JP3857548B2 - 磁歪式トルクセンサー - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、磁歪式トルクセンサーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
磁歪式トルクセンサーとして、センサ軸の外周に、軸心方向と±45°の角度をなして互いに反対方向に傾斜するナーリング溝等からなる、軸心方向一対の磁気異方性部を形成すると共に、各磁気異方性部を取り巻くように、軸心方向一対のコイルを設けたものがある。
この磁歪式トルクセンサーにあっては、コイルに電流を流して磁束を発生させてセンサ軸に磁場を与え、この状態で、センサ軸にトルクが印加されると、磁気異方性部の一方に引張応力、他方に圧縮応力が選択的に働き、その結果、逆磁歪効果によって、引張応力が作用する磁気異方性部の透磁率が増加し、圧縮応力が作用する磁気異方性部の透磁率が減少し、この逆磁歪効果による透磁率変化を各コイルに誘導起電圧として発生させ、これを直流変換後、差動増幅することにより、センサ軸に印加されたトルクに比例した電圧出力(センサ出力)が得られるようになっている。
【0003】
この種の磁歪式トルクセンサーとして、特開平9−89691号公報に記載されているものがある。
この磁歪式トルクセンサーにあっては、図18に示すように、センサ軸60に形成された両磁気異方性部61A,61Bを覆うように、該センサ軸60に套嵌された筒状のコイルボビン62を備え、このコイルボビン62の外周に、各磁気異方性部61A,61Bに対応して形成された周方向のコイル収容溝63A,63Bにコイル64A,64Bを収めると共に、両コイル64A,64Bを覆うように、コイルボビン62に套嵌された筒状のシールドヨークが設けられている。
【0004】
コイルボビン62の軸心方向両端側は、センサ軸60の外周段部66に直接(又は軸受を介して)軸心回りに回転自在に支持されており、コイルボビン62の外周側の、各コイル収容溝63A,63Bの軸心方向外方側には、それぞれ周溝67が形成されている。
シールドヨーク65は、円筒部65Aを備えると共に、この円筒部65Aの軸心方向端部に、径方向内方に延設された鍔部65Bを全周にわたって備えてなる。
【0005】
また、鍔部65Bの内周側端縁は円形に形成されていると共に、シールドヨーク65は軸心方向及び径方向に沿う分割面で二つ割りされ、このシールドヨーク65を構成する構成体の鍔部がコイルボビン62の前記周溝67に挿通されるように、シールドヨーク65の2つの構成体を分割面で突き合わせ、周溝67に接着剤を注入して鍔部65Bを周溝67に接着固定することで、シールドヨーク65がコイルボビン62に固定されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
前記図18に示す磁歪式トルクセンサーにあっては、シールドヨーク65は磁性材料から形成され、コイル64A,64Bから発生された磁束を集中して通流させて磁束の漏れを防ぎ、センサー感度を増大させるものであるが、シールドヨーク65の鍔部65Bの端部と周溝67の底部とが接触していると、シールドヨーク65は金属で、コイルボビン62は樹脂で形成されるので、温度変化が生じた場合、シールドヨーク65とコイルボビン62との線膨張係数(熱膨張)の差から、シールドヨーク65に応力が作用し、このためシールドヨーク65の透磁率が変化してセンサ出力が変動し、センサー精度に影響を及ぼすという問題がある。
【0007】
また、コイルボビン62からシールドヨーク65に作用する振動や衝撃力などの外力によってセンサ出力が変動する場合もある。
なお、特開平9−89691号公報には、シールドヨーク65の鍔部65Bを周溝67に、ゴム系の接着剤などの弾性に富む接着剤で接着固定されることが開示されているが、シールドヨーク65の鍔部65Bを周溝67に、弾性に富む接着剤で接着固定しただけでは、前記問題を解消するに至らない。
また、前記磁歪式トルクセンサーにあっては、シールドヨーク65の端部に鍔部65Bを設けることで、該シールドヨーク65の端部をセンサ軸60に近づけ、鍔部65Bからシールドヨーク65に磁束を多く取り込み、磁束の漏れを防ぐようにしているが、シールドヨーク65がセンサ軸60に対して芯ずれしていると(シールドヨーク65とセンサ軸60との軸心が一致していないと)、シールドヨーク65とセンサ軸60との間のギャップが周方向において異なるので、シールドヨーク65とセンサ軸60との間のギャップが小さいところでは、ギャップが大きいところに対して磁束を多く取り込むこととなり、シールドヨーク65の磁束密度の変化にもとづく出力変動が生じ、センサー精度に影響を及ぼす。
【0008】
このため、シールドヨーク65とセンサ軸60とは同心状に配置しなければならないが、シールドヨーク65の鍔部65Bの端部を、全周にわたって周溝67の底部に接当させるようにすると、シールドヨーク65とセンサ軸60との芯合わせが困難であるという問題がある。
すなわち、シールドヨーク65の鍔部65B全周をコイルボビン62の周溝67底部に接当させるようにしたものにあっては、シールドヨーク65とセンサ軸60とを同心状にするには、コイルボビン62の周溝67の底面がセンサ軸60の軸心を中心とする円弧であり、且つ、シールドヨーク65の鍔部65Bの内周面がセンサ軸60の軸心を中心とする円弧である必要があるが、製作上両者を周方向全周に亘ってセンサ軸60の軸心を中心とする円弧とするのが難しく、製作上の誤差が生じ、また、シールドヨーク65はコイルボビン62に対して周方向の位置規制もないことから、誤差の大きいところ同志が接触すると、シールドヨーク65とセンサ軸60とに、この磁歪式トルクセンサーにとって比較的大きな芯ずれが生じる。
【0009】
特に、省スペース、コスト及び重量の軽減を図るため、シールドヨーク65を薄肉プレス成形品で形成すると、鍔部65Bの内周側を円弧に形成するのが困難である。
また、コイルボビン62をセンサ軸60に対して軸受を介して支持する場合、せっかくシールドヨーク65に鍔部65Bを設けて、シールドヨーク65に磁束を多く取り込むようにしているのに、コイルボビン62を支持する軸受が導電率の高い銅系の材料で形成されていると、該軸受が漏れ磁束を吸収し、センサ出力が低下し、センサー精度に影響を及ぼすという問題もある。
【0010】
また、両コイル64A,64Bで発生する磁束の向きが同方向であると、出力ダウンを生じ、センサー精度に影響を及ぼすという問題もある。
本発明は、前記問題点に鑑みて、前記問題を解消し、センサーの精度向上を企図した磁歪式トルクセンサーを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明が技術的課題を解決するために講じた技術的手段は、センサ軸の外周に磁気異方性部を形成すると共に、この磁気異方性部を取り囲むように配置されたコイルを備え、センサ軸に印加されたトルクにより生じる磁気異方性部の透磁率の変化をコイルによって検出するようにした磁歪式トルクセンサーであって、
コイルを巻き付けるための筒状のコイルボビンをセンサ軸に套嵌して該センサ軸に相対回転自在に支持し、コイルの外周側を覆う筒状のシールドヨークを備えると共に、該シールドヨークの軸心方向端部に、径方向内方に延設された鍔部を略全周にわたって備え、コイルボビンの外周側に、周方向複数箇所に配置された支持体を設け、この支持体をゴム様弾性体で形成すると共に、該支持体によってシールドヨークの鍔部を、鍔部とコイルボビンとの間に間隔が生じるように支持したことを特徴とする。
【0012】
また、シールドヨークが軸心方向及び径方向に沿う分割面で分割され、このシールドヨークを構成する構成体の分割面をつき合わせることで筒状のシールドヨークが構成され、支持体は、シールドヨークの構成体の突き合わせ部分を支持すると共に、支持体にシールドヨークの構成体間に位置する隔壁を設けるのがよい。
また、支持体が、コイルボビンの径方向対称位置に配置されているのがよい。
また、コイルボビンがシールドヨークの鍔部の近傍で軸受を介してセンサ軸に相対回転自在に支持され、この軸受が導電率の低い材料で構成されているのがよい。
【0013】
また、コイルボビンがシールドヨークの鍔部の近傍で軸受を介してセンサ軸に相対回転自在に支持され、この軸受が巻きブシュで構成されているのがよい。
た、センサ軸の外周に、軸心方向一対の磁気異方性部を形成すると共に、各磁気異方性部を取り囲むように配置された一対のコイルを備え、各コイルにより発生する磁束がコイルの対向方向を向くように、各コイルに電流を流すようにするのがよい
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1及び図2は磁歪式トルクセンサー1を示しており、この磁歪式トルクセンサー1は、動力伝動系に介装されてトルクを伝動するセンサ軸2と、このセンサ軸2に套嵌されるコイルボビン3と、このコイルボビン3に巻回されるコイル4A,4B,5A,5Bと、このコイル4A,4B,5A,5Bの外周側を覆うシールドヨーク6と、アンプ基板7とを備えている。
【0015】
センサ軸2は、ニッケル、コバルト等の磁歪材料又は該磁歪材料を含んだ材料によって形成された中空軸によって構成されている。
このセンサ軸2の外周面には、軸心方向一対の磁気異方性部8A,8Bが設けられており、この磁気異方性部8A,8Bは、センサ軸2の外周面に多数の溝を平行に加工する(転造する)ことで構成され、一方の磁気異方性部8Aの溝は、センサ軸2の軸心に対して+45°の方向に形成され、他方の磁気異方性部8Bの溝は、センサ軸2の軸心に対して−45°の方向に形成されている。
【0016】
したがって、センサ軸2に磁場を与え、この状態で、センサ軸2にトルクが印加されると、磁気異方性部8A,8Bの一方に引張応力、他方に圧縮応力が選択的に働き、その結果、逆磁歪効果によって、引張応力が作用する磁気異方性部8A,8Bの透磁率が増加し、圧縮応力が作用する磁気異方性部8A,8Bの透磁率が減少するようになっている。
また、センサ軸2の、各磁気異方性部8A,8Bの軸心方向外方側で且つ外周側には、軸受16,17を外嵌するための軸受座9,10が形成され、一方の軸受座9のセンサ軸2軸心方向外方側には、該軸受座9よりも径大な段部11が形成され、他方の軸受座10のセンサ軸2軸心方向外方側には、軸受17の抜け止めをする止め輪12を嵌めるための周溝13が形成されている。
【0017】
また、段部11のセンサ軸2軸心方向外方側には、動力伝達部(スプライン嵌合部)14がセンサ軸2の外周側に形成され、周溝13のセンサ軸2軸心方向外方側には、動力伝達部(スプライン嵌合部)15がセンサ軸2の内周側に形成されており、このセンサ軸2は、動力伝達部14,15の一方から回転動力が入力され、動力伝達部14,15の他方から回転動力が出力されるように、動力伝動系に介装される。
コイルボビン3は、図1〜図5に示すように、樹脂材によって筒状に形成され、両磁気異方性部8A,8Bを覆うように、センサ軸2に套嵌されている。
【0018】
このコイルボビン3の軸心方向両側には、前記軸受16,17に外嵌する軸受嵌合部18,19が形成されており、コイルボビン3が軸受16,17を介してセンサ軸2に軸心回りに相対回転自在に支持されている。
また、コイルボビン3の下部側には、このトルクセンサー1が設けられる動力伝達系のハウジング等の固定側に係合して、コイルボビン3の連れ回りを防止するための係合部20が設けられている。
また、前記軸受16と段部11の間及び軸受17と止め輪12の間には、それぞれスラストワッシャ21が設けられており、軸受16,17によってラジアル荷重を受け、スラストワッシャ21によってスラスト荷重を受けるようにして、センサ軸2の回転ムラ及びトルクロスを低減させるようにしている。
【0019】
また、コイルボビン3の外周側の磁気異方性部8A,8Bに対応する部分には、コイル4A,4B,5A,5Bを巻き付けるべく周方向に形成されたコイル収容溝22A,22Bが、一対の磁気異方性部8A,8Bに対応して一対形成されていると共に、各コイル収容溝22A,22Bの軸心方向外方側に、それぞれ周溝23が形成されている。
図1、図2、図13〜図15に示すように、各コイル収容溝22A,22Bには、内周側に、センサ軸2にトルクが印加された場合の磁気異方性部8A,8Bの透磁率の変化を検出する検出用のコイル4A,4B(これを検出コイルという)が設けられ、外周側に、センサ軸2に磁場を与える励磁用のコイル5A,5B(これを励磁コイルという)が設けられており、検出コイル4A,4Bと励磁コイル5A,5Bとの間には、ポリエステルフィルム等からなる絶縁層14が設けられている。
【0020】
また、コイルボビン3外周側の、コイル収容溝22A,22B間には、接続端子25a〜25hを立設固定するための端子取付部29が設けられており、各接続端子25a〜hに、各コイル4A,4B,5A,5Bの巻線の端部が巻回され、半田付けされることで接続されている。
右側の接続端子25a〜dは、右側のコイル4A,5A用であり、左側の接続端子25e〜hは、左側のコイル4B,5B用である。
右側の検出コイル4Aの一端側は、接続端子25aに接続されており、該検出コイル4Aの巻線は、この接続端子25aから図13の矢示A方向に巻回されると共に、順次軸心方向外方に向けて巻回され、コイル収容溝22Aの端部に達すると、折り返して、1層目の巻線上に軸心方向内方に向けて巻回していく。
【0021】
そして、これを繰り返して、右側の検出コイル4Aの巻線は、4層巻回され、該巻線の他端側は接続端子25bに接続されている。
これに対し、左側の検出コイル4Bは、接続端子25eから図13の矢示B方向に巻回されると共に、順次軸心方向外方に向けて巻回され(前記右側の検出コイル4Aと反対の方向に巻回され)、コイル収容溝22Bの端部に達すると、折り返して、1層目の巻線上に軸心方向内方に向けて巻回していく。
そして、左側の検出コイル4Bも、右側の検出コイル4Aと同様に、4層巻回され、その巻線の巻き終わり側は接続端子25fに接続されている。
【0022】
右側の励磁コイル5Aは、絶縁層24を介して、右側の検出コイル4A上に、該コイル4Aと同じ要領で2層巻回されており、接続端子25cから巻き初めて、巻き終わり側が接続端子25dに接続される。
また、左側の励磁コイル5Bは、絶縁層24を介して、左側の検出コイル4B上に、該コイル4Bと同じ要領で2層巻回されており、接続端子25gから巻き初めて、巻き終わり側が接続端子25hに接続される。
なお、検出コイル4A,4Bの巻き数(ターン数)は、240(60×4層)とされ、励磁コイル5A,5Bの巻き数は、80(40×2層)とされている。
【0023】
また、各コイル4A,4B,5A,5Bは、上層(例えば2層目)の巻線を下層(1層目)の巻線の上に正確に重ねて巻いていくという超超整列巻とされている。
トルクセンサー1のセンサ出力の観点からいえば、内周側に励磁コイル5A,5Bを設け、外周側に検出コイル4A,4Bを設けるのが好ましいが、本実施の形態では、内周側に検出コイル4A,4Bが、外周側に励磁コイル5A,5Bが設けられている。
【0024】
これは、本実施の形態では、同じコイル収容溝22A,22Bに検出コイル4A,4Bと励磁コイル5A,5Bとが設けられると共に、これらコイル4A,4B,5A,5Bは超超整列巻とされ、さらに、検出コイル4A,4Bの巻線が励磁コイル5A,5Bの巻線に比べて線径が細く且つターン数が多い(励磁コイル5A,5Bの3倍)ので、内周側に励磁コイル5A,5Bを設け、その外周側に検出コイル4A,4Bを巻き付けると、検出コイル4A,4Bを正確に巻けない惧れがあり、正確に巻けないとセンサー精度に影響を及ぼすからである。
【0025】
前記接続端子25a〜hは、アンプ基板7に接続され、アンプ基板7は、コイルボビン3に設けられた基板取付部30に、基板取付部30に形成された位置決め用の突起31及びネジ孔26に螺合されるボルト32によって固定されており、磁気異方性部8A,8Bの透磁率変化を各検出コイル5A,5Bに誘導起電圧として発生させ、これをアンプ基板7により、直流変換、差動増幅してトルクに比例した電圧を出力するように構成されている。
また、図16に示すように、右側のコイル4A,5Aと左側のコイル4B,5Bとは、それぞれのコイル4A,4B,5A,5Bによって生じる磁束が対向方向内方に向くように、各コイル4A,4B,5A,5Bに電流が流される。
【0026】
これによって、シールドヨークの磁束収集力を増大させ、漏れ磁束のアンバランスを防止するようにしている。
図中矢示C及びDは磁束の方向を示し、矢示E及びFは電流の方向を示す。
なお、アンプ基板7は、電気配線によって、電源、及び、測定装置又は制御装置等に接続される。
シールドヨーク6は、磁性材料からなる薄厚の板材をプレス加工してなる薄肉プレス成形品により構成されており、軽量化が図られていると共に、コンパクトで安価に成形されている。
【0027】
また、シールドヨーク6は、図1、図2、図6〜図8に示すように、筒状に形成されてコイルボビン3に套嵌されており、一対の磁気異方性部8A,8Bの径方向外方側を覆う円筒部33と、この円筒部33の軸心方向両端部から径方向内方に延出してコイルボビン3の周溝23に挿入される鍔部34とを有する。
この鍔部34は、円筒部33の周方向略全周に亘って設けられる。
また、前記アンプ基板7は、シールドヨーク6の径方向外方側に配置されており、シールドヨーク6の円筒部33には、接続端子25a〜hを挿通させるための、挿通孔35が形成されていると共に、この挿通孔35に対して径方向反対側の位置(径方向対称位置)に、該挿通孔35と同じ大きさの開孔36が形成されている。
【0028】
シールドヨーク6は、軸心方向及び径方向に沿う分割面で複数の構成体6Aに分割されている(本実施の形態では、シールドヨーク6は、挿通孔35及び開口36を周方向に2分するように、2分割されている)。
このシールドヨーク6を構成する構成体6Aは、図9に示す長方形状の平板38をプレス加工することで、鍔付きの半割筒状に形成されており、この半割筒状の構成体6Aの分割面を突き合わせ状とすることで、シールドヨーク6が組まれて筒状とされる。
【0029】
平板38の長さ方向両端側には、該長さ方向に直交する幅方向の中央部に位置する切欠部39が形成されており、一方の切欠部39で挿通孔35が構成され、他方の切欠部39で開孔36が構成される。
また、平板38の幅方向両側には、複数の鍔片42が長さ方向に形成されており、これら鍔片42によって、シールドヨーク6の鍔部34が構成される。
この平板38を、長さ方向が周方向となるように、円弧状に湾曲すると共に、各鍔片42を径方向に向けて折曲することで、シールドヨーク6の構成体6Aが形成される。
【0030】
なお、各鍔片42の、平板38幅方向端縁42aは、鍔部34の端縁がシールドヨーク6の軸心を中心とする円弧状となるように、円弧状に形成されている。なお、シールドヨーク6を構成する構成体6Aの、鍔部34を構成する部分は連続状に形成されていてもよい。
また、シールドヨーク6を構成する構成体6Aの、円筒部33を構成する部分には、形状を維持するための一対の凹み43が周方向にわたって形成されている。
【0031】
一方、コイルボビン3の各周溝23には、シールドヨーク6の鍔部34とコイルボビン3との間に間隔が生じるように、シールドヨーク6の鍔部34を支持するための一対の支持体45が、コイルボビン3の径方向対称位置に設けられている。
図3〜図5及び図10〜図12に示すように、コイルボビン3の周溝23の、支持体45が配置される部分44には、コイルボビン3軸心方向外方側の壁部に凹部46が形成されると共に、周溝23底部に、前記凹部46に至る平坦面の座面47が形成されている。
【0032】
なお、前記座面47は、特に形成しなくてもかまわない。
支持体45は、ゴム様弾性体(例えば、NBR(ゴム硬さ JISA Hs70±5))によって形成されており、コイルボビン3の前記座面47に接当するベース部48と、このベース部48の一端側から垂直に延出すると共に前記凹部46に挿入状とされる立壁49と、ベース部48のコイルボビン3周方向中央部から垂直に延出する隔壁50とを有しており、支持体45の立壁49が凹部46に挿入状とされることで、支持体45が、コイルボビン3の支持体配置部分44に位置決めされるようになっている。
【0033】
シールドヨーク6を構成する各構成体6Aは、鍔部34のシールドヨーク6径方向端部が支持体45のベース部48に接当し、鍔部34の分割面側が支持体45の隔壁50に接当し、鍔部34のシールドヨーク6軸心方向外端面が支持体45の立壁49に接当し、鍔部34のシールドヨーク6軸心方向内端面が周溝13のシールドヨーク6軸心方向内方側の壁部と間隔を有するように組まれる。
その後、周溝13にゴム系接着剤(例えばシリコンゴム)を充填してシールドヨーク6及び支持体45をコイルボビン3に接着固定している。
【0034】
これによって、シールドヨーク6が、コイルボビン3から離隔した状態で、且つ弾性的に支持され、温度変化が生じた場合の、シールドヨーク6とコイルボビン3との線膨張係数の差にもとづく、シールドヨーク6に作用する応力が、支持体45の弾性変形によって吸収され、このシールドヨーク6とコイルボビン3との熱膨張差に起因するセンサ出力の変動を防止でき、センサー精度を向上させることができる。
また、シールドヨーク6の鍔部34を、弾性体によって、該鍔部34とコイルボビン3との間に間隔が生じるように支持する場合、シールドヨーク6の鍔部34を、全周にわたって弾性体によって支持するようにすると、シールドヨーク6及びコイルボビン3の製作上の誤差から、シールドヨーク6の軸心をセンサ軸2の軸心に一致させるのが困難であるが、本実施の形態のものにあっては、シールドヨーク6の鍔部34は、コイルボビン3の周方向複数箇所(本実施の形態では2箇所)に配置された支持体45によって支持されているので、コイルボビン6の支持体45を設ける部分44、及び、シールドヨーク6の鍔部34の支持体45に接当する部分の精度を出せば、シールドヨーク6とセンサ軸2とを同心状に配置することができ、シールドヨーク6とセンサ軸2との同心度を容易に向上させることができ、センサー精度を向上させることができる。
【0035】
また、シールドヨーク6を構成する構成体6Aの鍔部34同志が接触していると、熱膨張によってシールドヨーク6に応力が生じるが、支持体45の隔壁50によって構成体6Aの鍔部34同志が接触するのを確実に防止していると共に、シールドヨーク6の位置決めもなされる。
また、シールドヨーク6を組む際において、鍔部34は支持体45に若干押し付けぎみに接当されるので、鍔部34の支持体45に接当する部分に、若干ではあるが応力が生じ、これがセンサ出力に影響を及ぼすが、支持体45は、コイルボビン3及びシールドヨーク6の径方向対称位置に設けられており、これによってバランスされて、出力変動が防止されている。
【0036】
前記シールドヨーク6は、コイル4A,4B,5A,5Bから発生された磁束を集中して通流させて磁束の漏れを防ぎ、センサー感度を増大させるものであり、シールドヨーク6の端部に設けられた鍔部34によって、該シールドヨーク6の端部をセンサ軸2に近づけ、鍔部34からシールドヨーク6に磁束を多く取り込み、磁束の漏れを防ぐようにしているが、コイルボビン3を支持する軸受16,17が導電率の高い銅系の材料で形成されていると、軸受16,17が漏れ磁束を吸収し、センサ出力が低下し、センサー精度に影響を及ぼすので、該軸受16,17は、導電率の低い(0を含む)材料で形成されるのが好ましく、本実施の形態では、鉄系又はステンレス系等の材料(例えば、NTNベアファイト F材)で形成される(なお、耐久性の問題が解消すれば、樹脂製であってもかまわない)。
【0037】
前記軸受16,17としては、ブシュ(含油ブシュ等)か小型のベアリングが採用されるが、ブシュの方がコスト低減を図れ、好ましい。
また、この軸受16,17をブシュで構成する場合、薄肉に形成することで、該軸受16,17を銅系等の導電率の高い材料で形成しても、漏れ磁束の吸収を抑えることができる。
また、コイルボビン3を支持する軸受を銅系等の導電率の高い材料で形成する場合、該軸受を薄肉の単なる円筒形のブシュで構成してもよいが、図17に示すように、コイルボビン3を支持する軸受51を、コイルボビン3の軸受座9に外嵌して接当する薄肉の円筒部(ラジアル受部)51Aと、この円筒部51Aの一端側から径方向外方に延出されていて段部11に接当するフランジ部(スラスト受部)51Bとからなる断面L字形に形成することで、円筒部51Aの厚みを薄くしても、ラジアル荷重とスラスト荷重とを受けることができ、円筒部51Aの厚みを薄くすることで、漏れ磁束の吸収を抑えることができる。
【0038】
また、薄肉円筒形のブシュは、通常は、平板材を円筒形にカールしてなる巻きブシュが採用され、フランジ付きブシュ(軸受51)は、通常は、平板材を円筒形にカールすると共に、フランジ部51Bを曲げ加工等してなる巻きブシュが採用される。
なお、本実施の形態では、センサ軸2は中空軸で構成されているが、むく軸で構成してもよい。
また、段部11の外周側に動力伝達部を形成すると共に、センサ軸2の軸受座10形成部分の内周側に動力伝達部を形成することで、センサ軸2(磁歪式トルクセンサー1)をコンパクトに形成でき、また、安価に提供できる。
【0039】
また、センサ軸2の、各軸受座9,10形成部分の内周側に、それぞれ動力伝達部を形成することで、センサ軸2をカップリングタイプとしてもよい。
【0040】
【発明の効果】
本発明によれば、コイルボビンの外周側に、周方向複数箇所に配置されたゴム様弾性体で形成された支持体を設け、この支持体によってシールドヨークの鍔部を、鍔部とコイルボビンとの間に間隔が生じるように支持したので、温度変化が生じた場合の、シールドヨークとコイルボビンとの線膨張係数の差にもとづく、シールドヨークに作用する応力が、支持体の弾性変形によって吸収され、このシールドヨークとコイルボビンとの熱膨張差に起因するセンサ出力の変動を防止でき、センサー精度を向上させることができる。
【0041】
また、ゴム様弾性体からなる支持体が、コイルボビンからシールドヨークに作用する振動や衝撃力などの外力を吸収するので、コイルボビンからシールドヨークに作用する振動や衝撃力などの外力に起因するセンサ出力の変動を防止でき、センサー精度を向上させることができる。
また、シールドヨークの鍔部を、弾性体によって、該鍔部とコイルボビンとの間に間隔が生じるように支持する場合、シールドヨークの鍔部を、全周にわたって弾性体によって支持するようにすると、シールドヨーク及びコイルボビンの製作上の誤差から、シールドヨークの軸心をセンサ軸の軸心に一致させるのが困難であるが、本発明では、シールドヨークの鍔部は、コイルボビンの周方向複数箇所に配置された支持体によって支持されているので、コイルボビンの支持体を設ける部分、及び、シールドヨークの鍔部の支持体に接当する部分の精度を出せば、シールドヨークとセンサ軸とを同心状に配置することができ、シールドヨークとセンサ軸との同心度を容易に向上させることができ、センサー精度を向上させることができる。
【0042】
また、シールドヨークが軸心方向及び径方向に沿う分割面で分割され、このシールドヨークを構成する構成体の分割面をつき合わせることで筒状のシールドヨークが構成されるものにあっては、シールドヨークを構成する構成体の鍔部同志が接触していると、熱膨張によってシールドヨークに応力が生じるが、支持体で、シールドヨークの構成体の突き合わせ部分を支持させると共に、支持体にシールドヨークを構成する構成体間に位置する隔壁を設けることにより、シールドヨークの構成体の鍔部同志が接触するのを確実に防止すると共に、シールドヨークの位置決めもなされる。
【0043】
また、シールドヨークを組む際において、鍔部は支持体に若干押し付けぎみに接当されるので、鍔部の支持体に接当する部分に、若干ではあるが応力が生じ、これがセンサ出力に影響を及ぼすが、支持体を、コイルボビンの径方向対称位置に配置することにより、バランスされて、出力変動が防止される。
また、シールドヨークは、コイルから発生された磁束を集中して通流させて磁束の漏れを防ぎ、センサー感度を増大させるものであり、シールドヨークの端部に設けられた鍔部によって、該シールドヨークの端部をセンサ軸に近づけ、鍔部からシールドヨークに磁束を多く取り込み、磁束の漏れを防ぐようにしているが、コイルボビンがシールドヨークの鍔部の近傍で軸受を介してセンサ軸に相対回転自在に支持されているものにあっては、コイルボビンを支持する軸受が導電率の高い材料で形成されていると、軸受が漏れ磁束を吸収し、センサ出力が低下し、センサー精度に影響を及ぼす。そこで、この軸受を導電率の低い材料で構成することで、漏れ磁束の吸収を抑えることができる。
【0044】
また、コイルボビンを支持する軸受を巻きブシュで構成することにより、該軸受を導電率の高い材料で形成しても、軸受が薄肉であるので、漏れ磁束の吸収を抑えることができる。
また、センサ軸の外周に、軸心方向一対の磁気異方性部を形成すると共に、各磁気異方性部を取り囲むように配置された一対のコイルを備え、センサ軸に印加されたトルクにより生じる磁気異方性部の透磁率の変化をコイルによって検出するようにした磁歪式トルクセンサーであって、コイルを巻き付けるための筒状のコイルボビンをセンサ軸に套嵌して該センサ軸に相対回転自在に支持し、コイルの外周側を覆う筒状のシールドヨークを備えたものにあっては、各コイルにより発生する磁束がコイルの対向方向を向くように、各コイルに電流を流すようにすることで、シールドヨークの磁束収集力を増大させ、漏れ磁束のアンバランスを防止し、センサ精度の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】磁歪式トルクセンサーの要部の側面一部断面図である。
【図2】磁歪式トルクセンサーの全体構成を示す側面一部断面図である。
【図3】コイルボビンの平面図である。
【図4】コイルボビンの側面断面図である。
【図5】コイルボビンの正面図断面である。
【図6】シールドヨークの構成体の平面図である。
【図7】シールドヨークの構成体の側面図である。
【図8】シールドヨークを構成する構成体の正面図である。
【図9】シールドヨークの構成体を形成する平板の平面図である。
【図10】シールドヨーク及びコイルボビンの支持部分の側面断面図である。
【図11】シールドヨーク支持部分の平面図である。
【図12】シールドヨーク支持部分の正面図である。
【図13】コイルが巻かれた状態のコイルボビンの平面図である。
【図14】コイル端部を接続する接続端子を取り付ける取付部分の平面図である。
【図15】コイルが巻かれた状態のコイルボビンの側面断面図である。
【図16】コイルの概念図である。
【図17】コイルボビンの支持部分の他の例を示す側面断面図である。
【図18】従来の磁歪式トルクセンサーの側面断面図である。
【符号の説明】
1 磁歪式トルクセンサー
2 センサ軸
3 コイルボビン
4A 検出コイル
4B 検出コイル
5A 励磁コイル
5B 励磁コイル
6 シールドヨーク
8A 磁気異方性部
8B 磁気異方性部
16 軸受
17 軸受
34 鍔部
45 支持体
50 隔壁

Claims (6)

  1. センサ軸の外周に磁気異方性部を形成すると共に、この磁気異方性部を取り囲むように配置されたコイルを備え、センサ軸に印加されたトルクにより生じる磁気異方性部の透磁率の変化をコイルによって検出するようにした磁歪式トルクセンサーであって、
    コイルを巻き付けるための筒状のコイルボビンをセンサ軸に套嵌して該センサ軸に相対回転自在に支持し、コイルの外周側を覆う筒状のシールドヨークを備えると共に、該シールドヨークの軸心方向端部に、径方向内方に延設された鍔部を略全周にわたって備え、コイルボビンの外周側に、周方向複数箇所に配置された支持体を設け、この支持体をゴム様弾性体で形成すると共に、該支持体によってシールドヨークの鍔部を、鍔部とコイルボビンとの間に間隔が生じるように支持したことを特徴とする磁歪式トルクセンサー。
  2. シールドヨークが軸心方向及び径方向に沿う分割面で分割され、このシールドヨークを構成する構成体の分割面をつき合わせることで筒状のシールドヨークが構成され、支持体は、シールドヨークの構成体の突き合わせ部分を支持すると共に、支持体にシールドヨークの構成体間に位置する隔壁を設けたことを特徴とする請求項1に記載の磁歪式トルクセンサー。
  3. 支持体が、コイルボビンの径方向対称位置に配置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の磁歪式トルクセンサー。
  4. コイルボビンがシールドヨークの鍔部の近傍で軸受を介してセンサ軸に相対回転自在に支持され、この軸受が導電率の低い材料で構成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の磁歪式トルクセンサー。
  5. コイルボビンがシールドヨークの鍔部の近傍で軸受を介してセンサ軸に相対回転自在に支持され、この軸受が巻きブシュで構成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の磁歪式トルクセンサー。
  6. センサ軸の外周に、軸心方向一対の磁気異方性部を形成すると共に、各磁気異方性部を取り囲むように配置された一対のコイルを備え、各コイルにより発生する磁束がコイルの対向方向を向くように、各コイルに電流を流すようにしたことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の磁歪式トルクセンサー。
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