JPH05137519A - ゼリー入り饅頭 - Google Patents

ゼリー入り饅頭

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Publication number
JPH05137519A
JPH05137519A JP3331438A JP33143891A JPH05137519A JP H05137519 A JPH05137519 A JP H05137519A JP 3331438 A JP3331438 A JP 3331438A JP 33143891 A JP33143891 A JP 33143891A JP H05137519 A JPH05137519 A JP H05137519A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
jelly
bun
wheat
dough
gum
Prior art date
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Pending
Application number
JP3331438A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisami Urano
久美 浦野
Yoshiki Ito
芳樹 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
INA SHOKUHIN KOGYO KK
Original Assignee
INA SHOKUHIN KOGYO KK
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Filing date
Publication date
Application filed by INA SHOKUHIN KOGYO KK filed Critical INA SHOKUHIN KOGYO KK
Priority to JP3331438A priority Critical patent/JPH05137519A/ja
Publication of JPH05137519A publication Critical patent/JPH05137519A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Confectionery (AREA)
  • Jellies, Jams, And Syrups (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来の日本の饅頭にない新しい食感を有し、
且つ冷凍や加熱をしても変質しにくいバラエティーに富
んだゼリー入り饅頭を提供する。 【構成】 寒天、カラギナン、ローカスト、デンプン、
キサンタンガム、ジェランガム、ペクチン、タマリンド
ガム、ファーセレランより選ばれる少なくとも一種以上
の糊料に砂糖、液糖、水飴等の糖類を加えたゼリー2を
小麦や米(粳や糯),蕎麦,大和芋等素材の生地1の中
に包餡する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ゼリーを包餡した饅頭
に関する。
【0002】
【従来の技術】日本特有の和菓子には種々のものがある
が、中でも饅頭は代表的なものの一つである。一般的な
日本の饅頭は、小麦や米(粳や糯),蕎麦,大和芋等素
材の生地の中に、小豆素材の甘い餡を入れたものが多
い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した小豆素材の餡
は一般に日持ちが悪く、また小豆特有の食感しか実現で
きない。また、冷凍したり加熱したりすると変質し易い
欠点もある。本発明は、従来の日本の饅頭にない新しい
食感を有し、且つ冷凍や加熱をしても変質しにくいバラ
エティーに富んだゼリー入り饅頭を提供することを目的
としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明のゼリー入り饅頭は、寒天、カラギナン、ローカ
スト、デンプン、キサンタンガム、ジェランガム、ペク
チン、タマリンドガム、ファーセレランより選ばれる少
なくとも一種以上の糊料に砂糖、液糖、水飴等の糖類を
加えたゼリーを小麦や米(粳や糯),蕎麦,大和芋等素
材の生地の中に包餡してなることを特徴としている。
【0005】
【作用】本発明では、小麦素材の生地の中に、ゼリーを
包餡して饅頭を製造する。このゼリーには耐加熱性、耐
冷凍性、非離水性、生地との結着性および親和性、着色
或いは味付の容易性等があるので、従来の小豆素材の餡
を用いた饅頭にはない新たな風味の饅頭を提供すること
ができる。
【0006】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1は、本発明の第1の実施例に係る固形ゼリー
入り饅頭の断面図である。図中、1は小麦素材の生地、
2Aはその中に包餡された固形ゼリーである。図3はこ
の固形ゼリー入り饅頭の製法を示す工程図である。先
ず、工程11で水又は湯に糊料を溶解し、次の工程12
で砂糖、液糖、水飴糖の糖類を加えて加熱溶解し、場合
により濃縮する。この溶液を工程13で所定の型に充填
し、ここで冷却して凝固させる。次に、型から外したゼ
リー固形を工程14で饅頭生地に包餡し、更に工程15
で蒸熱または焼成して固形ゼリー入り饅頭を完成する。
【0007】図2は、本発明の第2の実施例に係るクラ
ッシユされたゼリー入り饅頭の断面図である。図中、1
は小麦素材の生地、2Bはその中に包餡されたクラッシ
ュされたゼリーである。図4はこのクラッシュゼリー入
り饅頭の製法を示す工程図である。この図の工程21〜
23は図3の工程11〜13と同じである。この製造方
法では工程23で冷却、凝固された固形ゼリーを工程2
4で切断してクラッシュ状とし、このクラッシュゼリー
を工程25で饅頭生地に包餡する。次の工程26では図
3の工程15と同様に蒸熱または焼成してクラッシュゼ
リー入り饅頭を完成する。
【0008】上記ゼリー2A又は2Bは、寒天、カラギ
ナン、ローカスト、デンプン、キサンタンガム、ジェラ
ンガム等のゲル化剤に砂糖、液糖、水飴等の糖類を加え
たもので、必要に応じて果汁、果肉、ジャム等が加えら
れる。このゼリーのBrixは40〜80、好ましくは
Brix50〜70である。
【0009】本発明のゼリー入り饅頭には次のような特
徴がある。 (1)耐熱性がある。 饅頭を蒸し上げている状態での中心温度は約90〜95
℃である。10分間蒸した後、中のゲルを見ると、大き
さにもよるが、ゲルの表面が僅かに溶けているだけで、
その後自然冷却すると再び凝固して弾性のあるゲルに戻
る。
【0010】(2)耐冷凍性がある。 ゲル入り饅頭を一度加熱して試食できる状態にする。そ
の後冷却をする。食べたいときに凍ったままの饅頭を蒸
し器で蒸し上げると、一度目の加熱と同様のものに戻っ
ている。
【0011】(3)饅頭の皮との結着性がよい。 ゲル入り饅頭を加熱後自然冷却させる。ゼリー状のもの
は饅頭の皮となじみにくいと考えられがちであるが、割
ってみると、ゲルがどちらかの側に付着することなしに
きれいに割れる。
【0012】(4)離水がない(日持ちする)。 Brix50〜70のゲル化剤ともに離水の少ないゲル
ができるので、ベタつきがなく、包み込むことができ
る。また、Brixを60以上にすると離水も更に少な
く日持ちがする饅頭ができる。
【0013】(5)饅頭の皮との違和感がない。 小麦を使った生地で包んだゼリーはソフトに作られてい
るので違和感がない。また、このソフト感覚は糊料の配
合により調整することが可能である。
【0014】(6)バラエティーに富んだ饅頭ができ
る。 饅頭というと小豆を使った餡入りのものが大半を占める
が、ゼリー状のものはジャム、ピューレ、香料等を工夫
するだけでバラエティーに富んだ饅頭を製造できる。
【0015】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、従来
の日本の饅頭にない新しい食感を有し、且つ冷凍や加熱
をしても変質しにくいバラエティーに富んだゼリー入り
饅頭を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例を示す断面図である。
【図2】 本発明の他の実施例を示す断面図である。
【図3】 本発明の固形ゼリー入り饅頭の製造工程図で
ある。
【図4】 本発明のクラッシュゼリー入り饅頭の製造工
程図である。
【符号の説明】
1…饅頭の生地、2A…固形ゼリー、2B…クラッシュ
されたゼリー。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 寒天、カラギナン、ローカスト、デンプ
    ン、キサンタンガム、ジェランガム、ペクチン、タマリ
    ンドガム、ファーセレランより選ばれる少なくとも一種
    以上の糊料に砂糖、液糖、水飴等の糖類を加えたゼリー
    を小麦や米(粳や糯),蕎麦,大和芋等素材の生地の中
    に包餡してなることを特徴とするゼリー入り饅頭。
  2. 【請求項2】 前記ゼリーが固形状であることを特徴と
    する請求項1に記載のゼリー入り饅頭。
  3. 【請求項3】 前記ゼリーがクラッシュされたものであ
    ることを特徴とする請求項1に記載のゼリー入り饅頭。
JP3331438A 1991-11-20 1991-11-20 ゼリー入り饅頭 Pending JPH05137519A (ja)

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JP3331438A JPH05137519A (ja) 1991-11-20 1991-11-20 ゼリー入り饅頭

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JP3331438A JPH05137519A (ja) 1991-11-20 1991-11-20 ゼリー入り饅頭

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JPH05137519A true JPH05137519A (ja) 1993-06-01

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JP3331438A Pending JPH05137519A (ja) 1991-11-20 1991-11-20 ゼリー入り饅頭

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JP (1) JPH05137519A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003084339A1 (fr) * 2002-04-08 2003-10-16 Fuji Oil Company, Limited Melange pour dessert congele et dessert congele prepare a partir du melange
JP2010000060A (ja) * 2008-06-23 2010-01-07 Hokuto Shoji Kk 食品用ゼリー組成物
CN102669519A (zh) * 2012-06-21 2012-09-19 阳晖 胭脂萝卜酱的制备方法及其制得的产品

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