
軸上に配置し、この移動台5は、2本のガイド軸7、8
によりフイルム4に対して平行に移動できるようになっ
ているため、マイクロフイルム4の読取は、CCDライ
ンセンサー1の軸線1aに沿った光電的主走査と、駆動
ユニット6による移動台5の副走査移動により行われ
る。なお、CCDラインセンサー1、投影レンズ2、照
明装置3を移動台5に配置することなく、それぞれ単独
に同期して移動するよう構成しても同様の結果が得られ
る。
【0013】
【考案の効果】以上説明したように、本考案において
は、CCDラインセンサー1と投影レンズ2、照明装置
3が、走査中常に光軸中心の位置関係にあり、図3に示
すように、35mmフイルムを例にすると、投影レンズ2
の使用範囲は、従来のCCDラインセンサーのみ走査す
る方式や、スキャンミラーで走査する方式の場合、3
1.8mmの自乗プラス45mmの自乗の平方根である55
mmφであるのに対し、本考案によれば、フイルムの短手
長さ31.8mm×CCDの画素巾のみであり、CCDラ
インセンサー1への投影光がレンズの近軸光のみとな
り、CCDラインセンサー1上の走査位置による光量の
変化がなくなるため、光量の補正は主走査方向のみでよ
くなり、補正が容易となる。また、解像力についてもレ
ンズ有効範囲の中心部分を利用することになるので、高
解像が容易に得られることになる。
【0014】また、CCDラインセンサー1、投影レン
ズ2、照明装置3を固定し、フイルム4を走査する方法
は、相対的に本考案のものと同じ効果をもたらすことに
なるが、フイルムの種類に対応するためには、それぞれ
のフイルムに応じたキャリア(保持具)を用意する必要
があるほかに、これを走査する機構をそれぞれに用意し
なければならず、特に、アパーチャーカードオートフィ
ーダーやロールフイルムオートフィーダーに対応するの
が困難であるのに対し、本考案によれば、フイルム4が
不動のため、フイルム走査機構が不要となり、アパーチ
ャーカードオートフィーダーやロールフイルムオートフ
ィーダーの装着が容易である。
【0015】また、CCDラインセンサー1、投影レン
ズ2、照明装置3を同一移動台5に配置されているが、
その移動台がアルミダイキャストなどの剛性がある材料
で作られていれば、それらの位置関係は高精度に保た
れ、更に、その移動台5を一つの駆動装置6で走査させ
ることにより、CCDラインセンサー1、投影レンズ
2、照明装置3を別々の駆動装置で走査させる方法で必
要とする同期合わせをすることもなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案によるマイクロフィルム読取装置の構成
をを示す斜視図である。
【図2】照明装置、投影レンズ、読取装置とマイクロフ
イルムとの相互位置関係を示す斜視図である。
【図3】レンズ有効範囲と35mmフイルム有効範囲との
関係を示す説明図である。
【符号の説明】
1 CCDラインセンサー 2 投影レンズ 3 照明装置 4 フイルム 5 移動台 6 駆動装置 7 ガイド軸 8 ガイド軸

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マイクロフイルム画像を透過照明する照
    明手段と、そのマイクロフイルムの透過光像を読取手段
    に投影する投影レンズと、投影されたマイクロフイルム
    画像を光電的に読取る一次元ライン読取手段とを有する
    マイクロフイルム読取装置において、前記読取手段を照
    明手段と投影レンズの同一光軸上に配置するとともに、
    前記読取手段と照明手段と投影レンズの相対位置を変更
    することなしに前記マイクロフイルムに対し、同一速
    度、同一方向に走査移動させる手段を備えたことを特徴
    とするマイクロフイルム読取装置。
  2. 【請求項2】 読取手段と照明手段と投影レンズを同一
    保持部材上に配置するとともに、該保持部材をマイクロ
    フイルムに対し走査移動させる手段を備えたことを特徴
    とする請求項1記載のマイクロフイルム読取装置。
JP7522891U 1991-08-27 1991-08-27 マイクロフイルム読取装置 Expired - Lifetime JP2586891Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7522891U JP2586891Y2 (ja) 1991-08-27 1991-08-27 マイクロフイルム読取装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7522891U JP2586891Y2 (ja) 1991-08-27 1991-08-27 マイクロフイルム読取装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0520455U JPH0520455U (ja) 1993-03-12
JP2586891Y2 true JP2586891Y2 (ja) 1998-12-14

Family

ID=13570162

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7522891U Expired - Lifetime JP2586891Y2 (ja) 1991-08-27 1991-08-27 マイクロフイルム読取装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2586891Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0520455U (ja) 1993-03-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5566006A (en) Image reading apparatus for selectively illuminating a first object and a second object by the same light beam and selectively detecting imaged image information therefrom
JP2586891Y2 (ja) マイクロフイルム読取装置
US4800413A (en) Reader printer
JP2557455Y2 (ja) マイクロフイルムリーダースキャナー
US6104473A (en) Image reading device
JPS62291259A (ja) 読取装置
JPH08289090A (ja) 画像読取装置
JPS60144074A (ja) 画像読取装置
JP2004126447A (ja) 画像読取装置
JP3231838B2 (ja) 画像読取装置
JP2982371B2 (ja) 走査光学装置
JP3161900B2 (ja) 画像読取装置
JP2791713B2 (ja) 画像読取装置
JPH06189079A (ja) 画像読み取り装置
JP2639188B2 (ja) 画像読取装置
JPS61252542A (ja) 原稿走査装置
JP2701460B2 (ja) 画像読取装置
JP2562028B2 (ja) 画像読取装置
JPH07128750A (ja) マイクロフイルム読取装置
JPH07199363A (ja) マイクロフイルムリーダースキャナー
JPH0556217A (ja) イメージスキヤナの縮小光学機構
JPS6236627A (ja) 光学走査装置
JPS59171361A (ja) フアクシミリ等の原稿読取装置
JPH0730725A (ja) 画像読み取り装置
JPH0716457U (ja) 原稿読取装置