JPH0513769A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

Info

Publication number
JPH0513769A
JPH0513769A JP16797791A JP16797791A JPH0513769A JP H0513769 A JPH0513769 A JP H0513769A JP 16797791 A JP16797791 A JP 16797791A JP 16797791 A JP16797791 A JP 16797791A JP H0513769 A JPH0513769 A JP H0513769A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
diffusion region
semiconductor layer
electrode
epitaxial layer
layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP16797791A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2683302B2 (ja
Inventor
Hajime Akiyama
肇 秋山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP16797791A priority Critical patent/JP2683302B2/ja
Publication of JPH0513769A publication Critical patent/JPH0513769A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2683302B2 publication Critical patent/JP2683302B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Thyristors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 他の特性を損なうことなく最大可制御電流を
大きくする。 【構成】 金属電極8、p+ 基板1、n- エピタキシャ
ル層2、p拡散領域11、n+ 拡散領域12、p拡散領
域13、Al−Si電極7が順に積層されている。p拡
散領域13の表面において、周辺部分にn+ 拡散領域1
4が形成され、p拡散領域11、n+ 拡散領域12、p
拡散領域13、n+ 拡散領域14は、絶縁膜14を介し
てゲート電極5と対向している。 【効果】 金属電極8からn- エピタキシャル層2、p
拡散領域11を経由してn+ 拡散領域12に達したホー
ルは、Al−Si電極7からn+ 拡散領域14、ゲート
電極によって反転したp拡散領域を経由してn+ 拡散領
域12に達した電子と再結合するため、p拡散領域13
を流れず、寄生サイリスタを動作させない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はMIS構造を構成する
制御電極の電圧によって動作する半導体装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】図6に従来の半導体装置の断面図を示
す。p+ 基板1の上主面上にn- エピタキシャル層2が
形成され、n- エピタキシャル層2の表面にはp拡散領
域3が選択的に形成されている。
【0003】p拡散領域3の表面には、更に選択的にn
+ 拡散領域4a,4b,4cが形成されている。n+
散領域4aとn- エピタキシャル層2とに狭まれたp拡
散領域3の上部、及びn+拡散領域4bとn+ 拡散領域
4cとに狭まれたp拡散領域3の上部には、いずれもポ
リSi等から成るゲート電極5が絶縁膜6によって絶縁
されて設けられている。絶縁膜6はn+ 拡散領域4aの
表面の一部と、n+ 拡散領域4bの表面の一部と、n+
拡散領域4aとn+ 拡散領域4bに狭まれたp拡散領域
3の表面とを除き、n+ 拡散領域4cの表面と、p拡散
領域3の表面と、n- エピタキシャル層2の表面を覆っ
ている。Al−Si電極7は絶縁膜6が覆っていない領
域上に形成され、n+ 拡散領域4a,4b及びp拡散領
域3とコンタクトしている。また、金属電極8がp+
板1の下主面においてコンタクトしている。
【0004】図7は図6に示した半導体装置の動作を示
す断面図であり、金属電極8にアノードAを、Al−S
i電極7にコレクタCを、ゲート電極5にゲートGをそ
れぞれ接続したものである。また、図中で実線の矢印は
ホールの流れを、破線の矢印は電子の流れを示す。
【0005】ゲートGの電位がコレクタCの電位と等し
い場合には、アノードAの電位を上昇させてゆくと、p
拡散領域3とn- エピタキシャル層2の作るpn接合か
ら空乏層がのびてコレクタCとアノードAの間の耐圧を
保持する(OFF状態)。
【0006】一方、ゲートGの電位がコレクタCの電位
よりも高くなるとゲート電極5直下のp拡散領域3の導
電型がn型に反転し、チャネルが形成される。このた
め、n+ 拡散領域4aからn- エピタキシャル層2へと
電子が流れる(左側の破線矢印参照)。
【0007】逆にp+ 基板1からはホールがn- エピタ
キシャル層2へと注入される。注入されたホールはp拡
散領域3へと流れこむが、n+ 拡散領域4cの直下に流
れ込んだホールの一部はp拡散領域3内を横へ流れてA
l−Si電極7へ到達する(実線矢印参照)。このと
き、p拡散領域3がn+ 拡散領域4cの直下に作る抵抗
R1における電圧降下のため、n+ 拡散領域4cの直下
のp拡散領域3の電位は、Al−Si電極7の電位に対
して上昇してゆく。
【0008】一方、n+ 拡散領域4cはチャネル及びn
+ 拡散領域4bを介してAl−Si電極7と接続されて
いるので、この部分の電位上昇は、n+ 拡散領域4cの
直下のp拡散領域3のそれよりもかなり小さい。
【0009】従って、p拡散領域3内を横に流れるホー
ルが増大してくると、n+ 拡散領域4cとその直下にお
けるp拡散領域3との間は順方向にバイアスされ、電子
はp拡散領域3を通ってn- エピタキシャル層2へと注
入される。そしてn+ 拡散領域4c,p拡散領域3,n
- エピタキシャル層2,p+ 基板1はサイリスタ構造を
形成するので、n+ 拡散領域4c,p拡散領域3,n-
エピタキシャル層2との間にある程度以上の電流が流れ
ると、コレクタCとアノードAの間に電流が流れる(O
N状態)。このように、サイリスタ動作によってON抵
抗の低い素子のON状態を得るため、抵抗R1の抵抗値
を十分大きくしてn+ 拡散領域4c,p拡散領域3の間
に十分な順バイアスがかかるように設計されている。
【0010】次に素子のON状態からゲートGの電位を
下げてゆくと、チャネルの消失によりn+ 拡散領域4c
はn+ 拡散領域4bと導通がとれなくなってp拡散領域
3との間に順バイアスがかからなくなる。従ってサイリ
スタ動作は止まり、n- エピタキシャル層2に注入され
ていたホールはn- エピタキシャル層2内で再結合した
り、p拡散領域3への流入で消滅し、コレクタCとアノ
ードAの間の電流は流れなくなる(OFF状態)。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかし、p拡散領域3
はn+ 拡散領域4bの直下において抵抗R2をも形成
し、この抵抗が大きい場合にはn+ 拡散領域4cの場合
と同様に抵抗R2における電圧降下によってn+ 拡散領
域4bとp拡散領域3との間に順バイアスがかかること
になり、n+ 拡散領域4b,p拡散領域3,n- エピタ
キシャル層2,p+ 基板1の作るサイリスタ構造が動作
する。この動作には、ゲート電極5によって生じたチャ
ネルは関与しないため、ゲートGの印加電圧によってコ
レクタCとアノードAの間の電流を制御できない。即ち
従来の半導体装置では、いわゆるラッチアップ状態を招
くという問題点があった。
【0012】これを更に詳しく調べるため、図8に図6
及び図7に示した半導体装置の等価回路図を示した。ト
ランジスタB1は、n+ 拡散領域4c,p拡散領域3,
- エピタキシャル層2が作るnpnバイポーラトラン
ジスタ,トランジスタB2はp+ 基板1,n- エピタキ
シャル層2,p拡散領域3が作るpnpバイポーラトラ
ンジスタ,トランジスタB3はn+ 拡散領域4b,p拡
散領域3,n- エピタキシャル層2が作るnpnバイポ
ーラトランジスタ,トランジスタM1はn+ 拡散領域4
a,p拡散領域3,n- エピタキシャル層2が作るnチ
ャネルMOSトランジスタ,トランジスタM2はn+
散領域4b,p拡散領域3,n+ 拡散領域4cが作るn
チャネルMOSトランジスタである。通常の動作では、
トランジスタB1とトランジスタB2とが作るサイリス
タ(トランジスタB1のベースが抵抗R1でバイアスさ
れている)の動作をトランジスタM2がON/OFFす
る。しかし寄生的にトランジスタB3が存在し、そのベ
ースが抵抗R2によってバイアスされているため、トラ
ンジスタB2とトランジスタB3が作るサイリスタが、
トランジスタM2,トランジスタB1と独立して動作し
てラッチアップを招く。
【0013】図9はゲートGの電位に対してコレクタC
とアノードAの間に流れる電流を示したグラフである。
領域Lはラッチアップ状態を示し、ゲートGの電位はコ
レクタCとアノードAの間に流れる電流を制御すること
ができていない。このようなラッチアップに至る前の、
最も大きな制御可能な電流(最大可制御電流)Ic を大
きくとるためには抵抗R2を小さくすればよい。しかし
このために例えばp拡散領域3の拡散を深くすると、O
N抵抗が増大したり、サイリスタ動作を維持するための
最小電流(保持電流)Ih が大きくなる。
【0014】以上に示したように、従来の半導体装置で
は、保持電流等の他の特性を損なわずに最大可制御電流
を大きくすることが困難であるという問題点があった。
【0015】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、他の特性を損なわずに最大可制
御電流を大きくすることができる半導体装置を得る事を
目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】この発明の半導体装置
は、第1主面と第2主面とを有する第1導電型の第1半
導体層と、前記第1主面上に形成された第2導電型の第
2半導体層と、前記第2半導体層上に形成された第1導
電型の第3半導体層と、前記第3半導体層上において、
選択的に形成された第2導電型の第4半導体層と、前記
第4半導体層上に形成された第1導電型の第5半導体層
と、前記第5半導体層の上部の周辺部分において選択的
に形成された第2導電型の第6半導体層と、前記第3半
導体層のうち前記第4半導体層の形成されていない領域
上に形成され、前記第3半導体層及び前記第4半導体層
及び前記第5半導体層及び前記第6半導体層と接する絶
縁層と、前記絶縁層を介して前記第3半導体層及び前記
第5半導体層と接し、前記絶縁層の内部に形成される制
御電極と、前記第5半導体層上及び前記第6半導体層上
にまたがって形成される第1電極と、前記第2主面上に
形成された第2電極とを備える。
【0017】
【作用】この発明において第1半導体層から第2半導体
層及び第3半導体層を経由して第4半導体層へと注入さ
れた第1導電型のキャリアは、第6半導体層から第5半
導体層内に形成された反転層を経由して第4半導体層へ
と注入された第2導電型のキャリアによって再結合さ
れ、消滅してしまうので、第5半導体層のうち反転層が
形成されていない領域に電流は流れず、従って第6半導
体層と第5半導体層が順方向にバイアスされることもな
く、第5半導体層を流れる電流は制御電極の電位によっ
て制御可能である。
【0018】
【実施例】図1のこの発明の第1の実施例を示す。p+
基板1の上主面上にn- エピタキシャル層2が形成さ
れ、n- エピタキシャル層2上にはp拡散領域11とp
+ 拡散領域15が形成されている。
【0019】p拡散領域11の中央付近の上部には、n
+ 拡散領域12,p拡散領域13が下から順に形成され
ており、更にp拡散領域13の表面にはその周辺に選択
的にn+ 拡散領域14が形成されている。
【0020】一方、p拡散領域11の周辺部の上部には
ポリSi等で形成されたゲート電極5が形成されてお
り、ゲート電極5は絶縁膜6によって絶縁分離されてい
る。即ちゲート電極5は絶縁膜6、n+ 拡散領域14,
+ 拡散領域12と共に縦型のMOS構造を形成してい
ることになる。
【0021】p+ 拡散領域15とn+ 拡散領域14とp
拡散領域13とはAl−Si電極7によって短絡され、
金属電極8はp+ 基板1の下主面においてコンタクトし
ている。
【0022】図2は図1に示した半導体装置の動作を示
す断面図であり、金属電極8にアノードAを、Al−S
i電極7にコレクタCを、ゲート電極5にゲートGをそ
れぞれ接続したものである。また図中で実線の矢印はホ
ールの流れを、破線の矢印は電子の流れを示す。
【0023】ゲートGの電位がコレクタCの電位と等し
い場合には、アノードAの電位を上昇させてゆくと、p
拡散領域11またはp+ 拡散領域15とn- エピタキシ
ャル層2の作るpn接合から空乏層がのび、コレクタC
とアノードAの間の耐圧を保持する(OFF状態)。
【0024】一方、ゲートGの電位がコレクタCの電位
よりも高くなると絶縁膜6を介してゲート電極5と対面
するp拡散領域13の導電型がn型に反転し、チャネル
が形成される。このため、コレクタCからAl−Si電
極7及びn+ 拡散領域14及びチャネルを通って電子が
+ 拡散領域12へ流れ、n+ 拡散領域12とp拡散領
域11との間には順バイアスがかかっているので電子は
更にn- エピタキシャル層2へ注入される(破線矢印参
照)。一方、n+ 基板1とn- エピタキシャル層2との
間にも順バイアスがかかっているのでアノードAから金
属電極8及びp+ 基板1を通ってホールがn- エピタキ
シャル層2へ注入される。n- エピタキシャル層2へ注
入されたホールの一部は更にp拡散領域11を通ってn
+ 拡散領域12に注入され、他の一部はn- エピタキシ
ャル層2から、あるいは更にp拡散領域11を経由し
て、p+ 拡散領域15へと向かう(実線矢印参照)。
【0025】ここで、n+ 拡散領域12,p拡散領域1
1,n- エピタキシャル層2,p+ 基板1によってサイ
リスタが構成されているので、電流が保持電流Ih 以上
になると、サイリスタ動作が行なわれる。このサイリス
タ動作が行なわれているとき、p拡散領域11を通って
+ 拡散領域12に注入されるホールは、殆んどn+
散領域12内で再結合し、Al−Si電極7へ向かうこ
とはない。即ちチャネルが形成されていないp拡散領域
13では電子もホールも移動せず、この部分に形成され
た抵抗R13には電流が流れない。従って抵抗R13に
おいては電圧降下が生じることもなく、n+ 拡散領域1
4とp拡散領域13の間に順バイアスがかかることもな
いので依然として、p拡散領域13中を流れる電流の経
路はチャネルに限定される。即ちラッチアップが生じる
ことなくゲート電極5によってコレクタCとアノードA
の間を流れる電流を制御することができ、最大可制御電
流Ic を高めることができる。しかも既述のように電流
の経路はp拡散領域13内では、チャネルに限定される
ので、p拡散領域13の抵抗R13を高める等の改善は
不要であり、ON抵抗を増大させてしまうこともない。
【0026】なお、p+ 拡散領域15はON状態からO
FF状態への移行を速やかにする役割を果す。ON状態
からゲートGの電圧、即ちゲート電極5の電圧を低下さ
せると、前述のサイリスタに直列に接続されるチャネル
が消失してゆき、サイリスタ動作が停止する。このとき
+ 基板1からn- エピタキシャル層2に注入されたホ
ールはn- エピタキシャル層2のみならずp+ 拡散領域
15へも流入して消滅するので早くOFF状態になる。
【0027】図3は、図1及び図2に示した半導体装置
の等価回路図である。トランジスタB11はn+ 拡散領
域12,p拡散領域11,n- エピタキシャル層2が作
るnpnバイポーラトランジスタ,トランジスタB12
はp+ 基板1,n- エピタキシャル層2,p拡散領域1
1及びp+ 拡散領域15が作るpnpトランジスタ、ト
ランジスタB13はn+ 拡散領域14,p拡散領域1
3,n+ 拡散領域12が作るnpnトランジスタであ
る。トランジスタM12はn+ 拡散領域12,p拡散領
域13,n+ 拡散領域14が作るnチャネルMOSトラ
ンジスタである。ゲート電極5(ゲートG)の電圧を高
くしてトランジスタM12を動作させることにより、ト
ランジスタB11とトランジスタB12の作るサイリス
タが動作する。またゲート電極5(ゲートG)の電圧を
低くしてトランジスタM12を停止すればトランジスタ
B11はコレクタCと電気的に切り離され、サイリスタ
動作は停止する。ここでトランジスタB13が寄生的に
存在するが、そのベースであるp拡散領域13にはホー
ルが流れ込まないため、ベース電流は殆んど無く、従っ
て抵抗R13が接続されていてもトランジスタB13の
ベース・エミッタ間には満足な順バイアスがかからな
い。このためトランジスタB13が動作することはない
ので、ラッチアップも生じない。
【0028】図4はゲートGの電位に対してコレクタC
とアノードAの間に流れる電流を示したグラフである。
ラッチアップが生じないため、従来の場合を示す図9と
比較して、最大可制御電流Ic の保持電流Ih に対する
比が大きくとれていることがわかる。
【0029】図5はこの発明の第2実施例の構造を示す
斜視図である。なお、構造の把握を容易にするために図
示した構造の上部に設けられるべき、絶縁膜6及びAl
−Si電極7は略している。
【0030】第1実施例と同様にしてp+ 基板1,n-
エピタキシャル層2,p拡散領域11,n+ 拡散領域1
2,p+ 拡散領域15,絶縁膜6,ゲート電極5が構成
されている。しかし、第1実施例の場合とは異なり、p
拡散領域13のうちn+ 拡散領域14に狭まれた部分も
絶縁膜6を介してゲート電極5と対向している。このた
めゲート電極に狭まれたp拡散領域13を薄く、即ち図
中の間隔Dを0.5μm以下に形成することができ、O
N状態においてp拡散領域13の全体の導電型を反転さ
せることができるので、電子とホールの再結合率は第1
実施例と比較して更に向上する。またp拡散領域13全
体がチャネルとなることで図3に示した等価回路におけ
る抵抗R13が消失し、第1実施例よりも更に大きな最
大可制御電流Ih を得ることができる。
【0031】
【発明の効果】以上に説明したように、この発明にかか
る半導体装置では、第3半導体層と第1電極との間に流
れる電流の経路は、第5半導体層のうち制御電極によっ
て導電型が反転した部分に限定される。よって寄生サイ
リスタが動作することがなくラッチアップは生じず、ま
た第3半導体層の作る抵抗を増大させる必要もないので
ON抵抗を増大させることもない。従って他の特性を損
なわずに最大可制御電流を大きくすることができる半導
体装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例を示す断面側面図であ
る。
【図2】この発明の第1実施例を示す断面側面図であ
る。
【図3】図2に示す半導体装置の等価回路図である。
【図4】図2に示す半導体装置の電気特性を示すグラフ
である。
【図5】この発明の第2実施例を示す斜視図である。
【図6】従来の半導体装置を示す断面側面図である。
【図7】従来の半導体装置を示す断面側面図である。
【図8】図7に示す半導体装置の等価回路図である。
【図9】図7に示す半導体装置の電気特性を示すグラフ
である。
【符号の説明】
1 p+ 基板 2 n- エピタキシャル層 5 ゲート電極 6 絶縁膜 7 Al−Si電極 8 金属電極 11,13 p拡散領域 12,14 n+ 拡散領域 15 p+ 拡散領域

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 第1主面と第2主面とを有する第1導電
    型の第1半導体層と、前記第1主面上に形成された第2
    導電型の第2半導体層と、 前記第2半導体層上に形成された第1導電型の第3半導
    体層と、 前記第3半導体層上において、選択的に形成された第2
    導電型の第4半導体層と、 前記第4半導体層上に形成された第1導電型の第5半導
    体層と、 前記第5半導体層の上部の周辺部分において選択的に形
    成された第2導電型の第6半導体層を備え、 前記第5半導体層のうち、前記第4半導体層と前記第6
    半導体層とに挟まれた領域にはチャネルが形成され、 更に前記チャネルと接する絶縁層と、 前記絶縁層の内部に形成される制御電極と、 前記第5半導体層上及び前記第6半導体層上にまたがっ
    て形成される第1電極と、 前記第2主面上に形成された第2電極と、を備える半導
    体装置。
JP16797791A 1991-07-09 1991-07-09 半導体装置 Expired - Lifetime JP2683302B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16797791A JP2683302B2 (ja) 1991-07-09 1991-07-09 半導体装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16797791A JP2683302B2 (ja) 1991-07-09 1991-07-09 半導体装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0513769A true JPH0513769A (ja) 1993-01-22
JP2683302B2 JP2683302B2 (ja) 1997-11-26

Family

ID=15859528

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16797791A Expired - Lifetime JP2683302B2 (ja) 1991-07-09 1991-07-09 半導体装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2683302B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0756330A2 (en) * 1995-07-19 1997-01-29 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Power semiconductor device with insulated trench gate and manufacturing method thereof
US6693310B1 (en) 1995-07-19 2004-02-17 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Semiconductor device and manufacturing method thereof
KR100452312B1 (ko) * 1997-05-13 2005-07-05 삼성전자주식회사 지티오(gto)를이용한메모리소자및그의제조방법

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0756330A2 (en) * 1995-07-19 1997-01-29 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Power semiconductor device with insulated trench gate and manufacturing method thereof
EP0756330A3 (en) * 1995-07-19 1999-03-10 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Power semiconductor device with insulated trench gate and manufacturing method thereof
EP1030373A1 (en) * 1995-07-19 2000-08-23 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Power semiconductor diode with insulated gate and manufacturing method thereof
US6265735B1 (en) * 1995-07-19 2001-07-24 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Semiconductor device and manufacturing method thereof
EP1154491A1 (en) * 1995-07-19 2001-11-14 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Semiconductor device and manufacturing method thereof
EP1158582A1 (en) * 1995-07-19 2001-11-28 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Pin diode with insulated gate and manufacturing method thereof
US6445012B2 (en) 1995-07-19 2002-09-03 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Semiconductor device and manufacturing method thereof
US6693310B1 (en) 1995-07-19 2004-02-17 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Semiconductor device and manufacturing method thereof
US6867437B2 (en) 1995-07-19 2005-03-15 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Semiconductor device
US6897493B2 (en) 1995-07-19 2005-05-24 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Semiconductor device
US7253031B2 (en) 1995-07-19 2007-08-07 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Semiconductor device and manufacturing method thereof
KR100452312B1 (ko) * 1997-05-13 2005-07-05 삼성전자주식회사 지티오(gto)를이용한메모리소자및그의제조방법

Also Published As

Publication number Publication date
JP2683302B2 (ja) 1997-11-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3203814B2 (ja) 半導体装置
JPH0612828B2 (ja) 半導体装置
JPH02275675A (ja) Mos型半導体装置
JPH0575110A (ja) 半導体装置
JPS62115765A (ja) 半導体装置
JP2653095B2 (ja) 伝導度変調型mosfet
JP3243792B2 (ja) 横方向エミッタ切替サイリスタ素子及び縦方向エミッタ切替サイリスタ素子
JPH05283675A (ja) サイリスタ
JPH0465552B2 (ja)
US5442219A (en) Semiconductor device for controlling electric power
JP2683302B2 (ja) 半導体装置
KR100266388B1 (ko) 반도체 장치 및 그 제조 방법
JPS6241428B2 (ja)
EP2997601A1 (en) An insulated gate bipolar transistor amplifier circuit
JP2526960B2 (ja) 導電変調型mosfet
JP3342944B2 (ja) 横型高耐圧半導体素子
JPH06163908A (ja) ダブルゲートmosデバイス
JPH03148873A (ja) 横型伝導度変調mosfet
JPH11330453A (ja) 横形絶縁ゲート型トランジスタ
JPH0441501B2 (ja)
JP2700026B2 (ja) 絶縁ゲートバイポーラ導通形トランジスタ
JPH06291320A (ja) 絶縁ゲート型バイポーラトランジスタ
JP3395282B2 (ja) 定電圧発生装置
JPH03145163A (ja) サイリスタ
JP2023524019A (ja) 電気接点領域用のバリア層