JPH05138054A - 磁気テープ・フロツピーデイスク・ビデオテープ等の破砕処理装置 - Google Patents

磁気テープ・フロツピーデイスク・ビデオテープ等の破砕処理装置

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JPH05138054A
JPH05138054A JP32823691A JP32823691A JPH05138054A JP H05138054 A JPH05138054 A JP H05138054A JP 32823691 A JP32823691 A JP 32823691A JP 32823691 A JP32823691 A JP 32823691A JP H05138054 A JPH05138054 A JP H05138054A
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JP
Japan
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magnetic tape
crusher
crushing
tapes
video
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Application number
JP32823691A
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English (en)
Inventor
Kazuo Hirakawa
和雄 平川
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Individual
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  • Crushing And Pulverization Processes (AREA)
  • Disintegrating Or Milling (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 磁気テープ・フロッピーディスク・ビデオテ
ープ等を能率良く安全に且つ容易に破砕処理することが
できる磁気テープ・フロッピーディスク・ビデオテープ
等の破砕処理装置を提供すること。 【構成】 磁気テープ2を分断する回転刃3を備え、分
断した後に破砕機4へ投入する。その際に進退する把持
機13で磁気テープ2を把持することにより作業を安全
なものとしている。破砕機4で破砕された後の細片5は
圧縮機6へ導入され圧縮された後に排出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気テープ・フロッピ
ーディスク・ビデオテープ等の機密事項を収納し且つ使
用後の処理が難しい物品を破砕処理する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】企業等においては現在各種の機密事項等
はコンピュータ内に納められており、その主たる記憶媒
体となる磁気テープやフロッピーディスク等の数はデー
タ蓄積に伴い次第に増大する一方であった。又多数のビ
デオテープが使われている。そのため、それらの保管ス
ペースが大きく必要となるため、所定の年数を経たもの
から順次処分していくという方針を取る企業等が多かっ
た。
【0003】しかしながら、所定の年数を経たとは言え
企業秘密であることに変わりはなく、一般のゴミとして
廃棄する訳にはいかないため、産業廃棄物として処理業
者に処理を委託しなければならなかった。ところが、磁
気テープの類は破砕の際に刃物に巻着し破砕しにくいと
いう問題があり、焼却処理の場合には確かに処理したと
いう証拠を提出できないという問題があった。焼却の場
合、大量の黒煙と有毒ガスが発生するため特殊焼却炉が
必要でそのため高い経費が必要になるという問題点があ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、磁気
テープ・フロッピーディスク・ビデオテープ等を能率良
く安全に且つ容易に破砕処理することができる磁気テー
プ・フロッピーディスク・ビデオテープ等の破砕処理装
置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決した本
発明の要旨は、 1) 被処理物品を破砕する破砕機を備えるとともに同
破砕機で破砕された後の細片を圧縮して排出する圧縮機
を併備し、供給位置にある磁気テープ・フロッピーディ
スク・ビデオテープ等の被処理物品を把持して搬送し破
砕機上部に設けた投入口へ投入する把持手段を設け、そ
の搬送径路上に把持手段によって把持された被処理物品
を複数に分断する1以上の切断手段を設けたことを特徴
とする磁気テープ・フロッピーディスク・ビデオテープ
等の破砕処理装置 2) 磁気テープ・フロッピーディスク・ビデオテープ
等の破砕処理装置が車上に載設され移動自在であること
を特徴とする請求項1記載の磁気テープ・フロッピーデ
ィスク・ビデオテープ等の破砕処理装置 にある。
【0006】
【作用】本発明にかかる磁気テープ・フロッピーディス
ク・ビデオテープ等の破砕処理装置では、磁気テープ等
の被処理物品は把持手段によって把持された状態で切断
手段により分断されて破砕機へ投入される。従って、磁
気テープは短くカットされているため、破砕機の刃物に
巻着することなく破砕できる。又、切断手段によって分
断される際には把持手段でもって被処理物品を把持して
いるため作業者も安全である。
【0007】破砕機内で破砕された後の細片は圧縮機へ
投入される。そこで大量の細片は小さく圧縮された塊と
なって排出されるので、その後の処理にも都合が良い。
更に、上述の如く磁気テープ・ビデオテープ等は細片の
塊として手許に残るので確実に処理した証拠ともなり得
る。
【0008】又、本発明では磁気テープ・フロッピーデ
ィスク・ビデオテープ等の破砕処理装置を車上に載設し
移動自在とすることもできる。その場合、処理を依頼す
る企業等の担当者の目前で処理することも可能となりそ
の効果は大である。
【0009】
【実施例】実施例について、以下の図面に基づき説明す
る。図1は実施例を示す正面断面図、図2は同平面図、
図3は同側面図、図4は破砕機の例を示す平面断面図、
図5は破砕機の要部斜視図である。
【0010】本実施例の破砕処理装置1は磁気テープ2
等の被処理物品を分断する回転刃3を2基備えており、
磁気テープ2は分断された後に破砕機4へ投入され、破
砕後の細片5は圧縮機6によって圧縮されて排出され
る。
【0011】磁気テープ2はフリーローラーからなる傾
斜した供給路7に沿って自重により滑動し供給位置9に
達するのであるが、その手前には進退自在なストッパー
10が設けてあって、磁気テープ2は1個ずつ供給位置
9へ供給される。又、供給路7の一方の側壁17にはシ
リンダ8が取付けられ、磁気テープ2が確実に供給位置
9へ滑動していくよう構成するとともに、供給位置9と
なる供給路7終端にはシリンダ16によって進退自在な
ストッパー11が設けてあって、被処理物品を形状や大
きさに応じて所定の位置に係止させることができる。
【0012】供給位置9には、供給された磁気テープ2
を把持して搬送し、破砕機4の投入口12へ投入する把
持機13が設けてある。14は把持機13の上部材13
aを支軸15まわりに回動させ下部材13bとの間に把
持力を生起させるシリンダ、18は把持機13を進退さ
せるロッドレスタイプのシリンダである。
【0013】供給位置9から破砕機4の投入口12への
搬送径路上には、把持機13によって把持された磁気テ
ープ2を搬送方向に沿って分断する回転刃3が2基具備
されており、磁気テープ2は分断された後に破砕機4の
投入口12へ投入される。20は回転刃駆動用モータ
ー、21は回転刃3による分断中の破片の飛散を防止す
るカバーである。又、同カバー21はその一部が開閉自
在な扉19となっており、フロッピーディスクや紙類・
プラスチック類等は回転刃3を使わずに破砕機への投入
も可能である。
【0014】破砕機4は、筒状のケーシング22内中央
部に垂直に軸支した軸23にチェーン24を放射状に取
付け、各チェーン24の先端には図5に示すように鋸刃
状に成形した破砕部材25を取付け、軸23を回転させ
てチェーン24を振回し、その打撃によって物品を破砕
するものである。26はケーシング22の内周壁に突設
された突条で、前記破砕部材25とケーシング22内壁
面との間隙を挟めることによって投入された物品を該突
条26に係止させた状態で破砕部材25が確実に物品を
破砕するよう構成している。27は軸23の回転駆動用
モーターである。
【0015】磁気テープ2は前記破砕機4で細かく破砕
され、その細片5はケーシング22下方の連通口28を
通じて圧縮機6内へ送り込まれる。29はメッシュで所
定の大きさ以下となった細片5だけが圧縮機6へと通過
できる。
【0016】圧縮機6は筒状のケーシング30内に垂直
な回転軸31を軸支し、同回転軸31に下方に向かって
徐々にピッチを小さくした螺旋板32を取付けたもの
で、該回転軸31を回転させることにより、導入された
細片5は下方へ搬送されつつ加圧され圧縮されていく。
37は回転軸31の回転駆動用モーターである。ケーシ
ング30底部には排出口38が設けてあるが、同排出口
38にはスプリング付勢して閉じた扉33があるので、
細片5に所定の加圧力が作用しなければ扉33は開かず
細片5は排出されない。即ち、排出される細片5には所
定の圧力が加えられ見かけの体積は減少したものとなっ
ている。
【0017】又、図中34は回収容器、35はビニル
袋、36は回収容器34を載置した台車であって、台車
36に昇降機構を備えることによって回収容器34を排
出口38の周縁に押付け、細片5をもれなく回収するこ
とができるとともに回収容器34の設置・回収も容易と
なる。
【0018】本発明は上記実施例に限定されるものでは
なく、破砕機や圧縮機の構造・構成は適当としてよい。
又、磁気テープ・フロッピーディスク・ビデオテープに
限らず紙類や木材・プラスチック・ガラス類等の処理に
も応用できる。
【0019】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように被処理物
品を分断した後に破砕し圧縮して排出するというもので
あって、従来破砕のしにくかった磁気テープ等でも確実
に破砕することができる。しかも装置もコンパクトであ
るので車載することも容易であって破砕処理車を構成す
ることも可能である。又、分断・破砕・圧縮という作業
を連続して行うので能率も良く処理時間も速い。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例を示す正面断面図である。
【図2】実施例を示す正面図である。
【図3】実施例を示す側面図である。
【図4】破砕機の例を示す平面断面図である。
【図5】破砕機の例を示す要部斜視図である。
【符号の説明】
1 破砕処理装置 2 磁気テープ 3 回転刃 4 破砕機 5 細片 6 圧縮機 7 供給路 8 シリンダ 9 供給位置 10 ストッパー 11 ストッパー 12 投入口 13 把持機 14 シリンダ 15 支軸 16 シリンダ 17 側壁 18 シリンダ 19 扉 20 モーター 21 カバー 22 ケーシング 23 軸 24 チェーン 25 破砕部材 26 突条 27 モーター 28 連通口 29 メッシュ 30 ケーシング 31 回転軸 32 螺旋板 33 扉 34 回収容器 35 ビニル袋 36 台車 37 モーター 38 排出口

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被処理物品を破砕する破砕機を備えると
    ともに同破砕機で破砕された後の細片を圧縮して排出す
    る圧縮機を併備し、供給位置にある磁気テープ・フロッ
    ピーディスク・ビデオテープ等の被処理物品を把持して
    搬送し破砕機上部に設けた投入口へ投入する把持手段を
    設け、その搬送径路上に把持手段によって把持された被
    処理物品を複数に分断する1以上の切断手段を設けたこ
    とを特徴とする磁気テープ・フロッピーディスク・ビデ
    オテープ・ビデオテープ等の破砕処理装置。
  2. 【請求項2】 磁気テープ・フロッピーディスク・ビデ
    オテープ等の破砕処理装置が車上に載設され移動自在で
    あることを特徴とする請求項1記載の磁気テープ・フロ
    ッピーディスク・ビデオテープ等の破砕処理装置。
JP32823691A 1991-11-15 1991-11-15 磁気テープ・フロツピーデイスク・ビデオテープ等の破砕処理装置 Pending JPH05138054A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32823691A JPH05138054A (ja) 1991-11-15 1991-11-15 磁気テープ・フロツピーデイスク・ビデオテープ等の破砕処理装置

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JP32823691A JPH05138054A (ja) 1991-11-15 1991-11-15 磁気テープ・フロツピーデイスク・ビデオテープ等の破砕処理装置

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JPH05138054A true JPH05138054A (ja) 1993-06-01

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ID=18207966

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32823691A Pending JPH05138054A (ja) 1991-11-15 1991-11-15 磁気テープ・フロツピーデイスク・ビデオテープ等の破砕処理装置

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JP (1) JPH05138054A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007007568A1 (ja) * 2005-07-08 2007-01-18 Technical Machinery Co., Ltd. 破砕装置
CN110124816A (zh) * 2019-05-14 2019-08-16 陈绪忠 一种硬盘粉碎销毁机及其工作方法
IT201900011376A1 (it) * 2019-07-10 2021-01-10 Itea Spa Procedimento e dispositivo per la macinazione di matrici eterogenee

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