JPH05137306A - 回転検出器のステータ構造 - Google Patents

回転検出器のステータ構造

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Publication number
JPH05137306A
JPH05137306A JP30051491A JP30051491A JPH05137306A JP H05137306 A JPH05137306 A JP H05137306A JP 30051491 A JP30051491 A JP 30051491A JP 30051491 A JP30051491 A JP 30051491A JP H05137306 A JPH05137306 A JP H05137306A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stator
stop ring
cylindrical case
detector
transformer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP30051491A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihisa Fukuzawa
佳尚 福沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tamagawa Seiki Co Ltd
Original Assignee
Tamagawa Seiki Co Ltd
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Publication date
Application filed by Tamagawa Seiki Co Ltd filed Critical Tamagawa Seiki Co Ltd
Priority to JP30051491A priority Critical patent/JPH05137306A/ja
Publication of JPH05137306A publication Critical patent/JPH05137306A/ja
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  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は回転検出器のステータ構造に関し、
特に、ストップリングでトランスステータを付勢するこ
とにより、リングスプリングを用いることなく高精度に
各部品を固定することを特徴とする。 【構成】 本発明による回転検出器のステータ構造は、
保持溝(8)とストップリング(9)の何れかの形状に
テーパ面を形成することにより、ストップリング(9)
がトランスステータ(6,7)を付勢し、各部品の位置
決めを行うようにした構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回転検出器のステータ
構造に関し、特に、ストップリングでトランスステータ
を付勢することにより、リングスプリングを用いること
なく高精度に各部品を固定するための新規な改良に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、用いられていたこの種の回転検出
器のステータ構造としては種々あるが、例えば、実開平
3−3168号公報に開示された一般のレゾルバ等に採
用された構造を図5として挙げることができる。
【0003】すなわち、図5において符号1で示される
ものは円筒ケースであり、この円筒ケース1の内壁1a
の段部1bには、検出器ステータ巻線2を有する検出器
ステータ3が設けられている。前記検出器ステータ3に
は、リングスプリング4が軸方向に積層して設けられ、
このリングスプリング4には、トランスステータ巻線5
を有する第1トランスステータ6と接合する第2トラン
スステータ7の延長部7aが積層して接合されている。
【0004】前記円筒ケース1の端部1cの内壁1aに
形成された輪状凹部8には、C形止め輪等からなるスト
ップリング9が前記第1トランスステータ6に接合して
設けられている。また、前記検出器ステータ3及びトラ
ンスステータ6,7には、図示しない柱形又は中空形の
回転軸を介して検出器ロータ10及びトランスロータ1
1が回転自在に設けられている。
【0005】
【発明が解決とようとする課題】従来の回転検出器のス
テータ構造は、以上のように構成されていたため、次の
ような課題が存在していた。すなわち、検出器ステータ
及びトランスステータを軸方向に積層させているため、
各部品のバラツキをリングばねで吸収し、ストップリン
グで抜け止めを固定しているのみであった。そのため、
このリングスプリングは、市販品では所定の精度を満足
することができず、そのために、特注品のリングストッ
プリングを用いなければならず、コストアップ及び構造
の複雑化を避けることは困難であった。
【0006】本発明は、以上のような課題を解決するた
めになされたもので、特に、ストップリングでトランス
ステータを付勢することにより、リングスプリングを用
いることなく高精度に各部品を固定するようにした回転
検出器のステータ構造を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明による回転検出器
のステータ構造は、円筒ケースに設けられた検出器ステ
ータ及びトランスステータを有し、前記トランスステー
タをストップリングにより前記円筒ケースに保持するよ
うにした回転検出器のステータ構造において、前記円筒
ケースの内壁に形成された保持溝の溝テーパ面に前記ス
トップリングを接合することにより、前記ストップリン
グが前記トランスステータを付勢するようにした構成で
ある。
【0008】また、本発明による回転検出器のステータ
構造は、円筒ケースに設けられた検出器ステータ及びト
ランスステータを有し、前記トランスステータをストッ
プリングにより前記円筒ケースに保持するようにした回
転検出器のステータ構造において、前記円筒ケースの内
壁に形成された保持溝に前記ストップリングのリングテ
ーパ面が接合することにより、前記ストップリングが前
記トランスステータを付勢するようにした構成である。
【0009】また、本発明による回転検出器のステータ
構造は、円筒ケースに設けられた検出器ステータ及びト
ランスステータを有し、前記トランスステータをストッ
プリングにより前記円筒ケースに保持するようにした回
転検出器のステータ構造において、前記円筒ケースの内
壁に形成された保持溝に、前記保持溝の溝幅より大であ
る断面直径を有する前記ストップリングを接合すること
により、前記ストップリングが前記トランスステータを
付勢するようにした構成である。
【0010】
【作用】本発明による回転検出器のステータ構造におい
ては、ストップリングによってトランスステータを軸方
向に付勢しているため、従来のリングスプリングを用い
ることなく、検出器ステータとトランスステータを所定
位置に位置決め固定することができ、回転検出器の精度
を容易に安定させることができる。
【0011】
【実施例】以下、図面と共に本発明による回転検出器の
ステータ構造の好適な実施例について詳細に説明する。
なお、従来例と同一又は同等部分には同一符号を付して
説明する。図1から図4までは、本発明による回転検出
器のステータ構造を示すもので、図1は全体構成を示す
断面図、図2は図1の要部を示す拡大断面図、図3,4
は図2の他の実施例を示す断面図である。
【0012】図1において符号1で示されるものは円筒
ケースであり、この円筒ケース1の内壁1aの段部1b
には、検出器ステータ巻線2を有する検出器ステータ3
が設けられている。この検出器ステータ3には、トラン
スステータ巻線5を有する第1トランスステータ6と接
合する第2トランスステータ6と接合するまでトランス
ステータ7の延長部7aが積層して直接接合されてい
る。
【0013】前記円筒ケース1の端部1cの内壁1aに
形成された輪状の保持溝8には、C形止め輪等からなる
ストップリング9が前記第1トランスステータ6に接合
して設けられている。また、前記検出器ステータ3及び
トランスステータ6,7には、図示しない柱形又は中空
形の回転軸を介して検出器ロータ10及びトランスロー
タ11が回転自在に設けられている。
【0014】前記保持溝8の一面に形成された溝テーパ
面8aに前記ストップリング9の周縁部9aが接合して
いることにより、このストップリング9のばね力と溝テ
ーパ面8aの相互作用により第1トランスステータ6は
矢印Aの方向に付勢されている。従って、この付勢によ
り、各トランスステータ6,7及び検出器ステータ3は
円筒ケース1内の所定位置に位置決めされている。
【0015】また、図3の構成は、図2の他の実施例を
示すもので、従来構成と同じ保持溝8内に、ストップリ
ング9の周縁に形成されたリングテーパ面9bを保持溝
8に接合させることにより、図2と同様に、矢印A方向
の付勢を行うことができる。
【0016】また、図4の他の実施例においては、この
保持溝8の溝幅Wよりもやや大の断面直径Dを有する円
柱状のC字形をなすストップリング9が接合しているこ
とにより、ストップリング9と接合する第1トランスス
テータ6は矢印Aの方向に付勢を受ける構成である。な
お、本発明による構成は、レゾルバに限らず、シンクロ
等に適用できるものである。
【0017】
【発明の効果】本発明による回転検出器のステータ構造
は、以上のように構成されているため、次のような効果
を得ることができる。すなわち、保持溝とストップリン
グの形状を変更し、ストップリング自体がトランスステ
ータに対して軸方向の付勢を行って各部品の位置決めを
達成するように構成したことにより、従来のリングスプ
リングが不要となり、コストダウン及び構造の簡略化に
よる精度の向上を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による回転検出器のステータ構造を示す
断面図である。
【図2】図1の要部を示す拡大断面図である。
【図3】図2の他の実施例を示す断面図である。
【図4】図2の他の実施例を示す断面図である。
【図5】従来の回転検出器のステータ構造を示す断面図
である。
【符号の説明】
1 円筒ケース 1a 内壁 3 検出器ステータ 6,7 トランスステータ 8 保持溝 8a 溝テーパ面 9 ストップリング 9a リングテーパ面 W 溝幅 D 断面直径

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒ケース(1)に設けられた検出器ス
    テータ(3)及びトランスステータ(6,7)を有し、
    前記トランスステータ(6,7)をストップリング
    (9)により前記円筒ケース(1)に保持するようにし
    た回転検出器のステータ構造において、前記円筒ケース
    (1)の内壁(1a)に形成された保持溝(8)の溝テ
    ーパ面(8a)に前記ストップリング(9)を接合する
    ことにより、前記ストップリング(9)が前記トランス
    ステータ(6,7)を付勢するように構成したことを特
    徴とする回転検出器のステータ構造。
  2. 【請求項2】 円筒ケース(1)に設けられた検出器ス
    テータ(3)及びトランスステータ(6,7)を有し、
    前記トランスステータ(6,7)をストップリング
    (9)により前記円筒ケース(1)に保持するようにし
    た回転検出器のステータ構造において、前記円筒ケース
    (1)の内壁(1a)に形成された保持溝(8)に前記
    ストップリング(9)のリングテーパ面(9b)が接合
    することにより、前記ストップリング(9)が前記トラ
    ンスステータ(6,7)を付勢するように構成したこと
    を特徴とする回転検出器のステータ構造。
  3. 【請求項3】 円筒ケース(1)に設けられた検出器ス
    テータ(3)及びトランスステータ(6,7)を有し、
    前記トランスステータ(6,7)をストップリング
    (9)により前記円筒ケース(1)に保持するようにし
    た回転検出器のステータ構造において、前記円筒ケース
    (1)の内壁(1a)に形成された保持溝(8)に、前
    記保持溝(8)の溝幅(W)より大である断面直径
    (D)を有する前記ストップリング(9)を接合するこ
    とにより、前記ストップリング(9)が前記トランスス
    テータ(6,7)を付勢するように構成したことを特徴
    とかる回転検出器のステータ構造。
JP30051491A 1991-11-15 1991-11-15 回転検出器のステータ構造 Pending JPH05137306A (ja)

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JP30051491A JPH05137306A (ja) 1991-11-15 1991-11-15 回転検出器のステータ構造

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JP30051491A JPH05137306A (ja) 1991-11-15 1991-11-15 回転検出器のステータ構造

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JPH05137306A true JPH05137306A (ja) 1993-06-01

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ID=17885739

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30051491A Pending JPH05137306A (ja) 1991-11-15 1991-11-15 回転検出器のステータ構造

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JP (1) JPH05137306A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014095582A (ja) * 2012-11-08 2014-05-22 Minebea Co Ltd レゾルバ
JP2015068819A (ja) * 2013-10-01 2015-04-13 多摩川精機株式会社 宇宙用レゾルバのステータトランス構造

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014095582A (ja) * 2012-11-08 2014-05-22 Minebea Co Ltd レゾルバ
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