JPH05141816A - 冷媒回収装置付冷凍機器 - Google Patents

冷媒回収装置付冷凍機器

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JPH05141816A
JPH05141816A JP30915091A JP30915091A JPH05141816A JP H05141816 A JPH05141816 A JP H05141816A JP 30915091 A JP30915091 A JP 30915091A JP 30915091 A JP30915091 A JP 30915091A JP H05141816 A JPH05141816 A JP H05141816A
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JP
Japan
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refrigerant
valve
refrigerant recovery
condenser
evaporator
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Pending
Application number
JP30915091A
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English (en)
Inventor
Masafumi Satomura
雅史 里村
Hideaki Okuda
英明 奥田
Kazuaki Minato
和明 湊
Shinya Takagi
真也 高木
Masanori Kotani
正則 小谷
Hiroshi Okuda
浩史 奥田
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2345/00Details for charging or discharging refrigerants; Service stations therefor
    • F25B2345/002Collecting refrigerant from a cycle

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  • Compression-Type Refrigeration Machines With Reversible Cycles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】フロンガスを冷媒として用いた機械式冷凍サイ
クルを備えた冷凍機器において、廃棄する際のフロンガ
ス回収のため、特別な冷媒回収装置の必要がないよう
に、製造時から機器自体に冷媒回収装置を組み込む。 【構成】圧縮機1と、凝縮器2と、ドライヤ3と、キヤ
ピラリチユーブ4と、蒸発器5及び流体制御弁6とで冷
蔵庫の冷凍サイクルを構成し、凝縮器2とキヤピラリチ
ユーブ4との間に三方弁7を挿入し、この三方弁7の残
りの接続口に冷凍室に設置された伸縮性の冷媒回収用容
器8を着脱自在な継手10を介して接続し、冷蔵庫を廃
棄するために冷媒の回収が必要なときは、上記三方弁7
を冷媒が流体制御弁6からキヤピラリチユーブ4の方に
は流れず、回収用配管9の方に流れるように切り換え
て、冷却された冷媒回収用容器8に冷媒を回収する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は圧縮機、凝縮器、膨張弁
及び蒸発器を順次接続し、冷媒としてフロンガスが充填
された冷凍サイクルを有する冷蔵庫や空気調和機等の冷
凍機器に関するもので、より詳しくは、廃棄時の冷媒回
収装置を備えた冷凍機器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から機械式冷凍サイクルに多量に用
いられている冷媒のフロン12は、オゾン層破壊係数、
地球温暖化係数がともに高く、地球環境破壊を防止する
ために、将来生産・使用が全面的に禁止される特定フロ
ンの一つとなっている。
【0003】また、特定フロンには含まれず、フロン1
2の代替冷媒として有望視されているフロン134a
は、オゾン層破壊に対してはほゞ問題がない。
【0004】しかし、地球温暖化係数はCo2の約50
倍と見られており、将来に亙って使用が保証されている
冷媒ではない。そして、使用が禁止されゝば、当然大気
への放出は禁止され、規制対象フロンの回収がメーカー
に義務付けされる。
【0005】図4は従来の冷凍機器用の冷媒回収装置の
概略構成図である。
【0006】100は冷凍機器である冷蔵庫99の冷媒
回収専用冷凍サイクルであり、圧縮機101、凝縮器1
02、キヤピラリチユーブ104、蒸発器105及び受
液器103が順次接続されている。106は圧力容器で
あり、この圧力容器106の内部には上記冷媒回収専用
冷凍サイクル100の蒸発器105が配設されている。
また、圧力容器106の入口側には第1バルブ107
が、出口側には第2バルブ108が設けられている。1
09は真空ポンプ、110はサービスポートバルブ、1
11は第3バルブである。
【0007】そして、廃棄するために運転を停止してい
る上記冷蔵庫99の冷凍サイクルの配管パイプ112の
適所に、冷媒回収装置の上記サービスポートバルブ11
0を接続し、上記第1バルブ107と第3バルブ111
とを開成し、上記第2バルブ108とサービスポートバ
ルブ110とは閉成したまゝで、上記真空ポンプ109
を運転して圧力容器106内部を真空にする。
【0008】そして、上記圧縮機101を運転し、蒸発
器105を冷却しながらまず上記第3バルブ111を閉
成し、次いでサービスポートバルブ110を開成して、
冷蔵庫99の冷凍サイクルの冷媒を圧力容器106に回
収する。
【0009】上記圧力容器106は真空引きされている
上に、回収専用の冷凍サイクル100によって冷却され
た蒸発器105が配設されているので、運転を停止して
温度が上昇し、ガス化した冷蔵庫の冷凍サイクルの冷媒
は、蒸発器105に接触して冷却されて液化し、圧力容
器106に回収される。
【0010】冷媒の回収が終了すれば、まずサービスポ
ートバルブ110を閉成し、次に第1バルブ107を閉
じる。その後、圧力容器106の出口側の第2バルブ1
08から回収した冷媒を別容器に移し変え、次の回収作
業に移る。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
冷媒回収装置は、専用の冷凍サイクルや真空ポンプを必
要とし、装置が重く、回収準備作業や後処理に手間がか
ゝるだけでなく、全国の販売店やサービスセンターに上
記回収装置を設置するには多額の費用を要するという問
題があった。
【0012】本発明はこのような課題を解決するために
なされたものであって、第1発明は、冷凍サイクルによ
って冷却される低温室に伸縮自在な冷媒回収用容器を収
縮させて配設すると共に、凝縮器と膨張弁との間に三方
弁を介挿し、この三方弁の残りの接続口と上記冷媒回収
用容器とを接続し、冷媒回収時には、上記三方弁を切換
えて凝縮器からの冷媒を圧縮機に戻さずに、上記冷媒回
収用容器に回収する冷媒回収装置付冷凍機器を提供する
ことを目的とする。
【0013】また、第2発明は、冷凍サイクルを構成す
る凝縮器と蒸発器との間に、膨張弁と並列に冷媒回収用
タンクを設けると共に、各分岐点と上記膨張弁及び冷媒
回収用タンクとの間に夫々バルブを設け、製造時に冷凍
サイクルを真空引きした際に、上記冷媒回収用タンクの
両端の上記バルブは閉成したまゝとし、廃棄する前には
膨張弁両端の上記バルブを閉成すると共に、冷媒回収用
タンク両端のバルブを開成して、冷凍サイクルを運転し
ながら上記冷媒回収用タンクに冷媒を回収する冷媒回収
装置付冷凍機器を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
第1発明は、圧縮機と、凝縮器と、膨張弁及び蒸発器を
順次接続し、フロンガスが冷媒として充填された冷凍サ
イクルを備え、上記凝縮器と膨張弁との間に三方弁を介
挿し、この三方弁の残りの接続口を上記蒸発器によって
冷却される冷却室に収納された伸縮自在な冷媒回収用容
器に継手を介して接続し、通常運転時には、上記冷媒回
収用容器を真空若しくは減圧状態にして収縮させると共
に、上記冷媒が上記凝縮器から膨張弁にだけ流れるよう
に上記三方弁を切換え、機器の廃棄時には、上記冷媒が
上記凝縮器から冷媒回収用容器にだけ流れるように上記
三方弁を切換えて冷媒を冷媒回収用容器に回収するよう
に構成したことを特徴とする。
【0015】また、第2発明は、圧縮機と、凝縮器と、
膨張弁及び蒸発器を順次接続し、フロンガスが冷媒とし
て充填された冷凍サイクルを備え、入口側パイプが、上
記凝縮器と膨張弁との間に設けられた第1バルブと、凝
縮器との間に第1継手を介して接続され、出口側パイプ
が、上記膨張弁と蒸発器との間に設けられた第2バルブ
と、蒸発器との間に第2継手を介して接続された冷媒回
収用タンクを設けると共に、上記入口側パイプの第1継
手と冷媒回収用タンクとの間に第3バルブを設け、さら
に、上記出口側パイプの第2継手と冷媒回収用タンクと
の間に第4バルブを設け、通常運転時には、上記冷媒回
収用タンクを真空若しくは減圧状態にして、上記第1バ
ルブと第2バルブを開成すると共に、第3バルブ及び第
4バルブを閉成し、機器の廃棄時には、上記第1バルブ
と第2バルブを閉成すると共に、第3バルブ及び第4バ
ルブを開成して冷媒を冷媒回収用タンクに回収するよう
に構成したことを特徴とする。
【0016】
【作用】上記構成において、第1発明では、冷媒回収用
容器及びその周囲は冷却されているため、冷凍サイクル
中の冷媒は三方弁を切換えるだけで速やかに冷媒回収用
容器に回収され、特別な冷媒回収装置を用いなくても冷
媒の回収ができる。
【0017】また、第2発明によれば、冷媒回収用タン
クの入口側パイプは他のパイプより細くしてあるので、
上記入口側パイプが膨張弁、冷媒回収用タンクが蒸発器
の働きをして、冷媒回収用タンクに冷媒が液化して回収
されるので、特別な冷媒回収装置を用いなくてもよい。
【0018】
【実施例】図1は第1発明の冷媒回収装置付冷凍機器の
第1実施例を示す概略構成図である。
【0019】図1において、冷凍機器である冷蔵庫の冷
凍サイクルは、圧縮機1、凝縮器2、ドライヤ3、膨張
弁の代わりをするキヤピラリチユーブ4、冷蔵庫の冷凍
室に配設された蒸発器5及び冷凍サイクル停止時に高温
側と低温側との冷媒を遮断して、圧縮機1の温度低下及
び蒸発器5の温度上昇の防止機能を有する流体制御弁6
が順次配管により接続して構成されている。
【0020】そして、上記キヤピラリチユーブ4と流体
制御弁6とをつなぐ配管のキヤピラリチユーブ4の近傍
に三方弁7が介挿され、この三方弁7の残りの接続口に
上記冷凍室に配置された冷媒回収用容器8に回収用冷媒
を流す回収用配管9が着脱自在な継手10を介して接続
されている。上記継手10は、装着時は冷媒回収用容器
8と回収用配管9とを連通するが、継手10を離脱させ
た瞬間に冷媒回収用容器8と、回収用配管9とは夫々外
気から遮断されるような構造になっている。
【0021】冷媒回収用容器8は、使用されている冷媒
の回収作業時の外気温度における飽和蒸気圧に安全係数
を掛けた圧力即ち、前記飽和蒸気圧の少なくとも約2倍
の圧力に耐え、且つ未使用時で内部が真空若しくは減圧
されているときは、体積が小さくなるような伸縮性を有
する材料で構成されている。
【0022】そして、冷媒回収時には、冷媒回収用容器
8はできるだけ低温である方が冷媒の液化が速く回収が
短時間で済むため、冷凍室のある冷蔵庫であれば、通常
運転時は、上記容器8の内部を真空状態にして偏平化
し、或は折り畳んで冷凍室壁面に沿うようにして設置
し、冷蔵庫の有効内容積の減少をできる限り抑える。
【0023】そして、通常運転時には、上記三方弁7は
冷媒が図中に実線矢印で示すように流体制御弁6からキ
ャピラリチユーブ4に流れ、回収用配管9には流れない
位置にセツトされている。従って、冷媒は圧縮機1→凝
縮器2→ドライヤ3→流体制御弁6→三方弁7→キャピ
ラリチユーブ4→蒸発器5→流体制御弁6→圧縮機1の
順に流れる。
【0024】次に冷媒回収時の動作について説明する。
【0025】回収開始スイッチ11をONすると、制御
回路14は通常運転モードで冷凍サイクルを運転し、冷
媒回収用容器8を設置してある冷凍室の温度センサ12
が、通常運転時の冷凍室温度に達したことを検出した
時、上記制御回路14が三方弁7を冷媒がキャピラリチ
ユーブ4に流れず、回収用配管9に流れる位置に切り換
える。従って、冷媒は図中に点線矢印で示すように、圧
縮機1→凝縮器2→ドライヤ3→流体制御弁6→三方弁
7→回収用配管9→継手10→冷媒回収用容器8の順に
流れて、冷却された冷媒回収用容器8に液化しながら回
収される。冷媒の回収が終了すれば継手10を外し、冷
凍サイクルの運転を停止して冷媒回収用容器8を冷凍室
から取り出す。
【0026】上記第1実施例においては、三方弁7は制
御回路14によって自動制御される電動式としたが、冷
媒回収は冷凍サイクルの故障による修理時以外は、冷蔵
庫の廃棄時しか使用しないため、製造コストを安くする
ために手動式としても良い。図2は上記第1発明の冷媒
回収装置付冷凍機器の第2実施例を示す概略構成図であ
り、上記図1に示す第1実施例に圧力センサ13を追加
している。
【0027】冷媒回収時、冷蔵庫が使用状態であれば、
冷凍室は所定の温度に制御されており、冷媒回収用容器
8も低温になっているから、上記回収開始スイッチ11
をONして5〜6分もすれば上記容器8への冷媒回収が
終了するから、継手10を外して冷蔵庫の運転を停止す
れば良い。
【0028】しかし、冷蔵庫が使用されておらず、運転
を停止しておれば、上記のように回収開始スイッチ11
をONしても、どの時点で三方弁7が冷媒回収位置に切
り換わったのか分からず、早く運転を停止すれば冷媒が
十分に回収されず、その反対に長時間運転しておれば、
エネルギーロスになるだけでなく、圧縮機1の過熱によ
るトラブル発生の可能性もある。
【0029】そこで、三方弁7と圧縮機1の戻り口との
間の適所に圧力センサ13を設け、所定圧力以下になれ
ば制御回路14により冷媒回収が終了したことを報知或
は圧縮機1の運転を停止する。
【0030】流体制御弁6の冷媒遮断機能が十分であれ
ば、継手10を外す前に圧縮機1の運転を自動的に停止
しても、冷媒の逆流は防止できるが、冷媒遮断機能の十
分でない流体制御弁6が使用された冷蔵庫や、流体制御
弁6の使用されていない冷蔵庫では、冷媒回収後、継手
10を外す前に圧縮機1を自動的に停止することはでき
ない。
【0031】図3は第2発明の冷媒回収装置付冷凍機器
の一実施例を示す概略構成図である。
【0032】図3において、20は空気調和機であり、
圧縮機21、室外側熱交換器22、室外側送風機23、
膨張弁24、室内側熱交換器25、暖房時と冷房時とで
冷媒の流れを切換える四方切換弁26及び室内側送風機
27で冷凍サイクルが構成されている。28は第1バル
ブ、29は第2バルブであり、通常運転時、両バルブ2
8,29は開成し、冷媒回収時は閉成される。
【0033】30は冷媒回収用タンクであり、このタン
ク30には、入口側パイプ31と出口側パイプ32とが
取着されており、上記入口側パイプ31の下端は、上記
タンク30の底部付近まで挿入されており、一方、上記
出口側パイプ32の下端は、上記タンク30の上部に位
置している。
【0034】そして、上記入口側パイプ31の他端は、
第3バルブ33と第1カプラ34とを介して、上記室外
側熱交換器22と第1バルブ28との間に接続され、上
記出口側パイプ32の他端は第4バルブ35と第2カプ
ラ36とを介して、上記第2バルブ29と室内側熱交換
器25との間に接続されている。
【0035】そして、通常運転時は、上記タンク30内
は真空若しくは減圧され、上記第3バルブ33と第4バ
ルブ35とは閉成されている。
【0036】次に、空気調和機の動作について説明す
る。
【0037】通常運転時は、第1バルブ28と第2バル
ブ29とが開成され、第3バルブ33と第4バルブ35
とが閉成されるので、冷媒は図中に実線矢印で示す流れ
方をする。
【0038】冷房運転時、冷媒は圧縮機21→四方切換
弁26→室外側熱交換器22→第1バルブ28→膨張弁
24→第2バルブ29→室内側熱交換器25→四方切換
弁26→圧縮機21の順に流れ、圧縮機21にて圧縮さ
れて高温高圧になった冷媒は、室外側熱交換器22にお
いて室外側送風機23によって冷却されて凝縮し、膨張
弁24により流量が絞られるので圧力が低下し、室内側
熱交換器25において周囲の熱を奪って蒸発する。その
ため、室内側熱交換器25は冷却され、室内側送風機2
7によって送風される室内空気は、室内側熱交換器25
によって除湿・冷却される。
【0039】一方、暖房運転時は四方切換弁が切換えら
れるので、冷媒は圧縮機21→四方切換弁26→室内側
熱交換器25→第2バルブ29→膨張弁24→第1バル
ブ28→室外側熱交換器22→四方切換弁26→圧縮機
21の順に流れるので、圧縮機21で発生した熱を室内
側熱交換器25で放熱し、冷えた冷媒は室外側熱交換器
22において、外気から熱を奪って温められて圧縮機2
1に戻る。
【0040】そして、冷媒回収時は、第1バルブ28と
第2バルブ29とが閉成され、第3バルブ33と第4バ
ルブ35とが開成されるので、運転モードを冷房運転モ
ードにして運転すると、冷媒は図中に点線矢印で示すよ
うに圧縮機21→四方切換弁26→室外側熱交換器22
→第1カプラ34→第3バルブ33→入口側パイプ31
→冷媒回収用タンク30→出口側パイプ32→第4バル
ブ35→第2カプラ36→室内側熱交換器25→四方切
換弁26→圧縮機21と流れる。
【0041】また、入口側パイプ31は、他のパイプよ
り細くなされているので、このパイプ31が膨張弁の作
用をして、冷媒回収用タンク30が蒸発器の役目をす
る。そして、冷媒はこのタンク30内で液化を開始し、
気化した冷媒は再度圧縮機21で圧縮されて循環してく
る。そのため、上記タンク30は次第に温度が低下し、
冷媒の液化が促進される。
【0042】以上のようにして、タンク30への冷媒の
回収が終了すれば、第3バルブ33と第4バルブ35と
を閉成して、圧縮機21の運転を停止する。その後、第
1カプラ34と第2カプラ36とを外して、冷媒回収用
タンク30に冷媒を入れたまゝ回収する。
【0043】
【発明の効果】本発明の冷媒回収装置付冷凍機器は以上
のように構成されたものであるので、特別な冷媒回収装
置を準備しなくても、冷凍機器が備える冷凍サイクルを
利用して簡単に冷媒を回収することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1発明の冷媒回収装置付冷凍機器の第1実施
例を示す概略構成図である。
【図2】第1発明の冷媒回収装置付冷凍機器の第2実施
例を示す概略構成図である。
【図3】第2発明の冷媒回収装置付冷凍機器の一実施例
を示す概略構成図である。
【図4】従来の冷凍機器用の冷媒回収装置を示す概略構
成図である。
【符号の説明】
1,21:圧縮機、2:凝縮器、22:室外側熱交換
器、4:キヤピラリチユーブ、24:膨張弁、5:蒸発
器、25:室内側熱交換器、8:冷媒回収用容器、3
0:冷媒回収用タンク。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高木 真也 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ヤープ株式会社内 (72)発明者 小谷 正則 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ヤープ株式会社内 (72)発明者 奥田 浩史 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ヤープ株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】圧縮機と、凝縮器と、膨張弁及び蒸発器を
    順次接続し、フロンガスが冷媒として充填された冷凍サ
    イクルを備え、 上記凝縮器と膨張弁との間に三方弁を介挿し、この三方
    弁の残りの接続口を上記蒸発器によって冷却される冷却
    室に収納された伸縮自在な冷媒回収用容器に継手を介し
    て接続し、 通常運転時には、上記冷媒回収用容器を真空若しくは減
    圧状態にして収縮させると共に、上記冷媒が上記凝縮器
    から膨張弁にだけ流れるように上記三方弁を切換え、 機器の廃棄時には、上記冷媒が上記凝縮器から冷媒回収
    用容器にだけ流れるように上記三方弁を切換えて冷媒を
    冷媒回収用容器に回収するように構成したことを特徴と
    する冷媒回収装置付冷凍機器。
  2. 【請求項2】圧縮機と、凝縮器と、膨張弁及び蒸発器を
    順次接続し、フロンガスが冷媒として充填された冷凍サ
    イクルを備え、 入口側パイプが、上記凝縮器と膨張弁との間に設けられ
    た第1バルブと、凝縮器との間に第1継手を介して接続
    され、出口側パイプが、上記膨張弁と蒸発器との間に設
    けられた第2バルブと、蒸発器との間に第2継手を介し
    て接続された冷媒回収用タンクを設けると共に、 上記入口側パイプの第1継手と冷媒回収用タンクとの間
    に第3バルブを設け、さらに、上記出口側パイプの第2
    継手と冷媒回収用タンクとの間に第4バルブを設け、 通常運転時には、上記冷媒回収用タンクを真空若しくは
    減圧状態にして、上記第1バルブと第2バルブを開成す
    ると共に、第3バルブ及び第4バルブを閉成し、 機器の廃棄時には、上記第1バルブと第2バルブを閉成
    すると共に、第3バルブ及び第4バルブを開成して冷媒
    を冷媒回収用タンクに回収するように構成したことを特
    徴とする冷媒回収装置付冷凍機器。
JP30915091A 1991-11-25 1991-11-25 冷媒回収装置付冷凍機器 Pending JPH05141816A (ja)

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