JPH0514142Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0514142Y2 JPH0514142Y2 JP1985028166U JP2816685U JPH0514142Y2 JP H0514142 Y2 JPH0514142 Y2 JP H0514142Y2 JP 1985028166 U JP1985028166 U JP 1985028166U JP 2816685 U JP2816685 U JP 2816685U JP H0514142 Y2 JPH0514142 Y2 JP H0514142Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door
- plate
- inner plate
- door frame
- door inner
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000011358 absorbing material Substances 0.000 claims description 7
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 7
- 239000006260 foam Substances 0.000 claims description 3
- 239000012774 insulation material Substances 0.000 claims description 3
- 239000003566 sealing material Substances 0.000 claims description 3
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 3
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 3
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 2
- 238000000465 moulding Methods 0.000 claims 1
- 239000011810 insulating material Substances 0.000 description 6
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N Ethyl urethane Chemical compound CCOC(N)=O JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
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Landscapes
- Refrigerator Housings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔技術分野〕
本考案は扉外板、扉内板、扉枠体で形成する空
間内に治具以つて発泡断熱材を注入発泡してなる
断熱扉体に関するものである。
間内に治具以つて発泡断熱材を注入発泡してなる
断熱扉体に関するものである。
次に此の種の従来の断熱扉体を第２図及び第３
図により説明する。
図により説明する。
１は冷蔵庫用断熱扉体で、扉外板２、両側部に
縦長の膨出部を形成した扉内板３、扉枠体４にて
形成される空間に発泡断熱材を注入発泡して前記
三者を一体に結合している。この様な構造の断熱
扉体１は、実使用時、冷蔵庫本体５を運転すると
扉内板側３が冷却されて、低温に保持され扉外板
側２は比較的高温に保持されることになる。した
がつてその温度差により扉内板側３付近と扉外板
側２付近の断熱材に収縮の差を生じ扉外板側２に
膨れる様に反りが生じる。ところが上述した構成
の断熱扉体１は扉内板３と発泡断熱材が接着して
いるために、断熱材の収縮に伴つて、前記扉内板
３が変形し、扉外板側２へ弓なりに反り断熱扉体
１の反りを一層促進し第２図、実線で示す様に断
熱扉体１が反つてしまうので、冷蔵庫本体５間口
の密閉性が悪くなり、冷気遮断効果の低下、空気
流通による外観部への結露現象を生じるなどの欠
点を生じていた。
縦長の膨出部を形成した扉内板３、扉枠体４にて
形成される空間に発泡断熱材を注入発泡して前記
三者を一体に結合している。この様な構造の断熱
扉体１は、実使用時、冷蔵庫本体５を運転すると
扉内板側３が冷却されて、低温に保持され扉外板
側２は比較的高温に保持されることになる。した
がつてその温度差により扉内板側３付近と扉外板
側２付近の断熱材に収縮の差を生じ扉外板側２に
膨れる様に反りが生じる。ところが上述した構成
の断熱扉体１は扉内板３と発泡断熱材が接着して
いるために、断熱材の収縮に伴つて、前記扉内板
３が変形し、扉外板側２へ弓なりに反り断熱扉体
１の反りを一層促進し第２図、実線で示す様に断
熱扉体１が反つてしまうので、冷蔵庫本体５間口
の密閉性が悪くなり、冷気遮断効果の低下、空気
流通による外観部への結露現象を生じるなどの欠
点を生じていた。
本考案は上記の欠点に鑑みて考案されたもので
あり、扉枠体の取付片と扉内板外周縁部との接合
面に収縮吸収材を介在させることにより扉枠体の
反りを防止し、冷蔵庫本体間口の密閉性を保持す
るようにし、商品価値を高めることを目的とした
ものである。
あり、扉枠体の取付片と扉内板外周縁部との接合
面に収縮吸収材を介在させることにより扉枠体の
反りを防止し、冷蔵庫本体間口の密閉性を保持す
るようにし、商品価値を高めることを目的とした
ものである。
以下、本考案の実施例を第１図にもとづき詳細
に説明する。尚従来例と本考案のものと同一部分
は同一符号を示す。
に説明する。尚従来例と本考案のものと同一部分
は同一符号を示す。
１は本考案断熱扉体で、４は合成樹脂材にて押
出し成型した扉枠体にして、その一端部には、内
側に突出する一対の保持片７ａ，７ｂを形成する
と共に他端部には、上記保持片７ａ，７ｂと同方
向に突出するガスケツト取付部８及び扉内板３の
取付片９を一体に形成している。２は一枚の金属
板から成る扉外板にして、その周縁部は上記扉枠
体４の保持片７ａ，７ｂに挿入保持されている。
出し成型した扉枠体にして、その一端部には、内
側に突出する一対の保持片７ａ，７ｂを形成する
と共に他端部には、上記保持片７ａ，７ｂと同方
向に突出するガスケツト取付部８及び扉内板３の
取付片９を一体に形成している。２は一枚の金属
板から成る扉外板にして、その周縁部は上記扉枠
体４の保持片７ａ，７ｂに挿入保持されている。
３は前記扉外板２に対向して配設され合成樹脂
からなる扉内板にしてその外周縁部３ａは軟質ウ
レタンフオーム等の収縮吸収材１０を介して、前
記扉枠体４の取付片９と接合し、上記扉外板２、
扉内板３、扉枠体４で囲繞形成される空間部に発
泡断熱材６を充てん発泡し、前記三者を一体に結
合している。
からなる扉内板にしてその外周縁部３ａは軟質ウ
レタンフオーム等の収縮吸収材１０を介して、前
記扉枠体４の取付片９と接合し、上記扉外板２、
扉内板３、扉枠体４で囲繞形成される空間部に発
泡断熱材６を充てん発泡し、前記三者を一体に結
合している。
上述の様な構成にすることにより、扉内板３側
が冷却されて、扉内板に収縮変形の力が生じて
も、扉内板の両側部に形成した縦長の膨出部に
て、ある程度の収縮変形が防止され、そして収縮
変形して、扉内板が弓なりに変形したとしても扉
枠体取付片９と扉内板外周縁部３ａとの間に収縮
吸収材を介しているので、扉内板３の変形が吸収
され扉枠体４は反ることがなく扉枠体４に装着さ
れるガスケツト（図示せず）は、冷蔵庫本体間口
に十分密着を保持するものである。
が冷却されて、扉内板に収縮変形の力が生じて
も、扉内板の両側部に形成した縦長の膨出部に
て、ある程度の収縮変形が防止され、そして収縮
変形して、扉内板が弓なりに変形したとしても扉
枠体取付片９と扉内板外周縁部３ａとの間に収縮
吸収材を介しているので、扉内板３の変形が吸収
され扉枠体４は反ることがなく扉枠体４に装着さ
れるガスケツト（図示せず）は、冷蔵庫本体間口
に十分密着を保持するものである。
本案は以上の様に、扉内板の両側部に縦長の膨
出部を形成しているので、温度差によつて扉内板
に収縮変形の力が生じても、扉内板の両側部に形
成した縦長の膨出部にて、ある程度の収縮変形が
防止され、しかも扉枠体取付片と扉内板外周縁部
をシール材を兼ねた収縮吸収材を介して結合して
いるので、温度差によつて扉内板側が収縮変形し
ても、収縮吸収材により吸収され扉枠体は反るこ
とがなく、冷蔵庫本体間口の気密性が保持され、
冷気遮断効果が低下することがなく又発泡断熱材
の発泡注入時に扉枠体と扉内板外周縁部の接合面
にシール材としての役割を果し、断熱材の漏れを
防止するという品質性能の向上が図れ、商品価値
を高めるという極めて実用効果大なるものであ
る。
出部を形成しているので、温度差によつて扉内板
に収縮変形の力が生じても、扉内板の両側部に形
成した縦長の膨出部にて、ある程度の収縮変形が
防止され、しかも扉枠体取付片と扉内板外周縁部
をシール材を兼ねた収縮吸収材を介して結合して
いるので、温度差によつて扉内板側が収縮変形し
ても、収縮吸収材により吸収され扉枠体は反るこ
とがなく、冷蔵庫本体間口の気密性が保持され、
冷気遮断効果が低下することがなく又発泡断熱材
の発泡注入時に扉枠体と扉内板外周縁部の接合面
にシール材としての役割を果し、断熱材の漏れを
防止するという品質性能の向上が図れ、商品価値
を高めるという極めて実用効果大なるものであ
る。
第１図、本考案断熱扉体の要部拡大断面図。第
２図、一般的な断熱扉体の裏面外観斜視図。第３
図、第１図断熱扉体を冷蔵庫本体に装着した外観
側面図。 符号、１０……収縮吸収材。
２図、一般的な断熱扉体の裏面外観斜視図。第３
図、第１図断熱扉体を冷蔵庫本体に装着した外観
側面図。 符号、１０……収縮吸収材。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 合成樹脂製の薄板からなり両側部に縦長の膨出
部を成型により形成した扉内板と、これに対向し
て設けた金属製の扉外板と、上記扉内板と扉外板
との周囲間隙を閉塞する扉枠体と、上記扉内板、
扉外板、扉枠体から囲撓形成される空間に、注入
発泡された発泡断熱材とからなる断熱扉体におい
て、 上記扉枠体の扉内板側周縁部に扉内板外周縁部
を取り付けるための取付片をガスケツト取付部よ
り内方へ突出して設け、この突出した取付片と上
記扉内板外周縁部との接合面にシール材を兼ねた
収縮吸収材を介在させたことを特徴とする断熱扉
体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985028166U JPH0514142Y2 (ja) | 1985-02-26 | 1985-02-26 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985028166U JPH0514142Y2 (ja) | 1985-02-26 | 1985-02-26 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61164983U JPS61164983U (ja) | 1986-10-13 |
| JPH0514142Y2 true JPH0514142Y2 (ja) | 1993-04-15 |
Family
ID=30525798
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1985028166U Expired - Lifetime JPH0514142Y2 (ja) | 1985-02-26 | 1985-02-26 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0514142Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS55150985U (ja) * | 1979-04-17 | 1980-10-30 |
-
1985
- 1985-02-26 JP JP1985028166U patent/JPH0514142Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61164983U (ja) | 1986-10-13 |
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