JPH0513660U - 熱電変換モジユール接合装置 - Google Patents
熱電変換モジユール接合装置Info
- Publication number
- JPH0513660U JPH0513660U JP6361991U JP6361991U JPH0513660U JP H0513660 U JPH0513660 U JP H0513660U JP 6361991 U JP6361991 U JP 6361991U JP 6361991 U JP6361991 U JP 6361991U JP H0513660 U JPH0513660 U JP H0513660U
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- JP
- Japan
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- thermoelectric conversion
- substrate
- conversion module
- joining device
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- General Induction Heating (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 熱電変換モジュール接合装置の加工時間の短
縮化を図る。 【構成】 複数の熱電変換素子４と基板３とを接合して
熱電変換モジュールを製作する接合装置において、基板
３に一端面を接し同基板を加圧する加圧治具１、同加圧
治具の周りに設けられる高周波加熱コイル２とを設け
る。
縮化を図る。 【構成】 複数の熱電変換素子４と基板３とを接合して
熱電変換モジュールを製作する接合装置において、基板
３に一端面を接し同基板を加圧する加圧治具１、同加圧
治具の周りに設けられる高周波加熱コイル２とを設け
る。
Description
【０００１】
本考案は熱電変換モジュール接合装置に関する。
【０００２】
従来の熱電変換モジュール接合装置の基本構成を図３に示す。従来方法では抵 抗ヒータ６を持つ電気炉８中に設けられた台９の上に基板３を乗せる。その上に 複数の熱電素子４を乗せ、さらに、素子４の上にカーボンシート５を置く。
【０００３】 カーボンシート５の上に押え治具７を当て、ヒータ６で加熱しながら押え治具 ７で加圧して基板３と熱電素子４との間を接合していた。
【０００４】
上記従来のように電気炉中で、熱電変換モジュールの接合を行う場合には、基 板と熱電変換素子との接合部だけでなく接合に必要な治具類も併せて加熱するこ とになる。また、抵抗（加熱）ヒータ、炉壁等炉全体の熱容量が大きい。このた め作業効率が悪く、かつ長時間熱サイクルにより熱電素子の材質が劣化する恐れ があった。
【０００５】
本考案は上記課題を解決するため次の手段を講ずる。
【０００６】 すなわち、熱電変換モジュール接合装置として、複数の熱電変換素子と基板と を接合して熱電変換モジュールを製作する接合装置において、上記基板に一端面 を接し同基板を加圧する加圧治具と、同加圧治具の周りに設けられる高周波加熱 コイルとを設ける。
【０００７】
【作用】 上記手段において、加圧治具により熱電素子に接する基板が加圧されるととも に、加圧治具が高周波加熱コイルで加熱される。すると加圧治具の熱は基板に伝 わり、基板と熱電素子間が加熱され接合する。
【０００８】 このようにして炉を用いないため、短時間で加圧と加熱が行われ、良好な接合 ができるようになる。
【０００９】
本考案の一実施例を図１と図２により説明する。
【００１０】 なお、従来例で説明した部分は、同一の番号をつけ説明を省略し、この考案に 関する部分を主体に説明する。
【００１１】 図１にて、台９の上に順次カーボンシート５、熱電素子４、基板３が配置され る。
【００１２】 基板３は３２ｍｍ角、厚さ２ｍｍの板状のＡｌ2 Ｏ3 に銅製の電極が接合され たものである。熱電素子４は断面４ｍｍ角、高さ８ｍｍの４角柱の形状のＰｂ− Ｔｅである。カーボンシート５はすべての熱電素子４を基板３に密着させるもの である。
【００１３】 基板３上には、下端が角板状になった円柱状の加圧治具１が底面を接して配置 される。さらに加圧治具１の周りには高周波加熱コイル２が設けられる。
【００１４】 加圧治具１は、材質は銅であり、上部の円柱部が径３０ｍｍ、高さ５０ｍｍで 、下部の角板部が３２ｍｍ角、高さ１０ｍｍである。
【００１５】 以上において、これらが不活性ガス雰囲気中におかれ、加圧治具１により熱電 素子４に接する基板３が加圧されるとともに、加圧治具１が高周波加熱コイル２ で加熱される。すると加圧治具１の熱は基板３に伝わり、基板３と熱電素子４間 が加熱され、接合する。
【００１６】 本実施例によれば、 （１）接合部の温度を均一にすることができる。 （２）加熱される部材の熱容量が小さく、加熱冷却の熱サイクルが短時間化でき 、かつ熱電素子の材質劣化を防ぐことができる。
【００１７】 本実施例と、従来例との接合部温度の計測結果を図２に示す。図中実線は本実 施例、点線は従来例の場合を示す。図より加工サイクルが大幅に短縮されること が分る。
【００１８】
以上に説明したように、本考案によれば、高周波加熱によって加圧治具を加熱 し、加圧治具からの熱伝導によってモジュールの基板と素子の接合部を加熱する ことにより （１）接合部の温度を均一にすることができる。 （２）加熱される部材の熱容量が小さく、加熱冷却の熱サイクルが短時間化でき 、熱電素子の材質劣化を防ぐことができる。
【図１】本考案の一実施例の断面図である。
【図２】同実施例の作用効果説明図である。
【図３】従来例の断面図である。
１ 加圧治具 ２ 高周波加熱コイル ３ 基板 ４ 熱電素子 ５ カーボンシート ６ 加熱ヒータ ７ 押え治具 ８ 電気炉
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｈ０５Ｂ 6/10 ３３１ 8915−3Ｋ
Claims (1)
- 【請求項１】 複数の熱電変換素子と基板とを接合して
熱電変換モジュールを製作する接合装置において、上記
基板に一端面を接し同基板を加圧する加圧治具と、同加
圧治具の周りに設けられる高周波加熱コイルとを備えて
なることを特徴とする熱電変換モジュール接合装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6361991U JPH0513660U (ja) | 1991-08-12 | 1991-08-12 | 熱電変換モジユール接合装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6361991U JPH0513660U (ja) | 1991-08-12 | 1991-08-12 | 熱電変換モジユール接合装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0513660U true JPH0513660U (ja) | 1993-02-23 |
Family
ID=13234520
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6361991U Pending JPH0513660U (ja) | 1991-08-12 | 1991-08-12 | 熱電変換モジユール接合装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0513660U (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2007060936A1 (ja) | 2005-11-22 | 2007-05-31 | Kabushiki Kaisha Toyota Jidoshokki | 半田付け装置及び半田付け方法 |
| WO2010082539A1 (ja) * | 2009-01-15 | 2010-07-22 | 住友化学株式会社 | 熱電変換モジュールの製造方法 |
| JP2010212579A (ja) * | 2009-03-12 | 2010-09-24 | Atsumi Tec:Kk | 熱電変換素子の製造方法 |
| JP2019084535A (ja) * | 2017-11-01 | 2019-06-06 | 学校法人 芝浦工業大学 | 金属薄板接合装置 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4827948A (ja) * | 1971-08-16 | 1973-04-13 | ||
| JPS59207885A (ja) * | 1983-05-12 | 1984-11-26 | 三井造船株式会社 | 金属部材にセラミツク部材を接合する方法 |
-
1991
- 1991-08-12 JP JP6361991U patent/JPH0513660U/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4827948A (ja) * | 1971-08-16 | 1973-04-13 | ||
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| JP2010165847A (ja) * | 2009-01-15 | 2010-07-29 | Sumitomo Chemical Co Ltd | 熱電変換モジュールの製造方法 |
| CN102282691A (zh) * | 2009-01-15 | 2011-12-14 | 住友化学株式会社 | 热电转换模块的制造方法 |
| JP2010212579A (ja) * | 2009-03-12 | 2010-09-24 | Atsumi Tec:Kk | 熱電変換素子の製造方法 |
| JP2019084535A (ja) * | 2017-11-01 | 2019-06-06 | 学校法人 芝浦工業大学 | 金属薄板接合装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19961112 |