JP4599719B2 - 熱電半導体の製造方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、光通信用半導体レーザモジュール、半導体増幅器モジュール、外部変調器モジュール、受信モジュール等の熱電半導体の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、熱電素子は、電極を施された電極基板の間にP型、N型のチップがハンダ接合されており、一般的な製造方法として、片側のハンダを塗布した基板上に熱電素子からなるチップを整列し、両側から治具により挟み込んで加圧し加熱している。
【0003】
このとき、治具にて加圧する理由は、熱伝導の効率を良くすることと、整列したチップのズレを防ぐためである。冷却後、上記の製造にて反対側のハンダ付けも行う。
【0004】
この際、整列したチップには高さのバラツキがあり、挟み込むヒーターの加熱面は一般に耐熱性があり、熱伝導性の良い金属で構成されているため、加圧することにより特定のチップに応力が集中しチップの割れ不良の原因となり、またハンダ材の溶融時に表面張力によりチップズレが生じ不良の要因にもなる。
【0005】
上記の問題点を解決する方法として、例えば特開平3−201578号公報に示すような技術がある。これは、整列したチップ上にゴムシートを施することにより応力の緩和及びチップズレの防止する方法である。
【0006】
これは、具体的には、相対向する二枚の電極基板に固定した電極によって互いに隣り合う各複数個のP型熱電素子とN型熱電素子とを交互に直列接続し、前記相対向する二枚の電極基板の間に該P型熱電素子とN型熱電素子とを挟み固定してなる熱電モジュールの製造方法において、前記二枚の電極基板のうち特定の一枚に固定した電極上適切な位置に、ハンダペースト等よりなる接合剤を介してP型熱電素子上部をゴムシートにより圧迫しつつ前記各電極とそれぞれ対応する熱電素子との接合部を加熱して接合することを特徴とする熱電モジュールの製造方法である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記方法では、片側だけからの加熱だけしか出来ない。片側だけからだと加熱された熱が逃げ、ハンダ溶着に時間がかかるため、全体に熱の伝わりが遅く、組付けに時間がかかるという課題があった。
【0008】
本発明は、上記課題を解決したもので、耐熱性に優れたゴムシートを配設し、熱電半導体の両側にヒーターを配設することによって、熱電半導体両側の加熱が可能となり、熱電素子全体に早く熱が伝わり、工数低減、生産効率のアップにつながる。さらにチップ高さのバラツキをゴムシートが吸収し、全てのチップに均一に熱をかけることが出来、前記に説明したハンダ接合による課題の防止となる。
【0009】
また本発明は、熱電半導体モジュールを複数個取りすることができ、熱電素子間の高さバラツキをも吸収することが出来るという熱電半導体の製造方法を提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記技術的課題を解決するためになされた請求項1の発明は、相対向する第1電極基板と第2電極基板の間に、P型熱電素子及びN型熱電素子とを交互に直列接続して、該P型熱電素子及び該N型熱電素子とを挟み固定して製造される熱電半導体の製造方法において、前記熱電素子の一端側に配設する前記第1電極基板の外側に第1の固定治具を配設し、さらに該第1の固定治具の外側には第1のヒータを配設し、前記熱電素子の他端側には弾性体を配設し、該弾性体の外側に第2の固定治具を配設し、さらに前記第2の固定治具の外側に第2のヒータを配設して、前記第1のヒータ及び前記第2のヒータを加熱した状態で前記第1電極基板と前記熱電素子とを挟持して前記第1電極基板と前記熱電素子とをハンダ結合する工程と、前記熱電素子と前記第2の固定治具の間に配設される前記弾性体を取り外す工程と、前記第1電極基板の外側に前記第1の固定治具を配設し、さらに前記第1の固定治具の外側には前記第1のヒータを配設し、前記熱電素子の他端側に配設する前記第2電極基板の外側に前記第2の固定治具を配設し、さらに前記第2の固定治具の外側に前記第2のヒータを配設して、前記第1のヒータ及び前記第2のヒータを加熱した状態で前記第2電極基板と前記熱電素子とを挟持して前記第2電極基板と前記熱電素子とをハンダ結合する工程とからなる熱電半導体の製造方法である。
【0011】
請求項1の発明により、耐熱性に優れたゴムシートを配設し、熱電半導体の両側にヒーターを配設することによって、熱電半導体の両側の加熱が可能となり、熱電素子全体に早く熱が伝わり、工数低減、生産効率のアップにつながる。さらにチップ高さのバラツキをゴムシートが吸収し、全てのチップに均一に熱をかけることが出来る。
【0012】
上記技術的課題を解決するためになされた請求項2の発明は、前記弾性体の溶融点は、前記ハンダ結合するハンダ材料の溶融点よりも高い耐熱性材料であることを特徴とする請求項1記載の熱電半導体の製造方法である。
【0013】
請求項2の発明により、ゴムの寿命が長く、劣化が少なく、コスト的にも有利となる。
【0014】
上記技術的課題を解決するためになされた請求項3の発明は、前記弾性体は、シリコーンからなるシートであることを特徴とする請求項2記載の熱電半導体の製造方法である。
【0015】
請求項3の発明により、広い温度範囲に使用できるといった効果がある。
【0016】
上記技術的課題を解決するためになされた請求項4の発明は、前記第1の固定治具及び前記第2の固定治具には複数の前記第1電極基板及び前記第2電極基板が配設され、該複数の第1電極基板及び第2電極基板の間にそれぞれ前記P型熱電素子及び前記N型熱電素子とを挟み固定して、複数の熱電半導体が同時に製造されることを特徴とする請求項1記載の熱電半導体の製造方法である。
請求項4の発明により、熱電半導体モジュールを複数個取りすることができ、複数の熱電半導体間の熱電素子の高さバラツキをも吸収することが出来る。
【0017】
上記技術的課題を解決するためになされた請求項5の発明は、相対向する複数の第1電極基板と第2電極基板の間に、P型熱電素子及びN型熱電素子とを交互に直列接続して、該P型熱電素子及び該N型熱電素子とを挟み固定して複数の熱電半導体が同時に製造される熱電半導体の製造方法において、前記熱電素子の一端側に配設する前記第1電極基板の外側に第1の固定治具を配設し、さらに該第1の固定治具の外側には第1のヒータを配設し、前記熱電素子の他端側には一つの弾性体を配設し、該弾性体の外側に第2の固定治具を配設し、さらに前記第2の固定治具の外側に第2のヒータを配設して、前記第1のヒータ及び前記第2のヒータを加熱した状態で前記第1電極基板と前記熱電素子とを挟持して前記第1電極基板と前記熱電素子とをハンダ結合する工程と、前記熱電素子と前記第2の固定治具の間に配設される前記弾性体を取り外す工程と、前記第1電極基板の外側に前記第1の固定治具を配設し、さらに前記第1の固定治具の外側には前記第1のヒータを配設し、前記熱電素子の他端側に配設する前記第2電極基板の外側に前記第2の固定治具を配設し、さらに前記第2の固定治具の外側に前記第2のヒータを配設して、前記第1のヒータ及び前記第2のヒータを加熱した状態で前記第2電極基板と前記熱電素子とを挟持して前記第2電極基板と前記熱電素子とをハンダ結合する工程とからなる複数の熱電半導体の製造方法である。
請求項5の発明により、耐熱性に優れたゴムシートを配設し、熱電半導体の両側にヒーターを配設することによって、熱電半導体の両側の加熱が可能となり、熱電素子全体に早く熱が伝わり、工数低減、生産効率のアップにつながる。さらにチップ高さのバラツキをゴムシートが吸収し、全てのチップに均一に熱をかけることが出来る。さらに熱電半導体モジュールを複数個取りすることができ、複数の熱電半導体間の熱電素子の高さバラツキをも吸収することが出来る。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施について図面を参照して説明する。図1、図3は本発明の熱電半導体製造方法の装置の工程を表す断面図である。図2は図1のA−A線断面図であり、図4は図2のB−B線断面図である。この図は熱電半導体を多数個取りする実施例を示す図である。本発明では4個を表している。
【0019】
熱電半導体10は、第1電極基板1とP型熱電素子2A及びN型熱電素子2Bとを交互に直列接続して、このP型熱電素子2A及びN型熱電素子2Bとを挟み固定されて形成されるものである。
【0020】
上記熱電素子2(2A、2B)の一端側(図1の上側)と第1電極基板1とをハンダ材料H(Sn−Sbペーストハンダ:溶融点235℃)にてハンダ結合する工程では、第1電極基板1の外側に第1の固定治具3を配設し、さらに第1の固定治具3の外側に第1のヒータ4を配設する。これを上型20とする。本発明では4個の第1電極基板1を配列させている。
【0021】
熱電素子2A、2Bの他端側(図1の下側)には弾性体5を配設する。この弾性体5の溶融点は、ハンダ結合するハンダ材料Hの溶融点よりも高い耐熱性材料が使用される。例えば本発明の実施に使用される材料としては、シリコーン材料が選択される。耐熱用のシリコーン材料である使用温度領域−60℃〜315℃と、一般用のシリコーン材料である−60℃〜260℃のシリコーン材料があるが、本発明では耐熱用シリコーン材料を使用する。この耐熱用シリコーン材料は溶融点290℃以上であることが望ましい。
【0022】
この耐熱性材料としては、例えばハンダ材料Hより溶融点が高い溶融点290℃以上のシリコーン材料からなる耐熱性シートであることが好ましい。
【0023】
その他の材料としては、耐熱性に優れているフッ素ゴム、アクリルゴム、ニトリルゴム、スチロールゴム、ブチルゴム、ウレタンゴム等がある。
【0024】
次に、上記弾性体5の外側(図1の上側)に第2の固定治具6を配設する。さらに第2の固定治具6の外側に第2のヒータ7を配設する。この第2のヒータ7はステンレス金属体に孔を穿設しその中にヒータが埋設された構造からなりたっている。これを下型30とする。
【0025】
上記の上型20、下型30の構造からなる装置において、第1電極基板1と熱電素子2A、2Bとを挟持し、500g/cm2の加圧にて、熱電素子2(2A、2B)と第1電極とをハンダ結合する。
【0026】
図2は図1のA−A線断面図である。本実施例では、四角形状の第1固定治具3には4個の電極基板1A、1B、1C、1Dが配設されていることが示されている。
【0027】
次の工程は、熱電素子2と第2の固定治具6の間に配設される弾性体5を取り外す。
【0028】
さらに次の工程として、図3に示すように、第2電極基板8と熱電素子2とをハンダ結合する工程では、上記工程で配設された弾性体5を取り外し、第2電極基板8の外側に第2の固定治具6を配設し、さらに該第2の固定治具6の外側に第2のヒータ7を配設した下型31により、前記第2電極基板8と前記熱電素子2とを挟持し、圧力を加えてハンダ結合する。
【0029】
上記の装置の工程による熱電半導体を製造することにより、最終的に同時に熱電半導体10が4個製造される。
【0030】
次に実際に本発明の技術と従来の技術との生産性を比較するために以下の生産を行った。
【0031】
(実施例1)
前述のように図1、図2、図3、図4は本発明を使用した熱電半導体の製造方法の装置の概略図である。
【0032】
固定治具(アルミ製素子加圧用冶具)3および固定治具6のベースに弾性体5(シリコーン樹脂からなるゴムシート)を介し両側からヒータ4およびヒータ7にて加熱することにより電極基板1へ熱電素子10をハンダ接合した。
【0033】
こうして片側を熱電素子のチップを接合した後、弾性体5を取り外して反対面の電極基板8にもハンダ接合して熱電半導体モジュール10を作製した。電極基板1、8と熱電素子2の接合は4個ずつ同様に行い1時間生産を行った。
【0034】
(比較例1)
図5、図6、図7、図8は従来の技術の熱電半導体モジュールの装置と製造方法の概略図である。但し、従来技術は1個取りが一般的であるが、本発明との比較をするために実施例1と同じ4個取りで生産した。
【0035】
整列したチップ上に弾性体15(ゴムシート)を介し片側からヒータ13にて加熱することにより電極基板11へ熱電素子110をハンダ接合した。こうして片側をチップ接合した後、図7に示すように図5の弾性体15を外し、図5の装置を上下反転させた。反対面の電極基板18もハンダ接合して熱電半導体モジュール110を作製した。電極基板11、18と熱電素子110の接合は図6、図7に示すように4個ずつ同様に行い1時間生産を行った。
【0036】
この結果、実施例1の場合は生産数が48個/時間、比較例1の場合は生産数が38個/時間となり、実施例1は、比較例1と比較して20パーセント強の生産量アップとなった。また従来は1個取りであるため、本発明の実施例は、従来の1個取りと比べてさらに生産量のアップとなることはいうまでもない。
【0037】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明は、相対向する第1電極基板と第2電極基板の間に、P型熱電素子及びN型熱電素子とを交互に直列接続して、該P型熱電素子及び該N型熱電素子とを挟み固定して製造される熱電半導体の製造方法において、前記熱電素子の一端側に配設する前記第1電極基板の外側に第1の固定治具を配設し、さらに該第1の固定治具の外側には第1のヒータを配設し、前記熱電素子の他端側には弾性体を配設し、該弾性体の外側に第2の固定治具を配設し、さらに前記第2の固定治具の外側に第2のヒータを配設して、前記第1電極基板と前記熱電素子とを挟持して前記第1電極基板と前記熱電素子とをハンダ結合する工程と、前記熱電素子と前記第2の固定治具の間に配設される前記弾性体を取り外す工程と、前記第2電極基板の外側に第2の固定治具を配設し、さらに該第2の固定治具の外側に第2のヒータを配設して、前記第2電極基板と前記熱電素子とを挟持して前記第2電極基板と前記熱電素子とをハンダ結合する工程とからなる熱電半導体の製造方法であるので、耐熱性に優れたゴムシートを配設し、両側からのヒーターを配設することによって、両側からの加熱が可能となり、熱電素子全体に早く熱が伝わり、工数低減、生産効率のアップにつながり、さらにチップ高さのバラツキをゴムシートが吸収し、全てのチップに均一に熱をかけることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の熱電半導体製造装置のハンダ結合を行う工程を表す断面図である。
【図2】図1のA−A線断面図。
【図3】本発明の熱電半導体製造装置において弾性体を取り外して次のハンダ結合を行う工程を表す断面図である。
【図4】図3のB−B線断面図。
【図5】従来の熱電半導体製造装置のハンダ結合を行う工程を表す断面図である。
【図6】図5のC−C線断面図。
【図7】従来の熱電半導体製造装置を上下反転して次のハンダ接合を行う工程を表す断面図である。
【図8】図7のD−D線断面図。
【符号の説明】
1…第1電極基板
2…熱電素子
2A…P型熱電素子
2B…N型熱電素子
3…第1の固定治具
4…第1のヒータ
5…弾性体
6…第2の固定治具
7…第2のヒータ
8…第2電極基板
20…上型
30、31…下型
Claims (5)
- 相対向する第1電極基板と第2電極基板の間に、P型熱電素子及びN型熱電素子とを交互に直列接続して、該P型熱電素子及び該N型熱電素子とを挟み固定して製造される熱電半導体の製造方法において、
前記熱電素子の一端側に配設する前記第1電極基板の外側に第1の固定治具を配設し、さらに該第1の固定治具の外側には第1のヒータを配設し、前記熱電素子の他端側には弾性体を配設し、該弾性体の外側に第2の固定治具を配設し、さらに前記第2の固定治具の外側に第2のヒータを配設して、前記第1のヒータ及び前記第2のヒータを加熱した状態で前記第1電極基板と前記熱電素子とを挟持して前記第1電極基板と前記熱電素子とをハンダ結合する工程と、
前記熱電素子と前記第2の固定治具の間に配設される前記弾性体を取り外す工程と、
前記第1電極基板の外側に前記第1の固定治具を配設し、さらに前記第1の固定治具の外側には前記第1のヒータを配設し、前記熱電素子の他端側に配設する前記第2電極基板の外側に前記第2の固定治具を配設し、さらに前記第2の固定治具の外側に前記第2のヒータを配設して、前記第1のヒータ及び前記第2のヒータを加熱した状態で前記第2電極基板と前記熱電素子とを挟持して前記第2電極基板と前記熱電素子とをハンダ結合する工程とからなる熱電半導体の製造方法。 - 前記弾性体の溶融点は、前記ハンダ結合するハンダ材料の溶融点よりも高い耐熱性材料であることを特徴とする請求項1記載の熱電半導体の製造方法。
- 前記弾性体は、シリコーンからなるシートであることを特徴とする請求項2記載の熱電半導体の製造方法。
- 前記第1の固定治具及び前記第2の固定治具には複数の前記第1電極基板及び前記第2電極基板が配設され、該複数の第1電極基板及び第2電極基板の間にそれぞれ前記P型熱電素子及び前記N型熱電素子とを挟み固定して、複数の熱電半導体が同時に製造されることを特徴とする請求項1記載の熱電半導体の製造方法。
- 相対向する複数の第1電極基板と第2電極基板の間に、P型熱電素子及びN型熱電素子とを交互に直列接続して、該P型熱電素子及び該N型熱電素子とを挟み固定して複数の熱電半導体が同時に製造される熱電半導体の製造方法において、
前記熱電素子の一端側に配設する前記第1電極基板の外側に第1の固定治具を配設し、さらに該第1の固定治具の外側には第1のヒータを配設し、前記熱電素子の他端側には一つの弾性体を配設し、該弾性体の外側に第2の固定治具を配設し、さらに前記第2の固定治具の外側に第2のヒータを配設して、前記第1のヒータ及び前記第2のヒータを加熱した状態で前記第1電極基板と前記熱電素子とを挟持して前記第1電極基板と前記熱電素子とをハンダ結合する工程と、
前記熱電素子と前記第2の固定治具の間に配設される前記弾性体を取り外す工程と、
前記第1電極基板の外側に前記第1の固定治具を配設し、さらに前記第1の固定治具の外側には前記第1のヒータを配設し、前記熱電素子の他端側に配設する前記第2電極基板の外側に前記第2の固定治具を配設し、さらに前記第2の固定治具の外側に前記第2のヒータを配設して、前記第1のヒータ及び前記第2のヒータを加熱した状態で前記第2電極基板と前記熱電素子とを挟持して前記第2電極基板と前記熱電素子とをハンダ結合する工程とからなる複数の熱電半導体の製造方法。
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