JPH05139213A - 折り畳み式パツケージトレイ - Google Patents

折り畳み式パツケージトレイ

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JPH05139213A
JPH05139213A JP33142891A JP33142891A JPH05139213A JP H05139213 A JPH05139213 A JP H05139213A JP 33142891 A JP33142891 A JP 33142891A JP 33142891 A JP33142891 A JP 33142891A JP H05139213 A JPH05139213 A JP H05139213A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
package tray
tray
rail
hinge pins
luggage compartment
Prior art date
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Pending
Application number
JP33142891A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshimitsu Takahashi
利光 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Publication date
Application filed by Toyoda Automatic Loom Works Ltd filed Critical Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 パッケージトレイ開放時における荷室の開口
寸法の拡大化を図るとともに、ガタツキ音の発生を防止
する。 【構成】 パッケージトレイ4を前後方向の略中央部で
折り曲げ可能に構成するとともに、パッケージトレイ4
の左右端部の裏面側に設けた前後のヒンジピン9をサイ
ドブラケット12に設けたレール16に移動可能に嵌入
し、トレイ後端又はトレイ前端を押して一方のヒンジピ
ンをレール16に沿って移動させることにより、パッケ
ージトレイ4を中央部から上向きに折り畳んで荷室1を
開放する構成とする。またレール17を構成するスリッ
トの上壁面と下壁面とに設けたリブ18,19によりヒ
ンジピン9を所定位置に保持できる構成とし、パッケー
ジトレイ4のガタツキを抑えるとともに、開放姿勢を保
持可能とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、リヤシートとバックド
アとの間に形成される荷室を上方から覆うためのパッケ
ージトレイに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のパッケージトレイとしては、図7
に示すようなものがある。これは、パッケージトレイ3
1の左右前端部に設けたヒンジピン32をボデーの左右
内壁面に固定されたサイドブラケット(図示省略)に回
動可能に枢着するとともに、パッケージトレイ31の左
右両端縁をサイドブラケットにより下側から略水平姿勢
に支持するようにしたものである。また、パッケージト
レイ31はバックドア33と紐34を介して連結されて
おり、該バックドア33の開放時にはその後端部が引き
上げられて開放される跳ね上げ式であり、バックドア3
3の閉止時には自重により下降して荷室35を覆うよう
になっている。なお、このようなパッケージトレイとし
ては、例えば実開昭62−151153号公報を挙げる
ことができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述したよ
うな従来のパッケージトレイ31においては、図示仮想
線の如く、バックドア33に連動して開放させる手段と
しての紐34の影響を受ける関係で荷室の開口寸法Aを
大きくとれないものであって、そのために大きな荷物の
出し入れの邪魔になって収納性が悪いという点に難点が
ある。また、パッケージトレイ31の後端部側が単にサ
イドブラケット上に載置しているだけの構造では、車両
走行時の振動等によりガタツキ音を生ずるという不具合
がある。なお、このガタツキについては、バックドア3
3側にパッケージトレイ31の後端縁を押さえ込むため
の押さえ片を設けたものも提案されているが、これによ
っても建て付けの精度の問題あるいは経年によるへたり
等により必ずしも満足するような結果が得られていな
い。
【0004】そこで本発明は、上述の問題に鑑み、荷室
開放時における開口寸法の拡大化を図るとともに、ガタ
ツキ音の発生防止に有効な折り畳み式パッケージトレイ
を提供することを、解決すべき技術的課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は次のように構成したものである。すなわ
ち、リヤシートのシートバックとバックドアとの間に形
成される荷室を覆うためのパッケージトレイであって、
前後方向における所定部位に上方向に折曲可能な折曲部
を有するトレイ本体と、該トレイ本体の左右端部の裏面
側に設けられ、かつボデーに固定の左右の支持部材に形
成した略水平のレールに沿って前後方向に移動可能に取
り付けられた前後のヒンジピンとを備えており、それら
ヒンジピンは前記支持部材のレールに設けられたストッ
パ手段により前後の両端部の他、移動途中の少なくとも
特定位置で保持される構成としたことを特徴としてい
る。
【0006】
【作用】上述のように構成された本発明の折り畳み式パ
ッケージトレイにおいては、荷室を覆っている通常時に
は、前後のヒンジピンがレールに設けられたストッパ手
段によりガタツキを起こすことなく安定姿勢に保持され
る。一方、荷物の出入を行うときは、バックドアの開放
後、トレイ後端を前方へ押すと、ヒンジピンがストッパ
手段を押し退けながらレールに沿って前方へ移動され、
パッケージトレイはその折曲部から上向きに折り畳まれ
る。そのため、荷室が大きく開放され、荷物の出し入れ
が容易となる。なお、移動後のヒンジピンはストッパ手
段によりその場に保持されるため、パッケージトレイは
荷室を開放した折り畳み姿勢に保持される。また、トレ
イ前端を後方へ押して前側のヒンジピンをレールに沿っ
て後方へ移動させたときは、パッケージトレイは荷室の
後側に折り畳まれるので、このときは車室内で荷物の出
し入れを行うことができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて具体
的に説明する。まず、図1〜図4に示す実施例1につい
て説明する。図2に示すように、荷室1は可倒式リヤシ
ート2のシートバック2aとバックドア3との間に形成
され、その上方においてパッケージトレイ4により覆わ
れている。パッケージトレイ4の本体5は、図1及び図
4の断面図に示すように、適度の剛性を有する基材ボー
ド6と、この基材ボード6の表面(上面)を被覆する軟
質材料からなる表皮7とから構成されている。そして、
基材ボード6は前後方向の略中央部で前後に2分割され
るとともに、表皮7によって連結されており、この連結
部から上方へ逆V字状に折り畳み可能となっている。す
なわち、表皮7による連結部分がトレイ本体5の折曲部
8を構成している。なお、折曲部8を補強するためにト
レイ裏面(下面)側には補強布8aを設けてある。
【0008】また、パッケージトレイ4は、その左右端
縁の前端部及び後端部には合計4個のヒンジピン9を備
えている。それら前後の各ヒンジピン9は、図3に示す
ように、基材ボード6の裏面(下面)にリベット10に
より固定されるピン本体9aと、該ピン本体9aから横
向きに水平に突出される円形断面のピン部9bとからな
り、そして該ピン部9bの突出端末は基材ボード5の端
面に略一致するよう設定されている。
【0009】つぎに、上記のように構成されたパッケー
ジトレイ4の支持構造を図1、図3及び図4に基づいて
説明する。ボデーの左右の内壁面11には、サイドブラ
ケット12が取り付けられている。サイドブラケット1
2は、樹脂製であって、左右のルーフサイドインナ11
から荷室1側に略水平に張り出すように設定されるとと
もに、その基部のフランジ部分がボルト13によって内
壁面11のウエルドナット14に締着されている。しか
して、サイドブラケット12の張出端部上面には前記パ
ッケージトレイ4の左右端縁を乗載支持するための段差
状の支持段差部15が前後方向の全長にわたって形成さ
れ、その段差高さはトレイ本体5の厚みに相当してい
る。従って、載置状態のパッケージトレイ4の上面とサ
イドブラケット12の上面とは同一平面を構成してい
る。
【0010】また、前記サイドブラケット12の支持段
差部15の下側には前記ヒンジピン9が摺動可能に嵌合
するための前後方向に略水平に延在するレール16が形
成されている。このレール16はスリットをもって構成
されるとともに、その全長にわたってヒンジピン9を任
意位置に保持することの可能なストッパ手段17を備え
ている。
【0011】ストッパ手段17は、スリット上壁面から
前記ヒンジピン9のピン径よりもやや小さい間隔を置い
て略中程まで垂設されたアッパリブ18と、このアッパ
リブ18に対応してスリット下壁面から僅かに突出され
たロアリブ19とからなり、隣接するアッパリブ18及
びロアリブ19によりヒンジピン9を挟み込んで保持す
る構成となっている。しかして、ヒンジピン9は、アッ
パリブ18を弾性変形させながら移動できるようになっ
ており、そのためにアッパリブ18の垂下高さ及び厚み
等についてはアッパリブ18によるヒンジピン9の保持
力と移動時の抵抗力との両面を考慮して設定される。な
お、前記パッケージトレイ4の4隅は、図1の破線及び
図4の断面図に示す如く基材ボード6が所定量だけ切除
されている。これはパッケージトレイ4の折り畳み時
(開放時)にサイドブラケット12の支持段差部15上
において表皮7の4隅が折れ曲がることを許容するため
である。
【0012】本実施例は上述のように構成したものであ
り、従ってパッケージトレイ4はそのヒンジピン9を車
両後方よりストッパ手段17のアッパリブ18を弾性変
形させながらレール16内へ押し込むことによってサイ
ドブラケット12に装着することができる。そして、装
着後のパッケージトレイ4は図2に実線で示すように、
伸展した水平姿勢で左右両端部がサイドブラケット12
の支持段差部15上に載置支持されて荷室1を覆い、こ
の状態では、前後のヒンジピン9がレール16の前後端
部において上下のリブ18,19により挟み込まれてい
るため、走行時の振動に対してもガタツキを起こすこと
なく保持される。
【0013】一方、荷物の出し入れを行うべく、図2に
仮想線で示すように、バックドア3を開放後、パッケー
ジトレイ4の後端縁を前方へ押せば、後側のヒンジピン
9がアッパリブ18を押し退けながらレール16に沿っ
て移動する。従って、パッケージトレイ4は略中央部の
折曲部8から逆V字状に折れ曲がって畳まれ、荷室1を
開放する。このとき、前述したように基材ボード6が切
除されたパッケージトレイ4の4隅部分では、図4に仮
想線で示す如く表皮7が自由に折れ曲がりパッケージト
レイ4の折り畳みを許容する。
【0014】しかして、上述のようにパッケージトレイ
4が折り畳まれることによって図2に仮想線で示す如
く、荷室の開口寸法Aは図7に示した従来の跳ね上げ方
式のパッケージトレイに比べて拡大されることになり、
荷物の出し入れを容易に行うことが可能となる。なお、
折り畳まれたパッケージトレイ4は、ヒンジピン9がレ
ール16に設けられたアッパリブ18及びロアリブ19
によって移動位置に止められることによって、荷室1を
開放した折り畳み姿勢に保持される。
【0015】また、本実施例ではストッパ手段17をレ
ール16の全長にわたって設定してあるため、ヒンジピ
ン9をレール16の任意位置に止めることが可能とな
り、必要に応じた開口量を得ることができる。さらに
は、本実施例によれば、前側のヒンジピン9を移動させ
てパッケージトレイ4を後側に折り畳むことにより、車
内において荷物の出し入れを行うことも可能である。
【0016】つぎに、本発明の実施例2を図5及び図6
に基づいて説明する。この実施例はストッパ手段17に
関する変更例であって、前述したアッパリブ18に代え
て板バネ20を利用したものである。すなわち、図示の
如く波状に形成した板バネ20をレール16の略全長に
わたって配置するとともに、その両端部に設けた取付片
21をサイドブラケット12側に形成した掛止片22に
掛止する構成としたものであって、その他については前
述の実施例1と同様となっている。
【0017】従って、この実施例によるときは、パッケ
ージトレイ4のヒンジピン9は板バネ20とロアリブ1
9とにより保持されることになり、パッケージトレイ4
の開閉操作時にはヒンジピン9が板バネ20を弾性変形
させながら移動することができる。
【0018】なお、図示の実施例では、ストッパ手段1
7をレール16の全長にわたって設定したが、必ずしも
全長に設ける必要はなく、少なくとも荷室1を覆う位置
に対応する前後端の2箇所と、最大開放位置に対応する
前後2箇所との合計4個の特定位置に設定されていれば
足りるものである。
【0019】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
パッケージトレイを上方へ折り畳んで荷室を開放できる
ようにしたことにより、大きな開口寸法を得ることがで
きるため、荷室に対する荷物の出し入れが容易となって
収納性が向上される。特に、上方へ折り畳む形式である
ため、例えば下方へ折り畳むような場合に比較すると、
荷室に大きな荷物を収納した場合に起こり得る当該荷物
との干渉問題を解消し得る利点がある。また、荷室を覆
っている通常時にはヒンジピンがストッパ手段によって
保持されているため、車両の振動に起因するガタツキが
抑えられ異音の発生が未然に防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1に係るパッケージトレイとそ
の支持手段としてのサイドブラケットを示す概略斜視図
である。
【図2】パッケージトレイの開閉動作態様を示す説明図
である。
【図3】パッケージトレイの支持部構造を示す断面図で
ある。
【図4】図3のA−A線断面図である。
【図5】実施例2のパッケージトレイの支持部構造を示
す断面図である。
【図6】図5のB−B線断面図である。
【図7】従来の跳ね上げ式パッケージトレイを示す説明
図である。
【符号の説明】
1…荷室 2…リヤシート 3…バックドア 4…パッケージト
レイ 5…トレイ本体 8…折曲部 9…ヒンジピン 12…サイドブラ
ケット 15…支持段差部 17…ストッパ手

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リヤシートのシートバックとバックドア
    との間に形成される荷室を覆うためのパッケージトレイ
    であって、前後方向における所定部位に上方向に折曲可
    能な折曲部を有するトレイ本体と、該トレイ本体の左右
    端部の裏面側に設けられ、かつボデーに固定の左右の支
    持部材に形成した略水平のレールに沿って前後方向に移
    動可能に取り付けられた前後のヒンジピンとを備えてお
    り、それらヒンジピンは前記支持部材のレールに設けら
    れたストッパ手段により前後の両端部の他、移動途中の
    少なくとも特定位置で保持される構成とした折り畳み式
    パッケージトレイ。
JP33142891A 1991-11-19 1991-11-19 折り畳み式パツケージトレイ Pending JPH05139213A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33142891A JPH05139213A (ja) 1991-11-19 1991-11-19 折り畳み式パツケージトレイ

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33142891A JPH05139213A (ja) 1991-11-19 1991-11-19 折り畳み式パツケージトレイ

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Publication Number Publication Date
JPH05139213A true JPH05139213A (ja) 1993-06-08

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ID=18243559

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JP33142891A Pending JPH05139213A (ja) 1991-11-19 1991-11-19 折り畳み式パツケージトレイ

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JP (1) JPH05139213A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009062015A (ja) * 2007-09-10 2009-03-26 Ashimori Ind Co Ltd 車両用トノカバー装置
US7699371B2 (en) * 2003-12-06 2010-04-20 Wilhem Karmann Gmbh Parcel shelf mounting for a parcel shelf and vehicle with such a parcel shelf and/or mounting
US7815235B2 (en) * 2007-01-30 2010-10-19 Hayashi Telempu Co., Ltd. Tonneau cover unit

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