JP3287018B2 - 空気調和装置及びそのヒータの交換方法 - Google Patents

空気調和装置及びそのヒータの交換方法

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JP3287018B2
JP3287018B2 JP18920692A JP18920692A JP3287018B2 JP 3287018 B2 JP3287018 B2 JP 3287018B2 JP 18920692 A JP18920692 A JP 18920692A JP 18920692 A JP18920692 A JP 18920692A JP 3287018 B2 JP3287018 B2 JP 3287018B2
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air conditioner
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    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2400/00General features or devices for refrigeration machines, plants or systems, combined heating and refrigeration systems or heat-pump systems, i.e. not limited to a particular subgroup of F25B
    • F25B2400/19Pumping down refrigerant from one part of the cycle to another part of the cycle, e.g. when the cycle is changed from cooling to heating, or before a defrost cycle is started
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
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    • F25B2500/06Damage

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  • Compression-Type Refrigeration Machines With Reversible Cycles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、空気調和装置及び該
装置に装備されるヒータの交換方法に関し、特に加熱容
器にヒータが内蔵されてなる冷媒加熱部を備えた空気調
和装置におけるヒータの交換対策に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の空気調和装置として、例えば特開
昭58−120061号公報で知られているように、圧
縮機と、利用側熱交換器と、膨張機構と、熱源側熱交換
器とが冷媒配管により冷暖房運転可能に接続されてなる
とともに、ヒータが配設された冷媒加熱部を有し、暖房
運転時には上記冷媒加熱部のヒータにより冷媒を加熱し
て、そのガス冷媒を圧縮機にインジェクションすること
により、圧縮機への入力を増加し、暖房能力を高めるよ
うになされたものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記ヒータ
が故障した場合にはその交換を行う必要があるが、ヒー
タは冷媒を効率よく加熱するため常に冷媒に接触した状
態にある。従って、このような状態のヒータを交換する
には、上記従来例では冷媒を冷媒回路から抜くことを要
し、それを冷媒が外部に漏れないように行わなければな
らず、装置の設置現場においてヒータの交換を行うのが
困難であるという問題がある。
【0004】この発明は斯かる点に鑑みてなされたもの
で、その目的は、冷媒回路の構成を改良することで、冷
媒を冷媒回路から抜くことなく、ヒータの交換を行うこ
とができるようにすることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1の発明に係る空気調和装置では、冷房サ
イクルによるポンプダウン運転により冷媒が排除される
冷媒回路の部分に、冷媒加熱部を介設した。
【0006】具体的には、この発明では、図1に示すよ
うに、圧縮機(1)、利用側熱交換器(2)、膨張機構
(3)及び熱源側熱交換器(4)が冷媒配管(7)によ
り冷暖房運転可能に接続されてなる冷媒回路(8)に、
該冷媒回路(8)内の冷媒を加熱する冷媒加熱部(5)
と、該加熱部(5)により加熱された冷媒を液冷媒及び
ガス冷媒として貯溜する冷媒貯溜部(6)とを備え、上
記冷媒加熱部(5)は加熱容器(5a)にヒータ(5
b)が脱着可能に内蔵されてなり、暖房運転時に圧縮機
(1)にインジェクションするようにした空気調和装置
が前提である。
【0007】そして、上記冷媒加熱部(5)を冷房サイ
クルによるポンプダウン時に低圧側となる液冷媒配管
(7a)に介設するとともに、上記冷媒加熱部(5)の
上記ポンプダウン時に流入側となる液冷媒配管(7a)
を開閉する第1閉鎖弁(9)と、上記冷媒加熱部(5)
の上記ポンプダウン時に流出側となる冷媒配管(7)を
開閉する第2閉鎖弁(10)とを備えた構成とする。
【0008】また、請求項2の発明では、上記請求項1
の発明に係る空気調和装置のヒータを交換する方法であ
って、第1閉鎖弁(9)を閉作動した後に冷房サイクル
によるポンプダウン運転を行い、該ポンプダウンが終了
した後に第2閉鎖弁(10)を閉作動して、加熱容器
(5a)に対しヒータ(5b)を交換し、次いで、第1
及び第2閉鎖弁(9),(10)間の冷媒加熱部(5)
側の冷媒配管(7)内の空気を排出した後、第1及び第
2閉鎖弁(9),(10)をそれぞれ開作動する構成と
する。
【0009】請求項3の発明では、図3に示すように、
圧縮機(1)、利用側熱交換器(2)、膨張機構(3)
及び熱源側熱交換器(4)が冷媒配管(7)により冷暖
房運転可能に接続されてなる冷媒回路(8)に、該冷媒
回路(8)内の冷媒を加熱する冷媒加熱部(5)と、該
加熱部(5)により加熱された冷媒を液冷媒及びガス冷
媒として貯溜する冷媒貯溜部(6)とを備え、上記冷媒
加熱部(5)は加熱容器(5a)にヒータ(5b)が一
体に内蔵されてなり、暖房運転時に圧縮機(1)にイン
ジェクションするようにした空気調和装置が前提であ
る。
【0010】そして、上記冷媒加熱部(5)を冷房サイ
クルによるポンプダウン時に低圧側となる液冷媒配管
(7a)に介設するとともに、上記冷媒加熱部(5)の
上記ポンプダウン時に流入側となる液冷媒配管(7a)
を開閉する第1閉鎖弁(9)と、上記冷媒加熱部(5)
の上記ポンプダウン時に流出側となる冷媒配管(7)を
開閉する第2閉鎖弁(10)とを備え、上記冷媒加熱部
(5)を第1閉鎖弁(9)及び利用側熱交換器(2)
に、接続部(11),(11)を介して分離可能に接続
されているように構成する。
【0011】また、請求項4の発明では、上記請求項3
の発明の空気調和装置のヒータを交換する方法であっ
て、第1閉鎖弁(9)を閉作動した後に冷房サイクルに
よるポンプダウン運転を行い、該ポンプダウンが終了し
た後に第2閉鎖弁(10)を閉作動して、冷媒加熱部
(5)を両接続部(11),(11)にて冷媒回路
(8)に対し交換し、第1及び第2閉鎖弁(9),(1
0)間の冷媒加熱部(5)側の冷媒配管(7)内の空気
を排出した後、第1及び第2閉鎖弁(9),(10)を
それぞれ開作動して、ヒータ(5b)の交換を行う構成
とする。
【0012】
【作用】請求項1及び2の発明では、冷房サイクルによ
るポンプダウン運転により、冷媒加熱部(5)は低圧側
となって冷媒が排除される。このとき、第1閉鎖弁
(9)を閉作動しておくことにより、冷媒回路(8)内
の冷媒は第1閉鎖弁(9)の箇所で止められて冷媒加熱
部(5)に流入せず、かつ該冷媒加熱部(5)の冷媒は
熱源側熱交換器(4)及び冷媒貯溜部(6)の側に回収
される。これにより、冷媒回路(8)から冷媒を抜くこ
となく、上記冷媒加熱部(5)では冷媒が排除された状
態となる。また、上記ポンプダウンが終了した後に、第
2閉鎖弁(10)の閉作動により、第1及び第2閉鎖弁
(9),(10)間の冷媒加熱部(5)側の冷媒回路
(8)では冷媒が排除された状態に保持される一方、上
記回収された冷媒はヒータ(5b)の交換作業中に外部
に漏れない状態で保管される。
【0013】以上の状態において、上記冷媒加熱部
(5)が加熱容器(5a)にヒータ(5b)が脱着可能
に内蔵されてなるものである場合に、冷媒回路(8)の
冷媒配管(7)に接続された状態にある加熱容器(5
a)に対してヒータ(5b)の脱着を行うことにより、
該ヒータ(5b)の交換が行われる。
【0014】そして、第1及び第2閉鎖弁(9),(1
0)間の冷媒加熱部(5)側の冷媒回路(8)から空気
が排出された後に、各閉鎖弁(9),(10)がそれぞ
れ開作動されて交換作業が終わる。
【0015】また、請求項3及び4の発明では、上記冷
媒加熱部(5)が加熱容器(5a)にヒータ(5b)が
一体に内蔵されてなるものである場合に、該加熱部
(5)自体を両接続部(11),(11)において冷媒
回路(8)に対し交換する、つまり冷媒加熱部(5)自
体をそっくり交換することにより、ヒータ(5b)の交
換が行われる。
【0016】
【実施例】
(実施例1)図1は、この実施例に係る空気調和装置を
示し、該装置は、圧縮機(1)と、アキュムレータ(1
2)と、冷房運転時には同図に実線で示すように、また
暖房運転時には同図に破線で示すように切換わる四路切
換弁(13)と、冷房運転時には蒸発器として、また暖
房運転時には凝縮器として機能する室内側熱交換器
(2)(利用側熱交換器)と、冷媒の加熱を行う冷媒加
熱器(5)(冷媒加熱部)と、減圧部(14)と、冷房
運転時には凝縮器として、また暖房運転時には蒸発器と
して機能する室外側熱交換器(4)(熱源側熱交換器)
とが順に液及びガス冷媒配管(7a),(7b)により
冷媒の循環が可能なように接続されてなる冷媒回路
(8)を備えている。
【0017】上記減圧部(14)は、4個の逆止弁(1
5)が配設されたブリッジ回路(16)と、このブリッ
ジ回路(16)に始端(a)と終端(b)とが接続され
た整流路(17)とからなり、冷媒が冷房サイクル及び
暖房サイクルのいずれにおいても、常に整流路(17)
を一方向に流れるように構成されている。整流路(1
7)には、始端(a)から順に受液器(6)と電動膨張
弁(3)(膨張機構)とが介設されている。上記受液器
(6)は、冷媒加熱器(5)により加熱された冷媒を液
冷媒及びガス冷媒として貯溜する冷媒貯溜部の機能を果
たす。
【0018】上記受液器(6)のガス貯溜部にはインジ
ェクションバイパス路(18)の一端が接続される一
方、該バイパス路(18)の他端は圧縮機(1)の中間
圧部に接続されており、このインジェクションバイパス
路(18)により、該バイパス路(18)両端の高低差
圧によって受液器(6)内のガス冷媒が上記中間圧部に
インジェクションされるように構成されている。
【0019】この発明の特徴として、上記冷媒加熱器
(5)は減圧部(14)と室内側熱交換器(2)との
間、つまり冷房サイクルによるポンプダウン時に低圧側
となる液冷媒配管(7a)に介設されている。この冷媒
加熱器(5)は、図2に示すように、内部が液冷媒配管
(7a)に連通する有底円筒状の加熱容器(5a)と、
該容器(5a)の一端側の壁に貫通状態で着脱可能に取
付けられたヒータ(5b)とを備えている。つまり、加
熱容器(5a)の上記壁にはねじ孔(19a)が貫通形
成されている一方、ヒータ(5b)の基端側には上記ね
じ孔(19a)に螺合する雄ねじ部(19b)が形成さ
れており、この雄ねじ部(19b)のねじ孔(19a)
への螺合締結によりヒータ(5b)が加熱容器(5a)
に着脱可能に取付けられている。同図の(20)はヒー
タ(5b)の基端に一体に形成されたボルト部である。
【0020】また、減圧部(14)と冷媒加熱器(5)
との間、つまり上記ポンプダウン時に該加熱器(5)の
流入側となる液冷媒配管(7a)の途中部位には該配管
(7a)を開閉する第1閉鎖弁(9)が配設されてい
る。一方、室内側熱交換器(2)と四路切換弁(13)
との間、つまり同ポンプダウン時に該加熱器(5)の流
出側となるガス冷媒配管(7b)の途中部位には該配管
(7b)を開閉する第2閉鎖弁(10)が配設されてい
る。尚、図1において、(21)はフレア継手部であ
り、室内ユニット(A)と室外ユニット(B)とを該空
気調和装置の設置現場で互いに接続する際に使用され
る。
【0021】以上のように構成された空気調和装置の作
動について説明する。冷房運転時には、四路切換弁(1
3)が図1の実線位置に切換作動され、冷媒は冷媒回路
(8)を同図に矢印で示す方向に循環する。すなわち、
圧縮機(1)から吐出された冷媒は室外側熱交換器
(4)に流入して凝縮し、室内側熱交換器(2)で蒸発
して室内空気を冷房する。
【0022】暖房運転時には、四路切換弁(13)が図
1の破線位置に切換作動され、冷媒は冷媒回路(8)を
冷房運転時とは逆の方向に循環する。すなわち、冷媒は
圧縮機(1)から吐出されて室内側熱交換器(2)に流
入し、該熱交換器(2)で凝縮して室内空気を加熱し、
ブリッジ回路(16)を経て受液器(6)に流入する。
この受液器(6)において、冷媒の一部はガス冷媒の状
態で、また残りは液冷媒の状態でそれぞれ貯溜される。
この液冷媒は整流路(17)の電動膨張弁(3)に流入
し、該膨張弁(3)で減圧される。減圧後の冷媒は、室
外側熱交換器(4)で蒸発する。また受液器(6)内の
ガス冷媒は、インジェクションバイパス路(18)を通
って圧縮機(1)の中間圧部にインジェクションされ
る。これにより、圧縮機(1)入力が増加されて暖房能
力が高められる。
【0023】そして、ヒータ(5b)が故障等で交換す
る際の手順を説明すると、先ず、第1閉鎖弁(9)によ
り冷媒加熱器(5)の減圧部(14)側の液冷媒配管
(7a)を閉鎖するとともに、四路切換弁(13)を冷
房運転側(図1の実線側)に切換作動させ、この状態で
ポンプダウン運転を行う。すると、冷媒加熱器(5)及
び室内側熱交換器(2)の冷媒は圧縮機(1)を通って
室外側熱交換器(4)及び受液器(6)の側に回収され
る。このとき、第1閉鎖弁(9)が閉鎖されているため
に上記冷媒加熱器(5)及び室内側熱交換器(2)側の
冷媒回路(8)には新たな冷媒は流入せず、従って、こ
のことにより、冷媒加熱器(5)では冷媒が排除された
状態となる。
【0024】ポンプダウンが終了した後、第2閉鎖弁
(10)により室内側熱交換器(2)と四路切換弁(1
3)との間のガス冷媒配管(7b)を閉鎖する。このこ
とで、第1及び第2閉鎖弁(9),(10)間の冷媒加
熱器(5)及び室内側熱交換器(2)側の冷媒回路
(8)では冷媒が排除された状態に保持される一方、排
除されて上記室外側熱交換器(4)及び受液器(6)の
側に回収された冷媒は、ヒータ(5b)の交換作業中は
外部に漏れない状態に保管される。そこで、冷媒加熱器
(5)のボルト(20)を回し操作してヒータ(5b)
の雄ねじ部(19b)と容器(5a)のねじ孔(19
a)との螺合締結を緩め、該ヒータ(5b)を加熱容器
(5a)から抜き出す。そして、新たな交換用のヒータ
(5b)を逆の手順で上記加熱容器(5a)に装着固定
する。
【0025】次に、第1及び第2閉鎖弁(9),(1
0)間の冷媒加熱器(5)及び室内側熱交換器(2)側
の冷媒回路(8)内の空気を、エアパージ又は真空引き
等により排出した後、第1及び第2閉鎖弁(9),(1
0)をそれぞれ開作動する。これにより、冷媒を冷媒回
路(8)から抜くことなく、ヒータ(5b)の交換を行
うことができる。
【0026】(実施例2)図3は、この実施例に係る空
気調和装置を示し、実施例1と共通な部分には同じ符号
を付して説明は省略する。
【0027】この実施例では、冷媒加熱器(5)は加熱
容器(5a)にヒータ(5b)が一体に内蔵されてなっ
ている。そして、この発明の特徴として、冷媒加熱器
(5)は第1閉鎖弁(9)及び室内側熱交換器(2)に
フレア継手部(11),(11)(接続部)を介して分
離可能に接続されている。つまり、この実施例では、第
1閉鎖弁(9)と冷媒加熱器(5)との間、及び該加熱
器(5)と室内側熱交換器(2)との間の各液冷媒配管
(7a)の途中部位に、各液冷媒配管(7a)を上記部
位において断接可能なフレア継手部(11)がそれぞれ
介設されている。尚、この実施例では、加熱器(5)と
室内側熱交換器(2)との間の側の接続部としての継手
部(11)は、室内ユニット(A)と室外ユニット
(B)とを互いに接続する際に使用されるフレア継手部
(11),(21)のうち、液冷媒配管(7a)側のも
のと兼用している。
【0028】この実施例では、ヒータ(5b)は加熱容
器(5a)と共に、つまり冷媒加熱器(5)自体がそっ
くり交換される。すなわち、第2閉鎖弁(10)を閉作
動した後、冷媒加熱器(5)を該加熱器(5)近傍の両
配管(7a),(7a)と共に両継手部(11),(1
1)において冷媒回路(8)側の両液冷媒配管(7
a),(7a)から取外し、新たな交換用の冷媒加熱器
(5)を両継手部(11),(11)において両液冷媒
配管(7a),(7a)に接続することにより、上記ヒ
ータ(5b)の交換が行われる。
【0029】尚、上記実施例1及び2では、第1及び第
2閉鎖弁を冷媒配管の途中部位にそれぞれ配設している
が、例えば上記実施例1の第1閉鎖弁は、冷媒加熱部と
該加熱部の冷房サイクルによるポンプダウン時に流入側
となる液冷媒配管との間に介設してもよい。
【0030】また、上記実施例2では、各接続部を液冷
媒配管の途中部位に配設しているが、上記液冷媒配管と
冷媒加熱部との間に介設してもよい。さらに、この接続
部については、上記実施例2ではフレア継手を用いてい
るが、その他の継手を用いてもよい。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1及び2の
発明では、第1閉鎖弁を閉作動して冷房サイクルによる
ポンプダウン運転を行うことにより、冷媒加熱部の冷媒
を排除して熱源側熱交換器及び冷媒貯溜部側の冷媒回路
に回収することができ、かつ第2閉鎖弁を閉作動して回
収された冷媒を外部に漏れない状態で冷媒回路内に保管
することができるので、冷媒を冷媒回路から抜くことな
く容易に、かつ冷媒を外部に漏らすことなく安全に、冷
媒回路に接続された状態の加熱容器に対してヒータの交
換を行うことができる。
【0032】また、請求項3及び4の発明では、冷媒加
熱部が加熱容器にヒータを一体に内蔵してなるものであ
る場合に、冷媒加熱部自体を冷媒回路に対して交換する
ことにより、容易かつ安全にヒータの交換を行うことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1に係る空気調和装置の冷媒
回路図である。
【図2】冷媒加熱器の要部を部分的に拡大して示す縱断
面図である。
【図3】この発明の実施例2に係る空気調和装置の冷媒
回路図である。
【符号の説明】
(1) 圧縮機 (2) 利用側熱交換器(室内側熱交換器) (3) 電動膨張弁(膨張機構) (4) 室外側熱交換器(熱源側熱交換器) (5) 冷媒加熱器(冷媒加熱部) (5a) 加熱容器 (5b) ヒータ (6) 受液器(冷媒貯溜部) (7) 冷媒配管 (7a) 液冷媒配管 (8) 冷媒回路 (9) 第1閉鎖弁 (10) 第2閉鎖弁 (11) フレア継手部(接続部)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮機(1)、利用側熱交換器(2)、
    膨張機構(3)及び熱源側熱交換器(4)が冷媒配管
    (7)により冷暖房運転可能に接続されてなる冷媒回路
    (8)に、該冷媒回路(8)内の冷媒を加熱する冷媒加
    熱部(5)と、該加熱部(5)により加熱された冷媒を
    液冷媒及びガス冷媒として貯溜する冷媒貯溜部(6)と
    を備え、上記冷媒加熱部(5)は加熱容器(5a)にヒ
    ータ(5b)が脱着可能に内蔵されてなり、暖房運転時
    に圧縮機(1)にインジェクションするようにした空気
    調和装置において、 上記冷媒加熱部(5)を冷房サイクルによるポンプダウ
    ン時に低圧側となる液冷媒配管(7a)に介設するとと
    もに、 上記冷媒加熱部(5)の上記ポンプダウン時に流入側と
    なる液冷媒配管(7a)を開閉する第1閉鎖弁(9)
    と、 上記冷媒加熱部(5)の上記ポンプダウン時に流出側と
    なる冷媒配管(7)を開閉する第2閉鎖弁(10)とを
    備えたことを特徴とする空気調和装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の空気調和装置のヒータを
    交換する方法であって、 第1閉鎖弁(9)を閉作動した後に冷房サイクルによる
    ポンプダウン運転を行い、 上記ポンプダウンが終了した後に第2閉鎖弁(10)を
    閉作動して、加熱容器(5a)に対しヒータ(5b)を
    交換し、 次いで、第1及び第2閉鎖弁(9),(10)間の冷媒
    加熱部(5)側の冷媒回路(8)内の空気を排出した
    後、 第1及び第2閉鎖弁(9),(10)をそれぞれ開作動
    することを特徴とする空気調和装置のヒータの交換方
    法。
  3. 【請求項3】 圧縮機(1)、利用側熱交換器(2)、
    膨張機構(3)及び熱源側熱交換器(4)が冷媒配管
    (7)により冷暖房運転可能に接続されてなる冷媒回路
    (8)に、該冷媒回路(8)内の冷媒を加熱する冷媒加
    熱部(5)と、該加熱部(5)により加熱された冷媒を
    液冷媒及びガス冷媒として貯溜する冷媒貯溜部(6)と
    を備え、上記冷媒加熱部(5)は加熱容器(5a)にヒ
    ータ(5b)が一体に内蔵されてなり、暖房運転時に圧
    縮機(1)にインジェクションするようにした空気調和
    装置において、 上記冷媒加熱部(5)を冷房サイクルによるポンプダウ
    ン時に低圧側となる液冷媒配管(7a)に介設するとと
    もに、 上記冷媒加熱部(5)の上記ポンプダウン時に流入側と
    なる液冷媒配管(7a)を開閉する第1閉鎖弁(9)
    と、 上記冷媒加熱部(5)の上記ポンプダウン時に流出側と
    なる冷媒配管(7)を開閉する第2閉鎖弁(10)とを
    備え、 上記冷媒加熱部(5)は第1閉鎖弁(9)及び利用側熱
    交換器(2)に、接続部(11),(11)を介して分
    離可能に接続されていることを特徴とする空気調和装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の空気調和装置のヒータを
    交換する方法であって、 第1閉鎖弁(9)を閉作動した後に冷房サイクルによる
    ポンプダウン運転を行い、 上記ポンプダウンが終了した後に第2閉鎖弁(10)を
    閉作動して、冷媒加熱部(5)を両接続部(11),
    (11)にて冷媒回路(8)に対し交換し、 第1及び第2閉鎖弁(9),(10)間の冷媒加熱部
    (5)側の冷媒配管(7)内の空気を排出した後、第1
    及び第2閉鎖弁(9),(10)をそれぞれ開作動し
    て、 ヒータ(5b)の交換を行うことを特徴とする空気調和
    装置のヒータの交換方法。
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