JPH05138271A - 自転車用クランク軸の製造方法 - Google Patents

自転車用クランク軸の製造方法

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Publication number
JPH05138271A
JPH05138271A JP3336127A JP33612791A JPH05138271A JP H05138271 A JPH05138271 A JP H05138271A JP 3336127 A JP3336127 A JP 3336127A JP 33612791 A JP33612791 A JP 33612791A JP H05138271 A JPH05138271 A JP H05138271A
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JP
Japan
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crankshaft
pressing
bearing
dies
gear crank
Prior art date
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Pending
Application number
JP3336127A
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English (en)
Inventor
Takeshi Tanaka
武 田中
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MITSUBOSHI SEISAKUSHO
MITSUBOSHI SEISAKUSHO KK
Original Assignee
MITSUBOSHI SEISAKUSHO
MITSUBOSHI SEISAKUSHO KK
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Publication date
Application filed by MITSUBOSHI SEISAKUSHO, MITSUBOSHI SEISAKUSHO KK filed Critical MITSUBOSHI SEISAKUSHO
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Pending legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/52Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts

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Abstract

(57)【要約】 【目的】所定の強度を保持しつつ軽量化を図り、製造も
容易に行なえるようにすること。 【構成】中空パイプからなる基材5の軸方向の中間部を
一対の挟持用金型6,6で挟持した状態で、基材5の長
さを縮める方向にプレス用金型7,7で押し縮め、挟持
用金型6,6の段部対応部6a,6aとプレス用金型
7,7の端部7c,7cに形成した軸受け段部対応形状
で軸受け段部を成形するとともに、プレス用金型7,7
の内部7b,7bに形成したギヤクランク取付け部対応
形状でギヤクランク取付け部を成形するクランク軸の製
造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、所定の強度を保持し
つつ製作の容易化や軽量化を図るような、自転車用クラ
ンク軸の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】クランク軸は、ギヤクランクを取付ける
ためのギヤクランク取付け部を両端に有するとともに、
これらよりも内側部分には、軸受玉を外側面に受けるた
めの軸受け段部を径方向に突出させた形状に、金属ムク
を削り出して製造している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のように
削り出しによる製造方法であると、作業が難しいうえに
自転車の軽量化の要請に応えられないという問題点があ
った。そこでこの発明は、製造作業を容易にするととも
に、自転車の軽量化に対応できるような自転車用クラン
ク軸の製造方法の提供を課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ための手段を実施例の図1および図4を用いて説明する
と、その方法は、中空パイプからなる基材5の軸方向の
中間部を、クランク軸1の径方向に突出した軸受け段部
3,3の内側面3b,3bに対応する段部対応部6a…
を両端に形成した一対の挟持用金型6,6で挟持し、上
記クランク軸1両端部のギヤクランク取付け部2,2に
対応する取付け部対応部を内部7b,7bに形成し、前
記クランク軸1の軸受け段部3,3の外側面3a,3a
に対応する段部対応部を端部7c,7cに形成した一対
のプレス用金型7,7で、前記基材5の両端部をその軸
方向にプレスしてクランク軸1を形成することを特徴と
する。
【0005】
【作用】すなわちこの発明によれば、まず中空の金属パ
イプを所定の長さに切断して基材を得たのち、前述の挟
持用金型によって基材を挟持し、その状態で基材を両端
部方向から押し縮めて軸受け段部を形成するとともに、
このプレス時に用いるプレス用金型の内部の形状によっ
てギヤクランク取付け部を形成する。
【0006】
【発明の効果】上述の結果、この発明によると、製造が
容易に行なえ低コスト化も図れるとともに、自転車の軽
量化の要請に応えられるクランク軸を得ることができ
る。
【0007】
【実施例】この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳
述する。図4は全製造工程を経た自転車用のクランク軸
1を示し、この図に見られるように、クランク軸1はギ
ヤクランク(図示せず)を取付けるためのギヤクランク
取付け部2,2を両端部に有し、これらギヤクランク取
付け部2,2よりも内側位置には、軸受玉(図5参照)
を受けるための軸受け段部3,3を有している。上述の
ギヤクランク取付け部2,2は、周面に4つの平面4…
部を有しており、端面にはギヤクランクを固定するため
の雌ねじ2a(図5参照)を螺刻している。また上述の
軸受け段部3,3には、それぞれの外側面3a,3a
(クランク軸1の両端部がわ)に上述した軸受玉を転動
可能に受けるのである。
【0008】このようなクランク軸1の製造工程を説明
すると、まず鋼材からなる中空のパイプを、完成時のク
ランク軸1の寸法よりも長い、所定長さに切断して基材
5(図1、図2参照)を得てボンデ加工を施した後、プ
レス工程に移る。このプレス工程では、図1に示すよう
に2つで一組の金型6,6,7,7を二種類使用する。
一方の金型6,6は、上下に二分割された挟持用金型
で、クランク軸1(図3参照)の軸受け段部3,3間に
対応する凹面形状に内周面が形成され、殊に両端部に
は、軸受け段部3,3の内側面3b,3bに対応する形
状の段部対応部6a…を形成している。
【0009】他方の金型7,7はプレス用金型で、クラ
ンク軸1(図3参照)の端部を形成するための孔のよう
な深い凹部7a,7aを形成している。凹部7a,7a
のうち内部7b,7bはクランク軸1のギヤクランク取
付け部2,2に嵌合対応するような形状に形成され、端
部7c,7cはクランク軸1の軸受け段部3,3の外側
面3a,3aに対応する形状に形成されている。なお、
内部7b,7bは完成後のクランク軸1のギヤクランク
取付け部2,2の長さよりも若干長く設定している。
【0010】すなわちこのプレス工程における基材5の
成形過程を図2に基づいて説明すると(図1、図4を適
宜参照)、挟持用金型6,6で挟持された中空状の基材
5[同図(A)]は長さを縮められる方向にプレス用金
型7,7でプレスされるため同金型7,7の内部7b,
7bの形状によって端部が細く、しかも断面略四角形状
に変形する[同図(B)]。そして、さらなるプレスに
より両端部のギヤクランク取付け部が成形されてゆくと
ともに、プレス用金型7,7による押し縮めと端部7
c,7cの形状とによって、軸受け段部3,3となる部
分が隆起し始め[同図(C)]、プレス工程の終わる頃
には、同図(D)に示すようにクランク軸の形状があら
われる。
【0011】プレス後は、図3に示すように基材5の両
端部5aを切断して所定寸法にし、形を整え、次に前述
した雌ねじ2a(図5参照)を螺刻するための孔5bを
仮想線のように穿設する。そしてその後この孔5bに雌
ねじ2a(図5参照)を螺刻する。
【0012】すると図3で見たようなクランク軸1形状
が形成され、最後にこれに対して、例えば浸炭焼入すな
わち表面硬化処理を施して製造工程を終了する。
【0013】そして上述の如くして製造したクランク軸
1は、図5に示すように、カセットハンガ11とすべく
組み込む。すなわち同図に見られるように、クランク軸
1の右側を、軸受玉12,12を配した状態で、防水リ
ング13を装着してある右ワン14に挿通し、こうした
クランク軸1の左側から、防水リング15と止めネジ1
6とを装着したパックケース17を、クランク軸1に軸
受玉18,18を配した状態で取付ける。
【0014】上述した右ワン14の内周面には、雌ネジ
14aが螺刻してあり、パックケース17先端部の外周
面に螺刻した雄ネジ17aをこの雌ネジ14aに螺挿す
るのである。上述の止めネジ16は、パックケース17
の雄ネジ17a上を移動するように設定してあり、右ワ
ン14に対するパックケース17の螺挿深さを軸受け部
の圧力を考慮して設定した後、両者の螺合状態を設定す
る。
【0015】ハンガラグ(図示せず)に対しての装着に
あっては、パックケース17の左側から挿入し、右ワン
14の外周面に螺刻した雄ネジ14bを、ハンガラグの
内周面に形成してあるネジ(図示せず)に螺合して固定
し、ついでハンガラグの左側から、このハンガラグの内
周面とパックケースとの間にテーパネジ19を螺挿して
締付ける。
【0016】このテーパネジ19とは、先端側が肉薄に
なるように内周面にテーパ面19aを有し、外周面には
雄ネジ19bを有したネジであって、上述のテーパ面1
9aはパックケース17の左端部形成したテーパ面17
bに対応する。また上述の雄ネジ19bは、ハンガラグ
の内周面に形成してあるネジ(図示せず)に螺合する。
なお、図中19c,19cは、このテーパネジ19を螺
挿するための治具(図示せず)を係合させる係合溝であ
る。
【0017】このテーパネジ19を螺挿するとくさびを
打ち込んだが如く強力に締付けられることになり、あと
はテーパネジ19外周の雄ネジ19bの端部にロックナ
ット20を螺合するだけでよい。
【0018】クランク軸は前述のごとく製造するので、
金属ムクを削り出して行なうのに比して製造が容易であ
り、低コスト化も図れる。そして、こうして製造された
クランク軸は従来のように中実でないため、自転車の軽
量化の要請に応えることができる。しかも製造工程にお
いては浸炭焼入を行なっているので、軸受玉(図示せ
ず)の転動による摩耗に耐える表面硬化層が得られると
ともに、それよりも下層には強靭性を持たせることがで
きて、クランク軸に所定の強度を確保することもでき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】プレス前の状態を示す一部断面正面図。
【図2】プレス工程を示す説明図。
【図3】プレス後の一工程を示す斜視図。
【図4】クランク軸を示す正面図。
【図5】クランク軸の使用状態を示す断面図。
【符号の説明】
1…クランク軸 2…ギヤクランク取付け部 3…軸受け段部 3a…外側面 3b…内側面 5…基材 6…挟持用金型 6a…段部対応部 7…プレス用金型 7b…内部 7c…端部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】中空パイプからなる基材の軸方向の中間部
    を、クランク軸の径方向に突出した軸受け段部の内側面
    に対応する段部対応部を両端に形成した一対の挟持用金
    型で挟持し、上記クランク軸両端部のギヤクランク取付
    け部に対応する取付け部対応部を内部に形成し、前記ク
    ランク軸の軸受け段部の外側面に対応する段部対応部を
    端部に形成した一対のプレス用金型で、前記基材の両端
    部をその軸方向にプレスしてクランク軸を形成する自転
    車用クランク軸の製造方法。
JP3336127A 1991-11-25 1991-11-25 自転車用クランク軸の製造方法 Pending JPH05138271A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100904188B1 (ko) * 2007-11-20 2009-06-22 양해진 자동차 시트프레임용 레인포스바 제조장치
KR200476746Y1 (ko) * 2014-07-08 2015-04-07 (주)로프트 냉매 분배관의 축관 장치

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100904188B1 (ko) * 2007-11-20 2009-06-22 양해진 자동차 시트프레임용 레인포스바 제조장치
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